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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2012.01.14
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『うまくいく夫婦、ダメになる夫婦の心理学』 という本が目にとまったとき、
 カスタマーレビューで、本著を再編集・改題したものだということを知った。
 そこで、ネットで本著を古書で発注、お陰で随分安く買うことができた。
 ただし、両者を比較してみると、章立について多少の違いが見られる。

 そして、著者の書く文章には、 『だれにでも「いい顔」をしてしまう人』 や、
『妬まずにはいられない症候群』 の時と同様、不快感でいっぱいに。

 何度も何度も、繰り返し書き連ねるという手法を採っているためだろう。

さらに、自分の父親に対する嫌悪感を露骨に顕わにし、
否定的なことを並べ立てるのも、読んでいて気持ちのよいものではない。
それでも、後半には「なるほど」とか「そうだな」と思わせるところがちゃんとあるのは、
『だれにでも「いい顔」をしてしまう人』のときと同じ。

   ***

  とにかく結婚生活をしている二人は
  誤解だらけで何も分かっていないという認識が
  結婚生活を成功させる最も重要な基礎である。(p.158)

一緒に生活していることから、知ってるつもり、分かってるつもりになってしまうのは危険。
同じDNAで繋がり、生まれたときから同じ時間・空間・価値観を共有してきた

それ故、元々赤の他人である配偶者とは、感覚が違ったり、分からないことがあって当然である。

  『お互いを理解するために』に相手を理解できないということは
  相手と自分の違いを理解できないということだと書いてある。
  つまり相手を理解するということは相手と自分の違いを理解することなのである。(p.250)

相手の考えが自分と同じだと思ったり、自分と同じであることを期待するから、

元々違う人間、それぞれに考えは違って当然というところからスタートしさえすれば、
違いの中に共有できる部分を見つけたとき、そこからより良い関係を築いていける。

ところで、『お互いを理解するために』とは、本著の中で何度も登場する書物で、
本著が発行された時点では、まだ日本語に翻訳されていなかったもの。

  相手の言うことを文字どおりに解釈してはならない。
  文字どおりの言葉の解釈と相手の意味していることとは違う。
  言葉を聞くよりも相手の行動や態度を見るほうが相手の真意がよく分かるときがある。(p.251)

「相手の真意を知る」、これは結婚生活だけでなく、
社会生活全般において必要とされる態度・姿勢だと言える。
進む国際化の中で、日本人の態度や言葉は曖昧で分かりにくいとよく指摘されるものの、
どんな国においても、言葉を額面通りに受け止めているだけでは、やってはいけない。





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Last updated  2012.01.15 11:45:05 コメントを書く
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