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カフェインは胃液の分泌を増加させます。適度であれば食欲増進しますが、過剰になると消化性潰瘍のリスクを高めることにもなります。そのほか、眠気や疲労感をとり、思考力や注意力を増す作用、脳血管を収縮させる作用もあるので、片頭痛がやわらぐ作用があります。そのため市販の鎮痛薬、風邪薬、乗り物酔い薬などにもカフェインが配合されています。また、カフェインの作用として、覚醒作用・利尿作用などが挙げられます。カフェインは、脳の中枢神経に興奮的に作用(覚醒作用)するため、眠気を防いで知的作業能力を向上させたり運動能力を向上させたりする効果があります。また、カフェインを摂取して適度な運動を行うと、筋肉中の栄養源(ブドウ糖=グリコーゲン)よりも先に、脂肪をエネルギー源として利用する現象がみられ、持久力の向上に役立ちます。さらに、お茶は二日酔いにも効果があるといわれますが、これもカフェインの働きによってアルコールの代謝が高められるためです。また、歴史的にみて人類がお茶を嗜好飲料として飲むようになったのは、カフェインの作用によって気分が爽快になるためだと考えられています。しかし毎日大量にカフェインをとり続けていると、カフェインがきれたときに血管が拡張して頭痛が起こったりします。そしてまたカフェインを摂取するとその頭痛は治まるけれど、またきれると頭痛が起こるといった、中毒になってしまうこともあります。何事も、程々がいいようですね。
2011/05/27
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「歯10本以上で認知症予防効果」があるそうです。8020運動(80歳で20本以上の歯を残そうとする運動)もだてではないようですね。2011年5月22日 提供:読売新聞 です。 75歳以上で身の回りのことを一人でできる人(自立高齢者)のうち、歯が10本以上残っている人の割合は、認知症の場合より2・2倍高いことが、県歯科医師会の調査でわかった。同会では、早めの口腔(こうくう)ケアが認知症予防に効果があるとみて、関係機関と連携して啓発を進めている。 県歯科医師会は2008年から10年にかけて、県内の75-84歳の計682人(男性278人、女性404人)を対象にアンケートを実施。このうち、自立高齢者は587人で、認知症の人は95人。認知症のため自ら説明できない人には、介護者から聞き取りした。 その結果、歯が10本以上残っている人は、自立高齢者が49・6%だったのに対し、認知症の人は半分以下の22・1%にとどまった。「硬いものがかめるか」という質問でも、「かめる」と答えたのは、自立高齢者が70%で、認知症の人は40%。自立高齢者の65・4%は入れ歯をしているが、認知症の人は35・8%と低かった。 同会では、実際にそれぞれの口腔状態を調べたうえで、北九州市にある九州歯科大の柿木保明教授(摂食機能リハビリテーション学)にデータの分析を依頼。柿木教授は「要介護度が進んでいる人ほど、口腔機能が低下していた。認知症の進行とも因果関係があると推測される」との見解を示した。 結果を踏まえ、歯科医でなくても、口の中の清潔度や病気などを確認できるチェックシートを1500部作成し、県内の保健所や介護施設などに配った。 中心となって調査を進めた歯科医の服部信一さん(59)は「早期に虫歯や歯周病の治療を行ったり、入れ歯を入れたりして、かむ機能を維持すれば、認知症の予防をしたり進行を遅らせたりできる可能性がある。高齢者に歯の定期健診を受けることや早めのケアを促したい」と話している。
2011/05/23
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放射線被爆について、第3弾、子供と放射線です。朝日新聞からです。 Q 子どもは、放射線に特に注意が必要なの? A 大人よりも放射線の影響を受けやすい。成長期の子どもは細胞分裂が活発で、細胞が放射線で傷つく可能性が高くなる。がんが増えるとしても、放射線を浴びて何十年もたってから起きることがある。先の長い子どもの方が影響があらわれやすいといえる。胎児も将来、同じような傾向があると考えられている。 Q 子どもと大人でどれくらい違う? A 広島と長崎の原爆被爆者の調査では、子どもの時に受けた放射線の影響による致死的ながんのリスクは大人の2~3倍とみられている。ただ、100ミリシーベルト以下の線量では、はっきりとした健康への影響は出ていない。 Q 子どもに起きやすいがんもある? A 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の後、当時子どもだった人で甲状腺がんが増えた。放射性のヨウ素131を含む牛乳などを飲んだため内部被曝した。子どもの甲状腺は放射性ヨウ素の影響を受けやすい。日本では牛乳や水道水の放射性物質を検査しているので、このような内部被曝の可能性は低くなっている。 Q 飲食物の基準はどうなっているの。 A 飲料水や牛乳に含まれるヨウ素131が1キロ当たり300ベクレルを超えたものは出荷を止める。乳児向けは特に100ベクレルにした。そのほかの基準は年齢別でないが、原子力安全委員会が飲食物に含まれる放射性物質の基準を作ったとき、乳児、幼児、成人の三つの年齢層別に、体への影響度や平均的な摂取量を考慮して別々に影響を計算した。最も影響が出やすい年齢層に合わせて基準ができている。 Q 学校は大丈夫? A 福島県内では、幼稚園や小中学校の校庭で放射線量を測っている。1年間に予想される被曝線量が20ミリシーベルトを上回る学校では屋外の活動を制限したり、土や砂が口に入らないように注意したりしている。 屋外にいるより屋内の方が、屋内でも木造よりコンクリートの建物の方が線量が減る。福島県内の学校で調べた結果によると、校庭に比べて校舎内は10分の1前後に下がっている。 Q 妊婦への影響は? A 妊娠初期の胎児は特に放射線の影響を受けやすいとされる。100ミリシーベルトを超える強い放射線を一度に浴びると流産や胎児の発達への影響が出る可能性がある。放射性物質の大量放出がない限り、今の原発周辺の住民が、一度に強い放射線を浴びてしまうような心配はない。
2011/05/19
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昨日の続きで、放射線被爆に関して、朝日新聞からです。被曝線量の目安は? 社会的状況も考慮 Q 放射線は、わずかでも浴びると危ないの? A 私たちは普段から、宇宙や大地など自然界から放射線を浴びている。人体が受ける放射線量は「シーベルト」という単位で表す。自然界から浴びる放射線量の平均は年間2・4ミリシーベルト(1シーベルトは1千ミリシーベルト)に上る。病院の検査でも、放射線を浴びるね。例えば胸のX線CT検査は、1回6・9ミリシーベルトだ。 Q 被曝の限度量の目安はないの? A 自然界や医療機器から浴びる放射線を除き、一般の人が人工的に浴びる放射線量の限度は、年間1ミリシーベルトとなっている。 Q 避難を求められるのは、20ミリシーベルト以上と聞いたけど? A 放射線の影響は、1時間あたりの放射線量と浴び続けた時間をかけた値で考える。国は1年間の累積放射線量が20ミリシーベルトを超えそうな地域を「計画的避難区域」とした。国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告をもとに決めたんだ。 Q どういうこと? A ICRPは放射線防護の専門家でつくる国際組織で、平時の上限は一般人で1ミリシーベルトとしている。ただ、原発事故などの緊急時は20~100ミリシーベルトの範囲内で対策を取るよう勧告を出している。国は、現在は緊急時にあたるとして、下限の20ミリシーベルトを避難の目安にした。 Q 1ミリシーベルトの10倍も浴びても大丈夫なの? A 確かに、放射線は浴びないに越したことはない。ただ、年間被曝量1ミリシーベルトを超えた地域を避難の対象とすると、多くの住民が避難しなければならないなど、社会的影響が大きい。そのため、ICRPは20~100ミリシーベルトの範囲で考えるよう勧告したんだ。 Q ということは、100ミリシーベルトまでは浴びても大丈夫なの? A 広島や長崎の被爆者への疫学調査では、被曝量が100ミリシーベルトを超えなければ、体に明確な影響は出ないとされた。100ミリシーベルトで、がんになるリスクが1千人につき5人増える、とICRPは試算している。 Q できるだけ浴びない方がいいよね。 A 年間数十ミリシーベルトの被曝で長期的にどんな健康影響が起きるかは、よくわかっていない。 それでも、低い線量でも低いなりにわずかな健康影響のリスクがあるという仮説に立って、放射線の影響から身を守る規制ができている。経済的、社会的な状況を考えて、合理的にできる限り、低くするという考え方だ。無理に避難をして、健康を害するリスクもある。さまざまなリスクとのバランスで考えることが大切だ。
2011/05/19
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朝日新聞からです。放射線を浴びることについて色々な情報が飛び交っていますが、分かり易くまとめています。2回に分けて掲載します。 Q 放射線を浴びるとどんな影響があるの? A 細胞の中の遺伝子が壊れたり、構造が変わったりする可能性があ るが、少量の放射線なら人体には影響しない。しかし大量に浴び ると、体に備わっている修復能力が追いつかなくなる。すると、 体にいろいろな障害が出るんだ。 Q 放射線を浴びると、すぐ影響が出るの? A すぐ影響が出る「急性障害」と、何年も経ってから出る「晩発性 障害」の2種類ある。 Q 急性障害って? A 髪の毛が抜けたり、皮膚がやけどしたりといった症状が被曝後、 遅くとも2~3カ月以内に現れる。精巣や卵巣といった臓器がダ メージを受けると、不妊の原因にもなる。比較的短い期間に大量 の放射線を浴びた場合に起こり、あまりにも線量が多い場合は、 亡くなることもある。 Q 晩発性障害は? A 数~数十年後に、がんとして出る障害のことだ。低い線量を長期 間浴びた後、時間が経ってから現れる。白血病の場合は被曝後2 ~3年で増え始め、6~7年後にピークとなる。その他のがんで は、がんになる人が増える高年齢層になると、発症すると考えら れている。 Q 福島第一原発事故でも、影響を受ける可能性があるの? A 少なくとも現段階で、髪の毛が抜けたり皮膚をやけどしたりとい った急性障害が、一般の人に出ることはあり得ない。周辺住民の 人たちは、一度に大量の被曝をしていないからだ。ただ、将来的 に発がんリスクが上がることがないか、今後、調べていくことは 必要だろう。 Q 被曝量はどうやって測るの? A 被曝には「外部被曝」と「内部被曝」がある。外部被曝は、体外 から放射線を浴びること。「個人線量計」を身につけていれば、 測ることができる。内部被曝は、放射性物質を口から吸い込んだ り、飲食物などを通じて体内から浴びることをいう。「ホールボ ディーカウンター」という装置で測るが、原発内や専門医療機関 内にしか設置されていない。 Q 放射性物質によって、体への影響は違うの? A ヨウ素は甲状腺に集まる性質があり、甲状腺がんの原因となる。 セシウムは様々な臓器に吸収され、将来、がんを起こす可能性が ある。ストロンチウムは骨に沈着し、白血病の原因になりやす い。プルトニウムも骨に集まりやすく、周囲の組織にもダメージ を与える可能性がある。
2011/05/17
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年齢にもよりますが、脈拍が1分間に110~120を越えると無酸素運動になります。重量挙げ、懸垂(けんすい)、腕立て伏せ、短距離全力疾走などは、酸素を取り込まずに行われるので「無酸素運動」と呼ばれ、心臓にも負担をかけるので注意が必要ですが筋力の維持・向上には必要な運動です。ただし息をとめて力むような運動も極端な血圧の上昇を招き、心臓や血管の負荷になります。「有酸素運動」とはウオーキング(速歩)、ジョギング、サイクリング、水中運動等であり、運動の強さは、自分の能力の5割程度、つまり、軽く汗ばむ程度がよいとされています。脈拍が1分間に110~120を越えない程度が目安ですが、鼻歌まじりでできる「にこにこペース」がお勧めです。ただし、循環器疾患等をお持ちの方は、具体的な運動の程度を主治医にお尋ね下さい。このような有酸素運動は高血圧の改善や予防など、健康のために運動をするときには、1週間に1回まとめて長い時間行なうよりも、1日30~45分位、出来れば毎日、ないしは週に3~4日行うことがお勧めです。無理して一時的に長くやることよりも、続けることが大事です。また、従来は、ウォーキングなどでも、1回に20分以上まとめてやらないと運動効果はないと考えられていました。しかし、最近では、細切れであってもやり続けることで十分な効果があることが証明されています。従って、早歩きを通勤時の往復に10分ずつ、昼休みに15分やれば、りっぱな有酸素運動になります。このような軽い運動でも、続けると10週間位で半数の人が収縮期血圧で20mmHg以上、拡張期血圧10mmHg以上の降圧効果が認めたとの結果もあるようです。 有酸素運動で体内脂肪を燃焼させ、無酸素運動で筋肉量を増やして基礎代謝を大きくすることが、脂質異常症、高血圧、肥満・・等の生活習慣病の予防と改善に役立ちます。食事だけのダイエットは体内脂肪と同時に筋肉量も落とし、骨も脆くしてしまい、元の食事量に戻すと急激に太るリバウンドの恐れがありますので、ご注意くださいね。
2011/05/15
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死者全体の6割が慢性疾患者で、3610万人 08年の調査 2011年4月28日 提供:共同通信社 生活習慣の大切さを伝える記事です。病院や施設で寝たきりで死ぬより、元気でコロリと行きたいもんもです。 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は27日、ガンや糖尿病など慢性的な非伝染性疾患による死者が2008年に世界で3610万人に上り、同年の死者全体の63%を占めたとの統計を発表した。 WHOは、今後対策を取らなければ30年までにその数は年間5200万人に達する恐れがあると指摘。国連は今年9月、栄養管理やたばこ、アルコールの規制などを話し合う非伝染性疾患対策の国際会議を開く。 非伝染性疾患による死者の約8割は低中所得国で発生。適切な医療で危険性は大きく減るという。 日本に関しては、太りすぎの男性の割合が05年の34%から15年には41%に上昇すると分析。心疾患や糖尿病のほとんどは食事管理や適度な運動、禁煙により防げるとしている。
2011/05/08
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朝日新聞からです。Q&A 形式で分かり易く開設しています。原発はすべて、廃止すべきでしょうが、電力の消費をまかなうには、火力発電等だけではまかないきれないようですね。苦労して造ってきた文明が、首を絞めてきているようです。クーラーも電灯もない原始生活に戻るべきなのでしょうか?放射線を出して減る。物質により時間は違うよ 。ホー先生 放射能が心配で校庭の土を削った学校があったぞ。なぜじゃ。 A 人体に害がある放射線を出す放射性物質は、熱しても、薬品をかけても消すことができない。ばい菌を消毒するようなわけにはいかないんだ。 ホ やっかいじゃのう。ずっと変わらないのか。 A いや、放射性物質は時間がたてば減る。放射線を出して別の物質に変わっていくんだ。もとあった量の半分になる時間のことを半減期(はんげんき)というよ。放置していても減りはするけれど、半減期を早める方法もない。原子炉の中にある放射性物質も、外部に漏れだしてしまった放射性物質も同じだ。 ホ 半減期は物質によって違うのか。 A そう。例えば食品や海水、大気中から見つかって問題になっているヨウ素131の半減期は8日。土壌汚染の原因になっているセシウム137は約30年にもなるんだ。 ホ わかりやすく説明してくれ。 A ヨウ素131は、キセノン131という物質に変わることで8日ごとに半分になっていく。16日で4分の1、24日で8分の1に減り、32日で16分の1になる。3カ月弱で1千分の1以下になる。半減期が約30年のセシウム137は、1千分の1以下になるのに300年かかる計算だ。平常時の1千倍の放射線が検出された場所もあったことも考えると、大変な問題だ。 ホ 半減期が短いものは早くなくなるんじゃな。 A 早く減る物質は短時間でたくさんの放射線を出す。逆に、半減期が7億380万年のウラン235は、我々が生きている間はほとんど量が変わらず、あまり放射線を出さない。 ホ 単純ではないな。 A 体に蓄積(ちくせき)されやすい物質かどうかの注意も必要だ。ヨウ素131は甲状腺(こうじょうせん)に、ストロンチウム90は骨にたまりやすい。ともにがんの原因になる恐れがあるんだ。 (2011年5月5日付 朝日新聞朝刊から)
2011/05/08
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