明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。お正月はやはり煌びやかにいきたいものですね。私も今日は大好きな銀彩の器をいろいろ使ってみました。お年賀で頂いた つちや
の大きな干し柿 「御前白柿」
は、 安藤雅信
さんの銀彩花皿に乗せました。これは去年の夏、安藤さんのアトリエ兼ショップ 「ギャルリももぐさ」
に行った時に購入したものです。
「御前白柿」 に使われている 堂上蜂屋柿 は岐阜県美濃加茂市にある集落で採れる渋柿で、この柿から作られる干し柿は平安時代から朝廷に献上されていたそうです。江戸時代には干柿一個=米一升で計算されていたという記録も。その堂上蜂屋柿を使っているのがこの 「御前白柿」 。形の良い柿を選び、丁寧に皮をむいて、竹のすだれに吊るします。そして40日間の間、昼は日光に当てながら、毎日一個一個ワラのハケでブラッシング、夜は露を避け、屋内に取り入れます。一滴でも水がつくと果糖の結晶ができないそう。この1つの干柿に多くの労力と愛情が掛けられているのですね~。
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