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コチコチ コチコチ ふたたび うごきだした時間のなかで 歓声をきく 手 のばし その声 つかんで いざ たちあがらん
2026.04.30
はるの花 はるさめに ちりゆくをみる とき すぎゆきて つぎのきせつ みえてくる あといくたび このはるに ひたれるのか
2026.04.29
しあわせの真ん中にいたのは ほんの一瞬だったけれど それは それは しあわせなときで このむねの ここんところに そっとしまってある
2026.04.28
勝ちいくさにしようぞ と 耳もとでささやかれ ぞくっ そのまんま ぶるっとふるえて うなずく
2026.04.27
己が手で勝ち取ることが できないのであれば だまって死するのみ 頭上の賢者はがなる これこそが 生存競争の原点なのだ わかっているけど わからないふり する と 空から白い半固体 渾身の力 ふりしぼり 石をなげてやったらば 賢者にあたる 油断大敵なり
2026.04.25
今生では 無縁なれど 来世では 必ずや逢わん
2026.04.24
偏西風にのって きみは かえってきた すなまみれの手に いのちひとつ にぎりしめ かえってきた いったいきみは 砂塵のなかで なにをみたとゆうのだ
2026.04.23
天と地のあいだを ゆるゆると ゆく 二十二世紀まで ゆるゆると ゆく
2026.04.21
さようならもいわずに わかれゆく みれんも うしろがみも ながながと のびゆくばかりで たちきれやしないとゆうのに ほんとうに わかれちゃった ひとりぼっちになっちゃった
2026.04.20
ふたたび あうことのない ひとびと ふたたび みることのない ふうけい この はてしなき たびを きょうも わたしは つづけてゆく
2026.04.18
あかね雲かかる天のしたで 友を おもう 唯一の友であり 師であり 恋人であったひと おもう
2026.04.17
はれわたる空 みると かがやける未来 まだくると しんじてしまう はれわたる空 みながら そんな未来 まだかちとれると さっかくする すりへった爪 とぎながら われ いまだ生存競争中
2026.04.16
なみだも かれはてているのに なんだかおもくて 空もとべない
2026.04.15
いまだ きず いえず したたりおつる血しお コンゴウインコの赤羽を いっそう紅にそめる インコ それでも かろやかにとび かなしげなる視線を ときおり われにむける
2026.04.13
みかんの花さく丘で まっている みなみ風にのせられて おくられてくるであろう おてがみ まっている くび ながあくして まっている
2026.04.12
ホットワインであたたまらなくっても 春の花々があたためてくれる 春告鳥がいなくなってしまっても かぐわしい風がわたしをつつんでくれる 春だ ふたたびの 春がきた
2026.04.11
つかれはてているのに しんけいだけは覚醒し たましいを ひっかく 百戦錬磨のはずなのに 悲鳴をあげてしまう ああ こんなにも よわっちかったのか わたしは
2026.04.10
おもいもよらぬ彩りが われをむかえる あざやか色につつみこまれ われ 赤子のごと ねむる かつての夢は もはや モノトーンでなく 七色いじょうにかわっている ねむりつづける われをみて きみ ほほえむ
2026.04.08
ぎらぎらぎらり 太陽のひかり われのかなしみ やきつくす やきつくされた そのうえに ムクドリいちわ やってきて 珈琲まめをおとしてく 白いお花がさくころにゃ ぶあつい瘡蓋もきえてるだろな
2026.04.06
きみのひとこえに はげまされ はるばる ここまで やってきた ゆうきは 120パーセントごえ けれど そのこえ また きこえ ふらふら たちあがった われは ふたたび きみを おう
2026.04.05
ケツァールのごと きみを とうとう みうしなってしまった もう きみは このほしには いないというのか どこをさがせばいいんだ ぼくは
2026.04.01
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