清多夢くらぶ

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2022年12月20日
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カテゴリ: 北海道岬めぐり
日本一早い初日の出が観られるという ​納沙布岬​ を始めて訪れた。岬めぐりの10番目の岬。ロシアの占領・実効支配が続く、北方四島のひとつ歯舞群島が直ぐそこにある。岬から貝殻島まで3.7km。満潮時には水没する貝殻島岩礁に朽ちた灯台が立っている。日本が昭和12年に築いたが、今はロシアが支配している。

 納沙布岬は、一帯を「望郷の岬公園」として整備され、「 四島のかけ橋 」や高さ100mの展望台(オーロラタワー)がある。四島(しま)のかけ橋像は、北方四島を4つのブロックに表現し、それぞれが互いに連なり合って、大きな架け橋となって、領土返還を祈るゲートを表現している。高さ12.6m×長さ35mの領土色の門だ。​

北方領土 と呼ばれる四島とは、近いほうから歯舞(はぼまい)群島、国後(くにしり)島、色丹(しこたん)島、択捉(えとろふ)島。戦前の4島人口は約1万7千人。その島面積計は5000km2に及ぶ。​

ロシアの侵攻 によって、ウクライナの土地が約12万km2占領されている。日本の国土1/3に相当。プーチン政権は、黒海に出る回廊として、ウクライナ東・南部を手に入れつつある。停戦すれは北方領土のようになりそう。電力・ガス・水道がなくて、この冬を乗り切れるのだろうか・・。一時的なクリスマス停戦が実現できれば・・。​​​


写真-1 納沙布岬灯台と歯舞海域を望む。


写真-2 納沙布岬の碑と四島の形。


写真-3 北方領土返還を祈念する「四島のかけ橋」のゲート。


写真-4 納沙布岬と朽ちた貝殻島灯台。


写真-5 公園内のモニュメント類と蟹形トイレ。


写真-6 オーロラタワーから見た「望郷の岬公園」と「北方領土視察証明書」。





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Last updated  2022年12月20日 06時00分08秒
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