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こんばんわ! 今日は先週末にやっと大分でも公開となった日本映画今年のNo.1の呼び声も高い、根岸監督の『雪に願うこと』を観てきました!No.22『雪に願うこと』(2006年 日本)<監督>根岸吉太郎<原作>鳴海章<出演>伊勢谷友介、佐藤浩市、小泉今日子 他 昨年の東京映画祭でもグランプリ、監督賞、最優秀男優賞(佐藤浩市)、観客賞と初の4部門制覇した期待の作品です。さあぁて・・・ 物語は北海道・帯広の雪原を走る一台のタクシーから。 タクシーには本作の主人公・矢崎学が一人乗っている。彼は故郷を離れて、はや十数年。一時はビジネスでの成功を勝ち取ったが、現在は夢破れて行く充てもなく故郷に・・・ 帯広には兄・威夫が”ばんえい競馬”の厩舎を営んでおり、そのあてのみを頼って自然と足を運んだ次第。 早速、兄・威夫と再会を果たすのだがが癒してもらうどころか十数年ぶりの再会で、その溝を埋めるのが精一杯。 挙句は自分の会社が倒産したのは言い出せずじまい・・・ しかし、共同経営者だった友人の来訪とともに、それは白日の下に晒される。 学は居所が見出せないままに、暫く兄の下に身を置くこととなる。そして、運命の馬・ウンリュウとの出会いが学の新たなスタートとなるのだが・・・ といったある青年の挫折から新たな一歩を踏み出すまでの数月間の話です。で窮地に陥った男が逃げた先は、身内(兄と母)の下だった。 僕はこういう経験はないのですが、結局、人間困った時はやっぱり頼りになるのは血のつながりなのか・・・とそんな人の弱さをいきなり感じさせられた。 現在サラリーマンの僕は会社の看板に頼り、人としての根本は血の繋がりにしか頼れないという事実。 しかし、人生の上でのつまずきは常に付き物。本当に山あり谷ありと大変だ。そんな時に本当に救いのきっかけになるものは血の繋がり以外に新たな人(もの)との出会いがる。 従来の生活の延長からは新たな活路を見出すの難しい。だが新たな出会いと共に新しい生きるヒントがその出会いには隠されていることがある。 この映画でも主人公・学が"ばん馬"・ウンリュウとの出会いによって、生きていく喜びを見い出し。そして、そのステップとしていくまでの物語が語られるのだが。 本当にその断片のたった数カ月の物語だが、その重さ(重要さ)は計り知れない。 この映画では主人公のその後は描かれていない。だが、その後の再生が確実なものだと連想させられずにはいられなかった。 それだけでも充分に”観て良かった”と思える映画だった。<評価>☆☆☆☆* ”ばんえい競馬”とは北海道開拓の時代まで遡る。 開拓民の楽しみであり、その名残を残す。ある面では地域の伝統文化の一部。 しかし、そのスピードは微笑ましいくらいにスロー。その暖かみを映画を観て感じて欲しいです。
2006年05月30日
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こんばんわ! 僕の大好きな『インファナル・アフェア』シリーズのアンドリュー・ラウ監督の最新作『DAISY』を観てきました!No.21 『DAISY』(2006年韓国)<監督>アンドリュー・ラウ<出演>チョン・ジヒョン、チョン・ウソン、イ・ソンジェ 他 『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウが監督やって、僕の個人的に大好きなチョン・ジヒョンも出ている。 それだけでも期待大で映画館に足を運びました・・・ 物語の舞台はオランダ。 そこで暮らすヘヨンは画家の卵。祖父の骨董店を手伝いながら、密かに成功を夢見ていた。 そんな彼女は幻の男に恋をしていた、デイジーの花をずっと贈り続けてくれている自分を見守ってくれている見知らぬ誰かを。 そんな彼女の前にシャイな眼差しの男が現れる。その名はジヨンウ、彼はインターポールの刑事。ある麻薬組織を張り込む最中に彼はジヒョンの肖像画のモデルとなることに。 それをきっかけに二人は急速に接近するのだが。 ジョンウを幻の男と思い込み、彼に徐々に愛情を感じ始めるヘヨン。そしてジョンウも又、彼女へ偽りの気持ちを抱えたまま愛情を深めていく。 しかし、ジョンウは彼女へ自分の正体と偽りを明かす為に再び、ヘヨンの元に向かうのだが・・・そんな時に銃撃戦が起こりヘヨンの身に危険が及ぶことに。 そんな事態を見守りヘヨンを守ろうとする男がもうひとり。その男の名はパクウィ。彼の職業はプロの殺し屋、彼は何故ヘヨンを守ろうとするのか?そして、彼の本当の正体とは・・・ヘヨン、ジョンウ、パクウィの3人の恋の行方は・・・ 流石あの『インファナル・アフェア』をクールにスマートに描いたアンドリュー・ラウ監督の手腕とラブ・ストーリーの名手クァク・ジェヨン氏の脚本のマリアージュが絶妙! ヘヨン、ジョンウ、パクウィの三者三様の視点からストーリーを反復して語らせることにより観客をより映画の中へと深く引き込んでくれる見事なストーリー構成。 その三人の語り部が三人相対した時に又、ストーリーが大きく動き始めるのだが。 デイジーの花言葉は実は”秘めたる恋心”。 三人のそれぞれに秘めた恋心がキーワードとなり、その暖かさがジ~ンと伝わってくる映画です。 個人的にはラスト10分は『インファナル・アフェア』をいや『レオン』を超えたと実感させてくれるアクション&ラヴ・ストーリーの傑作に仕上がっています。大満足の1本です。 今、片思いしている貴女。きっと勇気が出てきますよ!<評価>☆☆☆☆☆* 先週観た『アンジェラ』でも然り、自分自身の恋愛の成功は自分で掴み取らないと決して幸せにはなれない。 それを教えてくれる1本。 昨日、サントラも又、買っちゃいました。これが又、良いんだなぁ。今日も現在、聞きながらブログ書いています。もう一回、観に行こうかなぁ・・・
2006年05月29日
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こんばんわ! やっと先週末に観賞した映画3作をやっとブログ・アップ! タイトルの『-フォー・ヴェンデッタ』の”ヴェンデッタ”はてっきり女性の名前なのかなぁと思っていたら実は”復讐”という意味でした。 そんな訳で・・・No.20『V・フォー・ヴェンデッタ』(2006年 米)<監督>ジェイムス・マクティーグ<脚本>ウォシャウスキー兄弟<出演>ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィービング、ウィリアム・ハート、スティーブン・レイ他 『マトリックス』3部作のメイン・クリエーターであったウォシャウスキー兄弟の最新作。その作品の影に今回は何が見えるのか? 舞台は2020年あたりのイギリス・ロンドン。 数年前の世界大戦により、当時のリーダーであったアメリカ合衆国は国家的には既に崩壊しイギリスが世界を植民地化し統率しているという未来。 一般庶民は羊の様に飼いならされ、それが当たり前の様に感じていた。 厳しい統制化の下、深夜に外出していたヒロイン・イヴィーは秘密警察に見つかってしまい絶対絶命の危機に。 そんな彼女を救ったのは仮面の男”V”だった。 彼はイヴィーを”演奏会”に連れ出す。音楽と共に爆発する中央裁判所。それはVの”ヴェンデッタ(復讐)”と革命への序章だった。 間髪入れずイヴィーの勤めるテレビ局を電波ジャックしたVは独裁国家の危機と庶民への改革の意義を問いかける。 イギリスの実在の革命家ガイ・フォークスが成し得なかった11月5日に革命の礎として国会議事堂を爆破すると高らかに宣言する。 残された時間わずか1年、どうなる・・・ といった近未来SFなのですが、本当に奥が深い。 ”平穏な日々”を選ぶか?革命の下の”新世界”を夢見るのか? 最近では政治や教育、体制に不満を持ちながらも我慢しつつ自分のポジションを守っている優しき現代人は多い。 誰が首を突っ込むでもなく平穏な日々は過ぎていく。それは楽しい毎日・・・不満を持ちながらも改革の精神を持たなければ、それは”生ける屍”でしかないのか? かといって革命というけれど、イデオロギーやヒロイズムが先行し過ぎるといざ革命が終わり、現実に戻されるとそのあまり変化のない現実に又、悩み苦しむという堂々巡り。 誰もそんな矛盾を感じながらも日々何かを感じながら生きなければ(行動しなければ)、その人生は中身が薄いよとこの映画は語りかけてくれた様に思う。 映画の中でもヒロイン・イヴィーと適役であるはずのスティーヴン・レイ扮するファレリー警部の二人がVに触発されて、日々の平凡な日常に疑問を抱き⇒行動する(調べる)⇒徐々に核心へと迫る⇒結局はその革命の現場に立ち会うこととなる。 先週、観賞した『ナイロビの蜂』しかり、考えるだけではなく実際に行動した人間の下にだけ生きているという”輝き”が持たらされる。 それが一瞬の輝きであろうとも僕は後悔しないだろう、決して・・・<評価>☆☆☆☆ 映像的には『マトリックス』シリーズの目新しさはないものの、ウォシャウスキー兄弟の脚本が作品自体に輝きを与えている。 現状に満足出来ていない貴方に是非、観て欲しい一作です。 主人公Vが常に被っている仮面は前文でも述べた実在の人物ガイ・フォークスの仮面だとか。 日本で言えば石田光成か榎本武揚なのかなぁ・・・意外とイギリスでは有名な人物らしいです。
2006年05月22日
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こんばんわ! 公開前から賛否両論の『ダ・ヴィンチ・コード』! キリスト教信者の多い国々では上映差し止めも検討されている国もあるとか。さあその暗号の謎は何を説こうとしているのか??NO.19『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年 アメリカ)<監督>ロン・ハワード<原作>ダン・ブラウン<出演>トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、ジャン・レノ他 日本でも440万部を越すベスト・セラーになった今作。 俳優のトム・ハンクスと監督ロン・ハワードのオスカー・コンビと『アメリ』の不思議チャンのフランス女優オドレイ・トトゥ等などとスペシャル・タッグで作りあげた本作。 さあいかに・・・ 物語はパリ・ルーブル美術館からスタート。 館長であるソニエール氏が何者から襲われ、かの有名なダ・ヴィンチの『ウィトルウィウス的人体図』のスタイルを象って殺されるという猟奇的殺人から幕を開ける。 死体の周りには謎の暗号が・・・ 講演の為にパリ滞在中のハーバート大学の宗教象徴学の教授ロバート・ラングトンはソニエールと会う約束していたこともありフランス司法警察の警部ファーシュから捜査協力を求められ、事件現場であるルーブル美術館へ。 だがラングトンは謎の暗号の中に名前が残されており、既に容疑者としてリストアップされていた。 その窮地を救ったのがソニエール氏の孫娘である暗号解読官ソフィーだった。とっさの機転でルーブル美術館を抜け出した二人が向った先は・・・そして、彼らを追う謎の組織”オプス・ディ”の正体は・・・ う~ん、流石に全世界でベストセラーとなった今作品。 お金もたっぷりとかけただけあって満足いく上質なサスペンス作品に出来上がっています。 様々な登場人物が登場する中で、彼らが味方なのか?敵なのか?判らないというドキドキ感も味わえて中々goodです。 キリスト教社会では生きたことがない僕にとっては主イエス・キリストの秘密(本来の姿)を暴かれたとしても民衆である信者がどう感じるか、信仰を左右しかねない重要事項であるかは知る由もないが・・・ ただ一仏教徒である僕の立場でも言えるのは、例え仏教の始祖であるお釈迦様が生身の人間だろうともその宗教の基礎となる教本を築き、今日まで脈々と語り告がれている事実を顧みるとあまり大勢に影響はない様に思うのだが。 それだけ僕に信仰心が薄いということかな・・・ この作品はパリ~ロンドン~パリでした。<評価>☆☆☆☆ ジャン・レノが意外と影が薄いのが気になるが、イアン・マッケランは『ロードー』シリーズのガンダルフに負けない存在感で頑張ってくれてます。 ラストの狂気の演技に注目を。≪貴方は読んでから観ますか?観てから読み直しますか?原作本はこちらから≫
2006年05月21日
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こんにちわ! 今週末、3本映画を観たのですが、いずれも舞台は偶然ですがパリとロンドンでした。ちょっとした旅行気分かな・・・No.18『アンジェラ』(2006年 フランス)<監督>リュック・ベッソン<出演>リー・ラスムッセン、ジャメル・ドゥ・ブーズ 他 リュック・ベッソンの6年ぶりの監督作『アンジェラ』を観てきました。最近はプロデュース業の方が儲かるのか久しぶりのメガホンをとった作品はいかに・・・ 映画の舞台はパリ。 主人公・アンドレはマフィアたちから借金を重ねる多重債務者でうだつの上がらない男。 借金を返せない、故郷にも帰ることは出来ない、とすっかり自信喪失、自暴自棄のアンドレはセーヌ河に架かる”アレクサンドル三世橋”から飛び降り自殺を試みるが。 だが偶然にも同じ場所で自殺しようとしていた美女が先に河に飛び込み。 それを助けることに・・・彼女の名はアンジェラ、全く昔の記憶を失っている彼女は命を助けられた御礼にアンドレの言う事には何でも従うと言う。 渋々、アンジェラを連れてアンドレは借金取りのマフィアの下に向かうのだが・・・ と後はアンドレ、アンジェラ、借金取りたちとの奇妙な物語が描かれていく。 映画全体は大人のファンタジー、ラブ・ストーリー。モノクロの画面が改めて現実からの距離を作ってくれていて。 誰でも仕事や人間関係に躓き、自信喪失や自暴自棄になることもあることは多い。 そんな困難にぶつかった時には誰かに助けて欲しいと願ったことがある人も多いのでは。 でもそんな時にもし自分が困難にも負けない強い心(気持ち、精神力etc)を持っていれば、どんな困難も乗り越えられる。そんな人間であって欲しいとこの映画は観客に語ってくれていた様に思う。 その強い気持ちや自分に自信を持たせる為にはどうすれば良いのか?解ります?この映画は自信を失いかけて人生の生きる希望を失いかけた貴方たちが心をリフレッシュ出来るHAPPYな映画です。 自分の人生に自信を失いかけた貴方、まずは自分自身をいとおしく愛することから始めて下さい。 それでは、又!<評価>☆☆☆☆☆ タイトルは『アンジェラ』、ヒロインの名前だけど映画を理解する重要なヒントが隠されてますよ??? それと主人公・アンドレはあの『アメリ』にも出演し、全くセリフなしで笑わせてくれた役者さんです。 でも本業は売れっ子のコメディアンとか。 どこの国でもお笑いの人たちがエンタテイメントの貴重な人材源になってますねぇ・・・≪今週のワインランキングはこちらから≫
2006年05月21日
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こんばんわ! 昨日、夫婦の愛の絆を描いた映画『ナイロビの蜂』を観たばかりでしたが、今日は久しぶりに家内と二人で映画鑑賞してきました!No.17『明日の記憶』(2006年 日本)<監督>堤幸彦<出演>渡辺謙、樋口可南子、坂口憲ニ、吹石一恵 他 今日は”母の日”ってこともあり、子供達に留守番を頼んで夫婦ふたりで久しぶりに映画鑑賞することに。 物語は2004年・春、東京。 とある広告代理店に勤める佐伯雅行は今年50歳となり、職務も部長職を任されて仕事盛りの絶頂期を迎えていた。 しかし、そんな彼にも最近、不安なことがいくつか。人の名前が思い出せなかったり、得意先との商談の約束を忘れたり、原因不明な頭痛に襲われたり等・・・ そんな事が度重なる中で心配する妻・枝実子は雅行を病院に無理やりに連れていくことに。そこで医師が下した診断はなんと”若年性アルツハイマー症”だった。 病名に戸惑い、ひとり苦しむ雅行。だが着実にその病魔は彼の体を蝕んでいくのだった・・・ といった”若年性アルツハイマー”に罹り、自分の記憶(自分自身では)が無くなってしまうという恐怖とあせりに完全と立ち向かった夫婦の姿が描かれる。 夫婦の愛の絆を描いた昨日観賞の『ナイロビの蜂』と共通して感じられるのは女性の強さです。 家族がどんな困難に直面しても逃げないでも守り包んでくれるその母性愛は家族をそして夫婦の愛を更に強固な絆へとつくりあげてくれるという事を。 実は数年前に僕自身も体調を崩し、自分自信を見失いかけた時期がありました。 仕事への意欲も失せ、死さえ選びそうになった時に手を差し伸べてくれたのはやはり僕の妻でした。 そんなこともあり、この映画に感情移入してしまい。そのセリフひとつひとつに思わず涙してしまいました。 ”人はひとりでは生きていけない。この厳しい世間に揉まれて例え、仕事失い、仲間や友達を失っても。まだ妻と家族という強い味方がいることを決して忘れてはいけない・・・改めて妻に感謝!!” ラストシーンを観終えて思わずそう感じさせてくれた一作でした。<評価>☆☆☆☆ 観客の8割方は50歳以上のご夫婦または女性という感じでした。後ろの席の女性もすすり泣きというより号泣されていたにつられて僕も大泣きしてしまったよ・・・!≪大切な人に送るワイン特集はこちらから≫
2006年05月14日
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おはようございます! 僕がファンのレイチェル・ワイズが本年度のオスカーの助演女優賞を見事GETした映画『ナイロビの蜂』を早速観てきました!No.16『ナイロビの蜂』The Constant Gardener(2005年 英国)<監督>フェルナンド・メイレンス<原作>ジョン・ル・カレ<出演>レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ 他 う~ん、観終わった後にジワリと込み上げてくる涙! 夫婦ってものの在り方を又、見せられた様な・・・ 物語は現代のケニアのナイロビ。 そこに駐在する英国外交官・ジャスティンと妻・テッサ。 夫・ジャスティンは庭いじりが趣味の秩序正しき、控えめな英国のジェントルマン。対する妻・テッサはアフリカの貧しき人達の救済に奔走する熱き情熱を持つ女性。 そんな夫婦に突如悲劇が・・・救援活動で向かった先で妻・テッサが亡くなるという報が夫・ジャスティンの下に届く。 ジャスティンの脳裏に蘇るテッサとの出会いからの数々の想い出。そして、テッサの行動に無関心だった故の後悔の数々。 しかし、ジャステインが自宅に戻ると既に警察当局が既に証拠品としてテッサのパソコン、書類等押収していた。 辛うじて残っていた手紙の中から友人・サンディがテッサに送った手紙を発見し、テッサの死に対してある疑問が浮かび上がる。 遂に立ち上がるジャスティン。妻・テッサの死の真相を探る為に・・・そこに見えてきたのはある製薬会社と役人との黒い癒着だった。 果たしてその巨悪を裁くことが出来るのか? といった妻の死に直面し、残された夫がいくつかの秘密というパズルのピースを嵌め合わせいくことにより徐々に事件の核心に近づいていく様を描いた脚本は2時間の時間も感じさせない上質な出来映え。 そこで並行して描かれる妻テッサの行動の偉大さ。それとテッサのジャスティンに向けた愛の真実を夫ジャスティンが改めて感じていく中で、その全ての愛の大きさをも確信することに。 それはジャスティンにとっては雄大なアフリカ大陸の様に大きかった。 ”テッサは僕の家だ”・・・”僕は今、君に帰る”と。 でもこの映画の様に失くしてからその存在の大きさに気付くことは誰にでもあること。 熟年離婚が多い昨今の日本社会でもお互いのパートナーとの結びつきと存在意義の大きさを確認する意味でも観て欲しい一作です。 それでは、又!<評価>☆☆☆☆ 映画の中で出てくる妊婦のレイチェル・ワイズの入浴シーンですが、SFXも一切なしの正真正銘、当時妊婦だった生のレイチェル・ワイズです。≪原作本もこちらから≫≪大切な人に送りたいワイン特集はこちらから≫
2006年05月14日
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こんばんわ! GW中に観た映画でまだブログアップしていなかった『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』を。 最近、某社の缶コーヒーのCMにも出演してるジョーンズ叔父さんの初監督作品です。NO.15『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』(2005年 米)<監督>トミー・リー・ジョーンズ<出演>トミー・リー・ジョーンズ、バリ-・ペッパー、フリオ・セザール・セディーロ他 亡くなった友の亡骸を埋葬するという約束を守る為に友の故郷を目指すロード・ムービー。男と男の熱い友情を描いている映画らしいのですが、いかに・・・ 話はテキサス州西部の荒野。 一匹のコヨーテが二人のハンターから狙撃されるところから始まる。しかし、コヨーテがかじっていたのは人(メキシコからの亡命者、メルキアデス・エストラーダ)だった。 早速、亡骸の安置される病院に駆けつけたメルキアデスの友人でこの映画の主人公・ピートが登場! 自分が今の牧童の仕事を世話し、年の離れた友人として長年付き合っていたこともあり彼の死の現実を認めきれないピート。 メルキアが銃殺されたという事実を知り、犯人捜しに奔走するピートに○○○フレンドの・レイチェルから情報が入り、メルキア殺人の真犯人はなんと新入りの国境警備員のマイクであるということを知る。 警察も国境警備隊も身内のミス(マイクが自分が銃で狙われていると勘違いしてメルキアを誤射してしまったという事実)を隠す為に真実を明かそうとはしない。業を煮やしたピートはある行動に出る・・・ ピートと亡きメルキアの遺体、そして、メルキア殺しに関与したマイクの不思議な珍道中が始まる・・・ とここまで主な筋を書いていると主人公たちがカウボーイということもあってか最近、観たばかりの『ブロークバック・マウンテン』までは過剰ではないが男と男の友情ってものを程よく実感させてくれたし、主人公たちが荒野を往く後ろ姿にはイーストウッドの『夕陽のガンマン』の哀愁とカッコよさも感じさせてくれた。 でもこの映画は単なる男と男の友情ものでは終わらないんだよね。 ラストに大ドンデン返しが待っているのだ。(僕的にはこの映画の主人公はピートではなくマイクだねって。) 良い意味で”一杯食わされた”のだが、この映画はピートとメルキアの友情の物語が主軸で描きつつもメルキアを誤って射殺してしまったマイクの魂の贖罪と立ち直りまでを描いた人間再生の物語なんだと。その手助けをピートがやったと。 ”人間誰にも過ちは付き物さ・・・” ラストに静かに消えていくピートの後ろ姿を観て、僕は確信した!<評価>☆☆☆☆ トミー以外は割りと馴染みのない役者さんが多いこともあり、映画はテキサス、メキシコのほのぼの感満載! 個人的には中盤に出てくるメキシコの田舎町のバーが味があって好きです・・・
2006年05月08日
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昨夜、TVで前作の映画『海猿』を観て涙がまだ乾かぬままに早速、今夜、映画『海猿 LIMIT OF LOVE』を観に行ってきました。No.14 『海猿 LIMIT OF LOVE』(2006年 日本)<監督>羽住英一郎<原作>佐藤秀峰<出演>伊藤英明、加藤あい、時任三郎、 昨晩たまたま前作、映画『海猿』をTVオンエアで観てから涙ウルウル! その余韻も冷めないままに劇場に足を運んできました! 物語は映画前作とTV版『海猿 REVORUTION』の数年後の鹿児島からスタート! 加藤あい扮するヒロイン・環菜が主人公・大輔の赴任する鹿児島に向かったところから始まる。 久しぶりの再会を喜ぶ二人だったが、大輔は数ヶ月前の飛行機災害事故の被害者を救えなかったことにより環菜に正面きって向き合えずにいた。 翌日、訓練に向かう大輔と同僚・吉岡の下にフェリー災害の一報が届く。そのフェリーには環菜も乗り合わせていた・・・ 後は前作の青春ものの様相から一変!アクション・スペクタクル巨編に様変わり。 約2時間の上映時間一杯にその危機に直面する様々な人たちの人間模様が描かれていく。正直、映画前作とTV版『EVORUTION』を観てた方がすんなりと人間関係と映画に感情移入が出来ると思います。 ただ昨日からの”にわか『海猿』FAN”の僕にも判りやすくものがたりは進みます。いや~ぁ涙に国境はないと証明してくれたって感じですよ! 涙は愛する女性に、友に、同僚にと徐々に広がって行くよ!! 例え先が見えている展開でも、クサイ台詞だろうとそんなことは関係ないね!涙が止まらない自分と数人の周りの人たち。 でも涙してたのは自分と同じ男性のお客さんばかりなのにはビックリ! そんな訳であっという間のGWでした。観賞したのは合計4作品。いずれも外れなしなのはよかった!<評価>☆☆☆☆ 昨年の『ローレライ』では犬死にだった佐藤隆太クン今作ではいかに・・・?結果は映画でご確認を! 本日のもう一作『メルキアス・エストラーダの3度の埋葬』は後日ブログ・アップさせていただきます! それでは!そして、伊藤由奈ちゃんの主題歌が GOO!
2006年05月07日
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こんばんわ! 予告編を観てから待ち通しかったこの作品。家族愛を描いた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズから久しぶりのヴィゴ・モーテンセンの主演作。さあいかに・・・No.13『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(2005年 米)<監督>デイヴィット・クローネンバーグ<出演>ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ、トム・ハリス、ウイリアム・ハート他 実はこの作品、あの『ロード・トゥ・パーティーション』と同じくDCコミック”VERTIGO”レーベルのグラフィック・ノベルが原作だとか。 ある事件が引き金となり、徐々に家族が崩壊していく。 舞台は現代のアメリカ中部インディアナ州のとある田舎町。 町の小さなダイナーを経営するトムと弁護士の妻・エディの家族が主人公。勤勉でまじめを絵に描いた様な完璧過ぎる夫・トムと仕事を持ちながらも家庭を守る貞淑な妻エディ。 その幸せ過ぎる二人をある夜、事件が。トムの経営するダイナーを突如、強盗が襲ったのだ。銃を突きつけられ緊迫する室内そして、客と従業員一同。 事件はトムの素早い身のこなしで一同は救われることに。新聞にTVにと取り上げられて一躍、町のヒーローとなるトム。 だがその事件が引き金となり、家族をとある訪問者が訪れることとなる。フォガティという顔にキズを持つ男はトムを”ジョーイ”と呼び、自分のことを知らないかと問いかけ、執拗に付きまとってくる。 それは家族を襲った悲劇の一幕だった・・・ もし夫の過去が偽りで不義な過去があったとしたら貴女はどうします? トムの妻・エディは映画の中でそんな問題に直面し悩みます。 現在の夫は誠実で自分も心から愛しているのに・・・過去は別人の様な生活を送っていたことを信じられない。揺らぐ信頼関係。 その彼女のもどかしさと苦しみが画面からジワリジワリと伝わってきます。 どんな一般人でも妻に話せない過去は少しはあるものだけれど、それが夫婦の信頼関係を崩すこともあるんだと、この映画は教えてくれます。 奥さんにも話せない過去をお持ちの貴方、そんな過去は棺桶まで持っていきましょう!(笑)<評価>☆☆☆☆* 妻エディ役のマリア・ベロ。 夫婦の愛の深さを表現するSEXシーンにも体当たりで挑んでます。う~ん、大人の魅力炸裂!!
2006年05月03日
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こんばんわ! 日本特撮界の2大怪獣ガメラが約7年振りに復活!怪獣映画ファンの息子と一緒に観に行ってきました!!No.12『小さき勇者たち GAMERA』(2006年 日本)<監督>田崎竜太<出演>富岡 涼、夏帆、津田寛治、寺島 進、奥貫 薫 他 怪獣映画ファンの我が親子。いっても立ってもいられなくて公開初日に映画館に行ったのですが、なんとその回は我が親子の二人だけ。 一抹の不安を感じつつも・・・ 映画は1973年の志摩半島のとある町でガメラとギャオスが戦闘シーンからスタート!その模様を不安げに見守るしかない人たち。 人類の味方・ガメラはギャオスたちとの壮絶な死闘の末になんと自爆。身を挺して人類の危機を守った。 それから33年後の現代の志摩に舞台は移る。 約30年前のガメラVSギャオスの闘いをリアルで観ていた少年・孝介は成人となり、その息子・透がこの映画の主人公だ。 透は母を交通事故で亡くしたばかりで寂しい夏休みを迎えていた。そんなある日、沖の小島に赤く輝くものを発見した透はそこで小さな卵を発見する、そこから小さな小亀が誕生する。 透はその亀に”トト”と名づけて家でこっそりと育てることに。体は徐々に大きくなり、空を飛んだりと普通ではないことを感じ始める透だが麻衣、石丸兄弟の友人らの手を借りて隠れ家でトトを育てることに。 その頃、伊勢湾では海難事故が多発する。時を同じくして透たちが住む町に謎の怪獣・ジータスが出現。町を襲う。 逃げる途中で絶対絶命の危機に遭遇する透親子を救ったのは大きく成長したトトこと大怪獣・ガメラだった・・・ 今作は前作の平成3部作から趣きを大幅に変えて、明らかに子供向けな作風に転換しています。でも特撮シーンもストーリーのリアリティさもまずまずのグレードで完成してます。 少年のとある夏休みを綴った前半は大人の観賞にも充分に耐えうるし、子供さんも理解し易い筋に旨くまとまってます。 タイトルにもある通りに”小さき勇者”の子供たちが物語の終盤で大きな活躍を観せてくれるハート・ウォーミングな一作でした。 多分、続編が作られるであろうと予測されるのだが、初日のあまりの客の人の悪さをみるとそちらの方が一抹の不安に。 ”頑張れガメラ!!”<評価>☆☆☆* 映画序盤に出てくるガメラは”ケヅメリクガメ”という実在の亀クンたちが演じていたらしいです。 大小13匹の亀クンたちが集められという。その熱演シーンを特と観よ!
2006年05月03日
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