利根川を渡る圏央道の長い橋が完成していた。境町塚崎から五霞町を結ぶ「 圏央道利根川高架橋 」である。この橋へのアクセス部が未完なので、開通はまだ先のようだ。埼玉県寄りの、白岡菖蒲 IC から久喜白岡 JCT の 3.3 km区間は既に開通している。
利根川高架橋の規模は橋長さ 835 m。橋の形式は 鋼 11 径間連続合成箱桁 (80 mのスパン長が主体 ) である。上部の特徴として、細幅箱桁と鋼コンクリート合成床版を採用して、コスト低減と長ライフサイクルを実現したとのこと。
この利根川高架橋の下流 50 kmに「 圏央道利根川橋 」が架かっている。稲敷 IC と神崎 IC とを繋ぐ渡河橋で、今年の 4 月に開通した。利根川橋は、 7 径間・橋長 630 m。橋の形式は、二つの渡河橋が同じなので、兄弟橋のようなものだ。
境町を通る圏央道利根川高架橋は、ロケーションに恵まれている。境町 IC から西 ( 埼玉県 ) へ向かう際、正面に 富士山 、右手に 日光連山 を展望できる。冬晴れの日はより、遠くまで見通せる。ドライバーは富士山を見ながら緩やかにフックカーブ運転になる。標識・看板類の設置如何では、景観が損なわれるかも・・。
写真 -1 利根川を渡河する圏央道利根川高架橋。下流左岸から望む。
写真 -2 約 80 mの 径間が 11 スパン連続する 。スリムな高架橋の姿。
写真 -3 五霞町側に富士山が正面に見える。
写真 -4 利根川高架橋へのアクセス高架が工事中。
写真 -5 冬晴れの日には日光連山がよく見える 。
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