全5件 (5件中 1-5件目)
1

Part1に引き続きセントマーテン(St.Maarten)でのことをもう少し書き綴っておこう。7泊8日でセントバーツ(St.Barth)へ行くための乗り換え地点。数時間滞在するだけで通過する予定だったのが、突然沸き起こった熱帯低気圧のお陰で2泊も滞在することになった。こちらは遊びたいモードなのだが、熱帯低気圧(実際の規模としてはハリケーンぎりぎり)が直撃中である。そんなことより、セントバーツ行きの船が出るという連絡が来たらダッシュでフェリーポートへ行かなければならない。うんざりしながらたまにつながるインターネットや携帯を使って情報収集しながら時間をつぶした。1日目はフェリーポートに朝から出かけて行って、マリーナにあるバーレストランで船が出るという連絡を待った。そう、前の晩に助けてくれたマネージャーさんが働くあのバーである。やっぱり飲むならモヒート(mojito)でしょう?この辺りはラムが有名。ラムをお土産に買って帰るつもりでいる。大きなグラスにめいっぱいミントとライムが入ったモヒートが出てきた。私はマンゴ入りを頼んだのでやや黄色いかな。この大きさのグラスだって余裕で飲みきれるくらい時間は十分にあった。ゆっくり飲んで、ランチを頼んで、午後のコーヒーを飲み終えた頃、この日も船は出ないことがはっきりした。またホテルに電話をかけてもうひと晩部屋をお願いした。 セントマーテンの地元料理なのだろうか。何ごとも経験なので頼んでみた。島国だけに魚介類の鮮度のよさが嬉しい。見た目はなかなか迫力があるが、案外あっさりしている。ちなみに、現地のレストランやバーでお手洗いを借りて気が付いたのだが、バスルームはお店の外にあって別の入り口から入る。そして入り口には必ずといっていいほど頑丈な鉄格子と南京錠。やっぱり…巷はあまり治安が良いとは言えないのだと実感。 2日目の午後にセントマーテンの空港が稼動し始めた。海は少し遅れて回復するようで夕方になってようやくフェリーが出航することになった。2日前の暴風雨の夜に同船していたグループとフェリーポートで再会した。何となくお互いに「同士」のような親しみを持って笑顔で出国審査を済ませて乗船。船はようやく港を離れた。
2012年12月30日
コメント(2)

あり得ないようなご縁でカリブ海の離島に1週間滞在することになった。セントバーツ(St.Barth)で愛称されるこの島はフランスの直轄。フランス語読みするとセントバーテルミー(St.Bartheremy)になる。ボストンからはJetBlueでお隣のセントマーテン(St.Maarten)島まで3時間半。そこから小型飛行機かフェリーに乗り継いで行く。セントマーテン島は半分がフランス領、半分がオランダ領。この島自体もさんご礁の美しいカリブ海の観光地。アメリカだけでなくヨーロッパからの直行便が入るプリンセスジュリアナ空港は小さな島の空港とは思えない活気がある。定刻にボストンを出発したJetBlueは予定通りセントマーテンに到着。かなり揺れる空の旅で到着時の天候は小雨だったが、まぁ雨だって降るだろうというくらいに思っていた。一応出発前に調べた週間天気予報は晴れマークばかりだったし。ところが、知らぬ間にセントマーテン沖で熱帯低気圧が急発生していた。台風の国で生まれ育ったとはいえ、台風が発生する場所というのは初めて。無かったはずの台風が突然沸き起こって目の前にいるという状況を飲み込むのに時間がかかった。にわか雨と風が強くなり、セントバーツへ向かう船はいったん海へ出たもののとんでもない高波。船はセントマーテンに引き返すことになった。船内で「どうして行かないんだ!」「私なら船を進める」とか勝手なことを言っているフランス人が何人かいたが、こういう無責任な人たちとカリブ海で心中するのだけは勘弁してほしい。さて困った。セントマーテンは通過するだけの予定だったから、つてが一切無い。しかも週末の夜。アメリカのエージェントに連絡の取りようもない。右も左も分からない上に暴風雨の夜、熱帯低気圧が接近中の未知の島で今夜の宿を探さなければならない。観光リゾートはよいとして正直あまり治安がベストな島ではなさそう。いまだかつてない危機である。港に戻った船から降りて、ダーリンと手分けして荷物を確保、翌日の出航予定や連絡方法を船会社に確認。やはり最大の懸案は安全な避難先だった。港に一軒だけ観光客相手のレストランバーが店を開けていた。思い切ってそのバーにひとりで入りマネージャーらしき女性に「助けてください」とお願いしてみた。「ノープロブレム。奥へいらっしゃい。」彼女は店の奥にある事務所へ通してくれて、お勧めできるホテルに電話をかけてくれた。ちなみにケータイはこの災害でつながらない。固定電話も途切れがちながら何とか機能していた。初めに連絡してみたホテルは大雨で浸水して客室が使えないとこのとだった。2つ目のホテルでやっと部屋を確保。オイスターベイの近くにある大型リゾートホテルだった。どれだけほっとしたか。このマネージャーさんが女神に見えた。お礼をしようとしたら「いらない」という。他の人たちとタクシーを乗り合わせてそのリゾートへ避難。この熱帯低気圧はその後勢力を増してセントマーテンを直撃。土砂崩れ、倒木、停電。船も飛行機も出入りするはずはなく私たちはこのホテルで2晩過ごすことになった。自然災害に文句は言えないが、無事に最終目的地へ行けるのか不安な旅の始まりになってしまった。避難滞在したリゾートホテルのプールやけくそになって泳いでいる人もちらほら。我々はこの先のセントバーツ島に希望を託して… 部屋でゆっくりすることに。2晩が過ぎてようやく空が明るくなり始めた。St.Maartenのリゾートホテルのビーチを散歩まだ少し波が高かったのだが、この日の夕方ようやくフェリーが出航することになった。相変わらず大揺れで乗り心地は最悪だったのだが、夜には目的地に到着。 セントマーテン島の人たちは大変明るく親切でありがたかった。だが、ひとつだけ難を言うなら超楽観的。外国人観光客に負のイメージを与えないようにしているのだとも思えるのだが、こういう災害時でも正確な情報が全く伝わって来ない。「大丈夫、もうピークは過ぎたから」。低気圧がまだ来ないうちからそういうコメントしか聞こえて来ない。こういう事態を想定してはいなかったのだが、この旅行の前にスマートフォンにアップグレードしておいて本当に良かった。そしてセントマーテンに着いてすぐに電話会社との国際ローミングの面倒臭い手続きを済ませておいて良かった。後々電話がつながらなくなるなんて思いもしなかったのだが、先手先手を打っておいたが幸いだった。現地情報がアテにならないので、スマートフォンからインターネットで気象情報などを調べることができたのも随分助かった。同じようにiPad持参のフランス人家族がいて、お互いに情報交換をしながら天気が良くなるのを待った。
2012年12月26日
コメント(4)

せっかく冬の福岡へやって来たのだが、滞在期間は3日半。慌しい日程の合間に、天神から西鉄に揺られて太宰府へ行くことにした。冬ながら良いお天気の午後。電車に揺られているうちにぼーっと眠たくなった。14時間の時差だからそれも仕方ない。二日市で乗り換えて大宰府駅に到着。何も調べず地図ひとつ持たずの気ままなお出かけである。参道の入り口付近にある鳥居この参道をまっすぐ行った突き当たりに太宰府天満宮がある。参道の両側にお土産物屋さんが並ぶ。ここが太宰府天満宮。菅原道真公を祀る「天神さま」の総本宮と称えられる。「学問・至誠・厄除けの神様」ということだが学業成就の神様というイメージがある。なるほど境内には修学旅行中の中学生が沢山いて、受験生のお土産として定番という太宰府天満宮鉛筆を買っていた。境内の向かって右手にある「飛梅」樹齢1,000年になる白梅の木にまつわる「飛梅伝説」と道真の詠歌東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそさて、お参りを終えたら参道のお土産物屋さんを見てまわろう。スターバックス。まるでアートギャラリーみたい。筑前大宰府名物「梅が枝餅」で有名な「かさの家」梅が枝餅を扱っているお店は実にたくさんある。ここは地元出身の知人から教えてもらった老舗。梅が枝餅だけでなく、塩きんつばなども置いてあってどれもとても美味しそう。今度来ることがあったらお茶や食事をしながらゆっくりしたいお店だ。再び西鉄電車に揺られて天神へ。遅いお昼を食べてから岩田屋デパートでお正月飾りなどを買った。有田、伊万里、唐津がほど近い福岡だけに和食器売り場の充実度が違う。見ているだけでも楽しかった。
2012年12月21日
コメント(2)

福岡へ来たのは何年ぶりだろう。東京から飛行機で入ることが多かったから山陽新幹線に乗るのも久しぶり。九州新幹線「さくら」にできたら乗りたかったのだがタイミングが合わない。それでも「のぞみ」だって快適で文句無し。福岡というと何となく温暖なイメージがあるのだが、案外かなり冷え込む日がある。寒い日で夜になると外気がキンと冷え込んできた。そのJR博多駅前の夜の風景。すべてLEDの電飾。アメリカで見るLED電飾は冷ややかな印象ばかりであまり好きではなかったのだが、このイルミネーションを見て気持ちが変わった。デザインの仕方、使い方、飾り方でこんなにも違うものなのか。建物の中に入るのがもったいなくて、ずっと外で飽きるほど写真をとってしまった夜だった。明日は大宰府天満宮に行ってみよう。梅が枝餅も買ってこよう。
2012年12月17日
コメント(4)

お昼休みに外を歩いてみることにした。私の職場。それほどボストンから離れているとは思わないのだが実に自然が豊か。年間を通して色々な動植物を見つけて驚かされる。巨大な望遠レンズ付のカメラを持ったバードウォッチャーがよく職場の敷地内で何かの写真を撮っているのを見かける。職場の建物の正面に池がある。もともと自然の湿地帯が敷地内にあって、それを人工的に延長したもの。見た目は自然の池。実は防火用水の機能も兼ねているということを最近知った。それはさておき・・・ 池の近くまで来た時に同僚に呼び止められた。コンパクトカメラを持って興奮気味。彼が指差す方向に目をやると何かいる。黒っぽい動物?めいっぱい望遠してみたビーバー!動物園でしか見たことない。しかも動物園にいるビーバーよりかなり大きい。池から上がってきて草を食べているところらしい。ビーバーがいる!ということで気が付いたら周りにはケータイやコンパクトカメラを構えた同僚たちがいっぱい。それを気にする様子もなく、この特大ビーバーは堂々と草を食べていた。池の傍にあった木がかじられた跡これだけ大きなビーバーだから、ちょっとした木くらいわけなくかじり倒してしまうのだろう。職場の敷地内の緑化や植生の管理を担当しているお兄さんがたまたま横にいたので聞いてみた。「ビーバーがいると、面倒なこともありますよね?」お兄さんも実は手にカメラを持っていて、笑ってこう答えてくれた。「そうかもしれないんですが、最近野生のビーバーを見ることはあまり無くなりました。木をかじるのは彼ら本来の習性なので、寧ろビーバーがやってくる環境を作っていることの方が大切かなと思います。」若き管理責任者のお兄さんのコトバにぐっときた良い午後だった。
2012年12月04日
コメント(4)
全5件 (5件中 1-5件目)
1

![]()
