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あなたでさえ はいってこられない場所がある それが ひたすらにかなしくて 貝のようにだまっている やっぱりわたしは たびびと たびびと なんだ
2026.05.31
照準あわせ 赤いポイントあてて ねらっているのに まだ きみのハートを 射ぬくことができない なんて
2026.05.30
雲が織りなす衣を朱にそめて 夕日が ポトンとおちた われのこころも いっしょに ポトンと おちた
2026.05.29
このひとも 空 みあげている しせんのさきには いっきのジェット ジェットがとんでゆく 口もと うごく つれていってはくれないか おんなじだ
2026.05.27
さあ かえろう みやげ トランクにつめて きみ まつ ほしにかえろう われ まつ ほしにかえろう たとえ それが ゆめの なかでも
2026.05.26
きえゆく きみのあしあと きえゆく きみのにおい すべて きえゆきて もう なあんにもない
2026.05.25
いつの日にか また会わん つばめとぶ 皐月のころ 梅雨のしめりけ ちかづくころ また会わん このばしょで どうか 息災で
2026.05.24
すぎさりし日々 すぎさりし人びと すぎさりし きみ いま きみを ふかくおもう
2026.05.22
大空 とんでいる ドラゴンのひげ にぎりしめ みどりの液体 吐き吐きながら けれども 成層圏は まだまだとおいんだ
2026.05.21
ここは しずかすぎる 大海の深えん 太陽のひかりなく ただ このほしの ぬくもりのみ 存在す いま そこに いだかれている
2026.05.20
ガラスペンのさきに ラベンダーブルーのインクを ほんのすこしつけて お手紙をかいています 親愛なる きみへ きみは 今も元気でいますか
2026.05.18
そのことば かみしめていると みずほのくにの こめと おんなじ あじがする かみしめ かみしめ まんきつす なくならぬよう すこしずつ すこしずつ
2026.05.17
こころは やみをかかえてしまった せかいは とうとう いろをうしなってしまった ひかりは ひかりは どこにあるのだ
2026.05.16
みはてぬ ゆめ あなたも わたしの ゆめだった
2026.05.14
きみのこころ みえないけれど ここに かんじている だれかさんは ああ いったり こう いったり しているけれど ここは しっている きみの ほんとうを しんじつづけている いまも これからも
2026.05.13
たとえ 刹那にきえようと このきせつのなかの きみを わすれない
2026.05.12
あれっ おかしい あるいても あるいても つかれない 足もつらなければ のどもかわかない あれっ ここは どこだっ
2026.05.11
風よ ふけふけ 風よ ふけ よどむ かなしみ ふっとばし ぐるぐる ちきゅうを まわるがいい かなしみ みいんな きえさるまで 風よ ふけふけ 風よ ふけ
2026.05.10
でおくれた わたし が 星星ふる 新月のよる ついに あなたの気配をキャッチす おいつい た
2026.05.08
ほらあなから 目んたまと 鼻のあなだけだして 五月をたのしんでいたら さつきの光と さつきの香に ノックアウトされた 大地にのびながら いま 薫風にふかれている
2026.05.07
わたしは でおくれて まだ こんなところを はしってる あなたは どこに 新緑しげれるころになっても まだ おいつかない
2026.05.06
時代をこえてゆく いっぽ また いっぽ ふりかえりゃ すぎさりし日々が ほほえみかける ちょっと はにかむ
2026.05.04
とおい日のバラの記憶 それはうすももいろで つよい芳香をはなっていた まだ わたしは じぶんの重力を もっているのだろうか
2026.05.03
いのち キラキラ いと まぶし め ほそめ みどりの風 すいこむ ああ やっぱり このほしに とどまりたい
2026.05.02
銀色のトランクは コロコロおとたてて 風といっしょに いっちゃった いまごろ どこにいるのやら その主にも わからず いつか なにかをつめこんで もどってくるんだろか
2026.05.01
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