森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2022.12.30
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カテゴリ: 生の欲望の発揮
人生で大切なことの一つは目標に向かって努力しているかどうかだと思います。
元々日常生活は目標に向かって進行しているのではないでしょうか。
その他、短期、中期、長期目標を設定している人もいます。
そういう人は、毎日活き活きと生活しています。
オーラが出ていて、周囲の人を幸せな気分にします。

目標を持った生き方の特徴や心がけについて考えてみました。

・目標を持った生き方は、積極的、建設的、創造的な生き方になります。
前向きで、外向きなことを考えることが多くなります。
注意や意識が自分に向かうことが少なくなります。

消極的、回避的、防衛的な生き方になります。
神経症を回避するためにも目標を意識することは大事になります。

・目標を持ったら、絶えずその目標を意識する必要があります。
1週間に1回とか、1ヶ月に1回というのでは、せっかくたてた目標が忘却の彼方へと飛んでしまいます。
そして刹那的、惰性的な生活に陥ってしまいます。
はずみがつくまでは、5分おきに目標を再確認するような気持が必要になると聞いたことがあります。
あるいは机の前に貼っておくというのは如何でしょうか。

・我欲型の目標よりは、貢献型の目標がよい。
私利私欲を追い求めるような目標は、仲間の協力が得られません。
そのうち行き詰まってすべてを失う可能性があります。
家族の為、会社の為、国の為、人類の将来の為という目標は協力者が増えます。

末広がりで好循環のスパイラルに入ってきます。

・目標に向かって努力している姿は、周りの人に大きな影響を与えます。
その人たちのやる気に火をつける効果があります。
このことをピグマリオン効果というそうです。
集談会でも森田理論を生活に活用・応用している人は、大きな影響力を発揮されています。人のために尽くすことにもなります。


次に日常生活や休日の目標管理の注意点について考えてみました。

・日常生活の中での目標管理で心掛けること。
最初はイヤイヤ仕方なくでもよいので、ともかく体を動かすことです。
次に、ふと気付くと我を忘れて一心不乱に取り組んでいたという状態を作り上げる。しだいに弾みがついて、体と感情が動き出します。
興味や関心、気づきや発見、アイデアや工夫を思いつくようになることが理想です。やる気が高まり、積極的になります。毎日の生活が楽しくなります。

・土曜日、日曜日、祝日の目標設定で心掛けること
普段の生活の中では時間の関係ですぐに手をつけることができないことがあります。また休日にやらなければいけないこと、やってみたいこと等などもあります。
それらが頭に浮かんだらすぐにメモしておくことです。
それらが10個以上あると、休日は活性化します。
休みはゆっくり寝て過ごそうと思っていると後悔することになります。
また当日になって、やることを考えればよいと思っていると、すぐには課題を思いつきませんし、抜け落ちることが多くなります。
ポイントは、ウィークデイにあらかじめ休日の目標を設定することです。
当日はやりやすいものからどんどん片付けていくという気持ちで取り組んでいることです。そのほか公的な行事や娯楽などが入りますので、休みの時の予定はすぐに一杯になると思います。
休みの日に問題や課題が片づくと肩の荷が下ります。

短期、中期、長期目標については、12月25日の投稿をご参照ください。





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Last updated  2022.12.30 10:50:43
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