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先日の日記への書き込みでゲームと映画等のCGの相違性についてご質問がありましたので、そこらへんについて、専門外の私が話すのも恐縮ですが、知る範囲で書き込んでみたいと思います。私が思う一番の違いですが、それは、リアルタイム性と非リアルタイム性にあります。ゲームのCGというのは、リアルタイムに処理をする前提において作成されます。ムービーのCGは、非リアルタイム性です。極端な例ですが、ゲームのCGを画面に表示するために要する時間は、通常のアクションゲームでいえば、60分の1秒以内です。非常に高速に処理している事になります。かたや、ムービーのCGは多大な時間を要します。一昔前の超精細ムービーなどは2日という例もある程です。単純計算ではありますが、60分の1秒と2日を比較した場合に、開発コストが膨大な差になる事は明白です。これが、ゲームのCGが今後に注目される理由になります。PS3の動画をご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、ムービーとPS3の動画の区別がついた方というのはどれくらいいらっしゃるでしょうか?それぐらにゲームのCGは進化しているのです。グラフィックスを表現する手法もゲームは有限時間内に計算を終える必要があるために近似計算を使用する事が主流ではあります。ムービーは非有限時間であるため、近似計算に依存する必要がありません。然し、昨今の近似計算の差と非近似計算の差を見分ける事が出来るのは専門家ぐらいではないでしょうか。そうした一つ一つのリアルタイム性と非リアルタイム性の違いがゲームとそれ以外のCGを分ける一番の大きな要因になってくると思われます。今後、CG技術は更に進化していく事になるでしょうが、上記の例において、開発費が肥大化するCG業界にゲームCGが注目される理由というのが、ご理解いただけるかと思います。
2005.10.10
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ゲームの発売日の延期についてですが、ユーザーから厳しい意見を頂く事が多くあります。開発者の責任感の欠如等、色々と指摘を受けます。当然の反応であると思います。さて、ユーザーから見れば、開発者はどんな気持ちで延期しているんだという意見を頂く事が多いですので、今回は、それについて私の個人的な気持ちです。まず、延期についてですが、これは、苦渋の選択の結果でしかありません。適当な理由で延期する事はありません。会社側から見ても、当初の売り上げ計画からずれが生じてしまったり、広告活動を途中までしていた予算が、まったくとは言わないまでも無駄になってしまいますので、大きな損失を出す事になります。開発者からしても、自分達で立てた予定を守る事が出来なかったという自責の心と内外からのプレッシャーも、あわせてきつくなってきます。延期後は、それと向かい合いながら開発するしかなくなってしまいます。これは、精神的には、大きな負担になります。発売日が延びてしまう理由というのは基本的にはスケジュールの遅れが理由の大半ですが、遅れる理由は色々とあります。その中でも、多い理由としては、1.面白いと想定して作ったものが想定通りの面白さではなかった。 その際に、面白くするために作り直しが発生し、 当初の予定になかった作業が発生し、 スケジュールを圧迫してしまいます。2.予想されていないバグが出てしまった。 開発終了直前で、 まったく予期していなかったバグが出てしまう事があります。 修正し、再度、チェックをかけるために発売日が延びてしまいます。3.純粋なスケジュールの遅れ。 人間がやっている以上は、遅れが出る人間もいます。 それが積み重なってしまった場合に、発売日に影響が出ます。理由としては、大きなところでは上記のような形が多いです。例外としては、版権物等の場合に、権利者の許可をなかなかいただけず延期になったり、他のソフトとのバッティングを避けるために意図的にずらしたりとあります。私達、開発陣も延期は相当の苦しみをともないますので、最大限努力して延期しないように開発していくつもりです。
2005.10.01
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