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突然ですが、残念なお知らせです。「青茶」という言葉は、中国茶の世界では存在しなくなりました何を言っているのか分からないと思いますが、中国政府がそう言っております。では、いわゆる半発酵茶は何と呼ぶのだ?ということになりますが、今後は「烏龍茶」になります。よく出てくる六大分類は、今後は以下のようになります。・緑茶(Green Tea)・紅茶(Black Tea)・黄茶(Yellow Tea)・白茶(White Tea)・烏龍茶(Oolong Tea)・黒茶(Dark Tea)そして、・再加工茶(Reprocessing Tea)以上が、今後の正しい中国茶の分類(六大分類+1)になります。六色並んでいた頃の方が美しかったのですが、これが国の定める正しい定義になってしまいました。仕方ありません。その根拠は、今年の10月27日より施行された、こちらの国家標準。茶葉分類(Classification of Tea)という国家標準です。#興味のある方は、中国の検索エンジンに「GB/T 30766-2014」と検索してみれば、全文がどこかから出てくると思います。中身をザックリと紹介しますと、この標準の中には、お茶に関する基礎的な用語の「定義」がされています。もっとも、書かれている定義は一文で簡潔そのものです。こういうのが今まで無かったというのが不思議な気もしますが、その辺が中国茶の曖昧さを生んでいた気がします。今回の標準で規定されているのは、具体的には、・鮮葉(生葉)・茶葉・萎凋・殺青・做青・悶黄・発酵・渥堆といった製造上の技法に関する用語。それから、お茶の分類と定義です。掲載されている分類を整理して書いておきます。○緑茶 ・炒青緑茶 ・烘青緑茶 ・晒青緑茶 ・蒸青緑茶○紅茶 ・紅砕茶 ・工夫紅茶 ・小種紅茶○黄茶 ・芽型 ・芽葉型 ・多葉型○白茶 ・芽型 ・芽葉型 ・多葉型○烏龍茶 ・閩南烏龍茶 ・閩北烏龍茶 ・広東烏龍茶 ・台式(湾)烏龍茶 ・その他の烏龍茶○黒茶 ・湖南黒茶 ・四川黒茶 ・湖北黒茶 ・広西黒茶 ・雲南黒茶 ・その他の黒茶○再加工茶 ・花茶 ・緊圧茶 ・袋泡茶(ティーバッグ) ・粉茶上記の用語とお茶についての定義がチョロッと書いてあるという、実にシンプルな標準です。数年前から、現地の先生方は「青茶」という表現を使わず「烏龍茶」という表現をされていました。その時は、「どちらでも良いのかな」と思っていたのですが、今回の標準を見ると、併記もされずに烏龍茶のみの記述になっているとは意外でしたね。ざっと全体を見たところですが、緑茶は乾燥方法(蒸青のみ殺青方法)、紅茶は発酵方法(+小種の燻煙)、黄茶と白茶は芽と葉のバランス、烏龍茶と黒茶は産地で分かれています。産地に関しては、生葉がどこで採れたものなのか?が重視されているようです。生葉をある省で摘んで、越境して別の省の工場に持ち込むとなった場合は、生葉を摘んだ省が優先されるみたいです。また、烏龍茶の場合は産地に加えて、「形状」の縛りがありまして、閩南は丸い形、閩北・広東は条形、台式は丸い形となっています。個人的には、台式が”丸い形オンリー”になっているのが気になりますね。中国で台湾烏龍茶を名乗るためには、丸くないとダメということになりますから、文山包種茶とか東方美人はどうなるんだ?という懸念が(^^;)#丸めた文山とか東方美人が出てくる気がする・・・ちなみに国家標準というのは、数年ごとに定期的に見直されるので、今回の標準も数年のうちに変わる可能性があります。中国茶はとにかく急激に生産量が増え、移り変わりが激しい業界なので、10年前に勉強したとかだと既に浦島太郎になっている可能性もあります。中国茶を扱う&伝える方は、こうした情報をきちんとキャッチアップしていかないとですね。にほんブログ村中国茶はサボれないんです(^^;)
2014.12.12
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愛媛県の東部。西日本最高峰の石鎚山のふもとにある西条市。県丹原庁舎のすぐ近くの田園地帯に、中国茶を楽しめる茶館があります。こちらの啖啖(だんだん)茶館さんは、ご自宅?の横に設けられた一軒家スタイルのお店です。店内は16席ほどと大きなお店ではありませんが、天井が吹き抜けで高いので広々とした空間に感じます。女性オーナーさんやお店の雰囲気から察するにアジア全般がお好きな方のようです。香港が特にお気に入りではないかと見ました。メニューを見てみますと、まずフードメニューは、とり粥と点心。点心は小籠包、エビ餃子、シュウマイといった内容です。その他、11時半からのランチメニューとして、タイ風グリーンカレー、キムチチゲ、ビビンパなど。アジアンな感じのお食事が揃っておりますね。それからお茶です。台湾茶、プーアル茶、紅茶、韓国伝統茶、フレーバーティーなど、かなり幅広い品揃えです。全部合わせると40種類以上はあるかと。コーヒーやジュースもあるので、お茶専門店だとちょっと人を誘いにくいかも、という方でもカフェ感覚で利用できそうですね。台湾茶は10種類程度。梨山、阿里山など産地別で揃えているほか、玉山翠玉など品種茶もありますし、鉄観音やジャスミンも。台湾の友人のオススメのお茶だとか。このほか、香港の友人のオススメということで、プーアル茶とジャスミン茶もありました。某茶荘のプーアル茶の包み紙がディスプレイされていたので、その辺のお茶ではないかと。中国茶各種は600円程度と、なかなかお手頃なお値段で提供されています。コーヒーと比べると高いように感じるかもしれませんが、中国茶は差し湯でゆっくりできますからね。午後の遅い時間に入ったのですが、食事のオーダーもOKとのことでしたので、とり粥と点心のセット(900円)+阿里山烏龍茶をお願いしました。セットだとお茶の値段は200円になるそうです。お得すぎます。まずはとり粥。お粥自体に鶏のダシがしっかりと染みわたっていて、かなり美味しいし、本格派ですね。さらに特筆すべきはザーサイとネギのみじん切りなどが添えられていて、これを入れるとさらに美味しくなります。現地の味っぽい感じがします。(←私は香港に行ったことが無いので、想像ですがw)こちらがセットの点心。しっかり蒸籠で蒸されております(^^)食後にお願いしていた阿里山烏龍茶。しっかりと工夫式の茶器で提供され、差し湯用の保温ポットが付いてきます。お茶は甘みのあるタイプで5,6煎はじっくり楽しめました。アジアンな食事と中国茶を本格的に楽しめるカフェということで、地方では貴重な存在ではないかと思います。お粥は結構オススメです!啖啖茶館(だんだんちゃかん)住所:愛媛県西条市丹原町池田1626-3電話:0898-68-0686営業:10:00~16:30定休:日曜、祝祭日http://tabelog.com/ehime/A3802/A380202/38006901/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村ゆっくりできます(^^)
2014.12.01
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