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大型ハリケーン「サンディー」が東海岸北部を襲ってからひと月になる。我が家の辺りは予想される最小限の被害だったそうだが、それでも驚くような光景を目の当たりにした。お向かいの家の裏に高さ20メートルくらいのツガの木が5~6本あった。サンディーが接近中ずっと暴風にしなっていたのだが、突然音を立てて1本が倒れた。幸い家をそれて駐車スペースに倒れ落ちたのだが、車2台が下敷きになってしまった。一瞬のできごとだった。すぐにお隣の人がチェーンソーを持ってきて枝を切り払い、車は何とか脱出できた。数日後に災難に遭った家の人から「あれからね、夜遅くにまた1本裏で倒れたんだよ。怖くて寝られなかった。」と聞かされた。けが人も無く、災難だった家人たちも日常生活を取り戻しているのでこのお家の復旧作業をアップすることにした。裏庭で倒れた木をクレーンで吊り上げて運び出している。写真右には前に倒れた方の木を裁断機にかけているのが写っている。2本とも折れたのではなく、根こそぎ倒れたらしい。サンディーの暴風のすごさをあらためて実感。そのまま裁断機(wood chipper)へ!普通このサイズの大木だとチェーンソーで切り分けてから裁断するのだが、この業者さんが持ってきた黄色い裁断機は超強力。大木があっという間に細かく砕かれてチップが後ろの赤いトラックに吐き出されていった。ほとんど裁断完了。大きな庭木を持つ家が多いご当地では、Tree Serviceという業者さんが必ずどの町にも数軒あって、こういう重機を駆使して作業をしてくれる。ハリケーンや大雪の後はどのTree Service業者さんも大忙しである。
2012年11月24日
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月曜日にグッゲンハイム美術館とジャズのオープンジャムセッションを堪能した翌日、楽しみにしていたメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)へ。2013年1月13日まで期間中の「琳派」の特別展(Designing Nature- Rinpa Aesthetic in Japanese Art)。アメリカに住んでいるとかえってこのようなありがたい情報を見逃しがち。日本に住む家族や友人から教えてもらって初めて知ることが多々ある。メトロポリタン美術館に来るのは2度目。前回は日本美術のウィングが作品入れ替え中か何かで閉鎖されていた。今日は琳派がメインということで、あの有名な尾形光琳の八ツ橋図屏風(Irises at Yatsuhashi)と出会える。八ツ橋という題ではあるが、青いカキツバタの群生が美しいダイナミックな屏風。当館所蔵なので何度でもみに来られるのが嬉しい。ごく最近、この屏風絵がもともと全面金箔張りであったということで話題になった。琳派については私もごく普通の知識しかない。「風神雷神図」の俵屋宗達や本阿弥光悦が創始し尾形光琳や尾形乾山らが発展させた造形芸術の一流派。桃山時代後期に興ったが現在も琳派のアーティストが息づいていて、ニューヨークでの特別展には17世紀から現代まで幅広い作品が出展されていた。琳派で十分時間を費やしたのだが、頑張ってその他の日本美術も見ておかなければ。火焔土器(B.C. 2500-3500年)かっこいい!縄文人のダイナミックなパワーを感じてしばらくこの前を動けなかった。同じ縄文時代の土器が他にも沢山展示されていて、どれを見ても飽きなかった。そんなこんなであっという間にお昼になってしまった。夕方の飛行機に間に合うように手短に何か食べなくては。こういう時にスマホは便利。"Ramen"と入力したら美術館の近くのラーメン屋さんが地図上に現れてそれをたどって歩けばいい。Naruto Ramenの店内実はアメリカでラーメン屋さんに入るのは初めて。ボストンにも最近二郎系のラーメン屋さんができたらしいが、まだ行ったことがない。お客さんの顔ぶれ、案外日本人は少ない。とにかく久しぶりに日本のラーメンの味を楽しんだ。見た目もメニューも日本のラーメン屋さんと同じなのだが、びっくりしたのは「テイクアウト(お持ち帰り)」があること。テイクアウトのラーメン? かなり大き目のカップヌードル風の容器を使ってテイクアウトにしている。アメリカの食文化にうまく適応しているんだな、と思った。店長さんに伺ったら開店して5年で、同業者の中では長い方なのだそうだ。
2012年11月19日
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月曜日と火曜日の1泊2日という日程で友人とニューヨークへ遊びに行ってきた。ボストンからニューヨーク。自分で運転して行ったこともあったが最近は長距離バスを利用していた。今回初めてJetBlueでNewark空港まで飛び、空港シャトルと電車を乗り継いでPenn Stationへ入る方法をとってみた。朝9時半発のフライトで余裕でマンハッタンでランチができてしまう。これは便利だと思った。さて、月曜日。美術館は休館日のところが多い。ジャズライブなども週末に向けて盛り上がっていくものなので月曜日はパフォーマンスがほとんど見つからない。グッゲンハイム美術館(Guggenheim Museum)が開いているので行ってみよう。フランク・ロイド・ライトが設計した建物があまりにも有名なあの美術館。ちょうどピカソの「黒と白」(Picasso Black and White)の特別展開催中だった。初期のころからゲルニカのモチーフになった後期の作品まで、黒と白を基調にした絵画と彫刻をじっくり堪能。- Picasso Black and Whiteは2013年1月23日まで。さて、夜はジャズのライブでもと考えていたのだが、月曜日だけにあまり選択肢がなさそう。グランドセントラル駅近くにあるJAZZ AT KITANOに問い合わせてみたところ、月曜日はプロのライブパフォーマンスではないが、オープンジャムセッション(open jam session)という形式でライブの音楽を聴くことはできるらしい。オープンジャムセッション? 電話での説明によると、ミュージシャンが自由に参加して演奏するらしい。なんだかよく分からないが面白そうなので行ってみよう。バーとテーブル席の奥がフロアステージになっていて、ウッドベース、ピアノ、ドラムのトリオがメインバンドらしい。演奏が始まって気になったのは、ステージ脇に客席の方を向いて置かれた譜面台とレポート用紙。演奏中も客席の人たちがそのレポート用紙のところへ行って何か書き込んでいる。何だろう? 実はそれがサインアップ用紙だった。月曜日はジャズにおぼえのある一般の人たちがステージへ一曲持ち寄って、メインバンドや他のお客さんたちと演奏を楽しむという趣向の日。サインアップ用紙の順序にしたがって名前が呼ばれて、演奏する楽器(ボーカルもあり)、楽曲、コードなどをごく手短に打ち合わせて即演奏がスタート。「マンハッタン風ジャズのど自慢大会」という感じ? それにしても、プロではないとはいえ皆さん驚くほどレベルが高い。ニューヨークのすごさをこんなところでも発見・感嘆。 時間が経つにつれてメインバンドも席を空け、お客さんの飛び入りユニットが結成されていく。写真左の人はスーツ姿のビジネスマン。お隣のテーブルで上司の方と2人で飲んでいたと思ったら、いきなりトランペットを足元から取り出してステージへ。さっきまでテーブルでお寿司をつまんでいた老紳士が軽快にピアノを弾き始めたり、散歩の途中で立ち寄った風の黒人のおじさんが迫力満点のボーカルでステージを完全に持って行ってしまったり…。いつまでたっても飽きない楽しいジャムセッションだった。穴場だと思います。
2012年11月17日
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なんとまた、ひと月以上更新していなかったとは。おかげ様で忙しくて充実した今年の10月。これからどんどん報告していきたい。今年の10月というとまだ記憶に新しいのは、北東部を直撃したカテゴリーワンの超大型ハリケーン・サンディ。ご当地でも倒木や大幅停電などの被害があった。現在も浸水、停電、物資不足や避難生活を強いられているニューヨークやニュージャージーなどの地域の方々にとっては、ハロウィーンを楽しむどころではなかったはず。ご当地のハロウィーンも、あわやサンディの直撃と重なるかというぎりぎりのところだった。私の職場では、少し早めに社員とその子ども向けのハロウィーンパーティーがあった。その日は午後3時ごろになると仮装した子ども達が社内の数ヶ所に設置されたお菓子を目指して駆け回る。 スパイダーマン・ブラザース「俺達はヒーローだぜ!俺達に怖いやつなんていないんだぞ。」 ところが・・・ 血だらけ魔女に扮した「怖キレイなお姉さん」登場・・・「うわ、おどかすなよ。」「俺達だって怖いものは怖いんだ・・・」という感じだろうか。スパイダーマンブラザース、めちゃめちゃ引いてた。ちなみにこの血だらけお姉さんは職場のインターン学生さん。普段はとても大人しくて優しい人。この変身ぶりには私もびっくり。さてさて、ハロウィーン本番の10月31日。ハリケーンの直後だったから今年はあまり子ども達は来てくれないかな。ところが、来るわ来るわ。30人以上は来たと思う。中には仮装の変えて(着くずして)2度来た子もいた。Happy Halloween!
2012年11月11日
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