森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2023.08.11
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カテゴリ: 生の欲望の発揮
西田文郎のお話です。

ソフトバンクの孫正義さんが、ある挨拶のなかでこんな話をしていました。
「20数年前、私は、この福岡の雑餉隈でソフトバンクを始めました。
当時は私一人と、アルバイトの社員の二人でありました。
私はみかん箱の上に乗って、その二人の社員に言いました。
このソフトバンクを立派な会社に育てて、いつの日か、売り上げを1兆円、2兆円と数えられるような規模にしてみせる。
何が何でも世界一の会社にするんだということを語りました」

二人の社員は「あぶない社長だ」と感じたのか、すぐに退社してしまったそうです。
みかん箱の上の小柄な人物が、誇大妄想丸出しの話をするのですからついていけないと思うのも無理はありません。


孫さんは、久留米大学付属高校という九州でも有数の超難関高校に入学し、17歳で高校中退して渡米。カリフォルニア大学バークレー校在学中に自動翻訳機を開発して、それをシャープに1億円で売り込みました。
その1億円を資本にアメリカでソフトウェア開発会社を設立。
日本から輸入した使い古しのインベーダーゲームを売って大儲けしています。
これが22歳のときでした。
​成功体験の記憶​ データが詰まっていたからこそ、「売り上げを1兆円、2兆円と数えられるような規模にしてみせる」「何が何でも世界一の会社にするんだ」というとんでもない夢に、確信が持ててしまったのです。​
(かもの法則 西田文郎 現代書林 123ページ)

人間は最初から自信を持つことはできません。
最初は子供の頃の小さな成功体験から始まります。
小さな成功体験によって、自信と感動体験を持つことができます。
成功体験を積み重ねていくと、弾みがついてきます。
そのうち、とてつもない大きな自信と目標を持つことができるようになります。

「そんなことをしても失敗するに違いない」「やるだけ無駄だ」「損をするだけだ」というネガティブな気持ちが影をひそめてきます。

本音や潜在意識が、建前や顕在意識と一致してくると、向かうところ敵なしという状態になります。
積極的、生産的、建設的、創造的な生き方をしている人は、成長の過程で積み重ねられた成功体験に支えられているのだと思います。

中学1年生の孫が、この夏休みに一人旅をするそうです。
どこを回るのか、交通手段はどうするのか、宿泊はどうするのか今度会ったときに聞いてみたいと思っています。
目的を果せれば大きな成功体験が持てるのではないかと思っています。






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Last updated  2023.08.11 08:02:07
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