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時代の大きな変わり目に、いかに働き、いかに学ぶのか。「ウェブ進化論」の梅田さん、渾身の新作です。今回は、梅田さんご自身もおっしゃっているように、御自分のことを交えながら進んでいくので、心に深く浸透してくるようです。読みながら、梅田さんの志がしんしんと伝わってくるようです。その感じがとても共感できるんですね。やはりいかに働きいかに学ぶかということは、いかに生きてきたのか、どのように生きるのかということと同じ意味なのでしょう。そして、まさに明治維新のころの一身で二生を生きるといわれた頃よりもさらに、今のこの時代、一身にして二生を生きるがごとくとなるだろうとおっしゃっています。この時代に生き、日々仕事をしている現場で、本当に梅田さんのおっしゃっていることはひしひしと感じます。この本は、ぜひ若い世代の人たちに読んでもらいたい本です。特にこれから巣立つ若い人たちは、新しい時代の担い手であり、もっとも活躍する世代となるのです。これからの若い人たちは、インターネットリテラシー・ウェブリテラシーを身につけることがもっとも必要な世代であります。ますます、どのような業種の仕事でもインターネット抜きには、考えられなくなってくるでしょう。新しい世代にもっとも必要なこの学習は、残念ながら、今は教育の現場ではなかなか学ぶことはできません。総表現時代となるこれから、志と志向性を持ち、自由に自発的に生きていける新しい時代、そういった時代に社会に出る子供たちの必読書です。新しいもう一つの惑星ともいえるインターネットの世界はまだ生まれたばかりです。今のうちに、より良い美しい世界に向かうように、今、この場にかかわる私たちが育てていかなければなりません。これからの世代の子供たちの可能性が開かれるように、asomeもこの世界をよき方向に向かうべく努力していきます。梅田さんにはいつもいつも行く方向を整理していただき、励まされています。とてもありがたいですね。
2007.11.27
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「人間通」の谷沢永一氏による性愛文学の書を本屋さんで見つけ、すぐに購入しました。最近は本屋であまり本を買わなくなったのですが、やはりときどきブラッと立ち寄ると、面白い本に出合えます。いったい谷沢さんはどのような本を紹介してくれるのかと楽しみに読み始めました。やはり出てくるのは選りすぐった性愛文学。読んでみたいと思いつつも、なかなか手に入れにくい(なかなか本屋さんでは買いにくい(笑))本、谷沢氏が引用してくれてよかったと思いました。思い切り官能小説を紹介してくれて、面白かったです。実は谷沢さんは性文学に関する本をかなり収集しているようなのです。そして、いつかは書いてみたかったというテーマのこの本、私は大喜びで買ってしまったのですが、やはりとても面白かったです。日本人の性は、互いに思いやる心!が要となっているというところは、本当にその通りだなと思いました。ちょっとドッキリするタイトルですが、非常にまじめに性愛文学を語る本なのです。ぜひとも皆様お読みになってみてください。谷沢永一氏の奥の深さを知ることが出来ると思います。
2007.11.19
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伝説のケータイ小説が映画化されました。11月3日からの公開ですが、この映画、なんとも初々しく新鮮な映画なのです。大人の私たちには、忘れていた思春期の恋する気持ち、人を想う気持ちがさわやかに蘇ってくる、そんな映画です。この作品の原作であるケータイ小説はamazonの書評では散々ですが、なにせ、実際に読んでいる子供たちはamazonのレビューなどほとんど書きませんし、反論もしませんから、かなり一方的に偏った見方のレビューのみになってしまっています。本当にケータイからこのケータイ小説を読んでいる子供たちの声はパソコンインターネット上ではあまり読むことはできません。小説と同じように、映画のレビューも、この映画を見て感動している子供たちは、実際には映画のレビューを映画専門ページに書き込んだりしないので、みんな、なぜこんなにこの映画がヒットしているか全く理解ができないんですね。「大人の知らない携帯サイト」にもありましたが、携帯文化とパソコン文化は、いまや大きな溝があり、パソコン文化の人たちは、携帯文化をどうしても下に見てしまっているので、そのような立ち位置では本当のことは見えるはずもなく、文化の溝は深まるばかりです。しかし、考えてみてください。今までに、このように思春期の女の子たちに愛された物語があったでしょうか。この年代のとくに女子中高生が夢中になって見に行くジャンルは、今までなかったように思います。そういう意味で言ったら、本当にありそうでなかった分野の物語なのではないかと思うのです。この映画は原作も女性、脚本家も、監督も女性です。主演の新垣結衣ちゃんは圧倒的に女の子たちからも支持され、みんなが彼女の行動や表情に魅了されてしまうのです。どちらかというとまだまだ男性文化圏であるパソコンインターネット上では、この女性たちが育んだコンテンツ『恋空』は、全くと言っていいほど評価されないのは当たり前なのかもしれません。まったく理解不可能なんでしょうね。いや悲しいかな、もしかしたら永遠に理解されないかもしれません。この物語はプロの作家が書いたものではなく全くの一般人である美嘉さんが自分の体験を元に書いた物語をケータイのサイト上に公開し、更新していたものです。しかしこの物語が口コミで圧倒的な人気を呼び、ケータイから自由に読めていたにもかかわらず、本として出版され、あっという間に100万部以上のベストセラーになりました。インターネットから生まれたラブストーリーという点では日本版、「猟奇的な彼女」ですね。しかし韓国での成り立ちと違って、日本ではこのラブストーリーはケータイサイトで広まり、ケータイインターネット上で、しかも、ユーザー参加型のサービスの中ではぐくまれてきたものなのです。この物語は多くの女子中高生にとって非常に身近な、彼女たちのケータイの中に実在した恋物語であったのです。だからとても感情移入しやすいのだと思います。そして携帯から本やスクリーンへ飛び出した「恋空」は彼女たちに熱狂的に迎え入れられました。新垣結衣ちゃん、三浦春馬君は、本当にまだ、何色にも染まっていない初々しさがあり、見ていて心が澄んできます。asomeは、不覚にも女子中高生と一緒に号泣してしまいましたが、一度でも心から誰かを好きになったことのある人は、この映画、きっと心に響くはずです。何故か、もう一度見たくなる、そんな不思議な魅力の映画なのです。男性の方々、どうぞ騙されたと思ってご覧になってみてください。もしも少しでも共感することができたら、貴方はきっと女心を理解する能力があるのかもしれませんよ。
2007.11.13
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~PCとは全く違うもう一つのネット文化~モバゲータウンがすごい理由を読んだときに、ケータイインターネットの全体像を書ける人がいないと思ったのですが、まさにこの本にはそのことが網羅されていました。黎明期から現在まで、まだたった7~8年ですが、その短い間の歴史でさえ、しっかりと順序だてて書いてくれる人はいませんでした。特にコンテンツや文化という面からいくと、やっとこの本で概要が現れたという感じです。非常に良くまとまっていて、かなりお勧めの内容です。日本は世界でもっとも進んだケータイインターネット環境、どこからもまねしていない、日本のインターネット独自の文化です。そして、ケータイインターネットの場合は、「ケータイ小説」を筆頭にかなり女の子たちがリードしている文化です。モバゲーの場合は男性が確か女性よりも上回っているはずですが、ケータイ小説の世界は、ほとんど女子中高校生が中心となっています。多分そのような文化は、アメリカでも世界でも、非常に珍しいことなのではないでしょうか。今までの時代、インターネットの世界も男性が主体で引っ張ってきましたが、ことケータイインターネットは女の子たちが非常によくがんばっているのではないかと思います。この本の中ではそのことには触れていませんが、これは日本独自の文化なのではないかと思います。平安時代、女性の文学は、日記や物語文化として、世界で最も早く日本で生まれていました。やはり、インターネットの世界でも女性発のケータイ小説文化が、日本で生まれたのは非常に面白いことだと思います。まさにかゆいところに手が届くような、ケータイインターネットの未来、日本の社会の未来を語るにはこの本は必読書と思われます。ぜひ皆様お読みになってください。
2007.11.05
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