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相次ぐ遭難事故、4人死亡2人不明…北アなど大型連休中の27日から28日にかけて、長野県の北アルプスや富士山などで遭難事故が相次ぎ、4人が死亡、2人が行方不明となっている。北アルプス・白馬(しろうま)岳(2932メートル)の大雪渓で27日に発生し、1人が行方不明になった雪崩事故の現場付近では28日午前、新たに別のパーティーのものとみられる赤色のリュックサックなどが見つかった。長野県警大町署は、いずれも山口市の50歳と32歳の男性が行方不明だと発表した。2人は26日に入山したが、下山予定の27日になっても戻らず、家族と連絡が取れないという。同署は雪崩に巻き込まれた可能性があるとみて29日以降も捜索する。また、県警などの捜索隊は28日朝、27日から行方不明だった病院職員(56)を雪の下から発見。搬送先の病院で死亡が確認された。また、28日午後には、同県茅野市の八ヶ岳連峰・赤岳(2899メートル)山頂付近の登山道から約400メートル下の沢で、男性の遺体を県警ヘリが発見し、収容した。茅野署の発表によると、東京都の会社員(57)で、滑落死とみられる。嶋田さんは26日から1泊2日の予定で1人で入山していた。28日夕には、北ア・杓子岳(2812メートル)を登山中の男性から「仲間が落ちてしまった」と大町署に通報があり、県警ヘリが捜索。山中で男性を発見し、搬送先の病院で死亡を確認した。同署で身元を調べたところ、京都市自営業(57)と判明した。富士山では28日朝、山梨県側7合目付近の吉田大沢で男性が倒れているのが見つかり、防災ヘリで搬送されたが、病院で死亡が確認された。富士吉田署の発表によると、東京都会社員(53)で、27日から入山していた。滑落したとみられる。---残念なことに、この連休中も山岳遭難が続発してしまったようです。特に最後の富士山の例。山梨県側7合目付近の吉田大沢ですか!!一昨日富士山に登ったばかりですが、その記事の中で、登りは、途中から登山道を外れて、その右脇の谷筋を歩いていたのですが、風がやや強くて、上からいろんなものが落ちてくる。氷の破片や雪玉、小石まで落ちてきた。さすがに大きな石が落ちてくると困るので、途中で谷筋はやめて、夏の登山道に合流。と書きましたが、その「登山道を外れて、その右脇の谷筋」というのが、吉田大沢なのです。昭文社の登山地図には、名前が出ていないので、帰宅後にネットで写真などを調べて、それと分かりました。しかも、27日から入山ということは、私とほぼ一緒に登り始めたということではないですか。ひょっとすると、この人とどこかですれちがったかもしれません。確かに、途中からは硬いアイスバーンだし、上からいろんなものが落ちてくるので、このルートをずっと上まで登るのはキツイなあと思い、途中から夏道の吉田口登山道に合流したのですが、まさか人間まで降ってくるような場所だったとは。厳冬期より気温が高いとはいえ、7合目あたりから上はカチカチのアイスバーンだったので、滑れば危険な場所ではありますけど、たとえば穂高の涸沢からの登り(ザイテングラード)ほどの斜度ではなかったので、命の危険がある場所とは考えなかったなあ。(もちろん、上に登ればさらに斜度が増しますが)で、あと白馬岳で2件の遭難が発生しています。大雪渓での雪崩と、杓子岳(白馬岳の南に隣接する山で、更に南に隣接する白馬鑓ヶ岳とあわせて白馬三山と総称されます)。大雪渓にこの時期入山するのはどうなのかな、というのは正直やや疑問です。一般的に、厳冬期は雪崩の危険がある谷筋の登山道も、ゴールデンウィークには登れる場所が多い(穂高の涸沢や槍ヶ岳の槍沢など)のですが、白馬は槍穂高連峰より更に積雪量の多い場所なので、ゴールデンウィークはまだちょっと危険という印象を私は持っていました。というか、私の雪山の師匠(職場の元先輩)から、「この時期の大雪渓は、まだ危ないよ」と言われたことがあるので、その言葉を忠実に守っているのですが。6~7年前のゴールデンウイークに白馬方面を目指したこともありますが、栂池から入りました(悪天候のため、あえなく撤退)。実際、2年前のゴールデンウィークにも同じ白馬大雪渓で雪崩による遭難死が出ています。涸沢でもゴールデンウィークの時期の雪崩は、皆無ではないけれど、発生頻度は相当低い。それでも、何年かに一度は、涸沢より上部への登山は自粛を求められることがあります。私も、一度吹雪の中涸沢まで登ったら、翌朝「新雪で雪崩の危険があるので、今日はここから上は入山禁止です」と言われたことがあります。もちろん、素直に従いましたとも。命は惜しいですからね。そのかわり、その日は快晴になり、ふかふかの新雪をまとった穂高の山々はとてもきれいでした。で、最後に赤岳からの滑落です。赤岳も、2月とに登ったばかりです。うーーーーん。別の記事によると、「立場沢」で発見とのことです。登山地図で見ると、立場川というのは、赤岳と阿弥陀岳の間を南西に下る沢です。文三郎尾根から南側に滑落したか、または赤岳から南の権現岳を目指していて、西側に滑落したか、いずれかでしょう。27日は、風が若干強かった(富士山では)けれど、2月の猛烈な季節風に比べればそよ風みたいなものだと思いましたが・・・・・・。いずれにしても、今後も安全には充分気をつけて山登りをすることにします。さらに追記北アルプス奥穂高岳で男性転落、意識不明の重体 29日午前9時45分頃、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス・奥穂高岳(3190メートル)で、標高2983メートル地点にある穂高岳山荘の従業員が、近くの岩場に男性が倒れているのを見つけ、県警山岳警備隊に通報した。男性は神奈川県伊勢原市の会社員(36)で、病院に運ばれたが、意識不明の重体。岐阜県警高山署によると、会社員は山荘南側の急な岩場で、約30メートル下に転落したという。会社員は27日に妻(35)と長野県側から入山。この日は1人で奥穂高岳に登頂後、下山する予定だったという。ーーー 30メートル転落して意識不明の重体だそうですが、実際のところ、この場所で転落したら、数百メートル真っ逆さまに転落して即死が普通ですから、まだしも運が良い、と・・・・・言えるかどうかは、今後命を取り留めるかどうかにかかっていますね。現場はこんな場所です。雪面の下部にワイヤが張ってあります。これに引っかからないと、数百メートル真っ逆さまにになります。私も、この場所で登山者が滑落して、このワイヤに引っかかって命を取り留めたのを、目の前で目撃したことがあります。今回の滑落は想像するにこの雪面を滑落したのではなく、左側の岩場で落ちたのではないかという気がします。そして、富士山ではさらに2件の滑落が報じられています。富士山で滑落2件 富士宮口登山道5合目以上が冬期閉鎖されている富士山富士宮口登山道で28日、登山者の滑落事故が2件相次いだ。男女2人がけがをしたとみられる。富士宮署によると、午後2時45分ごろ、9合5勺(しゃく)付近で、「登山者が滑落した」と別の登山者が110番した。県警ヘリが7合目付近で、滑落した千葉県松戸市の男性会社員(40)を見つけた。顔面に軽いけがをし、自力下山した。午後3時55分ごろには9合目付近で、埼玉県の40代女性が滑落して、同伴の男性が110番した。県警山岳救助隊が現場付近に向かった。ーーーこれは富士山といっても富士宮登山道なので、私が登った富士吉田口とはちょうど反対側になります。一件は命には別条なく、もう一件はよくわかりませんがとりあえずは亡くなったわけではなさそうです。これだけ滑落が頻発すると、やっぱりゴールデンウィークでもかだ富士山は危険と考えた方がよさそうです。次は山頂までと思っていましたが、ゴールデンウィークとはいえ、雪山は雪山。やっぱり山頂を目指すのは子どもが成人してからにしておこうかな・・・・・・。
2013.04.29
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本当は山の上から記事を書こうと思っていたのですが、時間の余裕がなく、帰りのバスから入力しています。富士山の途中まで登ってきました。今の時期は登山道からすべての道標が取り外されているので、どこまで登ったか正確には分からないのですが、鳥居のある山小屋は鳥居荘というのかな。だとすると、そこから更に少し登ったので、3000mに達するかどうか、というところまでですね。写真も撮ったので、アップしようとしたら、画像サイズが大き過ぎてアップできません。iPadで写真の縮小できないのかな。下山中、無謀登山で降りられなくなった外国人に遭遇、何とアイゼンもピッケルも、手袋すら持たないで登って、降りられなくなったようです。雪なんて、生まれてこのかた一度も見たことがなさそうな国の出身だったので、知らなかったんでしょうね。見ないふりするわけにもいかず、ピッケルだけ貸したけど、やっぱりゆっくりの下山になってしまい、途中シリセードをさせてスピードアップを図ったけど、やっぱり予定のバスに乗り遅れました。新宿行の直行バスはもうなくて、河口湖乗り換えで帰宅中です。写真は後でアップします。追記帰宅しました。写真を追加します。6合目と7合目の中間から。ここまで、登山道にはほとんど雪がなく、ここから上は雪山になります。高さは2600mくらいでしょうか。積雪期の富士山に登るのは初めてなので、例年と比べてどうなのかは分かりませんが、例年の北アルプスのこの時期より雪はかなり少ないなという印象です。ただ、もともと、富士山は太平洋に近いので、北アルプスよりは雪が少ない山ではあります。積雪量がどのくらいかは分かりませんが、岩や潅木が雪の上に顔を出しているので、そんなに積雪量が多くはなさそうです。数十センチくらいかな。眼下に河口湖が見えます。登りは、途中から登山道を外れて、その右脇の谷筋を歩いていたのですが、風がやや強くて、上からいろんなものが落ちてくる。氷の破片や雪玉、小石まで落ちてきた。さすがに大きな石が落ちてくると困るので、途中で谷筋はやめて、夏の登山道に合流。風がやや強いとはいえ、厳冬期の烈風に比べればたいしたことはありません。山頂まで、まだまだ長いのですが、朝10時に5合目に到着して、それから登り始めて山頂までたどり着けるわけがありません。5合目を早朝に出る、あるいはテントを担いでいけばいいのですが、今回は日帰りと決めていたので、最初から山頂まで行くつもりはありませんでした。しかし、帰りのバスが3時なので、1時まで登ったら引き返そうと思っていたのに、いざとなると欲が出て、結局1時半近くまで登ってしまいました。下に見える山小屋は東洋館のようです。この山小屋の高さが2910mとのこと。ここから更に数十メートル登ったので、今回の到達点は3000m弱、ということになりそうです。到達した高度は立派ですが、登りはじめが2350mなので、標高差では600mくらい。日帰りなので荷物もテント泊ほど重くないし、体力的には余裕を残した登山になってしまいました。ただ、下山中に、上記の無謀登山のインドネシア人に遭遇してしまい、その下山に付き合っていたら大幅にタイムロスしてしまいました。こうやってみると、すごい斜度に見えますが、実際はそれほどでもありません。結局、タイムロスのせい(より根本的には引き返し時間を最初の予定より遅らせたせい)で、予定していた3時発の新宿行き高速バスには間に合いませんでした。それどころか、河口湖行きの最終バスもぎりぎりになってしまい、バス出発5分前にギリギリセーフ。冷や汗ものでした。次回は、2日間の日程で登ることにしよう。無雪期の富士山は一度登れば充分だし、厳冬期は私の実力ではとても山頂までは登れそうにない。でも、ゴールデンウィークなら、私でも多分山頂まで行けそうです。河口湖まで戻ってきました。こうしてみると、まだまだ雪はいっぱいありますね。ところで、iPad miniのカメラ、なかなかいいのですが、光学ズームはないんですね。デジタルズーム(擬似的ズーム)しかない。まあ、あのレンズで光学ズームができるわけがないか。このあたりも、カメラ専用機との差ですね。
2013.04.27
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米韓軍楽隊コンサートで反日歌謡「独島はわれらの土地」演奏へ韓国海軍が近く米海軍と合同開催する軍楽隊同士の親善コンサートで、韓国の大衆歌謡「独島はわれらの土地」が演奏されることになり、米側がその歌だけ演奏を辞退、韓国側だけで演奏する異例の事態となった。「独島」は竹島(島根県隠岐の島町)の韓国名。韓国海軍は大型強襲揚陸艦を「独島」と命名するなど“独島・愛国キャンペーン”に熱心だ。今度は米軍まで引き込み“対日嫌がらせ”を強行しようとしたが、米側はそれに乗らなかった。今回のコンサートは、朝鮮戦争休戦60周年記念として韓国海軍が計画。横須賀を拠点とする米第7艦隊の軍楽隊を招き26日と28日、ソウルと釜山で合同演奏会を開く。演奏会は公開で米韓の11曲が演奏され、その中に韓国の反日歌謡「独島はわれらの土地」が合唱付きで含まれているという。このため招待されていた在韓日本大使館の駐在武官は急きょ出席を取りやめた。竹島問題をめぐる韓国の“やりたい放題”はエスカレートの一途だ。 ーーーアルゼンチンに、アリエル・ラミレスという作曲家がいました。アルゼンチンの音楽著作権協会の会長を務めたこともある大作曲家で、3年前に死去しました。この人が、1998年に一度だけ来日公演を行ったことがあります。彼の代表作である「ミサ・クリオージャ」(フォルクローレの楽器を使ったミサ曲の組曲)の日本での初演のためで、日本の合唱団、アルゼンチンのフォルクローレグループ「クアルテッド・デ・ロス・アンデス」、それにラミレス自身のピアノという編成で、サントリーホールでコンサートが行われました。実はそのコンサートを私も見に行ったのですが、開演前、客席の一角がやけに物々しい様子でした。目つきのあまり良くない男たちが並んでいるのは何でだろう、と思っていたら、そこに現れたのは皇太子と雅子妃だったのです。目つきの悪い男たちは、警備の私服警官だったのです。私との距離は、50メートルくらいだったでしょうか(私が生で皇族の姿を見たのは、このときだけ)。アリエル・ラミレスの代表曲にはミサ・クリオージャのほかに、「アルゼンチンの女たち」があります。アルゼンチンの歴史上の8人の女性を歌った組曲です。その中でも特に有名なのが「アルフォンシーナと海」「ファナ・アスルドゥイ」の2曲でしょう。その1曲、「ファナ・アスルドゥイ」も、このコンサートで演奏されました。アルゼンチンの歴史上の8人の女性を歌った組曲と書きましたが、その中に一人だけ、ボリビア人の女性が入っています。それがファナ・アスルドゥイ。ボリビアの独立戦争の際に、女性ばかりのゲリラ部隊を率いて戦った人物です。その歌は、こんな内容です。ファナ・アスルドゥイ、アルト・ペルー(ボリビアの古名)の花よ君より勇敢な司令官はいない。・・・・・・まだ未熟な祖国を私は愛し、その大地を私は寝ずに走り回る。スペイン人を通すな!女たちよ、迎え撃て。・・・・・・砲声が轟く、きみの銃を貸してくれ革命はジャスミンの香りを漂わせてやってくる。・・・・・・愛国歌であり、革命歌であり、見方によればある種の「反スペイン歌」です。「スペイン人を通すな!」の部分は、おそらくスペイン内戦中、スペイン共産党の女性指導者ドロレス・イバルリが発した有名な台詞「奴らを通すな!」を意識していると思います。(ただし、イバルリの台詞はNo pasaran つまり複数形ですが、この歌ではNo pasara と単数形です)で、アリエル・ラミレスは、このバリバリの革命歌を、堂々と日本の皇太子の前で演奏したわけです。もっとも、歌詞はスペイン語だから、聴衆の何割がその意味を解したかはわかりませんが。もちろん、そんなことをやり玉にあげる人なんか、ただの一人もいませんでした。彼は、この(見方によっては)反スペイン歌を、求められればスペイン国王の前でだって演奏したでしょう。少なくとも、スペインでこの曲の公演をやったことは間違いなくあるはずです。それを「反スペイン宣伝」とか「やりたい放題」などと批判する人がいるとは思えません。さて、冒頭の引用記事です。私は、その「独島は我らの土地」というのがどんな曲か、聞いたことがありません。人気がある曲なのか、官製の愛国歌に過ぎないのかも、よく知りません。ただ、韓国の軍楽隊が韓国国内のコンサートでどんな曲を演奏しようが、そんなことは韓国の自由でしょ、と言いたい。日本政府の立場として、そういう曲が演奏されるところに駐在武官を派遣はしにくい、というのは分かりますが、そこまでの話で、それ以上、いちいち「反日」だ「やりたい放題」だと槍玉に挙げる神経が、私には理解不能なのです。そこまで韓国の一挙手一投足が気になるの?寝ても覚めても韓国のアラ探ししか興味がないとしたら、神経過敏にもほどがある。まあある意味では「逆韓流ファン」なんでしょうかねえ。
2013.04.26
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歴史認識、止まらぬ応酬=強気の安倍首相、背景に不信感―日韓歴史認識をめぐる日韓両国の応酬が止まらない。韓国側が、安倍内閣の閣僚の靖国神社参拝と歴史問題に関する安倍晋三首相の発言に猛反発しているのに対し、首相は強気の外交姿勢を堅持。背景には、高支持率を下支えする保守層への配慮や、韓国への不信感がある。過熱するやりとりは、北朝鮮問題での日韓の連携に暗い影を落としている。「わが閣僚はどんな脅かしにも屈しない。その自由は確保している」。首相が24日の参院予算委員会で、閣僚の靖国参拝を今後も黙認する考えを示唆すると、韓国側は翌25日に別所浩郎駐韓大使を呼び出し、「ゆがんだ歴史認識と時代錯誤的な言動に強い遺憾の意を表する」と抗議した。今回、批判合戦の発端となったのは安倍内閣の3閣僚による靖国参拝だ。特にナンバー2の麻生太郎副総理が参拝したことが、韓国世論の怒りに火を付けた。韓国は、これを受けて尹炳世外相の訪日を中止。すると首相は国会で「会うか会わないかを外交ツールに使うべきではない」と当てこすった。過去の侵略と植民地支配を謝罪した1995年の村山富市首相談話に関する首相の国会答弁も、韓国側の神経を逆なでする形となった。首相が「侵略の定義は国際的に定まっていない」と発言すると、韓国の大手紙は「首相が侵略まで否定した」と大々的に報道。金奎顕外務次官は「根本的に歴史認識を疑わせる」と断じた。首相が強気の構えを崩さない背景には、保守層へのアピールに加え、韓国側への不信感もある。---何というか、韓国側の対応もいささか大人気ないとは思うけれど、靖国神社参拝に「わが閣僚はどんな脅かしにも屈しない。その自由は確保している」とまで言うなら、韓国の外相が訪日するかどうかだって韓国側の自由でしょというしかありません。政府の要人が、それも今このタイミングで靖国に参拝すれば、周辺諸国からどういう反応が返ってくるかは判りきった話で、それでもあえてそれをやるというのは、政府として「中国・韓国に対して喧嘩を売るぞ」と宣言しているに等しいのです。そういう喧嘩を売れば、外相の訪日中止という反応が返ってくることもまた当然の話であって、そういう反応をあてこするなら、そもそも喧嘩を売らなければよいだけの話。「侵略の定義は国際的に定まっていない」という発言も、文脈(村山談話の解釈をめぐる答弁)から言えば日本は侵略なんかしていない、という意味であることは明らかです。太平洋戦争が侵略でなかったら、いったい何が侵略なのかと言いたいですけどね。安倍政権発足当時、「安全運転」などと評されてきたけれど、たった4ヶ月で極右的な本性が丸出しになってしまいました。それでも、依然として支持率が高いという現実。冷静な判断より、勇ましい言葉、強硬論ばかりがもてはやされる社会状況は、絶望的な気分になります。私は、少なくとも戦争で死にたくはない。「英霊」などと呼ばれて靖国神社に祭られるくらいなら、「売国奴」と言われる方がまだマシです。
2013.04.25
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毎年5月4日に、横浜で開かれている「ザ・よこはまパレード」、ここ数年参加してきましたが、今年も「アンデスむらまつり隊」のにメンバーとして参加することになりました。この間の日曜日はその練習でした。※ちなみに、以下の写真はiPad miniで撮りました。初めての撮影です。太鼓は4台。しかし、本番ではもう1台追加して5台の予定だそうです。普通のフォルクローレに使われるボンボという太鼓は、動物の毛が生えたままの生の毛皮を張りますが、この太鼓は毛のない皮を張っています。見ためはボンボより普通の太鼓に見えます。ただ、かなり重い。サンポーニャ。ただし、この種の伝承音楽を演奏する場合は、スペイン語名のサンポーニャとは呼ばす、先住民の言葉でシークと呼ぶことが多いです。楽器の作りも、私がふだん使っている、いわゆるフォルクローレ(ネオ・フォルクローレ)用のサンポーニャとは、若干違います。音を出す菅(閉管)の前に、共鳴菅(底が開いているので風切音だけが出る)が付いています。普通のサンポーニャは二段重ねで吹きますが、このシークは2人一組で吹く前提なので、一段しかありません。つまり、一人では吹けないようになっています。練習中です。伝承音楽に使われるシークにもいろいろなものがありますが、「アンデス村祭り隊」が主に演奏しているのは、「カントゥ」と呼ばれる音楽です。これは、平行5度の2つの調のシークを同時に吹く音楽です。それぞれの調は3オクターブの音域に分かれます。それがすべて二人一組なので、2つの調×3つの音域×2人一組ということで、合計12人で1グループになるわけです。それが3セット、つまり36人分のシークが用意されているわけです。主宰するkentaさんがすべて用意しています。彼の情熱なくしては成り立たないイベントです。巨大トライアングル。「チニスコ」という名です。建築用の鉄筋が材料じゃないかと思うのですが、重さが、本体3.7kgと、バチが700g、合計4.4kgあるそうです。これを片手にもって3キロ以上のパレードコースを歩くのは、かなりきついはずです。ところで、このよこはまパレード、一昨年は震災の影響で中止、昨年は史上始めて雨天で翌日に順延になってしまいました。今年はどうでしょう。今年は翌日に予定があるため、順延になると私は欠席せざるを得ないので、なんとか雨が降らないことを祈っています。なお、現時点では、出演順などは未発表のようです。昨年のパレードから
2013.04.24
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実は、子どもにiPad miniをいつも占領されているので、とうとう子ども用のタブレットも手に入れることにしました。というか、現在製作中です。左が、私のiPad mini、右が現在製作中の子ども用iPad miniminiです。残念ながらネットに接続はできませんが、バッテリーがなくても動く、いや、動かないか。タブレットばかりではなく、うちの子はノートパソコンだって持っているのです。こういうものを作らせると、うちの子はなかなか器用なのです。(すみません、今日はただの親ばか記事ですね)で、バッテリーで動いてネットに接続できる、本物のタブレットはというと・・・・・・、ちょっと色々ありまして、子どもには来月までiPad mini使用禁止の刑を言い渡しました。ところで、まじめな話をすると、トイザらスが、子ども用タブレットなるものを発売するそうです。日本トイザらスからお子様専用 Androidタブレット『MEEP!』、仮想通貨でアプリ購入1万5千円はかなり安価ですが、このくらいの値段のタブレットは他にもあります。キンドルファイアがこのくらいの値段だったかな。その値段で、画面解像度が800×480ドットというのは、どうなんだろうか。ちょっと解像度が低すぎのような。
2013.04.22
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2週間前の土曜日にiPad miniを購入し、先週の土曜日にモバイルルーターも導入して、丁度1週間経ちました。500MB分使用できるプリペイドSIM(IIJmio)を購入して、今現在残り容量が453MBあります。つまり、1週間と1日で47MB使った、ということです。(昨日と今日は、家の外でネットに接続していないので、実質土曜から金曜まで)ここまでの感じだと、メールチェックを日に2~3回、Facebookとブログのコメントなどを1日1回確認、程度の利用で1日に4~5MBくらい消費します。もっとも消費したのは、高速バスの予約と、ある公共施設の部屋の空き状況、地図などをせっせと調べた日で、13MBほど使いました。平日の昼休みと通勤時の限られた時間で、これ以上ネット接続することは無理なので、このあたりが上限というところでしょう。休日に長時間外出しなければ携帯回線からネット接続の必要はないので、1ヶ月トータルでは150MBから、200MB程度でではないかと予想しています。つまり、500MBのプリペイドSIMを使い切るのは、6月末か7月末頃になるでしょう。プリペイドSIMの利用期限は7月末なので、たとえ残量が残っていてもそれ以降は使えなくなりますが。で、プリペイド分を使い切ると(使い切らないうちでもいいのですが)通常の月額プランに移行しなければなりません。IIJmio 高速モバイルDプランは3つありますが、ミニマムスタートプランにしておこうと思っています。ミニマムスタートプラン 月額945円で速度200Kbpsライトスタートプラン 月額1980円で月1GBまで高速通信、それ以上は速度200Kbpsファミリーシェアプラン 月額2980円でSIMカード3枚、あわせて月1GBまで高速通信、それ以上は速度200Kbps安価な接続料金のMVNOはいくつかあります。安価な代わりに低速なのですが、その中ではIIJmioはかなり高速(時には公称速度を超えることもあるらしい)と言われます。まだ通常の速度でしか接続していないので、どの程度遅いのかは体感していませんが。1日5MB使うとすると、そのためのダウンロードには、200Kbps(毎秒25KB)だと200秒かかる計算です。待ち時間がちょっと長いですが、一度にその時間かかるわけではないので、それほど問題はなさそうに感じます。何てったって月1000円以下で使い放題なんだから、多少の不便は仕方がありません。先週の記事でも書きましたが、自社では通信網を持たず、他社から通信網を借りて営業するMVNO(仮想移動体通信事業者)が、最近増えています。既存の大手携帯電話会社は接続料が高いですからね。比較的後発のイーモバイルやWiMAXでも、月3000円台です。それに対して、MVNOは最安で1000円以下です。ただ、速度が遅いという以外にMVNOには、注意すべき点があるようです。それは、一部の例外を除いてネット接続しかできず、通話はできないこと。つまり携帯(あるいはスマホ)を持っていて、ネット接続用の2台目の端末に、という使い方が前提になります。もうひとつは、ドコモのスマホにMVNOのSIMを入れた場合、テザリングはできないということです。スマホ自体でネットにつなぐ限りは問題ありませんが、スマホ経由でパソコンやタブレットをネットにつなごうと思ったら、ドコモのスマホ+MVNOのSIMという組み合わせはダメ(ドコモの回線を使ったMVNOであっても)、ということです。一方、SIMロックに関しては、ドコモの回線を使ったMVNOなら、ドコモ用のスマホでSIMロックが解除されていなくても、そのまま使えるようです。目に付いて、検討したMVNOを以下に挙げますIIJmio 高速モバイル/D 結局、ここを選択しました日本通信 B-mobile イオンSIMで有名。最安は月980円。実効速度はかなり低速らしい。ただし、通話も可能なのがメリット。 楽天ブロードバンドLTE 月980円で200MBまで高速通信が利用できるOCN モバイル エントリー d LTE 980 NTTグループまでもがMVNOをやっています。月980円で1日30MBまで高速通信できる。毎日30MB使ったとすれば、月900MBにもなります。DTI サーバーマンSIM 安さが売りのMVNOの中でも一番安い、月490円。ただし、速度の遅さもまたトップクラスのようですが。他にも色々なMVNOがありますが、全部は追いきれません。名目上でいえば、NTTコミュニケーションが高速通信の容量が一番多く、楽天がそれに次ぎます。電話もMVNOで一本化しようと思えば日本通信しかないけれ。安さ追求なら500円もしないDTIと、それぞれに特徴があります。IIJmioは、低速通信中の速度が一番速い、らしいという点が魅力でしょうか。(まだ、実際の速度を確認はしていないのですが)
2013.04.21
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少し前に、小野市の生活保護適正化条例の話について、記事を書いたことがあります。それに関連して、なかなか興味深い記事に行き当たりました。生活保護のリアル みわよしこ「生活保護費でギャンブル禁止条例」は本当に必要か 全国初制定を目指す兵庫県小野市の主張 筆者は、いくつかの事柄を確認するために、小野市役所・社会福祉課に電話してみた。(中略)録音は行なっていなかったし、相手の氏名・役職も聞いていないのだが、以下、筆者が記憶している限りで、会話を再現する。筆者「東京でライターをやっております、みわと申します。はじめまして。今、話題になっている御市の適正化条例案に関して、伺いたいことがあるのですが」小野市職員「どのようなことでしょうか?」筆者「生活保護のケースワーカーは、今、何人おられるのでしょうか?」職員「常勤が3名です」(中略)筆者「充実した体制なんですね」職員「ええ、社会福祉法では80世帯に1人ですから、それに比べれば多いですね。ケースワーカーの仕事をしてみたことはありますか? 一度やってみるといいですよ。デスクワークとは違って、ハードなんです。やってみれば分かりますよ」(中略)筆者「それは無理です。私は障害者で車椅子に乗っていますから」(中略)職員「でも、相談くらいだったら出来るでしょう?」(中略)筆者「私は福祉に関して特に教育を受けていませんし資格も持っていませんから、そういう重大な業務につくべきではないと思います」(中略)筆者「今回の適正化条例で問題になっている、浪費なさる方々というのは、どのような方々なのでしょうか? 認知症になりかけている高齢者であったり、精神障害がおありだったりする方なのでしょうか?」(中略)職員「いえ、そういう方ではありません。ふつうの方です」筆者「世帯類型で『その他世帯』にあたる方々ですか?」職員「そういうことです」(中略)筆者「具体的には、浪費にどのような問題があるのでしょうか?」職員「保護費をすぐ、ギャンブルに使ってしまうんです」筆者「保護費の範囲でしかギャンブルできないのではないですか? 保護費以上にギャンブルで浪費される可能性はありますか?」職員「ギャンブルに使うことが悪いと言いたいわけではないんです。保護費を使ってしまったら生活できないじゃないですか」筆者「保護費を日割りや週割りで渡すという方法は取られていないのでしょうか?」職員「そんなことは、当然やっています。でも、渡したらすぐギャンブルで使われてしまうんですよ。その人は、次に保護費を渡されるまでの間、どうやって生活するというんですか。餓え死にしますよ」(中略)筆者「死なないまでも、そういう方は、どんなことをしてもギャンブルをしようとしますね」職員「ええ、犯罪に走るかもしれませんし」(中略)筆者「その方々が、依存症である可能性はないですか?」職員「だったら何なんですか。どうすればいいんですか」筆者「放っておくしかないです。依存症だったら、本人が行くところまで行って、回復の必要を感じるまで待って、治療につながるしかありません」職員「あなた冷たいんですねえ」筆者「依存症はそういうものですから」職員「それはあなたの考えでしょう?」筆者「依存症に関して一般的に勧められている対応です。その方が依存症であるとすればの話ですが」職員「だったら、あなたが依存症についての知識を普及するために何か書けばいいじゃないですか。だいたい、放っておいて餓死したら、あなたたちマスメディアは、行政の責任だ怠慢だと追求するじゃないですか」筆者「マスメディアもいろいろです。私は、依存症だから不幸にしてときどき起こってしまう種類のことと、行政に責任あることは区別する立場です」職員「だいたい、あなたは条例案に賛成なんですか、反対なんですか」筆者「今の状態で賛成することはできません」(中略)職員「だったら、これ以上お話することはありません」そして、耳が痛くなるような激しい音とともに、電話が切られた。---私自身は、みわよしこ氏の主張のすべてに全面同意ではありません。保護基準の引き下げについては、一概には言えないけれども全面反対ではありません。ただ、それにしても、このやり取りには正直びっくりしました。役所というのは基本的には「お客」にたいして低姿勢であるのが原則のはずです。もちろん、福祉事務所が生活保護受給者に対して、となると、原則どおりに行かない場合が多々あるのは分かりますが、この電話のやり取りでは、最初に「東京でライターをやっている」と明言しているのだから、電話の主(みわ氏)が小野市で生活保護を受けていないこと、公務員ではないことは、最初から相手側にとって明らかだったはずです。公務員ではない人間が福祉事務所のケースワーカーを勤めることは不可能ですから「ケースワーカーの仕事をしてみたことはありますか? 一度やってみるといいですよ。」という発言は、不可能と分かっていることを勧めた、ということになります。ほぼ喧嘩を売っているに等しい対応であるように、私には思えます。※もっとも、正規職ではなく非常勤職員がケースワーカーをやっている福祉事務所はあるかも知れません。非常勤なら、ライターを廃業して、あるいは兼業でもケースワーカーをやることが、理論上は可能です。この時点では、みわ氏は条例への賛否も言っていないし、先方の担当者と意見が対立するやりとりにもなっていないのに、随分な物言いです。更に驚くのは、その次の発言。職員「でも、相談くらいだったら出来るでしょう?」うーーーーん、福祉事務所の相談って、「相談くらいだったら」という程度の軽いものだったのですか、知らなかった。確かに福祉事務所にも色々あり、常勤の面接相談員が置かれている事務所もあれば、ケースワーカーが面接を兼任しているところもあるそうです。面接は非常勤職員、というところもあるみたいです。小野市は、ケースワーカーが3人しかいないので、多分常勤の面接相談員はいないのでしょう。検索すると、非常勤の面接相談員の求人広告はいっぱい見つかります。生活保護面接相談員 の求人それらの募集を見ると、いずれも資格要件あるいは経験を問われます。何も知らない未経験者を雇ってくれそうな募集はありません。ただし「私は福祉に関して特に教育を受けていませんし資格も持っていませんから、そういう重大な業務につくべきではないと思います」これに関しては、現実には福祉に関して何の教育も受けておらず、資格も持っていない人が、大勢福祉事務所にいると聞きます。この点はみわ氏の言い分はきれいごとの建前論に過ぎます。(上記の募集でも、経験年数は求めても資格は求めていない求人があります)とはいえ、「東京でライターをしていて、車椅子の障害者でもある」という素性しか分からない相手に、いきなり「相談くらいだったら出来るでしょう」と言うのは、ある意味でとても「自虐的」です。だって、自分たちの仕事はド素人でも勤まりますよ、と言っているに等しいわけですから。実際には、福祉事務所の相談員は、そんなに簡単な仕事ではないだろうと思います。わたしは、みわ氏の見解とは違って、「ギャンブルなどによる浪費を禁止」という規定そのものは、生活保護法の趣旨に反していないと思っています。その点に限定すれば、この条例に反対ではない。ただし、実効性のない無意味な規定とも思いますが。そして、生活保護受給者のみならず児童扶養手当受給者にまで同じ義務を課していること、市民に対して通報義務を課している点(個人情報保護を無視している)は、大問題だと考えています。詳細は以前の記事参照。色々と難しい問題ではあるがさて、次のやり取りを見てみましょう。「今回の適正化条例で問題になっている、浪費なさる方々というのは、どのような方々なのでしょうか? 認知症になりかけている高齢者であったり、精神障害がおありだったりする方なのでしょうか?」「いえ、そういう方ではありません。ふつうの方です」保護費を渡したらすぐギャンブルや酒で使い果たす人が「ふつうの方」であるはずがないでしょう。統計上は高齢者ではない、精神障害手帳を持っていない「その他世帯」だとしても、「まともじゃない人」であることは明らかでしょう。アルコール依存症は(他の依存症も同様でしょうが)酒を買うお金もないどん底まで落ちないと、本気で治そうという気にならないと言われます。自民党の中川昭一元財務相は、何度か依存症治療を試みたようだけど、結局治らなかった。お金持ちだから、酒を買う金もない、という状態に落ちる以前に、命のほうが保たなかったのです。ただ、現実には、どん底に落ちてもなお治そうとしない人も多い。どん底のその下には、もう死しかありません。アルコール依存症の死亡率は、癌より高いといわれます。肝臓疾患ばかりでなく、酩酊により事故死や自殺も多い。AAグループ(アルコホーリクス・アノニマス)という、アルコール依存症からの回復を目指す自助グループの担当者と、電話で話をしたことがあります。自助グループに入っていても隠れて飲酒する人に、何か対策があるのかと聞いてみたのですが、ひとことで言えば「ない」ということでした。だいぶ前の話なので、正確なやり取りは覚えていませんが、「そういう人は大勢しますから、どうしようもありません」というようなことだったと思います。みわ氏が「放っておくしかない」というのと、おおよその趣旨としては大同小異の結論でした。冷たいでしょうか?そうかもしれませんが、福祉は万能ではないし、人の死を全て食い止めることもできません。アルコール漬けの生活は、脳の物理的な機能も破壊しますから、この段階まで進んだら、もう元の人間には戻れません。ことここに至っては、社会生活能力は死んだも同然なのです。条例で縛ればそれを遵守できるような段階は、とっくに過ぎています。あとは、生物学的な引き伸ばしているだけなのですが、結局は日本人の平均寿命よりはずっと手前で命を落とすことになります。末期がんの人が助からないのと同じです。それを「冷たい」と言われても、どうしようもない。実際には、福祉事務所の内側の人間が、依存症者を「放っておく」という対応を本心で「冷たい」と思っているはずがないと思うのです。そういう人を生活保護で救う意味があるのか、というのは、容易に回答の出ない問いです。建前の人道主義が常に通用するとは限らない世界が存在します。ともかく、最終的に「だいたい、あなたは条例案に賛成なんですか、反対なんですか」「今の状態で賛成することはできません」「だったら、これ以上お話することはありません」そして、耳が痛くなるような激しい音とともに、電話が切られた。というやり取りになるわけですが、これってすごい対応ですね。外部からの「耳の痛い」意見に対しては、それに対する賛否は別にして、意見はきちんと伺うというのが、役所や企業のあるべき立場だと思うわけです。賛否を聞いた瞬間にこういう態度で電話を切るというのは、接客の態度として基本がまるでなっていないと考えざるを得ません。もちろん、条例の件で賛否の電話が殺到して、うんざりという背景があるのでしょうが、それもまた仕事のうちですから、守るべき一線と言うものがあるはずです。職員がこうだから、市長もこういう滅茶苦茶な条例を出すのかな、と思ってしまいました。
2013.04.20
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予算案衆院通過 次は社会保障の抑制策だ平成25年度予算案が衆院を通過した。5月半ばまでの成立を確実にした安倍晋三首相が次になすべきは、医療、年金などを持続可能とする社会保障制度改革だ。社会保障費の抑制は、国民に新たな負担を求める苦い薬である。だからといって、結論を参院選後に先送りする姿勢では、国民が抱く将来への不安を解消することはできない。重要なことは、経済成長を実現し、諸制度の改革を通じて「強い日本」への道筋をつけることだ。そのことが、結局は財政への信認回復にもつながる。消費税増税を含む社会保障と税の一体改革を進めた自民、公明、民主の3党間ですら、具体的な制度改革の議論は進んでいない。社会保障費の抑制は消費税増税の前提だったはずだ。3党合意で設けられた社会保障制度改革国民会議は、財界や労組、自治体などからの意見聴取を重ねている。だが、作業は遅れ気味だ。設置期限とされる8月21日までに明確な結論を出せるのかどうかは疑問である。政権与党として参院選前に具体案を示し、有権者の判断を問う責任ある態度が求められる。高齢の有権者の反発を恐れ、特例措置を続けているのだろうが、医療費も支払い能力に応じた負担を求めるのは当然だ。年金も給付額の見直しや支給開始年齢の引き上げなどに切り込まなければ制度は破綻する。若い世代に負担増を求める現状はバランスを欠く。70~74歳の医療費窓口負担を1割に抑えている特例措置を早急にやめるべきだ。首相は16日の衆院予算委員会で「基本的には原則の方向(2割負担)に向けて実施していきたい」と答弁したが、時期などを明確に示す必要がある。予算の効率的執行にも引き続き目配りが必要だ。先の補正予算を合わせれば10兆円規模となる公共事業費も、景気浮揚効果は限定的なものとならざるを得ない。金融緩和と財政出動に続く「3本目の矢」となる成長戦略は、安定した経済成長の実現に欠かせない。民間企業の創意工夫を引き出す大胆な規制改革が安倍政権には求められている。農業や福祉・医療などの規制緩和は新規参入を促し、新市場の創造、雇用拡大につながる。政府の産業競争力会議や規制改革会議などと具体的に詰めてほしい。---またも惨傾新聞、いや産経新聞の記事からの引用です。「消費税を上げろ、しかし新聞は軽減税率にしろ」と主張した新聞(ただし、この点に関しては産経のみではなく、政治的スタンスは正反対である朝日新聞なども含めて全国紙は全て同罪)が、今度は社会保障を削れと言い出しました。確かに、財源は無限ではない以上、社会保障をいくらでも手厚くするというわけにいきません。財政再建のために増税というのも、それ自体はやむを得ないと思います。(所得税や法人税ではなく消費税を増税というところに問題は感じますが)しかし、その一方で安倍政権は緊急経済対策として10兆円(地方の負担分なども含めた総額では20兆円)の財政出動を行っています。財源は、もちろん借金です。これに関しては、右派・新自由主義経済派の間でも評価が割れていますが、産経はこの財政出動を支持しているようです。ということは、つまり社会保障は削って、その金は公共事業費のバラマキに回せ、と言っているに等しいわけです。ある意味で非常に分かりやすい主張です。経済のためには弱者保護の社会保障などは切り捨てろ、というわけです。見事なまでの弱肉強食主義です。さて、では産経が言うように社会保障を削って、公共事業費のバラマキに回せば(そして、アベノミクスとかいう金融緩和を行えば)景気は上向くのでしょうか。どうもそうは思えないのです。消費者のある程度の割合は年金受給者です。当然、その消費動向は景気の動向と無縁ではありません。年金が切り下げられれば、当然個人消費は冷え込むでしょう。また、今は介護関係の仕事が、雇用の少なからぬ部分を占めています。介護関係の予算が圧縮されれば、介護関係の仕事にも影響が生じ、雇用環境も悪化することは目に見えています。同じ産経新聞が、まったく別の記事では、ベネズエラのチャベス政権の貧困層九歳政策を「バラマキ」と断じています。ベネズエラ“バラマキ”できた真相 チャベスマネー from 中国石油輸出収入という財源に裏打ちされた弱者保護政策がバラマキなら、借金でまかなう公共事業はいったい何でしょう。超バラマキでしょうかね。
2013.04.17
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帝京大学教授・志方俊之 警官2人、銃2丁で国境守れるか(略)冷戦期の「北からの脅威」への備えは、限定的かつ小規模な侵攻から北海道を守り抜いて、短期占領の既成事実を作らせずに、わが国周辺の不安定要素を封じ、西側陣営の一員としての責任を果たすという防衛戦略であった。筆者は冷戦末期に陸上自衛隊北部方面総監として北海道防衛に専念していたが、防衛戦略の構図は比較的「単純」であった。北海道は総面積約8万3500平方キロと広く、陸自4個師団(1個は戦車師団)総兵力約3万が配備されていた。戦端が開かれれば本州からかなりの増援部隊が津軽海峡を越えて馳せ参じ得る態勢だった。道内には千歳基地、青森県には三沢基地があり、空自による北海道上空の制空権確保はさほど難しいことではなかった。これだけの兵力が防衛する北海道を奪取するには、その約3倍の兵力(約10万)を投入する必要があり、部隊の集結、渡洋、上陸に周到な準備を要するため、ある日突然奇襲するのは難しい。「西からの脅威」に対する備えはまるで異なる。南西諸島は160の島々から成り、最大の沖縄本島でも1208平方キロと、北海道の約70分の1に過ぎない。沖縄防衛に当たる陸自西部方面隊は、主力が九州に分散駐屯し、沖縄本島には第15旅団の兵力約2100が展開するのみだ。 ≪与那国沖合に中国ミサイル≫南西諸島で事が起きれば、九州または本州から増援部隊を送ることになり、それは海を渡る約700キロの行程となる。航空機や艦艇を使っても大規模な増援部隊を送り込むのは容易ではない。小兵力でも急襲できるから、自衛隊が精緻な警戒監視網を張っても増援が間に合わない可能性がある。沖縄の米軍普天間飛行場に新型輸送機オスプレイを配備し、陸自が水陸両用戦能力を持つ必要性は、まさにこの点にある。多数の小島に小兵力を分散配置することは合理的ではない。したがって、結局は沖縄本島に主力を配置し、石垣島や与那国島に小部隊を配置することになる。与那国島は、面積約29平方キロと東京の区の1つほどの広さに約1600人が住む。黒潮が造り上げた特色ある美しい海岸で知られ、離島医療をテーマにしたヒューマンテレビドラマ「Dr.コトー診療所」の舞台ともなった。沖縄本島から509キロ、最寄りの石垣島からも124キロ離れていて、むしろ111キロの距離にある台湾の方に近い。日本最西端の国境に位置する孤島である。にもかかわらず、2カ所の駐在所に勤務する警察官2人の、使われたことのない拳銃2丁が島を守る唯一の武器である。危機管理、防衛、安全保障の各面からみて実に心許ない状況だ。中国が、1996年総統選時の台湾に軍事圧力をかけるため、撃ち込んだ弾道ミサイルが与那国沖合に飛んできたことを忘れてはならない。(以下略)ーーー冷戦時代には、盛んに『ソ連の脅威」が言われていましたが、その脅威論の火元である自衛隊のOBが、今になって「北海道上空の制空権確保はさほど難しいことではなかった~ある日突然奇襲するのは難しい。」と、事実上「ソ連脅威論なんてウソでした」というのに等しいことを言い放つのだから、呆れます。かつて、自衛隊制服組のトップである統幕議長であった栗栖弘臣(在任中に「超法規的行動」という発言を繰り返して解任された)が、ソ連脅威論をふりまき、「仮想敵国ソ連」なんて本まで執筆し、自衛隊OBが、「ソ連軍北海道上陸」なんて空想(妄想)戦記小説を何冊も書いていました。それによって散々ソ連脅威論をあおって、自衛隊は当時の最新兵器を随分たくさん装備しましたが、その裏側では、「ソ連の脅威なんてウソ」と分かっていたわけです。で、今度は、やっぱり中国が脅威だというのです。かつてのソ連脅威論と同様、また裏があるんじゃないのかと疑わざるを得ません。執筆者自身が「多数の小島に小兵力を分散配置することは合理的ではない。」と認めていながら、同じ文章中で与那国島に警官が2人と銃が2丁しかないのは問題だという。では、どれだけの部隊を配備すればいいのか。1個中隊か1個連隊か。当然のことながら、与那国に部隊が配備されれば、攻める側は別の島を狙うに決まっているし、守備隊が1個中隊なら攻める側は1個大隊なり1個連隊なりを送り込むに決まっています(それだけの輸送能力があれば、ですが)。そうなれば、では他の島にも、もっと大兵力をという話になり、いったいどれだけの兵力を配備すれば安心できるのか、まったくキリのない話になってしまいます。だいたい、与那国島は、台湾には近いけれど、中国本土にはそんなに猛烈に近いわけでもないのです。
2013.04.16
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コメント欄をご覧になっている皆さんには周知のことですが、先週土曜日に、iPad miniを購入しました。しかし、本体を購入しただけでは、家の中でしかインターネットに接続できません。1週間かかって、やっとモバイル環境が整いました。ボディは黒と白がありまして、本当は黒のほうがいいかなと思ったのですが、黒い筐体は指紋の跡がものすごく目立つことに気がついて、白にしました。画面は、保護シートを貼ってしまいました。しかし、どんなに拭いてからシートを貼っていも、埃が入り込んでしまうのです。何しろ、誇り高き家ですから。後で聞いたら、風呂場で張ると良い、とのこと。そうか、そのうちに貼りなおそう。裏面です。スタイル優先で、製造番号などは薄く小さくしか書かれていません。私でも読むのがやっと。老眼になったら、とても読めないでしょうね。それでも本体はまだいいのです。充電用のコンセントは、私でもまったく読めません。何ボルトで何アンペアなのか、さっぱり分からない。ちなみに、モデルナンバーはA1432となっています。手に持ったところです。今のところ、スタンドに立てて机の上で使うことが多く、手に持って使うことはまれです。いろいろな記事を見ると、横幅が大きくて、手でわしづかみにするのは持ちにくいという話ですが、私は指が比較的長いせいか、思っていたほど持ちにくい感じではありません。ただ、この写真は焦点距離の関係で、ちょっと無理な体勢で撮っていますけど。実際には、裏面にも透明のカバーをつけて使っています。携帯端末です。日本通信というMVNO(スーパーのイオンから月980円のsimを出したので有名)から発売されているb-mobile4G WIFI2という機種です。新品だと、プリペイドsimがセットでついて3万円以上するのですが、simなしの中古で1万5千円くらいで入手しました。裏面(いや、どっちが表か裏かは知りませんが、バッテリーカバーはこちら側です)カバーを外して電池を取り出したところです。その奥にSIMカードを入れるようになっています。韓国製なんですね。MVNO(仮想移動体通信事業者)とは、自社では通信網を持たず、他社から通信網を借りて営業する通信事業者です。NTTドコモ、WiMAX、イーモバイルの回線を借りて営業するMVNOが多いようです。上記の日本通信は、現時点ではNTTドコモの回線を借りて営業している会社です(AUとソフトバンクにも接続を申し入れているそうです)。ドコモ本体と契約せず、ドコモから回線を借りている業者と契約するメリットは何かというと、安いということにつきます。NTTドコモのデータ通信は、いろいろな料金体系がありますけど、スマートフォンのパケホーダイが5~6000円します。探した限りで一番安そうなのが、Xiデータ通信用の「Xiデータプランフラットにねん」3980円(契約後2年間は2980円になる場合がある)です。AUやソフトバンクはドコモよりは安めですが、それでも3000円台くらいにはなるでしょう。WiMAXやイーモバイルなども、だいたい月額3000円台。それに対して、MVNOの場合は月額1000円以下で使い放題というプランがゴロゴロある。もちろん、安いものには裏があるわけで、MVNOは、接続料金が安い代わりに通信速度が遅い。そうでなければ、NTTドコモ本体で契約する人はいなくなってしまいますからねえ。ただ、一定額の追加料金を支払えば、一定の通信量までは速度制限を解除できます。で、日本通信の場合、月額980円で速度150Kbpsという定額通信プランがあります。ただ、いろいろな情報を総合してみると、日本通信の実接続速度は、公称値より更にずっと遅いらしい。まあ、ネット回線の接続速度の公称数値ほどあてにならないものはありませんけどね。我が家は先月末にADSLからフレッツひかりに変えましたが、公称数値は下り200Mbps/上り100Mbpsに対して、実際は下りが60M弱/上りは80M以上です。公称値は下りの方が速いのに、実測は上りの方が早い。それまでのADSL(イーアクセス)も、公称は下り50/上り5に対して、実測は下り25/上り3くらいでした。感覚的にいって、公称の半分の速度がでたら上出来ですし、実用上、フルHD画質の動画を見るのだってADSLで不満を感じることはありません。とはいえ、メガビットの世界で公称値の速さが出ないという話と、その100分の1以下の世界で公称値の速さが出ないという話では、話しのレベルが若干違います。それで、いろいろ調べたところ、インターネットイニシアティブ(IIJ)という通信業者の「IIJmio」というプランが、MVNOの中では非常に速度が速いらしい。しかも、月額料金が945円、日本通信よりわずかに安い。じゃあ、これにしてみようかと、iijのsimを取り寄せてみたわけです。MVNOは他社の通信回線を借りて営業していると書きましたが、実際届いたものを見てみると、そもそもsimカードそのものがドコモのロゴ入りです。月額945円で低速通信と書きましたが、このプリペイドSIMは、速度制限なしの代わりに500MBしか使えません。お値段は4980円。使い終わるまでに、月額定額プランに切り替えれば、そのまま使い続けることができます。で、開通手続きを終えて接続しようとしたら、つながらないのです。はてさてどうしたものかと思ったら、APN(接続先情報)データが違っていたようです。端末は日本通信のものですから、APNも日本通信に設定されている。ここにIIJのAPN情報を追加したところ、無事接続しました。通信速度ですが、前述のとおり現時点では速度制限なしのフルスピードが出ている・・・・はずです。が、しかしスピードテストを行ったところ、LTE接続で最速2.7M、3G接続では1.8M(平均では1.0M)でした。公称値ではLTE(Xi)は下り112.5M/上り37.5M、3G(FOMA)でも下り14.7M/上り5Mということになっていますが、現実は厳しい。自宅なので、電波状況が悪い、ということもあるのでしょう。とはいえ、動画を見るのでない限り、この接続速度で困ることがないのも事実です。わざわざ家の外で動画を見る必要もないですしね。それにしても、iPad miniを購入したとき、販売店の推奨する接続方法を取っておけば、その場ですぐにモバイル接続環境が整ったはずです。その代わり、月3000円以上。それを月1000円以下であげるために、あれを取り寄せこれを取り寄せ、モバイル接続環境が完成するのに1週間かかりました。しかも、多分初期投資では高くついています。(大手携帯会社やWiMAX、イーモバイは、加入すると端末代金が割引や無料になる)トータルコストを安く上げるというのは、手間のかかることです。とはいえ、私1人ならまだしも、将来も考えると、家族3人がみんなモバイル環境を整えて、それが全部1人4000円も5000円もかかったら、トータルの通信費はすごい額になってしまうので、今回は「少しでも(トータルコストを)安く」という方向を追求してみました。今日の午後は某グループの練習なので、家の外での接続状況を見てみようと思います。ただ、スピードテストは1回やるだけで2MB消費するので、500MBしか使えないプリペイドSIMでは、二度とやりません。(笑)追記練習会場から追記です。快適に使ってますが、家を出る時に子どもからiPad miniを取り上げるのが一番大変でした。そのうちに子どもに横取りされそうです。さらに追記家の中では、この無線LANで接続しています。2.4GHzと5GHz両方使えます。2.4GHz帯は、FAXの子機と競合するので、5GHz帯で接続しています。ただ、携帯端末は2.4GHz帯にしか対応していません。子どもはYouTubeの動画を見るのが大好き。でも、外でそんなものを見られたら大変です。プリペイドSIMの500MB分なんて、動画を見たら1時間分くらいでしょう。それで5000円が飛んでしまったら、泣くしかない。もっとも、500MBを使い切って、月945円の定額制に移行すれば、公称200kbpsでの接続になるので、動画など見られなくなりますが。
2013.04.14
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H7N9型鳥インフル、北京で初の感染確認中国の北京市政府は13日午前、同市内で入院中の7歳の女児が鳥インフルエンザ(H7N9型)に感染したと発表した。これまで感染者は上海市周辺の中国東部に限られていたが、首都北京で初のケースとなった。中国の感染者は、死者11人を含む計44人となった。同日記者会見した北京市政府によると、女児は同市東北部・順義区在住で、両親は生きたニワトリなど鳥類を販売する仕事に就いていた。女児は11日に発熱などを訴え、12日午後に感染の疑いがあると診断されていた。容体は安定しているという。北京市当局はこの女児と接触のあった2人について調べているが、インフルエンザなどの症状はみられないという。ーーー今日は早朝に淡路島で震度6弱の地震があったそうで、負傷者は出ていますが、幸いなことに津波はなく、目下のところ死者は出ていないようです。震度6弱といえば、かなり大きな地震なのですが、東日本大震災以来地震の大きさの感覚がインフレ化しており、震度6弱くらいでは驚かなくなってしまっています。さて、少し前に、上海で発生したH7N9型の新型インフルエンザについての記事を書きましたが、このインフルエンザが上海から北京に飛び火したようです。先の記事には、目下のところ鳥から人への感染のみで、人から人への感染はない、と書きましたが、上海から北京という大都市から大都市へ、途中の地域をすっ飛ばして感染が拡大したということは、人から人への感染が始まった疑いが濃厚です。※追記朝日新聞夕刊によると、感染した女児の両親は、生きた鳥の販売を仕事にしていた、とのことです。とすると、人から人への感染ではなく、鳥から人への感染の可能性が高いと思われます。現時点では死亡率のかなり高い状況なので、注意を要するところです。上海と北京の距離は、1000kmあまりです。上海と西日本(広島あたり)も、それとほぼ同じ距離。もちろん、日中間には鉄道や道路はないけれど、航空路はある。調べたところ、本日4月13日の上海発(または上海経由)の便は、成田行13便、羽田行4便、関空行8便、中部7便があります。他の空港からもフライトがあるでしょう。現実問題として、ウィルスの流入を阻止することはまったく不可能と言うしかありません。H7N7インフルエンザは遅かれ早かれ日本に入ってくる(もう入っているかもしれない)という前提で対策を考えるしかなさそうです。
2013.04.13
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昨日の記事で、節電の話を書いたことがあります。それで、ふと気になったことがあって調べてみました。それは、毎日の通勤電車では、いったいどの程度の電力を使っているのだろうか。ということです。検索したところ、元JRの技術関係者だったらしき方のホームページにたどり着きました。1両1人で電気代が賄える新幹線それによると、たとえば京都-大阪間のJR新快速の場合、8両編成で出力2,160KW、京都~大阪間42.8kmを30分で走る場合の使用電力量は、力行割合(ノッチを入れている状態)を、仮に3分の1としますと2,160KWH*0.5時間*1/3=360 KWHと推計されます。その電気代は4,320円だそうです。4320円というのは鉄道は電気料金体系が事業用で一般家庭より格安に設定されているためですが、一般家庭の料金体系でも、その2倍には達しない程度の金額です。※実際は、JRグループは自社で発電所を持っているので、鉄道運行用の電気の大半は自前でまかなっていますが、一部、特に駅で使う電力などは電力会社から購入しています。1両20トンから40トン近くもある電車を8両も連ねて、40キロも走って電気代は1万円にもならないのです。しかも、その電車に乗客は何人乗るか。関西の通勤ラッシュの状況は分かりませんが、東京なら通勤ラッシュ時には1両100人以上は確実に乗っています。混雑率100%で140人程度とのことなので、8両編成なら1000人以上は固い。360KWhを1000人で割ると、京都-大阪の一人当たり消費電力は、たった0.36KWhということになります。で、私の場合、通勤距離は片道だいたい10km程度ですから、往復して京都-大阪の半分です。駅間距離が新快速よりずっと短いので、加速の力行割合は新快速より大きそうですが、最高速度は60km/hくらいまでしか出さないので、トータルで考えると新快速と、距離あたりで同程度の消費電力(往復20kmなので40kmの半分)ではないかと思います。私の乗る路線は、乗車率100%より高そうな気もしますけど、とりあえず8両で1000人という乗客数で仮定して計算すると、1日の往復で0.2KWhくらいになります。1年で250日通勤するとすれば、1年で50KWhになります。同じ記事中に新幹線の例もあります。新大阪-博多間で500系で消費電力が2万KWhだそうです。さすがに莫大な電力で、地下鉄や新快速とは比べ物になりません。我が家の消費電力8年分を2時間で使ってしまうのです。ただ、16両編成の新幹線の乗車定員は1500人にもなります。2万KWhは莫大でも、それを1500人で割り返して一人当たりにすると、13.3KWhにしかなりません。東京-新大阪間だと、新大阪-博多より100キロくらい短いし、現在の「のぞみ」の主力であるN700系は、500系より省エネが進んでいるので、N700系で東京-大阪間だったら、10KWhくらいかもしれません。家族3人で往復すると、60KWh・・・・・・、毎日の通勤電車の1人1年分くらいにはなりますが、でもその程度なんですね。ひと夏エアコンをガンガン動かせば、そんな数字よりずっと大きな消費電力になります。そう考えると、鉄道というのは、実に省エネな乗りものだなということが、よく分かります。上記記事によると、JRの営業経費に占める動力費の割合は3.9%以下だそうです。
2013.04.11
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<夏の電力>7社節電目標回避へ 関電・九電は供給なお不安政府は9日、東京電力など比較的需給に余裕のある7電力会社管内で、今夏は数値目標入り節電の要請を見送る方針を固めた。ただ、九州、関西電力については同日開かれた「電力需給検証小委員会」(委員長=柏木孝夫東京工業大学特命教授)で供給能力に対する不安の声が続出したため、節電要請の実施も含め慎重に検討する考えだ。9日の同委員会で、経済産業省は沖縄を除く9電力会社の今夏の電力需給見通しを報告。10年夏並みの猛暑となり、これ以上原発が再稼働しない場合でも、全社が3%以上の供給余力を持てる見通しとなった。猛暑日の昼過ぎなどに想定される電力の最大需要に対し、どの程度供給力の余裕があるかを示す「供給予備率」は、全国平均で6.3%。昨夏、電力不足だった関電と九電がそれぞれ3.0%、3.1%との見通しを示し、安定供給に最低限必要な水準(3%)は何とか確保した。節電意識の定着で、昨夏の節電の7~9割が今夏も継続すると見込み、景気回復に伴う需要増加分を吸収した。供給面では、関西電力が暑さの緩む9月中旬まで大飯原発の稼働を見込むほか、各社が火力発電の増強や定期点検延期などで夏場の供給力を確保した。ただ、関電と九電の供給予備率は他社からの電力融通を前提にしたもの。特に九電に対しては委員会でも「火力発電の事故など不測の事態に対応できるのか」「綱渡りの状態でかなり厳しいのでは」などと、安定供給を不安視する声が相次いだ。政府は東日本大震災以降の夏冬4期連続で数値目標入りの節電を求めてきた。昨夏は関西への15%など7電力管内で数値目標入りの節電を要請、今冬も北海道に7%節電を求めた。政府は東京電力など比較的余裕の大きい電力会社管内については数値目標入り節電の要請を見送る一方、九州電力などについては慎重に検討する。---今年は結局、節電の数値目標はなし、ということなのだそうです。それがよいことなのかどうかは、私には分かりません。震災以来ずっと、電力不足が言われ続けてきましたが、結局震災直後の2~3週間以外は、輪番停電という非常手段もなく乗り切ってきました。もちろん、その大きな要因は、社会全体に節電意識が浸透して、電力消費が減ったことがあります。2011年の夏は、東京電力館内の最大電力は5000万KWにも達しませんでした。昨年も、歴史的といわれた猛暑にもかかわらず、5000万KWをかろうじて越えた程度で収まっています。2011年の夏に行われた、大工場のピークシフトも、昨年はほとんど行われていません。(もともと、ピークシフトによる節電効果は、東京電力自身の算定によると100万KW程度にしか過ぎませんが)それでも最大電力が減ったままということは、節電意識が依然として持続している、ということです。それは、非常に望ましい傾向であるように、私には思えます。「電気をもっともっと大量に使おう」という方向性が、人類社会の持続性という面で望ましいとは思えないのです。で、我が家も依然として節電を続けています。いや、もはや節電とはいえないかもしれません。節電状態が標準になっているからです。震災の前年、2010年の我が家の年間消費電力は、3460KWh以上でした。それが2011年には2650KWhに減り、昨年は更に2270KWhまで減っています。今年もその傾向は続くと思います。社会全体としてはどうでしょうか。節電の数値目標がなくなると、節電意識が薄れたりしないか、というのが、少々気になるところではあります。社会全体が不自由になるような事態(輪番停電など)は避けなければなりませんが、その範囲内では節電の努力を引き続き進めていくべきではないかと思うのですが、どうでしょう。ただ、記事中に「関電と九電の供給予備率は他社からの電力融通を前提にし」ているとの指摘がありますが、もともとどの電力会社も、自社だけで全ての電力をまかなう、なんてことは考えていないはずです。もともと、震災前だって、何かあるたびに「夏場の電力不足」がいわれ続けてきました。どんな猛暑でも何の不安もない万全の電力供給体制などというものは、震災前にも存在したことはないのです。
2013.04.10
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死してなお国論二分、サッチャー政策に議論再熱8日のサッチャー英元首相死去を受け、1979年から11年余に及んだ首相在任中の政策を巡る議論が英国で再燃している。「救世主か、破壊者か、あるいは両方か」(ガーディアン紙)と、死してなお、元首相は国論を二分している。サッチャー氏を「師」と仰いできたキャメロン首相は8日、首相官邸前で、「サッチャー氏が一方では愛され、もう一方では憎まれたことは否定できない」と語った。9日付保守系各紙は「世界の自由主義を擁護した」(デイリー・テレグラフ紙)、「一番の女性だった」(タイムズ紙)などと称賛を惜しまなかった。70年代の不況から脱し、90年代から15年以上続いた好景気の下地を作った功績への評価は、保革を問わず共通する。ただ、サッチャー氏には、不況克服のため、徹底した民営化を断行、金融・サービス業を重視した結果、基幹産業だった製造業の衰退を招き、失業者の増加と貧富の差の拡大を生んだとの負の評価もある。産業を失った西部ウェールズ地方や北部スコットランド地方には「我々は今も後遺症に苦しむ」との恨みが渦巻く。---イギリスの元首相マーガレット・サッチャーが亡くなったそうです。日本の新聞にはサッチャーの「偉大な」業績についての話で溢れかえっていますが、サッチャリズムというのは、現在の競争原理主義、新自由主義のはしりのような存在です。更に言えば、マルビナス(フォークランド)紛争で断固たる態度を取った、それ自体はともかくとして、その過程で、ラテンアメリカ諸国の中でただ一国、イギリスを支持したチリのピノチェト政権の人権弾圧に対して非常に曖昧な態度を取った挙句、後年になってイギリス滞在中のピノチェトが身柄を拘束された時、彼を擁護して釈放を主張しました。考えてみれば、ピノチェトもサッチャーも、競争原理主義の教祖ミルトン・フリードマンの忠実な信奉者という共通項がありました。彼らにとっては、経済的な自由(競争)は、政治的な自由よりもずっと大事なのでしょう。サッチャーがマルビナス(フォークランド)島の領有を巡って争った当時のアルゼンチンもまた、軍事政権の統治下にあり、同じ軍事政権同士で、チリのピノチェトと裏では何かと繋がっていました。だから、まさかチリがイギリス側に付くとは思っていなかったのでしょう。読みが甘すぎたのですが、そもそもアルゼンチンの軍事政権がマルビナス侵攻という冒険に走ったのは、人権弾圧と経済失政によって国民の不満が最大限に達している時、何とかその不満を外に逸らそうとする苦し紛れの策だったので、冷静な判断など、最初からなかったのです。サッチャーが戦争に勝ったので、結果的にアルゼンチンの軍政は崩壊、最悪の人権弾圧(軍事政権下で3万人が闇から闇に粛清されたと言われる)も終わりを告げたのは、サッチャーの強硬主義の副産物と言えなくもありません。もっとも、その軍政時代に弾圧されていた、現在のアルゼンチン大統領、クリスティーナ・キルチネル(夫で前大統領のネストル・キルチネルは軍政時代に2度投獄されている)は、現在マルビナス諸島の領有権についてイギリスと激しい舌戦を繰り広げており、両国の緊張が再び高まっているのは、ある意味皮肉な出来事です。引用記事には触れられていませんが、サッチャーの負の遺産には、もうひとつ、福祉の切り捨てという問題があります。特に問題になったのは、医療費削減によって医療崩壊を招いたこと。何しろ、イギリスの医者はみんな英語を話せる(当たり前ですが)。優秀な医者は、軒並み国を捨てて米国やその他の英語圏の、より高給が稼げる国に逃げてしまった。サッチャーの時代はイギリスの医療水準が著しく下がった時代です。もちろん、金をいくらでも積める人なら、手はいくらでもあるので、お金のあまりない人が、医療崩壊の悪影響をまともに受けたわけです。そう考えてみると、私の目にはサッチャーには功罪の罪の部分のほうが大きいように思えるのですけどね。
2013.04.09
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本日の所沢市航空公園「さくらコンサート」ですが、開催の予定とのことです。(主催者から中止の連絡はないので)今の時点では東京近辺は晴れています。---と、今朝ひとことだけ記事を書いて出かけましたが、無事演奏してきました。昨日の時点では、爆弾低気圧で大荒れの天気という予報で、実際深夜まで激しい降雨で、こりゃもう中止かなと覚悟を決めていたのですが、今日は朝から良い天気になりました。このイベント、これまで5回演奏していますが、一度も雨に当たったことがありません。いつだったか、我々の前のグループの演奏中に雨がぱらついてきたものの、我々の出番になったら晴れ上がり、次のグループの出番になったら再びどんより曇り、ということもありました。きっと、メンバーの誰かが晴男か晴女なのに違いありません。ただ、どうにもならなかったのは、風の強さです。朝家を出たときから、雲の流れる速さが、とんでもなく速いなあと思っていたのですが、案の定一日中風は強かったです。ちなみに、気象庁のサイトによると、演奏した時間帯(12時過ぎ)の所沢の平均風速は、11メートル、最大瞬間風速は12時29分(丁度我々の演奏が終わるころ)に19.7メートルだそうです。フォルクローレに使われるいわゆる「笛」(エアリード楽器)は、風に弱いという弱点があります。息が吹き口にちゃんと当たらず、風に流されてしまうのです。で、今日は、そのエアリード楽器の弱点が、もろに露呈してしまいました。サンポーニャは、あまり問題なく吹けたのですが、ケーナは非常にきつかったです。「コンドルは飛んでいく」を吹き始めた瞬間、「今日はヤバイ」って思いました。何とか楽器を風下のほうに向けようと、右に左に向きを変えてみたものの、限界はありました。フルートも、構造的にケーナとまったく同じなのですが、どうも今日吹いていた感覚では、ケーナよりは少し風には強いかなという気がします。リードのある木管楽器や金管楽器は、吹いた経験はありませんけど、エアリードよりは構造的に風に強いはずです。もちろん、弦楽器や電子楽器も風で音がで内と言うことはないでしょう。ただ、今日はマイク(演奏のマイクも、私が録音したレコーダーのマイクも両方とも)自体が風切音で演奏や歌を頻繁にかき消しています。後で録音を聞いてみたら、風が強まる度に何も聞こえなくなる。演奏に望ましい気象条件とはいい難かったですが、ただ嵐の去った後の晴天の下、緑豊かな公園での演奏は、多少コンディションが悪くても、楽しいものです。来年もまた演奏したいなあ。
2013.04.07
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ドコモ、今夏にもiPhone投入へ 劣勢挽回狙う2012年度の携帯電話の契約実績は、350万件の純増件数を獲得したソフトバンクモバイルが3年連続首位だったのに対し、最大手NTTドコモはこの半分以下にとどまり、大手3社の最下位となった。上位2社が主力製品とする米アップル社のスマートフォン「iPhone」をドコモだけが扱っていないことが大きな敗因であるのは明らか。打開策として、ドコモは今夏にもiPhoneを投入するとみられる。12年度の純増数は、ソフトバンクモバイルが353万600件、auも約50万件増の260万200件と好調。ドコモは約71万件減の140万6500件となった。番号持ち運び制度(MNP)による契約者の転入出状況では、NTTドコモが141万300件の転出超過となったのに対し、auは101万500件の転入超過と明暗を分けた。MNP制度が始まった06年10月からの累計では、ドコモの転出数は477万620件と500万件に迫る。KDDIは241万7200件、ソフトバンクは237万4400件の転入超過で、KDDIは12年度と累計の両方でソフトバンクを抜いた。ドコモは劣勢挽回にはiPhone投入が不可欠と判断したようだ。アップルとの交渉が最終決着すれば、米国で6月の発表がうわさされているiPhoneの新機種を発売する見通し。現行の米グーグル社製基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載スマホの機種を絞り込む一方、iPhoneの投入で巻き返しを図りたい考えだ。ドコモの加藤薫社長は「(販売台数の)2~3割なら扱ってもいい」と述べており、iPhoneの販売台数は年間400万~500万台程度を想定しているもようだ。---ドコモからiPhoneが出る、出ないという話は以前から何かと話題に出てきましたが、ついにiPhoneを出す決断をしたようです、と言いたいところですけど、ソースがかのネトウヨ新聞産経のみ、他紙からは目下のところ追随する報道はありません。これ、果たして事実なんでしょうかねえ。私の知る範囲では、アップルはiphoneを扱うならノルマはシェア5割と求めており、そんな数字は飲めないドコモと話が折り合わない、ということだったように記憶しているんですが、そのあたりはどうなったんでしょうね。何となく誤報の線が強いんじゃないかって気がするのですが、まあ今夏にも出すと報じられているんだから、真偽のほどは夏までにはっきりするでしょう。私としては、iPAD(mini)は、デザインに一目ぼれなのですが、iPhoneは、まあそれほどでもというところです。私の携帯はドコモですけれど、ドコモからiPhoneが出たら買うかっていうと、少なくともiPADを買ってしまったら買わないだろうと思いますね。ちなみに、山での携帯のつながりやすさは、ドコモ=AU>>ソフトバンクと言われます。山ではソフトバンクはまったくつながらない。でも、その理由は、ドコモで言うところのFOMAプラスエリア(800Mhz帯)の帯域をソフトバンクが持っていなかったことが大きな理由なのだろうと思います。プラチナバンドと称してソフトバンクが獲得した帯域は900MHz。FOMAプラスより若干帯域が上ですが、今後は山間部でもつながりやすくなっていくことが予想されます。そうなったら、別にドコモの携帯に固執する必要もなくなるかもしれません。
2013.04.05
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焦点:鳥インフル変異で「パンデミック」の恐れ、感染源なお不明中国で初めてヒトへの感染が確認されたH7N9型の鳥インフルエンザは、科学者らが遺伝子配列のデータ分析を行った結果、ヒトへのパンデミック(世界的大流行)を引き起こしやすいタイプに変異していることが分かった。しかし、中国で死者3人を出した同ウイルスがヒトからヒトへ感染している証拠は今のところ見つかっていない。中国の保健当局がH7N9型の感染確認を発表してからまだ数日しかたっていないが、世界各地の研究者は感染者から検出されたウイルスの遺伝子情報の提供を受けて、大流行の可能性について研究を進めている。オランダのエラスムス大医学センター教授で、インフルエンザ研究の世界的権威であるアブ・オステルハウス氏は、遺伝子の配列から変異していることが分かり、当局による警戒と動物やヒトへの監視を強化すべきだと指摘する。オステルハウス氏はロイターの電話取材に、「ウイルスは既にある程度までは哺乳類やヒトに適応しており、そうした観点から憂慮すべきだ」とし、「注意深く監視する必要がある」と述べた。中国の国家衛生計画生育委員会は1日、H7N9型鳥インフルエンザに3人が感染し、このうち上海の87歳と27歳の男性が3月初めに死亡したと発表。3日までに死者は3人、感染者は9人に増加した。世界保健機関(WHO)も同日、ヒト感染が初めて確認されたことから、同ウイルスの問題を「深刻に捉えている」との見解を示した。鳥インフルエンザをめぐっては、ここ数年でH5N1型などの流行が起きているが、これまでヒトからヒトへの感染は確認されていない。一方、H7N9型もこれまでのところ、ヒト同士の感染はないとみられている。研究はまだ初期段階だが、これまでの分析でH7N9型は、鳥が感染しても病気になりにくい低病原性(LPAI)だとされる。ただ、インペリアル・カレッジ・ロンドンのウェンディ・バークレー教授は、ヒトに対しても同様だとは必ずしも言えないと警鐘を鳴らす。(以下略)---現在私は風邪を引いていまして(今週末までに治さなくては)、そういうときにインフルエンザの話題は、あまり気分のいいものではないのですが・・・・・・。新型インフルエンザと言えば、数年前からH5N1型が危険だと言われ続け、実際東南アジアではかなりの死者が出てはいるものの、鳥から人への感染はあっても、人から人への感染は今のところ見られないため、とりあえずのところはパンデミックには至っていません。もちろん、今後も人から人への感染がないと断定はできないですけれど。そうこうするうちに、意外にもメキシコを基点として※、H1N1型から新型インフルエンザが登場し、世界的大流行になったのは4年ほど前の話です。※新型インフルエンザ発祥の地として、誰もが予測していたのは中国南部と東南アジアです。先のH5N1型の鳥インフルエンザの人への感染もこの地域で起こっているし、生きた家禽が人々の生活に深く入り込んでいるのがこの地域だからです。しかし、考えてみればメキシコや南米の先住民色の濃い地域も、家禽や家畜が人々の生活に深く入り込んでいます。さいわいな事に、メキシコ発の新型インフルエンザは、大流行はしたものの、強毒性ではなく、死亡率はそれほど高くはありませんでした。実は、その翌シーズンの2011年1月に、うちの子と私が相次いでインフルエンザにかかりました。記憶している限り、私はインフルエンザにかかったのは初めてだと思います。この年になると、よほどひどい風邪で「発熱している」と自覚していても、体温はせいぜい37度台程度なのですが、このときは何と39度台の熱が出た。39度なんて、中学生以来ですよ。それでも、発症した初日は、インフルエンザとは思わなかったので、仕事して残業までしていたんですけどね。まあきつかった。季節性インフルエンザは「たいしたことがない」といわれることがありますが、普通の風邪と比べたら、やっぱりとんでもなくキツイ病気だ、ということは、身をもって体験しました。おまけで、その1ヵ月後には子どもがB型インフルエンザにまでかかってしまいました。(そのときは、子どもだけしかかからなかった)そして、今度はH7N9型だそうです。この型は、ごく最近まで人に感染する例はなかったため、人には感染しない型と考えられてきました。ところが、何らかの変異によって、人に感染するようになってしまったわけです。とりあえず、現在のところは鳥から人への感染のみで、人から人への感染はないので、まだ慌てる必要はありませんけど、ただ、人に感染しない→人に感染するという変異があった以上は、次は、鳥から人にしか感染しない→人から人に感染する、という変異が起こっても不思議はないわけです。それに、弱毒性から強毒性へ、という変化も起こっています。考えてみれば、今では毎年流行する当たり前の季節性インフルエンザに過ぎないH1N1型だって、100年近く前にはスペイン風邪と呼ばれる、全世界で5千万人以上が亡くなったと推定されるパンデミックを引き起こしています。そのスペイン風邪の原因となったインフルエンザウィルスは、現在では鳥インフルエンザ起源であった可能性が高いと推定されています。もともと、人が感染するインフルエンザウィルスはすべて、鳥が起源ではないかとも言われます。ウィルスは、きわめて原始的な生物、あるいは生物未満の存在(定義上は生物ではないことになっている)です。そのため、短期間のうちに簡単に変異してしまうので、今後どんな変異をするかを予測することは困難です。ともかく、人から人への感染力を獲得しないことを祈るのみです。
2013.04.04
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長嶋、松井両氏に国民栄誉賞政府は1日、プロ野球元巨人監督の長嶋茂雄(77)、巨人や米大リーグのヤンキースで活躍した松井秀喜(38)両氏に、プロ野球発展に貢献したなどとして国民栄誉賞を授与する方針を決めた。長嶋氏は野球界にとどまらず、戦後日本を代表する国民的スーパースターとして「ミスタープロ野球」と呼ばれ、松井氏は日米通算で507本塁打を達成した。団体受賞した女子サッカーの「なでしこジャパン」を除き、初めて同じ分野の2人が「セット」の形で同時に授与される見通しだ。菅義偉官房長官は記者会見で、長嶋氏は「社会に夢と希望を与えた。野球界の発展に貢献した」と理由を説明。松井氏は「ゴジラの愛称で親しまれ、感動や喜びを与えた」と述べた。政府は最終決定後、松井氏の現役時代の背番号「55」にちなんで5月5日の授与を検討している。安倍晋三首相は官邸で記者団に長嶋氏は「戦後の最高のスーパースターだ。もっと早く決定すべきだった」とし、松井氏と併せ「これからも日本人に夢や希望を与えていただきたい」とした。 国民栄誉賞は1977年創設。安倍政権では今年2月、大相撲の元横綱大鵬の故納谷幸喜氏が受賞。プロ野球選手への授与は87年の衣笠祥雄氏以来となる。(以下略)---国民栄誉賞は、1977年に王貞治選手がホームランの「世界記録」を達成したことを機に創設された表彰制度です。個人的に、1968年生まれの私は王選手の現役時代を覚えています。「世界記録」達成のとき、私は確か小学校4年生でした。一方、長嶋茂雄のほうは、私は現役時代を知りません。現役引退は私が小学校1年のときなので、覚えていても不思議はないのですが、全然記憶がない。私が知っている長嶋は、監督をやっている時代。そのせいなのかどうかは分かりませんが、私は子どものころ王ファンでしたが、長嶋にはまったく興味がなかった。実は、今でもそうです。だから、個人的には長嶋茂雄に国民栄誉賞というのは、違和感を感じまくりなのですが、ただ、客観的に見れば長嶋が日本もっとも人気のある野球選手だったことは事実ですから、国民栄誉賞というのは仕方がないのかなあ、と思います。とはいえ、このタイミングでの受賞というのは不可解です。現役引退時か没後にのいずれかのタイミングが自然です。もっとも、現役引退時はまだ国民栄誉賞なる表彰制度が存在しなかったので、であれば没後の受賞が自然です。一方、松井秀喜はどうでしょう。個人的な好みでは、長嶋より松井のほうがずっと好きなのですが、国民栄誉賞となると、どうもね。野球界からの国民栄誉賞は、これまで王貞治と衣笠祥雄の2人だけでした。今回、3人目と4人目に長嶋と松井が選ばれたわけですが、野球界で「栄誉」に値する4人のうちの1人が松井である、とはどう考えても納得できません。Wikipediaの記事によれば、イチローと福本豊は国民栄誉賞を固辞したのだそうですが、その他でパッと思い浮かんだのは、野茂英雄です。しかし、改めて国民栄誉賞受賞者リストを見ると、どうもあまり統一的な基準はないなあという印象を抱きます。王貞治 37歳 1977年9月5日古賀正夫(古賀政男) 没後受賞 1978年8月4日長谷川一夫 没後受賞 1984年4月19日植村直己 没後受賞 1984年4月19日山下泰裕 27歳 1984年10月9日衣笠祥雄 40歳 1987年6月22日加藤和枝(美空ひばり)没後受賞 1989年7月6日秋元貢(千代の富士貢)34歳 1989年9月29日増永丈夫(藤山一郎)81歳 1992年5月28日長谷川町子 没後受賞 1992年7月28日服部良一 没後受賞 1993年2月26日田所康雄(渥美清) 没後受賞 1996年9月3日吉田正 没後受賞 1998年7月7日黒澤明 没後受賞 1998年10月1日高橋尚子 28歳 2000年10月30日遠藤実 没後受賞 2009年1月23日村上美津(森光子) 89歳 2009年7月1日森繁久彌 没後受賞 2009年12月22日2011 FIFA女子ワールドカップ日本女子代表 団体受賞 2011年8月18日吉田沙保里 30歳 2012年11月7日納谷幸喜(大鵬幸喜)没後受賞 2013年2月25日少し前に、Bill McCrearyさんのブログで、漫画家の中で長谷川町子が受賞して手塚治虫が受賞しなかったのは何故だろうか、ということが話題になったことがあります。私は、手塚治虫が、死後評価が急騰した※ことが長谷川の受賞につながったのではないか、と推測しています。※もともと評価が高かったことはいうまでもありませんが、それまで漫画になどまったく縁がなかった一般マスコミが手塚を大きく持ち上げ始めたのは、死後になってからと記憶しています。経緯はどうあれ、長谷川町子と手塚治虫のどちらが国民栄誉賞にふさわしいかと言えば、私は手塚治虫だと思うのですが、実際に受賞したのは長谷川です。更にいえば、アニメの世界になりますが、宮崎駿も国民栄誉賞のふさわしいのではないかと思います(死後に受賞する可能性はありますが)。ただし、手塚も宮崎も、国民栄誉賞を喜ぶかどうかはまた別の問題ですけれど。それに、第1号から35年以上経っているので、どうしたって「歴史の評価」ということを考えざるを得ません。そかなに首を傾げるような受賞ばかりと言うわけではありませんが、あと数十年もたてば歴史に埋もれてしまうんじゃない?という例も、スポーツ界を中心に散見されるような気がします。ところで、冒頭に挙げたように、現役引退時でも死去時でもなく、何故この時期に長嶋に国民栄誉賞なのか、という疑問に、明快な回答を与える記事があります。なぜこの時期に? 参院選で1議席でも…垣間見える「安倍の野望」国民栄誉賞の贈呈をめぐっては「政権浮揚のため政治利用だ」と、たびたび批判を浴びた。政治評論家の浅川博忠氏(70)は「7月の参院選を前にさらに支持率をあげて、1議席でも多く取りたいという安倍晋三首相の野望が透けて見える」と分析する。浅川氏は「60~70代は長嶋さんと歩んだ世代。国民栄誉賞はその層へのアピールにつながる。安倍内閣は70%という高支持率だが、さらなる足場固めとなるだろう」と話す。ただ、野田佳彦前首相は昨年11月にレスリングの吉田沙保里選手に贈呈したが、翌12月の衆院選で大敗。必ずしも支持率アップに寄与しない場合もある。「国民に白々しく映ることもあるが、今の安倍首相は上昇気流。プラスにしか作用しないだろう」。一方で「最近の内閣は国民栄誉賞乱発の傾向がある」と懸念。「賞本来の意味が薄れる懸念もある。今後、選挙の半年前は授与できないなどのルール組み作りが必要かもしれない」としている。---安倍盲従新聞産経にしては、実に珍しくもまともな内容です。なるほど、確かに選挙対策かもしれませんね。
2013.04.03
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何が起きた?有田議員に“殺人予告”テレビでもおなじみの民主党有田芳生参院議員(61)の事務所に「殺すぞ」との“殺人予告”や「朝鮮へ帰れ」といった意味不明の批判が殺到している。一体、何が起きているのか? 最近、東京・新大久保など在日韓国人が多い繁華街で「朝鮮人を殺せ!」「出てけ」とコールするデモが行われた。一部の人間を侮辱するこれらの「ヘイトスピーチ」に対する議論が盛んになり、立ち上がったのが有田氏だった。「これまでもデモで『人を殺せ』と言っているのは知っていたけど、最近では在日韓国人の多い新大久保や、大阪の鶴橋といった商店街でやっている。『殺せ』『毒飲め』『首つれ』とかね。表現の自由を超えていると思い、歯止めをかけないといけないと思った。日本人として、とても恥ずかしい」有田氏がこう話すデモは、一部団体により各地で行われてきた。コールの内容通り、在日韓国人に対する人種差別的発言が多い。かねて過激な言動が知られていたが、かなり直接的な言葉が出てくるようになり、有田氏ら国会議員が今月半ばに院内集会を開くなど、声を上げる事態となった。「デモをしている人たちは『表現の自由』と言うけど、夜中に大声で叫ぶ表現の自由はさすがにないでしょう。彼らのしていることはそういうこと。法規制の議論はあるが、そこまでいかない。現行法でできる対処をして、世論の広がりを期待しているところ」有田氏の事務所やツイッターには批判が殺到。こう話している間にも、有田氏宛てにツイッターの書き込みがなされたことを知らせる音が鳴る。「2日くらい前から『有田をぶっ殺せ』となってきた。彼らには『韓国人も日本人を侮辱しているじゃないか』という思いがある。それはそうですが、同じレベルで憎しみ合っていたらキリがない。一部の韓国人がやっていることを、僕だっていいとは思っていない。僕が言っているのは『殺す』とか『レイプする』とか平然と言うのは日本人として恥ずかしいということ」気になるデモの参加者たちは、一体どんな人物なのか。「ネットウヨクといえばそうなんだけど“失われた20年”に育った、バブルも経験していない若者たちの閉塞感が大きいでしょう。20~30歳代が多い。うっ屈した気持ちをぶつけている」現在、有田氏らは署名を集めて、デモが商店街の迷惑にならないルートに変更するよう要求するつもりだ。「商店街の人から営業妨害という声を聞いた。日本人もデモを嫌がっていて、商店街に来る人も減る。言論の暴力に対して、商店街が民事や刑事で訴えることにもなるでしょう」このデモ団体の言動は在日韓国人への中傷にとどまらないという。「生活保護問題のときには(デモに対して)批判の声を上げたおじいちゃんを突き飛ばして、蹴っ飛ばしてもいる。映像もある。フィリピン人親子(カルデロン一家)が日本に不法滞在していることが問題になったときは、中学生の娘さんが通っている学校に行って、罵声を浴びせてもいる。何でもやるんですよ」政治の現場にも現れている。昨年12月の衆院選で安倍晋三首相(58)と麻生太郎副総理(72)が東京・秋葉原で演説した際、街頭は日の丸で埋め尽くされた。「あの群衆の中にもいた。安倍さんがそれを気分いいと思っていたら、大間違い。しっぺ返しが来るよ」。安倍首相が現実的な判断をすれば、理想を追う安倍シンパと亀裂ができるというわけだ。北朝鮮による拉致問題の会合の周辺にも出てくる。「横田夫妻も『自分たちも誤解される』と怒っている。彼らはブルーリボンをつけて『朝鮮人を海に沈めろ』なんて言うけど、妨害しているのと同じですからね」こうした特定の人たちへのヘイトスピーチは、海外ではすでに規制されている国もある。民族や人種の問題は、デリケートなもの。決して罵詈雑言で解決する話ではない。---昨年の9月に、フォルクローレのコンサートで、新大久保の労音大久保会館に行ったことがあります。かつては、私自身もここでコンサートに出演したことがあるし、あるグループの練習場所が、新大久保だったこともあるので、この近辺は一時期頻繁に歩いたものです。ただ、15年くらい前は、コリアタウンと言っても、ほんの狭い一角に、韓国系と思われる商店(ハングルの看板を出していたりする)が数軒軒を連ねているだけだったような、遠い記憶があります。それが、韓流ブームに乗って、そういうお店が急拡大したようです。昨年行ったときは、「随分増えたなあ」という印象を受けました。で、昨年9月というのは、李明博前大統領の発言から日韓関係が急激に悪化した直後の時期です。だけど、コリアタウンは随分お客さんでにぎわっているように感じました。韓流ブームの最盛期にどんな様子だったのかは知らないので、その時代との比較でどうなのかは分かりませんけど。当ブログでは、以前から在特会や、その系統の「行動する保守」とか称するならず者集団について批判をしてきました。最近ようやく、彼らの傍若無人な行動に対する批判が広がりだしてきたようです。私自身も、新大久保でこの連中のデモと遭遇したことはありませんが、随分あちこちでこの連中と遭遇しました。最近は、反原発のデモに対する妨害に精を出しているようです。「殺せ」とか「死ね」までは言っていませんでしたが※、「キチガイ」とかそういう聞くに堪えないような言葉を吐きまくっていました。※ただし、彼ら自身が公開している動画の中で、在特会の桜井が「生きたまま原子炉の中に叩き込め」とかって叫んでいる場面はありました。「殺せ」にしても「キチガイ」にしても、叫んでいる本人の精神の貧困さ、本性の下劣さを示す、実にみっともない行動ですが、その標的にされる立場としては、たまったものではないでしょう。現状、日本に差別的発言を取り締まる法律はありません。世界的に見れば、民主主義国といわれる国の多くで、いわゆるヘイトスピーチ(人種・民族的差別をあおる発言)は法律で禁止されていますが、日本と米国では禁止されていません。ただし、特定の民族集団に対するヘイトスピーチは禁止されていませんが、特定の個人に対しては話が別です。つまり、「韓国人を殺せ」は、現状の法体系では違法とはされませんが、「有田芳生を殺せ」は、名誉毀損や脅迫罪などの罪に問われる可能性が多々ある。もちろん、刑事告訴を行うかどうかにもかかっていますけれど。
2013.04.01
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