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2005年11月22日
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カテゴリ: 映画
消化不良気味な週末のdvd映画鑑賞だったので、久々に正統的名作映画『ニューシネマパラダイス』が見たくなりました。
15年以上前に観たきりでしたので、当時よりもより深い感動を味わうことができました。
ニュー・シネマ・パラダイス

場所はイタリアの小島シチリア島の小さな村。
最初のシーンは 窓の向こうにたたえる、果てしなく続く海。
映画のシーンのように、村人にとっては非現実の海の向こうの世界。
その非現実の夢の世界に、主人公のトトは飛び立っていったのですね。多くの村人が 小さな村で生涯を終えたのとは裏腹に・・・。


 戦後の質素な生活を送る村人の唯一の娯楽は、映画。
テレビもビデオもない、いわば不便な生活をしている彼らは、仕事が終わると、いそいそと映画館へ向かいます。その映画館の果たす機能が 今とはずいぶん違うのにはカルチャーショックを受けました。一種の社交場でもある映画館へ 映画を楽しみに行くものの他にも、寝に行く者、二階席からつばを吐く悪戯を楽しむもの、恋人とセックスをしているもの、マスターベーションしているものなど、ありとあらゆる目的で行くのです。
空席など、一席もありません。それどころか、立見や、床に座り込んでみている者までいて、ぎゅうぎゅうの満員です。 村人全員が空間を共有し、日々の鬱憤を吐き出し、明日への活力を担う場所

 そこで、村人みんなが涙し、笑い、好戦モードに入ったりと、楽しみを分かち合う姿が丁寧に描写されているところがすばらしいです。

 その村人のパラダイスである映画館に子供のころから惹かれ続けているのがトトです。トトは幼いころから、映画の見せるきらびやかでロマンティック、ドラマティックな世界に魅せられます。母親が父親の戦死を悲しんでいるときにも、トトの目は壁に貼られた新作映画のポスターに釘付けでした。
 これから人生が始まろうとしているトトとは対照的に、世の中の不平等さ、不合理さ、辛さをかみしめているアルフレッドは 人生も後半に突入し、そのままその地で残りの人生を送ろうとしています。
そんなアルフレッドが まずトトの友達になり、次に映写技術を教える師となり、事故の後は人生の師となりました。
父親のいないトトにとって、人生の壁が現れたときに洒落た映画の名台詞でさらっとアドバイスしてくれるアルフレッドの存在は 彼にとって、とってもラッキーだったとしか思えませんね。



「目の青い女は手ごわい」
 目の青い少女に一目ぼれした時には、アルフレッドはお姫様に恋した一兵士の話をして、身分違いの恋だということを暗示しました。そう忠告しておきながら、静かに見守ってくれました。映画の中では 身分が違ったって、愛さえあれば二人はドラマティックに結ばれます。しかし、 身分社会のヨーロッパの現実社会では、身分の差は 到底越えられない壁 なのですね。たとえ一時的に越えられたとしても、到底長続きしないでしょう。ノーカット版では この少女は大人になって、子供のころは計算が苦手だったが後に大物になった、トトの同級生の少年と結婚していました。現実社会なんて、そんなものです。映画のような出来事はそう起きるものではありません。


 アルフレッドは映写室で休みもなく、おそらくこの村で人生を終えるであろう村人に夢を見させてあげることにやりがいを感じていましたが、未来のあるトトには ひたすら現実社会を生きるように諭すのでした。
「自分のやることを愛せ。昔、映写室を愛したように。」
「現実社会は厳しいものだ。映画とは違う。」


小さな世界を抜け出し、海を越えて広い世界に出る。

果てしなく蒼く続く海を前にして、それはとてつもなく覚悟のいることだったのでしょう。もし、アルフレッドの言葉がなかったら、果敢に進み出ることができなかったかもしれません。それ以前に、映画の空想の世界におぼれて、そのままあの小さな地で人生を終えることになったかもしれません。


 アルフレッドの言葉の通り、トトは過去を振り返らずに、前だけを見て生きてきました。迷ったときのノスタルジーは 前進するための妨げとなり、その人をつぶしてしまうものなのかもしれませんね。


 アルフレッドの死の連絡を受けて、ついに30年ぶりに帰郷したトトは 昔とは見事すっかり変わってしまった故郷に戸惑いを覚えます。
車も普及し、街中には広告の看板が乱立、以前は皆顔見知りだったのが、ほぼ誰も知らないといったありさまです。しかも、昔はあれほど繁盛していた映画館がいまや取り壊されようとしている。まさにアルフレッドの言っていた、「毎日なんら変化もないように見えるものも、長い年月が経てば変わるものだ」
ですね。


 興味深いのが、はじめに出てくる映画館は神父が切り盛りしていた・・・ということは、映画館になる前は教会だったということですね。
教会経営の映画館→資金力のある民間経営→テレビなどの発達により需要の減少による廃館 
トトの人生を通して、映画館の歴史をも垣間見ることができました。


 最後に、アルフレッドが残してくれたという、過去に検閲でカットされた映画のキスシーンをつなげたフィルムを観て、トトは涙ぐみます。
まさに昔の自分の気持ちを思い出し、「自分のしたことを愛していた自分」を思い出していたのでしょう。
危ないからと母に反対され、アルフレドにも拒絶されていたにもかかわらず、ただ映画への情熱だけで映写室へ通っていた自分を。
今現在のトトは もう50代近く。仕事では大成功したが、いまだ人生を共にするほどの女性にはめぐり合えていず、恋人を次々と替えている。彼は今自分のしていることを愛しているだろうか。
慌しい都会での無感情の生活を送っているのではないだろうか。
そんな中で見る、キスシーンのフィルム。
彼は子供のころの生き生きとした情熱を思い出し、前進する意欲を取り戻したのでしょうね。





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最終更新日  2012年04月18日 23時13分17秒
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Re:映画『ニューシネマ・パラダイス』(11/22)  
iqcot  さん
ラストでもちろん泣きましたよ~、この映画。

去年シチリアに行ったので、ニューシネマパラダイスの舞台を観にいきたかったのですが、ちょっと街から離れたところにあって時間の関係上あきらめました。

私ももう一回観たいかも。
(2005年11月24日 06時31分04秒)

Re:映画『ニューシネマ・パラダイス』(11/22)  
Gabbyna  さん
この映画を何処で見たか覚えてないのですが、確か母が昔の日本も映画が凄い娯楽だった時期と重なると言ってましたね。。
もう一度見直していたい気持ちになりました。。 (2005年11月24日 10時30分24秒)

なつかしい。。。  
20代前半は結構映画館に行ってたのでこの映画は観ました。
最後のシーンは涙ですね~、音楽も好きでした。
もう一度見たくなってきた。。。。 (2005年11月24日 10時58分21秒)

Re:映画『ニューシネマ・パラダイス』(11/22)  
gacha-danjhon  さん
これは、去年、初めて観たのです。
こんなに、映画を愛する人の映画を観たのは初めてでした。 
「自分のやることを愛せ。昔、映写室を愛したように。」

ラストはやっぱり、泣けました。
キスシーンだけをつないだフィルムとは、泣けたというか、衝撃でした。
アルフレッドが、ほとんどの一生、映画フィルムから切り取っていたシーンを トトのためにつないでおいてくれたというのは、ものすごいお宝。重みのあるものだと感じました。

これの長いバージョンのほうは未見で、そちらに彼女とのすれ違いがアルフレッドのせい?とかこまかい描写があるようですね? (2005年11月24日 12時59分24秒)

まだ見てない・・  
Batatinha さん
これ出た時、「泣けなかったら、レンタル料金返却します!」ってレンタル屋に書いてあったのを今でも覚えています。
それでも手にとらなかった私って・・・(^-^;)でも、これは見たい映画の一つです!! (2005年11月25日 09時42分01秒)

iqcotさん  
luana3447  さん
>去年シチリアに行ったので、ニューシネマパラダイスの舞台を観にいきたかったのですが、ちょっと街から離れたところにあって時間の関係上あきらめました。


・・・どうなんでしょ?撮影はそこで行われたんですか。ブラジルで シチリア島出身の人に何人か会いましたが、皆帰りたがりません。
その感情はトトと同じなのかしら?トトは「帰るのが怖かった」と言っていましたが。

>私ももう一回観たいかも。

-----あー、もう絶対感動が倍増ですよ!!
人生経験が長いほど、涙の量も増えますね。(笑)
(2005年11月25日 21時35分26秒)

Gabbynaさん  
luana3447  さん
・・・日本でもそうなんですか。
ブラジルでも、リベルダージに以前映画館があったそうですね。昔の日系人はそこのことを懐かしく思い出すようです。今私達にとって映画館というのはそんなに感慨深い存在ではないですよね。それほど、重要な位置を占めていたんですね。 (2005年11月25日 21時37分00秒)

かたかなピピさん  
luana3447  さん
・・・私もこれ見たのは、公開当時だから15年以上も前ですよー!!
実は当時はそれほどの感動もなかったんですよ。
なぜかというと、イタリア文化があまりにも違和感がありすぎて、そっちの方に目が行ってしまったんですよね。「映画館でエッチ?これだから、イタリア人は・・・」とか、「映画館でオナニー?場所わきまえろ」とかね。(笑)そして、大人が子どもしかるときの口調がきつくて、ちっともにこりとしない。「うわー、こわー」とか思ってました。(笑)
映画館で皆仲良しのところも。仲良しなんだけど、悪戯したり、癖のある変な親父がいたリ。
でもね、これってブラジル人そっくりですよー。サンパウロはイタリア系移民が多いから、ブラジルみたいだなあと思ってみてました。

(2005年11月25日 21時41分10秒)

gacha-danjhonさん11/22)  
luana3447  さん
>これは、去年、初めて観たのです。

・・・あ、でも、そのほうがいいかもですね。若いときよりも、ちょっと人生生きてからのほうが感慨深いと思いますし。

>こんなに、映画を愛する人の映画を観たのは初めてでした。 

・・・この監督、当時弱冠33歳だったそう。
信じられない!こんな厚みのある映画を作ってしまうなんて。巨匠の映画っぽいですよね。

>「自分のやることを愛せ。昔、映写室を愛したように。」

>アルフレッドが、ほとんどの一生、映画フィルムから切り取っていたシーンを トトのためにつないでおいてくれたというのは、ものすごいお宝。重みのあるものだと感じました。


・・・アルフレッドは本当にトトが好きだったんですね。それゆえに彼の人生の成功を願って、沈黙を続けた・・・このフィルムもトトのことを思って作ったんですよね。その気持ちが感動的すぎて、今でも涙が出てきます。
(2005年11月25日 21時45分03秒)

Batatinhaさん  
luana3447  さん
-----本当にいい映画です。
あと、イタリア人たちが、サンパウロの人に似ている・・・ああいう情景ありえる!って感じです。(笑)そういう意味でも楽しんでみてくださいな。
(2005年11月25日 21時46分23秒)

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