梅林庵

Saturday, April 17, 2021

　雨のち曇り　夕方に晴れました　晴れ　19.6℃　13.0℃

　午前4時起床。朝のうちは書斎に。朝食を終え、雨に為す術無しの午前でした。

　映画「血と骨」を観ました。梁石日（ヤン・ソギル）氏の自伝的小説を映画化。戦前・戦中・戦後、関西の朝鮮人コミュニティの暮らしを描き、主人公はその中に生きた粗暴の男です。鉄砲玉も避けて通る図太い巨漢、大男なのです。裸一貫、知的思考回路は無く、本能のまま行動しますが、それでいて計算ずく。己の好き嫌いが生きる物差しです。彼をビート・たけしが好演でした。全体的に荒っぽい内容でしたが、10点満点中9点をつけてもよいかなと。

　観ていて私、主人公金俊平に五味川純平の長編小説「戦争と人間」に出てくる朝鮮人・徐在林が重なりました。両者、生き様は異なるものの、描かれている人物像のイメージ、曖昧な言葉ですがポテンシャルの高さは同じかと。

　昼をした後はカープの中継を視ました。ドラゴンズに昨日のお返しを喰らいました。

　写真はお茶をした折、出てきたスイーツです。これ、妻の通うコーラスグループ、ピアノ担当の女性がこさえたものだそうです。全部手作り。桜餅は好物です。

　前後します。次の写真は朝刊に入った広告です。内容は聖火リレーのお知らせ。「Hope　Lights　Our　Way」（希望の道を、つなごう）がコンセプトと書いてありました。2日間で大分県内を通過する予定でした。

　裏面はこちら。私のまち・佐伯でも実施されるようで、交通規制を事細かく、でした。

　聖火リレーの実施には批判が多い、と報道されています。広告に「過度な密集が生じた場合は、リレーを中断する場合がある」と書いてあります。実際、密になっているようですが、中断はしていません。大阪の変則実施はこれが聖火リレーか、とても希望の道をつなぐような感じを受けませんでした。

　話は変わります。日米首脳会談で総理は大統領に「世界の団結の象徴として開催を実現する決意を会談で伝えた」とテレビが報じました。「バイデン大統領から（開催の）決意に対する支持を改めて表明していただいた」とも。毎日新聞は昨日「関係者は胸をなで下ろした。大会組織委員会のある幹部は久しぶりのグッドニュースと声を弾ませた。」と報じました。

　しかし、同日の東京新聞は「バイデン大統領からは『決意に対する支持』はあったものの開催自体を直接支持する発言は得られなかった。首相の説明からは『人類が新型コロナに打ち勝った証し』とした従来の表現が消え、米側記者から『開催は無責任』と厳しい質問が飛んだ。」と書いています。

　私見というか勝手な予想です。近々、政府の緊急事態宣言の発表に合わせる形で、国際オリンピック委員会も東京オリパラの中止を打ち出すことになるかと。

　夕刻、ランの格好に着替え、ひとっ走り。汗をかいた後、その儘Rさんと散歩。写真は向津留の水田と元越山の稜線です。水面が鏡のよう。

　おっ、クロちゃん、久しぶりだな。お前の行動半径にはいつもながら驚かされるよ。

　帰宅して風呂。汗を流した後にプシュッ。

　夜のお勤めは鮃のムニエルでした。

　キャベツと舞茸を塩焼きしていました。これがいけました。赤ワインで流しました。

　このところ、筍尽くしです。品は変わりませんがあれこれ手を替えて出てきます。

　書くことがないので笑い話を。

 後輩と昼飯。食堂に突っ込みました。持ち合わせに千円札がなく、券売機に1万円札を入れ、どれでも好きなボタンを押せと豪語しました。後輩はがめつい、欲な男でした。一番高いうな重定食2,500円を選ぶかな。違いました。払い戻しボタンを押し、出てきた一万円札を己の財布に仕舞いました。絶句。

　今日の一句

　今日のラン

　5km

　今日の酒

　SAPPORO麦とホップレギュラー缶1　アイリッシュ1ショット（食前）　赤ワインボトル半分　アイリッシュ2ショット（食後）

　今日の音楽

　なし

　今日の写真は拙宅庭に咲いたソロモンシールです。アマドコロという名ですが、PictureThisというスマホソフトを使ったら、前者の名前が表示されました。花言葉は「元気を出して」「心の痛みの分かる人」「小さな思い出」だそうです。

　もう一枚は父宅の庭、築山に咲いたエビネランです。