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文明の進化ってスゴイよねぇ。分からないこともパソコン見ればすぐ検索できるし。そんなわけで、なぜかスカパーが放送しなかったユナイテッドのFAカップ4回戦。仕方ないからFAの公式HPで調べました。結果は3対0と勝利し、5回戦に進出。スターティングメンバーは、ファンデルサールガリー、ブラウン、ネマニャ、シルベストルリオ、パク、リチャードソン、ルーニーサハ、ニステル57分 ブラウン→スミス64分 サハ→フレッチャー65分 リチャードソン→エブラ得点5分、52分 リチャードソン45分 サハ今回の注目はリオとルーニーを中盤で使ってること。ファギーは「ルーニーとリオを中盤で使うことは私にとってギャンブルだった。 そして私はギャンブルに勝ったと思っている。 最終ラインもベストなチョイスだったと思っている。 私には今までとは異なる何かを試す必要があった。 次の試合では再びこのシステムを試すかもしれない。」とコメントしてる。おそらく中盤の形はダイヤモンドで、底にリオが入って、サイドにパクとリチャードソンで、トップ下の形でルーニーなんやろう。中盤の強化が必要ながらも補強できてないのと、スコールズやオシェイ、ギグスも怪我してることを考えると、ファギーのいう「異なる何かを試す必要」とは、来シーズン以降のこと50%、現状の最善策50%ってところやないかな。前回のバートン戦でリオを途中から中盤に入れた時は、来シーズン以降の対策と思ってたけど、こうも怪我人が多いと、次の試合でもこのシステムで行く可能性もある。リオを中盤に上げたらディフェンス面で心配が多少あるけど、下部リーグ相手ながら無失点に抑えることができたし、残ったメンバーを考えても、ベストではないにしても、ベターなチョイスやと思う。4回戦を突破したユナイテッド。5回戦の相手はリバプール。正直、こんなところで当たりたくはなかったけど、ほんの1週間前には勝ってることやし、今回も勝ってくれるやろう。ちなみにFAのHPを見ていて初めて知ったんやけど、4回戦に勝ったクラブには約1200万円とテレビ放映権料3000万円、5回戦に勝てば2400万円のボーナスが与えられるらしい。こんなことまで分かるパソコンって、やっぱスゴイよねぇ。ほな、また。
2006.01.31
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♪くだらなかったあの頃に 戻りたい戻りたくない♪今年の3月に、大学時代の親友が結婚する。学生時代の友人のそんな話を聞いたり、会ったりすると、その頃を思い出したり、「あの頃に戻りたい」なんて思ったりもする。話は少し変わって、サッカー選手にとって、自分を育ててくれたクラブ、プロデビューを果たしたクラブというのは、やっぱり特別な思い出があり、他のクラブとは違う感情があるようだ。シティに所属するファウラーがリバプールに移籍した。移籍金は発生せず、6月までのローン移籍ということらしい。93年、18歳のときにリバプールでプロデビューを果たしたファウラーは、2001年リーズに移籍するまでに330試合に出場し、170ゴールを挙げている。その後2003年にシティに移籍し、今回リバプールへ「戻る」ことになった。ファウラーは、「リバプールから移籍したことは俺にとって非常に後悔するものだった。 常に心の中では戻りたい気持ちがあったから、 戻ることが出来て嬉しいよ。」リバプールのベニテス監督も、「豊富な経験を兼ね備えており、 新しい攻撃のオプションになってくれるだろう。 また、今のメンバーと違った特徴を持っているところも魅力的だ。」とコメントしている。稲本の所属するWBAのカヌは、将来アヤックスに戻りたいと思っている。95年アヤックスの一員としてチャンピオンズリーグを制したカヌは、96年のアトランタ・オリンピックで金メダルを獲得。しかし心臓疾患という病がカヌを襲い、一時はサッカーどころの話ではなかった。病には見事に打ち勝ったものの、病気前のプレーを見せることはなかなか出来ず、インテル、アーセナルを経て、現在はWBAでプレーしている。カヌは、「もう1度アヤックスでプレーしたいんだ。 まだプレイヤーとして衰えていないところを見てもらいたい。 僕の復帰にアヤックスの皆が歓迎してくれることを願っているよ。 アヤックスがプレイヤーとして必要としてくれなくても、 他の形でいいから復帰したいんだ。 たとえそれがコーチでもかまわないよ。」とコメント。ファウラーの場合、戦力としてリバプールに戻ることができた。最初からファウラーが欲しかったのか、別の選手が欲しかったのがダメで、ファウラーに照準を変えたのかは分からない。それでも戦力としての計算があって戻った。カヌの場合、選手層の問題や目標の残留を考えると、WBAが放出するとは考えづらい。またアヤックス側がどう考えているかにもよる。それでもカヌは、自分のため、クラブのためにアヤックスに戻りたいと思っている。過去があるから今がある。だからこそ、今の自分の幾らかを構成してる過去は大切だ。その気持ちは無くならないだろうし、忘れることなんて出来ない。でも、例えばカヌのように現状に不満があって、また不満はなくとも満足はしていないときに過去を振り返るのは、良いことだとは思えない。「あの頃は良かったなぁ」とか「あの頃に戻れるなら・・」って思うことはある。でも学生時代の友人に会ったときの「あの頃に戻りたい」と思う気持ちと、カヌのような気持ちの「あの頃に戻りたい」の意味合いは異なっている。もちろん友人に会ったときの自分が現状に不満を持っているなら話は違ってくるけど、カヌの「あの頃に戻りたい」気持ちはネガティブな気持ちから発生してる。そんな気持ちで今を生きたところで明るい未来がやってくるとは思えないし、良かったと思っていたあの頃も、なんだかんだで不満はあった。つまり今とそんなに変わらないんじゃないか。だから一番大切なのは今であって、今を精一杯生きることだと思う。そうすれば今が過去になった時、ポジティブな気持ちで過去を振り返ることが出来ると思う。こんなことをファウラーとカヌの記事を読みながら思った。でも心の弱いぼくは、色んなものがどうしても中途半端になってしまってる。今を精一杯生きてるつもりで、どうにかこうにかやってるところ。親愛なる友人の皆さん。こんな心の弱いぼくです、ネガティブな気持ちであの頃に戻りたいと思うこともあります、でも戻ることが出来ないのも分かってます、だからそんな時は、心優しく迎えてあげてください。ほな、また。
2006.01.29
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昨日、仕事の同僚の方にお願いしてアスレティック・ビルバオの3rdシャツをネットで注文してもらいました。パソコンを持ってるから自分でも注文できるんですが、登録やら何やらが面倒くさいので頼みました。デザイン的には真っ黒で、腹のあたりからわき腹にかけて白抜きのエンブレムのようなものが入ってます。背中には背番号10とジェステのネーム入り。ちなみにもう1つ、前々から欲しいと思ってるものがあって、「ザンクト・パウリ」のパーカー(ジャージ?)。先日行われたドイツのリーグカップで、ドイツ代表のクローゼが右肩を負傷した。今シーズンのブンデスリーガの得点王でもあり、ワ-ルドカップでも活躍が期待されるだけに、周囲も不安を募らせたが、怪我の状態は軽く、3週間で復帰できるとのこと。当初は3ヶ月の離脱とも言われていただけに、所属するブレーメンのシャーフ監督も怒り心頭で、「こんなピッチ(この日は凍りついた雪がピッチを覆っていた)で 試合させるなんて無責任甚だしい。不愉快極まりない。 もしワールドカップでタイトルを逃したら○○○と審判のせいだ。」同じ日、ドイツ3部クラブの会長で、同性愛者で有名なリットマン氏が、「ブンデスリーガのなかにも同性愛者はいる。 もちろん代表にもね。」と発言し、物議を醸している。エルトン・ジョンなどが同性婚を行ってカミングアウトする一方で、スポーツ選手は、いわゆる普通の、誤解を恐れず言うと健康な精神を求められている。某同性愛団体の1人も、「プロの世界で同性愛はタブー。 1人じゃ難しいだろうけどカミングアウトしないと。 でもそうなるには10年はかかる。」ここでの同性愛の是非はさておき、勘の言い方なら分かったと思うけど、シャーフ監督が怒りの矛先を向けた○○○と、リットマンが会長を務めるドイツ3部のクラブ。これ、両方とも「ザンクト・パウリ」。高原の所属するハンブルガーSVと同じハンブルグに本拠を置くクラブ。ドクロをシンボルマークとして採用しており、現在は3部の地域リーグに所属している。港町で有名なザンクト・パウリ地区だが、1980年代前後からパンクミュージシャンや学生がたむろするようになり、シンボルマークのドクロが反逆的、アナーキーの象徴として捉えられ、コアな地元ファンを中心に熱狂的な支持を得ている。また現在のザンクト・パウリ地区はクラブやセックスショップが立ち並ぶレーバーバーン通りや、女性の立ち入りが禁止されている飾り窓が世界的にも有名とのこと。もしワールドカップを見にドイツに行く人、行こうとする人は、是非ザンクト・パウリ地区に寄ってみてはどうだろうか。特に男性の方は行ってみたいと思うはず。ちなみに注意点として、日本人だからといって、高原のハンブルガーSVのシャツを着て歩きまわらないようにとのこと。同じ地区のライバルクラブでもあるし、文化的背景も考慮して行動する必要がある。ディフェンスの不安がよく取り上げられるドイツ代表。スタジアムの耐震建築が問題になってるドイツワールドカップ。でも、この3部でしかない「ザンクト・パウリ」が一番の不安要素やったりして。ほな、また。
2006.01.27
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このブログはサッカーのことを中心に書いている。そのためにこまめにサッカーサイトをチェックしたり、雑誌を読んだりして、自分なりの意見や考えを書いているつもりではある。とはいえ素人の書くこと。考えがまとまってなかったり、途中から自分でも意味が分からなくなってることもしばしば。今回はバルセロナとアンリの噂について書こうと思う。でも先に言っておくと、今の時点でさえ考えがまとまってないので、あしからず。アーセナルに所属するアンリが、バルセロナに対して口頭で移籍に合意したらしい。とはいえ正式な文書での合意ではないし、クラブ間での合意もされてないので決定ではない。まずアーセナル側から見ると、今シーズンをもって現在のハイバリーから、来シーズンはエミレーツ・スタジアムへ本拠地を移動する。ハイバリーでのラストシーズンを最高の形で締めくくりたかったが、今の状況ではそれも困難。終わるものあれば始まるものあり。来シーズン以降を見据えて、昨シーズンあたりから有能な若手選手の獲得が目立っている。セスクやファンベルシーをはじめ、先日には16歳のウォルコットを最大24億の移籍金で獲得した。早い話が、徐々に世代交代を図っている現在のアーセナル。しかし、現在29歳のアンリとしては、自身のピークの間にヨーロッパでタイトルを獲りたいと願っている。奥さんはイギリス人やし、ロンドンという街、アーセナルファンに対して悪い印象は持っていない。さらにベンゲル監督には、自分をFWとして開花させてくれた恩義もある。だからこそタイトルはアーセナルで獲りたいと願っている。そこで唯一といっていいネックが、現在のアーセナルの方向性になる。一選手としてヨーロッパのタイトルが欲しい。そのためには、クラブに即戦力を獲得して欲しいと願っている。一方で、一人間として世代交代の大切さ、難しさも分かっていると思う。キャプテンとしてチームをまとめなければならない状況の中で、今シーズン低迷するチームを取るか、個人の夢を取るかの狭間で揺れているんじゃないだろうか。それが2007年6月までの契約にも関わらず、つい先日までこの件に関してコメントしなかった理由やと思う。おそらく責任感が強いであろうアンリは、自分の発言の影響力の大きさを知っているんやろう。今回このニュースが流れたのはスペインのメディアから。アンリがバルセロナに移籍する確率は90%とのこと。信憑性のことはさておき、ラポルタ会長がアンリを気に入ってるのは事実。そこで、もしアンリがバルセロナに加入するとどうなるか。アンリのポジションはFWとはいうものの、正確には前線の左サイドのほうが正しいやろう。左サイドでボールをもらい、スピードあるドリブルで相手DFをぶち抜く。プレミアでもおなじみのプレーである。そのプレーを活かすべく、現在のバルセロナの4-3-3にアンリを当てはめてみると、そのポジションにいるのはロナウジーニョ。ブラジル代表で、バロンドールにも輝いたクラッキと見事に被ることになる。かといってどちらかをベンチに置くのはもったいない。センターにはエトー、右にはメッシーがいる。アンリをセンターで使えないこともないが、すぐに左に流れて、結局ロナウジーニョと重なる。右に回せば有能なメッシーの成長の妨げにもなりかねない。ここでもう1つ気になるニュースを。バルセロナとしては、アンリが獲れなかった場合、チェルシーのロッペンに照準を変えるらしい、というもの。能力は抜群なものの、怪我が多い。さらにはモウリーニョ監督との確執も一部取りざたされている。またライカールト監督とロッペンが同じオランダ人ということもあって、可能性の高低は置いといて、無い話ではない。でもアンリを獲るにしてもロッペンを獲るにしても、2人とも左サイドを主戦場にする選手。バロンドールのロナウジーニョがいるにも関わらず、2人(のうちどちらか)を狙うのは、単に会長のお気に入りではない、別の意図があるんじゃないか。と、ここでキーボードを打つ手が止まる。別の意図?ラーションの抜けることによる層の薄さの解消なのか、ロナウジーニョを中盤の「3」で使うのか、意図なんてハナから無くて、たまたまそうなってるだけなのか。ぼく個人的には中盤説だとは思ってる。前はエトー、アンリ(ロッペン)、メッシーで、中盤にデコ、シャビ、ロナウジーニョ。そうなるとボランチにいたエジミウソンあたりを守備の面で使うこともできて、DFの層は厚くなるし、ローテーションもさらに可能になる。前は前で今以上の楽しいサッカーが期待できそうやし、果たしてこれが意図するところなんやろか?基本的にこういう類の話は、結果的に10%ぐらいしか当たらない。だから今回の内容も、結果的にどこが正しくて、どこが間違っているのか自分でも分からない。でも最低3つは確かなことがある。1つ目は、ラポルタ会長はアンリがお気に入り。2つ目は、96年、当時のバルセロナ会長、ガスパールもアンリと契約するチャンスがあった。この時はほぼ合意に達していたものの、コーチ陣から若いという年齢を理由に獲得を見送った。3つ目は、このブログを書いているぼくは素人っていうこと。ほな、また。
2006.01.26
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某IT会社の社長が逮捕されて、マスコミの話題はそればっかり。ぼくとしてはどうでもいいことなんやけど、それでもいろんなことが耳に入ってくる。その中で一番気になったのは、「人の心はお金で買えるんです」って言葉。30も越えてよくもまぁぬけぬけとそんな事が言えるなぁと、ある意味感心。人の心なんかお金で買えるわけないやん、と思いつつも、お金さえあれば、と考えることもないことはない。つまり人はやっぱりお金が好きなんやろう。だって先立つものはお金やん?先週末に行われた19位バーミンガム対18位ポーツマスの試合。20クラブ中、下位3クラブが自動降格するプレミアリーグ。是が非でも降格は避けたい両クラブ。冬の移籍市場でてこ入れを図りたいけど、それぞれ両極端な動きを見せている。ペナントっていうパサーがいるバーミンガムとしては、エリア内でペナントのパスを受けられる選手が欲しいところ。そこで俊輔の所属するセルティックからFWサットンを獲得している。バーミンガムは今のところ、この1人のみ。一方ポーツマスは、昨年フロントとケンカしてクラブを離れたレドナップを再び監督として招聘。さらにお金を持った共同オーナーが現われたことで、冬の市場で積極的に補強を行っている。なんと2週間で24億円を投じ、5人の選手を獲得した。そんな両チームの対戦も終わってみれば、5対0でバーミンガムの勝利。この試合だけを見る限り、ポーツマスの積極補強は失敗している。そもそも両クラブの違いは補強した人数以前のところにあって、まずバーミンガムのほうは、ベースに戦術がしっかりある。ペナントのパスを活かしきれずに今の順位にいるわけで、そのパスをきっちり得点に結び付けられる選手を探していた。よく言えば、最後の1ピースが補強しなければならない部分やった。ポーツマスのほうは、お金があるからとりあえずいい選手を獲得しようっていう、補強の方向性が全くないところに問題がある。そもそも、フロントとケンカ別れした監督を再招聘するところに、クラブの方向性の無さ、行き当たりばったり感を感じてしまう。レドナップが再びポーツマスに戻ってきたとき、「私はこのクラブが好きだ。 だからクラブが下位に喘いでいるのを見過ごすわけにはいかなかった。」っていうニュアンスのコメントを出していた。そんなに思い入れがあるなら、何故一度はクラブを離れる決心をしたのか。クラブもそんな監督と何故ケンカして、一度は袂を分けた監督を再招聘したのか。レドナップのことを悪く書くつもりはなかったけど、結局、お金があったところで使い方が悪ければ、失うばかりで得るものはない。プレミアの青とリーガの白を比較してもよく分かる。お金があるに越したことはない。お金があればほとんどのものが買える。豪華な食べ物、煌びやかな服、(ものかどうかは別にして)能力の高い選手。でもそれは形ある“もの”であって、形のない“もの”はお金では買えない。残留っていう形のない“もの”をお金で買おうとしたポーツマス。お金を使う前に、自分たちの頭を使う必要があると思う。「人の心はお金で買える」と言った某社長。心を買ったと思ってるその人たちは、心をあなたに売ったのではなく、あなたに付いて行ってただけなんじゃないの?あなたにお金がなくなれば、その人たちはサーッと離れていきますよ。だってみんなお金が好きやから。ほな、また。
2006.01.24
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日曜日に行われた2位ユナイテッド対3位リバプール。勝ち点1の差でユナイテッドは2位にいるものの、リバプールが2試合消化が少ないため、ユナイテッドはホームということもあって、是が非でも勝ちたかった。スコアレスドローになるかと思われた90分、左サイド、ギグスのFKをリオが頭であわせてゴール。ユナイテッドが1対0で勝利し、2位の座を何とか死守するとともに、引き分けに終わったチェルシーとの差を2つ縮めた。試合後、解説を努めていた原博美さんがこんなことを言っていた。「より勝ちたいと思う気持ちが強かったユナイテッドが最後にゴールした」ぼくも全く同じことを考えていた。前半はリバプールのペースやった。シソコとシャビ・アロンソがユナイテッドの中盤を完全に抑え、ユナイテッドは前線にあまり意図の無いロングボールを放り込むしかなかった。そこでユナイテッドは後半頭からオシェイに代えてサハを投入して、3トップに変更する。ホームで戦っていて、なおかつ身近の直接のライバルに絶対負けられない気持ちがこの交代やったと思う。中盤が抑えられボールが回せないなら、無理に回さず、3トップにすることで、ある意味攻撃をシンプルにしてロングパスを入れていこうとした。そのおかげで、後半に入るとユナイテッドも徐々に盛り返してきた。一方でリバプールの方は、クラウチに代えてモリエンテス、シセに代えてシナマとFW同士の交代を行う。もし絶対勝ちたいと思うなら、DFやMFを1枚削ってでも前線の数を増やすはず。アウェイということもあり途中から引き分けでも良しと思ったのか、2試合消化が少ないために、無理に勝ちに行くこともないと考えたのか、それとも、バランスを重視するベニテスが、後ろを1枚削ることでバランスが崩れることを恐れたのか、何にせよ、途中からは守ってカウンター狙いに戦術を変更した。両チームとも少ないながら決定機が何度か訪れるものの、ゴールを奪うことが出来ず迎えた89分、リバプールが3人目の交代をする。中盤のシソコに代えてDFのクロンカンプを投入。これでリバプールはDFが5枚になり、完全な引き分け狙い。そして90分、ギグスのFKから・・クロンカンプはこの冬の移籍で獲得した選手。プレミアのクラブでプレーするのは初めてやし、まだチームやプレミア独特のスタジアムの雰囲気にも慣れていないと思う。しかもこの試合で投入されたのが89分。6万8千の観客のボルテージは最高潮に達しているときに、独り蚊帳の外から合流しようとしたところで何ができるか。さらに悪いことに、すぐに相手のセットプレー。セットプレーの前に選手を交代すると、マークする選手で混乱する場合があるので、セットプレー後に交代するのが一般的(守る側から見た場合)。案の定、クロンカンプがマークしていたリオがゴールを挙げることになる。別にクロンカンプが敗戦の原因と言ってるわけじゃない。クロンカンプにとっては周囲の状況全てが悪すぎた。それよりも途中から引き分けでも良しと考えたベニテスが、自らの手で勝利を手放し、最後まで勝ちたいと願って攻め続けたユナイテッドが、自らの手(と相手の放棄)で勝利を掴み取った。そういう試合やったと思う。と、まぁ書いてきたけど、最後の最後にあんな劇的なモンを見せられたら、そりゃ叫びたくもなるし、鳥肌も立つってもんや。しかも相手がリバプールならなおさらのことで。シーズンもまだ半分が少し過ぎただけ。まだまだ諦めるわけにはいかん。より勝ちたいと思う気持ちが強いチームが勝つ。この試合のように。ほな、また。
2006.01.23
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マラソンの沿道にたくさんの観衆が、主催者の小旗片手に応援している。その時に必ず耳にする言葉。「ガンバレーーッ!!」言ってるほうは何も考えず、単純に声援を送っている。もちろん、声援の多くを励みにして走っている選手がほとんどだとは思うけど、なかには、「言われんでも頑張ってるわ!!」って思う選手もいるんじゃないかと、マラソンを見るたびに思ってしまう。セリエBのヴィチェンツァに所属するフリオ・ゴンザレス選手が、左腕を切断した。昨年12月22日、空港に向かっていたゴンザレス選手は自動車の交通事故に巻き込まれ左肩に重傷を負った。事故から1ヶ月が経ったが怪我の状態があまりに酷く、手術で左腕を切断するしか方法が残されていなかったそうだ。ゴンザレス選手は、今シーズン15試合に出場し、クラブ得点王の8ゴールを挙げる活躍。またパラグアイ代表としてアテネオリンピックにも出場し、銀メダルを獲得。半年後のワールドカップ出場を目指していた中での事故だった。左腕を切断したことで、サッカー選手としてのキャリアは終わってしまった。さらには日常生活にも支障をきたすことになってしまった。医学の進歩で義手を付けるんやろうけど、それでも、それは自分の腕であって、自分の腕じゃない。両手両足が今も健在で、視力が悪いことを除けば鼻も口も耳もちゃんと機能しているぼくにとっては、こういった肉体的状況がどんなものかうかがい知ることはできない。それ以上に自身の夢が一瞬にして泡に消えてしまった精神的絶望感を考えると、自分のことではなく、このニュースを知るまで名前さえ知らなかった選手のことではあるけれど、胸が痛くなってしまう。しかもゴンザレス選手は現在24歳。まだまだ人生始まったばかりで、様々な幸福が訪れるはずやった。それが今回の一瞬の出来事によって、幸福も幸福じゃ思えなくなってしまうようになってしまう。なんだかんだと書いたところで、ぼくにはどうすることもできない。ぼくの胸が痛くなったところで、それが彼の胸の痛みと同じなはずがない。事故に巻き込まれたのは彼であり、彼の胸の痛みを分かる術をぼくは持ち合わせていない。結局のところ、一番辛いのは当事者である彼であり、左腕を失った体と生きていかなければならないのも彼である。ぼくが何を言ったところで、彼の胸の痛みを無くすことも出来なければ、和らげることさえも出来ない。無意味なこととは分かってるけど、陳腐であることも分かってるけど、それでも言いたい。「頑張れーーつ!!」ほな、また。
2006.01.21
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今回の記事を読む前にまず、前回の[過去・現在 ~バートン戦1~]をお読みください。<未来>51分のリチャードソンのゴールで3対0とリードしたユナイテッド。ようやくファギーにも余裕が出てきたのか、62分、選手交代を行う。しかも3人同時に。ブラウン→リオオシェイ→ネビルフレッチャー→ギグスこの交代でポジションがこうなった(GKとFWは変わらないので省略)。ネビル、ピケ、シルベストル、バーズリースールシャール、リオ、ギグス、リチャードソン何とリオが中盤に入った。ユナイテッドの不安が中盤にあるのは周知の事実。キーンの抜けた穴に、守備の安定性、攻撃への参加及びタクト役、そして強烈なリーダーシップを持った選手の獲得を熱望している。そして今、候補や噂としてバラック、グラベセン、ガットゥーゾなどが挙がってる。そのタイミングでの、リオの中盤起用である。「灯台下暗し」って言葉があるけど、わざわざ外から引っ張ってくる必要はなく、内部に当てはまる人間がいるのなら使えば良い。CBとして1対1の強さがあり、スピードもある。ポジション柄、攻撃に参加することは少なかったが、パスには正確性があり、ショート、ロング関係なく蹴ることができる。顔の威圧感通り、仲間を叱咤激励する場面も試合中よく見られることからも、ファギーが探していた理想像に近いものを持っている。とはいえ、すぐにこれで行くとも思えない。もしリオを中盤に置くと、現有戦力のディフェンスに不安を覚えてしまう。リオのリーダーシップが発揮されて初めて、今のユナイテッドのディフェンスになっていると思う。だからリオが1つ前に上がる事で微妙なズレが出てくると思う。そうなると対処の方法は個人の力しかないけど、今のメンバーで、リオと同等の、それに対処できる力を持っているとは思えない。つまり現段階で、リオの中盤起用は1つのオプションで、ネマニャやエブラの活躍次第なんじゃないかと思う。この2人がユナイテッドでも出来る選手だと分かれば、エブラを左に置いて、来シーズンには復帰するエインセをCBに置ける。ネマニャとエインセのCBでブラウンをバックアッパーに出来るし、リオを安心して中盤にコンバート出来る。2人が期待通りいかなければ、前に書いたように夏にビッグネームを取りにいけばいい。正直、最初は5部相手ってことで見る気がしなかった今回のReplay。実際、最初のスコアレスドローの試合は見ていない。でも今は見てよかったと思ってる。知らない人には単なる1試合であっても、ぼくにとっては過去、現在、未来が全て詰まってる1試合やったから。<未来のおまけ>今週末、ユナイテッドはリバプールと対戦する。数字上は2位ユナイテッド、3位リバプールやけど、リバプールのほうが消化試合数が少ないから、ユナイテッドは絶対勝ちたい。勝負のポイントは色々あると思うけど、リチャードソンが出場する条件で、ユナイテッドの左サイド対リバプールの右サイドを挙げたい。ギグスとリチャードソンが縦に並べば、相手としては脅威になる。一方リバプールの右にはジェラードがいる。おそらくこの攻防で主導権を握ったほうが、試合も有利に運ぶことが出来るんじゃないかと思う。またリバプールの右SBに新戦力のクロンカンプが出てくれば、さらに面白くなると思う。ほな、また。
2006.01.20
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水曜日、ユナイテッドはバートンとFA杯3回戦を戦った。バートンはイングランドの5部に相当するクラブで、ユナイテッドからすると勝って当然の相手。しかしながら、8日に行われたバートン戦ではスコアレスドローに終わってた。ドローになった場合は規定により、日を改めて再試合(Replay)を行うことになっていて、今回の試合がそれに当たる。<過去>上にも書いたように8日のバートン戦はスコアレスドロー。11日に行われたカーリング・カップ準決勝、対ブラックバーン戦は先制しながら追いつかれ、1対1のドロー。14日のシティとのダービーマッチは、前に書いたように1対3の完敗。その後のクラブの練習では、シティ戦で退場処分を受けたロナウドとニステルが険悪なムードになる一幕もあったようで、チームの雰囲気は決して良いとはいえない状況やった。<現在>現在と言っても水曜日のことなのでご勘弁を。前回のバートン戦はメンバーを落として臨み、結果が出なかったが、今回も同様のメンバーで試合に臨んだ。メンバーは以下の通り。ハワードバーズリー、ブラウン、ピケ、シルベストルスールシャール、フレッチャー、オシェイ、リチャードソンサハ、ロッシシティ戦に出ていたのがシルベストル、フレッチャー、オシェイの3人だけってところからもメンバーを落としてることが分かる。もちろん週2試合のペースが続いている関係で、どうしても選手をやりくりしながら試合をこなさなければならない。それでも前回同様にメンバーを落として臨んだのは、勝てると判断したからやと思う。実際は前回の時点で勝っとかなあかんのやけど。主力を休ませる一方で、ネマニャとエブラの新戦力はスタメンじゃなかった。こういう下部などのレベルの落ちる相手に新戦力を使って、選手の様々な能力を試す必要があると思う。なのにファギーは新戦力を使わなかった。もしかしたらファギーは負けることを恐れていたんじゃないか?勝負の世界で負けることが好きな人間はいない。言い方を変えれば、新戦力への信頼云々ではなく、試せるほどの余裕がファギーになかったんじゃないかと思う。過去3戦の結果がファギーから余裕を奪い、それでも過密日程や今後の戦略を考えて、今回のメンバー構成につながったと考える。さて試合のほうは前半にサハとロッシのゴールで2点を先制したものの、内容的にはミスが目立った。このメンバーであまり試合をしていないことによるコミュニケーション不足、降り続く雨のためのピッチの悪さなど、エクスキューズできる部分は幾つかあった。それでも、選手1人1人がなんかオドオドしながらプレーしているように見えた。2点を先行したあとはプレーの合間に笑顔も見えたものの、それは勝っているからこその笑顔であって、上から見る強者の余裕の笑顔じゃなかった。後半に入ると51分リチャードソン、67分途中出場のギグス、ロスタイムにロッシがこの日2点目のゴールを決め、5対0の勝利を収めた。これまでネガティブなことばかり書いてきたが、ポジティブな面もあった。それはリチャードソン。左サイドのグラウンダーのクロスからサハの1点目のアシストをしたのが彼。また51分のゴールは圧巻で、ハーフウェーからドリブルで独走し、ファーのサイドネットにゴールを突き刺した。しかも、シュート直前に中を見ることで相手DFにクロスのイメージを植え付けさせた。1点目のゴールていう序章があっただけに、相手DFに一瞬の迷いを生ませる。改めてリチャードソンのポテンシャルの高さを見せたプレーやった。次回[未来 ~バートン戦2~]に続く。ほな、また。
2006.01.20
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約2週間前、レアルがローマのカッサーノの獲得を発表した。それに関する噂として、レアルとインテルの密約があったらしい。レアルとインテルが共に狙っていた選手、カッサーノとバラックについてだ。カッサーノに関してはレアルが獲得しインテルが手を引くことで、バラックに関してはレアルが手を引くというもの。そして先日、インテルのモラッティ会長がバラックへの興味を認めた。今シーズン限りでインテルを離れるヴェロンのことについて、「ヴェロンの戦術的後継者はピサロを起用するつもりであり、問題ない。 だがヴェロンはチームの原動力であり、 彼のような特徴のある選手の獲得を考えなければならない。 そうなるとバラックだ。 周囲は皆、ヴェロンとバラックは違うと言うが、 違いはピッチ上の役割だけであり、その他の面では同じ資質を持っている。 多くのクラブが彼を追っていて、我々もその中の1つに数えられる。」と話している。インテルの場合、市場に出てくる有望選手には片っ端から興味を示すからどこまで本気で獲得を目指してるのかは疑問に残る部分もある。でも確実に今シーズンでクラブを離れるであろうヴェロンの後釜を見つけることは絶対であり、守備もパスも一級品で、高さまで兼ね備えたバラックに興味を抱くのは当然のこと。とはいえこれはインテル側から見た場合であり、問題はバラックがどう思うかだ。ここで気になったのが、我がユナイテッド。2ヶ月ほど前までは、バラック獲得レースに参戦していたものの、突如として撤退の意向を示した。もしそこにインテルとの密約が存在していたら。冬の移籍で中盤の補強を目指しているユナイテッドのギルCEOは、噂に挙がっているグラベセン獲得に関して、「我々は既に守備的な選手を獲得しており、グラベセンには興味がない。 ただ、ファーガソン監督の言うように中盤の選手が薄いのは分かっている。 2選手を獲得したからと言って補強資金がないわけではない。 我々は今年の夏に1人か2人のビッグネーム獲得を目指している。 今すぐにでも獲得したいが、 獲得を希望する選手はチャンピオンズリーグに出場しているため、 夏までは待たなければならないんだ。」と語っている。この7行の言葉を上3行、4行目、下3行に分けてみる。お金はあるから不安のある中盤の選手を取る。小さくまとまらず、大物選手の獲得を目指している。その選手はチャンピオンズリーグに出場している。注目は最後の部分。チャンピオンズリーグに出場しているからといって、獲得を躊躇する必要はない。今シーズンのユナイテッドに、もうヨーロッパの大会は残っていないから。ということはその選手がチャンピオンズリーグにどうしても出たがっている、そしてもちろん優勝を狙っていることになる。そうなるとユナイテッドの獲得したい選手は、チャンピオンズリーグのベスト16に残ったクラブに所属していることになる。プレミア勢がユナイテッドに選手を放出するとは考えにくい。大物選手の中盤ということから見ると、ベンフィカやレンジャーズ、アヤックスなども除外されると思う。そうなるとバルサ、ミラン、インテル、バイエルン、ユベントス、レアルあたりか。リヨンのジュニーニョやビジャレアルのリケルメも捨てがたいが、クラブが出すとは思いにくい。それと同じように見ると、バルサも現状を崩すとは思えないし、ミランも同様の面がある。そうなるとインテル、バイエルン、ユベントス、レアルが残る。レアルには大物選手が揃っているし、銀河の煌きもなくなりつつある今、選手の放出は十分に考えられるが、世代交代を推し量りつつあるユナイテッドが興味を示すとは思えない。ユベントスはバッジョやジダンの時のように、中心選手を、クラブの哲学にのっとり、あっさりと放出する面がある。とはいえ強いリーダーシップを発揮するカペッロの元、一枚岩にまとまっている大物選手たちが自ら離れることも予想できない。となると・・残るはインテルとバイエルン。密約があればインテル、なければバイエルン。ほな、また。
2006.01.18
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先週の土曜日、高校時代の友人たちと遅めの新年会を行った。肌がどうのとか、体がどうのとか、年齢を感じさせる会話が増えて、年を取ったなぁと感じる反面、10年近く経っても連絡を取り続けて、お互い忙しいながらもこうやってバカな会話で盛り上がる、そんな仲間がいることを素敵に思ったりもして。でその時にこのブログの話になって、「見てみたいからアドレスを教えて」と言われたので教えることにした。すると昨日、見た感想がメールで送られてきたんやけど、結構良い感じの評価が返ってきた。例え社交辞令でも褒められたりすると嬉しいもんで、メールを見ながら少しニヤついたりしたりして。そのなかで1つダメ出しを頂戴したのが、「最後のシメがワンパターンだから変えてみては?」というもの。分かってるよ、自分では。色々考えながら書いてるんやけど、ぼくの頭では何一つ良いのが出てこないんです。どうすればスパーッ!!と終われるか、誰か知ってたら教えて欲しいくらい。話は変わって、最近知ったことやけど、ぼくの会社にはロンドンに支社があるらしい。そのロンドンで働く日本人の人が、社報に「昔ながらのイギリス紳士」について書いているのを読んだ。それによるとイギリス紳士は、・雨が降っても傘をささない。コートを着ていれば大丈夫。・ジャケットとネクタイ着用・フランスにライバル意識を持っている・ウィスキーは飲まない。そのくせフランスのワインやシャンパンは大好き。などなどの特徴があるらしい。それともう1つ。・話し方が皮肉っぽい。 皮肉を交えながら面白いスピーチをするのが、紳士としてのたしなみ。 皮肉たっぷりの「オチ」があってこそ教養の高さが感じられる。というわけで、今日からぼくはイギリス紳士になりたいと思います。そうすればスパーッ!と終われるし、教養のあるところも見せられるから。そのためにはまず外見から。ジャケットとネクタイを買いにいかなくちゃ。ほな、また。
2006.01.17
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土曜日はマンチェスター・ダービーが行われた。他のリーグのダービー同様、そのときの順位に関係なく熱く燃えるダービー。ファンにとって、ダービーに負けようものなら、次回のダービーまで相手ファンからの屈辱に耐えなければならない。ということでいつも以上に気合の入るファン。スタジアム周辺のパブでビールをかっ喰らって、これから始まる闘いに向けてエンジン補給。とりあえずビールで乾杯?そんな居酒屋的ノリは試合に勝った後に取っておこう。まずはシンクレアのゴールで先制したシティが、前半の間に追加点を上げ2対0で折り返し。後半ユナイテッドのロナウドが一発レッドで退場するも、直後にニステルがゴールを決め1点差に。しかし後半ロスタイム、ファウラーがカウンターから試合を決める3点目を上げ、シティが3対1でユナイテッドを下した。1点は決めたものの、ユナイテッドは乾杯ならぬ完敗やった。ニステルのゴールも、チーム唯一といっていいチャンスをものにしたもので、試合を通して良かったところは何1つなかった。負けに偶然の負けなし。では何故負けたのか。悪かったところを幾つか見ることにしよう。・運動量 特にボールを持ってない選手の動きが少なかった。 パスを回して、ポゼッションを高めながら攻めるユナイテッドにとって パスが回っていないのは、ボールをキープしていても攻めてないのと一緒。 オフ・ザ・ボールの動きが少なければ当然、味方が相手にチェックされ、 パスの出しどころがなくなる。 また、ボールを持っている選手もパスが出せないから、 ボールキープ時間が長くなり、相手にディフェンスされやすい。・フレッチャーの動き 上の「運動量」と絡んで、フレッチャーが目立たなかった。 ボールを散らすパサーの選手が、パスが出せない状況は、 その試合で役に立っていないのと一緒。 つまり今回の試合でフレッチャーは消えていた。 それがフレッチャーがこういった局面を打開できる能力がまだ低いのか、 単純にチームメイトの運動量のせいなのかは分からない。・相手CBの能力 シティのCBダンとディスタンは当たりは強いが、スピードはない。 つまりこの2人の裏を狙い続ければ、チャンスは自ずと増えてくる。 今回の試合で、ユナイテッドのワイド攻撃、サイドアタックは ほとんど見ることが出来なかった。 おそらく試合前の戦略として、相手の裏を狙うことを言われていたと思う。 だからこそサイドではなく真ん中から裏を狙い、 ボールを散らすフレッチャーが消えたのかもしれない。・シルベストル これに関してはもうずっと言ってるから、ここではあえて言いません。・レフェリング 審判は絶対やから、これに関してもあまり言いたくはないけど、 特にユナイテッドへのファウルが時々見過ごされていた。 シティの1点目のゴールも、その前にオフサイドがあったし、 ゴール前でスパイクを入れられてもファウルを貰えず、 ルーニーやロナウドが明らかにレフェリングに疑問を持っていた。 でもそこで審判に抗議すればカードが出るのは分かってることやし、 報復(に近い)ロナウドのファウルはもってのほか。 ここは抗議せず我慢してクールでクリーンなプレーを見せる必要があった。いくつか悪かったことを書いた。これらのことから今のユナイテッドの弱点が2つ、導き出される。それはディフェンスと、ピッチ上の監督の不在。運動量に関しては、年末年始からカップ戦へと続いていた過密日程の影響も多少はあったと思う。今の現有戦力でなんとか乗り切るしかない。しかしディフェンスに関しては、特にシルベストルが悪い。今回も2失点に絡んでるし、コーナーフラッグ付近で、体を入れながらボールを取られたりと散々やった。ブラウン、オシェイなどディフェンスを出来る選手がいながらもシルベストルを使い続けるのは、シルベストルよりも(コンディションは別として)信用していないからということになる。だからこそ冬の補強でネマニャ(単にぼくが言いたいだけなので、ネマニャで統一させてもらいます)とエブラを獲得したんやと思う。ピッチ上の監督に関しては、これまでキーンがその役目を担ってた。動いてない選手がいれば叱咤し、自らもゴール前に飛び出し、勝ちたい気迫を見せ、イラついている選手がいれば脅しをかけて沈黙させ(自身は別やったけど)、ピッチ上で、唯一にして最大の目標である勝利に向かってチームを統率してた。でも、もうキーンはいない。ミスしたシルベストルに、熱くなってるルーニーやロナウドにお灸を据えることのできる選手。冬の移籍でグラベセンなどの選手が噂に挙がってるけど、こんなことも考慮して選手を選ばないといけないと思う。3位リバプールが勝ったことで、首位チェルシーとの差が開いたばかりか、リバプールとの差も縮まった。次節はそのリバプールとの直接対決。それにしても、ダービーで負けると他のクラブに負ける以上に凹むねんなぁ。勝った後はビールで乾杯?ふぅ~、負けたら負けたで、居酒屋的ノリで飲まないとやってられねえなぁ。ほな、また。
2006.01.15
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前回書いた、ビエリの移籍。ビエリを放出したミランを注目しようとしたら、もうアモローゾを獲得したらしい。アモローゾは黄金時代のヴェルディにサテライトで所属し、セリエやドイツ・ブンデスでも得点王に輝いた。去年12月の世界クラブ選手権でもサンパウロの一員として来日してたから、知っている人も多いだろう。でもアモローゾって東京と仮契約してるんじゃなかったっけ?横浜と契約しながら撤回したカフーといい、今回のアモローゾといい、ミランは横取り大好きやなぁ。このように、ヨーロッパでは移籍市場が1月いっぱい開いていて、大物から小物まで様々な選手が移籍したり、噂に挙がっている。もちろん日本でも移籍の話がニュースを賑わせている。ということで今回は、久しぶりに日本人の話。まず注目を集めてるのが、昨シーズンのリーグチャンピオン、ガンバ大阪。アジア・チャンピオンズリーグとリーグのコンペティションを戦うために選手層の充実が課題だった。それに加え、FWの松波が引退、大黒はフランスへ、アラウージョはブラジルへ、吉原は大宮へ、それぞれ移籍して、攻撃陣の確保も必須になった。まず攻撃陣は神戸から播戸、大分からマグノ・アウベスを獲得。層の充実面では柏から明神、東京から加地を獲得。確かに代表クラスの補強で層も質も厚くなった。でもこれだけの新戦力が入るとシーズン前のキャンプは、コミュニケーションを図る面でかなり重要になってくる。でも代表メンバーが代表合宿に召集されると、代表メンバーはいいけど、その他の選手との間でのコミュニケーションが心配になってくる。また播戸とマグノ・アウベスを獲ったものの、枚数的には全然足りない。大型補強はしたものの、失敗した例も数多くある。前例に倣うか、クラブの歴史を作るかは西野監督しだいである。大型補強しながら何度も失敗してるのが名古屋。毎年同じことを繰り返しながら一度も優勝できず、一番優勝に近かったのがベンゲルがいた約10年前のこと。その名古屋が今年獲得する(だろう)は日本代表、玉田。とはいえ今回は名古屋が積極的に動いたのではない。所属する柏がJ2に降格して、ワールドカップ出場のためにJ1でのプレーを希望する玉田が名古屋に興味があったこと。名古屋は外国人FWを探していたが、どれも折り合いが付かず、玉田の話を聞き、「じゃあ」ってことでオファーしたよう。代表では目立った活躍を見せてない玉田も、移籍して本来のプレーを見せてジーコにアピールする必要がある。そのほかにも大宮の積極補強や、放出一辺倒の我が神戸など、触れたいことは色々あるけど、今回はパス。最後に日本人の海外関係を。中田浩二はイスラエルからのオファーを断り、ウクライナに行くかも。鈴木隆行はレッドスター・ベオグラードへの移籍が濃厚。小笠原満男はウェストハムのテストに受からず、夏以降に持ち越し。小野伸二はボルトンと交渉中。などなど。他の選手も踏まえて、海外組で文字通り「活躍」してるのは俊輔だけ。あとは出場機会がなかったり、機会があってもカップ戦要員。最近思うその理由として、「日本」ルートがあると思う。勇気を持って海外移籍の扉を開いてくれた奥寺さん、最近ではカズやヒデのおかげで、日本人もサッカーが出来ることを証明できた。でも中田浩二がマルセイユに移籍できたのは、当時の監督がトルシエやったから、鈴木のレッドスターの現会長は、元名古屋のストイコビッチ、大黒のグルノーブルの会長は日本人。このように、関係者の中に日本と何らかの関係がある人物が含まれている。もちろん日本人の力を分かってるクラブもある。ウェストハムは宮本や三都主の獲得にも乗り出したことがある。でも逆にいえば、そういうクラブしか日本人の獲得に乗り出してない部分もある。もちろん大久保や小野、高原のように日本人と全く関係ない(と言ったら嘘かも)クラブから誘われることこそあれ、ほとんどが「日本」ルート、つまり先人のレールに乗っかってる気がする。何も無いところから急に強くなるのは無理なことだ。偉大な先人に、外国の血が注ぎ込まれたからこそ、今がある。それを消すことは出来ないが、例えば東京入りを決めた徳永のように、最初からバレンシアに興味を持たれたりするような選手がもっと増えれば、もっと日本のサッカーは発展していくだろうし、ワールドカップで強豪と対等に渡り合える、目標は優勝、なんて言葉も非現実じゃなくなってくる。そんななかで、フェイエノールトというルートに乗りながらも、ヘラクレスに移籍して自分の力で結果を残しつつある平山。ジーコは平山が移籍する際、「代表のFW争いで、平山は順番待ちの状態」と言ったらしい。何でもそうやけど、順番待ちをしていても、結局は自分の番は回ってくる。今がその時なんじゃないんやろうか?ほな、また
2006.01.13
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ミランに所属するクリスチャン・ビエリがフランスのモナコに移籍した。移籍金は公表されていないが、2007年までの契約らしい。この移籍について、色んな視点から見てみる。まずビエリから。ご存知のように今年はワールドカップ。誰もが夢見るワールドカップ出場に向けて、ビエリも出場機会を求めて移籍を決断した。イタリア代表の前線にはミランのチームメイトだったジラルディーノ、インザーギ、さらにトッティ、デルピエロ、カッサーノ、トニ、と競争相手は多い。そうなると代表のリッピ監督にアピールする必要があるが、如何せん試合に出場できてない現状ではアピールどころではない。そこでクラブの規模は二の次で、まず出場機会を得られるクラブを見つけることが絶対だった。そこに獲得の手を挙げたモナコに入団を決意したわけ。それでもミランとモナコを比較すると、どうしても都落ちの印象を持ってしまう。実際、ビエリ自身もミランを離れる寂しさから、かなり落ち込んでいるらしい。にも関わらず移籍を決断したのは、やっぱりワールドカップ出場っていう目標があるから。目標達成のために犠牲を払ったビエリの活躍に期待。そのビエリを迎え入れるモナコ。一昨シーズンはデシャン監督の下、チャンピオンズリーグのファイナルまで進んだ名門。とはいえフランスリーグ所属ってことで絶対的な知名度はない。デシャン監督も今シーズン始めにフロントと衝突し辞任し、リーグでもリヨンの後塵を拝する体たらくぶり。そこで巻き返しを図るべく招聘されたのがイタリア人監督、グイドリン。元々ディフェンスラインにはフランス代表候補が揃っているだけに、そしてFWチェバントンの不調もあって、バレンシアからこの冬にディバイオを獲得。そしてビエリを獲得した。グイドリンとしても代表レベルの実力を持ち、出場機会を求めてる、つまりプレーに飢えていて、なおかつ同じイタリア人ということでコミュニケーションが図りやすい。夏の補強と違って、冬の補強には速強性が求められる。夏のようにじっくりとチームの基盤を作り上げることが出来ず、ある程度固まったシステムの中に選手を埋め込むことになるから、コミュニケーションの面などでどうしても問題が出てくる。そう考えるとモナコの補強策は間違ってないと思う。ビエリを放出したミランは、わずか半年前にフリー移籍でビエリを獲得した。とはいえフリーということで移籍金がかかっていない。ということはクラブ経営の面から見れば、モナコから移籍金が支払われるなら、実質プラスの収支になる。半年分の給料は払っているものの、その分試合で働いたわけやから、マイナスではない。それにこの移籍はビエリが言い出したことで、ミランは何が何でも放出したがったわけではない。そういう意味ではマイナスともいえる。ミランとしては、ビエリはミランの選手として、最低今シーズン考えていた。なぜなら先に書いたように、冬の移籍の難しさ。そしてアンチェロッティ監督の頭にある「FW4人体制」。まずFWをスピード系とパワー系の2つに分類する。各2人ずつ選手を保有し、コンディションや相手によって2トップの組み合わせを変えるというもの。ミランでは、スピード系がシェフチェンコとインザーギ、パワー系がビエリとジラルディーノになる。基本はシェフチェンコとジラルディーノだが、スケジュール的にきつい場合に同じ系の選手を入れ替えるとか、DFラインが浅いチームではインザーギの裏を狙う動きを活かすというふうに、場面場面で柔軟に対応できる「FW4人体制」をアンチェロッティは採用していた。ところが、ビエリがいなくなってしまったためにFWが3人になってしまった。これからのチャンピオンズリーグ及びセリエでユベントスを追い上げるためには、ビエリのようなタレントが欲しいところ。でも再三書いてるように、冬の移籍は難しく、なおかつミランの補強優先順位はFWではなくDFラインの若返り。冬の移籍でどう動くか、ミランに注意してみたい。出場の機会を求めてモナコに移籍したビエリ。いわばミランでのレギュラー争いで同じイタリア代表のジラルディーノに負けたわけやけど、モナコでは、代表当落選上より少し下のディバイオとの競争が待っている。同じイタリア代表を目指す、同じパワー系の2人なだけに、ここでも結果を残せなければワールドカップはテレビで・・ってことになる。最後にぼくの視点。モナコかぁ・・お金持ち多そうやなぁ・・あっ、あとF1で走ってるトンネルを実際に走ってみたいなぁ・・ほな、また。
2006.01.11
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歴史と伝統のあるイングランドのカップ戦、FAカップにいよいよプレミア勢が登場した。まず、イングランドにはカップ戦が2つある。1つはFAカップ、もう1つはカーリング・カップ。FAカップは日本で言う天皇杯、カーリング・カップはナビスコ杯か。天皇杯ではJクラブが途中から登場するように、FAカップも3回戦からプレミア勢が登場する。基本的にはトーナメントの1発勝負で行われるけど、90分以内に決着が付かなかった場合は、延長じゃなく、日を改めて、相手クラブのスタジアムに場所を移して再試合になる。それでも勝負が決まらなければ延長になる仕組みになっている。つまり、ビッグクラブは今後の過密日程を考えながら選手のローテーションを行いつつも、さらに過密になる再試合を防ぐべく勝たなければならない。とはいえ、そこはトーナメント。一発勝負の怖さか、ジャイアント・キリングが度々起こっている。先週末行われた3回戦でも、プレミア勢が下部リーグ相手に敗戦、あるいは再試合に持ち込まれている。この時期になると必ず思い出す出来事が2つある。1つは99-00シーズンのこと。FIFAがトヨタカップとは別に、クラブ世界一を決めようと、各大陸王者に、第1回世界クラブ選手権への参加を要請した。ヨーロッパ王者だったユナイテッドも要請されたが、FAカップと時期が重なるために最初は参加を固辞していたものの、2012年のオリンピック招致を優位に進めるため、結局はFAカップではなく、選手権のほうを優先することにした。これに対してメディアは、「歴史をバカにした」だの、「伝統を踏みにじった」だのと、批判の姿勢を見せた。もう1つは、ナビスコ杯でのこと。こっちの記憶は曖昧だが、確か福岡対柏戦。福岡が前戦のリーグ戦からメンバー9人を入れ替え、問題になった。ベストメンバーじゃないっていうのが問題の理由で、福岡には罰則が与えられたような記憶がある。ではベストメンバーとは何なのか?福岡のように11人中9人を入れ替えた場合、もしかしたら9人のコンディションが控えメンバーより劣っていたらどうか?コンディションの面では柏戦のメンバーはベストメンバーってことになる。じゃあ、これが3人とか4人ならどうか。本当にコンディション不良かも知れないし、休息の意味と控えの経験の意味でメンバーを入れ替えてるかもしれない。なら、あるいはネームバリューでベストメンバーを選ぶのか。観客が見たい選手をコンディションに関係なく選ぶとする。明らかに控えよりもコンディションが劣っている選手が出て怪我をした場合、その後の試合にその選手が出れなくなったら、困るのはクラブで、治療の際の金を出すのもクラブで、一番被害を被るのもクラブだ。とはいえ、福岡の場合は行き過ぎで極端としても、結局のところ、過去数戦の先発メンバーから判断して、それにその時点でのコンディションを加味したものがベストメンバーとするのが無難なとこだろう。ここでFAカップに戻る。現在、プレミアの多くのクラブが、カップ戦ではメンバーを落としている。ビッグクラブは、明らかに今後の日程を考えて選手を休ませている。それが悪いとは言わない。今のサッカー界は、リバプールのようにおかしなほどの過密日程になってるし、試合中に倒れて帰らぬ人になったしまった過去もある。ではFAカップの「歴史と伝統」とは何なのか。出場しなければメディアから集中砲火の非難を浴びる。メンバーを極端に落としても、出場さえすれば全く批判はない。そして下部リーグに負けるものなら、ファンから批判の嵐。もちろん「歴史と伝統」を重んじてる選手や監督も数多く存在する。もう引退したが、チェルシーにも在籍したイタリア人、ゾラがプレミアに来て一番良かったことが、「伝統あるFAカップで優勝できたこと」と言っている。メディアでFAカップが取り上げられる際、この「歴史と伝統」という文句がよく使われる。でも実際には、気持ちの中にこそ「歴史と伝統」を認識していても、特にビッグクラブはベストメンバーで臨むことが多くなく、それをメディアもファンも試合前から分かっている。それでも、メディアはそのメンバー編成に文句をつけることもなく、ファンはただ自分たちの応援するクラブの勝利だけを願って、スタジアムやテレビで応援する。勝てば何もかも忘れて喜び、負ければあれやこれやと戦犯探しをする。批判されたユナイテッドは、決断こそ下したものの、どちらかといえば被害者であり、批判されるべきなのは、過密日程を作ったFIFA及び、オリンピック招致を理由に、FIFAの機嫌を取るためにユナイテッドを選手権に派遣を要請したFAとイギリス・オリンピック招致委員会なのだ。結局のところ、「歴史と伝統」が廃れることなく受け継がれているのは、ファンだけになっている。ほな、また。
2006.01.09
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ヒデが自身のHPで、今の考えを書いてた。詳しくはヒデのHPを見てもらうとして、要約すると、「これからは自分のやりたいサッカーをしていく」ってこと。どうやら、セリエに挑戦していたころはこういうことを考えていたらしい。それがプレーを続けるなかで、「いかにセリエに適応できるか」っていう風に考えが変わってきたらしい。そこで原点に戻るわけじゃないけど、今回の決断に至ったみたい。ぼくはこの決断には半分賛成。大きな舞台に挑戦するときって、「自分の力がどこまで通用するか試したい」って気持ちが絶対ある。自分の力っていうのは、今まで自分がしてきたこと。つまり大きな舞台でも、今までしてきたことをやりたい。ヒデの場合、ペルージャからローマ、ボローニャ、パルマを経る間に、降格争い、ポジション争い、監督との確執っていう、日本にいるころには経験しなかったことが次から次へ襲ってきた。プレー時間が減っていく中で、どうすればプレーできるかを考えたら、どうしても自分を殺して、チームへ溶け込む必要があった。そして出場機会を求めてボルトンへ来たわけやけど、ここでも今のところ出場機会に恵まれていない。ぼくが思うに、今回の決断を後押ししたのが、アフリカ・ネイションズ・カップやと思う。1月20日から始まるこの大会は、アフリカNo1を決める大会。ヨーロッパの各クラブに所属するアフリカ人も、ほとんどがこの大会に参加する。レギュラーにアフリカ人のいるクラブは、大会中の選手の穴埋めに必死で、チェルシーのマニシェ獲りもその例。多国籍軍のボルトンからはディウフ、オコチャ、ジャイディなどが抜けるから、ヒデにとっては出場の機会、監督の信頼を得る絶好のチャンス。ここで良いプレーをして結果を残せば、試合に出続けることが出来る。その結果を出すために「自分はこういう選手なんだ」と監督にアピールする、つまり「自分のやりたいサッカーをする」ってことやと思う。ヒデの場合はどうか分からんけど、人がどん底に落ちたとき、最後に頼れるのは自分やと思う。自分が何を持っているのか、自分に何が出来るのかを考えたときに、原点の自分を出そうと決めたと思う。でも、この決断ってリスクが大きい気がする。クラブが選手を獲るとき、この選手がどんな選手か、どういうプレーが得意なのか、っていうのをリサーチしてから獲得に乗り出す。ヒデの場合も間違いなくそうやろう。つまりアラダイス監督の頭の中には、ヒデがどういう選手なのかっていうのは分かりきっていることであって、知りたいのは、プレミアで、ボルトンでどれだけ出来るかっていうことのはず。だからヒデが見せないといけないのは、「自分のやりたいサッカー」じゃなく、「いかにプレミアに適応できるか」やと思う。今までそれを見せることが出来なかったから、今の現状があるんやと思う。さらに、噂に挙がってる小野がもしボルトンに加入したら、ポジション争いすることにもなる。新聞では同時出場のごとく書いてるけど、おそらく無いやろう。小野が加入するなら、おそらく1月末。その頃にはヒデの「結果」は出てるやろうし、怪我の影響もあるから、小野の加入即デビューもないと思う。そうなるとアフリカ人が帰ってきて、いつも通りのメンバーに戻るんじゃないか。アフリカ人が離脱するこの1ヶ月は、ヒデにとって重要な1ヶ月やと思う。HPには、「逃げ道をなくす意味でも」と不退転の感じで書いてたけど、ぼくの意見としては、まず適応力を見せるべきやと思う。適応力8自分2から始めて、徐々に自分の数字を上げていけばいいんじゃないかと思う。ヒデの能力が分かってるから、アラダイスも欲しがったわけで、今見せないといけないのは「自分」よりも「適応力」やと思う。限られた時間ではある。でも、ぼくが言うのもなんやけど、ヒデなら絶対できる。やってくれなきゃ、日本代表としても困る。ヒデの『力』はこんなもんじゃない。負けるな、ヒデ!ほな、また。
2006.01.07
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去年の暮れあたりから、どうしても気になっていた選手がいた。それはドイツ人、セバスチャン・ケール。おそらく、ほとんどの人がこの選手を知らないと思う。今からもう4~5年前?に「ドイツ期待の若手」として出てきたケール。同じ時期に名前が売れてきたセバスチャン・ダイスラーとともに、「2人のセバスチャン」(ある雑誌のコピーより)として注目されていた。でも、ケールは怪我で、ダイスラーは鬱病に苦しみ、大舞台に名前を聞くことは全くなかった。その間にバラックが出てきて、代表でも不動の地位を築き、現在ではシュバインシュタイガーやポドルスキなどの若手も出てきている。そんな中、昨シーズンあたりから、ダイスラーのほうは病気を克服し、今シーズンのチャンピオンズリーグ、対ユベントス戦ではゴールも決め大活躍。存在を大いにアピールしていた。そこで「そういえばケールは何をしてる?」ってことになった。周りの人間に聞いても、結局分からずじまいやった。ところが今日、ようやくケールの行方を突き止めることに成功した。といっても、もちろんぼくが突き止めたわけじゃないが。ケールは現在、ボルシア・ドルトムントに所属しており、このほど2008年までの契約延長に合意した。ケールは、「僕はこれまでこのクラブと共に歩んできたし、 ここでファンやクラブに存在を証明してきた。 これからもこのクラブはより強くなっていき、 近い将来はヨーロッパの大会でプレーしていることを確信している。」とコメントしている。デビューから知っている選手が、いつの間にかクビになってたりすると、自分のことじゃないのに悲しくなったりするけど、こうやって今でも選手としてプレーしてて、しかもクラブから大切な存在として扱われてるのを知るとかなり嬉しく思う。応援してるで、セバスチャン・ケール!ケールって、まだ25歳やったんや・・ぼくも年をとったなぁ・・ほな、また。
2006.01.05
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年末は漫才をよく見た。多様な笑いがあって、よく考えるなぁと、笑う前に感心することもあった。でも、まさかブラックマヨネーズがM-1で優勝するとは思わんかった。3日、ユナイテッドはアーセナルと対戦した。首位チェルシーを追いかけるには負けられないユナイテッドと、波に乗れず、首位争いに加われないアーセナル。今回はタイトルを「ライバル対決」としたが、現在の両チームを考えると、ライバルはともにチェルシーであり、この「ライバル対決」を演じてきた、ヴィエラ、キーン、リュングベリ、スコールズといった面々が移籍、怪我等でいない、つまり、両チームに残っているのは「過去の諍い・因縁」という状況だった。試合のほうは一言で言うと、噛み合ったスピードバトル。まず、アーセナルがボールを保持する展開で進んでいく。この理由としてユナイテッドが低めにラインを設定することで、アンリのスペース及びスピードを殺すのと、ボールを奪取したあとで、速い攻撃に持ち込むためやったと思う。ユナイテッドのオフェンスとアーセナルのディフェンスを比較したら、スピードではユナイテッドが勝つと、ファーガソンは踏んだと思う。さらにアーセナルの左SBがコールではなくシガンとなれば、ロナウドのスピードを生かすのが当然だろう。その後はユナイテッドが徐々に盛り返し、一進一退の攻防が続く。アーセナルはユナイテッドのスピードを何とか食い止め、シガンも意外とロナウドに付いていっていた。この試合でアーセナルは、シウバを底に置き、ピレス、セスク、フレブ、レジェスをその前に並べて、中盤を厚くしてきた。ボールをユナイテッドから奪えば、ボールをキープ出来、スピードもある彼らにつなぎアンリに渡してゴールを狙う。時には時間を使いながらゆっくり回してはいたものの、90分のほとんどがこの繰り返しやった。決してロングボールばかりでなく、綺麗に繋ぐパスサッカー、一般に言われるセリエのようなディフェンシブじゃなく、オフェンシブ、リーガのようなテクニックの1対1じゃなく、スピード勝負の1対1、南米のような悪い意味のマリーシアはなく、正当でガッツリ当たるタックル、まさに“これぞプレミア”っていう90分の攻防やった。結果スコアレスドローになって、チェルシーとユナイテッドの差は13に広がった。でも試合結果を超越したものが、この試合にはあった。だからこそ試合が終わった瞬間は、差が広がった失望ではなく、濃厚な90分を見た満足感や高揚感がぼくにはあった。ライバル対決。「過去の諍い・因縁」しかないって書いたけど間違いやった。もちろんそういう類のものもあると思うけど、例え欠場したメンバーがいなくても、周りが余計な文句を足さなくても、当人達がライバルと思えば、それがライバルになる。そして、そのライバルに負けないっていう強い気持ちがあれば、プロとしてのエンターテインメント性は認められて、勝負を超越した賞賛が得られる。ブラックマヨネーズが優勝するわけやね。ほな、また。
2006.01.04
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遅まきながら、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さて、「1年の計は元旦にあり」という言葉があるように、もう元旦ではありませんが、今年の目標を立てたいと思います。“努力”今年はこれでいこうと思います。これは大晦日に親友と1年最後の飲み納めをしていてそう思ったのですが、去年1年を振り返ってみると、努力してるようで、全然してないんですよね。仕事が忙しいだ、睡眠時間が足りないだ、と言い訳をつけて、やりたいことを中途半端にやってたと思うんです。でも見ている人は見てるんですねぇ。親友に、ぼくとしては軽く凹むそしてありがたい、ダメ出しを喰らいました。もちろんお金を貰っている以上、仕事は最低限頑張ります。でも、それ以上に自分のやりたいことを頑張らなければいけないと思います。どの世界でも常に進化しています。サッカーの世界でもそうです。20年前から10年前、10年前から現在、なんなら昨日と今日とを比べても、小さな進化があるはずです。ぼく個人としても、小さくてもいいから、日々進化できるように“努力”していきたいと思います。では、皆さんにとって2006年が素敵な1年でありますように。小川直也に少し涙して、吉田秀彦に貫く姿勢を少し見て、曙に大笑いした、ぼくより。ほな、また。
2006.01.03
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