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おはようございます。 1月もはやいもので、二週間あまりが経ちましたが公私ともに忙しいこともあってかブログ・アップする時間もなく過ごしていました。 そんな訳で昨年、観た映画の鑑賞ブログもやっと今日、ブログに・・・No.60『エラゴン 遺志を継ぐ者』(2006年 日本)<監督>シュテフェン・ファンマイヤー<原作>クリストファー・パオリーニ<出演>エド・スペリーアス、ジェレミー・アイアンズ、シェンナ・ギロリー、ロバート・カーライル、ジョン・マルコヴィッチ他 原作者のクリストファー・パオリーニは若干23歳の超若手ながら、原作の人気もあり三部作での映画化も既に決定しているとか・・・<STORY> 舞台は森と山脈に恵まれた国、アラゲイシア。 そこは以前は人間とエルフ族、ドワーフ族や魔法使い等が共存する平和な国だったが現在の王・ガルバトリックスの圧政の元に民は喘いでいた。 貧しい農夫の子供・エラゴンは森へ狩りに出かけた途中に偶然に不思議な青い輝きを放つ大きな石を拾い自宅に持ち帰る。 しかし、その石は普通の石ではなかった。やがて卵から竜の子供・サフォラが生まれてくることに。それはかつて人間とともに平和を守った竜の卵の最後に残された3つのうちの1つだった。 叔父がガルバトリックス王の放った刺客に惨殺されたことにより、放浪の旅に出ることになったエラゴンは昔、勇敢な戦士だったブロムと出会う。 彼から伝説の勇士”ドラゴン・ライダー”の話を聞き、自分の運命を自覚することに。 しかし彼ら行方には悪王の放つ刺客たちが待ち受けていた・・・<レビュー> 舞台設定は人間と魔法使い、エルフ族、ドワーフ族が共存する異世界。 まさしくそれはあのトールキン氏の『ロード・オブ・ザ・リング』の世界感に通じる本格派ファンタジーの趣き。 ただ映画化に際して、異なるのは映画のスピード感。 『ロード・・・』シリーズは舞台設定、キャラ設定を原作に忠実に描くことにより三部作で10時間を越す超大作となったが今作は舞台設定、キャラ設定をスピーディ(手抜きではないよ)に描き精悍な出来上がりに。 僕は原作は読んでいませんが、多分、ある程度は原作に忠実に描けている様な感じがします。主要キャラを絞り込むことにより、間延びしない1時間半に物語をまとめたことは評価していいのかも。 それに竜のサフォラ他SFXを屈指した映像の充実もILM出身の監督のこだわり故か? 冬休みは終わったけれども、子供さんと一緒に観にいくのにオススメの一作です。<評価>☆☆☆ 三部作ということなので、抑え目だった今作。 残りニ作で旨くエンディングまで描いて欲しいです。 ちょっと気になったのは誰かもブログに書かれていましたが、『スター・ウォーズ』EP4~6のストーリー展開、キャラ設定が似ているところかな。 エラゴンの実父がガルバトリックス王なのかも・・・と予感させてくれる展開を期待!! 原作に満足出来ない人向けにDVD発売時には長尺のディレクターズ・カット版を是非、作って欲しいものです。≪今週空けたワインは”エマニュエル・ルジェ”のブルゴーニュ・パス・トゥ・グラン、ネットでも売り切れ店続出!≫
2006年12月30日
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こんばんわ! 今年も残り1日となりました。皆さんいかがお過ごしですか? 今年のヤフオク・レポート第三弾!! 現在、冬休み公開中の映画『シャーロットのおくりもの』の前売り特典だった”子ブタのストラップ”です。これも意外と高額で1,500円で落札されました。 今日は今から実家に帰省します。 それでは、多分、又、来年に!≪お正月に飲むワインはこれに決めました!スーパー・タスカン『ルーチェ』≫
2006年12月30日
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こんばんわ!今日は僕も仕事納めでした。夕方、3時の納会に始まり、延々7時間近く飲み続けで流石に10時前にはギブアップ!帰宅しました!本当に疲れたけれども、仕事面では充実の1年だったかな・・・そんな訳で今年2006年の邦画部門のベストテン発表させていただきます!<1位>『寝ずの番』<2位>『雪に願うこと』<3位>『フラガール』 <4位>『手紙』<5位>『ただ君を愛している』<6位>『明日の記憶』<7位>『武士の一分』<8位>『紙屋悦子の青春』<9位>『椿山課長の七日間』<10位>『犬神家の一族』*<番外>『ALWAYS 三丁目の夕日』(一般的には05年公開作品の為)って感じです。作品の質はいずれも高い作品を選んだつもりですが、僕は”お涙度”、”エンタテイメント度”を重視している故に個人的なベストテンですのでご容赦下さい。 さあ明日は今年最後の映画観賞『エラゴン』に息子と一緒に行ってきます!それでは!!≪ホスト界のNo.1シャンパーニュ!!希少品『ドンペリ・ロゼ』お正月は乾杯!≫
2006年12月29日
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今夜は昨夜に続いて、今年のヤフオクの結果報告を・・・ 今月公開したばかりの『007 カジノ・ロワイヤル』の前売特典のキーホルダーが1,100円で落札されました!これも意外とビックリでした!!≪2,000円台で満足の1本!『Ch.ピュイグロー』・・・デイリーワインに出来たら最高かな・・・≫
2006年12月27日
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こんばんわ! 今年も残り5日! クリスマスも終わり一段落で落ち着いている人、年末に向けてもう一頑張りしている人、皆さんそれぞれの過ごし方をされていると思いますが・・・ 僕はいつもの映画鑑賞を少しでも資金を捻出出来ればと思って、よく前売券を購入して付いてくる購入特典のグッズをYAHOOオークションに出品しているのですが、今年、実はビックリしたことが・・・9月1日に落札された韓国映画『グエムル』の前売り特典のフィギュアがなぁ~んと!!1,110円 で落札されました! これにはビックリ!≪お正月に飲みたいワインはこれです!!≫『パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー』ファーストは中々手が出せないけれど、セカンドでハーフボトルなら、こんなにお手頃価格で飲めますよ!!
2006年12月26日
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こんばんわ! 実はクリスマス・イヴの日に子供たちと観に行ったのですが、こんなにブログ・アップが遅くなってしまいました。No.59 『シャーロットのおくりもの』(2006年 米)<監督>ゲイリー・ウイニック<出演>ジュリア・ロバーツ、ダコタ・ファニング、スティーヴ・ブシェミ、ロバート・レットフォード、キャシー・ベイツ他 クリスマス・イヴに家族で思って、思いついたのがこの映画でした。 お子様向けと思っていたのですが・・・<STORY> アメリカのとある田舎町。 ある春の嵐の夜、牧場を営むエラブル家に子ブタが産まれる。 しかし、母ブタのお乳は10個に対して生まれた子ブタは11匹と必然的にお乳にあぶれてしまうことに。 子ブタの行く末を案じて斧を取った父親の行動を止めたのは娘・ファーンだった。 自分が育てることを条件に子ブタを”ウィルバー”と名付けて甲斐甲斐しく面倒をみるファーンだったが、ウィルバーが成長していくとともに、やむなく向かいのザッカーマン家の牧場に預けることとなる。 ファーンは毎日、会いに来てくれるが寂しがり屋のウィルバーは友達を探す日々。 そんな中でウィルバーはクモのシャーロットと出会い、おしゃベリを楽しむ中に。 しかし、ある日、ウィルバーは牧場の仲間から春生まれのブタは冬を越せないという話を聞いてしまう。 クリスマスの夜向けのハムになってしまうと知ってしまったウィルバーは絶望に打ちひしがれるが、そんな彼に勇気ある言葉で励ましてくれたのはシャーロットだった。 どんな方法を取ってもウィルバーを救うという彼女に奇跡は起こせるのか?<レヴュー> 同じく動物が人間の言葉を喋るという映画は数年前の『ベイブ』を思い出すが、お話の筋はより友情とかハート・ウォーミングな結びつきを強く描いた作品に出来上がっています。 イジメによる自殺や安易な殺人事件が横行し”命”を軽視している様な現代。 その底辺にある”命”という大事な存在を認めて、人と人の和によってその小さな”命”を守ろうとするこの映画のストーリーは子供だけでなくても大人の世の中でも感じてくる部分は多い。 『硫黄島・・・』も別な面で”命”の大切さを訴えてくれる映画だと思うが、子供サン向けにはこの一本をオススメします! ウィルバーとシャーロットの別れのシーン、クリスマスの幻想的な雪のシーン、そして、牧場の青空にシャーロットの子供たちが飛び立つシーンには涙涙でした・・・友情と友との約束を守ることの大切さを説いてくれたGoodな映画でした。 子供に観せて良かったです。 それでは!<評価>☆☆☆☆ 原語での出演陣はジュリア・ロバーツ他のスゴイキャリアの面々、しかし、日本語訳版の出演陣もシャーロット役の鶴田真由、高橋英樹、松本伊代・ヒロミ夫妻と負けずに多彩な面々。 それとクモのシャーロットが蜘蛛の糸を紡いでいくシーンにはSFXながら思わず見とれてしまいました!≪我が家の今週末のディナーはタラバ三昧でした!焼きに、鍋に、雑炊にとあらゆる食べ方堪能させてもらいました!≫
2006年12月24日
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こんばんわ! 今日はクリスマス・イブ! 楽しい一夜を過ごしていらっしゃる方も多いのでは? 僕は今年は例年になく忙しいイブとなりました!ホーム・パーティは昨日の夕食でやっていたので、今日はもともと外出予定だったのですが・・・AM 9:00 起床 ~朝食 10:30 ジョギングPM12:20 娘と映画『ふたりはプリキュアSS』観賞 14:30 一旦、帰宅して昼食 15:00 再びクリスマス・プレゼント購入の為に外食 ヤマダ電器~ジャスコに≪息子に・・・≫≪娘に・・・≫ 17:20 今日、2本目の映画『シャーロットのおくりもの』を家族で観賞! (レビューは後日ブログ・アップします!) 19:30 全然、クリスマスらしくないけど『大戸屋』で夕食 20:30 最後にカミさんへのプレゼント購入の為に紀伊国屋書店へカミさんに『江原啓之の365日スピリチュアル・メッセージ(2007年版ダイアリー)』 21:30 帰宅 22:40 現在、ティータイム中 ふ~っ疲れました!! 明日から又、仕事です。頑張ってきます!!
2006年12月24日
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おはようございます! いよいよ今日はクリスマス・イブ前夜!皆さんいかがお過ごしですか?No.58『NANA2』 (2006年 日本)<監督>大谷健太郎<原作>矢沢あい<出演>中島美嘉、市川由衣、玉山鉄二、成宮寛貴他 映画が原作に追いついてしまい、残念ながらの2作目での完結編となってしまった待望の続編『NANA2』。 果たしてどんなラストが待っているんでしょう・・・<STORY> 映画は前作からの続き。 前作ラストでナナのセッティングによって、人気バンド”TRAPNEST(トラネス)”のタクミと知り合ったハチ。 あこがれの芸能人タクミと出会い有頂天になるハチだったが、そんなある日に仕事先の出版社を又もクビになってしまう。 落ち込んでいるところに突然のタクミからの電話が・・・成り行きから初デート~メイク・ラブへと至ってしまう。 しかしながら、その事実をナナへ言い出せないハチ。 ナナたち”BLACK STONES(ブラスト)”にもメジャー・デビューのチャンスが訪れる。 果たしてハチの恋の行方は?”ブラスト”のノブも絡んでくる混戦模様の恋の行方はハッピー・エンドになるのか? ”ブラスト”のメジャー・デビューは実現するのか? 気になるラスト以下、見どころ満載の完結編。<レビュー> 原作は未見でもTVのアニメを毎週観ているだけに話の筋はある程度は分っていても、ラストはどうなるのかという興味だけで最後まで引っ張ってくれる。 男にとってはハチの行動は”ふしだら”以外の何ものでもないけれど、恋多き美人には二股もメイク・ラブもOKなのかな。 それゆえに自分の蒔いた種により、ドツボに落ちてしまうハチ。 僕もプロセスはともあれタクミのハチへの結婚宣言シーンには涙。 やっぱりここはタクミを演じる玉鉄の存在感の賜物かな。 『手紙』でも犯罪を犯してしまったお兄ちゃん役を見事に演じきっていたけれども、今回は実写化不可能とも思えるマンガの中の登場人物の男前のタクミをファンの失望が少ないほどにその存在感で演じてくれます。 男の僕でも格好イイ、性格も”男前”なタクミが観れます! でも一番の興味はナナとハチの関係かな。 女同士の友情も”男前”なナナの性格を考えると僕はちょっと違ったものに感じた。 映画の中ではタクミとハチ、ノブの三角関係が描かれるけれど、僕はそこにナナも加えた四角関係を感じてました。 そして、やはり二人の関係は恋人通しなのかなと・・・決して結婚という人生の上ではハッピー・エンドを迎えられなくても、心と心が結びついた性別を越えた永遠の恋人との結びつきが出来ていると感じた。 その点では映画はハッピー・エンドだったのかなと思ったんだけど・・・貴女はどう思いました? いずれにしても原作はまだ連載継続中だし、楽観的に考えるとアニメでの映画化も充分ありえるだろうからナナとハチの物語はまだまだ終わらない!!<評価>☆☆☆ う~ん、何といっても一番の見せ場は”ブラスト”の新宿ゲリラLIVEシーン。 心が震える様なその衝撃を貴女も受け止めて欲しいです!≪今夜はクリスマス・イブ前夜!僕はこれを飲む予定です!『シャトー・ポンテカネ』97年≫≪そして、明日のクリスマス・イブに飲んでみたいシャンパンは・・・『ボランジェ・グラン・ダネ』で007気分味わってみたいです≫
2006年12月23日
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今日は僕の住む大分に あの”今年の一文字漢字”の揮毛で知られる京都・清水寺貫主 森 清範 師のお説教を聴かせていただく機会に恵まれました。 とても66歳には思えない元気な語り口とウィットに飛んだ内容であっという間の90分でした。 人間の心を”蔵”に例えられて、人間はその蔵に様々な煩悩を詰め込んで生きていて、憎しみや妬み、嫉みと一緒に一番大切な仏(命)も入っていると語られた。 自分で省みても、本当に自分のことは棚に上げて他人に対しての妬みや嫉みは当たり前の様に持っている。 そんな考えで頭が一杯になると遂々、それを行動に起こしてしまうことがある。 それがつまり現代で言う”いじめ”だ。 思ったり、感じたりするまでは良いが、その思ったり、感じたりしたことを行動に移してしまうとやはりギクシャクとした人間関係となってしまう。何事も万事うまくいかなくなる。 相手や自分の命を軽んじてしまう風潮もそういった他者を敬う畏敬の気持ちが互いに掛けているからなのだと、思わず納得させられてしまった。 まずは自分の心掛けからスタートだ!急いで行動しなければ!だって人間、明日はどうなるかなんて分らないのだから・・・
2006年12月17日
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おはようございます! 30年前の市川・石坂コンビでのシリーズ5作からのファンなだけに、早速、行ってきました。No.57『犬神家の一族』(2006年 日本)<監督>市川 昆<原作>横溝正史<出演>石坂浩二、松島菜々子、冨司純子、松坂慶子、萬田久子、尾上菊之介 他 前作は横溝正史氏の原作の世界を忠実に再現しながらも独自の映像テクにより、観るものに強烈な印象を放った作品でした。 さあ今回は自らの手によるセルフ・リメイクという異例の再映画化により再度、復活!<STORY> 映画は信州の製薬王・犬神佐兵衛翁がこの世を去る場面から始まる。 佐兵衛翁が亡くなってから7カ月後。 彼の孫の一人・佐清が戦地より帰還してきたことにより、いよいよ翁の遺言書が公開されることに。 翁は三人の娘、松子、竹子、梅子と彼女らのそれぞれの息子たち佐清、佐武、佐智を中心に莫大な遺産は分配されると思われた。 が、しかし、遺産の相続は何と佐兵衛翁の恩人の孫である野々宮珠代に三人の孫である佐清、佐武、佐智のいずれかとの結婚による条件付きながら全てを相続するという意外な内容だった。 その内容に怒り、狂う三人姉妹たち。 だが、それは莫大な遺産を巡って、身内が血で血を洗う骨肉の争うという惨劇の始まりでもあった。 そして、孫のひとり佐武が何者かに殺され、第一の犠牲者となる。 奇縁から、その惨劇に立ち会うことになり事件解決に奔走する名探偵・金田一耕介。 彼は事件解決と犬神家の謎を解き明かすことが出来るのか?<レヴュー> 同じ監督による、まったく同じ作品のセルフ・リメイクという斬新かつ大胆な方法で復活した『犬神家の一族』。 それは期待を裏切らない作品となってスクリーンに戻ってきました。 ただ、それは前作が原作を忠実に描いたおどろおどろしいミステリーとすれば、今作は人間愛を中心に描いたメロドラマに変わって? 当然ながら初めて作品を観る観客にも対応出来る丁寧なストーリー運びをしながらも前作を観賞したファンも魅了して飽きさせない作品となっている。 前作が戦後という暗い世相を背景に犬神家のドロドロとした人間関係を中心に描き、横溝ワールドが持つ陰惨さを描いていたと思うのですが、今作は原作をナナメ切りしたというか主要人物の心の中の愛憎を中心に描いている。 特に強く描かれているのは、三姉妹の長女・松子の息子・佐清への親子愛と父・佐兵衛への憎しみ。 映画の中で何度も出てくる愛息の無事と平穏を神に祈る姿からは、その愛情の深さと人間としての弱さを合わせて観せられる。 その弱さに父・佐兵衛の怨念が付け込んで・・・松子が事に至ってしまうという風に観せてくれる演出も前作にはない手法で映画に特別な厚みを持たせる。 そして、前作は”静”のイメージで描かれたヒロイン・珠代も、今作はある人物に対する秘めた愛を前面に出し、又、事件解決に挑もうとする中で観せる人間としての芯の強さも描かれた様は松島菜々子の配役で正解だったかなと思わせてくれる。 そんな二大ヒロインの愛と憎しみが混じり合った新しい『犬神家の一族』はやはりサスペンスというよりもメロドラマ(愛憎劇)かな。<評価>☆☆☆☆ あの白マスクの佐清の怨念と狂気が満ち溢れた存在が今回は更にパワーアップしている。 監督の演出力もさることながら、白いマスクが画面に映っているだけでも何か事件が起きそうに感じさせる、その恐怖感は前作を完全に上回っていました。 本当にコワイよ~!!≪今年のクリスマスは超奮発して”ドン・ペリニョン”の最高峰”ラベイ”をあなたも飲んでみませんか?≫
2006年12月17日
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先週からのTVCMの連発であの切ないメイン・テーマが耳から離れなくなってしまい、公開初日にやっぱり足を運んでしまいました!No.56『硫黄島からの手紙』(2006年 米)<監督>クリント・イーストウッド<製作総指揮>ポール・ハギス<出演>渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、中村獅童、加瀬亮、祐木奈江 他 実は公開初日のレイトショーを観に行ったのですが、周りはほぼ満席の状態。年配の50代の方たちがご夫婦で観にこられていたのが印象的でした。<STORY> 第二次世界大戦末期の1944年6月、一人の陸軍中将が硫黄島に着任する。 男の名は栗林忠道、連合艦隊が全滅後の本土防衛の最終防衛線となった硫黄島の指揮する為にやってきたのだ。 彼はアメリカに留学経験もあり、それゆえにアメリカの軍力の実力と合わせて、その怖さもも知り尽くしていた。 栗林は着任早々に部隊のマンネリ化に気付き、改革に取り組む。 ベテランの将校たちにはその改革は受け入れ難いものだったが、西郷以下若い兵隊たちは明るいものを感じ始めていた。 そして、栗林にも理解者が現れるロサンゼルス五輪の金メダリスト・”バロン西”こと西竹一中佐だ。 彼も栗林とも同じく外国での生活経験もあり、同じくアメリカの怖さを一人でもあった。 栗林は島の防衛の為に島一面にトンネル掘って地下要塞を構築し、アメリカ軍からの攻撃防御に備えていった。 迎えた1945年2月19日、アメリカ軍の硫黄島上陸作戦が始まった。 当初、島の制圧には5日もあれば充分と考えられたが、栗林以下日本側の攻勢によって、その闘いは36日間に及ぶ激戦となるのだった。<レヴュー> 正直、これが外国人監督によって作られた映画かと我の目を疑った。 日本の街並みや室内装飾に若干の違和感を感じるものの、各役者から発せられる言葉からは真の日本人の心が伝わってきたからだ。 何故ここまでに日本人の心をイーストウッド監督が掴んだのかは定かではないが・・・ ただ前作『父親たちの星条旗』と合わせて観て、改めて感じたのはそのシリーズのテーマでもある”反戦=平和を祈る心”の存在だ。 時代は変われども世界のどこかで争いが絶えない現状を考えても、何時の時代、何処の国でも戦争の一番の被害者は弱者である一般庶民たちなのだと。 アメリカ、日本の国を問わず戦争の担い手であり、被害者となってしまった一般庶民は絶えず心のどこかに”何時かは戦争が終わって欲しい”と平和を祈っていたという事実を知る。 悲惨な戦闘シーンをこれでもかこれでもかと連発して観せられるとその思いはますます強いものになってくる。 戦闘の中で平常心を保つことが出来なくなってくる人々たちと・・・アメリカ、日本と両面の立場で観ると正義とは何なのかさえも改めて考えさせる深い映画だ。 唯一、西中佐とアメリカ人捕虜のエピソードの中で語られる”自分が正しいと思うことに進むことが、まさしく自分の中での正義である。”と語られたのが救いであり、これからの次世代を担う若者たちへのメッセージなんだと感じたのは僕だけではないはずだ。 単に”泣ける映画”という説明だけでは伝えきれない”反戦=平和を祈る心”というテーマがどっしりと構えた重厚な”硫黄島二部作”でした。<評価>☆☆☆☆☆ 知っていましたか? 硫黄島は東京都に属しているということを。小笠原諸島の中の島らしいです。≪F1のシャンパン・ファイトでも実際に使用されている”マム”ジェロボアム!クリスマスはあなたも友達とシャンパンFight!≫
2006年12月12日
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おはようございます。 先週の公開初日に観賞したキムタク主演で話題の山田洋次監督の映画『武士の一分』をブログ・アップ!!No.55 『武士の一分』(2006年 日本)<監督>山田洋次<原作>藤沢周平<出演>木村拓哉、壇れい、坂東三津吾郎、笹野高志、桃井かおり他 藤沢周平原作の山田監督の時代劇三部作の完結編。<STORY> 舞台は江戸時代末期の東北のとある小さな藩の海坂藩。 そこで城勤めをする三村新之丞は三十石の家禄を貰う下級武士。 ”お毒見”という役目をしながら妻・加世と慎ましいながらも幸せな日々を過ごしていた。 しかし、そんなある日、新之丞に不幸が訪れる。 何と毒見役の役目中に食した貝の毒にあたってしまい、三日三晩、高熱にうなされて昏睡状態となる。 そして、武士として絶望的な失明という困難に直面する。 かろうじて命は取り留めたものの将来に絶望し打ちひしがれて、自殺まで考える新之丞。そんな自暴自棄な彼を救ったのは妻・加世の献身的な愛だった。 だがそんな加世の夫の身を案じる気持ちが仇となり、新之丞の上司の番頭・島田に付け込まれて夫の保身の口添えの為に。 島田に身を任せてしまう・・・ 新之丞は家名、家禄の存続を得られたが、その事実を知ってしまい。加世に離縁を言い渡してしまう。 しかし、城仲間から今回の家名、家禄の保持に上司・島田は一切口添えなどしていないという事実を知り、彼の卑怯な振る舞いに怒りを覚えて”武士の一分”を掛けた闘いを挑むことに。 さあ盲目の剣士に勝機はあるのか?そして、妻・加世の行方は?<レビュー> 山田監督の藤沢時代劇三部作の最後を締めくくる作品。 この三部作を通じて描かれるのは江戸時代の城勤めの下級武士たち。 それは現代でいえば僕らの様に会社勤めのサラリーマン、貧しいながらも慎ましく生活していく姿を丁寧に描いてきた。 今回はそれにキムタクが参加することもあり、前二作よりは話題先行の感もあったが・・・劇中ではそのキムタクが予想を覆すまずまずの演技を観せてくれる。 『2046』『ハウルの動く城』といい、とかくその演技や独特のセリフ回しに厳しい評価する人は多かったけれど僕は彼の持つ存在感だけでも際立っていると思います。 演技なんて経験で積み重ね出来るものだから・・・ ”武士の一分”を掛けた戦いに挑む姿には共感出来たし、『ともに死するをもって、心となす。その中に勝ちはあり。必死すなわち、生くるなり。』のセリフには心をゆさぶられましたね。 彼の演技は合格と思いました。 そして何といっても今回は脇を固める役者さんたちの好演も見逃せないが。 妻・加世役の壇れいは映画初挑戦とは思えない存在感で、この映画のテーマといえる”夫婦愛”(=献身的な愛)を観ている僕たちにその大切さを実感させてくれる。 その愛の深さを感じさせてくれる演技に思わず涙・・・旨く作品のテーマが描けたのも彼女の功績は大きい。 そして、もうひとり中間・徳平役の笹野高史サンの主人に仕える身ながら子供の様な新之丞を父親の様に発せられる言葉や動きに。これも”愛するものを見守っていく愛”というものを教えてくれる。 あと緒方拳、小林稔次、赤塚真人といったこのシリーズのレギュラーの様な役者さんの登場にほくそ笑んだのは僕だけではないはず。 さあここまで読まれたら、あなたもこの映画を観たくなったのでは・・・<評価>☆☆☆☆☆ キムタクは子供からの剣道経験者で有段者、そういえば『SMAP X SMAP』のコーナーで昔、芸能人剣道経験者とキムタクが戦ってたのを思い出しました。 ≪ロシア皇帝アレクサンドル2世が愛したシャンパーニュ!”クリスタル”≫
2006年12月09日
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今日は僕の41回目の誕生日でした。 先週からの残りもののカヴァで乾杯して、あとは『シャトー クレール・ミロン』2003年を飲み干しました! 午前0時過ぎにはすっかり夢の中に!それでは・・・≪前日、飲んだのは『クロ・デュ・マルキ 』1997年。これもGoodでした!≫
2006年12月08日
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今年も早くも12月に入り、いよいよお正月映画も公開開始! 今週は『007カジノ・ロワイヤル』と『武士の一分』を・・・No54『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年 英)<監督>マーティン・キャンベル<出演>ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト他 お正月映画の中でも一番期待の作品、ボンド役もピアース・プロズナンからダニエル・クレイグへと金髪のボンドとなって颯爽と登場!!<STORY> 映画はボンドが初の殺人を伴う00(ダブル・オー)の特命を受けたところから始まる。Newボンドの登場! ボンドはテロ組織壊滅の特命を追う中で、偶然に悪のファイナンシャル・プランナー(死の商人)”ル・シッフル”の野望を掴む。 彼の計画を阻止していく中で、ボンドはル・シッフルとのポーカー対決に挑むことに。 それは”カジノ・ロワイヤル”での英国国家予算1,500万ドルを掛けた、命懸けの勝負になるのだが・・・ そして、国家予算を守るべく送り込まれたのは英国財務省の役人ヴェスパー・リンド。彼女は聡明な美女・・・ すべての舞台は揃った!命を掛けた勝負が今、始まろうとしていた。<レヴュー> 今回はボンド役も一新なら、ストーリーも現代に戻して新しい時代の007シリーズの幕明けを予感させる華々しさ。 アクションだけではなく、ボンドのキャラの深部、映画の細部まで深く掘り下げた大人のスパイ映画に仕上がっています。 例えばボンドのこだわりのカクテル”ウオッカ・マティーニ”まで登場させたかと思えば、携帯電話もあり、あの世界的テロ”9.11事件”への関与を匂わせたりとリアリティへのこだわりはただものではない。 それになんといってもアクション以外でも”カジノ・ロワイヤル”での息詰まる”ポーカー対決”を観ている僕たちにじっくりと堪能させてくれるのだから。 まあこれは”ミリオンダラー・ベイビー””クラッシュ”でオスカーに絡んだポール・ハギスの脚本協力の賜物かな・・・ ある面、キャラ設定の新しさと原作への忠実さを併せ持った本物の”007”シリーズが出来上がりました。 ただ前作までの過去20作への尊敬とオマージュも忘れていない。 シリーズ第3作目『ゴールド・フィンガー』に登場したものと同じアストン・マーチンの”64年ヴィンテージ”も登場し、今までのファンまで取り込んでくれそうな懐の深さも持つ不思議な映画に仕上がっています。 最後のクレジットにも”BOND RETURN”と出てくるし、さあ早速次回作が楽しみになってきました!<評価>☆☆☆☆☆ 本当に今度のボンドは筋肉ムキムキの肉体美。 最初の殺人のシーンは殴り合いの肉弾戦だし、今までに観たことのないタフなボンド像に描かれています。 ただ、終盤のル・シッフルからの拷問シーンには男の僕も眼を覆ってしまった・・・あぁ、いっ、痛そう!!!≪ボンドが劇中、ホテルでオーダーするのが『ボランジェ グラン・ダネ』90年。本場カスピ海産のベルーガのキャビアもちゃっかりオーダーしてます!≫
2006年12月03日
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