清多夢くらぶ

清多夢くらぶ

2023年01月07日
XML
カテゴリ: 北海道岬めぐり
 ​ ​釧路川河口近く、左岸高台公園にぶつかるように、「 幣舞橋 (ぬさまいばし)」が架かっている。アイヌ語の「ヌサ・オ・マイ」が名前の由来。神を祀るために木幣を立て並べ、祭祀を行う神聖な場所という意味。木幣のようにオリベスク風の親柱と橋上の4体の彫刻が特徴の橋だ。優雅で安定感ある名橋。​

 現在の橋は、5代目。昭和51年(1976年)に架け替えられた。橋長は124m、支間割りが34.5+54.0+34.5mとバランスが良い。初代の橋は、「愛北橋」で、明治22年に名古屋の愛北物産が自費で木橋を普請する。 釧路川 は、屈斜路湖から154km流れて太平洋に注ぐ。高低差が無いので、一級河川としては珍しくダムがない川だ。​

みなと釧路 は、昭和30年から50年にかけて世界最大の水揚げを誇った漁港。港湾計画は英国の技師が参加している。釧路川が内陸との輸送が便利であったため、明治時代から財閥が進出し、硫黄、石炭、木材、水産部の積出港として栄えた港町。小説・ドラマ・映画で度々、登場した幣舞橋を歩く・・。​​


写真-1 丘に向かって架設されたような幣舞橋。


写真-2 下流より幣舞橋を眺める。


写真-3 橋脚と重厚な鋼製桁。


写真-4 護岸プロムナードと複合施設(フィッシャーマンズワーフ)。


写真-5 幣舞橋を特徴づけるオリベスク風親柱と四季の像。


写真-6 釧路川河口の波止場。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023年01月07日 05時00分07秒
コメント(0) | コメントを書く
[北海道岬めぐり] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

江戸川らんべえ

江戸川らんべえ

Free Space

PVアクセスランキング にほんブログ村

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: