風の吹くまま 気の向くまま

風の吹くまま 気の向くまま

2005.08.10
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カテゴリ: 本棚
 朝比奈耕作最後の事件その2巻。
 個人的には、「村」というのは無理につけることもないんじゃないの・・・と思っていますが。

 朝比奈耕作のところに突然かかってきた電話。「あなたは僕のお兄さんです」といきなり告げた相手は、『鳥啼村』で出会った鳥神翼。
 その2週間後、函館の洋館で火災が起き、焼け跡から舌を切られた惨殺体が発見される。その妻の占い師は、「赤い鳥」という宝石をねらった犯行だと主張。そして、『青龍村』でも現れた、尾車教授と朝比奈耕之介と名乗る二人組がまたもあらわれた。

 今回は、朝比奈耕作の語りだったので、耕作の心の動きが今までになく描かれています。こんなに動揺する人だっけ?と思ってしまった。しかも友人の平田くんにあてた手紙のようで、遺書の一部?という気も・・・。

 いきなり身辺整理をし始めた耕作。「死」の予感。事件の謎を追う中で、突然のアクシデントによりますます傷つき・・・まあそれによって事件の謎が解けたようなものですが、作者は朝比奈耕作を痛めつけようとしていますね。
 事件そのものは耕作に直接関わるものではないにしろ、ちょこちょこといろいろな断片が耕作につながってきます。
 このシリーズは、宝石絡みで話が進むようなので、あと「白虎」と「玄武」の二つが出てくるわけですね。
 宝石の謎と二人組の正体はこの先の話で、ですね。




朱雀村の惨劇





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最終更新日  2005.08.10 13:32:26
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