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確かにもうそんな時間になりました。時刻は午後6時頃です。ニセアリス「ああ、腹へった!腹へった!早く行こう!もたもたするなよ!」ウサギさんはこれから草かりに使った道具類をかたづけなくてはなりませんでした。なのでニセアリスのこの言葉には「カチン!」と来ました。ウサギ「草刈りに使った大きな”枝切りバサミ”や”高枝切りバサミ”は刃にこびりついた葉っぱを取ってから油をさしておいた方が良いでしょう。そうしないとすぐに錆びてきますから。」ウサギさんは道具の手入れをしました。ニセアリス「早くしろ!ああ、腹がへってどうしようもない!!お腹がねじれる!」ウサギさんはニセアリスの態度には腹が立ちました。するとアリスがそれをさっして、アリス「ニセアリスさん!他の人は今日一日”お仕事”をして疲れているんです!そんなことは言わないようにしてください!」モグモグは今日もコンバインのごとく草刈りをして疲れていましたし、同じく由美も女の子ながら一生懸命草刈りをしてよくがんばりました。ウサギさんも汗をたっぷりかきましたし、アリスもミルキーを背負いながら草刈りを長時間し続けたのです。アリスも疲れていました。ニセアリス「その”おもちゃ”を背負っているから疲れるんだ。その”おもちゃ”が何の役に立つ?何もせずにただ寝ているだけだ。思い切って捨てちまおう!」アリスは怒りました。アリスは今日も昼間目を覚まさなかったミルキーの事をずっと心配していたのですから。アリス「ミルキーさんはまだ幼いんです!そんなにお仕事はできません」ニセアリス「だから”役立たず”だと言っておるだろう?ソイツも道具といっしょに物置に置いて行こう!」今度はアリスばかりでなく、モグモグと由美が怒りました。モグモグ 「ピィーー!ピィーー!」由美「……………………。」ウサギさんはあきれはてて、ウサギ「とにかく街まで行きましょう!」とみんなをうながしました。これから街までたっぷり歩くのです。ニセアリス「タクシー呼んで。」ウサギ「はあ?」ニセアリス「タクシー呼んで。」アリス「ニセアリスさん!いったいそんなお金がどこに?!」ニセアリス「今日一日、アタシは頭脳を思考させていた。いろんな事を考えていたんだ。だから疲れた。タクシーを呼んで!」アリス 「……………………。 (;-_-) 」アリスはニセアリスの態度に言葉を失いました。
2010.03.31
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ウサギ「はあ~~~~~~。」ニセアリス「とにかくこれからここは”アタシのモン”になるのだ。今後は”役立たず”は住まわせないぞ!!働け!働け!”食っちゃ寝食っちゃ寝”だけのヤツはいらん!」ウサギさんはがっくりしていました。ニセアリス「それにこれからは”家賃”をいただくからな!タダで住まわせたりはしない!!」あれはアタシのモンだからな!」アリスは怒りました。アリス「ニセアリスさん!私たちはいままでいつもウサギさんのお家に住まわせてもらっていたのではありませんか?ウサギさんから今までに請求がありましたか?」これまでウサギさんはアリスたちにお金を請求した時はありませんでした。いわば無償でアリスたちは住まわせてもらっていました。アリスはそのため毎日ウサギさんのお家をお掃除して、洗濯物を洗って、食事を作っていました。そうして働いていました。しかし…………、ニセアリスはミルキーやモグモグをからかったり、ゲームしたり、昼寝したり……………、文字道り”食っちゃ寝食っちゃ寝”の生活を送っていました。ウサギ「はあああ~~~~~~~。」ウサギさんはため息がとまりません。そして午後はみんなでまた草刈りをしました。いえ、正確に言えば”みんな”ではありません。一人だけ玄関前のスペースでごろ寝していた人物がいました。アリス「はあ、では疲れましたね。そろそろ引き上げましょうか?」ウサギ「ではインターネットカフェに行きましょう!」
2010.03.30
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ニセアリスは喉が乾いたので玄関前のスペースに戻って来ました。そしてアリスが持って来たサイダーを飲み始めました。ニセアリス「ゴクゴクゴク!!」ニセアリスはふとアリスに抱かれているミルキーに気が付きました。ニセアリス「なんだ、ソイツは?ついに壊れたのか?」アリス「ミルキーさんは”寝不足”です。」ニセアリス「”寝不足”だあ?何もせんヤツがか?1日中遊んでいるだけで何もせんヤツじゃないか?!」アリス「ミルキーさんはまだ”子供”なんです。それでいいんです!!」ニセアリス「まったく!子供だからって…………、何もせずに一日中、食っちゃ寝食っちゃ寝!」ウサギ「……………それは誰かさんの事ではありませんか?(ぼそっ!)」ウサギさんはニセアリスに聞こえるように言いました。ニセアリス「何か言ったか?」ウサギ「いえ。」またいつもと同じパターンが起こりそうでしたのでアリスは話題を変えました。アリス「それで、どこか開いてましたか?」ウサギ「1階部分の窓を調べましたが………、開いてませんでした。」アリス「では2階は?」ウサギ「”はしご”がないと確かめられません。2階の窓に届きません。」ニセアリス「ふう、”鳥”でもいたら確かめられるのにな!」そう言ってニセアリスはモグモグを見ました。モグモグ「ビクッ!」ニセアリス「はああ、まったくなんの役にも立たんヤツがいるのか?鳥の仲間なのに”飛べない”なんて…………。まあ、それなら胃袋の中で役に立ってもらおうか?」モグモグ 「ピピーーー!!」
2010.03.29
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アリス「やめていただけますか?」アリスが冷ややかに言いました。アリス「モグモグにそんなことをするのはやめていただけますか?」こんな言い方をする時、アリスはマジで怒っています。ニセアリスはしかたなく縄をはなしました。やはりアリスには勝てません。ニセアリス「……………………。」その頃、モグモグはお庭の中心当たりまで逃げて行きました。もうモグモグをつかまえる事はできません。ニセアリス「……………ところで、なぜ”カギ”がない?中に入れないぞ!」アリス「わかりませんが”紛失”しているそうです。」ニセアリス「中に入れんのじゃ、辛い。」ウサギ「タッキーさんが今、探してくれています。そのうち見つかると思います。」ニセアリス「どっかから入れんのか?」ウサギ「それなんですが、今日入れる所があるか見てみようと思っていたのです。」ニセアリスは立ち上がりました。そしてそこから一番近い”窓”の所に行きました。しかし窓のガラスは”磨りガラス”となっていて中は見えませんでした。ニセアリス「見えん。」ウサギ「どこもここと同じような”磨りガラス”です。1階部分は。」ニセアリスは窓をガチャガチャやってみましたが、しっかりとカギがかかっていました。ニセアリス「どこか開いている所があるだろう?」ニセアリスは捜し始めました。この建物に窓は多いのですが………全てカギがかかっているようです。でも2階部分はわかりませんでした。2階の窓は届きませんから。ニセアリス「しかたがない。1枚割ってしまおう!」ウサギ「それは止めた方がいいです。ガラスを割ると修理には専門のガラス業者を呼ばなくてはなりません。本日は”インターネットカフェ”で泊まればいいのです。そんなにあせって中に入る事もありません。」ニセアリス「では……………………、オゴリだろうな?」ウサギ「は?」ニセアリス「インターネットカフェは”オゴリ”だろうな?」ウサギさんはため息をつきました。
2010.03.28
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アリスはウサギさん・由美・モグモグにお弁当を渡しました。ミルキーはまだ寝ていましたので渡しませんでした。アリスはやさしいのでニセアリスにもお弁当を渡しました。するとニセアリスは「当たり前のように」それを受け取って食べ始めました。本来はアリスに感謝すべきなのですが…、逆にニセアリスはこんな事を言い出しました。ニセアリス「いいか!ここは全てアタシのモンだ!この”玄関前のスペース”もアタシのモンだ!ここが使えてるって事は…………、アタシに感謝するんだ!!」アリスはそれを無視して他の人にコップを渡しました。そしてお茶を煎れました。ニセアリス「……………………。」ニセアリスはやはりだんだんみんなに嫌われて来ているようです。由美はニセアリスに対して冷やかな態度を取ります。由美「……………………。」でも、ニセアリスは遠慮なくお弁当をガツガツ食べ始めました。食べ物に目がくらむとまったく何も考えないのがニセアリスの良い所(?)です。モグモグはヒヨコ専用の食べ物を食べていました。ウサギさんはニセアリスからかなり離れた位置に座って静かにお弁当を食べていました。ニセアリス「ガツ!ガツ!ガツ!ガツ!ガツ!ガツ!!」そう言えばみんな自然にニセアリスとは距離を置いて座っていました。そしてニセアリスはあっと言う間に5人分のお弁当をたいらげました。ニセアリス「ゲップ!ふう!」由美「……………………。」ニセアリス「ああ、食後のデザートはないのか?”フライドチキン”が食べたいのだが…………、」するとモグモグがビクッとしてエサの中に突っ込んでいたくちばしを抜きました。ニセアリス「ああ、フライドチキンが食べたい………、」またいつものひともんちゃくがありそうです。モグモグはさっそく逃げようとしました。その時、縄が飛んで来ました。それはモグモグの身体に巻き付きました。モグモグ「ピ~~~~~~~~!!!」縄はしっかりとモグモグのボディーをとらえました。ニセアリスはグイグイその縄を引きました。ニセアリス「くくく!諦めるんだな!!もう逃げられない。」モグモグ「ピピィーーーーーー!!!」
2010.03.27
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ビリビリビリ!!!モグモグは再生できないほど紙を破りました。ニセアリス「くくくくく!このおおおおおおおおおおおお!!!食っちゃるーーーーーー!!!」モグモグは逃げました。やはりお庭は広く、モグモグは超音速(?)まで加速して逃げました。ニセアリス「くくくく!!!」ニセアリスはバリケードや貼り紙で妨害するのを諦めたようでした。それからもアリスたちの無視も続いていました。ニセアリス「なんだよ!ここはアタシのモンだ!アタシに敬意を払わない者はここから出て行け!」アリスたちはそれでももくもくと草刈りをしていました。ニセアリス「いいか!ここにいる者は”ここの所有者たるアタシ”に使用料を支払わなくてはならない!一人一日1600ゴールドだ!」アリスたちはもくもくと草刈りをしていました。ニセアリス「さっさと払いに来い!払わない者はすぐ出ていけ!」アリスたちはもくもくと草刈りをしていました。ニセアリス「……………………。」アリスたちはもくもくと草刈りをしていました。ニセアリス「……………………。……………………。……………………。……………………。いいかあ!ここはアタシのモンだああ!それをよく覚えておけえーーーーー!」それでもアリスたちはニセアリスを無視してもくもくと草刈りをしていました。ニセアリス「……………………。」ウサギ「まあ、”影響力のない者”が何を言っても無意味ですなあ(ボソッ!)」ウサギさんはワザとニセアリスに聞こえるようにそう言いました。ニセアリス「キーーーーーーーーーーーーーー!!!」ニセアリスは怒って玄関扉に張り付きました。誰も入らせない作戦です。それでウサギさんはアリスに向かって話しました。ウサギ「すみません、まだカギはありません。まだ玄関ドアから入れません。今日は、またインターネットカフェで寝る事になりそうです。」アリス「ええ、かまいません」ニセアリス「……………………。」こうしてお昼までアリスたちは黙々と働きました。そしてお昼になったので「お昼休み」を取ることにしました。玄関前のスペースではニセアリスが昼寝していました。無視されたニセアリスはここで「ふて寝」していたのです。アリスたちは持って来たお弁当を開けました。
2010.03.26
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しかしアリスはその立て札を無視しました。他のみんなも同じく無視しました。するとニセアリスは立て札をトンカチの枝でバンバンとたたき、ニセアリス「この立て札が見えんのか?」と、言いました。それでもアリスたちは無視し続けました。ウサギさんはワザと大げさに草むしりをしました。鼻歌を歌いながら。ウサギ「フッフフ~~~~ン♪」ニセアリス「キーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」ニセアリスはかんしゃくを起こしました。ウサギさんは草刈りをしながら「後ろ向き」に進みました。やがてウサギさんのお尻はニセアリスの立て札に当たり、立て札は倒れました。ウサギさんはワザとらしく、ウサギ「あーーーーー、なんだろう?こんな所に立て札が?意外だなあ。こんな所に立て札なんてなかったのに。あーーーーあ!壊してしまった!」ニセアリス「くくくく!!」ウサギさんはその立て札を手に取ろうとしました。その時、ワザと転びました。立て札はウサギさんの背中の下じきになって壊れました。バキバキバキ!ニセアリス「くーーーーーーーーーーー!!!」ウサギ「ああ、しまった。転んでしまった。ああ!立て札が壊れてしまった!!これはもう使えないな。しかたない。”ゴミ”として処理しよう。よっこらせっ!」ウサギさんは立て札の残骸を持ち上げ、草刈りで刈り取った草が山積みにされている場所にそれを持って行きました。ニセアリス「……………………。」すると今度はニセアリスはこの敷地内に生えていた雑草の木を切り始めました。何本も切っていきます。アリス「まあ、ニセアリスさん、手伝っていただけるんですね?!」ニセアリスはその切った木を組み合わせて”バリケード”を造りました。お屋敷の玄関の周囲にはりめぐらすようにバリケードが作られました。アリス「まあ、ニセアリスさん、これは何ですか?!」比較的細い木でバリケードは作られていました。ニセアリス「いいか!この屋敷はアタシのモンだ!ここから入るな!」するとコンバインのごとくハイスピードで草刈りをしていたモグモグがそのバリケードにワザと突っ込みました。バリケードはたちまち壊されました。バキバキバキッ!ニセアリス「くくくく!!!」モグモグ 「ピィーー!ピィーーーーーーー!」ニセアリス「食っちゃる!この”食料”めが!待てえええええええ!!!」モグモグは音速を超える速さ(?)で逃げました。ここは広いお庭がありましたのでモグモグはすごいスピードで逃げて行きます。ニセアリスはモグモグに追いつけません。ニセアリス「はあはあ……、」その間にバリケードの残骸はアリスたちによって全て撤去されました。そしてその木は一箇所に集められました。綺麗になった玄関前の様子に気付き、ニセアリスが戻って来ました。ニセアリス「おい!」ニセアリスはアリスたちに向かって声をかけましたが、アリスたちは無視しました。ニセアリス「……………………。」アリスたちはもくもくと草刈りをし続けました。すると今度はニセアリスは貼り紙を作りました。そこには……、***************************************************************************ここはニセアリスの”所有物”だ!関係のない者は立ち入るべからず。***************************************************************************と書かれていました。ニセアリスはテープでそれをお屋敷の玄関にはりました。するとモグモグがその貼り紙にアタック!貼り紙は一瞬ではがされました。そしてはがれ落ちた貼り紙はモグモグの足元でその足にからみつきました。モグモグはその貼り紙をくちばしでビリビリにやぶりました。ビリビリビリビリ!!ニセアリス「キ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」
2010.03.25
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アリスはさっさと掃除を始めました。ニセアリス「……………………。」残されたニセアリスはみんなの姿を目で追いました。アリス「さあ、モグモグ、今日も頼みましたよ。」モグモグ 「ピィーーーーーーー!」モグモグは元気でした。由美も草刈りを始めました。由美はマジメで、もくもくと地味な作業をこなしていきます。アリスは今日もミルキーを背負ったまま作業を始めました。アリス「……………………。」そしてウサギさんも草むしりです。今日はニセアリスが登場しなければ、屋敷に出入り口がないか調査する予定でした。ニセアリス「……………………。」ニセアリスはしゃがんで何か造り始めました。そして、トンカントンカン!トンカントンカン!トンカントンカン!トンカントンカン!出来上がって見ますと、それは”立て札”でした。***************************************************************************ここはニセアリスの”私有地”だ!関係のない者は立ち入るべからず。***************************************************************************アリス「……………………。」
2010.03.24
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その人物は腰に手を当て”仁王立ち”をしていました。それは…………”ニセアリス”でした。アリス「ニセアリスさん!」ニセアリスがここに来ていました。ついにここがかぎつけられたようです。アリスはあわててニセアリスにかけよりました。ニセアリスの表情は珍しく”ポーカーフェイス”でした。ニセアリス「……………………。」アリス「ニセアリスさん!あのう、言おうと思っていたことがあるんですが…、」アリスはなんとかニセアリスに状況を説明しようとしましたが、ニセアリス「ここは………、アタシの”家”だあああああああああああああああ!!!!」ニセアリスはすごい大声を出してそう言いました。目がマジでした(笑)。アリス「ニセアリスさん、アナタはこのお家を買えなかったではありませんか?」ニセアリス「ここはアタシの家だあああああああああああああああ!!!!アタシが買ったああああああああああああああああ!!オマエたちは出て行けええええ!!!」ウサギさんはため息をつきました。ウサギ「ああ、やっぱり…、」ウサギさんは思わずそうもらしてしまいました。ニセアリス「”そこ”!!何か言ったか?」ウサギ「いいえ。」アリス「ニセアリスさん、けっきょくウサギさんが買われても同じではありませんか?」するとニセアリスはウサギさんをにらみつけました。アリス「今でも私たちは”ウサギさんのお家”に住まわせてもらっています。それと変わりないのではありませんか?」ニセアリス「いいや!”これ”はアタシが買ったものだ。だから”アタシの物”だ!誰にも触らせない!」ウサギさんは一際大きなため息をつきました。ウサギ「はあああああああ~~~~~~~~。」ニセアリス「そこ!何だそれは?」ウサギ「いっ、いいえ、別に!」ニセアリス「とにかくここはアタシのモンだ!お前たちは出て行け!」アリス「……………………。」しかし、アリスはニセアリスを無視する形で、アリス「ではみなさん、今日も”草刈り”を始めましょうか?」と言いました。それで少しの間ニセアリスは沈黙しました。ニセアリス「……………………。」モグモグがアリスに答える形でモグモグ 「ピィーー!ピィーー!」と言いました。モグモグは草刈りを始める気です。由美も背負ってきたリュックを地面に起きました。どうやら草刈りをするようです。ウサギさんは物置に掃除用具を取りに行きました。その様子を見て、ニセアリスはこぶしを握りしめました。アリス「さあ、みなさん、お掃除を始めましょうか?!」
2010.03.23
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本日もあわただしい朝のインターネットカフェのようです。まったくもってナイトパックの切れる前というのはいそがしいです。ですがウサギさんは時間を1時間半取っていましたので、昨日に比べると比較的ゆっくりできそうでした。モグモグは今日は元気でした。ぐっすりと眠れたようです。そのおかげで普段通りのモグモグになっていました。由美も元気そうです。さすがに2日目ともなるとインターネットカフェにも慣れて来たようです。由美もよく眠れたようでした。逆にアリスは昨日は途中までミルキーに付き合っていたので睡眠不足でした。今日もアリスはつらそうです。でもがんばってアリスは起きました。そしてできたてのモーニングを口にしました。焼きたてのトーストやポテトは実においしです。それにくわえてスープもドリンクバーから取って来ていました。これが温かくてとても口当たりの良いものでした。それが喉を通る時、みんなは満足しました。その後、ウサギさんは洗面所に行って、毛並みをクシで整えました。ウサギ「さあ、みなさん、用意はできましたか?では出ましょう!」こうして本日も「ナイトパック」が切れる直前の午前8時の少し前にインターネットカフェを出ました。今日は天気が良くて温かでした。ポカポカした陽気です。今は冬場なのでこの温かさは身に染みます。アリス「早くカギが見つかるといいですね。冬の寒さはこたえますから」ウサギ「そうですね。本日は建物のどこかが開いていないか調べて見ましょう!どこか窓のカギが閉め忘れていて、そこから入れるかもしれません。」こうして長い道のりを行きました。その間、ミルキーはぐっすりと寝ていました。アリスはミルキーを背負っていました。アリスは昨日見た夢の舞台は「あのお屋敷の中」ではないかと思いました。夢を思い出してみますと、あの中は居心地が良い感じでした。アリスは実際のあのお屋敷の中もあんな感じだったら良いのにと思いました。建物に着きました。門を入って玄関に行きますと………、そこに誰かいるではありませんか?
2010.03.22
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アリスは玄関にたどり着いてドアを開けようとしましたが開きませんでした。まったくドアは動かないのです。その内ニセアリスがゆっくりとした足取りでやって来て、ニセアリス「アンタが自分で追い出したんじゃないか?!!」と言いました。アリス「ああ、そんな………、こんな事になるならミルキーさんにマンガを読ましてあげるんだった………。」アリスはそう思いました。分厚いドアを通して、外の大雨がドアに当たっている音がかすかに聞こえた気がしました。アリス「……………………。」アリス「……………………。」アリス「?」アリスは目を覚ましました。アリス「は?」どうやら知らぬ間に眠り込んでいたようです。そこは…………、インターネットカフェのブースの中でした。ここは夜でも照明の光が点いているので大変明るいです。そして目の前にはなんとミルキーが横たわっていました。アリス「は?ミルキーさん!!」ミルキーはうつぶせになっていました。開けたままのマンガ本を枕代わりにしていました。アリスはおもわずミルキーの身体をつかみました。でもミルキーは寝ているようで、反応がまったくありません。アリス「ミルキーさん!!」アリスはミルキーの身体を持ち上げて揺らしました。でもミルキーはぐったりしていました。アリス「ミルキーさん!」その時、目覚ましの小さな音が鳴り、ムクリとウサギさんが上半身を起こしました。そして立ち上がりました。ウサギ「さあ、”無料のモーニング”を食べましょう!」そう言ってウサギさんはパソコンの所に行って何かの操作をして、ウサギ「今、5人分のモーニングを注文しました!」と言いました。ウサギ「ただいま午前6時半です。あと1時間半以内にここを出なくてはなりません。」
2010.03.21
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アリスの所へ近づいて来たニセアリスはなぜかすごく冷めたような表情をしていました。アリス「ニセアリスさん、ミルキーさんを知りませんか?」ニセアリス「あんなヤツのことなんてどうでもいいんだよ!いなくなろうが知ったこっちゃない!」アリス「まあ、そんな言い方って!ミルキーさんはここからいなくなったのですか?」ニセアリス「だいたいあの”役立たず”がいなくなったのはアンタのせいだ!”マンガを読ませてもらえない”とか言いながらここから出て行った!」アリス「え?」ウサギ「”外”へ出て行ったのですか?建物から外へ?外は今”大雨”と”強風”と”洪水”です!」言われてアリスは背筋が寒くなりました。慌てて窓に駆け寄り、窓ガラスを開こうとしましたが、力を入れても開くことができません。窓ガラスはビクともしないのです。外はやはり”大雨”のようです。真っ暗で何も見えませんが。ウサギ「無理に開けない方がいいですよ!大量の雨と風が吹き込んで来ます!」アリス「でもミルキーさんが!」ウサギ「外は今かなりの大雨です!窓も開けられません!」アリス「外に出て行ったのは確かなのですか?」ニセアリス「ああ、アタシが見た。ヤツは泣きながら出て行った。」アリスはすぐにこの建物の”玄関”に向かいました。ウサギさんがすぐ後を追いかけて来て、ウサギ「玄関や窓のあらゆる出入り口が開きません!外は強風なのです!風圧がかかっていて開きません。」アリス「でもミルキーさんを探しに行かなくては!」
2010.03.21
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アリス「ここは?」そこにはいくつかのオレンジがかった明るいランプが灯っていました。”長い通路”で、その所々に照明のランプがついています。そこに灯った光に照らし出された通路は独特のムードがありました。ここはどこかの建物の中のようです。アリス「は?ミルキーさんは?」アリスはミルキーのことを思い出しました。でもそこにいるのは自分一人で、ミルキーの姿は見えません。アリス「ミルキーさん!」アリスは大声でミルキーを呼びました。しかし返事はありませんでした。アリス「ミルキーさん!」すると通路の奥からライトの光が揺れながら近づいてくるのが見えました。おまけに「ヒタヒタ」という音が聞こえたような気がしました。アリスはビクッとなりました。しかしそれは”ウサギさん”でした。ウサギさんは息を切らしながらアリスの元まで走って来て……、ウサギ「大変です!ミルキーさんの姿がどこにも見えません!」アリス「そんな!」ウサギさんもミルキーの姿を探していたようです。アリス「もっと探して見ましょう!」ウサギ「わかりました。」こうしてウサギさんといっしょに捜し始めました。長い通路が奥の方まで見えます。照明のライトが通路にあるものの、少しうす暗いです。時刻は”深夜”のようでした。辺りは音もなくひっそりとしていましたし、磨りガラスの窓から見える外は真っ暗で”夜”のようでした。通路にはいくつかのドアがありました。ガタッ!その内の一つから”物音”がしました。それはドアの向こうから聞こえました。アリスは驚きましたが、勇気を出して扉を開けました。ギーーーーーー!!不気味な音がしました。ドアの向こうは”部屋”で中に人が立っていました。その人物は向こう向きで、こちらに背中を向けていました。少女のようです。暗い部屋の中で、ライト片手に突っ立っていました。なんだかその少女はあまり生気がないようにも見えました。アリス「誰?」その少女が振り返ると……………、”由美”でした。アリス「はあ、由美さん、驚きました。こんなところでいったい何を?」由美「ミルキーちゃんの姿が見えなくなったので探していたの。」やはり、ミルキーがいなくなったようです。アリスが由美をつれて通路に戻りますと、通路奥から誰かが近づいて来るのが見えました。ズンズンズン!誰かが肩を怒らせながら、大股、いえ、”ガニマタ”で歩いて来ます。それは……………、”ニセアリス”でした。
2010.03.20
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アリスが何度注意してもミルキーは聞き入れません。アリス「さあ、ミルキーさん!もういいかげんにしてくださいな!」時刻はもうそろそろ”深夜”と呼べる時間にさしかかりました。アリスはついにミルキーのマンガ本をつかみました。そして取り上げようとしました。グイッ!ミルキー「あっ!イヤンイヤンイヤン!」しかしミルキーはマンガ本をしっかりつかんではなしません。アリス「ミルキーさん、そんな聞きわけのないことを言わないでください。さあ、もう眠らないと!」ミルキー「イヤンイヤンイヤン!」アリスはマンガ本を力任せに横に引きました。しかしミルキーはマンガ本をしっかりつかんではなしませんので、ミルキーの身体はマンガ本にひきずられて付いて来ました。アリス 「……………………。 (;-_-)さあ、ミルキーさん、もう寝ましょう!明日が辛くなりますよ!」ミルキー「ミルキータンは明日はがんばってずっと起きているから大丈夫だよ!」アリス「そんな事を言ってまたミルキーさんは…………、」アリスは無理にミルキーから今読んでいたマンガ本を取り上げました。そして頭上高く持ち上げました。すると…………、ミルキー 「うっ、うっ!」ミルキーは目にいっぱい涙をためました。そして……、ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」ミルキーは大きな声で泣き始めました。ミルキー 「ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」アリス「ミルキーさん、そんなに泣かないてください。ではもう寝ましょう!」ミルキー 「ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」ミルキーは泣き止みません。大声で泣いたままです。ミルキー 「ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」アリス「さあ、ミルキーさん!」するとお店の人がアリスたちのブースに飛んで来ました。ウエイトレス「あの、お客様………、すみませんが大きな声を出さないようにしてください。他のお客様の迷惑になります。」アリス「ミルキーさん、泣くのはやめてください!」ミルキー 「ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!ぜいぜいぜい!ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」アリス「……………………。」ウエイトレス「あの、お客様、静かにしていただけないのでしたら…………、」しかたなくアリスはミルキーにマンガ本を渡しました。するとミルキーはピタッと泣き止み、マンガ本を読み始めました。もはや周囲のことを気にしてません。夢中になってマンガ本を読み始めました。ミルキーが泣き止んだのを見てお店の人は帰って行きました。アリス「ふう…………。」しかたなくアリスはミルキーが寝るまでつきそうことにしました。アリス 「……………………。 (;-_-) 」ミルキーはマンガの世界にぼっとうしており、ぜんぜん寝る気配がありません。その内、アリスには睡魔が襲ってきました。アリスは日中はずっとミルキーの事を心配していたので疲れが溜まっていたのです。コクッ!コクッ!アリスは眠りに落ちそうになりました。アリス「は?!がんばって起きていないと!」しかし……、コクッ!コクッ!アリス「……………………。」アリスが目を開けますと、見た事もない場所にいました。そこは何かの建物の通路のようです。
2010.03.19
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ウサギ「ほら!やっぱりひともんちゃくありそうです!」アリス「……………………。」アリスはそれでもあきらめ切れずにニセアリスにメールを打ちました。***************************************************************************ニセアリスさん、今私たちはインターネットカフェに泊まりに来ています。明日ニセアリスさんもこちらにおこしになりませんか?***************************************************************************しかし待っても何も返信はありませんでした。アリス「……………………。」ウサギ「しかたありません。そのことは後にしませんか?もう眠られた方がいいと思います。メールが返ってこない以上どうにもなりませんから。」アリス「そうですね、今日はとにかく寝ましょう。ニセアリスさんにはこの場所を教えて来てもらうようにしましょう。」ウサギ「ここを教えるのですか?」アリス「しかたありません。いつまでも”仲間外れにされている”と思われてはいけないと思います。」ウサギ「……………………わかりました。では”明日、こちらに来られる”と言う事で。」それだけ言いますと、ウサギさんは急にテンションが下がりました。そして向こうを向き、そこに横になりました。寝る事にしたようです。ウサギ「ふう……………。」アリスも急に気が重くなりました。それで眠ることにしました。眠る事に決めたのでミルキーの方を見ますと……、ミルキー「ルンルンルン♪」まだマンガを読んでいました。しかも寝そべって楽しそうに足を揺らしていました。アリス「ミルキーさん!もうお時間がたちましたよ!さあ、眠りましょう!」しかしミルキーは聞いていませんでした。ミルキーはマンガに夢中でした。ミルキー「ルンルンルン♪」アリス「ミルキーさん!」
2010.03.18
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アリス「そうですね。前にも言いましたが、ニセアリスさんだけ”仲間外れ”と言うワケにはいきません。それにニセアリスさんは確かにあんな文章を書いてきましたが、ぜんぜん怖くありませんよ。あれはただの文章です。」ウサギ「それはわかっています。あの方が怖いのではありません。あの方がまた”いちゃもん”をつけてこられて、今の掃除などの作業が大幅に遅れたり、スケジュールを狂わされる事が怖いのです。」アリスは確かにそうだと思いました。毎回ニセアリスには手を焼いていましたから。ウサギ「今我々がインターネットカフェに泊まっている状況についてですが、すみやかにカギを見つけて建物の中に入らなくてはなりません。そしてその中で泊まれるようにならなければいけません。確かにインターネットカフェの料金は今は安いですが、何日も泊まり続ければ合計するとかなりのお金がかかる事になります。だからできるだけ早く建物に入りたいです。」アリスはこのウサギさんのこの言葉によってインターネットカフェはやはりお金がかかっていて、それがウサギさんの負担となっていると知りました。ウサギさんはインターネットカフェの料金を安いとは言っていましたが、インターネットカフェへの宿泊が続くとやはり負担となるのです。ニセアリスがもし何かを言ってきて、建物に入るのが遅れますとその分ドンドンお金がかかる事になるのです。ウサギ「途中であの方のジャマが入るとこのプロジェクト全体に支障が出ます。」アリス「”プロジェクト”?」ウサギ「そうです。”プロジェクト”です。あの建物に関する全てのプロジェクトです。[建物の外や内部の掃除]、[建物の修理]、[部屋の模様替え]……、などなど、いろいろしなくてはならない事がたくさんあります。それがあの方の”いちゃもん”によってスケジュールに支障が出る恐れがあるのです。最悪、作業を止めてしまうかもしれません。ああ……、どうしよう?」そう言ってウサギさんは頭を抱え込みました。ウサギさんが困っているのでアリスは、アリス「まずはニセアリスさんにメールを打ってみましょう。なんとかうまく言うのです。」ウサギ「できるかなあ?」それでアリスがメールを打つことにしました。***************************************************************************ニセアリスさんへ。お元気ですか?体調はよろしいですか?私たちはワケあってまだ帰る事ができません。食べ物はお家にあるものを食べておいてください。ニセアリスさんも今度いっしょにここに来ましょう。 アリス。***************************************************************************するとすぐに返事が返って来ました。***************************************************************************オ~~~マ~~~エ~~~たちがどんな人間だかよくわかったああああ~~~~~!!今後はそれなりの対応をさせてもらうぞおおおおお~~~~~!覚えていろ~~~~~~~~!!うらめしや~~~~~~~!***************************************************************************アリスはため息をつきました。
2010.03.17
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何度も同じことを言われたのでミルキーはふきげんでした。アリス「……………………。」とにかくミルキーはマンガの中の世界に入って行きました。ミルキー「ルンルンルン!」一方ウサギさんの方はカタカタとキーボードを打っています。そのスピードは速く波に乗っています。ウサギさんは何かの文章を打っているようでした。それでアリスもニセアリスにメールを打たなければならない事を思い出しました。アリス「ウサギさん、あのうニセアリスさんにメールを打たないといけないのではありませんか?」すると、ウサギさんは言われて初めてその事を思い出したようでブルブル震え始めました。ウサギさんは楽しいムードがいっぺんに吹き飛んだようすです。アリス「ニセアリスさんをほったらかしにしていますので、また今日もメールを打たないと。」ウサギさんは青ざめていました。ウサギ「うう!」ウサギさんはメールボックスを見たくないようでした。それでアリスが代わって見ることにしました。するとニセアリスかららしいメールが来ていました。件名は何も書かれていません。ウサギ「は?」アリスはそれを開きました。***************************************************************************オ~~~マ~~~エ~~~ラ~~~~~~!!覚えて~~~~い~~~~~ろ!うらむ~~~~~~~~ぞおおおお~~~~~~~!***************************************************************************子供が書くようなメールで、アリスはぜんぜん平気でしたが、ウサギさんはやはり青ざめていました。ウサギ「どうしましょう?やはりこれでもあの方をつれてくるしかありませんか?」
2010.03.16
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アリスは走ってフリードリンクのコーナーに行きました。ミルキーが心配でした。そこに行くとミルキーが一人でいました。ミルキーは子供用イスを使って、その上に登りドリンクを入れていました。ミルキーの身長ではフリードリンクの位置まで届かないのです。その為に子供用イスを使ってその上に登って飲み物を入れるのでした。アリス「ミルキーさん、イスの上に登る時は注意してください。おっこちないように。」ミルキーは飲み物を入れたドリンク持ったまま、イスから下りました。それは不安定で危なげでした。アリスはミルキーが落ちないか心配しました。ミルキーは飲み物を床に置いたトレーに入れました。アリス「さあ、ミルキーさん、ブースに帰りましょう!」ミルキー「アリスタン、あの”コーラ”も入れて。」ミルキーはコーラも飲みたいようでした。アリスは背の低いミルキーに代わってコーラを入れてあげました。アリス「さあ、ミルキーさん、これで帰りましょうか?」ミルキー「アリスタン、あっちのジュースも取って。」アリス「はいはい。」ミルキーのトレーにはすでに4つのグラスがありました。それでもアリスは飲み物をいれてあげました。アリス「さあ、ミルキーさん、いいかげんブースに帰りましょうか?」ミルキー「アリスタン、あっちの”ウーロン茶”も取って。」アリス「……………………。ミルキーさん、飲める分だけにしてください。」ミルキー「ミルキータン、全部飲むよ。」アリス「そんなにがぶ飲みしてはいけません。」ミルキー「飲むの!」アリスはミルキーひとりでジュースを取りに来ては困るのでけっきょくグラスに半分づつミルキーの欲しがっていた飲み物をいれました。トレーの中はグラスでいっぱいになりました。それを持ってブースに帰るとウサギさんはすでにリラックスムードでした。肩にバスタオルをかけてパソコンの前にいました。そしてウサギ「フッフフ~~~ン♪!」上機嫌でした。ブースに着くとさっそくミルキーは寝そべりました。ドサッ!そしてマンガを読み始めました。ミルキー「アリスタン、飲み物そこにおいといて」アリス「ミルキーさん、けっしてガブ飲みしてはいけませんよ。」そう言ってアリスはミルキーのすぐ近くにトレーを置きました。ミルキーはジュースをストローで飲みながらマンガのページをめくります。足をブラブラさせていました。とても楽しそうです。ミルキー「ルンルンルン!」アリス「ミルキーさん、今日は眠らなくてはいけませんよ。マンガも少し読んでから寝てください。」少しだけふきげんにミルキーは答えました。ミルキー「わかってるよ、アリスタン!何度も言わなくても!」
2010.03.15
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ミルキーは何冊ものマンガ本をその腕の中いっぱいに抱き抱えました。ミルキー「ルンルンルン!」そしてマンガ本の重さでフラつきながらブースに帰ろうとしました。アリス「あの、ミルキーさん、ここへは”眠り”に来たんですよ。”マンガを読むため”に来たんじゃありません。」するとミルキーは「大丈夫だよ。少し読んだら眠るから。」アリス「……………………。」アリスはしかたなくミルキーの後をついて行きました。ブースに着いて、ミルキーはその中にマンガ本を置きました。ドサッ!すでに由美とモグモグは疲れて寝ていました。由美の寝顔は疲れている感じがありありと出ています。由美「……………………。」モグモグも疲れ切った表情の寝顔でした。そしてまだウサギさんは帰って来ていないようです。ミルキー「つぎはジュースを取りに行くの!!」ミルキーは楽しそうにそう言いました。アリス「あの……、」ミルキーはブースを飛び出してフリードリンクのコーナーに向かいました。ミルキー「ランランラン!」ミルキー一人を行かせることはやはり危ないのでアリスはついて行くことにしました。アリス「あの、ミルキーさん、待ってください!」アリスがブースを出ようとしたちょうどその時、ウサギさんが帰って来ました。ウサギ「フッフフン~~~~~♪」ウサギさんは上機嫌でした。そしてアリスにこう言いました。ウサギ「ここには”シャワールーム”があるんです。みさなんも浴びてきてはいかがですか?無料ですよ。タオルなどの無料貸し出しもあります。」アリスはひとまずミルキーにつきそいに行く事を告げてその場を離れました。
2010.03.14
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インターネットカフェの店内には音楽が流れていました。するとミルキーの小さな耳がまるでその音楽を聴くようにピクッと動きました。そしてなんとミルキーが目を覚ましたのです。起きるなりミルキーは、ミルキー「はわわわわわわ~~~~!!!」と感激の声を発し、元気に両手のこぶしをにぎりめました。そしてそのこぶしをプルプルと震わせました。その目は大きく見開かれていました。アリス「ミルキーさん!!」ミルキー「”インターネットカフェ”だよ!”インターネットカフェ”だよ!」アリスはミルキーがあまりにも急に元気になったので驚いていました。ミルキー「今日はここに泊まるの?泊まるの?」アリス「そんなことよりミルキーさん、一度お医者さまのところに行きませんか?」ミルキー「どうして?ミルキータン元気だよ。」アリス「え?」ミルキー「うわあーーーーい!ミルキータン、またマンガ見るよ!」そう言ってブースから出て行きました。アリスはしばらくその場であぜんとしていましたが、ミルキーが一人でブースから出て行ってしまったのですぐに我に返り、あわててミルキーの後を追いかけました。ミルキーはマンガが並んでいるコーナーを目をランランと輝かせながら歩いていました。首をフリフリ、たくさんのマンガの中から自分の気に入ったものを選ぼうとしていました。そしてマンガ本を何冊もつかみました。アリス「ミルキーさん!いままでぐったりして寝ていたんですよ!大丈夫なんですか?」ミルキー「え?ミルキータン、そんなこと知らないよ。ねえねえ、アリスタン、あそこの高い所のマンガ取って!」アリスの心配をよそにミルキーは元気でした。ミルキーはただ疲れて寝ていただけかもしれません。アリス「……………………。」
2010.03.13
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こうしてみんなは街へ向かうことにしました。ミルキーがまだ寝ていましたので、アリスはミルキーを抱き抱えて行かなくてはなりませんでした。ミルキーはあれからまったく目を覚ましません。アリスはぐったりしたままのミルキーのことをひどく心配していました。こうして歩きに歩いてやっとみんなは街に帰ってきました。ウサギ「インターネットカフェに着く前にどこかのお店に入って食べた方がいいです。まだナイトパックに入る時間帯ではありませんから。その時間までどこかで時間をつぶさなくてはなりません。」こうしてみんなは安いファミリーレストランに入って食事を取り、その後、ナイトパックが適応される時間までねばりました。午後8時になって、みんなはインターネットカフェに向かいました。インターネットカフェに着いてウサギさんはまたしても大きなブースを借りました。ウサギ「本日も”大きなブース”が空いていてよかったですね。」アリス「いつも空いているわけではないのですね?」ウサギ「そうです。いつも空いているわけではないです。それにホテルとは違って予約を入れておくこともできません。もっとも一日分の料金を払えば予約もできますが。ですがナイトパック以外でインターネットカフェを利用するのはすごく高くつくことになるのです。」ブースに着いてみんなはその中に腰を下ろしました。モグモグは目を細めました。そして「はぁ~」と息を吐きました。モグモグは疲れているようです。環境の変化にまだなれていない感じでした。なんといってもモグモグはまだ”ヒヨコ”なのです。今日は半分寝ぼけながらも作業をしていましたが、その作業スピードはコンバインのようにはいきませんでした。どちらかと言いますと「眠たくてまったく作業にならなかった」のです。由美も疲れた感じでした。”寝不足”のようです。由美も今日一日がんばっていましたが、半分眠たかったためか、作業は苦しそうにしていました。ブースに着くなり、由美は横になりました。そして目を閉じました。由美「……………………。」ウサギさんは元気でした。ウサギさんはインターネットカフェになれているようです。タオルを片腕にかけて、歯ブラシを持って洗面台の方に行きました。アリスは疲れていました。”気疲れ”です。今日の日中はミルキーが一度も目を覚ましませんでした。それでアリスはお医者さまのところに一度ミルキーを診せに行こうと考え始めました。
2010.03.12
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アリス「まあ、大変!」アリスはウサギさんにだけ仕事をさせてしまったと思いました。それであわててウサギさんの元に行きました。ウサギさんは庭でもくもくと草刈りを続けていたようです。根っこから引き抜かれた雑草が山のようにつまれていました。ウサギさんはずいぶんがんばったようです。でもウサギさんは元気でした。ウサギ「もう午後5時です。そろそろ夕食を食べに街に戻りましょう。」ウサギさんはそう言いました。アリス「まあ、すると建物の中にはまだ入れないのですか?カギの方は……?」ウサギ「もうしわけないです。それがまだなんです。」アリス「そうですか。」ウサギ「今日もまたインターネットカフェに泊まりましょう。」アリス「でもいいんですか?お金の方が………。」ウサギ「どうもインターネットカフェは今日からセール期間中に入るようです。少しお安くなります。」アリスはそれはよかったと思いました。
2010.03.11
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するとそこに元気なミルキーが出て来ました。ミルキー「アリスタン、ここきれいになったね。」そういえばアリスはここは以前草でおおわれていたのではないかと考えました。ですが、なぜか思い出そうとしてもその時のことはぜんぜん思い出せません。アリスが軽くほうきではきますと、玄関先は見違えるように綺麗になりました。アリスはミルキーと共に玄関から建物内に入ろうとしました。そして玄関の扉を開けました。玄関は広々としていました。普通の家と違ってとても広いです。ミルキーはその玄関の中で走り回りました。腕を大きく水平に広げて飛行機のマネをしています。ミルキー「キーーーーーーン!」そこはミルキーが走り回るのに十分な広さがありました。玄関にはいろんな物が置かれていました。大きな来客用の靴箱はもちろん、大きな花ビン。それに照明器具、小さなカウンター。天井にはシャンデリアがありました。そして床には”じゅうたん”が敷きつめられていました。ミルキーはそこに寝転がりました。アリスはそこは掃除したかどうか思い出せないので、びっくりしました。アリス「ミルキーさん!そんな所に寝転がってはいけません。」でもミルキーは広いじゅうたんの上でゴロンゴロンしていました。アリス「……………………。」アリスは目を覚ましました。アリス「は?」回りを見ますと、由美、モグモグが寝ていました。そしてミルキーも。遠くの方には一人もくもくと草抜きをしているウサギさんの姿も見えました。
2010.03.10
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とにかく草刈りは大変でした。アリスはこんなにも大変だとは思っていませんでした。この日は由美もスピードがまったく上がりません。眠いのと昨日の疲れが取れてないのが原因です。結局まともに草刈りをしていたのはウサギさんぐらいでした。アリス「ふう………。」そしてお昼頃になりました。みんなでお弁当を食べるために玄関前に集まりました。アリスは疲れていました。昨日ミルキーを寝かしつけようとしていた為にあんまり寝ていないのです。ミルキーはけっきょく遅くまで夜更かししたようです。そのためアリスは寝不足です。身体のだるさを感じていました。お弁当を広げてアリスは箸の動きが止まりました。アリス「……………………。」由美はすでに箸を握ったまま寝ていました。モグモグもお弁当箱にくちばしを突っ込んでそのまま寝ていました。モグモグ「……………………。」ミルキーは寝かされていた場所から起きてきません。なのでウサギさんは一人でお弁当を食べていました。ウサギさんは広いお庭とその向こう側に見えている景色を楽しんでいました。ウサギ「フッフッフッフ~~~~ン♪」お昼のポカポカとした陽気がしてきて、ウサギさんはごきげんの様子でした。一方その陽気のせいでついにアリスも居眠りを始めました。気が付いてみればウサギさん以外は全員寝ていました。結局1時間ほど休憩してからウサギさんはまた草刈りを始めました。ウサギさんはみんなを無理に起こしたりせず、自分ひとりで草を刈っていました。アリスは夢を見ました。アリスはあのお屋敷にいました。お屋敷は草もなく大変綺麗でした。それでアリスは玄関前の一段高くなった部分をほうきではいていました。アリス「♪~~」
2010.03.09
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このままここに居続ければ、「ナイトパックの適応が切れ、さらにお金がかかる」ということなのでみんなしかたなく荷物をまとめてカウンターのところまで行きました。ウサギさん以外はとても眠そうです。アリスはグデッとなっているミルキーを抱きかかえて行きました。ウサギさんはカウンターでお会計を済ませました。ウサギ「ホッ、良かった。3000ゴールドですみました。」このごじせいではホテルに泊まっても「一人5000ゴールド」程度かかります。それを考えれば確かにお安いです。ウサギさんは向こうに行く前にお弁当を買っていく事を提案しました。アリスはそれに賛成しました。街でお弁当を買い、その後みんなは目的のお屋敷目指して歩きました。かなり歩いてやっと目的のお屋敷前の門の所までやってきました。アリス「……………………。」ミルキーを抱き抱えたままのアリスは疲れていました。アリス「ふう。」ミルキーはまだぐっすり眠っていました。由美はやっと目が覚め始めたところでした。そしてモグモグはまだ半分夢の中です。お屋敷の門を抜けて、建物の玄関まで少し歩きます。そしてやっと到着しました。アリス「ふう。」ウサギ「みなさん、よくがんばりました。今日カギがみつかるといいのですが。」今日もこれから一日労働ですが、働いた後にはやはり「心と体を休める場所」がいります。アリス「本当ですね。カギが見つかるとうれしいです。」ウサギさんは昨日隠していた掃除道具を出して来ました。ウサギ「さあ、昨日の続きです。」モグモグは昨日は大変な仕事量をこなしました。しかし今日はまだ夢の世界にいます。アリスは寝ぼけているモグモグに無理強いさせずに、代わりに自分たちが草刈りをする事にしました。ミルキーはと言いますと、玄関の一段高くなっている所に毛布をしいてその上に寝かせました。…………大変でした。刈っても刈っても草はあります。アリス「おとぎばなしのようにはいきませんねえ。」
2010.03.08
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そこへモーニングが運ばれて来ました。きれいなメイド服姿のお姉さんたちが元気なあいさつと共に持って来てくれました。ウサギさんはそれをブースの入り口で5人分受け取ってみんなにくばりました。無料モーニングにはトーストとゆで卵、サラダが入っていました。それに揚げたてのポテトも入っています。ウサギ「さあ、飲み物の方は各自自分で好きな物をいれてください。」なかなか美味しそうです。いつもなら一番喜ぶはずのミルキーは…………、完全に寝ていました。ミルキー「ぐうぐう…………。」アリス「ミルキーさん!ミルキーさん!お食事が来ましたよ!さあ、起きてください。」ミルキー「ぐうぐう…………。」ウサギ「さあみなさん、食べてください。時間がありません。」ウサギさんはなれている感じで、さっさとトーストにジャムとバターを塗って食べ始めました。由美はそのスピードについて行けません。それに昨日の疲れで、半分かたまっていました。なかなか手がトーストのところまで行きません。モグモグは寝ぼけており、くちばしでトーストを突いてみましたが…………、ただ突くだけで食べていませんでした。アリスはモーニングを食べずに、ただミルキーを起こそうとだけしていました。ウサギさんだけがモーニングを食べていました。そして、時計を見て……………、ウサギ「うわあ、もう時間がない!みなさんここを出ましょう!」と、言いました。けっきょくモーニングを完食したのはウサギさんだけでした。
2010.03.07
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ウサギさんがムクリと起きました。ウサギ「むっ?!もう朝か?!」そしてブースを出てフリードリンクのコーナーへコーヒーを取りに行きました。それからブースに戻って来てグイッとコーヒーを飲みました。ウサギ「は~~~!目が覚める!」ウサギさんはカッと目を見開きました。ウサギ「さあ、みなさん!起きてください!ぐずぐずしていると『ナイトパック』の時間が終わってしまいます。さあ、無料のモーニングを注文しましょう!」しかし由美は寝ぼけまなこでした。由美「……………………。」モグモグもまだ半分寝ていました。モグモグ「……………………。」当然ミルキーも寝ていました。ミルキー「ぐうぐう…………。」ウサギ「今、朝の7時20分か?!ギリギリですね!ただちに無料モーニングを注文しなくては!」ウサギさんはパソコンを使って5人分のモーニングを注文しました。ウサギ「5人分のモーニングが出来上がるのに約10分。そこから15分で食べて、10分で出る準備を整えて、午前7時55分にはここを出られるようにしましょう!でないと料金がかさんできます。」それを聞いてアリスの目はさえました。どうやらその時間までに出ないと料金が加算されるようです。ウサギ「モーニングが到着したらすぐに食べなくてはなりません。いまの内に洗面が必要な方はすぐに行って来てください。ぐずぐずできません。」なんだかあわただしいです。由美「インターネットカフェってこんなにあわただしかったのでしょうか?」ウサギ「インターネットカフェとはあわただしいものです!」ウサギさんはひとり元気でした。ウサギ「さあ、みなさん!今日もがんばりましょう!」
2010.03.06
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いつの間にかアリスは眠りに落ちました。アリス「……………………。」アリス「……………………。」気が付くとアリスは「お屋敷の中」にいました。外は雨が降っているようでした。けっこうなどしゃぶりです。でもお屋敷の中は大丈夫でした。明々と灯りがともっていました。2階への階段がある部分は「吹き抜け」になっており、その広々とした空間が素敵でした。アリスは2階から1階を見下ろし、その吹き抜けの空間を満喫しました。アリス「いいですねえ。」ふと見ると1階の床に”何か”があります。それはミルキーが倒れているのでした。アリス「は?!」アリスは驚いて階段を駆け下りました。そしてミルキーに駆け寄り、その身体を抱き起こしました。アリス「ミルキーさん!」ミルキーはぐったりしていました。アリス「……………………。」アリスは目を覚ました。どうやら夢を見ていたようです。ミルキーが隣で寝ていました。ミルキーはうつぶせになっていました。辺りは明るく、照明の光がランランと輝いていました。アリスはミルキーを抱き起こしました。アリス「ミルキーさん、うつぶせに眠ると息ができなくなりますよ!」ミルキーはぐったりしていました。アリス「どうしました?!ミルキーさん!」ミルキー「ぐうぐう……。」ミルキーはただ寝ているだけでした。
2010.03.05
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アリス「ミルキーさん!」ミルキー「ルンルンルン~~~♪」アリス「そろそろ眠りましょうか?」アリスは眠くてしかたありませんでした。でもミルキーは目が覚めているようでした。アリス「ミルキーさん、そろそろ眠りましょうか?」ミルキー「いやあ!ミルキータン、マンガ読む!」アリス「そんなことしていると、明日のお掃除が眠くなりますよ!」ミルキー「ミルキータン、がんばっておそうじするからいい!」アリス「そう言っててもきっと明日になれば眠くて眠くてしかたなくなりますよ。」ミルキー「大丈夫だもん!」アリス「ミルキーさん!さあ、もういいかげんに眠りましょう!振り返りますと、みなぐっすりと眠っていました。ウサギさん、由美、モグモグは疲れた感じで寝ていました。アリス「……………………。ミルキーさん!」アリスはミルキーの持っている雑誌に手をかけました。ミルキー「いやいや!」アリス「ミルキーさん!言う事を聞いてください。」ミルキーはマンガをはなしません。アリスはため息が出ました。ミルキー「ルンルンルン~~~♪」ミルキーさん!もういいかげんにしましょう!ミルキー「いやあ、これ読むの!」アリスは困りました。しかたないので自分だけうたた寝をすることにしました。アリスはミルキーのすぐ横で横になりました。インターネットカフェのフルフラットの席はレザーのようなカバーがしていました。そこは意外に寝心地が良くて、アリスはすぐに眠たくなりました。それにここは温かでした。暖房が効いていました。アリス「ミルキーさん!!」アリスはミルキーの背中に手を置きました。ミルキーはマンガを見て笑っていました。それがミルキーの背中に置いた手を通してアリスにも感じられました。
2010.03.04
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ウサギ「やはりこんな展開になりましたか?」ウサギさんは腕を組みながらしみじみと答えました。ウンウンとうなづいていました。なかば「あきらめ」のようなものが感じられました。アリス「まっ、まあ、こんな人ですから。でもいずれはニセアリスさんもつれてこないと……。」ウサギ「うう………。」アリス「ニセアリスさんだけいつまでもほっておくというのはよくありません。」ウサギさんは考えました。そして………、ウサギ「しかたないですね。では今度つれて来ましょう!」アリスはその言葉を聞いてなんだかホッとしました。アリス「ではとりあえず、今日のところはそう言ってメールしておきます。」***************************************************************************では今度またニセアリスさんも私たちといっしょに行きましょう。 アリス***************************************************************************しかし、それ以後ニセアリスからの返答は途絶えました。アリス「……………………。」ウサギ「……………………。」アリス「ふう、」ウサギ「では今日のところはこれで。」こうしてニセアリスへの連絡はいったん終了しました。アリスは胸をなで下ろしました。そしてウサギさんは疲れて横になりました。由美は疲れてぐっすり眠っていました。そしてその足はモグモグの翼の下に突っ込まれていました。まるで”電気あんか”代わりです。モグモグの羽毛はそうとう温そうです。モグモグも疲れてぐっすり眠っていました。モグモグは今日はコンバイン並みの働きをし、それが元で疲れに疲れていました。本来モグモグは”ヒヨコ”なので警戒心が強いのですが、今日は「天敵のニセアリス」がいないのと、アリスやウサギさんがそばにいるので安心してぐっすり眠っていました。由美も警戒心が強い女の子でしたが、やはり「みんながいっしょにいる事」と同じく警戒心が強いモグモグに足を当てて寝ていたのでなにかあればすぐにモグモグが飛び起きるのがわかっていましたので今日はぐっすり眠れていました。アリスもそうとう疲れていました。もうアリスも眠りたかったのです。しかしアリスには「ミルキーを寝かしつける」という大事な仕事が残っていました。ミルキー「ルンルンルン~~~♪」ミルキーは寝転んでマンガを読んでいました。ぜんぜん疲れていません。ミルキーの足は楽しそうに前後にゆれていました。
2010.03.03
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ウサギ「タッキーさんからは連絡が来てましたか。なるほど。」アリス「まだカギはみつからないみたいですね。」ウサギ「もうしわけないですが、明日も”外側だけ”の掃除になりそうです。」次にニセアリスにメールを送らなくてはならないのですが、アリスがそのメールを打ちました。***************************************************************************ニセアリスさんへ、申し訳ありませんが、今日はみんなは用事があるためお家に帰れません。お一人で夕食を召しあがっていてください。本日はお夕食は作ってないので冷蔵庫にある昨日の残りのカレーか、買い置きしてあるレトルト食品でお願いします。お菓子などは買い置きしています。よろしくお願いします。 アリス***************************************************************************するとメールがすぐに帰って来ました。どうやらニセアリスはお家に帰って来ていたようです。***************************************************************************チミたちがどういう人間かわかった。 ニセアリス***************************************************************************アリスはすぐにまたメールを打ちました。***************************************************************************本日はとても大事な用事があったんです。だからお家に帰れませんでした。 アリス***************************************************************************するとまた返答が来ました。(ここからはメールを会話形式で表示します。***************************************************************************ニセアリス「だから、”何の用事”だよ?」アリス「ですから”大事な用事”です。」ニセアリス「だから何の?」アリス「ですから、”大事な用事があった”と言っているではありませんか?!」ニセアリス「アタシには言えないってか?」アリス「そうは言ってませんが…………、今は”大事な用事”と言っています。」ニセアリス「あーーーーーーーーーーーーーーそうか!わかった!チミたちはやっぱりそういう人間だったんだ!!ああ、わかったよ。今やっとわかった。」***************************************************************************
2010.03.02
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由美は疲れて眠るようです。その足元には「黄色いデッカイ塊」があり、こちらも眠るようでした。ミルキーはすでにマンガを読むべくフルフラットの床に寝転がっています。ミルキー「ルンルンルン~~♪」ミルキーは気合い充分です。(笑)アリスはまたしてもここにいないニセアリスの事を思い出しました。アリス「ニセアリスさんはどうしましょう?今頃お家に帰ってきていると思います。」ちょうどいつもならニセアリスが帰って来て夕食をガツガツやっている頃です。ウサギ「う~~~~ん。メールを入れておきましょう。」ウサギさんはインターネットカフェのパソコンからメールを打とうとしました。でもそう言ったものの、ウサギさんは腕を組んだままじっと考え込んでしまいました。ウサギ「う~~~ん。」ウサギさんは頭をボリボリかきました。ウサギ「う~~~~ん。なんと打っていいか。書き出しがなあ。」代わってアリスが書くことにしました。メールボックスを開くとタッキーから連絡が来ていました。***************************************************************************今日一日探しましたがカギは見つかりません。明日からひき続き、カギの捜索を行います。 タッキー***************************************************************************
2010.03.01
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