暑気を払うという江戸風鈴を買いに 西新井大師 へ行く。大師堂境内の藤棚に隣接してテント6張りを設営。その中に各地の風鈴約400種類を吊している。気に入った風鈴番号を受け付に云えば、直ぐに購入できる。下町の夏の風物詩「西新井大師風鈴祭り」は、7月13日から8月14日まで。
西新井とは悪病を平癒するという 井戸がお堂の西側 にあったことに由来する。お寺の正式名称は、五智山遍照院総持寺。創建が天長3年(826年)とある。本堂の再建は、戦後の昭和46年(1971年)だあった。正月の初詣には70万人も参拝者が訪れるパワースポットだ。
お寺は大地震後の避難場所にもなる。平成20年に耐震性の改修工事を終えたばかり。液状化や水平荷重へ対応した 免震構造 になった。境内には加持水の井戸や池があるので、地域の避難所としての役割は大きいと思う。
風鈴のルーツは、お寺の四隅にかける 銅製の風鐸 と言われ、厄除けとしての意味があった。ガラス製品は、江戸時代では高価だったが、明治にはいると一般庶民にも手が届くようになる。江戸風鈴の元祖は江戸川区の篠原風鈴本舗とのこと。夏の夜はエアコンを止め、風鈴の音で眠りたいものだ・・。
写真-1 西新井大師の本堂。平成20年に耐震工事を終えた。震災後の避難場所にもなる。
写真-2 南部鉄の風鈴。ひさしの大きい建物や渡り廊下に並べる似合いそうだ。
写真-3 可愛い風鈴が並ぶ。風に吹かれ笑声のよう・・。
写真-4 気に入った風鈴があったようだね・・。
写真-5 風鈴祭りのポスター。
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