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今日、わが社に11年勤めた子が寿退社しました。とても性格の良い子で、狭い社内のムードメーカーでした。色っぽい話があったわけでは全くないのですが、ある意味、エンゾーが過去にお付き合いしたどの彼女よりも長い付き合いで、「えーと、アレお願い」「は~い、買っときますねー」で通じる仲だったので、なんだか少し寂しいですヽ(´ー`)ノ。 誰でも出会いの瞬間から別れは待っている訳で、同じ別れるなら、せめて惜しまれつつ退場するようなお付き合いをしたいものです。
2005.03.31
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エンゾーは、所有する2台のバイクにサイクルコンピュータを付けています。速度が出るだけのシンプルなやつです。メーカーは定番中の定番「CAT EYE」。ところが、2台に同じモデルを付けていたのですが、どちらも装着後まもなくセンサーからの信号を拾わなくなって、速度を正確に表示してくれなくなりました。電池を新品に換えても同じで、歩くくらいの低速ならいいのですが、ちょっと漕ぎ始めると、もうダメなんです(-"-;)。(26インチのスリックタイヤに履き替えている、エンゾーのDW-2。)福岡では大きな規模を誇る自転車専門店「FREE RIDE」に相談したところ、センサー不良の疑いありと言われました。そのモデルの持病らしく、メーカーで部品を交換しているとか。そうだったのか!Σ( ̄□ ̄;)アウトレットで買ったから知らんかった・・・安物買いの銭失いとはこの事。やはりプロショップでお勧めのものを買わないとダメですね。 この際なので、思い切って良いやつに換えてしまおうと思い、「Double wireless」という最新のモデルを買いました。CAT EYEの中でも上級モデルで、ワイヤレスでケイデンス(ペダルの回転数)まで計測できてしまうスグレモノです。 装着に多少手間取りましたが、なんとか取り付けて、いざ走行開始。「おお、まともにデータを拾ってる!」と、しょーもないことに感動( ̄▽ ̄;)。が、エンゾーのDW2はクランクとチェーンステーの隙間がタイトで、ケイデンスを計測するセンサーアームと、クランク内側に取り付けた磁石との間隔がゼロ・・・というか微妙にこすってまして(^_^;、そのせいなのか、スピードは正確に測ってくれるのですが、ケイデンスはデータが出たり出なかったりします。 (これがセンサー。クランク側とホイール側に、それぞれアームが伸びている) せっかくのケイデンスキットなので、すべての機能をフルに使いこなしたいのですが、自転車との相性もあるんですかね(-"-;)。なかなか上手く行かないもんです・・・残念。しかし、毎分90回転を維持するのって、意外とキツイのですね~。 ここのところ晴天に恵まれ、毎日自転車で通勤出来ているので嬉しいです。福岡の都市部の歩道は、地震の後、微妙にデコボコが多くなりました。応力が働いた方向に波打っていて、地震のパワーの凄まじさを感じることが出来ます。
2005.03.30
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エンゾーがよく見に行くHPのコラムに、次のような一言が書かれていました。本格フルサイズCCD機登場までのつなぎなら、私は前デジkissでも使えるように思える。 なんと上手い事を言う人がいるのか。きっとこんな事を言う人は、天性のジゴロ(死語)の素質があります。エンゾー、デジタル一眼を買うのを迷っていましたが、心のモヤモヤがスーッと晴れたような気分です。フルサイズ素子搭載機までの「つなぎ」「つなぎ」「つなぎ」・・・ああ、なんて甘美な響き。 そうだよね、どうせフルサイズ機が10万円を切る価格で手に入るようになるまでには、まだ最低でも2~3年は待たなきゃいけないしね~。これはもう大人の階段を上る為の通過儀礼のようなものでしょう。 ・・・それでいいのか、エンゾー。
2005.03.29
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先日、阿蘇のとある牧場に商談に行きました。そのとき聞いた、興味深い話。件の地震の一時間前から、養蜂場のミツバチたちが、巣箱から全く飛び立たなくなったそうです。みんなで「こんな事は初めてだ。なんでだろう?」と首をかしげていたところ、大きな地震が来たとのこと。ミツバチと言えば、太陽の向きや地磁気を感知して、花のある方向を特殊なダンスで仲間に伝達することが知られていますが、今回の行動は、おそらく地震の前に起こった地磁気の乱れを感知したのではないかと思われます。この手の予兆話には事欠きませんが、よくある「地震雲」などよりは、よほど信頼できそうな感じがします(^_^;。
2005.03.28
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エンゾーがあまり面白くない少年時代を送っていたことは、以前書いた。特に中学・高校は、エンゾーにとって暗黒時代とも言うべき6年間で、天秤に掛けるならば間違いなく苦痛の方が勝っていた。例えばここに、それを象徴する「証拠品」がある。高校の卒業アルバムだ。エンゾーは、浪人が決定して某大手予備校に行かなければならなくなったとき、学生証の発行のために、なんと卒業アルバムのクラス写真から自分の欄を切り取って、予備校に提出した。だから、エンゾーの所有するアルバムには、永久に自分の写真が載っていない。 ひるがえって、いちばん多感だった十代後半の自分が記録として残っていないことに寂しさを覚えるようになったのは、実はつい最近のことだ。これは一つには、自分の両親のそういう姿を見ることが出来ないことに不満を覚えたのが大きい。どんな人にでも、子供だった時代はある。大人になり、恋をして、家庭を築き、やがて子供が出来る。その瞬間から、人生は次の世代のものになる。そんなわが子に「君が生まれるまでには、ささやかにして壮大な、こんなドラマがあったんだよ」と、バトンを渡すまでのランナーの走りっぷりを見せてやれないことは、少し…いや大いに残念な話だ。それだけではない。後ろを振り返ってばかりいるのは良くないけれど、時には追憶に浸る時間があってもいい。自然に任せて忘れるのも悪くはないが、忘れられない楽しい思い出が多すぎても、損はしないだろう。 「自分を撮るのは恥ずかしい」なんて言っていられない。これからは、もっとたくさん生きた証を残そう。今からでも遅くはない。
2005.03.27
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えー、喉元すぎればナントカとは言いますが。今回の福岡の地震に対して、どうも「大したことなかった」という認識が世間一般にあるようなので、今回は少し画像を載せてみることにしました。 液状化現象によって、広範囲で泥が噴き出した石畳。(早良区ももち浜)地割れと隆起で傾いた自動販売機。(西区豊浜)化粧板が崩落したマンションの壁。(中央区警固)亀裂が入った壁面。(中央区警固)崩落した壁面と、ゆがんだ鉄のドア。(中央区警固)エレベーター棟と住居棟がずれて開いた隙間。(中央区警固) 報道のされ方と言うのは怖いもので、玄海島のような一部の地域を除いて、揺れただけでたいした被害はなかったかのような印象を与えるニュースが多かったように思います。しかし実際には、買ったばかりのマンションの資産価値がなくなってしまったりするような、とても深刻な被害も発生しています。また、今もなお1000人を超える人々が避難生活を送っています。 だからなんだと言うわけではないのですが、どうも報道と現実の深刻さの間にかなりの乖離があるような気がしたので、あえて書いてみました。今回の震災は、決して軽くはないのです。
2005.03.25
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今日の取材には、いつものようにEOS7をお供に連れて行きました。ううう、ハードな行程だったなあ…(T-T)。そうです、買う買うと言っていたデジタル一眼は、結局買わずじまいでした。 聞くところによると、早くもKissDNには初期不良が出ているとか。その前の20Dもエラーに関しては評判が悪かったし、どうもデジものはエラーが出て当たり前と言うような感じで嫌ですね(-"-;)。
2005.03.24
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(更新情報:IAPCへ、のろさん(031)とまこみあさん(032)に新規ご加入頂ました) 不思議なことに、カメラ系の物欲が一瞬ですが治まっています。マンションの壁の修繕費だとか家具の購入だとか、やたらと現実的なことにお金が掛かりそうなので、フッとしらふに戻ったと言うか( ̄▽ ̄;)一年以上もほったらかしにしてきたマンションへの引越しを、そろそろ真面目に考えなければいけないなあと思い始めた今日この頃。ベッド一つ取っても、カメラよりはるかに高価なので、エンゾー及び腰です。うーん、中古を落札して、気に入らなければすぐに転売が利くカメラと違い、家具は買い替えスパンが長い上に失敗が許されないので、必要以上に慎重になっています(-"-;)。そうです、ビビリなもんで。 今欲しい(というか、必要な)もの。洗濯機、掃除機、冷蔵庫、ベッド、寝具一式、食器棚、食器一式、ダイニングテーブル&椅子、各種照明、テレビ、チェストなどなど。 うわー、エンゾーらしからぬ生活臭さ( ̄▽ ̄;) ちなみに、今日もカメラ屋さんには足を運んだのですが、取材のため緊急に必要であるにもかかわらず、何度触ってもKiss DNを買う気が起こりません。これが銀塩カメラだったら、一瞬で買ってるんでしょうけどね…。
2005.03.23
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先日は、非常に多くの皆様に激励のコメントを頂き、エンゾー感無量でした。この場を借りて御礼申し上げます。<(_ _;)>あれから色々ととり込んでいるので、今日はこれで勘弁してくんなまし(^_^;。
2005.03.22
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すでにニュース等で盛んに報道されているかと思いますが、福岡周辺が地震に見舞われました。エンゾーが住んでいる場所は最も揺れが激しく、震度6弱でした。いやもう、揺れる揺れる。色んなものがひっくり返りました。生まれて初めて、地震で命の危険を感じました。 揺れが始まった時は1階にいて、北海道から遊びに来ていた親戚の相手をしていました。よりによってこんな日に福岡に来るなんて、運が悪い人たちです。ひとしきり本震・余震が収まって、少し落ち着きを取り戻した後、2階の自分の部屋にある防湿庫の事に思い至りました。あわてて階段を駆け上がり自室に入ると、まあ中は酷い有様で、本やらスピーカーやらが床に散乱しています。肝心の防湿庫は・・・?置いてあったチェストの上から大きくずれ動き、3分の1ほど宙に浮いた状態で、かろうじて直立していました(^_^;。あ、危なかった!ライカが2台ともパープーになるところだったぜ・・・ 町内の道路は、いたるところで隆起やひび割れが起こり、液状化現象で泥がたくさん噴出しています。海沿いに住んでいるので津波を警戒しましたが、50cm程度で済んだようです。・・・と、こんな事を書いている今も余震で揺れておりますが( ̄▽ ̄;)ここのところ、立て続けに世界中で地震が発生していますが、マントルの動きが活発化しているんでしょうかねえ(-"-;)。画像はおいおいUPしてみようと思います。
2005.03.20
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知人が、某巨大掲示板で叩かれまくっています。気の毒で仕方がありません。元ネタに根も葉もない尾ひれがついて、見るに耐えない・・・。ネットはとても便利で、エンゾーもどっぷり浸かっていますが、安全なところから誰かを誹謗中傷する陰湿な匿名文化だけは、どうにも好きになれません。
2005.03.19
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(一部の方はご存知だったと思いますが)ここ3ヶ月間ほど、平均睡眠時間が4時間くらいという生活を送ってきたところ、最近は昼間や夕方に異常な睡魔に襲われる事が多くなり、昨日ついに辛抱たまらず、22時に寝てしまいました( ̄▽ ̄;)。 お陰様で今日はスッキリですが、皆様へのレスが相変わらず遅滞気味になっておりまして、申し訳なく思っております<(_ _;)>。 昨日、ず~っと待っていたFA31mmF1.8が、やっと販売店から届きました。ようやく3本揃ったリミテッドシリーズに、エンゾー感無量です(T▽T)先行の2本と比べるとやや大柄なのですが、MZ-3に装着してみたところ、これがジャストフィット!とても良い感じです。ああ、カメラ屋さんの店頭に並んでいた中古の黒レンズに逝かなくて良かった・・・。ちなみに、このレンズは30cmまで寄れるので、なかなか使い勝手も良さそうです。 これで、エンゾーの夢であった「MZ-3+リミテッドレンズ3本セットのみ」の撮影旅行が実現しそうで、なんだか嬉しいなあ(*^_^*)。31・43・77というのは、カバーできる範囲が狭そうな気もしますが、「28・35・50・85の4本セットが3本にまとまった」あるいは「28-75mmF2.8よりも明るいF2通しの高性能ズームセット」と考えれば、悪い選択ではありません。(ちょっと贔屓しすぎ?)
2005.03.18
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本日発売になったKiss DN、さっそく見てきました。小さいですね。初代Kiss Dとは別物の仕上がりでいい感じです。落ち着いたマット仕上げになり、テカテカした初代より質感が向上しています。グリップを握ってみると…なんじゃ?ザラザラしてる。あ、反対側も。誰かが砂の付いた手で触ったのか(-"-;)?と思ったのですが、そういう感触のする表面処理を施したグリップでした。エンゾー的には無視できないくらい気持ち悪かったです。慣れの問題ではありますが。 次に、ファインダーを覗いてみました。やはり像が小さい!(×_×)20Dと同じプレシジョンマットスクリーンを搭載したとのことでしたが、その恩恵はあまり感じませんでした。素通しに近い、明るさ重視の見え味は、Kissの伝統そのものです。AF専用と割り切った方がいいでしょう。 AFのレスポンスは、さすがにサクサク速いです。迷いもありません。スリープからの起動時間は、ニコンのD70を意識したのか、0.2秒と早く、これまたストレスフリーです。肝心の画質までは分かりませんでしたが…カタログやHP上のサンプルを見る限りでは、可もなく不可もない、よくあるデジタルっぽい画質のようです。 ちなみに、銀塩世代のエンゾーが見て、もっとも違和感を感じない画質のデジカメは、今のところフジのファインピクスS3Proが最右翼でしょうか。ファインピクスの画像は、フィルムメーカーとしての意地のようなものが伝わってくるくらい、極めて銀塩ライクな仕上がりになっています。広いダイナミックレンジの恩恵も、見ていてはっきり分かります。 さて、結局EOS Kiss DNは買いかどうかですが…うーん、判断に迷いますね(-"-;)。ガチンコ勝負の相手となるペンタックスの*ist Dsと比較してみると、超高感度設定でのノイズが少ない点とISレンズが使える点以外は、決定的とまで言える差がありません。AFレスポンスや起動時間の差は微々たる物で、むしろスタイリングやファインダーの見え味などは*ist Dsの方がはるかに良かったりします。特にファインダー像の大きさは撮影するときに重要で、小さすぎると撮る気が萎えます(T-T)。たぶん、Kiss DNが出るまで*ist Dsを買い控えていたユーザーがたくさんいると思いますが、エンゾーの独断と偏見で、「ISレンズを使わない人は*ist Dsで十分」と結論させて頂きます。 ちなみに、エンゾーは?「ISレンズを使うペンタックスユーザー」です( ̄▽ ̄)。どっちなんだ。
2005.03.17
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先日より「防湿庫を買い足すぞ~」と宣言していたエンゾー。一度はヤフオクで格安の新品を落札したものの、翌日に「現在在庫切れなのでキャンセルさせて欲しい」という旨のメールを業者から受け取り、がっかりした事は先日書きました。(つーか、空売りすんなよ・・・(-"-;)) で、昨日の夕方ふらふらっとカメラのキタムラに入ったところ、欲しかった防湿庫が、ヤフオクの落札価格よりもさらに1万円も安い金額で投売りされているのを発見しました。嘘っ!?らららラッキー!(◎◇◎;)「展示品処分につき現品限り、お持ち帰り価格」と書いてあったので、馬鹿でかい防湿庫を台車で車まで運んでもらって、後ろの席に詰め込んで帰ってきました。もしヤフオクで無事に購入できていたら、後で地団駄踏んでいたところで、これを怪我の功名と言わずしてなんと言うのか(^_^;。 数ヶ月もの間、机だの本棚だのの上に野ざらしにされていたカメラたちに、やっと安息の場所を提供する事ができ、まずはホッとしております・・・( ̄▽ ̄;)。
2005.03.16
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メーカーにとって、銀塩を捨て、デジカメを開発する事の旨味は何か。色々ありますが、たぶん一番のメリットは新品を買ってもらえることではないでしょうか。言い換えるなら、中古市場にお客が流れにくいところがデジカメの強みです。今のところデジカメはパソコンと同じで、ひと世代違うだけで歴然とした性能差があり、わざわざ旧モデルを選ぶメリットがないので、新品が順当に売れています。 今日の銀塩の衰退は、デジカメの台頭以前に、銀塩カメラというシステムの技術的な行き詰まりにも原因があると考えられます。かつてレンジファインダーがM型ライカで完成されてしまったように、一眼レフは進化できなくなってしまった。そして、ズームレンジファインダーというライカを超えるアイデアを盛り込んだ試作機を作りながら、それを断念してニコンが一眼レフの開発に着手したように、各メーカーのデジタルカメラへの傾倒は、経営判断としては極めて正常であると言えるでしょう。昨日の日記で、「多くの銀塩ユーザーにとって、レンズの描写性能の些細な差は、カメラ本体の性能差と比較すると訴求力に欠けた」という趣旨のことを言いましたが、銀塩とデジタルカメラの間にはまさにまったく同じ現象が起こっていて、(今のところ)銀塩の方が色再現も美しく味のある写真が撮れるのは間違いないにもかかわらず、撮ったその場で結果が分かるという圧倒的な利便性の前には、描写の差は消し飛んでしまったのでした。 進化の袋小路に入ると、その工業製品は次第に新品ではなく中古市場の方が活況を呈してきます。性能の良い「旧型」がダブついてくるわけです。その結果、ユーザーは中古品でも十分満足を得られるようになり、ますます新品が売れなくなるという負のスパイラルに落ち込んで行きます。そういう意味で、逆チキンレースを競うメーカー間のデジタル開発競争は存亡のためには必然であって、それに文句を言うつもりはありません。しかし、それでもエンゾー的には、長く売れ続けるものを作り、同時に将来に渡って売れていくための種まき(文化形成)をしていった方がいいんじゃないかなあ、と思う訳です。ユーザーに「新品を買わないと意味がない、新品でなければ嫌だ」とまで思ってもらえるようなモノ作りが、いま求められています。
2005.03.15
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デジタル戦国時代の真っ只中で、カメラメーカーによって明暗がくっきりと浮き彫りになっている昨今、その天国と地獄の分かれ目はどこだったのかを、最近良く考えます。 「レンズが凄い」と評判だったコンタックスとライカは、共に大赤字で片や撤退、片や墜落寸前の超低空飛行。皮肉にも、ネガやポジをフィルムスキャナで読み取る時代になって、両雄のレンズ性能の高さは本物であった事があちこちで確認されています。しかし、キヤノン・ニコンを上回る階調表現の豊かさや解像力の高さは、パソコンの画面上で何倍にも拡大して初めて分かるレベルの話であり(あるいは四ツ切り以上に大伸ばしするか)、そういった分かりにくい部分で差別化を計っている間に、道具としての使い勝手でキヤノンやニコンに大きく水を開けられ、もはや挽回不可能なまでにその差が開いてしまいました。 独立独歩の気風は大事ですが、時に行き過ぎると「生き残る為の肝は何か」を見失いがちです。カメラ本体の開発をおろそかにし、自動化や小型化にも積極的でなかった積年のツケがボディーブローのように会社の体力を削り、気が付いたらカエルは茹で上がっていました。ニコンのように、一部門としてマニュアルカメラを存続させるのであればともかく、ライカやコンタックスの「MFしかやらない」という戦略は、素人目に見ても自殺行為だったと思います。その点、ブランド面で弱者である事を知り尽くして、上手に立ち回ってきたメーカーといえばコシナです。光学メーカーとして古くからOEMを手広く引き受ける一方で、レンジファインダーという超ニッチなジャンルに注目し、フォクトレンダーブランドを買い上げ、あくまでもプアマンズライカに徹する事で着実に業績を伸ばして来ました。しかしここに来て、ライカの誘いを断ったこともあるコシナが、ついに色気を出してしまった。ツァイスとの提携です。エンゾーはこのことが、コシナにとってあまり良い方には働かないのではないかと危惧しています。(高級品を作るのが下手だから)危惧と言えば、レンズ専業メーカーのトキナーも心配なメーカーの一つ。エンゾーが初めて大口径ズームの恩恵を知ったのは、トキナーの堅牢なズームレンズAT-X270 F2.8のお陰でした。ちょっと線が太めで鮮やかな発色をする描写は、素人目にも見栄えがして、写真が上手くなったように感じたものです。しかし今、非常な速さで技術革新を繰り返し凌ぎを削るタムロンとシグマの陰に隠れて、トキナーはどうにもパッとしません。古き良きMF時代の「質感の高さ」を継承するトキナーのレンズですが、解像力や軽さコンパクトさを求める大多数のユーザーには受けが悪いようです。ここにも、歴然とした「開発力の差」が現れています。 よく思うのですが、エンゾーは「タムロンの小型化技術とシグマの解像力とトキナーの質感が一緒になったレンズ」があれば、それが一番欲しいレンズです。現実って、なかなかうまく行かないものですね(T-T)。
2005.03.14
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(更新情報:【頂き物ギャラリー】に、カマウチさんの「回転するM4」を追加しました。) 今日は、イケナイ本を2冊も買ってしまいました。「EPSON R-D1 WORLD」と「クラシックカメラ専科・ライカブック」です。このうち、特に興味深かったのは「EPSON R-D1 WORLD」の方。もともとR-D1のボディにはあまり魅力を感じていないエンゾーですが、この本では作例として、古くはLマウントエルマー3.5cmF3.5から最新のビオゴン35mmF2ZMまで、代表的なレンジファインダー用35mmレンズ13本の撮り比べが載っていたので、思わず買ってしまいました。紙面構成が良く考えられていて、例えば4代に渡る歴代ズミクロンの描写の違いが、見開きでずらりと並べられているため、ひと目で比較できるようになっています。「レンズ描写の違いが、雑誌のグラビアで比較できるかよ」という声が聞こえてきそうですが、作例はサービス版程度の大きさしかないにもかかわらず、歴然とした違いが出ていました。百聞は一見にしかず、ぜひ実際に見てみて下さい。 それから…本を買いに行ったヨドバシで、思いも寄らない衝撃の事実が。なんと3/15から、X-PAN2が8万円も値上げされることになったそうです。って、あさってじゃん!がーんがーんがーん…(T-T) ちなみに、値上げされるのはハッセルのX-PAN2だけで、まったく同じものであるフジ写のTX-2はお値段据え置き。値上げ後の価格差は、実に126,500円!!何を考えてるんでしょうね、シュリロトレーディングは…ヽ(´ー`)ノ
2005.03.13
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うわー、もうすぐ50万Hitです。お昼頃には逝っちゃいますね。キリ番GETされた方には、なにか差し上げます、申告して下さい。 って、あーーっ!(◎◇◎;)前回のキリ番を取られた大阪のTさんに、グッズをお送りするのを忘れていた事が発覚。うわー、上海土産が何故ここに!?大至急、お送りします。。。<(_ _;)> …というわけで、のり巻きさん、おめでとうございます!\(^▽^)/ 左下のMail宛てに、粗品のお届け先情報をお知らせ下さいませ~。
2005.03.12
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(更新情報:ギャラリー【WATER GARDEN】を新設しました。)今回は、ちょっと今までとは趣向が異なります。激しく画像がデカいので、悪しからずご了承下さい。 それにしても、MZ-Sに「パーフォレーション間データ印字機能」という特技があったことを、すっかり忘れてました。これ、物凄く便利です。あの狭いスペースに、絞りやシャッタースピードなどの撮影データがちまちまと印字されている様は、ちょっと感動的です。思えば「リバーサルを上手に使いこなすためには、特別なオプション無しにデータが見れるMZ-Sが最適だ!」という言い訳を考えてこのカメラを買ったことを、買った瞬間に忘れてました。 それはそうと、昨日の日記の「ヨタ話」、思いのほか皆さんの受けが良かったので安心しました(^_^;。驚いた皆様、お騒がせしました。しかし、あんなものが発売された日には、あっという間に予約で完売してしまうでしょうね。そのくらいの潜在顧客はいそうな気がします。MZ-5→MZ-3と来れば、開発コードから考えても、メーカーがMZ-1まで持って行きたかったのは想像に難くありません。ところが、その前にデジカメの時代が到来して、デジタルとの互換性を考慮しなければならなくなり、挙句MZ-Sという中途半端な「過渡期カメラ」を作ったばかりに、ひどくつまずいてしまった・・・というのが実情ではないかと。あの頃の低迷から復活してきたペンタックスの底力には、本当に驚かされます。もっとも、今となっては「デジタルと銀塩の互換性」なんて考えてるメーカーはほとんどありませんが。キヤノンみたいに、銀塩に見切りをつけるのが早かったメーカーは、その分デジタルカメラに対する投資の仕方が上手でしたね。ペンタックスを擁護するなら、昔からのユーザーを大事にしすぎたのがつまずきの原因だったのではないでしょうか。あ、MZ-Sはいいカメラですけどね(^_^;
2005.03.11
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ペンタックスが、シルバーとブラック各限定500台で、MZ-3ベースの一眼レフ「MZ-1」をリリースします。トップカバーとベースプレートは真鍮製、ボディはアルミダイキャスト。AFセンサーは銀塩*ist用、シャッターユニットはMZ-S用のものにそれぞれ入れ換えてあり、スクリーンは方眼マットが標準装備されます。データバックは標準装備で、MZ-Sと同様、パーフォレーション間にデータが印字されます。また、従来パノラマ切り替えスイッチがあった親指の位置には、オペレーションダイヤルが追加され、絞り環のないレンズでもAE撮影が可能になっています。さらに、ファインダー内表示で不評だった右側の飛び出しは、*istDと同様、フラットになっています。価格は、シルバーが132,000円、ブラックが138,000円(税込)。MZ-3では単なる電池ボックスでしかなかったバッテリーグリップは、形状を一新してレリーズボタンとオペレーションダイヤルを装備し、非常に使い勝手が向上しています。限定300個生産予定。なおMZ-1のリリースに合わせ、新開発のズーム「FA23-66mmF3.5Limited」が発売になります。コンパクトな中口径のF値一定ズームレンズで、従来のLimitedシリーズと同様の金属鏡筒を採用し、MF時も高級感のある操作性を実現しています。明るさを欲張らなかった結果、開放から非常にシャープな画像が得られます。最短撮影距離は33cm。こちらも限定300本生産。 というネタは、4/1まで取っておくべきだったでしょうか。寝言は寝て言え?すみません、私が間違っておりました。 いーじゃん、少しくらい夢を見させておくれよぅ・・・(T-T)
2005.03.10
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ぐふ。ぐふふふ。睡眠時間2時間とかで壊れかけてます( ̄▽ ̄)b。今日は仕事をぶっちぎって初のパラグライダー体験をする予定でしたが、好天にも関わらず、風向きと風速に恵まれず、結局ドタキャン。密かに、空撮画像をUPできるのではないかと楽しみにしていたのですが・・・(最初のフライトでは、とてもそんな余裕はないはずだと言われたので、余計に燃えていた)せっかく二人乗りに乗せてくれると言ってくれた友よ、また誘っておくれ(T◇T)。 ようやくネットで防湿庫を購入・・・のハズが、しばらくしてお店からメールが入り「現在在庫切れです」との悲しい知らせ。あー。ただでさえ前向きな設備投資なんてなかなかする気が起こらないというのに、一度滑ったら、もう一度どこかで探す気になれないというか。防湿庫用の資金がそのまま防湿庫になるのか、はたまた他の機材の衝動買いに浪費されるのか(笑)。
2005.03.09
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またまた頓挫した特注カメラバッグですが、全くめげない男エンゾー、ここに来てかなり構想を変えつつあります。これまでの経験から、どうもリュックタイプにすると、製作者のハードルが高くなりすぎるために断られてしまう事が分かってきたので、一度こだわりを捨てる事にしました。 現在新たに思案中なのは、「普通の肩掛けタイプのバッグを背中側に固定する方法」です。エンゾーの乗っている自転車はスポーツ車なので、運転中は体が前傾します。よって肩掛けタイプだと、バッグが体の前面に回ってこないようにする工夫が必要になります。当初、リュックタイプでこの事を考えているうちに、ふと「・・・あれ?もしうまく回転を防止する方法があったら、リュックにこだわる必要もなくなるんじゃないの?」と気が付いた訳です。 で、エンゾーがこれだけは避けたかった固定方法は、腰の周りにもう一本補助ベルトを回すやり方。これだと、洋服の上から腰を絞る形になり、服のシルエットが崩れてしまいます。しかも(やってみると分かるのですが)肝心のベルトが一緒に回ってしまうため、実はあまり効果がありません。 次に考えたのは、タスキ掛け補助ベルト。機能的には最高で、これなら絶対にバッグの位置はズレません。が…このアイデアは、ラフを見せた女性陣に猛反対を食らいました。「絶~っ対ダメー!もし女の子がこれをやったら、む、胸の形があらわに・・・」あ・・・そういうことね( ̄▽ ̄;)。確かに、赤ちゃんを背負子に背負ったお母さんみたいになっちゃいますね。べつに商品化などは考えていませんが、エンゾーが作り上げたら同じ事をやって見たいと考えている方は結構多いようで、その中には女性も含まれているので、これも却下。 で、今考えているのが、メインのストラップを固定する為にわきの下から回す、短い補助ストラップ。口で言うと分かりにくいので、そのうちイラストを出そうと思います(^_^;。
2005.03.08
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朝、地元のテレビ番組で、エンゾーが仲良くしているラーメン屋さんが大々的に取り上げられていました。そう言えば、収録のために朝8時から一人で取材に応じなければならなくて辛いとか言ってたなあ。あれのオンエアが今日だったのね。ローカルネタで申し訳ないが、ついでだからここでも宣伝してしまいましょう。福岡市中央区薬院2丁目16-3にある「麺劇場 玄瑛(げんえい)」。福岡なのに、醤油ラーメンが売りのお店です。醤油といっても、見た目はむしろ塩ラーメンに近いほど淡い色付きで透明感のあるスープ。 大げさではなく、過去にエンゾーが喰ったラーメンの中で最高レベルです。グルタミン酸ソーダ(いわゆる味○素)を使わず、地元の醤油をベースに貝柱や干しエビ・干しあわびを大量に漬け込んで味を調えた秘伝のたれは、恐ろしいほど材料費がかかってます( ̄▽ ̄;)。 国内線勤務のパイロットがフライトで福岡に来た時、わずか2時間の余裕があるだけで空港から駆けつけるくらい美味いです。福岡在住の人は死んでも食え。出張族はこのラーメンを食うために出張すべし。 そうそう、所有機材一覧表に、某氏から譲って頂いたウルトロン35mmF1.7の記載が漏れていることに気付いて、あわてて追加。この表自体しばらくいじっていなかったので、久しぶりにいろいろ更新。
2005.03.07
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サボり。だって最近、同窓会の打ち合わせで忙しいの(TmT)。雪が積もって、ポー部長は大喜びであった。3月になったというのに、福岡の平野部ではこの冬初めての冠雪。例によって午前中までの命だったけど、やっぱ一年に一度は積雪したところを見ないとね。これからは三寒四温で温かくなるでしょう。
2005.03.06
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先日より、コンタックスブランドの銀塩撤退や京セラブランドでのデジタル撤退など、エビのように後退しまくりだった京セラさんですが、ど~も最後の牙城であるコンタックス・デジタル部門も残すつもりがないようですね。早い話、カメラと名の付くものからすべて手を引くようです。http://www.dpreview.com/news/0503/05030301kyocera.asp カール・ツァイスブランドに対する一部ユーザーの支持は絶対的なものがあり、それを利用したいメーカーはたくさんあるものの、これまでの歴史を俯瞰すると、どうも「深入りすると共倒れになるのがツァイス」というジンクスがあるように思えてなりません。この「美味しいようで美味しくない」やっかいなブランドを今後どこが引き受けるのか(SONYあたりでしょうか?)、あるいは引き取り手がないまま宙に浮いてしまうのか。今しばらく見守ってみようと思います。 引き取り手といえば、レンジファインダーという限定的な市場でツァイスを復活させたコシナですが、レンズの発売が大幅に遅れています。コシナの新製品の発売開始時期が延び延びになるのはお約束のようなもので、特に珍しい話でもありませんが、この分では5月に発売が予定されているツァイス・イコン(ボディね)も限りなく怪しいですね( ̄▽ ̄;)コシナには、開発が遅すぎる(というか、する気がなくなったかも)デジタル対応M型ライカに先駆けて、R-D1で培った技術を転用したツァイス・イコンベースのデジタルRFを世に送り出し、ライカからごっそりシェアを奪ってしまおうという腹があるはずなので、むしろそちらの方の登場が楽しみです。 ただ、昔から「男女の仲は、少しミステリアスな部分があったほうが長続きする」といいますし、ガツガツと結果を急ぐ人はモテないと相場が決まっています。デジタル全盛の今、レンジファインダーの最大の長所が「ミステリアスでスローな部分」だったとしたら、それをスポイルするデジタルバックは、レンジファインダーの存在意義そのものを否定することになるかもしれないなあ・・・と、背中に寒いものを感じたエンゾーなのでした。 P.S.ライカ社の銀塩の売上は、昨年同時期対比で15%以上落ち込んで、日本円で6億近い赤字を出したようです。一眼レフ(R型ライカ)用のデジタルモジュールのリリースも遅れていて、依然厳しい状況が続いています。今のご時世、ライカのような高価格・高付加価値商品を扱うニッチャーは非常に苦しいところですが、いっそのこと大規模な宣伝広告などは一切止めてしまって、かつて安原製作所が行っていたように、ネット上でのみ告知活動を行えば、かなり経費節減につながるのではないかと思います。その代わり、ライカの売上を支えている日本人ユーザーのために、日本語のHPを充実させて欲しいですが。(大事にされているのか「財布」と思われているのか、今までは良く分かりませんでしたし( ̄▽ ̄;))
2005.03.05
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最近全く別々の人から異口同音に、吹越満のデビュー当時の舞台ネタ「ロボコップ演芸」が死ぬほど面白かったと聞いたのですが、そのころはWAHAHA本舗の存在すら知らなかったので、まったくノーチェック。芸能ネタに疎いエンゾー、最初「・・・吹越満って誰?」とか言ってましたし。ネットで調べて顔を見て「あ~、この人知ってる!」と分かったくらいで。つーか、昔から舞台とかお笑いとか見なかったし(;;)。どうも、いつも時代に乗り遅れる傾向があり、何事においても「旬」を5~15年くらい逃すのが得意です。APSいいなと思ったら既に息も絶え絶えだったし、写真にハマり始めた途端に銀塩の時代が終わっちゃうし。まあ、「まだ間に合って良かったじゃん」と言えなくもないのですが。 ちなみにロボコップ演芸、「吹越満ライブ・イン・フランス」(ポニーキャ二オン) のビデオの中に収録されているそうで、今やそんなレアなものを探さないと見ることが出来ないロボコップ演芸は、残念ながら限りなく見れる可能性が低いのでした。釣り逃した魚は大きいなあ(TmT)。 P.S.そうそう、落札した中古美品のMZ-3が届きました。オークションでの「美品」はアテにならないので博打でしたが、箱を開けてみれば文字通り超美品。使われた形跡がほとんどなくて、新品購入を考えていたエンゾーにとってはラッキーでした(*^_^*)これで心置きなく、MZ-3と心中できます。
2005.03.04
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エンゾーは、写真雑誌に作品を投稿したことがありません。各地で開かれるコンテストに応募したこともありません(唯一、ビヨーン太さんとこで開かれた『クルクルフォトコンテスト』に出品したのが最初で最後)。典型的な「内弁慶フォトグラファー」です(^_^;。 何でやらないのと問われれば、一番の理由は、めんどくさいから。デジタルプリントになって以来、ラボでやってもらうプリントのクオリティは著しく低下したので、意図通りに焼こうと思ったら自家プリントするしかないのですが、プリンターを持っていないのでそれも出来ず。 で、最近あちこちでオンラインフォトコンテストのようなものが行われています。ずぼらなエンゾーにとって、これほど簡単なシステムはなく、一瞬「投稿してみようか」と思ったりもするのですが、すぐにやる気がなくなります。その原因は、情け容赦ない批評が付くから( ̄▽ ̄;)。エンゾーはビビリなので、作品をけなされたらたちまち自信をなくし、こんなサイトは閉じて引き篭もってしまうでしょう。 一方で、辛口批評する人たちにも言い分はあります。「より良い写真を撮るためには、忌憚のない批評が必要だ」「気心知れた仲だからこそ、本音を言う方べき」「馴れ合いでは意味がない」「自己満足で終わっていいのか」「ぬるい批評より、ガツンと痛い批判のほうが後々ありがたい」 なるほど。確かに一理あるような気はします。が、それでも、エンゾーはそういうのは遠慮したい。なんでも本音を言えばいいというのは、大人としてまずくないですか。何よりその人の為に批判するというところがすでに胡散臭い。変な例えですが、浮気した旦那さんが、何も知らない奥さんにある日突然、「黙っているのが心苦しくなったので正直に言います。浮気しました」って告白するようなもんです。つまり、言いたいから言っただけで、そこに自制や配慮は見当たりません。オンラインコンテストで人の写真を酷評しまくる人は、「写真に対するモチベーションは一人一人違うのだ」ということを、忘れるべきではないでしょう。そもそも、面と向かって言えない(言わない)ことは、ネット上でも言わない方がいい。もともとエンゾーは血の気が多い方ではないので、積極的に指導とか批評なんてする柄じゃありません(^_^;。それに、先生でもない人が先生っぽいことを言うのって、どんなにもっともらしい理由を作っても、なぜか滑稽に感じてしまいます。「人の病は、人の師となるを好むにあり」って、昔の人も言ってますし。 世の中の争いごとの80%は、言わなくていいことを言い、しかも言い方に問題があるせいで起こる、というのがエンゾーの考えです。「言うべき時にははっきり言わなきゃ」なんて言っている人ほど、実は「世の中言った者勝ち」ということを良く心得ていて、言うべき時どころかいつでも言いたい放題だったりします。そんな人たちに、「あえて言わない人」や「言われた人」のストレスは分かりっこありません。 それでももし、エンゾーがオンラインフォトコンテストのようなものを開くとしたら…無機質に感じるかもしれませんが、コメントはいっさい排し「持ち点制」にします。一人3点で、気に入った3作品に1点ずつ投票する。投票結果がすべて。そんなシンプルなコンテスト、誰かやってくんないかなあ…(って、結局人頼みですか( ̄▽ ̄;))
2005.03.03
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今日の日記は、楽天広場にHPを開設していない人には意味が分からない内容ですが、勘弁してやって下さい( ̄▽ ̄;)。昨日から、異なるエントリーを一日に3つまで立ち上げる事ができるようになりました。(エントリーというのは、要するに日記の事なんですが)でもこれ、意味があるのかな?(^_^; 毎日日記を付けるだけでも大変だというのに、違う話題を3本も同時に書く人って、どんな目的があるのか。うまい利用の仕方があれば良いのですが。楽天も無意味な事はしないでしょから、最近のブログの急速な進化に対応した、何らかの意味のある仕様変更だとは思います。(知ってる人、教えて~) それより、編集画面で日記の本文を入力する欄が広くなったような気がするのですが、むしろこちらの方が実用的でありがたい改良でした。とても気持ちよく文章が編集できます。 画像を簡単に参照できるようにという配慮から、「掲載画像の選択」というプルダウンが新たに設けられましたが、これは楽天広場内に登録した100枚の画像を対象にしたシステムなので、エンゾーのように外のサーバーに画像を溜め込んでいて、そこからURLを引っ張ってきているようなユーザーには、全く役に立ちません(^_^;。 とはいえ、これからも少しずつ使いやすいシステムにしていって欲しいです。まずは、「秘密日記」の内容を一覧・検索できるようにして欲しいですよ、楽天さん!(今のままでは、書いた本人すら書いた日記の事を忘れてしまうので)
2005.03.02
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さあさあ皆さんお待ちかね(待ってねーよ)。ヤフオク成金エンゾーが、いよいよ余剰資金を機材に投下し始めました。堪え性のカケラもなし。えっへん。 まず、「MZ-3は新品を調達する」と宣言していた公約をあっさりと翻し、ヤフオクで中古美品を落札。「ペンタックスへのオマージュとして新品を購入すると言っていた話はどうなったんだ!ヽ(`Д´)ノ」いや、実はいろいろ事情が変わりまして(^_^;まず、ここのところ中古市場から急速にペンタックスのFAレンズがなくなっており、エンゾーが密かに購入リストの最右翼に据えていた「FA31mmF1.8(シルバー)」の中古良品を探すのが、想像以上に困難になってきたので、新品に行かざるを得なくなりました。しかし、ただでさえベラボーに高価なリミテッドシリーズ、新品では涙がちょちょ切れますので、さらにボディまで新品を奢る事が出来ず、どうせ傷なんかすぐ付くだろうと自らを納得させ、中古で我慢する事にした次第。 それともう一つ。購入予定リストでは上から5番目くらいに位置していたはずのFA20mmF2.8が、近所の中古カメラ店に良い値ごろで並んでいたので、ペンタックス関連アイテムが煙のように消えてゆくこのご時世、すぐになくなってしまうと焦り、とるものもとりあえず保護してしまいました。予定外の出費。 ちなみに、先日ご紹介したアメリカのサードパーティー製花型フード、実は20mm用のものもあって、あらかじめこの日が来るのを予測して28mm用と同時に確保しておりました。さっそく装着して見ると・・・おお!いかにも超広角っぽい威張りの効いた外見(笑)になりました。このフード、マニュアルのA20mmにも使えますので、ペンタックスファンにはオススメです。 それにしても、購入リストのトップは「防湿庫」だったはずでは(・_・?)。
2005.03.01
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