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宇宙とは、地球とは、生命とは、そして我々とは何か? 我々は何処から来て、そして何処に行くのか 永遠の人間のテーマとして、宇宙全体の中の地球を考えるとき、初めてシステムとしての地球、生命が見えてくる。人間のもっとも根源的なテーマが中心となり、大変に興味深い面白い内容の本です。世界でもっとも受けたい授業の一つ、東京大学大学院教授の松井孝典先生のお話です。すべては分化して新しい世界が出来るという地球のシステム。生命圏から分化した人間は人間圏をつくり、その人間圏が地球から資源を搾取し、地球環境を汚染していくことで、生命圏全体が汚染されていく。地球の歴史は汚染とその浄化の繰り返しだったということなのです。そこから考えていく環境問題でなければならないというのが松井先生の主張です。壮大な宇宙の歴史、奇跡的な生命の星地球。宇宙の中の高等生物である人間。生命圏から分化した人間圏は今後いったいどのような影響を地球に与えていくのだろうか。そして、人間の歴史という視点ではまったく見えてこない人間の未来の姿。松井先生の投げかける問いに、私たち一人一人が気づき覚醒していかなければならないのでしょう。特に私が面白かったところは、インターネットについて語られているところです。インターネットは、既存の構造を破壊するということ。このことは日々実感するところです。地球システムに当てはめてみると、インターネットは恐竜を滅ぼしたと言える巨大隕石と匹敵するようなインパクトがあるという答えが出てくるのですが、そのことの意味はもう少しすると本当に目に見えるように現れてき始めるでしょう。これから先の未来を考えるとき、この本を読んでいるかいないかで、かなり差が出るのではないかと思います。人類の未来を考えるためには必ず必要な内容です。ぜひ皆様読んでみてください。
2007.07.25
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グーグルを超えるウェブの新潮流SNSやセカンドライフなど、web2.0から少し進んで3.0の方向性を考える上で、どのような方向に向かうのかなということが見えてくる、そんな内容となっています。ユーザーの自己表現の場として、コミュニティーという場は必要不可欠ですが、コミュニティーは熟成しないと、なかなか本当に面白いコンテンツは生まれてきません。2チャンねるがスタートして5年目あたりで「電車男」などのヒット作品が生まれましたが、ケータイ小説も、魔法のiらんどがやはり6年目あたりで、現在のケータイ小説ブームを巻き起こしたということを考えると、mixiやyoutubeでも、本当に一般ユーザーの間からコンテンツとしてお金を生み出すようなものが生まれてくるのはもう少し先のような気がしています。まだ、出来たばかりのモバゲーも、本当のおもしろいコンテンツが生まれてくるまでには時間がかかるのではないかと思います。また、mixiやモバゲーは、SNSなので、インターネットのオープンな世界に存在する2ちゃんねる、魔法のiらんど、youtubeやブログなどとは環境が違います。多分、SNSはどうしてもクローズドなので限界があるように私は思うのです。SNSは一人一人のページはポータルサイトのようなイメージですよね。本当のコンテンツは外部のブログやHPにつくっている人たちも多いのではないでしょうか。また、ひとたびコンテンツが生まれてからの訴求力も、オープン環境にあるサイトのほうが大きいでしょう。インターネットの原理であるオープン環境で、どのような流れを作っていくのか、今後、google 、はてな、youtube、などの動きを見ていかなければならないし、また、それらのサービスの先を行くものというのは何なのかということは、まだこれからなのではないでしょうか。そして、話題のセカンドライフもSNSに近いですから、圧倒的に世界に広がるにはまだ時間がかかるでしょう。実はこの本は、以前に読んでいたものなのですが、実際にセカンドライフの経験がなかったので書評がかけていなかったのですが、実際にセカンドライフを使い出して再度読んでみると、なるほどと納得しました。この本は、現在のインターネット上の流れを読むにはとても参考になります。また、今後はユーザー一人一人が自己表現していく時代となるという考えは私自身も同感です。インターネットで、コミュニケーションだけというのは飽きてしまうのですね。人は今の自分から成長したり変化出来るものが大好きだし、自己表現、自己実現は人間の基本的な欲望です。インターネットは、人々の自己表現のツールとなることは当然の成り行だし、セカンドライフは、確実に人々の心をつかむでしょう。しかしこの本の内容で、ちょっと残念なのは、ソフトバンク新書なので、どうしてもソフトバンクの立場が見え隠れしてしまうんですね。google と対抗する概念を作ってかなければならないというところで、がんばっているという感じなのでしょうか。でも、受け取る側というのは非常に敏感に作り手、サービス提供側の意図的なものを感じてしまう嗅覚があるものなんですね。そこがとても気になってしまいました。また、ソフトバンクやヤフーは、どうしても、企業理念がいまいちピントこないところがあるんですね。そういう意味でいったら、google やセカンドライフを提供しているリンデン・ラボ社の趣旨や理念はとても共感できますね。そして、セカンドライフに参入する企業も一般人も同等の作り手というところで勝負できる環境を作っていて、そこが非常に面白いのかもしれません。さあ、この仮想世界(メタバース)の展開はどのようになっていくでしょう。インターネットの未来と同様、大変楽しみですね
2007.07.20
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少なくとも、年に一度くらいは行きたいと思う、本当に美味しくて大人の味わいのレストラン、コートドール。そのコートドールのオーナーであり、シェフである斉須さんの著書です。5月にランチでお邪魔したときに、お店にこの本が置いてあり、タイトルを見たときに非常に面白そうだなと思って、帰ってから早速注文しました。フランスで修行し、日本に帰ってからも、常に、日本のフレンチレストランのトップクラスの評価を継続して得ているコートドール。サービスもお店の雰囲気ももちろんお料理も、コートドールでなければ味わえない、至福の時が流れるお店だと、伺うたびに思います。この本を読んで、コートドールで得られる満足感は、なるほどこのような仕事の仕方をしているからなのだ、と納得することばかりです。徹底してお店には顔をださない斉須さんの基本は掃除だそうです。創造の源は掃除であるということは良く聞くことなのですが、コートドールでは、みんなで掃除をし、たとえば柄の短い箒など、近代的な道具を使わない掃除用具を使うことによって、逆によく汚れが見えるようになるそうです。このような一つ一つの工夫が集積されて、日々のお料理、サービスに結びついていくんですね。基本中の基本ですが、実際にコートドールでお食事をすると、そういった一つ一つが積み重なってかもし出しているということが良くわかります。この本を読まれて実際にコートドールに行かれる場合でも、初めにコードドールにいってお料理を味わってからこの本を読まれてもいいと思いますが、ぜひ、両方体験してみていただきたいと思います。仕事とは、ということの基本も、応用も、この本を読むと見えてきます。どのような仕事をする場合でも、参考になる内容だと思いますので、どうぞみなさん、読んでみてください。
2007.07.09
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~中高生と語る大脳生理学の最前線~この本は、若手の脳科学者である池谷さんが、ニューヨークに留学されているときに行われたとても興味深い試みの連続講義を本にしたものです。池谷さんは「海馬」でご存知の方も多いと思います。最近はこのように大学で教えていらっしゃる先生方が、本当に面白く興味深い講義を、本という形でまとめてくれていることが多いですね。たとえば中沢新一さんや、茂木健一郎さん、そして、松井孝典さんなど、大好きな先生方の取って置きの講義をゆっくり読むことが出来ます。これはとても幸せなことだなと思います。今回のこの池谷さんの本も、とっても興味深く、そして楽しく驚くべき内容でした。ご本人も、この講義を行っているときは、留学中ということもあり、高揚感があり、自分でも嫉妬してしまうような輝きがあるとおっしゃっています。また高校生という、若くて柔軟性のある学生たちとのコラボレーションということもあるのだと思いますが、本当に楽しめました。中学生、高校生にも理解できるように、優しくシンプルに話が出来るかということは、いかに自分の学んでいる分野を理解しているかが問われると、全力でしかも楽しみながら講義している姿がとても心地よく、読み手に響いてきます。脳科学の問題から、哲学や心理学にも踏み込んでいるということをおっしゃっていますが、「心とはなにか」という、脳の研究をされている最先端の方々が今、踏み込もうとしている大きな課題を正面から捕らえて、果敢に挑戦されている様子が感じ取れます。とてもさわやかな読後感、そして、面白かったという満足感が得られる講義なのです。記憶のこと、脳のあいまいさ、柔軟性、そして脳の可能性、今最も興味深い脳の世界の最先端の知識が知らずのうちに理解できてくる大変刺激的な内容です。学生になった気持ちで、一緒に考えられる貴重な一冊。ぜひみなさんもお読みください!
2007.07.07
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~ネットビジネスの新大陸~アスキー新書の第二弾ということで、話題の「セカンドライフ」とはなんぞやを理解するにはとても良い入門書だと思います。1983年生まれの非常に若い著者は、デジタルハリウッド大学院を出て、現在会社を立ち上げてコンサルティングを手がけています。20代前半の世代の若者の感覚として「セカンドライフ」の可能性を紹介してくれています。mixiを日常の情報ツールとして自然に空気のように使っている世代ですから、このセカンドライフという、新しい新大陸は、彼らにとっては、実に自然に入れてしまうのでしょうね。mixi自体もセカンドライフに進出を果たしていますが、多くの日本の企業が、このセカンドライフの中でビジネスを始めています。Web2.0のその先は、おそらくセカンドライフのような3Dの仮想世界だろうと、多くの人たちが予測しています。「セカンドライフ」の特徴として、彼らが徹底して、ユーザーの自由に任せて場所を提供するという役割に徹しているということでしょうね。自由である代わりに自ら責任を持つと言う、人間本来の、主体的、積極的、創造的な生き方が大前提なんです。この新たに生まれた世界を良いものにするか、あまり現状の世界と大差ないものにしてしまうのかは、私たちユーザー次第ということなんです。インターネットの原理をそのままを受け継いで、新たに作られた新大陸。どのような世界になっていくのでしょうか。今はまだ、この世界に参入するには、一般の私たちはかなりハードル高いです。この本でも書かれていますが、「英語力」「財務力」「ITスキル」プラス「創造力」が必要であるということなんです。セカンドライフでたくましく生きていければ、たとえ日本がなくなってもどこでも生きていける力が付くだろうと浅枝さんが言っているように、確かにその通りだろうと思います。世界で生き抜く力をつけるためにもセカンドライフで試してみてはどうかと上手に誘ってくれます。この本を読むと、よし、私もこの新しい世界に参入してみようという気持ちになってきますよ。googleとはまた別の意味で、非常にわくわくする世界なのです。
2007.07.02
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