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長老「なにもこんな老人と本気で戦わなくても!おいおいおいおい!おいおいおいおい!」いったい何を言い出すんだ?長老「ワシはもう年老いた身なのに。ああ、ウソでもいいから、一度ワシに、”負けた。値札はアンタにやる”とだけ言ってくれんかのう?」どうもウソくさい。オイラは長老の口元がニヤリと釣り上がるのを見逃さなかった。それを言ってしまったが最後……、どうなるかは目に見えている。だからオイラは、変形ロボット「やです!」と、きっぱり言ってやった。すると…………、長老「なんてひどいヤツじゃ!!老人をいたわろうともしない!はっ!えらくツラの皮が厚いヤツじゃのう!!まったく最近の若いモンときたら!なあ、そうじゃろう、皆の衆?」長老はそう言って他のおもちゃたちに目を移したが…、誰も長老の方は見ていなかった。誰も長老には興味ないようだ。でも代わりに、オイラは注目されていた。ヒーロー「やるなあ!キミ!」戦隊ヒーロー「そうさ!今の動き!見事だったよ!」ヒーローB「ああ、俺もみならいたいぐらいだ!すばらしかったよ!いつも鍛えているのか?」ヒーローC「キミは本当のヒーローだ!」代わりにオイラはちょっとしたヒーローになった気分だ。だが、やはり誰も長老の方は見てない。長老「なんて薄情なヤツラじゃ?!ワシには見向きもせんとは!オイオイオイオイオイ!」長老はもはやいい顔していない。長老「ええ気なもんじゃのう!若い衆は!ここは昔からワシのような者がいたからうまく治まってきたというのに!」怪人「長老、ウソをつくなよ!ウソを!」長老「だまらっしゃい!ウソじゃない!」怪人「ウソじゃないか?」やり取りは続く。ふう、まあ、いい。オイラは勝ったんだ。これで勝負は終わったのだ。オイラは長老に背中を向けた。その時……、背後に急に殺気がした。オイラは反射的に身をかわす。すると………、”鉄パイプ”、いや”ハンマーのような物”がオイラの少し横の空を斬った。変形ロボット「は?」そしてそれは床にたたきつけられた。ガツン!変形ロボット「?」そこにはハンマーの先が見えた。ふり返ると…………、そのハンマーの枝を持っていたのはやはり”長老”だった。長老はハンマーを振り下ろした直後のようだった。そして長老はすぐバランスを崩してコケた。ドスン!長老「……………………。あいててて。」変形ロボット「……………………。」長老「……いったい何が起こったのかな?」変形ロボット「こっちが聞きたいです。その”ハンマー”はなんですか?」長老「あーーーー!これ?!ふむ。これはなにかな?なんでワシが持っているんじゃ?はて?あーーーーー!そうじゃ!思い出した!なに、これはこの辺を片付けようと思ってな。ハンマーが出しっぱなしになってたもんで、片付けてやろうとしてたんじゃ!誰かがハンマーを出しっぱなしにしてたらしい。まったく!」変形ロボット「ハンマーが出しっぱなしに??さっきはそんな物ありませんでしたが………?」長老「いや!あった!あった!あったぞ!ワシは見た!」どうも長老の話はウソっぽい。変形ロボット「ところで勝負はオイラの勝ちですね。今後2度と値札の貼り替えのことは言わないでください!」すると長老は、長老「いやあーーーーー!!!”てかげん”してしまったあ!」変形ロボット「は?」長老「まあ、”予行演習”だからと言って、かあるくやってしまった。さあて、そろそろ”本気”を出すかな?本気を出すと、キミは壊れるかもしれない。それで良いのかな?さあ、”本番”と行こうか?」変形ロボット「はあ?」怪人「なんと!この期におよんでまだそんな”たわごと”を言うんですか、長老?もういいかげんにしたらどうです?」
2010.09.30
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変形ロボット「そんなに言うのなら勝負してやってもいい!ただし……、オイラが勝ったら、以後、そのようなことは2度と言わないこと!」長老「ワシに条件を突きつけるじゃと?10年早い!!ここにいるみなの衆が証人じゃ!ワシが勝ったら、オマエの付けてる値札をワシに渡す!」変形ロボット「言ってることがさっきからぜんぜん通じてない。オイラが勝ったら………、」長老「行くぞ!」オイラはまだ話しているのに長老はいきなり飛びかかってきた。要するにインチキだ!だが、他のおもちゃたちは、ヒーロー「ひゅうひゅう!やれやれ!戦え!」などと言ってはやしたてている。”ゲーム感覚”だ!長老「降参するなら今のうちだあーーーーーーー!」長老が襲いかかってきた。もちろん値札のはりかえなんて許せるものじゃない!!変形ロボット「ではこっちは本気で行きますよ!」長老「ひょうひょう!口先だけのヤツめ!ワシの実力を見せてやろう!たあああああああああああああああああああああああああああああ!!!」オイラは軽あるく、てかげんしながらパンチした。ドコオッ!次の瞬間、長老の身体は宙に舞った。ひゅーーーーーーーーーーーーーーーー!!!長老「うわああああああああああああああああああああああ!!!」ドスン!長老「うぐぐぐぐぐぐぐ!」長老の身体は宙を舞った後、床にたたきつけられた。口ほどにもない。怪人「はあ~~~~~~~~~~~~~。」ヒーロー「……………………。」しばらく長老は床で小刻みに身体を震わせていた。さあ、これで次はどんな手で来るのか?オイラは油断せずに待ち構えていた。怪人「長老!ダウンですか?アンタの負けになりますよ!カウント!あっ、ワン!ツー!スリー!」すると………、長老「ぐぐぐぐ!おいおいおいおい!おいおいおいおい!」泣き出した?長老「こんな老人になんてヒドイしうちを?!」変形ロボット「アンタが戦おうと言ったんじゃないか?!!」
2010.09.29
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怪人「まあ、長老も以前は値札の下がったおもちゃたちをバカにしていたからな。お互い様だ。だがもう1990ゴールドの値札を付けてた頃のようにはいかない。今後この棚では大きな顔はできないんだ。290ゴールドは一番下の部類だ。その値札のまま”特価コーナー”に送られるヤツもいるんだ。もう棺桶に片足突っ込んでいるようなもんさ!」変形ロボット「……………………。」戦隊ヒーロー「長老!290ゴールドおめでとう!これからは俺たちのことを”様”付けで呼ぶんだ!いいな!」ヒーロー「わははははははは!」戦隊ヒーロー「そして今後はなんでも俺たちの言う事を聞くんだ。いいな!」ヒーロー「おいおい、いくらなんでもご老体にかわいそうじゃないか?あはははははは!」長老「……………………。」今のセリフ、確かオイラがここに来た時、長老たちが言ってたセリフじゃないか?オイラは長老の目付きの変化に気付いた。もともとやさしそうな感じはまったくない目だったが、それがいやらしい部分だけを突出したような目付きに変わっていた。人をうらむような目付き。そして長老は酒を一杯グイッと飲んで、長老「ぷは~~~~~~~~~!おい!”新入り”!」とデカイ声でオイラを呼んだ。エラそうな口調で言うのでオイラも腹が立った。もうオイラは”新入り”って言われる筋合いはないのだ。変形ロボット「なんだ?」長老「”なんだ?”だって?ずいぶんとエラくなったじゃないか?この”若造”が!」変形ロボット「用件は?」長老「ちっ!なんだ?ワシの値札が張り替えられただけで、その口調か?ようし!新入り、ワシとその値札をかけて勝負しようじゃないか?!」変形ロボット「”値札をかけて勝負”だって?」長老「ワシが勝ったら、ワシとオマエの値札を張り替える!」変形ロボット「……………。じゃあオイラが勝った場合は?」長老「オマエがワシに勝つコトはありえない!ワシはこう見えても”少林寺拳法”の達人なんじゃ!」怪人「ぷはははは!また始まった!少林寺拳法の達人だって?ぶははははははははは!」オイラは怪人の方を見た。長老に対してあきれるような顔付きをしていた。長老「ワシと勝負をしろ!」変形ロボット「だから!オイラが勝った場合はどうなる?」長老「オマエが負けた場合、ワシと値札を張り替えるんだ!ワシはこう見えても以前はおもちゃどうしの格闘で一度も負けたことはない!どうじゃ?ワシと戦えるか?その勇気がオマエにあるか?」変形ロボット「だから!!オイラが勝った場合は?」長老「くくくくく!やめとめ!やめとけ!ワシとまともに勝負するのは!壊れても知らんぞ!ここで壊れると値段が下げられる!そして悪くすれば即”特価コーナー行き”だ!それでも勝負するってのかい?それとも、戦いを挑まないで降参して、ワシにオマエの値札を捧げるのか?」酒が入っている長老、言っていることがよくわからない。内容がウソくさい!
2010.09.28
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長老「いいから、いいから!キミも飲め!飲まんかあああーーーーーー?!」変形ロボット「いやです!」長老は早くもある程度の酒が入っており、すでにややろれつがやや回らない状態である。長老「いいから、いいから!ワシが許可すると言っておるんじゃ!飲め!」変形ロボット「いいえ!飲みません!」怪人「長老のろれつが回らなくなるのは、いつものことだ。」長老「じゃっかましいわい!!そんなことはどうでもいい!飲め!飲んで全てを忘れるんじゃ!」変形ロボット「いやだと言ってるじゃないですか?!」オイラは少し怒った。長老はただの”酒飲み”と化している。まんま”酒飲み”の口調だ。そしてそれを繰り返すだけ。それに酒臭い!変形ロボット「……………………。」とにかく、こうしておもちゃたちの”宴会”がまた始まったようだ。長老「ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク!ぷはああ~~~~~~~~~~~~~~~~!あーーーーーーーーー、うまい!はあ~~~~~!」長老はどんどん飲み進めていく。顔は真っ赤になっている。怪人「はあ~~~~~あ!アンタ、まったく気楽な老人だな?毎日飲んでいるだけ!危機感も何もないじゃないか?!この分じゃ、来週は本当に”特価コーナー”行きだぞ!」それを聞いた長老の目付きが変わった。長老「うるさい!オマエも飲め!今夜は無礼講だ!それにワシは明日にでも売れる!”かわいい女子高生”か、”アイドルみたいな女の子”がワシを買って行ってくれるんじゃ!」怪人「プーーーーーーーー!アンタ、バカか?ついにいかれたか?」変形ロボット「……………………。」その後も長老は飲み続けた。もはやヤケ酒の雰囲気だ。長老「うい~~~~!ヒック!ヒック!」変形ロボット「もうその辺にしといたらどうですか?ずいぶん酒が入ってますよ!」長老「うるせい!バーーーロ!」そして他のおもちゃから声をかけられていた。ヒーロー「おい!長老!アンタ、値札が変わってるぜ!」戦隊ヒーロー「ホントだ!いつの間に?ついにアンタも”出世”したか?わははははははは!」長老の値札の変化に他のおもちゃたちが気付いたのだ。ヒーロー「これで晴れて自分相応の値段になったってわけだ!」長老「”相応”じゃない!」戦隊ヒーロー「まあまあ!そうヤケになるなって!」長老「ヤケになんかなっとっらんわい!」ヒーロー「それにしてもこれまで”逃げて逃げて”大変だったなあ。あの”逃亡生活”は!素直に値札張り替えられてりゃ、今頃は”売れてた”かもよ。あはははははははは!」長老「くくくくくくく!」今回も酒をみんなのところに注いで回っていた長老だったが、実はみんなからはバカにされているように見えた。その光景を見ていたオイラの耳元に怪人のおもちゃがつぶやいた。怪人「長老のヤツ、値札が290ゴールドになったんで、みんなにバカにされている。ここじゃ”値札”はそのおもちゃの”価値”を表すんだ。それが下がったということは、長老の株も下がったってことだ。長老はここぞとばかりにみんなにバカにされている!」変形ロボット「……………………。」
2010.09.27
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店員「店長!!このザルター、”普通の棚”に戻しておきますか?それとももう”特価コーナー”に入れますか?」店長「まあ、”普通の棚”に戻しておけばいいさ。でも来週までに売れなかったら……、」そう言って店長は”特価コーナー”を指さしました。長老は顔が真っ青になりました。長老「ブルブルブルブルブル~~~。」こうして長老はいったん棚に戻されました。店長「あの子供たちが帰ったんだ。もう”サイキョウダー”も棚に戻して置いていいだろう」こうしてサイキョウダーも棚に戻されました。長老「……………………。」怪人「おや?長老、どうしたんだ?無事に戻って来れたのに!浮かない顔して!こっちは一応心配してやってたんだぞ!しっかりしろい!」長老は珍しくうなだれていました。長老「……………………。」怪人「…………。それにしてもよかったな、”新入り”!無事ここに戻って来れて。値札もそのままじゃないか?」”サイキョウダー”の値札は張り替えられていませんでした。すると長老が急に、長老「どうして”新入り”の値札がそのままで、ワシがこんなプライスなんじゃーーーー?!!」そう、声を荒げて言いました。怪人「290ゴールドか?まっ、あんたはもともとそんなもんだろ?」長老「どうしてワシが”もともとそんなもん”なんじゃーーーー?!!ワシほどのおもちゃがたった290ゴールドじゃと?おかしいじゃないか?ワシはこう見えても”宇宙最強”の…。」怪人「”宇宙最弱”のザルターは子供たちには人気がない。だからその値段でも良い方だ!それでも100ゴールドの約3倍近くもあるじゃないか?」長老「ワシはあんなところ(特価コーナー)には絶対行かんぞ!」怪人「売れなきゃ、来週は特価コーナー行きだ!」長老「うわああああああああああ~~~~~!!」長老は泣き出しました。長老「おいおいおい!おいおいおいおい~~~~~!!ううっ、おいおいおいおい~~~~~!」オイラはその時から長老が少しおかしくなったように感じた。なぜなら長老はオイラにも当たってきたからだ。長老「……………………。」長老のヤツがオイラのことを目を細めてじっと見ていた。長老「……………………。」なにか言いたそうである。変形ロボット「なんですか?オイラの顔になんか付いてますか?」長老「おい、”新入り”!オマエその値札、店長に言って張り替えてもらうんだ!」変形ロボット「はあ?」長老がおかしなことを言い出した。長老「それは、本来ワシが付けるべきプライスだった。店長に言ってワシのと張り替えてもらえ!」変形ロボット「やです。」長老「なんじゃと?ワシの言う事がきけんと言うのか?」変形ロボット「きけません」長老「ぐぐぐぐぐぐぐぐ!」怪人「ちょうろーーーーー!アンタ、自分のことがまったく見えていないんじゃないのか?」長老「なんじゃと?!」怪人「アンタまったく人気がないんだから。290ゴールドで当然じゃないか?」 長老「ええい!外野は黙っておれ!」そして、夜、閉店後、お店のシャッターが閉められ、店員が全て帰ってしまいますと、長老は変貌しました。長老「さあ、飲めや、歌えや~~~~!!」変形ロボット「はあ?」長老はまた酒を持って来ていました。長老「さあ!パア~~~~~と行うや!今夜は飲むぞおおおおお!!オマエも飲め!」変形ロボット「オイラは飲みません。ところで今日は何の飲み会ですか?」長老「いいからオマエも飲め!せいだいに飲め!一気に飲め!」変形ロボット「だから!いったい何の飲み会なんですか?」 長老「飲み会に理由もクソもあるか?!!飲みたいと思ったら飲む!登山家は”そこに山があるから登る”んだ!酒飲みは”そこに酒があるから飲む!”それだけで良いじゃないか?それが本当の”酒飲み”と言うもんじゃ!」変形ロボット「オイラ、”酒飲み”じゃありません!!」
2010.09.26
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子供たちは誰もがニヤリと笑いました。そしておもむろに………、ドカッ!長老「はう!」ドコッ!長老「あう!」ドコッ!ドカッ!バキッ!長老「うあああああああああああああああ!!!!」ご注意:これらのシーンは”バイオレンスシーン”のため、”音声のみ”でお届けしています。ご了承ください。(笑)子供「どうだああ、ザルター?まいったかああああ?」 ドコッ!バキッ!ドカッ!ボコッ!!バキバキ!!長老「うあああああああああああああああ~~~!!!!」怪人「……………………。」長老「まいった!まいった!もうやめてくれ!」しかし、「おもちゃの声」は人間には届きません。子供「ザルターあ~~~~~~~!!!」 ドカッ!バキッ!ドゴオ!バキバキバキ!!ゴキッ!長老「うっわあああああああああああああ~~~~!助けてくれえ!」店長「おい!向こうの棚がやけにさわがしいじゃないか?」お店の店長が気付きました。店員「また”あの子たち”じゃないですかね?いつも何も買わないのにうるさいんですよ。」店員「あの子たち、ここを”無料の遊び場”と間違えているんだ。今日という今日は注意してやろう!」こうして店長と店員たちがその棚に向かいました。子供「うりゃああーーーーー!!!」ドカッ!子供「どりゃあああああーーーーーーーーーー!!!」ドコオ!長老「うあああああああああああああああ!!!!」怪人「たえるんだ、長老!我々おもちゃの力ではどうすることも出来ない。その声すら子供たちには届かないんだ!」長老「誰か助けてくれええ~~~~~~!!!」そこへ店長と店員たちが到着しました。店員「ちょっと君たち!」子供「わっ!やべえ!」子供「”店員”だ!逃げろぉーーーー!」子供たちは走ってこの店の入り口から出て行きました。店長「おい!待て!」店員「ふう。まったく!逃げ足だけは速い子供たちですね!今のはやはり最近ずっと”サイキョウダー”で遊んでた子たちです!」そして店長は”床に転がっている物”を発見しました。店長「おい!これ見ろよ!”ザルター”がいたぞ!」店員「本当だ!いつも探しても見つからなかったのに!あの子たちいったいどこからザルターを探して来るんだろ?」店長はザルター、いえ、長老を拾い上げました。店長「……………………。おい!このザルター、まだ”1990ゴールド”の値札が付いているじゃないか?」店員「まあ、一度も値札が張り替えられたことがないですから。」店長「そんなバカな!かなり前にこれ入荷したんだろ?どうして張り替えられていないんだ?」店員「それは、張り替えようと思って探しても、いつもどこかへ行っちゃうからですよ。見つからないんですよ、このおもちゃ!」店長「おもちゃが勝手に隠れるか?!よく探したのか?」店員「今の子供たちがいつもどこかへ隠していたのかも!」店長「とにかく張り替えよう!普通なら”990ゴールド”にして、それでも売れ残ったら”790ゴールド”にして、その後、490ゴールド、290ゴールドと張り替えていくんだが、ザルターは入荷してもう半年ぐらい経つから、いきなり”290ゴールド”にしていい!」店員「わかりました!」こうして長老には290ゴールドの値札が貼られました。ペタッ!老人「おい、なんだって?」
2010.09.25
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その時、突然!店員「やめてください!」子供「あ!」店員さんがやって来た。店員「そんな乱暴に扱いますと、商品が壊れてしまいます。」店員さんにそう言われて子供たちは一瞬で黙った。オイラは助かるのか?店員「誰か買われますか?このおもちゃを誰か買われるんですか?」子供「……………………。」子供「……………………。」子供「……………………。」この子供たちはオイラを買わないようだ。少しホッとする。店員「では、これは持っていきます。」子供「あっ!」長老「おや?アヤツ、店員に持って行かれた。こりゃ、”値下げ”かな?」怪人「いや、あれだけ人気があるんだから”値下げ”はまだない。ところで長老!いつの間に正気になったんだ?」長老「ワシはいつだって正気だよ!」怪人「……………………。」子供「ちぇ!くそう!サイキョウダーを持って行かれた。嫌な気分だ!」子供「ふう。サイキョウダーで遊ぶのが楽しみだったのに!」子供「……………………。」子供「……………………。」子供「……………………。」すると子供たちの顔付きが急に変わりました。子供「そうだ!ザルターだ!」子供「そうだ!ザルターがいた!ザルターにこの気持ちをぶつけてやろう!」するとコンテナの奥の方でザルターが震え始めました。長老「ブルブルブル~~~。」子供たちは一つ一つのコンテナをのぞき込みながらザルターの姿を探しました。子供「ザルターぁ~~~~!どこへ行ったあ~~~~~~?まだ隠れやがったな?」子供「ザルターあ~~~~~~~~~~!」子供たちは全員で手分けしてザルターを捜していました。子供「たぶん”奥”にいるんだ!」怪人たちが隠れているコンテナがついに見つかりました。そしてコンテナごと通路側に引き出されました。子供「おい!あったぞ!」子供「ひゅう!ザルター!おはよう!今日も元気か?」子供たちはザルターをコンテナから取り出した。そしてニヤリと笑いました。子供「かくごしな、ザルター!宇宙の悪を俺たちがせいばいしてくれるぜ!くくくくくく!」子供「そうさ!正義が勝利する時がついに来たんだ!俺たちが地球の平和を守る。うっしっししししーーーーー!」子供「今日という今日は許さないぞ、ザルター!がはははははははははははーーーー!」長老「ぞ~~~~~~!!」
2010.09.24
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怪人は寝ている長老をふり返って見た。怪人「あんなこと繰り返してちゃ、いつか”特価コーナー”に突っ込まれちまう!長老はもういつ特価コーナーに突っ込まれてもおかしくないんだ!それをこうして毎回隠してやっているのさ!」長老「ワシの力を見ろ!ワシはここで一番長く生き延びている!ムニャムニャムニャ~~。」怪人「ふう。」変形ロボット「……………………。」長老はあいかわらず寝言を言っていた。やがて開店時間になった。オイラと怪人はそのままコンテナの奥深くに隠れていた。さっそく子供たちがやって来た。子供「あれ?”サイキョウダー”がいない!」子供「ホントだ!サイキョウダーがいない!ああ、誰かが買ってしまったんだ!」子供「うわあ!買われてしまったのか?俺、欲しかったのに!」子供「オマエ、アレ買うだけの金持ってるの?」子供「ない!(きっぱり)」子供「じゃあ、誰が買ったんだ?2990ゴールドだぜ!高いのに!」子供「バカ!新品買うのに比べたら安いじゃないか?」子供「金持ちのお子様が買ってもらえたんだ!」子供「誰かの誕生日だったのかも?そのプレゼントにってことも。」子供「お年玉で買ったって可能性もある。」子供「ないない!もう4月だぜ!とっくに全部使っちまったよ。」子供「うわあ、サイキョウダー、もう2度と君を見ることはできないのか!ああ~~~!君を失いたくなかった!」その時、オイラは……、ドン!なんだか急に身体が前に出て、コンテナからこぼれ落ちた。その時、背中に圧力のようなものを感じた。変形ロボット「?」ドサッ!オイラは床に倒れ込んだ。変形ロボット「痛い!」床が硬いので痛かったが、オイラどこも壊れなかったようだ。不幸中の幸い!ふう。でもその時、大きな音がしたので子供たちに見つかってしまった。子供「おい!見ろ!”サイキョウダー”だ!」子供「ホントだ!」子供「やったー!サイキョウダーだ!わーーい!わーーい!まだ売れてなかったんだ!」子供「俺のサイキョウダー!」子供「ようし、遊んでやろう!”変形”だ!」オイラ、子供たちの手に取られた。なんだか乱暴な扱いだ。子供たちはいつもより興奮している。子供「おい!こっちだよ!こうして腕を!」子供「俺に貸してみろい!俺がちゃんと変形させてやるから!」子供「ダメだよ!あっちゃん、ヘタだから!俺に任せて!」子供「コイツ!”任せて”とか何とか言って、要は自分だけ変形ギミックを楽しもうってことじゃないか?」子供「いいから!こっちによこせ!俺は”変形の達人”なんだよ!」子供「うそつけ!」子供「俺は”変形の天才”だ!」子供「それもウソだろ?!」オイラは3人ぐらいの子供たちに腕と脚を引っぱられた。子供「俺が最初に見つけたんだ!俺が遊ぶ!」子供「ズルイよ!俺だって変形させて遊びたいよ!」うう!腕がちぎれそうだ!止めてくれ!でもオイラの声は聞こえてないみたいだ!どうやらおもちゃの声ってのはまったく子供たちには聞こえないらしい。子供「壊れちゃうよ!はなせよ!」子供「そっちこそはなせよ!」子供「サイキョウダーを壊してもいいのか?はなせ!」子供「オマエがはなせばいいだろ?!」これ以上は、もう、もたない!オイラの腕がちぎれそうだ……、
2010.09.23
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怪人のおもちゃにせかされるように言われ、オイラはワケもわからず長老救出に向かう。オイラと怪人はコンテナから降りて床に立った。怪人「早く!早く!」長老はいい気なもので、通路のど真ん中でふんぞり返って寝ていた。長老「新入りを教育せんといかんなあ~~!ワシが社会の常識を教えてやるのだ。ムニャムニャムニャ~~。」怪人「まったく、世話がやけるな!自分を教育しろってんだ!」オイラと怪人で大の字になっている長老の腕を持って、引っぱった。そしてコンテナの方に引きずって行く。ズルズルズル………。長老「ちょっと!ファンの女の子!いくらワシのことが好きだからって、今、ひっぱっちゃ困る!いったいどこへ連れて行くのかなあ?まだこれから”サイン会”があるんだよ。それが終わるまでどこかで待っていてくれるかな?ムニャムニャムニャ~~。」怪人「重いなあ!頭ん中からっぽなのに、えらく重い!」長老「サインですかな?ワシのサインは1枚1万ゴールドもするよ!ムニャムニャムニャ~~。」変形ロボット「重い!」ズルズルズル………。その時、「ガラガラ」という音がした。怪人「やばいぞ!早く引け!店員たちがシャッターを開けに来た!もうすぐ店員たちが店の中にやって来るぞ!」変形ロボット「え?」オイラと怪人はけんめいに長老の身体を引っぱる!怪人「そおれーーーーーー!!」変形ロボット「うんしょ!うんしょ!!」怪人「重い!ええい!起きろ!この酔っぱらいが!」長老「今こそ、ワシは目覚めたぞ!ここにいるみんなの”ボス”として、この店を統治するのだ!ムニャムニャムニャ~~。」オイラと怪人は何とかがんばって長老の身体をコンテナの中の一番奥に隠した。その時、誰かがやって来る気配が感じられた!怪人「隠れてろ!」オイラたちはコンテナの奥で身を潜め、外の様子をうかがっていた。エプロンを着けた人たちが入っていた。どうやら店員のようだ。店員「あーーーーーーーーーーー!見ろ!まただ!床におもちゃが散乱している!」店員「本当だ!これはいったいどうしたことだ?また地震か?」店員「それとも夜の内に猫が侵入しているのか?」店員「ドロボウってことも?」店員「ここはよくこうなるが、夜のうちにおもちゃを盗まれたことはない。」店員「でも”ザルター”ってよくいなくなるな。値札を張り替えようと思って探しても見つからないんだよ。売れた覚えはないから盗まれたのかと思っていると、子供たちはどこからかザルターを見つけて来て、遊んでいるのを見かけるんだ。」店員「ザルターは生きているんだよ。特価コーナーに行くのが嫌なのさ!」店員「とにかくかたづけよう!もうすぐ開店だ!急がないと!」店員たちは床に散らばったおもちゃたちは次々とコンテナや棚に戻されて行く。店員「おい!売れ残っているおもちゃがあったら、それは棚に戻さなくていいから!」店員「わかった!」変形ロボット「”売れ残りは棚に戻さなくていい”?」しかし、おもちゃたちは次々と棚に戻されていく。怪人「ふう、なんとか全員無事棚に戻されたようだ。」変形ロボット「……………………。」
2010.09.22
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変形ロボット「え?飲む?」どこかに隠されていた酒ビンがおもちゃたちによって運ばれて来た。変形ロボット「いや!オイラはいいですよ。別にそんなことしなくったって!」長老「いいから!いいから!いつも新しい仲間がやってきたらこうして歓迎会をしてるんだ!」変形ロボット「でもどうして酒ビンがこんなところに?」長老「以前店員たちがここで飲んでたのをはいしゃくしたんだ。行事の時のここで飲むヤツラがいる。みなその内泥酔してしまうんで酒が無くなったことに気付かない。」変形ロボット「でも、あの……。」長老「細かいことはどうでもいい!さあ、パーーーーーと飲もう!」変形ロボット「いえ、あの!」こうして”宴会”が始まりました。長老「ゴクゴクゴクゴクゴクぷはあ~~~~~~~~~!!うまい!オマエも飲め!」変形ロボット「いいえ!オイラは正義の味方なんです。お酒なんて!」 長老「いいから飲め!ワシの酒が飲めんというのか?」変形ロボット「いえ!オイラは飲まない主義なんです。」長老「ワシが飲めと言ってるんだ!いいから飲め!せいだいに飲め!」夜、オイラの前でおもちゃたちは酒を飲んでいた。ヒーローとモンスターが肩を並べ合って飲んでいた。変形ロボット「……………………。」やはり間違い無い。”おもちゃ”だ。ここにいるみんなは”おもちゃ”なんだ。ヒーローなんかじゃない。モンスターも悪人たちじゃないんだ。するとやはりオイラは…………、変形ロボット「……………………。」みんな飲んで騒いでいた。よく見ると飲むようにしかけているのはあの長老だった。長老「いいから飲め!」そう言って他のみんなに酒を注いで回っていた。酒を注ぐとき、いちいちあいさつしておじぎしているのがこっけいに見えた。朝方、オイラは目を覚ました。知らず知らずのうちに寝てしまっていたらしい。目を開けると、床にはおもちゃたちが散乱していた。酔いつぶれて床に寝ている者たちも多い。怪人「ヤバイ!もう朝だ!長老!起きないと!」怪人が長老を起こそうと呼びかけた。でも長老は床に大の字になって寝ている。長老「ではまたテレビ出演の依頼が来たか!これでワシは大金持ちじゃ!ははははははは!ムニャムニャムニャ~~。」怪人「ケッ!また寝ぼけてやがる!おい!新入り!じいさんを助けに行くぞ!」変形ロボット「は?」怪人「他のヤツラは床で寝てても平気だが、あのじいさんはダメだ。なんなところに寝ていたら間違い無く”特価コーナー”行きだ!
2010.09.21
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外はもう真っ暗だった。子供たちはみんな帰った。この店の店員らしき人たちもみんな帰ったようだ。ここはやはり「おもちゃを売るお店」なのか?するとオイラは…………、変形ロボット「ふうーーーーー。」店員たちがお店のシャッターを外から閉めて帰った後、ここはシーンとした。だがそれは一瞬のことだった。怪人「あーーーーーー、疲れた。」と、声が響いた。ヒーロー「はーーーーー、疲れた!疲れた!」モンスターB「あーーーーー!やっと長い一日が終わったな。」モンスターC「これが俺たちの仕事だからな。大変だ。」モンスターD「でもあのガキどもときたら!」モンスターE「まったくだ!乱暴に扱いやがって!こんど来たらやっつけてやる!」みな子供たちについて悪態をついていた。まあ、それもわかる。モンスターたちへの扱いは特に酷かった。空中に投げられる者も多くいた。そして床にたたきつけられる者も。でも店員たちもそれぐらいでは注意しないようだ。無視されていた。変形ロボット「いやはや、本当ですね!あの子供たちの横暴には!」オイラも知らず知らずのうちにその会話の中に入っていた。すると……、長老「あんなのはここでは日常茶飯事じゃ!ガキどもは毎日やって来る!オヌシも生き延びられるように注意しておけよ!」長老はなんだかボロボロの印象だ。ヨロヨロしている。今日一番子供たちに遊ばれたのは長老だろう。いや、遊ぶというよりそれは………、変形ロボット「大変でしたね………。」長老「フン!あんなのはなんでもないわい!ワシは頑強だからな!」怪人「長老はな、子供たちにモテるんだよ!いつもけられたり、なぐられたり!激しい愛情表現にさらされる!」長老「そうとも!実はワシは子供たちに愛されているんだ!」怪人「ぷははははははは!」長老「なんじゃ!?ところで新入り!子供たちにもまれて腕とか、頭とか、脚とかちぎられるようなことはないようにな。もしそうなったら……………、”あそこ”行きだ。」変形ロボット「”あそこ”?」長老が指さした先には……、『特価コーナー』と書かれた場所があった。入り口付近にこことは別のワゴンが置かれていた。棚もあった。そこにもおもちゃたちが置かれていた。変形ロボット「なんですか?あそこは?」怪人「”墓場”さ!」変形ロボット「”墓場”?」怪人「そうさ、”墓場”さ!あそこに行くようになったら終わりさ!」変形ロボット「行ったらどうなるんです?」怪人「行ったら最後、もうこの棚には戻ってこれない。」変形ロボット「戻って来れない?」長老「腕とか取れたら、間違い無くあそこ行きだ!」怪人「取れなくても売れ残ったらいずれはあそこ行きだ!この長老のように!」長老「だまらっしゃい!」怪人「オマエも売れるように努力するんだ!そうしないと間違なくあそこ行きだ!」長老「ワシが売れる方法を伝授してやろう!」怪人「ぷははははははは!」長老「なんじゃ?!こう見えてもワシはわざと売れ残っているだけなんじゃ!売れようと思えば、いつもで売れていける!」怪人「ぷははははははは!」変形ロボット「で、売れ残ったらどうなるんですか?」長老「その内わかるさそんなこたあどうでもいい!それより今日は宴会といこう!」変形ロボット「宴会?」長老「”君の歓迎会”だ!さあ飲もう!」
2010.09.20
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ここは何かの”建物”のようだ。正面には大きな”入り口”らしき所があった。ガラスで出来た扉だ。そこが左右に大きく開くと、大勢の子供たちがいっせいに建物の中になだれ込んできた。だいたい4歳から6歳ぐらいの子供たちが多いだろうか。男の子に女の子。両親としっしょにここに入ってくる子も多い。さっき、”ここはおもちゃを販売してる所”だって言ってたな?すると、この子供たちは………、ふいに一人の男の子がオイラの身体をワシづかみにした。子供「うおーーーーー! タタカウレンジャ-の変形ロボット”サイキョウダー”じゃないか!入荷したのか?いやっほー!」子供はオイラのことを知っているようだ。やはりオイラはタタカウレンジャーが使った宇宙最強の変形ロボット”サイキョウダー”だ!子供「かっちょええ!」子供「ホント強そうだ!宇宙最強!」子供「おい!あのザルターと戦わせてみようぜ!」子供「よし!ザルターぁ!どこへ行った?ザルターぁ?」子供たちはおもちゃが置かれている棚を捜し始めた。子供「へっぽこザルターぁ!臆病ザルターぁ!」子供「またどこかへ隠れやがったな?」子供「いっつもいなくなるんだよな!まるで意識があるみたいに思える!」子供「あるわけないだろ!おもちゃなんかに!店員が隠しているんだよ!」子供「バカ!あのおもちゃ、だいぶ長く売れ残っているんだよ!店員が隠すか!隠したらよけい売れないだろ?」子供「じゃあ、誰かが買うつもりで隠しているんだ!他の誰かに買われてしまわないように!!」子供「あんなの誰も買わないよ!」子供「おい!あったぞ!」棚の奥の方から一人の子供が長老、いや、ザルターを取り出した。子供「いやっほーーーー!見つけたぞ!」子供「こんなところへ隠れていやがったのか?腕を突っ込まなければ取れない所にいた!」子供「やっぱり、自分の意思で隠れていたんだ!」子供「でもムダだ!どこに隠れてもすぐに見つけられる!」子供「ほんとザルターって頭悪いよな。毎回すぐに見つかるところに隠れるんだから。」子供「さあザルター!今日という今日はかくごしろ!宇宙最強のロボット、”サイキョウダー”が来たんだからな!」子供「そうだ!オマエの”最後の日”がやってきたんだ!」子供たちはオイラをつかんだ。そしてオイラの腕のパンチでザルターを攻撃した。子供「行くぞ!ザルター!”サイキョウパンチ”だ!たあーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」オイラのパンチが長老に当たる。長老「あう!あう!いでえ!」しかしオイラたちの声は子供には聞こえないようだ。長老、いや、ザルターはなぶりものにされた。オイラは一日中子供たちにひっかき回された。そして………、”閉店”となった。
2010.09.19
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長老「あははははははは!オヌシ、まだまだ若いのう!現実を知らんな!ワシのように人生の場数をふんできていない」怪人「ここはな!おもちゃを販売している所だ!そしてこのお方はなんとここで”一番長く売れ残っているおもちゃ”だ!」長老「やかましい!!”一番長く生き延びた”とだけ言ってもらおうか?」怪人「ただ長く生きているだけで何の役にも立たん!どうだ?驚いたか?こういう人物に初めて会っただろう?」オイラは正直ビビッていた。いったいここはなんなんだ?”おもちゃを販売している所”とは?そしてこの漫才コンビ、いや、もとい、ザルターと怪人とは?”そのもの”ではなく、その”おもちゃ”だと言っているが。いったいこれは?怪人「俺のことはこれからは”先輩”と呼べ!いいな!俺の言う事はなんでも聞くんだぞ!」長老「あーーーー!ここでは上下関係が絶対なんじゃ!ここではワシが一番エライ!ワシの言う事には絶対に従うんじゃ!わかったな!」怪人「ぜんぜん偉くない!ただの”老人”!」長老「があああああああああ!!!やかましいわ!今、この若者に社会の常識を教えているところだ!ここの”ボス”であるワシが直々に説明してやってるんだ!口を挟まないでもらおうか?」怪人「また始まった。自分より高級なおもちゃが入ってくるとすぐこれだ。」長老「だまらっしゃい!!」よく見ると、周りにはモンスターやヒーローがたくさんいました。変形ロボット「やや!こんなところにヒーローたちが!なんとすごい数だ!」そこには新旧のヒーローたちがたくさんいました。変形ロボット「こんなにヒーローが集結しているなんて!やはり正義は強いんだな!あっ!あれはヒーローの”タタカウレンジャー”じゃないか?!」タタカウレンジャー「やあ!新入り!よく来たな!」変形ロボット「タタカウレンジャー!会いたかった!オイラ、任務続行中です!大悪人ザルターを発見しました!ただちに攻撃しましょう!」タタカウレンジャー「あーーーー。そのう………。」変形ロボット「さあ!早くオイラに搭乗してださい!そしてザルターをやっつけるんです!」怪人「ぷははははははは!だから!どうやって搭乗するんだよ!ほぼ同じサイズじゃないか?」そのタタカウレンジャーの身長は変形ロボットより少しだけ小さいサイズでした。怪人「搭乗するってのは、またいで乗るってことか?」変形ロボット「くくく………………。」確かにそのサイズでは無理でした。怪人「番組の中で”タタカウレンジャーがオマエに搭乗する”ってだけだろ?それはドラマの中の”設定”なんだよ!現実にあるかよそんなもん!」変形ロボット「そんな………。」長老「わははははははは!これでわかったか?!オマエはおもちゃなんだよ!お・も・ちゃ!」変形ロボット「……………………。」よく見るとタタカウレンジャーを含めた正義のヒーローたちがいる横の棚には………、なんとモンスターたちがいた!それも棚には100体を越えるモンスターが!変形ロボット「なせやっつけないんですか?”敵”なのに!」タタカウレンジャー「いやあ、そのう………。俺たちヒーローって言っても……、」その棚に並んでいる他のヒーローもいた。ヒーロー「我々はヒーローではない。ヒーローの形はしているが、正体は”おもちゃ”なんだ!」変形ロボット「そっ、そんな。」怪人「今にわかるさ!新入り君!君にもな。身をもって体験したまえ!まもなく開店だ!」変形ロボット「え?”開店”?」
2010.09.18
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オイラ、ロボット。変形ロボットだ。今は多少傷があるが、以前は真新しい新品、そして宇宙最強のロボットだった。オイラの任務は地球の平和を守ること!その任務遂行をいつも真剣に考えていた。だが、今オイラのいる所は………、ここはどこだ?オイラが気付くと見知らぬ場所にいた。は?しかも目の前には敵の”モンスター”が!オイラ「キサマ!異星人のモンスターだな?オイラが倒す!」すると、どこからか声がした!?「やれやれ、またおかしなのが入って来たな。」オイラはその声のする方をふり返った。そこには怪人(?)がいた。怪人「頭を冷やせよ!オマエの前にいるお方はな、ここの”長老”だ!」変形ロボット「ちょ、”長老”?」すると目の前の”長老”と呼ばれたモンスターがしゃべった。長老「さよう、ワシこそ宇宙最強の異星人ザルター!」変形ロボット「は?やはりキサマは宇宙最悪の異星人ザルターだったのか!」長老「”最悪”じゃない、”最強”!そこのところ間違えるなよ!」オイラは身体からミサイルを発射しようとした。これまでオイラが生まれて初めてこのミサイルを使うのだ!変形ロボット「そんなこと、どうだっていい!覚悟しろよ!宇宙最悪の星人!オイラが退治してやる!」長老「なまいきな!よし!撃ってみろ!」変形ロボット「ミサイル発射!!」だが……、出ない。ミサイルが出ないのだ!変形ロボット「どっ、どうしたんだ?こんな時に!トラブルか?」怪人「はははははははははは!」長老「あははははははははは!」変形ロボット「くそうっ!ミサイルが出ない!ミサイルさえ出れば、あんな宇宙最弱のザルターなんて一発で!」長老「”最弱”じゃない、”最強”!そこのところ間違えるなよ!ワシのスーパーパワーでオマエのミサイル発射機能を潰したんじゃ!」変形ロボット「なっ!なんだって?!」怪人「わはははははははははは!」長老「ワシのパワーの恐ろしさを思い知ったか?これからはワシの言う事をなんでも聞くんだぞ!」変形ロボット「キサマの言うことなんて誰が聞くか!」長老「身の程知らずが!ではワシの超能力でオマエを破壊するぞ!」変形ロボット「くそ!」怪人「オマエ、頭がおかしいのか?ミサイルなんて出るわけないじゃないか?」変形ロボット「はあ?」怪人「いいか!オマエは”おもちゃ”なんだよ。」変形ロボット「おっ、おもちゃ?」怪人「そうだ。オマエは”おもちゃ”だ!お・も・ちゃ!玩具!TOY!」変形ロボット「いや!ちがう!そんな手にはのらないぞ!オイラはヒーロー”タタカウレンジャー”が使う正義のロボットなんだ!オマエたち”悪”を倒すために作られた!!」怪人「いるんだよなあ。そういうヤツ。時々自分のこと本当にヒーローだと信じてるヤツが。正体は”おもちゃ”にすぎないのに!ミサイル出ないんだろ?バルカンもレーザーも出ない。パンチだって力が出るワケじゃない!変形しても形が変わるだけ、能力は変わらない!」変形ロボット「そんな!そんなバカな!」怪人「だって見ろよ、自分の身長。いやロボットだから”全高”か?高さはせいぜい50センチじゃないのか?そんなんで戦えるのか?」目の前の怪人やザルターも同じぐらいの身長でした。怪人「そんな小さな”設定”だったか?ドラマの中での設定では50メートルぐらいあるんじゃなかったか?」変形ロボット「うう!」 長老「まっ、ワシは必要な時には巨大化できるがな!」怪人「(ぼそっ!)またくだらん嘘を!」
2010.09.17
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ウサギさんは「このロボットの犬ですが、ジャンクなので動くとは限りません。それにこれには電池がいりますよ。」アリス「は?動かないのですか?」ウサギ「その可能性はあります。”動かない”と思っていてください。」動かないとミルキーが悲しむとアリスは思いました。ニセアリス「ジャンクとはそういう物だ!まっ、それがジャンクの厳しさってわけだ!”動く物が欲しいなら中古を買え”って店員に言われるだけだ!」アリス「……………………。」ウサギ「とりあえず電池を買って行きますか?それがないと動くかどうか確かめられません。」そこでアリスは帰りに100ゴールド均一ショップに寄ることにしました。電池はけっこうお金がかかりました。単2電池と単3電池がたくさんいりました。ミルキーがロボットの犬をたくさん買ったからです。アリスは100ゴールド均一ショップに来たついでに日用品も買って行きました。いつも買い日用品などが主な物です。大きなナイロン袋と小さなナイロン袋、ハンガー、蛍光灯、綿棒などを買いました。それを合わせますとかなりお金がかかりました。けっきょく支払いは1500ゴールドにもなってしまいました。アリス「ふう。日用品は思ったよりお金がかかりますね。でも必要な物なのでしかたないです。」こうしてみんなでお家に帰ります。ニセアリスもいっしょに帰ります。あの大きなキッチンセットも重い電池も重量があります。それらは全て、モグモグ「ググググググ!ピィーーーーーーーーーーーーー!!」モグモグがその背中で運びました。お家に着きました。ミルキーはさっそくおもちゃを手にしました。ミルキー「ルンルンルン♪~~!」多少壊れているおもちゃでもミルキーにとってはかまわないのかもしれません。ミルキーはジャンクのおもちゃでも楽しく遊びました。あのロボットの犬たちも電池を入れると全て動きました。ミルキーの周りにはいまや「お宝」でいっぱいでした。その後、ミルキーは由美とキッチンセットで楽しく遊びました。THE END
2010.09.16
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ミルキー「ねえねえ、アリスタン!もっとおもちゃを見て行こうよ!」アリス「え?」ミルキー「まだあんまり見てないんだよ!」ミルキーはもっと他のおもちゃをよく見たいと言いました。確かに、キッチンセットを買われてしまわないように、ジャンクコーナーに着いてすぐにそれをレジに持って来たので他のおもちゃは見ていませんでした。アリス「……………………。」でもおもちゃを見るとミルキーはまたおねだりするかもしれません。ミルキー「ねえねえ、他のおもちゃ見てないんだよ。」アリスはけっきょくせがまれるままミルキーを連れてジャンクコーナーに戻りました。ミルキー「わーーーーい!わーーーーい!」しかしミルキーはさっそく「ねえねえ、アリスタン、これ見て!」と言いました。それはぬいぐるみの犬のようでした。ミルキー「”ロボットの犬”だよ!」これもさっき中古のコーナーでミルキーが見ていたものと同じタイプの物でした。ミルキー「こっちの犬も欲しいよ!」出ました!やはりおねだりです!アリス「でもミルキーさん、それは確かお値段が…。」ミルキー「これも105ゴールドって書いてあるよ。」アリス「え?」確かにそこにも105ゴールドとの値札が貼られていました。ミルキー「ああ!こっちにも別のロボットの犬がいる!あっ!こっちにも!」そのロボットの犬は何匹も置いてありました。全て違うタイプです。ミルキー「アリスタン!これもこれも!」ミルキーはレジカコに入れました。アリス「ミルキーさん!買いすぎです!」ニセアリス「お宝は買える時に買っておかないと後で後悔する。」ニセアリスが後ろからそう言いました。アリス「……………………。」ウサギ「まあ、105ゴールドのお値段なら、しかたないことかもしれません。アリスはけっきょくそれも買いました。これで何日かはミルキーの上機嫌が続くことでしょう。でも、ミルキーはまた、ミルキー「アリスタン!オルゴール!」こんどはかわいいオルゴールを見つけました。アリス「ふう。」こうしてアリスはミルキーに言われるままおもちゃを買いました。でもたくさん買ったわりには安くすみました。支払いは600ゴールドぐらいでした。ミルキー「やったー!」ミルキーは大喜びです。ミルキーの喜ぶ姿を見ると、やはりアリスも嬉しくなります。アリス「良かったですね、ミルキーさん。」ミルキー「うん!」でもウサギさんは………、ウサギ「でもこれ、動くんですかねえ?」と、言いました。
2010.09.15
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「ジャンク」と言えば、たしかウサギさんが好きでした。「ジャンクパソコン」をよく買っていました。ウサギ「確かに値段はお安いのですが………、」アリス「安いのですか?」ウサギ「まあ、安いんですが、本来ジャンクは”ゴミ”という意味です。ジャンク品と言いますのは”動かない”または”正常に動かない”、あるいは”欠品がある”など問題がある品です。それに現状販売ですので、見たままの物だけが販売されます。まあ行ってみましょうか?言葉で説明するより行ってみればわかります。」そこでみんなはジャンクコーナーに行きました。ニセアリスもついてきました。そこにもおもちゃがたくさん置いてありました。でもなんだか、置き方が乱暴です。たなにギュウギュウ詰めです。箱に入っている物もありますが、箱無しの物もあります。ミルキー「うわああああ!」ミルキーは興奮しました。さっそく大きなキッチンセットがあるのを見つけました。そしてそれをつかみました。ミルキー「アリスタン!これ買って!」そのキッチンセットは箱がなくて、むき出しの状態で売られていました。アリス「でもあの、ミルキーさん、それは確か、さっきまでいた中古コーナーでは1980ゴールドだったと思います。」ニセアリス「だがここのは”ジャンク”だ!値段が違う!」ニセアリスはそう言いました。アリスが値段をよく見てみますと「105ゴールド」と書かれていました。アリス「え?105ゴールド?これが105ゴールドなんですか?」ニセアリス「105ゴールドだ!」アリス「どうしてですか?間違いではないのですか?」アリスは不思議でなりませんでした。このキッチンセットは大きくて、とても105ゴールドには見えませんでした。こんなに安いなんてなにかあるではとアリスは思いました。ウサギさんはそんなアリスの気持ちを察して、ウサギ「ここにあるのは”ジャンク”です。不具合はあるでしょうが、お値段は本当にその値段です。」アリス「え?ではこんな大きな物が本当に105ゴールドで買えるのですか?」ウサギ「買えます。ただし、部品の欠品などがあるかもしれません。」アリス「部品の欠品?」ウサギ「はい。たとえばこのキッチンセット、一部割れています。ほら、ここのところです。」ウサギさんが丸っこい指で指さした場所には大きなヒビが入っていました。アリス「まあ!」ウサギ「それにたぶん”キッチンセット”ですから、もっと”付属品”があると思いますよ。ここにフライパンらしきものが1個ついていますが、本当なら鍋のような物があると思います。」言われて見れば、さっきの中古コーナーで見たキッチンセットの箱絵には鍋などの調理器具がたくさんついているのが映っていました。それにおもちゃの”料理”、つまりオムライス・目玉焼きなどのアイテムがあったのです。それを乗せるお皿もあったハズです。ウサギ「現状このままです。付属品はこのフライパンのみ。それにもっとよく注意して見ますと他にもヒビや欠けている部分があるかもしれません。」しかしミルキーはすでにこのキッチンセットで遊び始めていました。ミルキー「ルンルンルン♪~~!」ニセアリス「買おうと思った時に買わないと!安い物はすぐに無くなるんだ!”この次来たら買おう”なんて思っているともう無い!」そこでアリスは買うことにしました。アリスはキッチンセットをレジに持っていきました。意外と軽いです。ミルキーはとても喜びました。ミルキー「わーーーい!わーーーーい!」アリスはレジでお金を支払いました。それは本当に105ゴールドでした。
2010.09.14
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ミルキー「わーーーい!わーーーい!」ミルキーが行くのでけっきょくアリスもついて行くことにしました。行くのはアリス・ミルキー・ウサギさん・由美・モグモグです。ウサギさんが今日はいますので、ひさしぶりにみんなでリサイクルショップに行く事にしました。ミルキー「ランランラン!」天気も良く、ミルキーはとても上機嫌で歩きました。ほどなくしてリサイクルショップに着きました。***************************************************************************リサイクルショップ 『夢のお店』***************************************************************************ミルキーはさっそく中に入りました。すごく大きな店舗です。物がたくさん置いてあります。洋服、小物、家具、アクセサリー、化粧品、おもちゃ………、とにかくいっぱいあります。ミルキーは「おもちゃ」が置いてあるコーナーに行きました。そこにはたくさんのおもちゃが置いていました。でも……、よく見てみますと「中古」とといえどもお値段はけっこうするようです。アリス「……………………。」ミルキー「ねえねえ、アリスタン!これ見て!”お犬のぬいぐるみ”があるよ。動くんだって!」それはロボットのような物らしいです。でも外側はぬいぐるみの犬そのものです。ぱっと見、ロボットには見えません。アリス「かわいいですね。」しかしお値段は「1980ゴールド」と書かれていました。ミルキー「アリスタン、これ、欲しいよう!」ミルキーはそれをレジカゴの中に入れようとしました。アリスがあわてて止めます。アリス「あっ、あの!ミルキーさん、それはお高いので!」ミルキー「え?!」ミルキーは驚きました。アリス「それは高くて買えません。」いつもならここで泣くことが多いのですが、ミルキーはすぐに次のおもちゃに目が行ってしまいました。すぐ近くに大きな”箱”に入ったキッチンセットが置かれていたのです。とても大きな”箱”で、ミルキーと同じぐらいの大きさでした。そこに描かれた箱絵がとてもきれいでした。それは「女の子がそのキッチンセットで遊んでいる様子」で、ミルキーの心をがっちりつかみました。これはおままごと用の本格的なキッチンセットです。商品の大きさは小さなテーブルぐらいありました。ミルキー「アリスタン、これ!」でもアリスはどうしてもお値段の方に目が行ってしまいます。それも1980ゴールドでした。アリス「でもあの、ミルキーさん……」アリスも買ってあげたいとは思うのですが、高いです。アリス「あのーーもっとお安いものでないと、買えません。」ミルキー「ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」いつもどうりの展開になりました。すると突然通路にニセアリスが現れました。どうやらニセアリスもここへやって来たようでした。ニセアリス「くかかかかか!”ジャンクコーナー”なら安いのがあるぜ!」アリス「え?ジャンクコーナー?」
2010.09.13
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アリスがウサギさんのために食事を運んできました。まずは野菜サラダ。おいしそうなレタス。ウサギさんに食べてもらうためによく水が切られていて、水分は付着していません。「兎に水のついた野菜を食べさせると死んでしまう」と現実世界では言われていたからです。アリスはいつもウサギさんに出すとき、気を付けていました。野菜サラダの横にはアリスが作った特製のドレッシングが置かれていました。ドレッシングは3種類ありました。これによって味に変化が出て来るので、飽きさせません。そしてニンジンジュース。これは定番です。ウサギ「ゴクゴクゴクゴク!ぷは~~~~~~~!」おいしいニンジンジュースを飲んでウサギさんにエンジンがかかりました。がぜん食欲がわいてきました。そこへアリス特製の野菜サンドイッチがやって来ました。まっかなトマトがサンドされています。パンもうっすら焼いてある物で、外側は香ばしい感じのサンドイッチです。外側を食べるとパリパリの食感があります。ウサギ「パクパクパク!うまーーーーーい!」ミルキー「ジーーーーーーー!!」ミルキーが見ています。ウサギ「ううっ!」ミルキーが何かを訴えたいような目付きでじっと見ていました。これでは食事に集中できません。ウサギさんはついにミルキーに聞きました。ウサギ「なんですか、ミルキーさん?お食事がまだなんですか?」ミルキーは大きく首を横に振りました。ブルンブルン!ウサギ「ではなんですか?」ミルキー「あのね、おもちゃ屋さんに行こうと思っていたの。でもアリスタンがつれて行ってくれなくて!」ウサギ「ウップ!」ウサギさんは思わずニンジンジュースを吹き出しそうになりました。ウサギさんにしてみれば「(そら来た!)」とう感じでした。災難がやってくる気配です。ミルキー「それでね、ゾーキンがね、”言う事を聞いたらおもちゃ屋さんにつれて行ってくれる”って言ったの。でもね、ゾーキンに言われたとおり”おやつ”を持って来たら、それを食べて逃げちゃったの!」ウサギ「……………………。」ミルキー「ミルキータンはだまされたの!ミルキータンは!」そう言ってミルキーは「つぶらな瞳」でウサギさんに訴えかけました。ウサギ「ううっ!」ミルキーの黒いはっきりした瞳は見る者の心に強く訴えかけます。ウサギ「うううっ………!!」ミルキー「ミルキータン、すっごくおもちゃを見に行きたい気分だったのに!ミルキータンはだまされたの!ミルキータンは…………、うっ!うっ!ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」ミルキーが大声で泣きましたので、ウサギさんは箸が止まりました。でもこれはいつものパターンですが。ミルキー「ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」ミルキーの泣き声を聞いて、由美を介抱していたアリスがミルキーの元へ飛んで来ました。アリス「ミルキーさん、どうしました?!」ミルキー「うう!あのね、ウサギさんに!」アリス「え?ウサギさんに?」ウサギ「ええ?」ウサギさんは思わずサンドイッチを飲み込んでしまいました。ミルキー「ウサギさんがあああ!!!」ミルキーがそう言ったのでアリスはウサギさんの方を見ました。アリス「……………………。」誤解です。ウサギさんは焦りました。そこでウサギさんは、ウサギ「りっ、リサイクルショップなら連れて行ってあげてもいいですよ!」…………と、つい言ってしまいました。ミルキーが喜び、こうしてリサイクルショップに行くことになりました。
2010.09.12
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ミルキー「あのね、ゾーキンがね。言うこと聞いたらおもちゃ見につれて行ってくれるって言ったんだよ!それなのに、もって行ったドーナツ食べたら寝はじめたんだよ!」いつものことでした。ミルキーは泣いていますミルキー「ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」」そこへウサギさんが帰って来ました。ウサギ「今日は仕事が早く終わった~~~~!さあて、ご飯を食べて、後はなにしようかな?これから自由な時間が待っている!」ウサギさんはいきようようと帰って来ました。明日はお休み。そして今日の午後も自由に使えます。ウサギさんにはこれから趣味にさける時間が待っていました。しかし玄関を開けると、ミルキー「ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」と、すごく大きな声がひびいてきて、ウサギさんは玄関にへたり込んでしまいました。ウサギ「……………………。」なにやらふおんな雰囲気がリビングの方から流れて来ます。仕事が多忙でウサギさんの自由な時間は少ないのです。その楽しみにしていた時間がつぶれてしまうなら………、早く帰って来た意味はありません。ウサギ「(ジャンク屋にでも寄って来るんだったな。)」ミルキー「ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」ウサギ「(は?待てよ?)」ウサギさんはいったん玄関に置いたビジネスバッグを再び持ち上げました。ウサギ「……………………。」ウサギさんはそのバッグを抱き抱えたまま、ソロリソロリと玄関の方に戻ります。ウサギ「よし!」しかし、そこに外の掃除をしていた由美とばったりあい、出会い頭にぶつかってしまいました。由美「きゃ!」由美はその場にしりもちを着きました。その由美の声を聞いてアリスがリビングから飛んで来ました。アリス「どうしました?」驚いたのはウサギさんの方です。ウサギさんもしりもちを着いていました。ウサギ「は?は?」アリス「あら?ウサギさん、もう帰られたのですか?こんなに早く?」ウサギ「はっ、はい!」アリスは何かウサギさんが変であることには気付きましたが、それはいったん置いておいて、由美の身体を起こしに行きました。ウサギ「すみません!ぶつかってしまって!」アリス「今日はもうお仕事は終わられたのですか?」ウサギ「はっ?まっ、まあ………、」ウサギさんは何か言ってもう一度外に出ようかと思いましたが、玄関は由美がしりもちを着いてふさがっていたので突破できません。アリス「さあ、ウサギさん、すぐにお食事にしますから!」こうなってくると、もう食事を断ることはできません。ウサギ「はい。」ウサギさんは頭をうなだれ、その長い耳をたれさせならがリビングの方に行きました。ウサギ「……………………。」リビングに着くと、ミルキーがウサギさんの方を見ました。ミルキー「……………………。」ウサギさんはリビングの床に”一人用の小さなテーブル”を出しました。そしてその前に座りました。ミルキー「……………………。」ミルキーがまだ見ています。ウサギ「ううっ!」
2010.09.11
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ミルキーはそこでまたドーナツを取り、冷蔵庫の中からミルクを取り出しました。洗い物をしていたアリスは後ろにいるミルキーに気付きました。なんだか変です。これでミルキーが食べ物を取りに来たのは2回目です。それもお昼ご飯のすぐ後に。いつもはそんなに食べません。アリスはミルキーを呼び止めようとしました。アリス「ミルキーさん?」ミルキー「ギクッ!」アリス「ミルキーさん、そんなに食べるんですか?」ミルキーはただ「そう!ミルキータン食べるよ!」と言ってキッチンから出て行こうとしました。タタタタタタタタ!もうダッシュでミルキーはキッチンを後にしました。リビングではニセアリスが待っていました。ニセアリス「おう!持って来たか?」ニセアリスはミルキーの持って来たドーナツを取りました。ニセアリス「うめえ!ガツガツガツ!うめえ!うめえ!ガツガツガツ!」そしてミルクを飲みました。ニセアリス「ガブガブガブガブガブ!プハァ~~~~~~!」ミルキー「じゃあ、つれて行って!」ニセアリス「サイダー!」ミルキー「は?」ニセアリス「炭酸飲料!食後の一杯!」ミルキー「はあ?おやくそくは?」 ニセアリス「は?なんだって?」ミルキー「おやくそくは?」ニセアリスは「よっこらしょっと」と言ってリビングのカーペットの上に寝そべりました。ミルキー「おやくそくは!!」ニセアリス「はあ~~~~~~~~!!」ニセアリスは大きなアクビをしました。ミルキー「おもちゃに見行くやくそくは?」ニセアリス「うるせえなあ。」ニセアリスはそこに転がっているおもちゃを指さしました。それは「ミルキーのおもちゃ」です。ニセアリス「見ろ!」ミルキー「は?」ニセアリス「いくらでも見たらいいぞ!」ミルキーは泣き出しました。ミルキー「ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」そのミルキーの泣き声を聞きつけて、キッチンからアリスが飛んで来ました。アリス「どうしました?ミルキーさん!」ミルキー「あのね、”ゾーキン”がね!”よごれたゾーキン”がね!」アリス「……………………。」アリスは困りました。いつもの展開です。ニセアリス「よっこらしょ!さあて、さんぽの時間だな。」そう言ってニセアリスはその場から逃げて行きました。これもいつものことです。
2010.09.10
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ミルキーは車のおもちゃの写真が載っている広告を見せました。ミルキー「乗れるんだよ。これでお皿も運べるよ!」アリス「……………………。」ミルキー「ねえねえ、おもちゃを見に行こうよ!」出ました。これを言うのもいつものことです。おもちゃ屋さんにミルキーを連れて行くとおねだりされるのは火を見るよりあきらかです。アリスはあとかたづけでいそがしいのでミルキーには本気ではかまいませんでした。するとミルキーは、ミルキー「そっか。アリスタンはミルキータンのことがきらいなんだ。だからつれて行ってくれないんだ。」アリス「……………………。」ミルキー「かなしいな。ミルキータンにはおもちゃを見につれて行ってくれる人もいないんだ。」ミルキーがこう言うのは実はいつもことでした。ミルキー「ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!ミルキータンは世界で一番不幸な女の子だよ!」しかしアリスは何も言いませんでした。アリス「……………………。」毎回同じ手は効かないようです。ミルキー「ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」アリスがかまってくれないので、ミルキーは泣きながらリビングの方に行きました。ミルキー「おもちゃぐらい見につれて行ってくれてもいいのに!」ミルキー一人でおもちゃ屋に行くことは禁止されていました。やはり危ないので。ミルキー「”おもちゃ買って”って言ってるんじゃないのに!やっぱりアリスタンはミルキータンのことがキライなんだ。ウエエエエエエ~~~~~ン!!ウエエエエエエ~~~~~ン!!」そこへそんな声を聞きつけてか、ニセアリスがやってきました。ニセアリスはニヤリと笑いました。ニセアリス「くくくくく!よしよし、アタシの言う事を聞くならおもちゃ屋につれて行ってやろう!」ミルキー「へ?」ニセアリスのことはキライでしたが、おもちゃ屋に行けるというのでミルキーはそうしようと思いました。ニセアリスといっしょならアリスも許してくれるかもしれません。由美は洗濯が終わるとアリスといっしょに家のお掃除をします。いそがしいので由美に連れて行ってもらうのは無理のようです。ニセアリス「ケケケケケケ!じゃあ、アタシの言う事を聞くんだ。そしたら連れて行ってやる。いいな?」ミルキーはうなづきました。ミルキー「コクコクコク!」ニセアリス「まずは”お菓子”を持ってこい!」言われるままミルキーはキッチンに行ってそこにあったドーナツを持っていました。これはアリスがみんなのために作っていたものです。ミルキーはカゴの中に入れられていたドーナツから3つ取りました。それを持ってニセアリスのもとへ行きました。ニセアリスはミルキーからドーナツをうばい取りました。ニセアリス「よこせ!!」そして食べました。ニセアリス「うめえ!ガツガツガツ!」あっと言う間に3つ食べ終わりました。するとニセアリスはさらに、ニセアリス「ドーナツ追加だ!また持ってこい!それに”飲み物”もだ!」ミルキーはまたキッチンに行きました。
2010.09.09
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ここは不思議の国です。今日も不思議の国は良いお天気でした。ポカポカと夏のような日射しがふりそそいでいました。タンポポの花が咲きほこり、その葉は青々と茂っていました。アリスはキッチンに立ってお料理をしていました。そこにミルキーがやって来てアリスにおねだりを始めました。ミルキー「アリスタン、ほら見て!新しいおもちゃが出たんだよ。”キッチンセット”!とっても楽しそうだよ!」アリス「はいはい。」ミルキーはどこからか持って来た広告を広げながらアリスに言いました。アリス「キッチンなら”本物のキッチン”がありますから。ここでお手伝いしてください。」そう言われてミルキーは指をくわえました。ミルキー「……………………。」でもその後もおねだりを続けます。ミルキー「ねえねえ、”ロボットの犬”があるんだよ。これあるといいよ。”なでなで”できるし。ちゃんとほえるんだよ。”ワンワン”って!それでもってポーズも取るんだよ。」アリス「はいはい。」アリスはいそがしくてミルキーにかまっていられません。アリスは手早くお料理を作っていきます。ミルキー「ねえねえ、”犬のぬいぐるみ”もあるんだよ。これもしゃべれるんだよ。これがあると”かいわ”ができるの。」アリスはそれらのおもちゃがけっこう高いことを知っていました。アリス「”モグモグ”がいるでしょう?会話できます。」ミルキー「”ぬいぐるみの犬”がほしいの!!」アリスに買えるぐらい安いと良いのですが、おもちゃと言うのはけっこう高いのです。それにミルキーには欲しい物がいっぱいあるようで、言われるまま買っていたらキリがありません。こうしてアリスの作ったお昼ご飯ができました。そしてミルキーやほかのみんなに食べさせます。今日の食卓にはアリス・ミルキー・ニセアリス・由美・モグモグがいました。それを食べ終わりますと、今度はあとかたづけが残っていました。アリスはキッチンに食器を持っていきます。ニセアリスは食べ終わるとさっさとどこかへ消えました。いつものことです。由美はお洗濯に行きました。アリスと家事を分担しています。モグモグは食器は運べません。”手”がありませんので。しかたなくミルキーが少し食器を持ちます。でもあまり多くは持てません。ミルキーはヨロヨロしながら重ねた食器をキッチンまで運びます。ミルキー「ふう。」危なげです。なので大部分の食器はいつもアリスが片付けます。食器が全てキッチンに運ばれますと、またミルキーがアリスにミルキー「ねえねえ、アリスタン、乗って遊べるおもちゃがあるんだよ。」と、言いました。
2010.09.08
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そしてAKD48は実にパワフルな”振り付け”付きで一曲歌い終わりました。アリス「……………………。」由美「……………………。」女子恒星「……………………。」ニセアリス「どうだ?」ミルキー「はあはあ、ぜいぜい……、」ミルキーは放心状態です。ニセアリス「AKD48を今後はドラマでも起用する。よってチミはクビだ!」ミルキー「そんな!いやだよ!ミルキータン、まだまだ出演したいよ!」ニセアリス「黙れ!これは社長のご意向なんだよ!」アリス「ウソです!」ニセアリス「ウソなもんか!第一、泥人形には何の実力もない!!」ミルキー「はあああ~~~~~!」アリス「そんな言い方って!ミルキーさんには”演技力”があります!ミルキーさんは役者としてすごいんです!これまでの実績があります。」それを聞いて、なかば放心状態だったミルキーも我に返りました。ミルキー「は?そうだよ!ミルキータンには”演技力”があるよ!」ニセアリス「チッ!」由美「そうです!ミルキーちゃんにはたぐいまれな子役としての才能があります!」ニセアリス「チミの代わりに今年の人気の子役 ”手田 愛菜”を雇う!それで決まりだ!これも社長のご意向なんだ!」ミルキー「そっ、そんなあ!」ニセアリス「チミはさっき言ったとおりだ!クビだ!」ミルキー「そんな!」ニセアリス「もういらなんだよ。チミは!チミの時代は終わった!はい、サヨナラ。ごくろうさん。」ウイリアム「はぁはぁはぁ………。」アリス「は?」ウイリアムがやっと会議室に入ってきました。ニセアリスはウイリアムが来ていることにまだ気付いていません。ニセアリス「いいか!今まで述べた事は社長からのお達しなんだよ!この紙にもちゃんと書いてある!アタシをそれを読んだだけだ!」ウイリアム「はぁはぁはぁ………。」ニセアリス「会社の社長の意思だからな!決定にはしたがわないと!したがわない者はクビだ!」ウイリアム「ブルーアイ社長はそんな決定はなさっておりませんが?」ニセアリス「なに?さっきから誰だよ?大きな声で息しているのは?」アリス「”後ろ”です」そう言われてニセアリスは初めて後ろをふり返りました。ニセアリス「うわっ!」ウイリアム「社長はそんな書類は発行されていません!デタラメを言わないでください!」ミルキーは怒りました。ミルキー「うくくくくくく!」ウソを言ったニセアリスはみんなににらまれました。アリス「ジーーーーーーー!」ミルキー「ジーーーーーーー!」由美「ジーーーーーーー!」女子恒星「ジーーーーーーー!」モグモグ「ピィーーーーーーー!」でもニセアリスは開き直りました。ニセアリス「いいからアタシを主役にしろい!アタシが言いたいのはそれだけだあーーーーー!」こうしていつものように会議はニセアリスにひっかき回されました。しかし、その後、ウイリアムの進行によって、『不思議の国のアリスとニセアリス 新企画発動プロジェクト委員会』は順調に進みました。THE END
2010.09.07
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アリス「は?2人組のデュエットですか?」しかし、また扉が開いてもう一人同じ服装の女の子が入って来ました。よく見ると顔も似ています。由美「3人組のユニット?」さらに2人の女の子が入って来ました。その2人もまた服装が同じです。女子恒星「5人組のアイドルグループ?」そしてさらに……、ゾロゾロと……、何人もの女の子たちが入って来ました。モグモグ「ピピピピピピーーーーーーーーー!!!」ミルキー「えええ?!いったい何人いるの?」たちまち会議室は女の子たちでいっぱいになりました。アリス「あの!この方たちはいったい?」ニセアリス「”AKD48”だ!」アリス「”AKD48”?」ニセアリス「アイドル(A)歌う・歌謡(K)、ダンス(D)グループだ!そして選抜メンバーは48人いる!だから、”AKD48”という!」アリス「あの!でも、こんなにゾロゾロいても!」ニセアリス「だからチミタチはダメなんだよ!遅れている!今やこのように大人数を投入しないと人気は取れない!1人や2人画面に出したところでインパクトが薄いんだよ!」アリス「でも、そんな………、」ミルキー「ミッ、ミルキータンだって歌っておどれるもん!」ニセアリス「チッ!みのほど知らずが!あんなお笑い芸人の踊りがいつまでも通用すると思うなよ!では”AKD48”の実力を見せてやろう!」ニセアリスはパチッと指を鳴らしました。AKD48がマイクを持って全員踊り始めました。AKD48「あ!ワンツー!スリーフォッ!ハイパーヘビー~~~~~♪」AKD48は実に綺麗におどりました。そして歌いました。そのかわいらしにミルキーは口を開けたままかたまってしまいました。ミルキー「……………………。」
2010.09.06
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ミルキーは躍りました。ミルキー「はあ~~~~~~!!ドドスコスコスコ!ドドスコスコスコ!」ミルキーは背中を向けてお尻フリフリがんばります。アリス「……………………。」アリスはかたまりました。ミルキー「ラブちゅうしゃ!」ミルキーがかわいくも怪しいポーズを決めました。アリスの顔は真っ青でした。アリス「ミッ、ミルキーさん……………。」ミルキー「はあ~~~~~~!!ドドスコスコスコ!ドドスコスコスコ!ラブちゅうしゃ!」アリス「ミッ、ミルキーさん!それはなんですか?」ミルキー「今、はやりのおどりだよ。はあ~~~~~~!!ドドスコスコスコ!」アリス「ミルキーさん!やめてください!」ミルキー「へ?どうして?」アリス「そっ、それは………。」その時、ニセアリスの笑い声が………、ニセアリス「がははははは!」ニセアリスが大笑いしていました。ニセアリス「あはははははは!やっぱりチミはダメだな!センスがない!チミの時代はもう終わった!チミはもういらない!」アリス「そんな!待ってください!」ニセアリス「そんな踊りはもう古いんだよ!すでに新しい役者を雇ってある。チミの代わりだ!」アリス「え?それは誰です?」ニセアリス「入れ!」ニセアリスは大声で言いました。ギーーーーーー!ぶ厚い会議室の扉を開け、てミルキーみたいな小さな女の子が一人入ってきました。女の子「……………………。」なんだがミルキーと同じようなフリルのいっぱい着いたドレスを着ていました。アリス「この人が新しい人なんですか?」ニセアリス「そうだ!歌って踊れる!」でもその後、ギーーーーーー!また扉が開いて、もう一人女の子が入って来ました。
2010.09.05
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ニセアリスは何かのペーパーを取り出したようです。そしてそれを読み始めました。ニセアリス「えーーーー、では『不思議の国のアリスとニセアリス 強化プロジェクト』について決まったコトを述べる。」アリス「……………………。」ニセアリス「コホン!『不思議の国のアリスとニセアリス』の視聴率アップのために以下の事を決定する!えーーーーー、まず、主役は”ニセアリス”とする。」ミルキー「えーーーー?!そんなあ!ウソだよう!主役は”アリスタン”だよう!ずっとそうだったじゃない?!」ニセアリス「社長からの直々のお達しだ!主役を交代する!」ミルキー「えーーーーーーーーーーーーーーー?!!ウソだよう!そんなハズないよう!」ニセアリス「主役はアタシだ!」ミルキー「そんな!ウソだよう!!」ニセアリス「最初からアタシを主役にするべきだった。最近の視聴率の落ち込みはアタシを主役にしない事への視聴者からの反発の現れだ!」ミルキー「そんなことないよう!ゾーキンは演技ヘタだし!」ニセアリス「だまれい!この口うるさいだけの”大根子役”が!!アタシが主役であることはすでに決定された。そして、人気のない役者は今後切る!」アリス「え?」ミルキー「え?切る?”切る”ってなに?」ニセアリス「今”春の番組交代”の時期だ!番組も人気がなければ切られる!役者も同じだ。人気のない役者は切る!まずは”泥人形”!もう人気がない!切る!」ミルキー「え?”どろにんぎょう”?”どろにんぎょう”って誰?ねえねえ、アリスタン、”どろにんぎょう”って?」アリス「ブルーアイ社長がそんなこと言うハズありません!」ミルキー「ねえねえ、アリスタン、”どろにんぎょう”って誰?」ニセアリス「にぶいなあ。チミだよ!チミ!」ニセアリスはミルキーを指さしました。ミルキー「えーーーーーーーーーーーーーーーー!!」ニセアリス「チミは今日から、クビだ!」ミルキー「えーーーーーーーーーーーー!!」アリス「ウソです!!」ニセアリス「ウソじゃない。ちゃんとここにその理由が書かれている!」アリス「なんですか?その”理由”と言いますのは?」ニセアリス「今の時代、”歌って踊れるアイドル”が必要だ。それに比べて”泥人形”は歌うことも踊ることもできない。」ミルキー「そっ、そんな!ミルキータン、歌っておどれるモン!」ニセアリス「嘘をつくな!」ミルキー「ウソじゃないモン!」 ニセアリス「ではやってみろ!」ミルキー「やるもん!ミルキータン、できるもん!」アリス「ミルキーさん!がんばってください。」ミルキー「じゃあ、みんな見てて!ミルキータンもおどれるから!練習してたのを見せるよ!」由美「ミルキーちゃん!がんばって!」女子恒星「がんばって!」由美も女子恒星も応援します。
2010.09.04
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会議室の中では『不思議の国のアリスとニセアリス』の出演者たちが集まっていました。まず主演の”アリス”。そして競演の子役、”ミルキー”。助演の”由美”、”女子恒星”そして”モグモグ”の姿がありました。アリス「どうしたんでしょう?ウイリアムさんは?遅いですねえ。」モグモグ「……………………。ココココ!」モグモグはいつになく、少々イラついているようです。イスをゆらしてました。ミルキー「ホントに遅いよおお~~!どうなってるの?今日にかぎって!」アリス「ウイリアムさんが遅刻するなんてことはいままでありませんでした。いつもなら、もう来られているはずですが。」ミルキー「今、何時なの?アリスタン?」アリス「もう10時を回っています。」ミルキー「えーーーー!!」由美「……………………。」ミルキー「おそいよおお~~~!まったく!たるんでますねえ!」アリス「とにかく連絡も来ませんねえ。」ミルキー「は?”ゾーキン”もいないよ。」アリス「ミルキーさん、女の子ですからそんな言い方はやめてください。」ミルキー「”くさったぞーきん”!」アリス「ミルキーさん!」ミルキー「だって……、あんなヤツ、いらないんだモン!」アリス「……………………。」アリスは困った顔をしました。アリス「ふう。」でもこれはいつものことですので。こればっかりは何度アリスが注意しても直らないようです。アリスはしかたなくそのことは置いておいて、携帯を取り出しました。アリス「ちょっとウイリアムさんにかけてみましょうか?」ミルキー「うん!」その時、会議室の大きな扉をバンと開けて、”ニセアリス”が入って来ましたバン!音がうるさかったのと、ニセアリスも遅れて来ましたので、ミルキーはほほをふくらまして怒りました。しかしニセアリスにはそんなミルキーがまったく眼中に入っていないようです。ニセアリス「あーーーーーーーーーーーー!しょくん!遅くなった!今日はアタシが進行係の”代理”を務める!」アリス「え?代理?」ニセアリス「そうだ!”社長”からの伝言を伝える!」アリス「ブルーアイ社長の代理ですか?」ニセアリス「ああ!そのとおり!」アリス「ではウイリアムさんはどうされました?10時から会議だったのでは?」ニセアリス「だから!今日はアタシが進行を務めるんだよ!」アリス「……………………。」ニセアリス「”重大発表”がある!みな、心して聞くように!」由美「重大発表?」
2010.09.03
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ウイリアムは急いでいました。そしてデスクの上の時計を見ました。ウイリアム「うわああ!しまったーーーーー!もうこんな時間か?!うっかりしてたなあ!プレゼン用の資料を作っていたら、時間のことをすっかり忘れていたよ!ボクとしたことが!!今日は大事な日なのに!これじゃ遅刻してしまうよ!」ウイリアムは書類を鞄に詰め込み、大急ぎで自宅マンションを飛び出しました。そして、1階から路上に出て、ウイリアム「へい!タクシー!!」タクシーを呼び止めました。キキーーーー!ウイリアム「お台場の”ブルースタジオ”があるビルまで!大急ぎで!」タクシードライバー「あいよ!でもお客さん、今あそこは渋滞していますよ!」ウイリアム「しまったなあ。でも時間がないんだ!運転手さん、とにかく急いで!」タクシードライバー「はいよ!わかりやした!」ブルルルルルーーーー!!タクシーは渋滞の中進みました。やがて巨大なビルが建つ場所の正面駐車場に着きました。キキキーーーー!タクシードライバー「着きました!」ウイリアム「ありがとう!助かったよ!これはチップだ!」タクシードライバー「こりゃ、どうも!またのご利用をお待ちしていやす!」ウイリアムはタクシーを降りてビルの中に入りました。そしてエレベーターに飛び乗りました。ボタンを押します。35階に向けて上がります。ウイリアム公「はやく!はやく!ホントに遅刻しちゃうよ!」ウイリアムは腕時計を見ました。すると「午前9時」をさしていました。ウイリアム「あれれ?なんだ、まだ1時間もあるじゃないか?勘違いしたのか?ふう。とにかくまだ時間があるらしい。会議は10時からだったな。」一方こちらはビル35階の会議室。そこに次のようなプレートがかかったドアがありました。----------------------------------------------------------------------------------------------------『不思議の国のアリスとニセアリス 新企画発動プロジェクト委員会』----------------------------------------------------------------------------------------------------
2010.09.02
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ゴースト不動産「ほら!知りませんか?お城の募集で”アンデッドモンスター退治”ってやってるでしょう?!この物件はあれの”賞品”ですよ!」ウソツクノ「ほう!あの1000万ゴールドかもしくは”家と土地”という。」ゴースト不動産「ええ!かなりおすすめの物件ですよ。良い家です。広いし、中も素敵なんですよ。真っ白な壁!大きなマントルピース!床はフローリングです!土地も広いんですよ。」ウソツクノ「ほほう!」ゴースト不動産「まっ、どうしても欲しいとおっしゃるなら販売も不可能ではないですが。お城には別の物件を探して提供しますから。私自身、自分がもしも”アンデッドハンター”ならぜひああいう仕事をして手に入れたいもんです。」ウソツクノ「だったらぜひ買いたいが。」ゴースト不動産「ではお支払いですが、”ローン”ですか?」ウソツクノ「まあそうだ。」ゴースト不動産「”身分証”はありますか?」ゴースト不動産はウソツクノ・ゼンゼンヘーキから手渡された身分証を見ました。ゴースト不動産「なんと!あなたがその”アンデッドハンター”ですか?!」ウソツクノ「さよう!」ゴースト不動産「では”アンデッドモンスター”を退治して自分の物にされたらどうですか?あの物件は実は高いのです。土地が広いので。一般販売価格は3500万ゴールドをくだらないでしょう。」ウソツクノ「なんだって?」ゴースト不動産「それにうちの物じゃないんですよ。お城の所有物です。うちが管理してますが。お城も良い物を賞品に出したもんですよ。当店としましても”賞品”として受け取られることをお勧めしますが。販売ならやはりその価格は3500万になってしまいます。」ウソツクノ「賞品として受け取るまで待てない。俺には今すぐ寝泊まりできる宿が必要だ。」ゴースト不動産「……………………。わかりました。ではお買いになるのですね?」ウソツクノ「ああ。だが、まけてくれんかね?”アンデッドモンスター退治”には金がかかるんだよ。」ゴースト不動産「無理です。良い物件ですので。それにあの物件でしたらどこへ出しても3500万ゴールドを下回ることはありません。」ウソツクノ「そこをなんとかまけてくれ。」ゴースト不動産「では”家具”をお付けしますので。家具をひとそろいプレゼントします。」ウソツクノ「まあ、それだといいか。家具がないと困る。」ゴースト不動産「ええ、ではご購入と。では、どうぞお席におかけください。詳しくご説明させていただきます。ローンでのご購入の場合、”頭金”が必要です。」ウソツクノ「いくら?」ゴースト不動産「100万ゴールドになります。これは保証金にもなります。」ウソツクノ「高いな。」ゴースト不動産「良い物件なのでしかたありません。」ウソツクノ「まけてくれ。」ゴースト不動産「そうですね。では本日ご契約していただけるのでしたら……………。80万ゴールドでは?」ウソツクノ「もう少し。」ゴースト不動産「70万ゴールド!」ウソツクノ「もう少し!」ゴースト不動産「もうしわけありませんが規定により、それ以上は無理です。」ウソツクノ「ではそれで!」ゴースト不動産「ではローンは月々いくら納められますか?だいたい月10万ゴールドぐらいが相場だと思いますが。」ウソツクノ「5万ゴールドでは?」ゴースト不動産「それだと利息の方がすいぶんお高くなりますが?」ウソツクノ「かまわんよ。」ゴースト不動産「わかりました。ではこちらが”家屋の購入契約書”と”ローンの契約書”です。サインをお願いします!」
2010.09.01
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