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2006年01月16日
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カテゴリ: family
ずっと書かなきゃ、と思ってたのに書けなかった話を。

(2006/02/25)






圭介と飲みに行ってきた。

ヤツは1月いっぱいで東京を離れる。

2月上旬に一度実家に戻って1週間ほど過ごしてから

就職先である熊本に移ることが決まっている。

だから今日がおそらく東京での最後の晩餐になるのだった。



**********





まずは私が学生時代によく行っていた定食屋さんへ。

彼が中学3年の時に(高校3年じゃないとこがミソ)

立教大の見学に来た時にも連れて行った定食屋さんで、

しきりに懐かしがっていた。




その時とほぼ同じカウンター席に座り、

「うわ~、むっちゃ懐かしい~!」を連発。



そこの定食屋さんは安くて量が多いことが売り。

カウンターで違うお客さんの定食が目の前に並ぶのを見て

中3で食べ盛りだった弟はご飯を大盛りに。

しかし弟が見た違うお客さんの定食についていたご飯は大盛りではなく

普通盛りだったのである。






「お母さん、ご飯おかわり!大盛りで!」

とか言うジャイアンのような体格のガキの手に握られている、

丼の上に富士山のように盛られたご飯だった。




しかし彼はそれを完食。

その上、私のご飯の半分までもを食していた。






性欲に反比例し、その時のような食欲はなくなったらしく、

普通盛りのご飯を注文していた。

贔屓目と思われるかもしれないが、身長180センチ以上で

野球部で培われたその筋肉の塊のような肉体の前に置かれた普通盛りのご飯は、

なんだか鬼を相手に針で戦う一寸法師のようで、

違和感あるように思えた。(全然贔屓目じゃない。)






次に以前お客さんとも行ったことのあるバーへ。

落ち着けるかな~と思って行ったものの

月曜日で客がおらず、逆に落ち着かないので移動することに。







次に、朝7時までやっている居酒屋へ。

そこは前から入りたかったお店だったので今回初挑戦。





通された先は 個室。




いやぁ、相手弟なんで、そこまでまったりできる空間じゃなくてもいいんですけど(笑)




でも個室はさすがに居心地がよかった。

鹿児島弁でガッツリ話した。

ま、個室じゃなくても鹿児島弁でガッツリ話してるけどさ(笑)






ここでは弟の中学時代の話に。



私の姉弟は、全員地元の公立中学校に通った。

3人姉弟だったので教師たちの間では何かと有名だったらしい。



私は成績は中の上くらいだったしそんなに目立ってはいなかったけど、

文化祭の劇でシナリオを書いたり合唱の伴奏をしたり

クラスソングを作曲したりと地味に活動していたので

頑張っている、と評価してくれている先生もいたようだ。






私が3年の時の1年にすぐ下の弟の弘がいた。

コイツは成績は下の下、うしろには両手くらいしかいない成績だったが

リトルリーグつながりの先輩がたくさんいてかわいがってもらっていたので

顔は広く、思春期にありがちな反抗的な態度をとることもなかったので

先生たちからもかわいがられていた。

3年になってからはリトルリーグで主将をしていたり応援団長をしたり

登校拒否児の面倒を見たりしていたので

(彼は面倒を見てる気はなく、ただ遊びたいから構っていただけだった。笑)

わりと目立っていたことになる。






そして末の弟・圭介が入学。

彼の入学からの一部始終を、今日の晩餐で数時間にも渡り語った。



**********



彼は学年で一番背が高く、入学式からイヤでも目立ってしまっていた。

そして武勇伝の数々を築く。

1つめの武勇伝は入学して最初の音楽の授業。

一番前の席で大あくびをしていたのと、音楽のF先生が入ってくるのが同時で

先生に鉄拳をくらったらしい。

ちなみにF先生は非常に温和で年に1度ほどしか怒ることがない。



圭介は授業後、音楽準備室に呼び出しを受けた。

そこでのやりとり。




先生「あくびするくらい眠かったのか」

圭介「……」←もちろんふて腐れた態度

先生「(ネームプレートを見て)…○○か。下の名前は?」

圭介「ケイスケです。」←もちろんまだふて腐れた態度

先生「○○ケイスケか……。………ん?○○?お前、もしかして月月の弟か?」

圭介「ハイ、そうですけど」←だからどうした、というふて腐れた態度

先生「お~~~~~!俺はお前の姉ちゃんの担任だったぞ」

圭介「( Д ) ゜゜」←驚き





そう、F先生は私が3年の時の担任で、しかも吹奏楽部の顧問だった。

東京の音大を卒業したF先生は、私が音楽の道に進みたいと言った時

いろいろと相談に乗ってもらったりもしたのだった。





そこから2年半に及ぶF先生と圭介のバトルは始まった。

なぜそのバトルが3年に及ばなかったのか、というと、

圭介が3年生の時の体育祭で和解という形で終止符が打たれたからである。




体育祭で、圭介は応援団長をし、チームを優勝に導いた。

彼は応援団長どころか応援団にもなりたくなかったのに、

担任である理科のM先生が

「ケイスケが団長で、ケンサク(※)が副団長じゃなきゃ、先生はイヤです」

と駄々をこねたそうだ。


いつも常に2人でいて、お互いそれ以外に友達がいないくらいに思われていた。


ヘンな先生だが、そういうことがまかり通ってしまう不思議なキャラクターの持ち主だった。

このM先生、F先生とは物凄く仲良しで、よく二人で飲みに行ったりしていた。




応援団でさえしたくなかったくらいだから初めはやる気がなく、

とりあえずやるか、という程度のものだったらしい。

その時に私が、「うちの高校の体育祭、面白いよ。

弘が団長した時も見に来たよ。それでなんかやる気になって優勝したしね。

ま、騙されたと思って行ってみれば?」

と提案し、副団長のケンサクと私の母校である鹿児島市内の高校に足を運んだのだった。




そこで繰り広げられた高校生の演舞は

中学生だった彼らを刺激するには充分だった。

帰宅してから早速二人で打ち合わせをし、

カレンダーの裏や広告の裏に並びや演技を書いて作戦?を練ったらしい。




そうして練りに練った演舞は、体育祭当日、

中間の部でもラストでも満場一致で票を集め、ぶっちぎりの優勝だった。




その時のことを振り返って、圭介は興奮気味に言っていた。



「いや~、あれは青春だったね!マジで!

お姉の高校に行ったのはマジでよかった、ホントに行ってよかったと思う。

自分が高校生になって、自分の高校の体育祭を経験しても、

それでもお姉の高校の体育祭はよかったって思えたくらいだね。

あれを見てケンサクと二人でエライ感動したんだよね。

うわぁ~、俺らもああいうことしてぇ!って。

お姉の高校は個性強いとこじゃん?だからいろんな演舞があってさ。

ビシッとキメるチームもあれば、ありがちだけど男子が女装するチームもあるし。

でもそれぞれやることをハンパなく仕上げてるじゃん。

なんか、細部までとことんこだわって、っていうか。

そういうところもすげぇって思ったんだよね。

そういうのを見ると、いろいろ士気が高まってさ。

やりたい演技とかもすげぇ出てきて。

ラストは音楽に合わせてチャラチャラ踊る演舞じゃなくて、

曲とか使わず太鼓だけで勝負しようってことになってさ。

1年生とかにも妥協せず教えたね。完璧にしたかったから。

だから優勝した時はマジ嬉しかった。

優勝したかったっていうより、演舞を完璧にしたかった。

その結果、優勝できた、みたいな感じだった。

もちろん体育祭が終わって、ケンサクと二人で打ち上げしたよ。

バヤリースで乾杯 したからね!(爆)

酒もタバコも女もないのに さぁ~!」




その体育祭の夜、打ち上げをしていたのは圭介とケンサクだけではなかった。

M先生とF先生も優勝の余韻に浸りながら祝杯をあげていたのだ。

そして感極まった2人は、我が家を訪ねる。

父は仕事の付き合いで飲み会へ、母は叔母のところへ、

そして圭介はケンサク邸で打ち上げ。

我が家は留守で、後日、M先生からその事実と感謝の言葉を打ち明けられる。



「ケイスケ、F先生と呑んでいたら君に御礼がいいたくなって

家まで行ったんだよ。F先生も感動したと言っていたよ。

遅くなったけど、いい体育祭をありがとう。」



そこで2年半にも及ぶバトルに終止符が打たれたのだった。

担任でもないF先生がそういうふうに思っていたことを知り

閉ざしていた心を開こう、という気になったのだ。

まぁバトルというより、単に圭介が子どもだっただけなのだが。





そういった体育祭の話から、F先生やM先生の授業の話、

その他の共通の先生の話、授業の話、合唱コンクールの話、

ケンサクと過ごした日々(くだらなさすぎて笑えるネタばかり)…などなど

これまでにないくらい、たくさんの話をした。







そうこうしていると、時計の針は1時半を指していた。

圭介はもちろん電車はなくなっているので、うちに泊まることに。

私の家の寝室にもう1つ布団を敷いて、

お笑いのビデオを見て2人でひとしきり笑った後、就寝。



かなり充実した最後の晩餐になった。

圭介、熊本でも頑張れよ。








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最終更新日  2006年02月25日 21時25分49秒
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