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明日から10月。ながーい、長い夏がようやく終わる気配だから長月なんてことはない。秋物に衣替えなんて気分でない。今月断捨離したものインナーとか靴下くらい?買ったものバンドカラーシャツローファー買いたいものが見つからず捨てるものが思いうかばない
2024.09.30
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東京文化会館 小ホール 9月29日 18:00音楽朗読劇 というジャンル朗読でも篠井英介の台詞回し、好きだなあ。前半芝居の部分はさておき、後半部の歌が良かった。本職のシャンソンが聴けたり、歌唱力のあるキャストが揃っていた。舞台で聴かせる歌は、歌唱力のある人が歌ってなんぼ。このあたり前のことが案外守られていないので、がっかりすることがしばしば。でも今日の舞台で久しぶりにミュージカルもいいかなという気持ちになった。1年3ヶ月ぶりの東京文化会館。上野駅がすっかり様変わりして歩き肉ことこのうえない。公園口へ行くのに余計な時間がかかること。こうして通い慣れた場所も道も他人の顔になって遠ざかってゆく。
2024.09.29
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夕方東京文化会館 小ホールにて
2024.09.29
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鍼治療に行ったら余りにも余りにも久しぶりに再会した三毛猫。三年ぶりだよ。元気だったの?締め出されたのか、ドアに向かって鳴いていた。入れろー入れてーーお願いーーーーーそれともご飯の催促かな。呼んだらちょっとそばに来たけどあとはスルー。まだまだ暑くて、人恋しさには程遠いから。
2024.09.28
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今日は休業夕方から外出
2024.09.28
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戦時中軍の情報部に所属していたアイリスを、ワインレッドのコートを着た女が尾行していた。自宅に返った彼女を持っていたのは、元情報部の同僚アンドルーだった。潜伏を理由にアンドルーに居座られ、相棒グウェンの家に泊めてもらうアイリス。明後日、アイリスの部屋から発見されたのは、アイリスになりすましていた(?)謎の女の遺体が発見され、アンドルーの姿は忽然と消えていた。殺害された女はソヴィエトとポーランドの政情に絡むスパイらしい。ではアイリスをつけていた、不審な女は何者なのか.........殺人の被疑者にされてしまいそうなアイリスは、グウェンとともに事件の謎解きに奔走する。-----------------------シリーズ4作目。2作、3作を飛ばしていきなり本作を読んだため、人物相関図の整理に難儀した。一作目とはかなり作風が変わってミステリというよりはスパイスリラーか。しかしお笑い要素が盛られているので、スパイコメディ、なんてジャンルはないか。アイリスの恋愛関係のもつれ、グウェンのお家の事情、と私の苦手な設定の描写が続くことに読みずらさを感じた。ワインレッドのコートの女は誰か、なぜアンドルーは失踪したのか、被害者の正体はといったミステリー要素を、国家的陰謀を背景とするスパイ小説の風味で展開するかと思わせておいて、解決編が何とも小粒なことに脱力した。そういう意味では、意外性のある犯人と結構だった。しかし、このシリーズ他作を読むのももう結構といった気分。何とも私の趣味嗜好に合わなくなってきた。それだけの理由だけど。
2024.09.27
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袴田事件にやっとやっと、無罪判決が出た。世紀をまたぐ冤罪裁判。検察側は「証拠の捏造」を認め難いために、またしても控訴するのだろうか。被告が現在、心神耗弱で裁判に出廷できない状態にあるものを、死刑判決に持っていったところで刑の執行は出来ないはずなんだけど。検察は何をしたいのか。というより今まで何をしてきたのか。
2024.09.26
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去年の9月からほぼ一年後の昨日、かつてのスタジオの先輩から連絡があった。2023年の9月30日以来。私から連絡してもずーと応答なししかし彼女が私に連絡しても応答なしだったと返される?激しく行き違いというか、すれ違いというか。彼女は現在、電動車椅子を使用する日常で、とっくにバレエは引退。ヘルパーさんに来てもらっている生活。買えば45万円の車椅子をレンタルしており、毎月の薬代だけでも1万円超え。いくばくかの公的補助はあるものの、公的介護保険は何ほども役に立たっていない。ほぼほぼ取られ損だと嘆いていた。彼女は病気で早期退職する以前は、公務員としてかなりの収入を得ていたから当然税金も保険料も給料相応の高額を支払っていた。激務の余り身も心も病んで、仕事を辞め挙げ句、払わない(払えない)人の分を払える人が負担して、何ら見返りのない実情に不満を述べていた。一皮むけば不平等、不公平が蔓延しているこの国。政治家のお題目、格差是正ってどの格差を言ってるの?こんな具合に余りいい話もなく、お互いの生存確認をしただけだった。
2024.09.25
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作家志望のアニーは、資産家の大叔母フランシスに招かれキャッスルノールの村を訪れた。フランシスは少女時代の自分が誰かに殺されるという予言を信じていた。果たしてアニーが見たものは、屋敷の図書室で殺害された大叔母だった。遺体のそばにはドクニンジンが塗られた針を仕込んだ白薔薇が落ちていた。大叔母の遺言状が公開されたが、その内容はアニーか、フランシスの義理の甥サクソンの何れか自分の殺害事件の謎を解いた者に全財産を譲る、という奇妙なものだった。アニーは大叔母の古い日記から、謎解きの手がかりを探そうとするが、フランシスの所有地からトランクに詰まった死体が発見される。それは20年以上前に失踪したフランシスの友人エミリーの遺体であるらしい。さらにフランシスの直接の死因は、鉄剤の大量投与によると判明し事件は混迷の相を呈してくる。あの薔薇は何を意味するのか。フランシスとエミリーを殺したのは同一人物なのか、それとも?アニーが探し当てた事件の真相とは。--------------------これまた薔薇のタイトルに惹かれて(最近薔薇づいている?)読んだところがアニー視点の文章に無駄なおしゃべりが多く、肝心の推理の手がかりを探すのが困難。登場人物が狭い人間関係の中でやたらと賑やかなのが、ドタバタ喜劇めいている。文体をや人物相関図を煩雑にして、目眩ましをしようとする作者の意図なのか。それとも訳文が拙いのかあるいは原文が悪文なのか。どちらにせよ私には好ましいことではなく、作品として質が高いとも思えない文脈だ。深読みしても無駄と諦めたおかげか、470ページ以上をさくさく読み流すことになる。こうして冗漫で印象が薄い展開との果に、たどり着いた犯人は目立たない人物だからか、そこそこ意外性があるが、犯行動機が説得力に欠ける。結局「白薔薇」はトリックに何ほども関与していないので、これも無駄かつ無理な設定だったと思う。なんとも、薔薇色の読書体験とは程遠い所感。帯の文のホロヴィッツに次ぐクリスティの後継者という宣伝文句は大袈裟かつ的外れだろう。
2024.09.24
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もう一つの投票が行われた。あちらが狼が狼に投票する人狼ゲームならこちらは無能役職カードだらけのレギュレーションでは、ゲームですらない。どっちもどっち絵に書いた餅を未来に掲げるのではなくて、今ある問題、たとえそれが他人がやらかした不始末であっても、片付けて下さい。言ってるそばからこの自然災害どうなるの?
2024.09.23
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今夏買ったローファー。カラーは黒と灰。ビットは金と銀。ほんとは究極のシンプルでビットなしが良かったのだけど値段とサイズ感を鑑みて妥協。晴雨兼用でヘビロテ出来ているので満足。これからの秋雨どきにも出番が多そう。これで白が揃えばモノトーン三兄弟になるなあ。
2024.09.22
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鍼灸治療の帰り、LUMINEへ寄り道。買ったのはリチュエルのケーキカシスマロンパイとパイナップルとココナッツのシーブストなうもの。それからビームスでキーホルダー。別に食欲や物欲あってのことではなく、失効前にポイント使い切るための買い物。と言い訳を日記には書いておこう。ビームスもベイクルもこれでポイントはゼロからの出発になったけどLUMINEで買い物すると楽天ポイントもたまる(ことがある)と今日知った。あっ、それってーーー
2024.09.21
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何だか気分が悪く、30分遅れて始業した。取引先にはその旨、お詫びの連絡。しばらくして、カードキーの受け渡しに管理会社の社員が来社。受け取りサインをもらって、そのお方請求書伝票を持って帰ろうとしたのでいや、それは違うでしょ何かお支払いがあるでなし納品書だけ持って行って下さいとと、納品書を渡した。あとでよーーーく考えてみたらこの場合渡すのは受領書だったーーーーー(>_
2024.09.20
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少しは気温が下がってきたので昨日から今日にかけてスイーツの自作をしてみた白玉小豆大納言がかなり長く煮込まなければならないので、気温がさらに下がった夜間でないと無理。ガス火ばかり使うお菓子作りはまだきつい。タルト・タタンのようなものまだ湿度が高いので、生地のベタつきが心配。林檎のコンポートはそんなに時間をかけず仕上げられるののまあいいでしょ。だけど、生地もコンポートも一旦冷やしてから仕上げるので調理に時間がかかるのがまだ鬱陶しい。結論、今どきの気候変動のおかげで秋というより冬にならないと自作スイーツは面倒すぎる。小豆白玉はもう食べたけど、まだタルトタタンの材料は冷蔵庫に眠っている。
2024.09.19
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謎の奇病「オスロ昏睡病」治療の権威開本博士と、10代のオスロ病患者兵藤水奈が殺害される事件が起きた。博士が開発した治療薬には服用した者の身体に薔薇に似た形状の腫瘍を発生させるという副作用があった。水奈の遺体から腫瘍は切り取られていた。自らもオスロ病患者であり、頭部に薔薇型腫瘍を持つ警部補八嶋は、部下の安城とともに事件の捜査を命じられる。八嶋は患者たちの集う「はなの会」の施設で聞き込みを行ううちに、腫瘍同士を接触させることで白昼夢を視る現象「薔薇合わせ」の実験をしていた患者たちの存在を知る。そして「薔薇合わせ」を体験した患者がまた一人、もう一人と殺されて、身体から薔薇を切り取られる。もう一人のオスロ昏睡病研究者の大様博士は、この奇妙な「薔薇合わせ」の秘密と連続殺人事件を解く鍵を握っているのではないか。隠遁中の博士を尋ねた八嶋が、知らされた驚愕の真相とは.....---------------------タイトルから幻想小説的な作風のミステリかと勝手に想像して手に取った一冊。ではなくて、どちらかと言えばSF的な発想の特殊設定作品だったけれど、この世界観は気に入って面白く読めた。異様な状況を、淡々と描いてさらりと読ませる筆致が良い。人物の設定にも奇矯さがないのも読みやすいのだがその分犯人は判り易い。その点が残念。しかし猟奇的な事件すなわち、異常な犯行動機ではなく、さらに殺すほどの理由なのかと思われる点、ことがむしろ意外性があるかも。終章で謎の人物が唐突に登場したり、時空が混沌としたすえのイメージが飛躍しすぎるエピローグにしても、個人的には特殊世界での幕のおろし方と割り切れば許容できた。いやこのラストは次なる新世界(シリーズ化)がやってくることの予告なのか?
2024.09.18
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月曜祝日が多くなったため、病院の予約が取りづらくなった。本来2週間に一度のはずが1日ずれて15日目の診療。一通りの診療のあと、院長先生からこのクリニックが年内で閉院になるとの告知を受ける。あーーついに来たか。手術中止、新患受付停止の告知がホームページに出たときからいや予感がしていた。継続治療が必要、あるいは希望する既存の患者には提携病院を紹介するとのこと。私の自宅から30分程度の総合病院で、院長はじめクリニックの皆様そちらへ引き上げるらしいのでそれはいいとしてなんだか閉院や休診が身の回りで多いような気がするんだけど。
2024.09.17
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連休3日目。ホームスタジオが祝日休みなのでやむを得ず、スポーツクラブのスタジオレッスンに参加した。出席人数はぎりぎり25名のはず。だって、私が25番目だったもの。まさか定員以上詰め込むなんて異常なことはしてないでしょうね。もとより、プロフェッショナルクラスでもない限り、生徒12人までが教師が面倒見られる限度なんですが。まあ、生徒は他人のことなんか目に入らないし(まともに並べない、陣番覚えない)教師もそんなことに感知せずにレッスン時間過ぎればいいのだろうから。こっちもケ・セラ・セラ。
2024.09.16
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今日は半日引きこもって過ごした。夕方になって買い物に出かけた。WEWの天気予報では6時ころから雨なんだけど、降られたらそれまでのこと、濡れても構わないと、傘は持たなかった。何故か一滴も降らない?さらに夜半に降ることになっている予報。もう誰も的中することを期待したないから放置なのか。明日も晴れのち雨になってるけど。夜9時過ぎて降り始めた。予報にはずれ無し。10時過ぎたら豪雨らしくなってきた。
2024.09.15
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大手デベロッパー社員の吉沢は、プロジェクトの失敗の責任を問われて、宮古島支社に左遷された。その着任早々、土地買収の不正がらみで、地元民の恨みを買っていたらしい同僚岩井の殺害事件に巻き込まれてしまう。奇遇にも最後まで買収に応じない土地所有者の神谷は、吉沢の大学同級生だった。かつてIT企業のトップだった神谷だが、SNSで叩かれたあげく失脚し宮古島に移り住んでいた。会社側の不正を明らかにすれば、土地売却に応じると嘯く神谷と共に、吉沢は同僚の死の真相と会社の不正疑惑の追求をはじめる。岩井の二度にわたる検視結果が出て、吉沢は最初に検視を行った医師優奈に事情を問う。何故、岩井の遺体は意外な場所で発見されたのか......-------------------------犯人は大体この人物と判るが、死体移動のトリックが解らずじまい。解明の手がかりはしっかり描かれていることも何となく読み取れても、推理が及ばなかった。作者はあまりミステリ要素の描きこみには注力せず、企業の人間関係の相克を描くことに熱心で最後に、関係者全員が犯人ならぬ、全員が悪事を行っている実態が暴露される。さくさく物語を進行させ、さらっと描いているので、ドロドロないやらしさはないが、せっかくのよく考えられたトリックなのだから、ミステリー要素を深堀したほうが印象的な仕上がりになっとと思うのだが。
2024.09.14
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連休に入ったので休業
2024.09.14
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昨日あたりから毒殺講義もどきやら人狼ゲームまがいの話題で騒然としてきた。リアルの毒殺ではほぼどうやって毒をもったか、のハウダニット解明されず、毒殺のチャンスがあった人物でフーダニットを絞り込むうーーーんんん、真相はどうあれ、事件の様相がミステリより奇なりとしか言いようがない。30人の証人 なんて如何にもミステリのタイトルにありそうなんだけど。総裁選が全員が狼の人狼ゲームじみていて、どれだけ身内切りが行われるんだか。たぶん決選投票になるだのと狼が狼に投票しても当然選ばれるのも狼だわな。
2024.09.13
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何を=トリックやプロット上の仕掛け=奇想どう描いているか=叙述 に加えてどう解き明かすか=推理〉奇想、叙述、推理を本格ミステリの構造に組み込んで解析した評論集だそう。解析の論拠はわかり易くてとてもいいのだが、評論中トリックや推理の方法を解説するのだけならともかく、犯人名までネタバラシが散見するのが気になった。各章ごとの前フリで、ネタバレ注意の警告があるが、該当の章を読み飛ばしてばかりだと、この本を手に取った意味がない。犯人Aとか、共犯者Xとか言いかえて記述することができなかったのか。私はほぼ既読のミステリーだったので大して弊害はなく読み終えたが、初心者には不向き。それともこの書は、作者の言うところの豊富なミステリーデータベースを持った読者のみを想定して編集されたものなのか。私にとって既読の作品が多かっただけでなく、好きな作品への言及、論標がなかった点が今ひとつ読んでいて面白味に欠け、好奇心も唆られなかった。ゆえに紹介されて読んでみたいと思った未読作品はあまりない。グランギニョール城青銅ドラゴンの密室これくらいか。
2024.09.12
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ライヴビューイングの記憶が流れ去る前に、チラ裏への記録を書き散らす。W主役二人の芝居は良かった。ヒュウガとカイリの役、中の人が逆のキャスティングもありなんじゃないと思わせるバランスの良い取り合わせ。特に中村倫也ドラマでは魅力感じないけど何故か舞台で観るといい役者、芝居がうまいだけでなく歌も歌える。髑髏城以来のりょうの出演も嬉しかった。この三人の芝居、シリアスな演目でも観たい。いのうえ歌舞伎なんだから脚本の破綻だの、無駄に長丁場の冗長さも見る側としいては織り込み済み。とはいえどんなに化粧して衣装で着飾ってもヒュウガが一国の命運を傾けるほどの、絶世の美貌には見えなくて、ピカレスクロマンの主人公にしては小物感あるあるなのが滑稽ですらあった。毎度ミュージカルでもないのに延々歌うかわりに、何か他の演出のしようがあるでしょう。(今回はカイリが歌ウマなのでどうにか耐えられたけど)演出自体も、腐女子サービスのシーンが妙にご念が入っているのはどういう受け狙いだか。ストーリーは裏切りに次ぐ裏切りのどんでん返しの重なりの間から、だいたい仕掛けが見えてしまい、結末も予測できてしまった。その分ドキドキハラハラが割り引かれて残念。その裏切りの果ての「意外な動機」はそんなことで?これだけの手間暇かけるかとアホらしくなった。とツッコム楽しみも与えてくれるのが新感線の舞台の面白さのうちということにしておこう。
2024.09.11
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今日は会計処理その他で忙しいので井戸の底にお構いなく。
2024.09.11
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パラリンピックが終わって一息ついている。とにかく睡眠。明日の仕事のためにも睡眠を。
2024.09.10
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ひきこもり系女子の紅(コウ)は、亡くなった祖父が自分に遺した手紙を発見した。「帯留めを探してほしい」という謎めいた言葉に導かれるように、手紙に記された遠野市の佐代村を訪れた紅は、不思議な眼の色をした中学生、東条泪子と出会う。そして泪子から、80年前に村で起こった密室殺人を知らされ、村に伝わる奇妙な死者との婚姻の因習と祟の伝承をも知る。東条家の亡くなった息子と「冥婚」した嫁龍子と、姑お勢が諍い、お勢は南京錠をかけて籠もった納屋の中で遺体となって発見され、迷宮入となった事件。それは小説家だった祖父が著した怪奇幻想譚「サナキの森」に酷似した猟奇的犯罪だった。果たして呪詛に寄る殺人は現実にあり得るのか。泪子とともに、時を超えた謎を追う紅。そして、かつての紅の指導講師だった美術教師、陣野先生も謎解きに加わり........ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー紅視点のラノベ風文体で展開する謎解きのストーリーと、交錯する作中作「サナキの森」の古色蒼然とした幻想譚あるいは恐怖小説としての文脈のバランスが絶妙。「サナキの森」が如何なる結構を迎えるのか知りたくて、早く先をよおみたくもあい読み終わるのが惜しいような奇妙な気持ちにさせられる。恐怖に何時までも酔っていたい楽しみたいというある種美的快感が読んでいて得られる、これは恐怖小説として巧く出来ていることの証左だろう。本筋のミステリーとしてのトリックが、ありきたりに過ぎてトリックとは言えないといった批判があるようだが、その当たり前過ぎるゆえに、気づくことなく見過ごし、考察の対象外に置いてしまう読み手の心理的盲点をついた着想だと私はむしろ感心した。森の中にいると森が見えず、木にも気を止めない、とでも言おうか。でもこのトリック、リアル日常でもなんか使えそうと、良からぬ妄想が頭をよぎったりもした。おまけにそのトリックを解明する「鍵」はちゃんと作中作の文章に仕掛けられていた。これこそ、気づく者は誰もなさそうな、凝った細工を弄している。作中作は決して冗漫な描写ではなかったことに、解決編で初めて気付かされた時の驚き。本作が第一回新潮ミステリー大賞受賞でデビュー作とのこと。文章が巧みでかつ、物語作りの才に恵まれた作者だと思うので、ガチ幻想小説、ガチガチ本格ミステリーの何れにも取り組んでほしいと思った。
2024.09.09
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このカテゴリを忘れた頃になって使う。昨日は舞台の生中継観劇からの、パラリンピックの衛星中継観戦へと暑いならぬ熱い、夏の夜の夢ならぬリアルだった。放送しないって、一時騒然となったけど準々決勝は何故かローカル局でオンエアがあって私は視た。NHKだって、この通りやればできるじゃないの。車いすテニスの手に汗握る展開のすえの勝利を観ていて、不覚にも眼からも汗が出そうになった。勝利者インビューで小田選手自身の眼にも涙が光っていたけど。まだ18歳、もう18歳これから何を、これから何処へ誰にもわからない。あーあ、暑苦しく語って汗と涙で消耗した水分を西瓜で補給する。
2024.09.08
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品川プリンスTジョイ17:30分開演上演時間休憩含めると4時間くらい?チラ裏は明日以降になりそう。:::映画館から帰還したのが夜10時過ぎ。Tジョイに行ってよかったライヴビューイングを視てよかった♪とだけ記して自分へのご褒美?のつもりの西瓜を食べながら開始に間に合った車いすテニスを見ることにする♬諸々思うところあった舞台のチラ裏はやはり後日のお楽しそれともお苦しみか?
2024.09.07
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井戸の底が休みの日であろうがなかろうが、夜毎道路工事の音が響いて安眠できない。おまけにこの暑さではどうしようもないので薬を呑んで眠ることにした。あーいやだ、いやだ。
2024.09.06
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10月からジェネリックでない薬(先発薬)を希望すると後発薬との差額の25%を保険適用の対象外とし、自己負担化する。 ことになる。服薬している、私としては先発薬とジェネリックどちらが良いのかわからない。御触書どおり、医師の判断次第ってことでしょう。で、ドクターはどうやって判断するのやら。どっちにせよ、薬剤不足は10月も相変わらずでしょうね。先発薬が無ければ、後発薬を飲めばいいのにんなこと、誰かが言った?.
2024.09.05
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9月7日 劇団☆新感線「バサラオ」のチケットのオンライン予約が今日の深夜0時から始まったと、思いきや行きつけの猫街映画館はニ館いずれもほぼ即完売絶望的 工エエェェ(´д`)ェェエエ工と、思いきや品川プリンスTJOYにニ列だけ残っていてどうにか抑えることができた。明治座で生の舞台観たかったけど、良席取るのはさらにさらに絶望的だったので、これで良しとしておこう。
2024.09.04
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母の遺言状公開に立ち会うため、3年ぶりに生家「永劫館」に帰還したヒースクリフは死の瞬間、目を合わせた者とともに生前にタイムリープしてしまう「道ずれの魔女」リリィと出会う。やがて館で起こる密室殺人。鍵のかかった部屋で、ヒースの妹コーデリアが首を切られた死体となって発見される。リリィもまた、何者かによって殺されては時間遡行を繰り返しているのだが。殺人犯を見つけるためにヒースクリフは魔女と共に「死に戻り」をするのだった。しかしかつてヒースクリフの父が縊死した案件を他殺であると主張する名探偵がじも介入し、事件は混迷の相を呈してゆく。ヒースクリフが時空を超えて観測したのは如何なる意外な真相であったのか..........------------------放蕩息子の帰還からの密室殺人と魔女との時間旅行。ゴシックロマンめいた舞台設定をラノベ風に描いた特殊設定ミステリで楽しく読めた。「嵐が丘」やブラウン神父もの、ファイロ・ヴァンスものへのオマージュ、あるいは皮肉を思わせる登場人物名とかに遊び心を感じる。それでいて、それら人物、物語の展開の描写にほぼ無駄はなく、伏線回収の場面になるとそういう意味があったのか、膝を打ちたくなった。事件解明の推理のロジックも腑に落ち、タイムリープの特殊設定ならではの犯人像で納得できる。思考のピースを当てはめていけば、トリックはわからなくても犯人像は見えてくる。(限定された時間内で犯行の機会があったのは誰か)ミステリー第一作にして、難解煩雑になりがちなタイムリープものを、わかりやすく、面白く読ませる作者の才気と筆力に脱帽。
2024.09.03
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午後からクリニックへ。検査結果を聞く。真菌類の感染はなしで、一安心。その後処置室へ。隣の部屋から、痛い!、痛い!!痛い!!!という声が聞こえるのは何事?こっちが術式受けるの怖くなるわ。私だって痛みは感じるけど、どうにか我慢の範囲内。念の為、痛み止めのロキソニンを処方してもらう。診療のあとは直帰せず、LUMINEへ寄り道。注文していた靴をカウンターで受け取る。dramaは撤退して、ガリャルダガランテは改装中、ドゥーズィエムは品薄。買いたいショップがないってことは買いたいものもなくって早々に引き上げた。相変わらず、地下道が熱気で息が詰まりそう。地元だけでなく八重洲地下も変わらない息苦しさだった。都市は地中から狂ってゆく。いえ、腐っていくと言うべきか。
2024.09.02
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今日の午後はクリニックへ行く予定。
2024.09.02
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★ Setzen wir Poesie zusammen太陽神の轍が惑星を踏み荒らすイカルスもパエトンも遥かな彼方で失墜した夕陽の色は渇れたのでもはや灰色の海に血を流さない律動の止むことのない海の焔のためにディープシーフィッシュは沈まない夏を追い越したところで海のは果つる処は遠すぎた
2024.09.01
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本日休業Ich bin auf Sabbatical.
2024.09.01
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