Flatのガンプラ製作日記

Flatのガンプラ製作日記

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

flat2775

flat2775

Calendar

2005.10.12
XML
カテゴリ: ガンダム小説




今までのまとめは上記のバナーをクリック!




オレンジ色のガンダムはいきなり、バズーカとマシンガンを投げ捨て、
両手にサーベルを構えたのである。

フラットには一瞬何が起こったのか理解できない。
いくらなんでも、この距離で飛び道具を捨て、格闘戦装備に切り替える
のは早すぎる。

先ほどの避け方を見て、砲撃を当てるのは無理と判断したのだろうか?
それとも、よほど格闘戦に自信があるのだろうか?



積極的に戦う必要は必ずしもない。
飛び道具を捨てたのなら、この距離を保ったまま時間を稼ぐのも悪くない。

だが・・・








「ビームサーベル?」

聞きなれない言葉に思わずフラットはオウム返しにつぶやいた。

雑談していた時に、ダッチン中尉が教えてくれたのだ。

ダッチン中尉はデルタツーから編入されたパイロットだが、パイロットにも
関わらず、ミノフスキー物理学を修めたユニークな経歴の持ち主である。

テーブルには「The 改造」「Model Graphics」「キャノン砲大百科」
「月刊ミノフスキー」「相対性理論とAMBAC」「核融合炉の歴史」など硬軟

いずれもダッチン中尉の愛読書だ。

「そう、簡単に言うとビーム--メガ粒子ね--を袋に入れて、
棒状のアイスみたいに固めたものって感じです」

遠くでおしゃべりをしていたユッキーとミイコが「アイス」と聞いて
サッとこちらを見た。



二人はがっかりしたような顔をしてまたおしゃべりに戻っていった。

「分かったような分からんような・・・」

「まあ、理屈は分からなくても良いですが、要は非常に危険な
シロモノってことですね。
ザクの装甲なんてバターを斬るくらい簡単に行きます。
シールドでも一撃防ぐことができるかどうか・・・。
私は、ガンダムの強い道理がここにあると踏んでいます。」

洒落にならん・・・フラットは慄然とした。

「ただ、まったく受け止められない、というわけでもないようです。
ヒート剣の出力を最大にすれば受け止められるかもしれないとの
研究発表が「月刊ミノフスキー」に載っていたんです。

ヒート剣の出力を最大にした際の熱エネルギーと付随的に発生する
超強磁界の影響により・・・って理屈はどうでも良いですね。

ただ、ジオン軍ではビームサーベルは理論上は確立していますが、
実装上の問題があり、検証実験はできていません。
あくまでも、机上のお話です。

仮に受け止められるにしても、ヒート剣を最大出力で使用すれば
モビルスーツ本体のジェネレータにかなりの負荷がかかる上、
ヒート剣自体が高温で溶けてしまう恐れもあります。」

「最大出力にしたら一気にケリをつける覚悟が必要ということか」

「その通りです。時間の経過と共に不利になっていくと思います。
まあ、私なら接近せず、砲撃で倒す方法を考えますけどね。」




「グフ乗りが接近戦の誘いを断るわけにはいかねえな!
・・・良いだろう、その挑発乗ってやるよ!」

フラットは覚悟を決めた。
ヒートサーベルを引き抜き、身構えた。

続く





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.10.12 12:34:27
コメント(14) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: