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bunakishike

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2005年12月24日
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ビジネス知識源
12月23日号に、面白いことが書かれてありましたので、ご紹介いたします。

(引用開始)
日本の住宅はマンション・木造を含めば、5000万軒です。その
うち何戸が、危ないのか。危ない物件が、仮に1000万件なら、
大変です。

過去の不良債権問題をはるかに超える激震になります。
生命に係わる問題ですから、はるかに重大です。

1981年以前に建った建物は多くが「既存不適格」とされていま
す。建築当時は適法であっても、1981年以後の耐震基準に合わ
ないものがあるという意味です。阪神淡路大震災やその後の地震で、
全壊した建物の多くはこれでしたね。

住宅の新築または中古をこれから買う人は、資産を失わないため、
あるいはローン負債だけを抱えないために、契約前に「住宅品質に
ついての保証保険」を求めたほうがいいでしょう。納得できなかっ
たら、買うべきではない。

住宅販売業界がすすんでは言わないために、一般には知られていま
せんが、2000年から導入された瑕疵担保責任制度に基づいて「
品質保証保険」がついた物件もあります。

大きな品質問題が起これば、一般に、住宅業者に瑕疵担保責任はあ
っても、肝心の支払い能力がなくなります。今回のヒューザー、木
村建設、総研、検査機構も保証能力はない。

この保険は、施工者等が倒産したとき、保険機構を通じ消費者に保
険金を支払うというものです。銀行の預金保険機構にも似ています。
しかし残念なことに、保険制度に加入している業者は、ごく少数に
過ぎません。住宅業者の、業界としての意識の低さが伺われます。
http://www.ohw.or.jp/

私が住んでいるのは木造2階建てです。今の制度では、資格をもつ
建築士が設計していれば、構造の書類と確認検査がなくても、建築
されます。つまり耐震性を保証するのは、「建築士の良心」のみで
す。調べてはじめて分かりましたが、危ういものです。

【びっくりすること】
「重量鉄骨、鉄筋コンクリート造り、木造3階建ては別として、木
造住宅、プレハブ住宅のすべては、建物の耐震性はもちろん耐久性、
断熱性など、建物の骨格になる部分は審査されない・・・」

今の建築基準法は、こうした、重大な欠陥をもつ法です。

(一部省略)

住宅や建物は一旦建てば、50年、60年も使われます。
つまり戦後の、すべての物件が問われることになります。

1000万円の銀行預金が大丈夫かと心配するより、大きなことは
「自分の住んでいる3000万円の住宅の耐震性は、どこまで大丈
夫か」ということでしょうね。

(引用終わり)

 どうやら、この法律は性善説を前提にしたものの様です。
今回の事件は、昔の日本人だったら当たり前だったことが、
現在では当たり前でなくなったことが大きな原因なのでしょう。
モラルの喪失、これは戦後一貫して行われてきた自虐史観に基づく教育が、
大きな役割を果たしてきたものと思われます。
今後、今回の事件に関わらず、いろいろな分野で不祥事が発覚していく様な気がします。
 個人的なことですが、私の実家がことし築二十数年で、
たててから数年経ってから次第に傾き始め、
今年やっと土台の修正工事を行いました。
もう10年くらい前から、建具がちゃんと閉まらなくなったり、
窓もちゃんと閉まらないので、外気が入ってくるなど、
いろいろ不具合が出ていました。
家を建てる前の、土を盛った時の固め方が不十分なために、
次第に沈んでいったことが原因だったようです。
結局、土壌の診断と、ジャッキアップによる土台の修正を行いました。
結構お金がかかりましたが、既に施工した業者も分からなくなっていますし、
責任をとってもらうことも出来ませんでした。
やはり、事前に保険の有無などをチェックして、
十分信頼できる業者に依頼することが必要ですね。
とはいっても、なかなか素人には分かりませんし、
悩ましいところです。





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Last updated  2005年12月24日 13時17分36秒 コメントを書く
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