清多夢くらぶ

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2018年07月05日
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大聖堂 と洗礼所の跡がある。東ローマ時代の夢の跡だろうか。案内パネルによれば、対岸と水道橋が繋がり、ニンフの泉や公共施設へ配水されていた。​

 6世紀頃、 ビザンツ帝国 (東ローマ)の領土に組み込まれたブトリント。キリスト教の洗礼所や大聖堂(バジリカ)が造られた。祭壇のある床面に、当時のモザイクが残っている。露出しているので、観光客が直接見ることができる。​

 一般に4世紀末キリスト教徒が建設したバジリカには、床や壁に モザイク装飾 が施された。布教の一環でもあった。特に東ローマ帝国時代に開花したという。その痕跡がブトリントの大聖堂に残されている。​

 大聖堂の近くに、石柱が立ち並ぶサークル状の 礼拝所跡 がある。ビザンツ時代の代表的な建築物。円形の床面に、素晴らしいモザイクが発見されている。現在、保護のために砂で覆われていた。この「円床」を全天候の覆いとガラス床にすると、年間を通して観察できるのだが・・。​​​​​


写真-1 ブトリント遺跡の大聖堂(バジリカ)[6世紀]。


写真-2 大聖堂の中。


写真-3 石積み壁とモザイクを近くで観る。


写真-4 ビザンツ時代の円形の洗礼所跡。


写真-5 円形の床面にはモザイクが隠されている。


写真-6 往年の大聖堂と水道橋の様子を伝えるパネル。





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Last updated  2019年01月12日 10時59分15秒
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