Flatのガンプラ製作日記

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2025.12.07
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「ひかりの魔女 にゅうめんの巻」です。


ひかりの魔女(2) にゅうめん;ニュウメン (双葉文庫) [ 山本甲士 ]

ひかりおばあちゃん大活躍シリーズの第2巻です。
とは言っても、厳密にはひかりさんが色々暗躍しているわけではありません。
自分の人脈の人々に少しずつ話題を振り、それくらいなら喜んで、という輪を繋げて
いった結果、奇跡とも思えるような素敵な事が起きていきます。
1話は倒産寸前の喫茶店。

お店を畳もうかと思っていた時にたまたま訪れたひかりおばあちゃん。
たまたま見せた祖父が生前集めていた古銭がきっかけで・・・
ひかりおばあちゃんがきっかけではあるのですが、その弟子たちもしっかり彼女の
想いを継承しています。
相手が喜ぶ顔を見られて嬉しいという想いはとても原始的だけど、強い想いです。
お店を再興するだけなら、経営コンサルタントの人の方が良いのかもしれません。
しかし、ひかりおばあちゃんのおかげで、結衣は自分の得意な事がみんなを笑顔に
することができることを気付くのです。
2話は、1話でチラッと出てくる嫌な感じの爺さん視点です。
懲らしめるような話になるのかと思ったら、そうではなく、彼もひかりおばあちゃんの
考えに今までの「成果第一主義」をもう一度考えるようになるのです。

ひかりおばあちゃんがそこまで考えていたかは分かりませんが、たまたま知り合った
この工場に孫の光来のスチームパンクの衣装ようの歯車なとを譲って欲しいと相談を
持ちかけます。
どうせ捨てるクズ鉄から歯車を提供し、どうせだからと溶接なども手伝い、さらに
革の部分は親戚の革職人に依頼して製作を手伝います。

刺激を貰います。
光来は学祭でその衣装を着て、ファッションショーに出たのですが、思った以上の
反応があり・・・

4話はまさににゅうめんの話。
ラーメン店がうまくいかず、車中泊生活を余儀なくされていた弘司は道で転んでケガを
した女性を助けます。
情けは人の為ならず。その人はひかりおばあちゃんの義理の娘、ナツミでした。
当然、ひかりおばあちゃんは弘司の再就職先を探すのを手伝ってくれ、結果的に
寿司屋に住み込みで働けるようになります。
寿司ににゅうめんをセットで提供することを提案し、そのにゅうめんをさらに魅力的に
するべく、色々な人々が協力してくれて・・・

弘司は儲けだけ考えて、回転率だけ考えていたラーメン店時代の自分を大いに恥じる
ことになります。
そして、大きくは儲からないものの、近所の老人たちとコミュニケーション取りながら
寿司とにゅうめんを提供することに大きな幸せを感じるのでした。

どれもとても良いお話でした。










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Last updated  2025.12.07 18:38:50
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