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ドイツのサイトを見ると、R1250R のいわゆる標準装備は次のようなものになってます。ドイツではこういうバイクも買えるということ。日本国内向けにもひとつを除き、この標準装備は付いてくるはずである。
振り返るつもりで勉強してみた。誤りがあるかもしれない。
〇Standard equipment(標準装備品)
・TFT color display with connectivity
携帯電話、ヘルメットに取り付けるヘッドセットなどをブルートゥースでつなげることができる液晶画面ということ。電話も受けられる。
2023年ではこのTFTに変更があったようだ。
・Full LED headlights
光源全てがLEDのヘッドライトのこと。
標準装備ではいわゆる「コーナーリングライト」は付いてない。
中学校か高校の英語の授業では、ヘッドランプ(head lamp)と教えてもらった気がする。イギリス英語とアメリカ英語の違い?
・DTC (Dynamic Traction Control)
加速時のリアタイヤの空転、前輪が浮き(ウイリー)を防ぐ装置
前輪と後輪の回転速度の比較、バイクの傾斜を考慮し、エンジン・トルクをコントロールする。
安心してガバッとスロットルを開けることができる。
・3 driving modes (Eco, Rain and Road)
乗り手が選ぶことのできる走りのモードである。
選んだモードにより、バイクがエンジン特性やサスペンションを調整する。
2023年からは Eco が加わった。2022年までの日本向けの R1250R は Road、Rain、Dinamic、Dinamic Pro の五つのモードが付いている。海外では Dinamic、Dinamic Pro はオプション設定である。
・HSC (Hill Start Control)
勾配のある道路に停車したときに、四輪のパーキング・ブレーキのようなものが作動する。
スタートすると自動で解除されるのだが、慣れないと発進がぎくしゃくする。
坂道で停止したときにブレーキをかけている必要がなく楽である。
勾配によって自動で作動するモードと停止時にハンドレバーを強く引くと作動するモードを選択できる。
・USB charging socket
最近では当たり前になってきた。
R1250R では、ガソリンタンクとエンジンのシリンダーの間にある。どうしてこんなところに付いているのだろう。
・Intelligent emergency call 事故が発生したときに、自動的に BMW コール センターに連絡する装置。 日本国内向けのモデルには装着されない。
・DBC (Dynamic Brake Control)
ブレーキ・レバーが瞬間的に強く引かれると、バイクが緊急ブレーキと判断する。
この時、安全に停止するため、リア・ブレーキの制動力が強くなる。
また、ライダーが誤ってスロットルを開く方向に操作してもその操作が無効になる。 逆にライダーが急にスロットルを閉じる方向に操作してもエンジン・ブレーキが強くかからないよう、速度に応じたエンジン回転数に調整する。
この装備は私の R1250R には付いていない。
BMW Motorrad が最低限必要と判断した装備なのだと思う。
日本ではこの装備のみの R1250R を買うことはできないだろう。2022年までと同じように、BMW Motorrad Japan が決めた装備が付いた一つのモデルになるのと思う。
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