Flatのガンプラ製作日記

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2005.03.17
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カテゴリ: ガンダム
MS Encyclopediaを読み解くと題しまして、なんか書いていこうと思います。

MS Encyclopediaってこの間買ったこれのことです。

機動戦士ガンダムMS大図鑑宇宙世紀ボックス
メディアワークス 機動戦士ガンダムMS大図鑑宇宙世紀ボックス

勉強不足で甘い部分も多々あると思いますが、ご了承ください。
というわけでレッツゴー!

第1回目はルウム戦役です。

MS Encyclopediaに書かれている記述を引用します。

「ルウム戦役において勝利を収めた公国軍側も多くの艦艇とMSを失い、次に予定
されていた連邦軍唯一の宇宙基地”ルナ2”の攻略を見送らざるを得なかった」


それほど圧勝でもなかったようです。
もちろん被害の甚大さから言えば連邦軍の完敗ですが、もともと3倍もの
戦力差があったわけですから、連邦軍は3機やられる間に敵を1機葬れば勝てる
わけです。

で、推測ですが、ジオン軍は予備兵力もほとんどなしで全戦力をこのルウム戦役に
つぎ込んだのではないでしょうか?
もともと短期で戦争を終結させる(うまくいけばこのルウム戦役での勝利で有利な
講和条約を締結する)つもりだったわけですし、根本的に兵力に乏しいジオン軍に
予備兵力を残す余力もなかったでしょう。

しかし連邦軍はルウムに非常に多くの兵力を差し向けたとは言え、ルナ2に守備隊も
残していたでしょうし、地上軍も丸々残っています。


そう考えればルウム戦役における勝者はジオン軍であったとしても、1機落とされる
ことの重みがジオン軍にのしかかったとしても不思議ではありません。

ジオン軍はそれをひた隠しにして、自己の強大さを誇張して南極条約締結のテーブルに
臨んでいたはずです。

まだまだ予備戦力があるんだぞ、と。

これ以上戦争を継続しても、いたずらに損害を増やすばかりだぞ、と。

しかし、捕虜になっていたレビル将軍が帰還し、「ジオンに兵なし」演説で暴露されて
しまいました。

予備戦力に乏しいジオン軍は早晩進軍が困難になる
つまり、その間に対策を講じれば、後は物量だけの戦いになる
よって、まだ負けを認めるのは早い

連邦軍は戦争の継続を決意します。

ジオン軍の敗北がほぼ決定した瞬間でした。

ここで一つ、疑問があります。

ルナ2へ攻撃するだけの余力もないのに、なぜ地球降下作戦をしたのでしょうか?
地球を制圧するのは、ルナ2を攻略するよりはるかに困難です。

ルナ2は戦略上、戦術上は重要な拠点ではあったでしょうが、ジオン軍に不足して
いるものを解消する上では何の意味もなかったのかもしれません。

つまり資源が決定的に不足し、なんとしても、地球に橋頭堡を築き、資源を確保
しなければ戦争の継続すら危うく自壊してしまう状況だったのかもしれません。
ジャブローを直撃せず、オデッサ等の鉱物資源地帯、ニューヤーク等の工廠地帯を
目標にしたことと符合します。
しかし、これにより戦争の継続は可能となりましたが、地球における戦闘は
消耗戦の様相を呈し、慢性的な資源不足の解消には至らなかったのです。





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Last updated  2005.03.17 14:03:19
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