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浅田次郎の連続短編集。こちらは、サロン「沙高樓」で語られる不思議な話。各界の名士たちが集う「沙高樓」。世の高みに登りつめた人々が、女装の主人の元、今夜も秘密を語り始める―。やがて聴衆は畏るべき物語に翻弄され、その重みに立ち上がることもできなくなるのだ。卓抜なる語り部・浅田次郎の傑作ミステリー。 こちらは、中国風の古いアパートにそれぞれ住んでいた住人達のお話。運河のほとりの古アパート「霧笛荘」で暮らす7人の住人たち。誰もが初めは不幸に追い立てられ、行き場を失って「霧笛荘」に辿り着くが、それぞれに人生の真実に気付き始める…。切ない感動を呼ぶ7つの物語。沙高樓綺譚で印象的だったのは、ガーデナーのお話。庭に魅入られた老婆のお話が、物悲しいような憤りを覚えるような・・・不思議なお話です。霧笛荘夜話でも、同じように「自分が植物」であるかのように淡々と生きていた女性の話が出てくる。結局、この女性は、植物のように生きる事を良しとせず、オナベになってこのアパートで暮らすのだが・・・その住人達の末路も丁寧に書かれていて、ストレスゼロです。浅田次郎面白い!!まだまだ色々と読んでみます。
2006.07.31
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神に愛されている盗人ジェンが冷酷な女王と結婚した後のお話。うーん。わかりずらいと言うか、とにかく作家が書きたいから書きましたって言う本だった。いや、面白いのよ。でも、「えー大逆転!!」のところの結果報告が簡略されすぎているのと、「えっ、なんで兄妹は仲良しだったの?」とか全然伏線もないんだもん。前作までの話に出てきた人も、説明無しでバシバシでてくるから、「は?これ誰」と思う事もしばしば。なんだか作者が趣味で書いたようなお話だったなぁ。続きも読みたいけれど、もっと分かりやすく書いて欲しいな。これから読む方は、前に出ている3作を読み返してから読む事をお勧めします。アトリアの女王と結婚し、新しい王となったかつての盗人ジェンだが、王らしくふるまおうとしない彼をこころよく思わない宮廷の人々から、陰湿ないやがらせを受けてしまう。孤立するジェンに陰謀の刃が襲いかかる!
2006.07.31
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うーん。つまらない本だった・・・なんだかねぇ、映画が先にあって、それをむりやり文章化したような印象。登場人物もどんどん薄っぺらなステレオタイプになっていった。主人公アーサーは絶賛されて続け(どんな少年でも欠点はあるし、第一そもそもこのアーサーは最高の少年ではないだろう)お祖父さんは孫のアーサーを猫かわいがりするだけの好々爺になり、敵役も最初の1.2巻では深みがありそうな設定だったのに、3.4巻ではただひたすら悪人。産まれてからずっと悪人と言う設定になっていた。映画でみれば、それなりに面白いとは思うんだけど、小説ではだめだ~。終わりに進めば進むほど読むのが辛い作品。ミニモイ王国をマルタザールの魔の手から守り、栄光の生還を果たしたアーサー。目下の悩みは、愛する女王セレニアとの再会が、十ヶ月に一度ということ。そして待ちに待った運命の日、なんと「助けて」のメッセージが届く。よもやセレニアの身に危険が…?トンチンカンな両親の妨害で絶体絶命になりながら、愛犬アルフレッドの活躍でミニモイの世界へすべりこみセーフ。しかしセレニアとの再会を目前に、再びあの強敵が―!?セレニアの若き日の冒険も明らかになる、大興奮の第三巻。
2006.07.28
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ラブロマンスの王道。お互いのプライドと偏見が邪魔をして、なかなか素直になれないカップル。なかなかロマンチックです。それにしても、男性のアプローチがストレートで熱心で、一途で素敵。羨ましい・・・ヒロイン、早く素直になれ~と思い続けながら、見ました。ヒーローはお約束で超お金持ち。豪勢なお屋敷を何軒も所有し、洋服も家具も調度品も全て豪華絢爛。原作も読んでみたくなりました。18世紀のイギリス。この時代のイギリス女性には相続権がなく、女の幸せは豊かな資産を持つ男と結婚することにあった。そんななか、貧しくはないものの、大金持ちでもないベネット家では、5人の娘たちが富裕層の結婚相手を探していた。やがて5人の娘たちは、隣に越してきた金持ち・ビングリーに興味を抱くようになる。やがて読書好きの次女エリザベスは、ダンスパーティーでビングリーの親友・ダーシーと知り合い、その高慢な態度に腹を立て、ダーシーも彼女の聡明さと金持ちへの偏見に苛立ちを覚える。互いを意識しながらも、誤解を解けないままの2人は…。
2006.07.27
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社交ダンスシーンが綺麗だった。男性の指と手で、女性の首を支えるシーンとか、視線を合わせて踊るシーンなど。とにかく綺麗。優雅。ストーリーはラブロマンスで、大統領の娘の生活ぶりが少し垣間見れて楽しめます。主演女優は、トム・クルーズの赤ちゃんを産んだ女優さん。アメリカ大統領の一人娘が大学生として寮生活をすることに。そんな彼女が寮長として送り込まれたシークレット・サービスと恋に落ちてしまうシチュエーション・コメディ。ケイティ・ホームズの魅力が光るロマンス映画だ
2006.07.27
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監督のリュック・ベッソンが書いた児童文学。映画みたいなストーリーだったな。視覚的にイメージしやすいし、ストーリーもテンポ良く軽快な感じ。体長2mmになってしまった主人公アーサーの冒険物。面白かったのは、痛んでしまった真珠を体内で綺麗に復活させる部族。歯のない口からあーんと真珠を飲み込んで、熟成。その後、お店に行って、店主と挨拶をし、世間話をして、またあーんと口から出すと綺麗な真珠が出てくる。出す時、多少苦しいらしい。他にも色々と楽しい描写もあって、夢溢れた作品。フランスの美しい田舎町での、ある穏やかな夏休みの一日。祖母と愛犬アルフレッドに祝福され、10歳の誕生日を迎えたアーサーは、屋根裏部屋で4年前に姿を消してしまった祖父が残した不思議なメッセージを見つけ出す。そこには、ミニモイという、体長2ミリほどの小さな種族の棲む地下世界への行きかたが記されていた。祖父の後を追い、宝物が眠るというその国へ、アーサーの冒険の旅が始まる。
2006.07.23
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リジー&Lizzieを見て、お気に入りのヒラリー・ダフが出ているので、借りてみました。随分大人になったヒラリーでした。知らなかったけれど、このヒラリーって人気アイドルだったのね。デイズニーチャンネルでリジーを見ていて、「アメリカ版中学生日記」みたいなものかと思っていたので・・・【ストーリー】母親の失恋の度に引っ越しを繰り返している主人公。ニューヨークのブルックリンに引っ越してきて、なんとか母親に落ち着いてもらおうと、パーフェクトマンを作り出してしまう(蘭の花を贈ったり、メールでやり取りしたり)母親が精神的自立をしておらず、結婚さえすれば幸せになれると思い込んでいる。アメリカ映画らしく、まず自立その後幸せって流れだった。でもさー、主人公が自分の嘘を隠すために、色々とやらかすのだが、そこまでするかー!とかなりひいてしまった。
2006.07.22
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長い夏休み。何か習い事でもと思って、今日公文の体験教室に行ってみました。国語を挑戦してみたのだが、へーへーと思う事がたくさん。私は少ない問題をじっくりの方が良いのかなと思って、ひらがな教える時とかもゆっくりしていたのだけど、公文の先生はすごく速い!!パッパッとプリントを切り替えて、とにかくたくさんの文字に触れさせる。言葉のシャワーとはこういうことを言うんだなぁと実感した。最初は乗り気でなかった息子も、「楽しかった。また行く」とのこと。夏休みだけでも通わせて見るかな。
2006.07.19
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現代を生きるお年寄りが昔語りをしてくれる。これが面白い!昔は大泥棒だった松さんが、刑務所や警察を訪れて、自分の親分や兄貴姉御の粋なエピソードを語る。署長まで正座して話を聞くほどの面白さ。1と2巻は飛ばして読んだのだけど、それでも面白さは変らない。完結物のエピソードが絡んで、親分の人生・人柄などが明らかになっていく。ちょうど、この前網走刑務所に行って来たばかりなので、網走のエピソードが特に面白かったなぁ。「江戸っ子の初湯は千両。せめて値千金の初語り、ブタバコの湯銭がわりに聞いておくんない」大正義賊の活躍を描く痛快人情譚。
2006.07.18
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武器商人の世界を描いた作品。ニコラス・ケイジ出演。冒頭のシーンがとても印象的。自分が銃弾になってしまったかのような印象。板がバンと叩かれて丸くなり、先っぽがつき、検品され、箱に詰められる。真っ暗な中、蓋が開けられ、そこには軍人が。また閉められて、今度開くとそこにはテロリスト?と言うような怪しい集団がいる。銃に詰められ、発射される。一瞬の後、少年の額に打ち込まれる。ニコラス・ケイジが武器商人として成功していく所を追いかけていたはずなのに、最後では、もっと巨大な組織の末端にいつの間にか取り込まれていることに気がつく。なんかさ、巨悪っていうのはどうしようもないのかなと考えてしまう作品。結構硬派です。少年時代に家族と共に渡米したユーリーは、ニューヨークでレストランを経営する両親を手伝っていた。そんなある日、ギャング同士の銃撃戦を目撃したユーリーは、世の中で武器を供給する仕事が求められていることに気づく。やがてユーリーは弟のヴィタリーを誘い、2人で武器売買業に手を染めるようになった。裏社会で天性の才覚を発揮し、世界有数の武器商人へと成長していくユーリーだが…。「ナショナル・トレジャー」のニコラス・ケイジが、史上最強の武器商人をパワフルに演じる、センセーショナルなアクション・エンタテインメント。
2006.07.16
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浅田次郎作。最初は短編集だと思って読んでいたが、短編で綴った高校生の青春・家族物だった。この高校生が一味違って、西麻布近辺に住んでいたバリバリの江戸っ子。でも、現代っ子(大学紛争とかあった時代の現代っ子)毎晩のようにディスコに繰り出し、車を乗り回す毎日。そんな生活の中で、彼女とのエピソードや高校の先生と同級生の恋愛、祖父母との関係などが、江戸&東京らしい洒落た雰囲気で描かれた本。かなり面白いけど、この若い東京人の排他主義はちょっと苦手だわ。田舎者の僻みかもね。青山と麻布と六本木の台地に挟まれた谷間には、夜が更けるほどにみずみずしい霧が湧く。そこが僕らの故郷、霞町だ。あのころ僕らは大学受験を控えた高校生で、それでも恋に遊びにと、この町で輝かしい人生を精一杯生きていた。浅田次郎が始めて書いた、著者自身の甘くせつなくほろ苦い生活。感動の連作短編集。
2006.07.15
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すごく暑い・・・何しても汗をかく。息子も一生懸命遊ぶので、もちろん汗びっしょり。髪も伸びてきたので、明日にでも「髪きりに行く?」と言うと「ハゲがいい」と言い出した。最近幼稚園で坊主頭を「ハゲ」と呼んでいるらしい・・・「ハゲ」と言う言葉に引っかかりつつも、「じゃ短くしようね」などと話していると「やっぱりスネオがいい!ツンとしているのがカッコイイ!!」ですと。「あんな風にツンツン頭を立たせるのは無理だよ~。あれはマンガだし」「でもでも・・・」と大分粘っておりました。まぁ、カットしに行ってみるか。スネオは無理だと思うし、毎朝セットするのも変な話だし。中田(サッカー)みたいにバシッと切ってもらおうと思います。でも、良く見てみると中田も微妙な髪型よね。頭の上の部分が微妙に長い。うーん。単なる坊主か、ちょっと変った坊主か悩むところだ。
2006.07.14
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アメリカの懲罰的賠償金の高額さに常日頃首をかしげていた私。でも、この映画を見て、懲罰的賠償金の必然性が理解できたわ。【ストーリー】DV夫から逃れ、離婚シングルマザーが家族(2人の子供)を養うため、炭鉱で働き始めた。「男の仕事を奪った」と炭鉱従業員の男性達から、酷い迫害を受ける。この炭鉱でしか高額な賃金を得られない女性社員が尻込みをする中、主人公の女性は一人で立ち向かっていくお話。この迫害が酷い。色々なイジメシーンが出てくるが、人によって、ショックを受けるシーンは様々だと思う。私が一番、驚愕したのは、簡易トイレの中に入っていた女性が汚物ごとひっくり返されるシーン。ここまでするか!!!とショックで私まで泣けてしまった・・・もちろん、卑猥な落書きやイタズラは朝飯前だし、とにかく、「女性=侵入者・略奪者」で迫害され続ける。これが1980年代の話らしい。つい最近過ぎて、ますます恐ろしい。社長に直訴してもセカンドセクハラの嵐だし、こういう会社に「高額な懲罰的罰金」は有効だと思う。1000万円とかの賠償金じゃ、性根が直らないはず。でも、こんな風に、先駆者たる女性が必死で切り開いてくれた道を私はドロップアウトしてしまったんだなぁ。なんだか、先輩達に申し訳ない気持ちになってしまったよ。
2006.07.12
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アルテミス・ファウルの最新刊を借りてみました。難しいIT用語連発・・・なかなか読みずらい。でも、さすが人気作。どんでん返しもあり、4巻が楽しみです。このシリーズで私が一番好きなのは、アルテミス達=マッド・ピープル(人間)と妖精族のやり取りかなぁ。人間よりも随分小さい彼らが、子供扱いされず、きちんと大人して、10代のアルテミスの性格を心配したり、口喧嘩したりする所が気に入っています。妖精たちのキャラが立っていて、2次元ではなく、3次元のキャラが想像できるところが楽しい作品。
2006.07.11
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なんだか最近部屋に物が落ちている。ふすまの前とか、部屋の片隅にチョコンと紙袋に入ったおもちゃやこまごました物が・・・息子が遊んだ後、既存のおもちゃスペースに入りきらず、紙袋に入れて放置となっている。気になってきたので、がんばって今日整理に着手してみた。子供のおもちゃって、まだまだ綺麗だし、捨てるには本当に惜しい。でも、もう遊ばないんだよねぇ。もらってくれそうな人も少ないし。最近は、・おもちゃいっぱい持っている子・親の方針でおもちゃはあまり買わない子の2パターンに分かれているような気がする。我が家はおもちゃ一杯の方。時々年数回しか買っていないのにどうしてだろうと、整理しながら考えた。・小さいおもちゃが多い(ラムネが1個だけついていてお菓子売り場に売っているタイプ)・ジジババから買ってもらった物たくさん・私が誕生日などにプレゼントした物(価格も分かっていて、思い出もあり捨てがたい)今日の整理では、主に、小さいおもちゃ(安いおもちゃ。1000円以下)を処分。それでも、不燃ゴミ1袋だもんね。ジジババからのおもちゃはありがたいお話なので、誕生日プレゼントなどで思い出があるが、今は幼すぎるおもちゃを次回は整理するぞ。それと小さいおもちゃもなんとか考えないとなぁ。整理できる空き箱でも用意するかな。
2006.07.11
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泣けた~。泣けた・・・泣けた!上下巻に分かれていたのだが、下巻は涙涙でした。国許で食べていく事もままならず、脱藩をして、新撰組の一員として働きながら必死で妻子に仕送りする吉村貫一郎の一生と、その子供達の生き様まで丁寧に描かれている。物語は、「誰か」が新撰組の生き残りを訪ね歩き、インタビューする形で進んでいく。最初は「吉村って誰」という状態だった私も、この誰かと一緒に吉村の消息を訪ね歩き、彼の辛い人生に涙してしまう。印象的だったのは、吉村が一度も顔を見た事のない我が子に「何もしてやれなかったから、閻魔様に無理を言っても魂になって寄り添い続ける」と誓う所。侍とはなんぞや、貧しさとはなんぞや、生きるとは家族とはなんぞやと考えさせられる作品。最後まで、この「誰か」は明らかにはされていないのだが、おそらく、「子母澤 寛」ではないかしら。☆子母澤 寛とは(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)(しもざわ かん、1892年2月1日-、1968年7月19日) は日本の小説家。北海道厚田郡厚田村(現・石狩市)出身。本名 梅谷 松太郎。祖父は彰義隊で、箱館戦争に敗れてそのまま北海道に定住した。旧制北海中学校(現北海高等学校)、明治大学法学部卒業。読売新聞、東京日日新聞で新聞記者をするかたわらで、尾佐竹猛らの指導で旧幕臣の聞き書きをまとめ、1928年『新選組始末記』を出す。その後、『新選組遺聞』『新選組物語』の「新選組三部作」を出版。代表作に『勝海舟』など。随筆に『座頭市』のもととなった『ふところ手帖』がある。1962年第10回菊池寛賞。筆名は居住地の大森区新井宿(現大田区新井宿)子母沢より。「寛」は語呂がよかったからだという。小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、満身創痍の侍がたどり着いた。貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪と呼ばれた新選組に入隊した吉村貫一郎であった。“人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、飢えた者には握り飯を施す男。元新選組隊士や教え子が語る非業の隊士の生涯。浅田文学の金字塔。
2006.07.08
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結構有名な絵本らしい。図書館で借りてみました。アンキロサウルスの卵がかえるが、周りに両親はいない。ひとりで寂しく歩いていると「おまえうまそうだな」とティラノサウルスが涎を垂らしながら声をかけてきた。「お父さん!ぼくの名前を知っているんだからお父さんなんでしょ。ぼくの名前はうまそうなんだね」とアンキロサウルスはティラノを父親と勘違いする。勘違いされたティラノは、アンキロサウルスにほえ方や体当たりの仕方を教える。何日も一緒に過ごした後、「もう、お前に教える事はない。これでお別れだ」とティラノパパは言う。嫌がるアンキロに「では、あの山まで競争だ。勝ったら、これからもずっと一緒にいよう」とティラノは約束する。一生懸命後ろも振り返らず走るアンキノ。そっと、まったく逆方向に行くティラノ。山のふもとには、別のアンキロサウルスがいた。というお話。こういう野生(他の生き物を食べること)の哀しさというか、野生を否定する子供向けの絵本・映画って最近多いような気がする。古くはジャングル大帝レオもそうだし、最近だと「マダガスカル」もそう。子供の頃は違和感なかったけれど、最近は、「そこまで野生を否定しなくても」という気持ちになりがち。食物連鎖だし、自然とはそういうものなのではと思ってしまう。でも、イラストは色使いも華やかで、楽しい漫画タッチの絵本でした。
2006.07.03
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浅田次郎で何作か読んでみました。まず、有名な「鉄道員(ぽっぽや)」。高倉健で映画化されたのを既に見ていたけど、短編だったのね。短編を映画化するのって良いねぇ。作品の全てが映画化されているような気がする。長編が映画化されると大体割愛されすぎていて不満が残る事が多いような気がする。「なんもなんも」とかいう北海道弁が温かみと哀しさを感じさせる名作だわ。こっちは、中国の時代物。西欧や日本などの列強?に蹂躙され、滅びかけている清国。そんな中、皇帝の寵愛を一心に受けていた美妃(珍妃)が井戸に投げ込まれて殺された。一体、誰が殺したのか・・・と言う謎ときもの。関係者に一人ひとりインタピュー(尋問)をしていくスタイル。みんなが言う事がバラバラで、なかなか真相は分からない。最後まで分かった様な分からないような・・・という感じ。こちらも短編集。これだったか、鉄道員の中かどちらかに入っていた悪魔のお話が怖かった。ネズミがね、畳の一面の喰い散らかされているシーンでゾーゾー。その後のシーンでますますゾーゾー。でも、この作家さんは短編集良いね。ちょっと色々読み漁ってみます。
2006.07.02
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