☆.井 戸 の 底 ☆.:*゜☆.。.:*

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Free Space

☆☆ 診断メーカー ☆☆

frauleinneinの起源は『鏡』…
自身も気付かぬ二面性をもつ、だが確固たる自身も同時に内包する
『星』…夢や希望を与えるが同時に絶望をも知る、一度勇気を失えば、諦念に支配される

ずばり、指摘されたーーー しかし二面性については自分で気付いてる・・・以上に他人に気づかれてしまってる。


frauleinnein。最上級精霊 。若草の様な緑の髪をもち、服装はマタドール風で合わせ鏡の中に現れる。契約すれば炎の力の宿った石が授けられ、契約には流れ星のカケラが必要

どうやら、星と鏡がキーワードらしいマイPersonal・*:.。..。.:*・゜


frauleinnein の使える魔法
初級「動物と対話できる」中級「シールドを展開できる」上級「霊と対話できる」
最大魔法「対象を永遠の眠りにつかせる」究極魔法「あなたに究極魔法は使えません」

最大までの魔法力で充分じゃない?


frauleinnein用の詠唱です。

久遠の果てより来たる虚無 皆すべからく 玉座の下に集うべし
我は時の神と契約せし者 されば天主よ その時彼らを許したまえ 我が前に統べよ!

ごちそうさまっ!


Comments

やすじ2004 @ Re:午前は会計処理(11/26) こんにちは!! 日が短くなり、初冬の空気…
frauleinnein @ Re[1]:お茶の御試し(02/08) 遅れ馳せながら、明けましておめでとうご…
大夫の監 @ Re:お茶の御試し(02/08) 旧暦も新年に入りまして、明けましておめ…
frauleinnein @ 記事 修正 誤字訂正 法定☓→法廷◯ 法廷ミステリオタ…
frauleinnein @ Re[1]:manipuri(09/19) ウールとシルクの混紡でオールシーズン使…

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2023.06.09
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カテゴリ: Mystery
1987年の北アイルランド。10歳年下の若い恋人エリザベスから別れ話を切り出され、失意のショーン・ダフィーは新たな事件に遭遇する。
キャリックファーガス城で起きた密室殺人事件。ジャーナリストのリリービグローが高い塔からその投げ落とされ、遺体となって発見された。

「アイル・ビー・ゴーン」事件に続いて、再度密室殺人を担当することになったダフィ。
そんなにも偶然が重なるものだろうか。
「諸君、北アイルランドの警官が一生のキャリアのうちに二度も密室の謎に挑むなんてことはありえない」
第一容疑者として城の管理人、アンダーヒルが逮捕されたが、当人は容疑を否認する。
彼が犯人でないとしたら、最大の謎は殺人者は犯行後どうやって城の外へ脱出したかだ。
混迷する捜査の途上、ダフィの上司マクベインが、爆殺される事件が起き、IRAの仕業と思われた。
この二つの事件の間に意外な結びつきが浮かび上がり、経済界と芸能界、果ては国境を超えたフィンランドにまで、ダフィーの真相究明は及ぶ。



かねてより気になっていたショーン・ダフィ-シリーズのシリーズ中最高傑作との呼び声に、煽られて読み始めた。
開巻第一、しまったと思ったのは,ダフィの一人称視点で全編進むストーリーテリング。
ワトスン役以外の一人称視点は好みではない。
まして事件捜査する主人公自身の語りとあっては、何処に事件の客観化の根拠を求めればいいのか。「おれ」という一人称も、訳として適切なのかどうか判断しかねる。
開巻の次に閉口させられたのが、ショーンと年の差カップル・ベスとの揉め事の記述のくだくだしいこと。
あれこれ苦手な部分はスルーしつつ、読み進めようやく事件が起こるところへやってくる。
事件発生以降も、古城の密室殺人の本格物要素と警察小説の作風、その他虚実綯い交ぜと、盛り込みすぎでお腹いっぱいになった。
密室トリックは明かされると意外にショボいが、そのショボさゆえ気がつかない、人間心理の盲点をついているとは思う。
だけど怪しいやつがやっぱり犯人では犯人当ての興趣には乏しかろう。
推理小説ではなく、捜査小説なのだから怪しいやつを追い込んで逮捕する過程を描けばいいのかもしれないが。
アイルランドやフィンランドの情景は魅力的に描かれており、キャリックフォーガス城が実在の城だったり、ジミー・サヴィル事件の人物を実名登場させたり、80年代が時代背景とは思えない現在と共時的なリアリティを感じた。

そんなタイムリーな要素に興味を惹かれたこともあって、500ページを越える読書を読み終えることが出来た。
だけど続いて同シリーズ、未読の「アイル・ビー・ゴーン」あたりを読むのはちょっと躊躇する。

最後に別の話。
作中でダフィがヴォルフガング・リームのピアノを引くシーンがあって、トム・ウェイツの曲からタイトルを拝借するなど、マッキンティって音楽に造詣が深いのかな。
この点は歓迎する。








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Last updated  2023.06.09 22:13:35
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