PR
Calendar
Comments
音威子府の道の駅は中頓別へ行く道と稚内方面へ行く道の分岐するT字路の真ん前にある。
稚内方面へ向けて別れると直ぐに天塩川の橋を渡る。
歩いて橋の上まで行って川面を覗いてみた。魚影は確認できなかったが豊かな水量を見ることが出来た。
音威子府、アイヌ語だと思うけれど、どんな意味があるのだろうか。
小学生の頃に「コタンの口笛」という小説を読んだ記憶があるが、内容は見事に忘れている。
ネットでググればすぐに出て来るけれど・・・
この橋を渡り、森の中を天塩の川に沿い稚内方面へ走っていく。
やがて、無料の自動車道に乗ると稚内はもうすぐそこだ。
稚内は何度か行っているがいつも港の周囲だけだった。稚内駅もそこにあるから。
だが、音威子府のほうから市内に入ると、港の周囲とは異なったごく普通の街の郊外風景を感じた。
どうもボクの中には、最果ての地と言うイメージが染みついている稚内なのだった。
ドーム型防波堤の方にある港の緑地は行き止まりになった道路が車中泊のポイントになっているらしいが、何だか馴染めずに、探して、稚内森林公園のキャンプ場を見つけた。
此処の駐車場で車中泊すれば、火を使えるし、ごみの処分もできて、その上無料だ。
早速肉と野菜を炒めてタンパク質を補うこととした。
小さなスキレットで炒めるが、こぼれてしまいそうだ。半分はタッパーに入れて次の食事に回す。
ピーマンは生でも食える。今回の旅では結構生で丸ごとかじった。種も食べる。
駐車場から一段上がった樹林の中、芝地の上にテントを張るようだ。
ここ数日北海道のお天気は良くない。この日も曇っていて、小雨がパラついていた。
トイレもキチンとあるし、毎日係の人が掃除に来ているようだった。

駐車場には車中泊の車が多いようだ。
ターフだけでもしのげるかも知れない。
キャンプ場から戻る様にしていくと、公園があって市内が見下ろせる。
お天気が良ければ樺太が見えるか?いや、それは無いだろうなあ。
樺太からソ連軍に追われて命からがら逃げて来た人や、最後まで残った交換手の悲劇などを偲ぶ像とモニュメントが建っていた。
野生のシカが堂々と逃げもせずに公園の芝地で草を食んでいた。誰かが、鹿が十万頭、熊が一万頭と言っていた。
キャンプ場には3泊したが、一度だけ歩いて山を下りて市内へ行ってみた。
真っ直ぐな道路が歩いても遠く感じられて疲れてしまったようだった。
山の日と重なった連休だったこともあってか、駐車場があふれた日もあった。
ただ、気温は20度台で涼しくてこれだけでも来た甲斐があったと思えた。
自分たちがジビエの供給源だとは思っていないだろう鹿。
まるで奈良公園の鹿だ。
フェリー乗り場のそばにある100円シャワーにはいり、そこのコインランドリーにもお世話になった。
名残惜しいけれど、何時までも稚内だけにいる訳にもいかないし次の宿泊地を探して出立しなければならない。どこへ行くかはその時に考えて決めている。取りあえず、次は宗谷岬へ向かおうと思う。
今回は礼文島にも利尻島にも行かない。