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ニューカッスルのMFバートンが“また”逮捕された。容疑は暴行で、19歳の男性と27歳の女性も共に逮捕されている。それにしても、この性格は死ぬまで治らないようだ。ピッチの中だけを見れば代表クラスの能力を持ちながら、実際に選ばれたのはわずかに1度だけ。原因はもちろんそれ以外の部分。確かに危険なタックルをかますこともあれば、ファウルを巡って相手選手と口論を演じることも何度もあった。だが守備におけるフィルター役であったり、2列目からの飛び出しという部分ではチームに活力を与えるダイナモとして機能していた。それでも相手ファンに尻を出して侮辱のパフォーマンスを示したり、中指ポーズで反抗の姿勢を見せる行為はサッカー選手としてだけでなく、一人間としてもやってはいけない行為である。さらには練習中にチームメイトの目を突こうとしたり、今回のようなプライベート時の暴力事件も年に1度は必ず起こしている。今シーズンからニューカッスルに移籍したバートンだが、昨シーズンまで在籍していたシティをお払い箱になったのも選手としての能力ではなく、この性格による要素が大きな原因だった。ただ少し気になるのは、リーグがこの問題をどう捉えているかだ。自国のリーグに所属する選手が事件を起こした。当然クラブはバートンに対し出場停止プラス何らかの処分を下すだろう。ではリーグはどう対処するのだろう。過去ユナイテッドのカントナがファンに対しカンフーキックをかましたことで長期の出場停止を科した例がある。だがそれは試合中の出来事であり、リーグも後処理を放置するわけにはいかなかった。しかし今回はプライベートでの出来事である。リーグは無関心を装うことも出来なくはない。現に最近のユナイテッドのエバンズの件ではリーグから一切のコメントは出ていないし、過去のバートンの暴力事件だけを見てもクラブの処分のみで、リーグからはお咎めがなかったように思う。過去の前科やファンに対する影響、バートンの人格を考えても、今回はお灸を据える意味でも厳しい処分をリーグは科すべきだ。ファンとしては、熱くなりすぎなければバートンのプレースタイルは嫌いではないのだが、彼の評判がそのままプレミアリーグの、そしてイングランドという国のスタイルを否定されるような結果になるのならリーグも考えざるを得ないのではないだろうか。外国資本が流入するなど好況を呈している現在のプレミアリーグだが、このような対応1つで人の心が移ろってしまうことを、改めて考えて欲しい。ほな、また。
2007.12.29
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フルアムのローリー・サンチェス監督が解任された。理由は成績不振であり、現在勝点14の17位と降格圏争いに巻き込まれている。プロである以上、そして監督という立場上、結果が全ての世界であるがゆえ解任という結末は仕方のないことである。だがサンチェス就任の成り行きから考えれば、サンチェスの仕事ぶり以上にクラブの無能ぶりが目に付いてしまう。サンチェスがフルアムの監督に就任したのは、確か昨シーズンも残り5試合前後のことだった。この時も降格圏争いに巻き込まれていたフルアムはコールマン監督を解任し、当時北アイルランド代表監督だったサンチェスを臨時監督として招聘した。北アイルランドはユーロ2008予選でスペインを破るなどグループの台風の目となっており、その手腕を残留の手助けに活かすべくサンチェスに救いの手を求めたのだ。残り試合数を考えればクラブの決断はギャンブルに等しかったが、それは成功し見事残留を果たした。功績を称えクラブは暫定ではなく正式に監督としてサンチェスにオファーを出したわけだが、その功績とは最低限の目標であった残留を果たしたこと。だが残留の要因はサンチェスの手腕ではなく、降格圏争いの上位にクラブが位置していたこと、そしてライバルクラブの直接対決が終盤に残っており、そこで星の潰し合いをしてくれたおかげであった。つまりは内的要因ではなく、スケジュール面での運を含む外的要因が残留の大きな要因だったのである。にも関わらずクラブはサンチェスを過大評価し、オフの補強でもサンチェスの意向を最大限に取り入れた活動を行ってきた。北アイルランド代表の教え子でもあったFWヒーリーの獲得はその典型的な例である。何もここではサンチェスやヒーリーを批判するつもりは毛頭ない。だがここまでの戦いぶりや結果を見れば、サンチェス招聘が正しかったのか、それとも間違いだったのかは明らかである。そしてなにより、最低限の結果を果たしたことでその過程の是非を見抜けなかったクラブの落ち度はサンチェス以上に大きい。コールマンを解任したときもそうだ。シーズン当初から下位を彷徨い、降格が現実味を帯びてきた終盤になって初めて焦り、動いた。今回はまだシーズン中盤であり学習能力は持ちえていることは分かったが、このようなその場しのぎの監督のすけ替えではチームが強くなるはずもなく、今後も同じような事態に陥る可能性は極めて高いと言えるだろう。今回の解任によってまた1つ学習することが出来たはずである。ほな、また。
2007.12.26
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我がユナイテッドのDFジャック・エバンズが先日、暴行容疑で逮捕された。今月18日未明、ホテルで開かれた選手によるクリスマスパーティーにおいて、26歳の女性に暴行をした容疑で逮捕されたのだが、警察によると「すでに釈放され、立件もされていない」とのこと。事件から約5日ほど経っているが、捜査の進捗状況が伝わってこないので真相を窺い知ることは出来ない。思い出すのは、昨年だったか同じく我がユナイテッドのロナウドにも同様の事件が起こっていた。そのときは今回のエバンズ以上に大々的に報じられたが、結局訴えを起こした女性側の虚言だったか、ロナウドの友人が暴行を起こしロナウドはその場にいなかったかで、結局ロナウドは無罪に至った。選手のネームバリューが上がれば上がるほど、ほんの些細な出来事が大事に発展してしまうことになる。そして選手の名を使って一儲けを企む輩も次々に出てくる。いわゆる売名行為である。だがエバンズは世界的に有名な選手ではない。確かに先のチャンピオンズリーグ・ローマ戦では先発出場を果たしたが、共に決勝トーナメント進出を決めており順位も確定していた消化試合という状況を考慮すれば、若手に経験を積ませるための出場と考えるのが一般的であり、そうであればエバンズはまだまだ無名の選手であることの裏づけになる。話は変わって、バイエルンのGKカーンがクラブから処分を受けた。何とか首位でウィンターブレイクを迎えたバイエルンだが、開幕時の好調を考えれば同勝点の得失点差による首位という事実は、開幕前の大型補強を考えれば到底受け入れらえないものだろう。カーンは名指しこそしなかったものの、「ここはマルセイユでもフィオレンティーナでもない」と暗に今シーズンからバイエルンに加入したリベリー(元マルセイユ)とトニ(元フィオレンティーナ)を批判した。続けて、「新しい選手たちは、まだバイエルンの要求するパフォーマンスに達していない。スタートが良かったからといって、気を緩めていいわけではない。バイエルンはミランやマンチェスター・ユナイテッド、レアルのようなクラブだ」とバイエルンというビッグクラブに所属することの意義や責任を説いた。もちろんマルセイユはフランスでは歴史あるクラブだし、フィオレンティーナもまた一時は破産宣告を受けたもののRバッジョやバティストゥータなども所属していたBIG7の1つである。だが言い方は悪いが、所詮国内の枠を出るまでのレベルには至らず、国内リーグの優勝は当然であり、チャンピオンズリーグでいかに好成績を残せるかが評価の対象になるバイエルンを含むビッグクラブとは訳が違う。また前クラブではチームの中心であり、彼らを軸にチームが動いていたかもしれないが、ここでは1選手、勝利に向かってプレーする1つの駒に過ぎないとカーンは言いたかったのだろうと思う。どこかの国のことわざだったように記憶しているが、「ライオンの尻尾になるか、猫の頭になるか」という言葉がある。ライオン、つまりはビッグクラブの歯車になれば個性が埋没する恐れがあり、多くのしがらみが行動を規制してしまうだろう。だがタイトルを獲る確率は非常に高くなる。逆に猫、つまりは中小クラブの中心にいれば、個性を思う存分生かすことが出来、スポットライトは常に自分に当てられる。その反面、タイトルとは縁遠いキャリアが待ち受けている。そういえば、カーンの処分の理由について尋ねられたベッケンバウアー・バイエルン会長は、クラブのクリスマスパーティーでカーンが早退したと当初はコメントしていた。確かにカーンはそういう事実があったのは間違いないが、それが原因で1試合の出場停止と約400万円の罰金が科せられるとは考えにくい。ユナイテッドはエバンズの件に関して、肯定も否定もせず一切の公式コメントも出していない。これもまたビッグクラブである。ほな、また。
2007.12.23
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セルティック×バルセロナリヨン×マンチェスター・ユナイテッドシャルケ×ポルトリバプール×インテルローマ×レアル・マドリーアーセナル×ミランオリンピアコス×チェルシーフェネルバフチェ×セビージャどれも予想が難しい伯仲した試合になりそうだ。だが近い過去に因縁が生まれたカードが1つもない。ここ数年は必ずあった、いの一番に見たいという目玉カードがない。これはこれでUEFAの不正操作の手が加えられたと考えるのは、ぼくだけだろうか。ほな、また。
2007.12.21
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つい今しがた、年末年始のプレミアリーグのスケジュール及び放送予定をチェックした。知っての通り、プレミアにおいては他国リーグと違いウィンターブレイクという言葉は存在せず、逆にいつも以上の過密日程になっている。例えば我がユナイテッドの場合、23日のエバートン戦を皮切りに10日間で4試合というスケジュールである。もちろんユナイテッドだけでなく、他クラブも1日2日の差こそあれ同期間で4試合をこなすことに変わりは無い。このような過密日程の際に注意すべきなのは、まずは選手の体調である。単に試合をこなすだけではなくスタジアムへの移動やアウェイへの移動など、思った以上に疲労は溜まってくる。しかも日程が詰まっているので十分に休息を取れるほどの時間もなく、無理をすれば大怪我に繋がる恐れもある。「それで十分に休みが取れるじゃないか」と笑い話で済む話ではなく、体調が悪ければ思考能力も低下し、選手生命の危機に繋がる怪我も普段以上に起こりやすい。そのためには、監督がある程度のローテーション制を導入する必要がある。体調の良い選手を優先して使い、悪い選手には休暇を与える。これによって選手が怪我をする恐れは少なくなり、普段試合に出場しない選手のモチベーションを高める効果もある。だが、これが出来るのは選手層の厚いほんの一握りのクラブに限られ、多くのクラブは少し無理をしてでも中心選手を投入して勝利を狙いにくることだろう。その理由として、この過密日程が挙げられる。先にも書いたように、これだけの短い期間に試合が集中すると、選手は試合と移動に多くの時間を割かれ、残った時間もクールダウンや休息に充てられることになる。そうなると練習時間の確保が難しくなってしまうことになる。一方でこの過密日程を好成績で乗り切れば、シーズン後半を戦う上でのモチベーションアップに繋げることが出来、自分達にも自信や希望をもたらすことになる。しかし思ったような成績を残せなければ後半戦が苦しくなり、最悪の場合は降格争いに巻き込まれる可能性も出てくる。また試合と試合の感覚が短いこともあって、一度失ったモメンタムをこの期間中に再び取り戻すことは容易ではなく、反対に一度掴めばある程度好調は持続できてしまう。ならば監督としては、この“短期決戦”には中心選手を、あまり体調が良くなくとも優先的に使うことになる。そう考えれば、これから始まる年末年始の4試合は各クラブにとって非常に重要な4試合なのである。主要リーグの中で唯一、ウィンターブレイクが存在しないプレミアリーグ。その過密さも相成って、各方面から「選手に休暇を与えろ」「ウィンターブレイクを設けろ」と多くの批判が出ているのは事実である。個人的にも選手のコンディションを考えれば、ブレイクを設けたほうが良いと思っている。しかし各クラブの推移を見守る側にとっては、非常にエキサイティングな日程とも言える。各クラブにとってはシーズンの行方を左右する天王山とも言える4連戦は、他のどんな連戦よりも厳しく、世界一過酷な4連戦かもしれない。それぞれの天王山が終わったとき、頭1つ抜け出しているのはどのクラブになるだろうか。ほな、また。
2007.12.20
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<グループA>ポルト リバプール<グループB>チェルシー シャルケ<グループC>Rマドリー オリンピアコス<グループD>ミラン セルティック<グループE>バルセロナ リヨン<グループF>マンチェスター・ユナイテッド ローマ<グループG>インテル フェネルバフチェ<グループH>セビージャ アーセナルとりあえずミラン対リバプールかバルセロナ対アーセナルは確実にぶつかるだろう。もしくは昨シーズンの再選ってことで、バルセロナ対リバプールも可能性はある。とはいえリバプールと対戦する可能性があるのはRマドリー、ミラン、バルセロナ、インテル、セビージャと、いずれも強豪揃いであり注目を集めるのは必至である。上の可能性からセビージャをポルトに入れ替えただけなのが、アーセナル。現在は中盤の主軸に怪我人を抱えているが、決勝トーナメントが始まる2月には十分復帰している。だがやはり一番見たいのはバルセロナ戦であろう。今回は順位の波乱さえもほとんどなく、強豪が順当な順位で勝ち上がってきた。あえて波乱が起こったとすればリバプールの2位通過。ということは各グループ2位クラブの本音は、ポルトということになるだろう。逆に2位クラブには多様なスタイルのクラブが揃った。リバプールとアーセナルは強豪であるし、リヨンとローマは一癖も二癖もある一筋縄ではいかないクラブ。そんな中での個人的ベスト16対決予想はこちら。Rマドリー対リバプールバルセロナ対アーセナルセビージャ対ローママンチェスター・ユナイテッド対リヨンポルト対セルティックインテル対シャルケチェルシー対フェネルバフチェミラン対オリンピアコスさぁ、皆さんの予想は?ほな、また。
2007.12.13
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8日に行われたプレミアリーグ。アウェイでアストンビラと対戦したポーツマスは、ムンタリの2得点などで1対3の快勝を収めた。これによりポーツマスはリーグ11戦無敗となり、順位もビッグ4に続く5位と好位置に付けている。だが、そんなポーツマスに思わぬ疑惑が浮上している。今シーズンから、ポーツマスはユニフォームの素材を変更しており、選手の血行を良くするためにマイナスイオンに加工された素材になっているらしい。しかしそれがドーピングに当たるのではないか、とある新聞が報じたようなのだ。ちなみに先のラグビー・ワールドカップで優勝した南アフリカ代表も同様の素材を用いたユニフォームを着用しており、このときも少し騒動になっていたらしいのだ。確かにユニフォームからマイナスイオンが発生されることで、選手の血行は良くなるかもしれない。だがこれが果たして悪いことなのだろうか。例えば2002年の日韓ワールドカップにおいて、各国代表のユニフォームは湿気対策としてほとんどがメッシュ仕様だった。だが何がしかのお咎めはあっただろうか。最近では良く見る光景でもあるが、ちょうどユニフォームのみぞおち辺りにクリームを大量に塗っている選手がいる。これは長距離を走った後の呼吸を整えるために塗っているのだが、これらはドーピングと認められただろうか。競技を変えれば、競泳選手の水着素材は年々進化しているが、少しでも抵抗を抑えるための素材にクレームは付いているだろうか。スポーツ界全般で言えば、ゲルマニウムタイプのネックレス着用を誰か批判している人物がいるのだろうか。アメリカではバリー・ボンズやマリオン・ジョーンズ、日本でも川崎の我那覇が現在ドーピングの渦中にある。世界的に反ドーピングが叫ばれるのは大変良いことではあるのだが、あまりにも神経質になりすぎてはいないだろうか。このような記事はポーツマスの折角の躍進が台無しである。ポーツマスはそんなユニフォームに頼るまでもなく、次期イングランド代表監督の呼び声もあるレドナップ監督の下、そしてロシア人富豪ガイダマック・オーナーの豊富な資金力をバックに着実に力を付けてきたクラブである。最近では選手獲得における裏金疑惑が浮上しているが、好調への皮肉を語るならこちらを徹底的に究明すればいいではないか。話は逸れたが、とにかく今回のユニフォームがドーピングに当たることは決してない。これを報じた記事こそ、スポーツ界におけるドーピング記事である。ほな、また。
2007.12.10
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ぼくはこのブログのほかにFOOTMANIAというサイトでマッチレポートを書いている。アツシスト名義で、主にプレミアを中心に参加しているので興味があればまた読んでいただきたい。さてそのFOOTMANIAにおいて、先週のぼくの担当はチェルシー対ウェストハムの試合であった。守備陣に怪我人が続くチェルシーと、攻撃陣に怪我人を多く抱えるウェストハムの試合はJコールのゴールでチェルシーが勝利したのだが、よく考えれば今シーズンにこのカードを観ることは、もしかしたら出来なかったかもしれなかった。アラン・パーデューの指揮の下で不振に喘いでいたウェストハムは、11月にパーデューを解任し、後任に現監督アラン・カービシュリーを招聘した。時を同じくして新オーナーに就任したマグヌソン氏の豊富な資金力をバックに大改革に乗り出したウェストハムは、最終戦の我がユナイテッド戦で勝利を収め、辛くも残留に成功した。迎えた今シーズンも改革は続き、多くの選手を放出し、補強した。残留の立役者テベスを筆頭にベナユンなども活躍の場を他クラブに求めウェストハムを離れた。彼らのようなタレントを数多く揃えながら何故残留争いに巻き込まれたのか、理由はいくつかあるだろうが、昨シーズン後半から続く戦いぶりを見ると監督の力量が大きかったのではないだろうかと思われる。話は飛ぶが、個人的にテベスやベナユンは好きな部類に入る選手である。チェルシー戦では途中出場した、今シーズンからウェストハムに加わったリュングベリも同様である。では何故ぼくが彼らを好きだと思うのか理由を考えると、それは彼らのリズムに原因があることに行き着く。例えばこれがリーガ・エスパニョーラならまた違っていたのかも知れないが、イングランドというキック&ラッシュが歴史が深く根付くこの国において、色んな意味でストレートが根本にある中で、彼らのプレーは決してストレートではない。しかし、かといって変化球でもない。他の選手と一線を画す、イングランドでは異質な別次元のリズムが彼らのスタイルには備わっている。だからこそ彼らはクラブを変わっても継続した活躍を見せることが出来、ぼくを、そしてファンを魅了し続けているのではないだろうか。だが、ここに1つ問題がある。彼らはイングランド人ではないのだ。当たり前と言えば当たり前なのかもしれない。だがストレート主体のイングランド・サッカーはそのまま代表にもあてはまり、イングランド代表のスタイルもストレート、悪く言えば単調なサッカーなのである。ユーロ予選で敗退した原因も驕りや主力の怪我人の多さのほかに、このようなことがあるのではないだろうか。そしてイングランド代表にこのような別次元のリズムを持った選手がいれば戦い方はもちろん、結果も全く違ったものになっていたと思うのだ。そんなことを思いながら先の試合を見ていたのだが、イングランド人でそれに当てはまる選手がいることに改めて気付いたのである。決勝点を挙げたチェルシーのJコールである。Jコールはイングランド代表において、数少ない個人でリズムを変えることが出来、局面を打開できる選手である。だが彼もここ1年ほどは怪我に苦しみ、クラブでも代表でも大きな活躍を見せることは出来なかった。現在のイングランド代表にはタレントは揃っている。だがJコールのようなリズムを持った選手の代わりは思い浮かばない。現在プレミアリーグには多くの外国人選手が存在しており、若い選手にとっては多くの手本が揃っている。ぼくの心を魅了する選手が、出来ることならイングランド国籍を持って次々と現われてくれることを願っている。ほな、また。
2007.12.04
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「もしピッチにおいて選手が倒れることがあっても、 ボールを外に蹴りださないことを宣言する」先月29日、エスパニョールがクラブの公式HPで発表した一文である。このような声明を出した理由について、「選手がピッチに倒れた際、試合を止めるのは主審であるべき」とし、「当初は紳士的行為であった蹴りだしが、いつのまにか形を変えてしまっている」ことらしい。いつ頃から選手が倒れた際にボールを外に蹴りだし始めたのかは分からない。だが当初は本当に怪我をした選手がいた際にのみ行われていた蹴りだしであったが、その行為を逆手に取って、時間稼ぎであったり相手選手にカードを出させるために意図的に倒れる選手が最近では多くなってきた。このように選手がボールを蹴りだし主審が試合を止めた場合、倒れた選手は一度ピッチを出る必要がある。だが倒れた選手の多くはピッチを出た瞬間、何事もなかったかのようにピッチに戻ろうとする。これでは「倒れたのは演技だったのか」「時間稼ぎではないか」と批判を浴びても仕方がないように思う。一方で、例えば腿裏に膝を入れられたときのように、時間が経てば痛みもなくなるがインパクトの瞬間の痛みは我慢できない強烈な場合もある。倒れてから試合が止まり外に出るまでの間に痛みが治まった場合、これは演技でもなければ時間稼ぎでもない。自然な痛みと回復である。これは負った当人にしか知りえない痛みであり、主審を含めそれを理解することはできても共有することはできない。とはいえエスパニョールが言いたいのは、怪我をしている選手がいても試合を止めないということではない。本当に怪我をしている選手以外はピッチに倒れてはならず、クラブとしてそういう選手を許さないという明確なメッセージなのである。本当に重大な怪我を負ったのであれば、ボール保持者でなく怪我を負った選手の近くにいる選手が異変に気付き、主審に試合をとめるように提言するだろう。選手も人の子である。怪我を負った選手をみすみす放っておくことはしない。この声明が出された直後の試合、エスパニョール対バルセロナのバルセロナ・ダービーを観戦した。声明通り、エスパニョールはちょっとやそっとのことで倒れた選手(敵味方関係なく)がいても、ボールを蹴りだすことはしなかった。選手が倒れたらボールを蹴りだすという光景が当たり前のようになっているために、それはどこか違和感を感じさせるものであった。しかしこれが本当の紳士的行為が生まれる第1歩になるのであれば、その違和感もあまんじて受け入れることが出来、その違和感さえも感じなくなるような日が来ることを期待したい。ほな、また。
2007.12.03
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<グループA>スイスチェコポルトガルトルコ<グループB>オーストリアクロアチアドイツポーランド<グループC>オランダイタリアルーマニアフランス<グループD>ギリシャスウェーデンスペインロシア詳細は追って。ほな、また。
2007.12.02
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