inti-solのブログ

inti-solのブログ

2026.04.23
XML
テーマ: ニュース(96520)
カテゴリ: 対中・対韓関係
舛添要一氏、中国の経済発展に私見「事実すら認めない嫌中派が支配してきたこの10年の日本の凋落ぶりには愕然」「習近平は高笑い」
元東京都知事舛添要一氏が自身のXを更新。中国の劇的な経済発展と、それに対比させた日本の現状について、私見を述べた。
舛添氏は、1980年と2026年の中国の街並みを比較した動画を投稿した海外Xユーザーのポストを引用。動画には、かつての貧しい時代から現代の超近代的な都市へと変貌を遂げた様子が写されていた。
これに対し、舛添氏は「過去45年で中国がいかに豊かになったか、この事実すら認めない嫌中派、右翼排外主義者が支配してきたこの10年の日本の凋落ぶりには愕然とする。そして、今の高市政権には日中関係改善の意思がない。彼我の差は拡大するばかりだ。習近平は高笑い!」とつづり、中国の経済発展を評価するとともに、日本の現状に危機感を示した。

---

舛添要一を私は支持はしませんが、近年都知事を務めた人物の中で、見識においても実績、手腕においても、もっとも「マシ」な政治家であったことは疑いないと思っています。
そして、引用記事に書かれていることも、まったくのとおりです。
その一方で

海自護衛艦が台湾海峡を通過 高市政権で初、中国は抗議
海上自衛隊の護衛艦「いかづち」が、台湾海峡を通過していたことが政府関係者への取材でわかった。中国軍東部戦区は17日、日本の自衛隊の艦艇が同日に台湾海峡を通過したと発表。中国外務省の報道官は定例会見で「中国の主権と安全を深刻に脅かしている」として日本側に抗議したことを明らかにした。
高市政権になって、海自の艦艇による台湾海峡通過が明らかになるのは初めて。政府関係者によると、護衛艦は20日に始まる米比主催の多国間合同演習「バリカタン」に参加するため、フィリピンに向かう途中だった。台湾海峡通過には、軍事活動を活発化させる中国を牽制(けんせい)するほか、「日米比の結束を示す」(関係者)狙いがあるとみられる。

---

台湾有事発言で日中関係が冷え込む中、更に中国に対してけんかを売る気満々、というわけです。もちろん、台湾海峡は中心部に中国(台湾も含)の領海はかかっておらず、中心部は公海なので、そこを通過することは国際法に反するわけではありません。しかし、それが中国に対してけんかを売る態度であることは明らかです。
けんかを売って勝てるならやってよい、とは私は思いませんけど、まだマシです。
しかしよりによって今、勝てるんですか?

言うまでもなく、米国とイスラエルの対イラン戦争によってホルムズ海峡が封鎖され、日本はホルムズ海峡通過についてイランとの個別交渉を行なおうとはしないので、石油供給はピンチに陥っています。

日本が置かれている現在の状況は、エネルギー供給に関しては第一次、第二次石油ショックを上回る、戦後最大の危機です。米国とイランの停戦交渉は行われていますが、ホルムズ海峡の封鎖解除は、2度発表され2度ともすぐにご破算になっています。前の記事に書きましたが、イランが米国に一方的に膝を屈する形での戦争終結はもはやなく、先のことは見通せませんが、ホルムズ海峡の封鎖が半年1年、あるいはそれ以上続く可能性は低くはありません。
確かに当時はなかった膨大な石油備蓄はありますが、備蓄日数が額面どおりのものではないことは、 以前に指摘したとおり です。サウジアラビアとUAEからのホルムズ海峡を回避する迂回ルートを使っても、封鎖前より原油積出量は減ること、原油は迂回ルートがあっても、精製済の石油製品は迂回ルートがないことも、同じ投稿で指摘しました。

ホルムズ海峡封鎖されている間、日本に一滴の石油も入ってこないわけではありませんが、供給量が相当減ることは明らかなのです。
そのサウジアラビアからの紅海経由の迂回ルートは、ホルムズ海峡封鎖後原油積出量が急増していますが、その過半は中国向けと報じられています。イランとはホルムズ海峡通過の交渉をしつつ、サウジアラビアから大量の原油を購入、実に抜け目ないのです。

その国に対して、石油供給に不安だらけの日本が、今、このタイミングで、ケンカを売る。台湾海峡は公海ではありますが、護衛艦が今、そこを通過しないと、何か不都合があるんでしょうか?
売る必要のないケンカをわざわざ売る、気は確かか?と思わざるを得ません。ネトウヨに媚を売り、彼らの自尊心を満たし、代償に国を危うくする。
太平洋戦争末期、日本の降伏を阻止しようとした「愛国者」の軍人たちを想起させます。(自称)愛国者こそが国を滅ぼすのです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.04.23 19:00:06
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: