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2010年の中国のGDPが実質前年比+10.3%になったという、20日の中国国家統計局の発表を受け、いろいろな話題が飛び交っています。「日本を追い抜き世界第2位の経済大国になった中国」「2位の座を譲り渡した日本」「日本のGDP抜いた中国をどうみるか」・・・などなど、日本のメディアは当然ですが日本と中国の比較において論説を展開します。しかし実際に中国の友人と話をしていたりすると、言葉の端々にまた違った切り口の見方を感じることがあります。つまり、もともと長い人類の歴史に振り返れば、中国がGDPで世界のナンバーワンでなかった時期のほうが短い、という非常に大きな視点。以前読んだどなたかの著書にもこのようなことが書いてありました。確かに千年単位で歴史をひもとけば、GDPというのは人口と国土の面積に大きく左右される指標。だから長いこと昔のGDPの一位と二位は常に中国とインドによって占められていたといいます。それが第一次産業革命以降、テクノロジーの進化が人口と面積に関わらず国力を決定するようになった。言い換えれば、「この二百年たまたま調子悪かった」くらいの感覚で中国のGDPを捉えることも可能なわけです。インターネットサービスの世界は特に、その利用者の数が覇権を決する側面をもっています。もう一度人の数の多さがパワーを持つ、そんなメディアだと思います。中国のポータルサイトや検索エンジンは既に日本では考えられないくらいの規模のメディアに育っている場合も多く、しかもそれがインターネット浸透率3割という現状を鑑みるに、今後の発展余地は果てしなく大きい。その事実は、世界のインターネット企業の時価総額ランキング10位中、3つが中国企業である理由を我々にわかりやすく教えてくれると思います。インターネットは物理的な制約を超越するテクノロジーである一方、どこで起業して何語でサービスを展開するかということが、数の論理を考えると実は発展のための大きな要素になり得る産業。中国のGDPの記事を見て、ついそのようなことを思い返した次第です。しかし日本、日本発の企業、頑張りたいですね。KOICHI NAKAMURA
2011年01月24日

春節(旧正月)が近くなり、中国では年末モードです。12月よりはるかにその雰囲気があることを、こちらにいると身体で感じます。うちの会社でも、昨晩となりのGoriさんを借切ってちょっとしたパーティを行ないました。しばらく前から「実行委員会」が立ち上がり、有志が自分達でこれを企画したものです。会場に行くと、数々の飾り付けやスライド、そして音楽にいたるまで彼等の仕事のレベルの高さに感心。楽酷天の出店者さんから取り寄せた食べ物コーナーなどもありました。いつのまにこんなものを用意したんだろうというような、各チームからの出し物やビデオ。今日の日のために衣装を揃え、いつもと違うお化粧をしているメンバーもいて、最後はベストドレッサー投票。ものすごいエネルギーレベルで、盛り上がった忘年会でした。振り返れば、日本からのメンバー達が家を引き払い車を売って中国に移り住んだのが5月の終わり。中国メンバーと合流し、百度オフィスに間借りをしながらとても少数で営業活動を開始しました。そこから8ヶ月。スタッフの人数、出店者さんの数、商品数、もろもろ他の国で数年かけてやったレベルのことを、このチームは数ヶ月でやってのけました。またユーザーサービスやシステム、組織、いずれにおいても“あるべき姿”を追求し、物事を動かしてきました。ものすごいスピードと、圧倒的な仕事量で、あっという間に過ぎていった8ヶ月でした。楽酷天はこれから成長していくためにやらなくてはいけないことがまだまだたくさんあります。中国という市場は、競争も成長も、よその国では考えられないくらいの熾烈さで展開されています。しかし、私はこのチーム楽酷天がそれをやりきることを確信しています。チームの全員が私の誇りです。Go for it! KOICHI NAKAMURA
2011年01月22日

3.1415926535・・・何桁まで覚えていますか、円周率。円周率を小数点以下5兆桁まで計算した日本人の方がギネス世界記録に認定されたそうです。しかも自作のPCでそれを行なった由。Japan Today の記事によれば、"he takes pride in the fact that not just large companies and corporations but also individuals can calculate the value of pi with personal computers, adding he is now trying to double the number of digits"とあるとおり、大企業や組織ではない個人が自分のPCでそれをやってのけた事実に誇りを感じ、そしてなんと今度は10兆桁に挑戦しているというから驚きです。円周率をめぐる歴史をたどると、古くは紀元前2000年頃古代バビロニアで、円周率の近似値として 3, 3+1/7 ≒ 3.142857 , 3+1/8 = 3.125 という数字が使われていたことがわかっているそうです。その後どのような計算式を使いこれを割り出し、どこまでの精緻さを求められるのかという改良の時代が長く続き、例えば16世紀ドイツの数学者ルドルフ・ファン・コイレンは一生をかけて35桁までの数字を計算したとあります。1940年代に電子デジタル計算機が普及して以降、飛躍的に桁数が伸び、上のように5兆桁というレベルにまで達したというわけですね。数字のロマン、があるとすれば「π(Pi)」はその究極的な対象なのかもしれません。KOICHI NAKAMURA
2011年01月20日

近所のお粥やさんのフリーペーパーラックに、なかなかインパクトのある雑誌が置いてありました。「整形114」こういうの、あるんですね。中身は、より美しくなりたい人のためのレポートや“使用前”“使用後”の写真などで溢れています。114というのは日本の104のような、中国における電話番号案内の数字です。整形イエローページ、みたいな感じでしょうか。単に広告がたくさん掲載されているだけでなく、『最もホットな5つの顔技術』とか『シークレットファイル:あのスターの整形の秘密』とか、または韓国における試験の取り組みとか、マニアックな記事もあり。どうやら、美容整形のチェーン店が自ら発行している広告雑誌のようです。結構しっかり作ってあります。美容整形といえば韓国のそれが有名なイメージがありますが、人口当たりの美容整形手術施工数が最も多いのはスイス、とWikipediaにはあります。以降、キプロス、スペイン、レバノン、ギリシャの順に続くそうです。中国はランキングに見当たりません。美容外科、整形外科、形成外科など、専門的には区分がいろいろとあって一緒にしてはいけないのだと思いますが、いわゆる整形手術って議論を呼びやすいですよね。しかしその技術は大きな事故にあった方の社会復帰を助けたり、様々な側面があると思います。なんにせよ、お粥やさんのラックにこの雑誌、かなり目立っていました。KOICHI NAKAMURA
2011年01月11日

1974年にDr. Arno Petersという人が考案したPeters Mapというものがあります。世界地図を実際の面積と方位をもとに表現した地図ということで、私達が普段慣れ親しんでいるメルカトル図法の地図と比べると、少々異なる地形図がそこに展開されています。【メルカトル図法の地図】【Peters Map】例えば、メルカトル図法の地図ではグリーンランドと中国のサイズはほぼ同じですけれど、Peters Mapではグリーンランド=2,166,086平方キロメートル、中国=9,596,960平方キロメートルというのが正確に表わされるわけです。アフリカ大陸とアジア大陸の面積の差も、あらためて実感、という感想ではないでしょうか。もともとメルカトル図法は、16世紀海上の航海を行なうために考案されたため、陸上の差異などが重視されていないらしいですね。頭ではわかっていても、実際にこう見ると、「世界」の印象が随分違って見えるものです。同じ事象を語っていても、切り取り方によってこうも受け取り方は変わるということが、よくわかる実例です。世界がどんな形をしているのか。本当の意味でそれを知るには、自分の目でそれを見てみるしかないのかもしれません。KOICHI NAKAMURA
2011年01月08日

例年であれば、10回目の愛宕神社詣出、と書くはずの2011年1月4日ですが、海外から心だけは原点に馳せております。朝8時から日本とビデオカンファレンスシステムをつないで始まった、今日の仕事初め。中国では鏡割りもしませんし、特にこの日早く帰ったりもしません。年初からフル稼働というやつですね。私個人的にいつもと違う点がひとつだけ。今日はチャイナ服に身を包んでみました。着心地が良いので、しばらくオフィスではこのスタイルでいこうかと。KOICHI NAKAMURA
2011年01月04日

CHINA DAILYにScott Adamsさんの漫画、"DILBERT"が載っています。今日の3コマ漫画、シニカルでおかしかったです。会社で二人の男が話をしています。 【1】JIM, OUR COMPANY IS FAMILY-FRIENDLY AND VERY GREEN.ジム、我々の会社はファミリーフレンドリーかつ、非常に環境にやさしい企業だ。【2】WE'RE ALSO GOOD AT SETTING PRIORITIES, SO IF I GET A CHANCE TO SELL YOUR KIDS FOR A HANDFUL OF CARBON CREDITS, I'LL DO IT.そしてまた我々は優先順位をつけることにも秀でている。だからもし私がCO2の排出権と引き換えに君の子供を売る機会があったとしたら、迷わずそうするよ。【3】HE WAS LESS GREEN THAN I HAD HOPED.・・・彼は思っていたほどグリーンじゃなかったんだ。なんともDILBERTらしい雰囲気ですが、ここで出てくる"OUR COMPANY IS VERY GREEN" という言い回し、「我々の会社は環境意識が高い」という意味になるんですね。greenという単語には、“環境に優しい/環境問題意識が高い/地球に優しい/無公害の”という形容詞があるそうです。そしてもうひとつ、“未熟の/経験の浅い/世間知らず”という意味もあります。いくらGOOD AT SETTING PRIORITIESでも同僚の子供を売っちゃいけません。THE OFFICIAL DILBERT WEBSITE ⇒ http://www.dilbert.com/KOICHI NAKAMURA
2011年01月03日

北京は日本のそれほど、1月のお正月は「非日常化」しないようです。スーパーマーケットもレストランもおよそ平常ペースで営業しています。今日ウォルマートをぶらぶらしていたら、Dreyer's のアイスクリームをみつけたので十数年ぶりに買ってきてみました。バーボンウイスキーをしたたかに飲んだあとに、Dreyer's の"Cookies 'n Cream"。大学時代に巨漢山内君と1.8パイントをペロリと平らげていたのを思い出します。Dreyer's は2002年以降Nestl? が株式の取得を進め現在は完全子会社になっていますが、1928年に創業された老舗のアイスクリームメーカー。中国では広州に工場を持って生産しているようです。こちらのものも変わらず独特の風味で美味しいですね。日本人で初めてアイスクリームを食べたのは1860年に咸臨丸で渡米した遣米使節団だそうですが、紀元前、ユリウス・カエサルやアレキサンダー大王の時代から彼らが乳や蜜に氷や雪を加えて飲んでいたという説もあるとか。そしてマルコポーロの『東方見聞録』にはなんと、アイスクリームの起源はもともと3,000年以上前に中国で作られたものだとあるそうです。KOICHI NAKAMURA
2011年01月02日

(楽天グリーティング)2011年、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。新年快楽、万事如意。Best wishes for a happy new year. 皆様にとって益々健康で楽しい一年でありますように。KOICHI NAKAMURA
2011年01月01日
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