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経済産業省が2007年度にゲーム開発者向けの技術検定制度や表彰制度を創設する事を、”ゲーム産業戦略骨子案”に盛り込みました。この案、制度については、優秀なゲーム開発者の育成を目的とし、ゲーム産業を輸出産業として、国際的な競争力を強める目的があるようです。また、政府として中小ソフト会社の支援、海外市場の調査、優秀者に対する表彰を行う事を発表致しました。このような事は、既に海外では行われている国もあり、後手になっている感は否めませんが、国が積極的にゲーム業界に対して動き始めた事に関しては、一定の評価が出来ると考えています。これは、以前にも当ブログでも触れた、ゲーム産業戦略が動きだしたと言えるでしょう。私としては、今回の流れの中で、ゲーム業界のイメージ改善、ゲーム産業に必要な技術の一般への理解の促進、国際的競争力を強化するにあたっての官民との共闘関係の強化、各開発者による技術に対する意欲強化、今までよりも壮大な規模でのゲーム開発を可能にする事等の効果を期待しております。今、世界の市場を席巻し始めている北米市場は、ゲーム業界以外との共闘関係を強化し、そこからゲームに対して、壮大なスケールでのアプローチを可能にしております。それが、日本においても、今回の官民ゲーム産業共闘という流れの中で、同様規模の計画を実行に移すだけの下地を作るために役立てていければと考えています。さて、技術検定制度単体に話を移しますが、こちらの実施に関しては、懸念点も残されています。まず、ゲームというものは技術も重要ですが、面白い物を想像するという感性の部分が非常に重要です。それらはテストでは計れる類の能力ではないため、その点について、どのような対策をとるのかが気になるところです。この技術検定は、間違った方向に進めば、技術自慢の開発者の育成だけが促進されてしまう危険性があり、各開発者の評価が技術力単体に重点が置かれてしまう危険性があります。当然ながら、面白いゲーム開発のためには技術は必須項目ですが、そこだけに重点が置かれないようにゲーム業界の人間としても注意していかなければいけません。最後に、今回の流れは、経済産業省が具体的にゲーム産業と向き合い始めた事を実感出来る流れの一環であり、今後の国家と民間が協力し合ったゲームの誕生を期待させるものであります。これを機会として新しいゲームのビジネスモデルの構築に期待したいです。
2006.07.25
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世界も21世紀に入って時間が経ちましたが、相変らず世界は人種差別という問題に悩む日々を過ごしています。人種差別という問題は解決の糸口が見つからない闇へと迷い込んでいるようです。この人種差別についてですが、この点において、私はゲーム業界に誇りを持っています。昨今のゲームの表現の進化は誰の目に見ても明らかであると思います。然し、これだけの表現力を持ったメディアのわりには、人種差別的な問題が起こる事は、まずありません。これは、他のメディア(例えば、映画や本等)と比較しても、非常に珍しい例だと言えるのではないでしょうか。これは、一重にゲーム産業に従事する人間、個人単位での差別意識が非常に低い事が起因しているのではないかと考えております。以前にも、当ブログにおいて述べた事だと思いますが、ゲーム産業は多国籍な人間が協力し合ってゲームを作る場合が増えてきている事については触れた事であります。この多国籍な職場というのは、他の産業においては人種的な問題が起こりやすい環境でありますが、ゲーム産業においては、この問題が起こる事は殆どありません。何故かは分かりませんが、ゲーム業界に集まる人間は、人種、信じる宗教、生まれの環境等は気にしない傾向があります。重要なのは、個人の努力であり、能力であるという事をこの業界の人間は知っております。ゲームを面白くするためには、人種なんて関係無い事を知っているのです。この事はゲーム業界の働く一員として、他の産業に対しても非常に誇れる事だと思っております。差別が多い世の中で、差別が極端に少ない世界を構築しているゲーム業界、差別に嫌気がさしている方にとっては魅了的な業界であると言えます。この部分をもっと内外にアピールして、この業界の一員に加わってくれる方を増やしていきたいと思います。最後に私の意見を付け加えさせて頂きます。私も、人種差別を憎んでおります。人種、学歴、色々な点において、世の中は差別する人間が多い傾向にありますが、それらの差別する人間は、自分が弱いから差別しているに過ぎません。自分が弱いからこそ、他人を差別して安心しているだけに過ぎないのです。自己の弱さ、劣等感を他人を不当に落としてめて安心する・・・私が、最も下劣だと感じる行為の一つです。差別それは、差別する側の人間の心の弱さであり、無知である事の証明です。世界から差別が一掃される事を願ってやみません。私の会社でも、日本人以外の人もいますが、日本人も外人も一緒に昼食を取ったり、一緒に宴会で盛りがったりと、本当に日本人同士と変わらない付き合いをします。そこには、外国人だという意識はありません。同じ人間です。付き合ってみれば、そこに大きな差なんて無いのです。・・・稀に他業種の方の話を聞いて、外国人の扱われ方、日本人と外国人に広がる溝の話を聞くと非常に悲しく情けなくなります。何故、同じ職場で同じ目標に向かう仲間なのに仲良く出来ないのでしょうか・・・差別という心の闇が、人の心から無くなる日が早く来てほしいですね。
2006.07.23
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最近、考える事があります。それは、エンターテイメントの未来です。ゲームに限らず、世の中にはエンターテイメントと呼べる物が数多く存在しております。それらは、細かな違いこそ多くあれど、消費者に楽しみを提供しようという理念において一致した存在であると思っております。そして、そのエンターテイメントの未来についてですが、私は、ゲーム、アニメ、映画という細かなカテゴリーが消失すると考えています。以前までは、全てのエンターテイメントは、明確に分ける事が出来ました。然し、最近では、そのカテゴリー分けも怪しい時代へと突入してきたように思います。映画のようなゲーム、ゲームのようなアニメ、アニメのような映画、以前と比較して、これらの言葉が組み合わさる事が圧倒的に増えている事は、気のせいでは無いと思っております。突き詰めるところ、楽しませたいという欲求は貪欲であり、その方法論に関しては、枠にはめるべき物ではないと考えています。その考えに従うと、各カテゴリーにおけるエンターテイメントは、違うエンターテイメントの楽しみ方の方法論を吸収し、肥大化していくと考えられます。そして、その収束がもたらす結果は、エンターテイメントの統合です。この収束した形態こそが、究極のエンターテイメントであり、究極のゲームと言える物なのかもしれません。話を人間に例えさせて頂きますが、個々は弱い存在ですが、それらが力を結束し、一つになり力を発揮する時に凄い力を発揮する事は、人間なら誰しも理解している事です。それと同様の考え方が、ゲームというエンターテイメントにも通じるのかもしれません。個々のエンターテイメントには限界がある、然し、それらのエンターテイメントの枠を完全に崩した時こそ、今までの常識を覆した凄いエンターテイメントが誕生するのかもしれませんね。上記は戯言かもしれません。然し、そんな未来もあるのではないかと最近、考えています。同じエンターテイメントに付く職業の方と力を合わせる機会が年々、増えておりますが、それらは、この統合への序章と言えるのかもしれません。
2006.07.21
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最近は、ゲームの公式サイトに開発者のブログのようなものを載せる機会が増えてまいりました。それ自体については、やりようによっては面白くなると思いますから否定的な気持ちはありませんが、一部の節操が無いブログに関しては、遺憾に思います。ゲームの公式サイトに載せる以上は、ユーザーがそのゲームの楽しみを促進させる事が出来るように、楽しみをアシストするようなブログにするべきです。ところが、一部の開発者ブログについては、内輪ネタの嵐、2ちゃんねる用語乱発での公式サイトとしての品性の欠如、悪ふざけの嵐、はっきり言って産業廃棄物に等しき存在であると思います。ゲーム開発者において最悪の状態は自己満足にあると考えています。このようなブログからは、それが、はっきりと感じる事が出来ます。自分達が楽しみたいだけなのであれば、世にゲームを出す必要なんて無いのです。それを理解せずに、自分達の見せたいところ、自分達だけで盛り上がるような姿勢は、強烈に非難されて然りです。ゲームという物は、全ての要素が最上級の物で揃っていたからと言って面白いとは限りません。それらの方向性が違う方向を向いていれば、全く統一感が無い作品になってしまいます。このようなブログを書く開発者が作るゲームは往々にして、その傾向があります。どうだ、俺が作った箇所は凄いだろ。私が作ったところも凄いぞ。確かに、その通りかもしれません。然し、全体を考えてみれば、ゲームとしての統一性に欠け、作品から独創性を消失しています。皆さんは、開発者が、そのようなブログを作っていたとして楽しめますか?今後、ゲームをご購入される方については、是非、公式サイトをご覧になってみて下さい。その際に、上記のような開発者ブログが載っているゲームについては、どうか、ご購入を再検討してみて下さい。上記は、つまらないゲームを見つける上での一つの判断基準になると私は思っております。私としては、このブログによってゲーム業界の人間が、常識知らずだと思われてしまう事も耐え難い苦痛です。このようなブログの存在によって、開発者は何でも有りなんだと勘違いしてしまう志望者の出現を恐れています。ゲーム業界の人間という以前に、一人の社会人なのですから、最低限の常識だけは守ってほしいと思います。同じ業界の人間として非常に嘆かわしいです・・・
2006.07.18
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今年も、9月に東京ゲームショーが開催されます。日本で一番に大きなゲームの祭典とあってか、毎年の入場者数は10万人を超える来場者で賑わっております。各ゲーム会社は、この時期になりますと、この祭典において自己のゲームをアピールするべく、より一層の精魂を込めてゲーム開発に勤しんでおります。 この東京ゲームショーですが、既に各ブースのスペース等は決まり、どのような展示物を出すかを最終調整しているところであります。 さて、その件に関連して、先日、某ハードメーカー様との打ち合わせを行ってまいりました。前回のゲームショーに行かれた方はご存知だと思いますが、ハードメーカー様のブースには、自社のソフト以外にも他社のソフトが展示される場合があります。昨年度、ソニー社は期待のPS3ソフトの一部を大きなモニターで映像出展しておりました。今回も、それと同じように私達の作品をハードメーカー様のブースで扱うか否かを含めて、細かいところを含めてお打ち合わせしてまいりました。 この時期には、沢山のゲームがより多い露出を求めて、ハードメーカーブースを含めて獲得合戦を繰り広げております。その結果をどうするかを、この時期に情報を集めて決定しようというわけです。このたった3日間の祭典のために、各社の駆け引きや、やり取りは数ヶ月単位で行われます。それだけ、日本の各社がこの祭典に力を注いでいるのです。今年の東京ゲームショーは次世代機がしっかりとした形で揃い踏みするゲームショーであり、ユーザーにとっても興味深いゲームショーになるのではないかと思います。ハードメーカー主導とも思われる次世代機戦争ですが、ここらへんで、がっちりとユーザーにアピールしていきたいところです。 このブログをご覧の皆様も、この私達が注力する祭典において、私達の作品を観ていただければ、それは大きな喜びです。東京ゲームショーまで、あと2ヶ月!この1年で最大のイベントを盛り上げていきたいです! そういえば、先日のハードメーカー様との打ち合わせにおいて嬉しい事がありました。その帰りに、他の会社の開発チームの方から突然に話しかけられました。お会いした事が無いチームの方でしたので何かと思ったのですが、「作品に非常に期待しておりますので、頑張って下さい!発売された時には買わせて頂きます!」というような内容でした。同じゲーム開発の人間からの突然の温かい励ましに、とても勇気付けられました。ゲーム開発というのは、ユーザーだけではない、同業者の期待も背負っているのだと認識させられました。それらの期待を裏切らないよう誠心誠意努力するのみですね!
2006.07.14
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世間では、子供の学力の低下が著しいと騒がれております。子供達の能力は即ち日本の未来ですから、それだけ騒ぐのも当然と言えば当然です。然し、騒ぐばかりで学習させるための方法論については、古いしがらみに縛り付けられたままの方法であり、そこには、勉強を楽しませるという工夫に圧倒的に欠けているのではないかと思います。そこで提案したいところなのですが、ゲーム業界とタッグを組めないものでしょうか?今、色々な勉強教材が出ておりますが、それを思い切ってゲーム業界に仕事を任せてほしいと思っています。例えば、DSを使って学習をしたりする事によって、小学生はまるでゲームをしているような楽しい感覚で勉強に取り組めると思うのです。(今も似たようなゲームソフトが出ていますが、それらを発展させる形です。)現在の勉強の仕方は楽しませ方が工夫されていないように感じます。そこで、楽しませ方を研究しているゲーム業界とコラボレートする事によって、楽しさと学習の混在を成立させる手法を模索するわけです。古い考え方に縛られずに勉強を楽しいものだと小学生に分かり易く感じさせるには、有効な方法ではないかと思います。今までは、勉強は勉強でしかありませんでした。ですから、勉強をゲームに、ゲームを勉強にという発想を試してみる事は無駄ではありません。よくゲームは中毒性が高いというご指摘を受けますが、それを良い方向に利用すれば、必ずや国にとっても有益な結果を導けるのではないかと考えています。ゲームを学習教材に!是非、政府は検討してほしいところです。ゲーム業界にとっては、子供がゲームに慣れ親しむ機会を得られるために有益ですし、国にとっては子供の学習意欲を自然に向上させる事が出来るために有益であると考えます。もし、当ブログをご覧になっている政府関係者がいらっしゃいましたら、是非、ご検討下さいますようにお願い申し上げます。
2006.07.12
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昨年度も紹介しましたが、今年もCEDECが開催される季節がやってきました。このCEDECは、ゲーム業界で活躍する人間が集結し、最新のゲーム開発に役立つ最新技術、ビジネスを学ぶ場を提供しております。このCEDECの良いところは、それに加えて一般の参加も許可している点にあります。今年は、8月30日~9月1日の3日間開催されますので、是非、ゲーム業界の詳細を知りたい方は、ご参加を検討されてはどうでしょうか?「CEDECのホームページリンクです。」今回のCEDECには、私も参加する予定です。例によって、今年も知人の講習がありますので、そこを中心に周ろうと考えています。さて、昨年度は私のブログではCEDECだけの紹介だけで終わっておりましたが、今回は私が注目するセッションの内容を列挙してみたいと思います。ご興味があれば、是非ご参加下さい。その際には、気付かないところで私と出会っているかもしれません。では、以下が私が選ぶ要注目セッションです。1.チーム内プログラマから見たICO/ワンダと巨像の制作について ワンダと巨像は目立たないかもしれませんが、沢山の素晴らしい技術が導入された作品です。 次世代機では標準的である技法等も、近似的に表現する事によってPS2に落とし込み、 美しい独特の映像美表現を可能にしています。 その作品について、チームのプログラマーである関、杉山、両氏によって解説が行われます。2.SIMPLEシリーズのビジネススタイル ゲーム業界でも独自の路線を行くSIMPLEシリーズ、その低価格とは裏腹に、 ディースリー社は高い利益を確保しているようです。 その開発のノウハウ、ビジネスプランを同社の常務取締役の岡島氏が講演します。3.プロデューサー vs. ディレクター ~大神の乱~ ゲーム業界内でも評判が良かった、PS2用ゲーム「大神」、 その製作でのやり取りが赤裸々に語られます。 ゲーム業界以外の人間でも、すんなり聞き易いセッションとなりそうです。 講演を担当するのは、プロデューサーの稲葉氏とディレクターの神谷氏です。4.ファンタシースターユニバースの開発現場より~5年間の歩み~ 家庭用ゲーム機のネットワークRPGの先駆者である、ファンタシースターシリーズ、 その開発ノウハウ、制作秘話が明かされます。 講演は、セガの研究開発部に所属する、節政氏と酒井氏によって行われます。5.FINAL FANTASY 12解体新書 常に時代の先端を走っていたファイナルファンタジーシリーズ(以下、FF)、 その開発現場、方法はひたすらに闇の中に隠されてきました。 今回は、そのFFがどのように開発されたのか、どのような技術が用いられているのかを、 スクウェアエニックスのプログラマーが解説します。6.次世代機に向けたゲームエンジンの設計 次世代機のゲーム開発は複雑化、大規模化の一途です。 それらにどのように対応するべきなのかを実際の開発事例を参考に講演します。 講演担当者は、カプコン社のメインシステム設計を担当する石田氏です。それでは、皆さん、CEDECでお会いしましょう!
2006.07.10
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”くそゲー”と呼ばれるゲームが存在します。ゲーム発売後には、製作者も、この烙印を押されないか戦々恐々としています。ユーザーの皆さんも、この”くそゲー”に出会って怒りを感じた事もあるでしょう。さて、この”くそゲー”ですが、ゲーム業界に必要でしょうか?全てのゲームが完成された面白いゲームという状況は素晴らしい状況であると言えます。然し、私としては、時には、このような物もゲーム産業には必要では無いかと考えています。過去、ゲームにおける草創期には愛すべき”くそゲー”が存在しました。振り返って、今はどうでしょうか?確かに、今も変わらずに存在はしております。然し、そのくそゲーは単純に面白くないゲームでしかありません。愛す事の出来ない”くそゲー”となってしまっているわけです。ゲームという物も時代を経て、ゲームとしての文法が確立されてまいりました。それは、どのゲームであれ、一定以上の面白さを提供する事が容易になった事を意味します。但し、それは、愛すべき”くそゲー”が誕生する機会を失ってしまったと言えるのではないでしょうか?現在は、中途半端に面白く無いゲームは数多くあれこそ、悪い意味で極めたゲームという物は存在しなくなってしまいました。ゲームの技術、文法が確立した今だからこそ、愛すべき”くそゲー”が再び生まれる事が必要なのではないでしょうか?ただの”くそゲー”はゲーム業界には必要ありません。何事も中途半端が一番、いけない事です。”くそゲー”を作るなら志を持って、”くそゲー”を作れという事です。私も、稀に意図的に”くそゲー”を作りたくなります・・・勿論、会社側はそんな事は許すわけもありません。時間があれば、作ってフリーで配る等したいですね。(くそゲーでは、お金を取ってはいけませんよね・・・)
2006.07.07
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ゲーム雑誌というものは世の中に数知れず存在しております。ゲームというカテゴリーを扱った雑誌という特性もあって、ゲーム雑誌会社とゲーム会社には、沢山のやり取りがあります。特に、激しいやり取りがされるのが雑誌での掲載ページ数です。このページ数は多ければ多いほどに宣伝効果もあるために、基本的には何処の会社も一定以上のページ数を掲載してほしいと願っています。そして、この掲載ページ数ですが、雑誌社が先導して決めているかと言えば、必ずしも、そうではありません。ゲーム制作会社との何回にも及ぶ打ち合わせの末、決定される場合が多々あります。このページ数は、掲載1ヶ月以上も前から雑誌社に資料を持ち運び、果たして、そのページ数の掲載に耐えられるだけのネタがあるのか、その他、沢山の検討の結果として掲載ページ数が決定されます。その掲載までの間、ゲーム開発会社とゲーム雑誌社でのページ数をめぐっての攻防が行われるのです。何気なく目にしている雑誌ですが、水面下では、沢山の攻防があった上で一つの雑誌が出来上がっていくのです。ゲームを完成させるまでには、このような開発とは違うところでも、多大な労力を割いて交渉している人間がいます。そのような事が積み重なってユーザーの皆様にゲームを認知してもらい、そして販売へと繋がっていくのです。ゲームが売れるのかどうか、こんなやり取りの一つ一つも重要な要素です。よく面白いゲームを作っているが売り上げに結びついていない事もありますが、そのような会社は、このような交渉役だったり営業が弱い傾向にもあります。面白いゲームを幅広く普及するには、ゲーム開発以外の部分でも、戦って勝てるだけの人間が必要です。業界にとっては優秀な交渉者はダイヤモンドよりも貴重な存在と言えます。今後のゲーム業界を盛り上げるためには、もっと沢山の優秀な交渉人が必要です。そのような存在がゲーム業界に魅力を感じ入って来てくれる事を願う次第です。
2006.07.05
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先日のマイクロソフト社のビルゲイツの引退宣言は、世界に少なくない衝撃を与えました。言わずとも知れた世界最大規模の企業の最高責任者の引退は、今後のマイクロソフトにおける変革を予感させるものであります。然し、今回の引退宣言、少し前のソニー社の社長交代劇、世界有数企業、ライバル企業の似たような時期の似たような交代劇、これを偶然と片付けるべきかと言えば、否であると感じます。時代という流れの中で、重要な変革期というのは、節目に必ずやって来ました。その大きな変革期が、正にこれから何年かをかけて起ろうとしている事を、今回の一連の引退、交代劇を表しているであろうと思います。今後、時代はパラダイムシフトの真っ只中へと送り込まれる事になるでしょう。思い返せば、最近では、沢山の変革期が同時に訪れております。当ブログでも扱うゲームに関する問題、今回の次世代機争いが今までの争いと様相が全く違う事については再び述べるまでもないでしょう。加えて、PC界における半導体という最重要部分に関する設計概念の変革、これは、ソフトウェア、ハードウェア産業にとって、何十年に一度かに起る変革です。更に、アナログからデジタルへの急速なる転換、日本でも一般的話題とも思えるTVのアナログ配信からデジタル配信への完全なる転換等、この手の話題も枚挙に遑がないです。世界情勢についても、ここ数年のおいて、テロと国というように、既成概念とは違う戦争の構図が浮かび上がってきました。これらの同時期に起る変革は偶然の積み重ね等ではなく、時代そのものが大きな変革期に来ているために、積み重なったに過ぎないと考えられます。そららの変革に対応すべく、この世界的最大規模の企業のトップは、今回のような結論に至ったのではないかと思います。ここらへんは、流石な世界有数の企業の判断と言えるでしょう。さて、この変革期ですが、停滞していてはいけません。各企業は停滞を良しとせず、変革へと目を向けていく事が必要です。変革期には新しいビジネスチャンスも同時に生まれるものですし、古いビジネスが消失する可能性もあります。私も、この変革の時代に上手く乗っていきたいと思います。
2006.07.03
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