風の吹くまま 気の向くまま

風の吹くまま 気の向くまま

2005.07.03
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カテゴリ: 本棚
 この本はなんだか入りにくいような気がして、ずっと避けていたんですが、とうとう読んでしまいました~。

 最初のうちは、近未来だけど価値観がかなり変わった時代設定のせいか、とっつきにくい感じで読みました。出てくる少女たちも妙にぎこちなくて(そういうタチの子だったからですが)、違和感感じまくりでしたが、だんだん変化していった姿がとても頼もしく感じられました。
 おじさんおばさんががんばっていたのもよかったです。

 やはりコミュニケーションは大事だよー・・・。リアル・コンタクトってやつ。

 後半だんだん盛り上がってきてサスペンス色が強まって、巨大な敵を前に八方ふさがりで絶望的な状況に陥っているところなどは、松岡圭祐の千里眼シリーズのようなドキドキハラハラ状態で読んでいました。

 そしてクライマックス・・・来るゾ来るゾ~と思っていた彼女が現れたときには思わずニヤリ(どうやってきたのかわからないところが(^^;))。あのぶっ飛び方には心の中で拍手でした。
 それにしても、どれだけ強大に見えていても、黒幕の考えているようなことは、やっぱりバカバカしいんだなあ、と思ったりしました。

 人を殺すことはいけないこと・・・という部分での彼女の思い、あのラストで解決はできてないというか、それに限らずいろいろなことが問題提起されて、でも答えはそう簡単には出ず、考えるべきことはたくさんあったかなあと思いました。
 読んだ人がちゃんと考えてくれればいいなあとも思いました。(読む人は若い世代が多いと思うので)



 ところで味のことで思ったこと。
 メロン味とかイチゴ味とか、お菓子にいろいろな味がつけられていますが、食べるときに本当のメロンやイチゴの味と思って食べているわけじゃないということに気がつきました。
 本物の味とはどうもちがうよね。

 あと、私が読んだのは徳間ノベルズ版(04年11月30日初版)なのですが、どう考えても誤植(変換ミス?)としか思えないところを2カ所発見・・・誤植よね?ね?ちがう?(ちなみにP225とP308)だって京極さんだから、一瞬考えちゃうんですけど・・・。

ルー=ガルー





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最終更新日  2005.07.03 21:54:04
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