《櫻井ジャーナル》

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2015.01.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 キエフ政権が制圧している東部の都市マリウポリが砲撃され、30名以上の市民が殺されたと伝えられている。西側の有力メディアはドネツク人民共和国の部隊が攻撃したと報道しているのだが、人民共和国側は攻撃を否定、砲撃はキエフ軍がいる場所から行われていると語る市民もいる。

 ここで注目されているのは、攻撃された現場を取材している カメラの前を通り過ぎた兵士が流暢な英語で「顔を写すな」と口にした こと。東/南部でアメリカ/NATOを後ろ盾とするキエフ政権が民族浄化を開始した直後からアメリカの傭兵を送り込んでいるが、それだけでなく、CIAやFBIの要員をアメリカ政府はキエフへ派遣、軍事顧問団も入れている。現場に英語を話す戦闘員がいた事実は興味深い。

Mariuopl

 ウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領やアメリカのバラク・オバマ大統領は根拠、証拠も示すことなくウクライナにロシア軍が存在していると発言、西側の有力メディアが宣伝しているのだが、マリウポリの攻撃にアメリカが何らかの形で関与している可能性が出てきたと言える。

 1月21日にはアメリカ欧州陸軍司令官のフレデリック・ベン・ホッジス中将を中心とする代表団がキエフ入りし、国務省の計画に基づき、キエフ政権の親衛隊を訓練するためにアメリカ軍の部隊を派遣する意向を示した。 キエフ軍がドネツクの市街を攻撃、バスなどを破壊して13名から15名を殺害 したのは22日のことだ。

 ジョージ・ソロスの資金も入っている HRW(ヒューマン・ライツ・ウォッチ) も、キエフ軍が白リン弾やクラスター爆弾で東/南部の住民を攻撃していると昨年から批判しているが、西側はキエフ政権を支持し続けてきた。それを誤魔化し、西側の直接的な軍事介入を正当化するために「偽旗作戦」をまた行ったと推測する人もいる。





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最終更新日  2015.01.26 14:22:53


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