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こんにちは。いいお天気・・・花見日和ですね。昨日図書館へ行ったときフト手に取ったら、離れなくなったので借りるつもりはなかったのに、借りちゃいました。「家族趣味」乃南アサ/著(画像ありませんでした)内容(「BOOK」データベースより)人生は楽しく、充実していなければ。そこそこ出世した旦那に、健康な息子。私の仕事も順調だ。そして、恋も…。次々に年下の男性との不倫関係を重ねてゆく、奔放な主人公を待ち構えていた運命は?表題作をはじめ、宝石にとり憑かれた女の破滅的生活を追う「魅惑の輝き」、少年の底知れぬ不可解さを描いた「デジ・ボウイ」など、日常に潜む狂気を抉った直木賞作家の傑作短編5編。私が好きなのはやっぱり「デジ・ボウイ」甘いの・・・分かってます。でも、何だかあまりにも希薄な従兄弟に少し感情移入しちゃう。かわいそうだけどあまりにも健全すぎる生き方をするのもどうか?と思う。「魅惑の輝き」は本当に宝石の魅力に取り憑かれた人を何人も見ていたので現実味がありました。そして、騙されたのが「忘れ物」あ~~~そう言うオチか!!見事に、罠にはまりました。というか、自分の固定観念に、頭抱えたくなった。そう言う所に気付かされて悔しい。「家族趣味」は以前どこかで読んだ様な・・・・しかし何度読んでも不気味です。私は、薄い付き合いしか出来ない人間関係なら無い方がましです。こういうと誤解がありますがどこまでも深く係りたい訳ではなく薄い関係に、頭悩ます程暇じゃないという考えからですが・・・乃南さん久々に読みましたがそう言えば読んでない本も数冊あるし・・・彼女の文章好きなんですよね。クールで。また読みたいです。では~♪
2007年03月31日
こんにちは。春・・・雨が降りますね~せっかく咲いた桜が、少し可哀想ですが春の雨って、新緑を輝かせてくれるので好きです。以前読んだ「彼女がその名を知らない鳥たち」の沼田さんです。貫井さんの本を探していて近くにあり、借りました。「彼女・・」があまりにも衝撃的でタイミングを見計らっていたので、丁度よかったです。「九月が永遠に続けば」沼田まほかる/著内容(「BOOK」データベースより)息子の失踪直後に、愛人の男が死んだ。もしかして、息子が殺したのか?。第5回ホラーサスペンス大賞受賞作。 面白かったです。でも、残虐でもありやっぱり色々考えますが・・・この題名が、素晴らしい!これ以上の題名は考えられない位ピッタリです。あの時のまま続いていれば・・・と思うけど現実には、人は傷つき、様々な事を経験して生きて行く。人間関係は、そのままでは居られない。知らなかった頃には戻れない・・・・相変わらず、気持ち悪い男性は出てきます。それは服部・・・・失踪した息子を心配する水沢佐知子を助けてくれる。しかしその存在自体が、気持ち悪い…(悪い人じゃないんだけど)もっと彼が絡んでくるのかと期待しましたが・・・違いました。(ちょっと残念)亜沙実が物語の鍵なんだけど壊れた人間はまわりの人も、呑み込んで行く。そんな切なさもあり、別の読み方をすれば文彦の成長の物語でもあり色んな側面を持つ物語でした。彼女の本は、やっぱり「読まないとな」と思うんですよね。誰に向けてではないんだけど、読んでいる間の焦燥感とかじわじわとこみ上げて来る、ひりひりした感じは独特で、何ともいえない。しかもこれが初作品?・・・・面白い経歴の持ち主で僧侶であり会社経営って、どんな人?また次作も読んでみたいです。ではまた~
2007年03月30日
おはようございます。今日もいいお天気・・・だけど黄砂が吹いているそうですね。布団は干せないな~昨日はおやすみ。と言う事で時間と、今回は商品券がありましたので漫画を大人買い!とりあえず5冊程買ってきました。「ピアノの森」一色まこと/著前からずーっと欲しかったんです。一色まことさん大好きで・・・「花田少年史」でしょ「出直しといで!」でしょそしてこの「ピアノの森」やっぱり好きだ~!!と再確認。物語は単純明快。天才少年の野生児であるカイと父親をピアニストに持つ、修平の物語。この5冊では、カイがピアノを弾くと言う事を理解しその道を歩いて行く。そして修平は、初めてライバルをもちピアノに向かう意気込み、自分が平凡であると言う事それらに立ち向かって行く・・・序章です。劣等感というのでしょうか?今まで、気付きもしなかった感情に苛まれる修平の心が痛い。恵まれた環境だったのに、自分が追いつけない物がある事を知る。それが、嫉妬してはいけない友だちだったら・・・でも、悔しくて泣けるんだったら、大丈夫。まだまだ、頑張れるってことだよね。5巻まででは、日本でのコンクールでは力を評価してもらえなかったカイ。多分次から世界に向けての挑戦となるんでしょう。本当は、いっきに揃えたい・・全巻。でも、勿体ないからしばらくこの本をじっくり読みなおします。果たしてこの我慢・・・何日できることやら?自分に自信は持てません。そうそう!この本、今年・・・映画化されます。(何月公開かは分からなかった)詳しくは公式サイト↓へhttp://www.piano-movie.jp/ではまた。
2007年03月29日
昨夜から子供たちが実家に泊まりに出かけてます。最近全然おやすみがない私。土日は6時に叩き起こされてるし・・・久々に休日・・・と言う事で映画に行ってきました。「ホリディ」公式サイトストーリークリスマス直前。ロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営しているアマンダ(キャメロン・ディアス)は、恋人と破局。そしてロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、3年間愛し続けた同僚に目の前でほかの女と婚約される。深く傷つき「この状況から一刻も早く抜け出したい」と見知らぬ土地での休暇を決意したふたりは、「ホーム・エクスチェンジ=家を交換すること」を実行する。まさしく夢の物語。現実の世界だったら家を交換した先で、ひきこもって終わり・・・(少しは観光も有りかも?)だけど・・この映画は、家の交換した相手には男前なお兄ちゃんがいたり豪邸だったり・・・そんな有り得ない話をうっとりと見せてくれます。またもやジュード・ロウの男前にめろめろキャメロンとのキスシーンも綺麗。ところどころ字を消してます。反転してください(ネタバレあり)面白いのはキャメロン演じるアマンダがちゃきちゃきのアメリカ人でタクシーの中でも、アイマスクしていて田舎町じゃ、全然楽しめない事。あんなに素敵な景色があるのに...勿体ないな。なんて思っちゃうな~しかし今回のキャメロンは可愛い。いつもよりも・・・綺麗です。ケイト・ウィンスレット演じるアイリスは人間が凄く優しいの。心が広くって、とってもチャーミング。(生きる中では、損ばかりなんだけどね・・)人の事を自分の事のように思える女性で幸せになって欲しいな・・・って思うタイプ。おじいちゃんとの歩行訓練のシーンも人間味溢れていて好きだな。今回の映画では、控えめなのがジャック・ブラックいつもとは違う彼だけど、キュートだね~そして男前なジュード・ロウプレイボーイかと思いきや!!違いましたね。最後は泣いてるし・・・カワイイ!!繊細で…また惚れ直しました。カメオ出演でダスティン・ホフマン、ジェームス・フランコ、リンジー・ローハンも登場・・・もう一度、じっくり見るのもいいかも?春の陽気にピッタりな映画でした♪ではまた~
2007年03月28日
ようやく下巻も読み終えました。「空白の叫び」貫井徳郎/著下巻では少年院を退院した久藤、葛城、神原。彼らはそれぞれ自分の生活を取り戻そうとするが、周囲の目は冷たく、徐々に行き場をなくしていく。そして…。少年犯罪を少年の視点から描いた、新機軸のクライム・ノベル。(楽天booksより)読み終えて、ドーッと疲れが出ました。誰も幸せになれず神原なんかは、犯罪に楽しみを見いだしてるし葛城も、一枚皮をむけたけどこれからどうなるんだろう?と思った。そして久藤は再び少年院へ。犯罪は決して犯してはならないとこの本を読んで思えたらいいのですが、救いがないのが辛かった。結局、悪い方へ、向いてしまった時に誰も側の人が「だめだ」と言ってもらえない環境が悪いのか?親が子供に愛情を注げないのが悪いのか?犯罪者を偏見でしか見られない世間が悪いのか?分からない。結局想像力が欠けているのも原因な気がする。そして自分の体験、心の内を誰にも言えない、友だちがいないのも気の毒でもある。色々自分だったらと思った時辛いとき、結局一歩を踏み出さずにすむのはそうしたら→どうなるのか?分かっているからなのかもしれないな・・・と思いました。貫井さん、初読みの作家さんだと思うのですが次は「慟哭」が読みたいです。手元の本が無くなりました。やばいぞ。では、また。
2007年03月27日
こんにちわ。今日はいいお天気で、桜も順次咲いてきてるな~と、お散歩してきました。花粉症も落ち着き、ようやく春が嬉しくなってます。今月は決算月という事で家計簿の年間収支出してみました。赤字の月もありますが金額だけ見るとお給料の1割をどうにか貯金出来てますのでちょっとホッとしました。しかし、よく考えると貯金出来ているのは、ボーナス月のみ。結果的に、貯蓄は出来てますがボーナスが減ると、貯蓄も出来ない・・・結構こう考えると、ギリギリですね。円グラフにして内訳を目で見て分かるようにしてみると住居費が大きい。我が家の家計の2割以上を占めており食費と、教育費が同じ位(意外とエンゲル係数行ってませんでした)グラフにすると分かりやすいですね。住居費を減らそうと思ったら貯蓄をもっと増やさないとだめですしやっぱり労働しないとな・・・と痛感してます。Excelで自己分析してみると嫌な位分かりやすいですね・・ではまた(^^v
2007年03月26日
昨日はKANちゃんのライブに行ってきました。やっぱり良かったです。詳しくは、別宅で。そのライブ行く電車の中で読みました。「空白の叫び」(上)貫井徳郎/著出版社 / 著者からの内容紹介「普通の中学生」がなぜ殺人者になったのか久藤美也は自分の容姿や頭脳が凡庸なことを嫌悪している。頭脳は明晰、経済的にも容姿にも恵まれている葛城拓馬だが、決して奢ることもなく常に冷静で淡々としている。神原尚彦は両親との縁が薄く、自分の境遇を不公平と感じている。〈上巻〉第一部ではこの3人の中学生が殺人者になるまでを、その内面を克明にたどりながら描く。その3人が同じ少年院に収容されて出会うのが第二部。過酷で陰湿な仕打ちで心が壊されていく中、3人の間には不思議な連帯感が生まれる。まだ上巻しか読めてないのですがこれが辛いんだわ・・・読み進むのが。ほとんど苦行。3人が腐って(病んで)行っているのが、痛い位分かるから本当にしんどかった。(手で本をつまんで「うわぁぁぁ~~~」と言いたい位)しかも刑務所に入っても、そこでの生活をどう生き抜くか?と言う事だけを考えて全然、更生・反省なんて事する余地はないんだよね。力関係をどう動かしどうやったらひどい事されないように生きるか?それのみの生活。そして短期間で出所。(ここからは下巻から)3人の少年が物語の中心なんだけど出だしでは、ひとりは叔母に愛されて生きているけど、貧乏で・・・実の母親は育児放棄していて、だからがゆえに甘えん坊な尚彦。そして反対にお金はあるが、母親が何人も変わりすぐれた容姿であり、優秀であるがために大人びた拓馬。普通の生活に、平凡な自分に鬱憤がたまりぶつけようもない黒い物を心の中に飼っている美也。3人とも家庭環境も何もかも違うから逆に面白い。(面白いって言っていいのか分からないけど)この物語がどう進んで行くのか・・楽しみです。やっぱり人間的に弱い尚彦が道をそれて行くんだろうな・・・と予測はつきますけど。自分を曲げるのも意志の力だし立て直すのもやはり精神力だと思いますのでね。これから下巻に突入してきます。ではまた(^^v
2007年03月25日
今日は終業式?終了式?と言う事で映画館が混む前に平日に見に行ってきました。「ナイト・ミュージアム」公式サイト(ストーリー)離婚し失業中のラリーは、元妻に引き取られた息子ニッキーの信頼を得るため、博物館の警備員の職に就く。ひとりで夜勤を任された彼が見たものは、歩く恐竜の骨格模型、騒ぐ原始人、生きている歴史上の人物たちだった。とにかくベン・スティラーがキュートです。こういう真面目な役も、いいです~よく見ると、ハンサムなのね。だっていつも妙な役が多いからさ・・・物語はベタですが子供と一緒に見て、結構楽しかった。歴史博物館=勉強っていい事言うな~とか「偉大」って言葉が良く出てきてそう言えば、こういう言葉あまり聞かないな・・・と吹き替えならではの、楽しみ方も出来た気がします。オーウェン・ウィルソンとベンの共演もおもしろかった。ティラノザウルスが可愛いしハッピーになれる最後も良かったです。有り得ない・・・夢の世界。楽しかったです。∞───∞───∞───∞───∞───∞───∞──∞予告見たんですが『ゲゲゲの鬼太郎』・・・の実写にビックリ。吹きそうになりました。めだまおやじ・・・「ダイ・ハード4」もするんですね~これは見たいかも?「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE ~総統は二度死ぬ~」これを子供たちが見たいと言ってました。今TOHOシネマズでは「鷹の爪」が劇場マナーのCMをしていてそれがつぼにはまったみたい。電脳戦士『土管くん』もちょい役でCMに出てました。これがまたゆるい感じで、面白いんだよね・・・・「蛙男商会」って・・・コフィーちゃん(汗)こういう感じの好きなのです。来週は「ホリディ」に行こうと思っております。ではまた(^^v
2007年03月23日
以前ご紹介した「情熱大陸+P」角田さんの短編の読み物も5話まで進んでます。リレー物語とでも言うのでしょうか?作品の脇の登場人物が、次の物語の主人公になるスタイル。数珠つなぎとPodcastでは解説されてます。しかしPCの前にじっと座っていられない私。結局ダウンロードしてますが1作目以降、まともに聞けてませんでした。ながらでしか、聞けないのよね~音楽なら、本読みながらでも、家事しながらでも出来るんだけど物語となると、電車の中とか、車の中とか・・・・それだけに集中する空間が必要。かといってiPodを購入するのも勿体ないし・・・(落ち着け!!って自分でも思う)そんな風に放置した状態で時は流れてたのですが今日気付きました。「CDに焼けばいい」と言う事に。・・・・今ごろ気付くなんて、我ながら遅い!!焼いたら、MDに落とせるし携帯にも入れられるし(Music携帯なんで)何で今まで発想の転換ができなかったんだろう。と言う事で借りてきたCDそっちのけで本日、車の中で聞きました。やっと3作目まで聞けたんだけど・・・いいですよ(^m^♪角田さんのやさしい物語が男性の口調で語られると何だかいつもと違う気がしますね。何でもない物語なんだけど知り合いではないのに、あるとき気付いたその存在の人に少しだけ見る目を変えてもらえる。少し気持ちを変化させられる。そんな普通の物語です。もちろん、サイトでは文字でも読む事が出来ます。是非ご興味のある方は、お読みくださいね。今日は、いい事と悪い事、半分半分でなかなか釣り合いの取れた一日でした。ではまた(^^
2007年03月22日
なんとな~く図書館で、検索してたらヒットしました。「めぐり逢い」結城信孝/編「BOOK」データベースよりさまざまな恋のかたちと色、それぞれの愛の邂逅とゆくえ…。江国香織「テイスト・オブ・パラダイス」、谷村志穂「一夜」、平安寿子「えれくとり子」、松本侑子「葉桜」、有吉玉青「がまんくらべ」、角田光代「昨日、今日、明日」の六篇に、書き下ろし作品として春口裕子「乗り越し精算」、蜂飼耳「草原愛」の二篇を加えた全八篇からなる、文庫オリジナルアンソロジー。 江國さんのは可愛らしい恋の物語。以前読んだ、本と何だかかぶってる気がするけど思い出せない。谷村さんは何だか切なくって。それでも女の打算を綺麗に描いてるな~と思う。好きと、一緒に歩いて行くのは違う。結構衝撃的だったのは蜂飼耳さんの作品。野性的な恋の衝動。動物の間合いの、距離感。なんなんだろう・・・すごく面白い感覚。有吉さんのはシーソーの様な、男女の友情。最後に、調子に乗ってたのは女性だと分かり結局一番ではなく2番だったのね・・・と、苦笑。角田さんのはこれも可愛らしい物語。こういう女は嫌いだけどずぼらな男性は、そんな女性に惹かれるのか?私は、記念日は、年に一度か二度で十分。それも忘れます。まんべんなく収まっているアンソロジーでした。時間が空いた時や移動中に読むのにいいですね。*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜髪の毛をバッサリと…というか、すっきりと切って来ました。春だしね~♪明後日ライブだしね~♪と言う割には借りてきたCDはRHYMSTER「MADE IN JAPSN」だったり椎名林檎ちゃん「平成風俗」だったりKANちゃんとは関係ないな・・・と気付いた時は遅かった(爆ではまた~
2007年03月22日
大分前に見ました。「アルフィー」ジュード・ロウの映画。「アルフィー」公式サイト■ストーリー 主人公はニューヨークのマンハッタンに住む英国人のプレイボーイ、アルフィー(ジュード・ロウ)。お気楽なプレイボーイがナンパに明け暮れる日々を観客に語りかけるように進む軽快なストーリー。この観客に語りかけるスタイルに、ファンならば・・・メロメロになりますね。可愛らしいのですよ。少年のようで。憎めないタイプの男性を上手く演じてますね~でも、スーザン・サランドン演じる熟女に捨てられたり精神的ダメージが、体に影響が出たりいい事だらけじゃないんですよね~当たり前だけど。人生を、軽く見ている彼に襲いかかる悲劇。でも、それは自分で招いたことなんだよね。彼のその後も見てみたい。そんな風な終わりに、少しホッとします。やっぱりジュードはチャーミングなんだよな・・だめな男性の役がピッタリです。*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~**~*~*~*~*~*~今日は快晴になりましたね~気持ちがいいですね。旦那は仕事、息子は野球(朝6時起き!)娘と二人お留守番なのでベランダの整理などしております。冬の間に枯れちゃったもの、根がつまり過ぎて育たないものこまごまとした植物を整理しました。このまま春になるのかしら?ゆっくりと過ごせる久しぶりの休日です。皆様も良い一日を♪ではまた。
2007年03月21日
とりあえず本の話から「最後の息子」吉田修一/著内容(「BOOK」データベースより)新宿でオカマの「閻魔」ちゃんと同棲し、時々はガールフレンドとも会いながら、気楽なモラトリアムの日々を過ごす「ぼく」のビデオ日記。そこに残された映像とは…。 短編3つ入ってます。「最後の息子」は同性愛の人たちが出て来る物語。閻魔ちゃんが、何ともキュートで癒されます。そんな悪役を演じる主人公にも、少しだけ同情したくないけど・・・しちゃう。ひどい男なのにね。そして「破片」精神的な弱さとガラスの破片の透き通った光り。その対比が切ない。鉄砲水で流された母親のシーンが頭から離れないです。そして最後の「water」こんな話吉田さんが書くの?と驚きました。思いっきりスポーツ青春物なんですけど・・・ここにも同性愛が絡んでいたり心の病気の母親が居たり、一筋縄ではいかないんだけど・・・でも、とても新鮮で可愛い物語でした。これが初期の吉田さんの作品か・・・とびっくりした一冊であり芥川賞候補作品が2つ入っているなんとも、お得な一冊でもありました。*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~**~*~*~*~*~*~*~*~*~小学校でのお楽しみ会を兼ねた、お話会無事終了してきました。お母さんたち7名が3クラス合同で1時間の出し物をするのは結構大変じゃないかと不安だったのですが(初参加ですし)やり終えると・・・やっぱり楽しかったです。(私はお手伝い程度しか出来ませんでしたが・・・)読み聞かせをしたのは「おおはくちょうのそら」これは大型絵本で、版画が素敵なのです。旅立ちの季節にピッタリな本でした。そして詩の朗読、たて笛での2曲披露。最後に「たのきゅう」で落語朗読。これはお2人で朗読されたんですがめちゃくちゃ上手で聞き惚れました。本職さんの朗読のようでした。お返しに子供たちから笛の演奏と合唱を頂きみんなしっかり聞いてくれていて良かったです。どうしても、子供関係の親御さんとしか話をしないので我が家だと、男の子(4年)のお母さんとしかほとんど知り合う機会がないのですが今回は女の子のお母さんと知り合えたのが一番の収穫でした。何度も集まって、話し合ったり井戸端会議に花を咲かせたり・・・誘って頂けて良かったです~(^^vこれで3月の予定もほぼ終り・・そう思ってるとすぐに春休みですね(汗ではまた~
2007年03月20日
おはようございます。本日、昨日とその前の日記をようやく更新出来ましたが今日の分はいつ更新出来るか分からないのでとりあえず、不義理のお詫びをさせて頂きます。ごめんなさい。毎日目が回りそうな忙しさで専業主婦でこれだったら働くって大変だな・・・と思います。皆さんすごい、尊敬しちゃう。おまけに、昨日参加したイベントは働いて、ボランティアもして、お母さんもしている方がいっぱい!それに比べて、私は・・・と思います。本当に。頑張らなくっちゃね。本日は学校へ行って、明日のお楽しみ会のリハをしてきます。たて笛上手くふけるかな~?とちらずに、朗読できるでしょうか?更新出来たら夜にでも更新します・・・もちろん、お邪魔しに伺いますね。では皆様良い一日を~
2007年03月19日
「ニシノユキヒコの恋と冒険」川上弘美/著内容(「BOOK」データベースより)ニシノくん、幸彦、西野君、ユキヒコ…。姿よしセックスよし。女には一も二もなく優しく、懲りることを知らない。だけど最後には必ず去られてしまう。とめどないこの世に真実の愛を探してさまよった、男一匹ニシノユキヒコの恋とかなしみの道行きを、交情あった十人の女が思い語る。はてしなくしょうもないニシノの生きようが、切なく胸にせまる、傑作連作集。かわいいね~とひと言で言っちゃいそうなんですけど。西野君すごいですね。ある意味女性的な男性。女心がわかってる。しかし目線は10人のニシノ君を知る女性たち。ある人は、夢中である人は冷静である人は、去ってしまった西野君の思い出で、みんな西野君を恨んでないし、憎んでもない。彼のトラウマはお姉さんで本気になってしまった女の子は自分とそっくりで。死んだ後まで、恋人だった女性との約束を守る。そんな健気なだめ男。彼に恋しちゃうの女性は年齢も千差万別。そんな理由がよく分かる一冊でした。特におばちゃま目線の西野君がいいです。ではまた~♪
2007年03月18日
大阪府の高齢者対象に悪質商法の講座をするための認定講習会の最終日出席してきました。朝から2分間スピーチという事で総勢90名弱の前で、一人一人発表するんですけどその多彩な顔ぶれと皆様の個性が溢れていてとても素晴らしかったです。本当は、飽きるかな?と思ってたんです。午前午後共に、長時間聞く形ですので・・・でも、そんな事はいっさいありませんでした。特に、リタイア組の方がお元気で色んな事にご興味がある方が多く多彩な資格を身につけていらっしゃる事にはビックリ。私はまだまだですね~私は食についての発表をしたんですが信販会社の経験を話せば良かったかと、ちょっと反省。もっと面白い話が出来そうでした。でも、また機会がありそうですし、高齢者の方達にお話を披露出来被害を食い止める事が出来れば、それが一番ですものね。今回の講習を受ける為にご近所の方に子供のを預かって頂き、本当に申し訳なかったのですがこの資格で、少しでも私が誰かの力になる事が出来ればそれがその方へのご恩返しになるのでは?と思ってます。それにしても、会う人会う人に「独身でしょ?」と聞かれました。そんなに若く見えるのでしょうか・・・(それは嬉しい・・・)それとも、そんなにバカに見えるのでしょうか?(やっぱり!?orz)帰宅の電車の中でその問いがぐるぐる頭の中を回ってました。ではまた。
2007年03月17日
走る・・・走る・・・走り抜ける・・・「一瞬の風になれーイチニツイテ」佐藤多佳子/著出版社/著者からの内容紹介「速くなる」ただそれだけを目指して走る。白い広い何もない、虚空に向かって…………。春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した2人のスプリンター。ひたすらに走る、そのことが次第に2人を変え、そして、部を変える。「おまえらがマジで競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説、誕生。本屋大賞ノミネート作品ですね。ようやく1冊目が来ました。「風が強く吹いている」三浦 しをん/著に似てるけど、少し違う。しをんさんのは駅伝が物語の(一応の)ゴール。この「一瞬の風になれ」はとにかく早く走れるようになるように、努力してタイムが上がって行く様子がとてもさわやかで、その次の試合では、どうなるの?どうなるの?と、読み進んじゃう。シリーズ1冊目のこの本ではなかなか成果は出ません。でも、先輩の地区大会は、再度タイムを競って出場メンバーを決めるなんて、カッコ良く、青いところとか恋に、溺れて予選に帰って来なかったり合宿で筋肉痛の死体になる所とか脱走する所とか・・・・(順不同)瑞々しくって、ワクワクします。もちろん主人公の連も神谷もいいんだけど、私のお気に入りは石像化しちゃった谷口さん。かわいいね~♪次が読みたい。でも、次は13人待ち。シリーズで予約してなくても来る時は5冊くらいドーッと来るのに(それもそんなつもりなかった物に限って)今回は「シリーズ予約出来てません」ってそんな殺生な~(T^T仕方ないけどね。━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・さて、今年の本屋大賞4月5日に発表ですが、皆様どの本が受賞すると思います?『一瞬の風になれ』著/佐藤 多佳子(講談社)『失われた町』著/三崎 亜記(集英社)『陰日向に咲く』著/劇団ひとり(幻冬舎)『風が強く吹いている』著/三浦 しをん(新潮社)『鴨川ホルモー』著/万城目 学(産業編集センター)『終末のフール』著/伊坂 幸太郎(集英社)『図書館戦争』著/有川 浩(メディアワークス)『名もなき毒』著/宮部 みゆき(幻冬舎)『ミーナの行進』著/小川 洋子(中央公論新社)『夜は短し歩けよ乙女』著/森見 登美彦(角川書店)私はね~この佐藤さんの本んも、しをんさんの本んもいいんです。大好きなんです。陸上競技のおもしろさを、体感出来て、新しい発見があって、ワクワクしました。宮部さんはもちろん良かったし有川さんは、独特の世界だしね。小川さんは、もう既に受賞されてるし・・・読んでないのは、森見さんと伊坂さんですからはっきりとは、言えないんですけど・・・あえて昨年で一番衝撃だったのは「陰日向」なんですよね・・・彼がとったらおもしろいですよね。とりあえず、発表の日が待ちきれないですね。他の賞ももちろん名誉なんですけどこの賞がいちばん読者に「愛された」証の様な気がするから・・・どの本が受賞するのか?楽しみです。ではまたv
2007年03月16日
先日の「ジャンプ」の佐藤氏の本です。「5」佐藤正午/著この「5」が読みたくて予習で「ジャンプ」を読んだのに・・・・(T^Tと言う感想。(「BOOK」データベースより)結婚八年目の記念にバリ島を訪れた中志郎と真智子。二人にとって、意味のない発言のやりとりにこそ意味のあった時代は、はるか昔に過ぎ去っていた。そんな倦怠期を迎えた二人だったが、旅行中に起こったある出来事をきっかけに、志郎の中で埋もれていたかつての愛の記憶が甦る。本当の愛を探し求める孤独な魂たちへ。新感覚の大人の恋愛小説。 だめでした。受け入れられなかった。それは私が女だからなのか?あまりにも身勝手な男性陣に、閉口。傑作と聞きましたが、どこら辺が???と聞きたくなってしまいました。男性って、愛への情熱がなければ生きて行けないのですか?夫婦関係ってそれだけなのかな~?だったとしたら、それこそ寂しい。せめて、最後の中志郎だけはそんな風になって欲しくなかったな。∞*:;;;;;;:*∞*:;;;;;;:*∞*:;;;;;:*∞*:;;;;;:*∞*:;;;;;:*∞*:;;;;;:*∞昨日は、ホワイトデーでしたが我が家には全く関係ありませんでした。何もお届け物もなかったし~お返しは全部発送したし。そういえば「会社コンプライアンス」と言う本が届きました。講談社様の懸賞で頂いたの。今週末の、消費者センターの講習では2分間スピーチがあるのでこれをテーマに考えます。ではまた(^^v
2007年03月15日
昨夜wowowで放送されたので見ました。「素顔の私を見つめて」ストーリーニューヨークに暮らすチャイニーズ・アメリカンの女性ウィル(ミシェル・クルージ)は、出世を約束された有能な医師。実は同性愛者である彼女は、バレエダンサーの女性ヴィヴィアン(リン・チェン)と恋に落ちるが、そのことを誰にも打ち明けられずに苦悩する。一方、シングルマザーとしてウィルを育てた母ホイラン(ジョアン・チェン)は、あるとき子供を身ごもったことに気づく。だが彼女は誰にも父親の名を明かさず、ついに同居する父から勘当されてウィルの家に転がり込んでくる。久しぶりの同居を始めた母娘だったが、お互い言えない秘密を抱えた2人の間にはどこかぎこちなさが漂い…。ニューヨークに生きる、中国人のコミュニティの生活。ニューヨークなんだけど中国のしきたりが生活の中にあって何だか不思議な感じもする。でも、ウィルの生き方はまさしくニューヨーカー。そこに身ごもった母が来て、家族間の争いに巻き込まれたり(軽くね)自分自身の恋愛の葛藤もあったりして最後は母と娘受け入れあうという物語でなかなかおもしろかったです。同性愛者の彼女たちの恋心がすごく自然で、可愛らしくって・・・年の差のある母親と、友人の睦まじさもとてもいい感じで、男女問わず、年齢問わず「いとおしい」感覚って、こういう事だな・・何だか納得しちゃいますね。ではまた(^^
2007年03月14日
生誕100年記念 ダリ展 創造する多面体へ行って参りました。ダリと言えば、奇妙な作品のイメージが強く最近まで、余り興味は来なかったのですが先日の「夢の博物館」で1作品を拝見してかなり行きたい気持ちが高まり、見に行く事が出来ました。これは見る価値あったよ~♪絵画のイメージだけだった、私の固定観念を覆してくれました。デザイン画に、舞台衣装そして挿絵と、デザイナーとしてのダリの素晴らしさを堪能する事が出来そして、彼の絵をもとにした家具は、カッコいいの!(こんな言い方不謹慎かもしれませんが)あの曲線に、雰囲気・・・素敵です。絵も、もちろん良かったです。あちらこちらに、ダリの茶目っ気が隠れていてダリらしさが溢れてました。(父親との葛藤を描いた絵もあるんですが)またもや今回も欲しい絵は「ポストカード」になっておらず・・・余り買い物は出来ませんでしたが大満足な展覧会でした。行っている間は、すごく楽しかったんです~久しぶりにお友達との絵の鑑賞で感想言い合ったり、他のお話もしたりお昼も食べられたし・・・久しぶりの外出楽しめました。しかし、すっかり忘れてたんですが・・・・・帰って来たら、どーんと月のお客様が猛威を振るってくれまして。昨夜はくたばってました。とはいえ、子供たちのおやすみの前に学生さんたちが会場に溢れ出す前に・・・行けて良かったです♪ これから行かれる方、楽しんで行ってらっしゃいませ~ではでは。
2007年03月13日
おはようございます。まずは本の話から。「猫町」 萩原朔太郎 (著/金井田英津子(画 先日読んだ「冥途」のシリーズ本です。同じく金井田英津子さんの版画。「BOOK」データベースより猫、猫、猫、猫、猫、猫、猫。どこを見ても猫ばかり。いつもの角を曲がったら、そこは夢現・無限のめまい町。ノスタルジックでモダーンなイラスト紀行。 この本「めっちゃ欲しいぃ~!!」金井田英津子さんの版画がまた絶妙にいいんです。マジに惚れました。物語は、ラリッた主人公が幻想の空間に入り込む話なんですけどその感覚、子供時代持ってたな~と思うのですよ。合わせ鏡のその奥には、何か別の世界があるのでは?絵の裏側には、逆の物語があるのでは?この写真の切れた先には、何か続きが・・・色んな想像してたな。そんな事思い出して、また不思議な感覚が蘇って来る。もちろん物語もいいんですが文字の配置が凝っていて本と絵のバランスがいいいの!わざと歪ませて、わざとこんな字体いきなり使って・・・と言うページをめくる度に、ワクワク感が増して行きます。そして終わりの方の数ページ。猫だらけに猫のアップ。この絵すごい!!欲しい。ぜひぜひこの本手に取って欲しいな~そして自宅でゆっくり本の世界に浸って欲しい。そんな一冊でした。同じく金井田さんの絵で夏目漱石さんの物語の本がありました「夢十夜」捜そう。*+:*+*+:*+*+:*+*+:*+*+:*+*+:*+*+:*+*+:*+*+:*+*+:*旦那帰国してきました。無事に帰って来たのはいいんですが「土産物」を見て、何の感想もない私を見てお怒りの様子。私も疲れてるんだって・・・・あなたは初めての海外旅行の興奮から冷めないでしょうが私は、日常生活を送ってたんだよ~と言いたくなりました。お土産を色々送らないといけないので今日はばたつきそうです。洗濯物も山積みだしね~ではまた。
2007年03月12日
返却期限ギリギリで読み終える事が出来ました。正直なところ・・・言っていいですか?読み辛い。「中庭の出来事」恩田陸/著内容(「MARC」データベースより)瀟洒なホテルの中庭。こぢんまりとしたパーティの席上で、気鋭の脚本家が不可解な死を遂げた。周りにいたのは、次の芝居のヒロイン候補たち。自殺? それとも他殺? 芝居とミステリが融合した、謎が謎を呼ぶ物語のロンド。 「チョコレートコスモス」に続き舞台物。切れ切れに物語が続く。この物語を読んで、想像したのは3重丸の、弓道の的。3つの世界が重なりあいながら、分かれて存在している。結局やはり最後はまとまった訳ですが「どれが真実?」と読みながら思う自分に「物語じゃん!!フィクションじゃん!」とツッコミを入れたくなるほど思考回路がぐちゃぐちゃになりました。「真夏の夜の夢」が出てくる辺りからまた美内すずえ路線か?と思った私は「ガラス仮面」読者です。そして、ここが舞台か?客席か?その歌も流れました。読み終えると「達成感」がありました。それぐらい読むの大変でした。ではまた。
2007年03月11日
消費者センターのとある研修に行ってきました。楽しかった。でも疲れました。おまけに子供一人の行く先が決まらず結局ご近所様にお願いする事に・・・申し訳ないです。テストは無事出来ました。簡単だった・・・たぶん。そういいながらもいっぱい間違えていて来週冷や汗かいちゃう気もする。先日読みました。「神様」川上弘美/著内容(「BOOK」データベースより)くまにさそわれて散歩に出る。川原に行くのである―四季おりおりに現れる、不思議な“生き物”たちとのふれあいと別れ。心がぽかぽかとあたたまり、なぜだか少し泣けてくる、うららでせつない九つの物語。デビュー作「神様」収録。ドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞受賞。めちゃくちゃ可愛い。そして川上さんの相変わらずの少し怖さもありこの本好き!!最初のくまさんでしょ。かっぱでしょ・・花瓶から出て来る女の子。ファンタジーでした。読むの止められませんでした。最後のくまさんとの別れが切ない。故郷に帰って、以前の事忘れて行く寂しさが、ほんのりとしていて・・・寂しい。春の寂しい別れそのものなんだな・・・ではまた(^^v
2007年03月10日
何だか毎日肌寒いですね。あっという間の束の間のおやすみも終わり(おやすみじゃないって?)旦那は本日グランドキャニオン観光に行くらしいです。私は明日は、研修。今日はその下調べをしないとだめなんだけど~明日返却期限の本がまだある(汗どうする俺じゃなくて私!皆様お勧めの本です。これも明日返却期限。ようやく読めました。可愛いお話だった~「古道具 中野商店」川上弘美/著ストーリー)東京の西の近郊の小さな古道具屋でアルバイトをする「わたし」。ダメ男感漂う店主・中野さん。きりっと女っぷりのいい姉マサヨさん。わたしと恋仲であるようなないような、むっつり屋のタケオ。どこかあやしい常連たち…。不器用でスケールちいさく、けれど奥の深い人々と、懐かしくもチープな品々。中野商店を舞台に繰り広げられるなんともじれったい恋、世代をこえた友情。幸福感あふれる最新長篇。 (楽天BOOKSより)こんなお店で働きたい。そう思う。古い物に囲まれて、変な人がいっぱい居て飄々とした店長が居て・・・格安で商品を分けてくれて、ヒトミちゃんは、まわりの人に愛され、守られてるんだな・・・誰かが自分の事いつも気に掛けてくれてるのに気付いてないよね。ちょっと自暴自棄で、危うい。それはタケオにも当てはまる事で・・・そして、お店を言ったん解散してチリチリバラバラになってまた再会した時の、あの懐かしい感じ・・・いいですね。中野商店を離れたからこそ、独り立ちしてそしてまた始まるかもしれない。そんな終わりに、「ぐっ・・・」と来ました。よかったよ~♪:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*::*:たて笛の練習を昨日から始めたんですが息が・・・苦しい。一曲吹くと・・・ゼーゼー言ってます。これお腹に効きます。ではまた。
2007年03月09日
こんにちは~♪鼻炎がひどくて、深夜目が覚める程で・・・イヤイヤながら薬を飲みました。すると、あっという間に普通に戻った・・・・「あらら・・」こんな事なら早く飲んでおけば良かった。我慢するのも程々にしないとね。「冥途」内田百聞/著内容(「MARC」データベースより)「高い、大きな、暗い土手が、何処から何処へ行くのか解らない、静かに、冷たく、夜の中を走っている。」と始まる内田百間の「冥途」を、新感覚の絵と色彩で表現。画家の視点が再構築する幻想と不思議の異世界。他全6編。pomodori_rossiさんのところでおもしろそうだな~と思い読みました。(違う本だったのかも知れません)感想は、怖い。物語ももちろん怖いんですが「金井田 英津子」さんの版画がめちゃくちゃ恐ろしい。「尽頭子」の馬の顔の所なんか「うわ~」と本から身を引き離しました。代表作の「冥途」はすごくいいですね。夢の中の物語ってこんな感じ。つかむにつかめない、追うに追えない。そして「件」最後の「何だか死にそうもない様な気がして来た。」のあとの絵が絶妙なんですけど・・・怖くて、怖くない様な・・・こんな一冊すきだな~同じシリーズで、金井田 英津子さんの版画の本で夏目漱石や宮沢賢治のもあるようです。借りてきます。*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....**.....*.....*.....*.今日も朝から学校に行ってきました。読み聞かせ会ももうすぐなのに・・・リコーダーまで参加する事になりました。何十年ぶり?!なんだかね~懐かしくてね~やってみたくなってしまったのよ。向こう見ずと人は言う。。。。(汗練習します~ではまた。
2007年03月08日
水曜日♪レディースデイ♪と言う事で映画にいってきました。「さくらん」公式サイト(ストーリー)吉原の遊郭に売られた少女・きよ葉(土屋アンナ)。美貌と気性の強さで一躍売れっ子となった彼女は、楼主と女将の希望に応え花魁となる。名を日暮と改め、吉原一の花魁となった彼女にある日、武士の倉之助(椎名桔平)から結婚が申し込まれる。エ○かった・・・友だちと行かないで良かった。誰も誘わんで良かった。本当に女性の世界で妬み・僻み・嫉妬がたくさん~そして綺麗な女優さんがいっぱい~男と女の騙し合いもいっぱい。私は好きですよ。こういう映画・・・でも、万人受けはしないだろうな・・土屋アンナちゃんがもう少し、花魁になった時点でぐっと雰囲気を変える為に言葉遣いを変えるとか・・起伏があればおもしろかったんじゃないか?と思うんですけど・・どうでしょう?とにかく、椎名林檎ちゃんの音楽に揺さぶられて来ました。菅野美穂ちゃんが、可愛かったです。☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆最近映画館に行くと、一番真ん中辺りの一番端の席を希望するようにしてます。そうすると、誰も隣りに居ないそして後ろも大概は誰もいない・・・結構贅沢に見られます。そうそう!「ナイト・ミュージアム」のDVDを頂きました。多分予告とか、入ってるだけだと思うんだけどお金掛けてるね・・・・子供たちが帰って来たら見ようと思います。ではまた~♪
2007年03月07日
おはようございます~まずは本のお話から。「使命と魂のリミット」東野圭吾/著内容(「MARC」データベースより)心臓外科医を目指す夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う。あの日、手術室で何があったのか? 今日、何が起きるのか? 心の限界に挑む医学サスペンス。久々に東野さんにやられました。最後なんかボロボロ泣いちゃって・・・ぐちゃぐちゃですよ。話の流れは分かりやすいんですよね~今まであったパターン。でも、ありふれた題材をここまで作り上げるのはやはり東野さんだからな~と思いました。中でもこの作品には「誰も悪い人は出て来ない」と言う所に私は、意外性を感じました。久しぶりに甘いもの書かれましたね~♪(いつもなら有り得ん!!)そしていつも通り「ジェットコースター」の様に読むのが止まらない。大満足ですよ・・・本当に。満足しすぎて、お腹いっぱい。ごちそうさまでした、東野センセイ。━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・今日は水曜日なので・・・これから「さくらん」行ってきます。安野モヨコと椎名林檎・・・そしてもちろん土屋アンナ♪女の世界浸ってきます~ではまた後ほど。
2007年03月07日
おはようございます。朝から突風・・・・洗濯物は乾きそうですが鼻炎がえらい事になってます・・・外出時はマスク着用ですね。初読みです。「ジャンプ」佐藤正午/著今佐藤氏の作品話題になってますね。「5」書評などにも結構載ってるのでこれを借りる前にと思い「ジャンプ」をと思い読んでみました。Amazon.co.jpより つきあって半年になるガールフレンドが、泥酔した自分のためにコンビニへリンゴを買いにいったまま、翌日もその次の日も戻ってこなかった。主人公の会社員三谷は、彼女の姉と協力しながら、消えた恋人の行方を追う。彼女は事件に巻き込まれたのか、「失踪」したのか?彼女の足跡が少しずつ明らかになり、手がかりをつかむために失踪後の足どりをたどる。それにしても三谷にはなぜ彼女がいなくなったのか、自分の元を去る理由がまったくわからない。果たして、その真相とは…。ああ・・・・もう!!と自分自身に腹が立ちました。だって、最後の最後まで理由に気付かなかったんですもの~!!何で居なくなったのか?なぜ連絡しなかったのか?最後まで分からんかった・・・悔しい~この女性も上手いですよね。真相を教えなかったからこそこんなに想い続けてもらえた訳で見事なワザだな~そして主人公の三谷・・・なさけない・・・三谷の両脇の女性が潔くて、あっぱれです。ではまた~♪
2007年03月06日
ピカソ見て来ました・・・ピカソ。大丸百貨店めちゃくちゃすいてました。こんな贅沢いいんだろうか?と思う程人がまばら。ピカソも展覧会自体、大阪で結構してますので「見た事あるし…今回はいいや」と思う方多いんでしょうね。でも、ピカソ自身を撮った写真もあったし今回も新しい発見があり。おもしろかったよ~チケット一枚どなたか要りませんか?余ってますので。そして本の話「ひなた」吉田修一/著出版社 / 著者からの内容紹介新堂レイは、誰もが知っているブランド、Hの広報に就職したばかりの新卒。昨年、元同級生の大路尚純と偶然再会して付き合い始めた。尚純は一浪でまだ学生、文京区小日向の実家に家族と暮らしている。その実家に兄浩一と兄嫁の桂子が引っ越してくるという。兄嫁はファッション誌の副編集長だ。浩一には離婚しそうな友人、田辺がいる。田辺はいつも日曜の午後浩一に電話をかけてきては浩一を連れ出していく…。なんなんだこの説明↑何が言いたいんだか本当に・・・・と言うお話(爆流れて行く人間関係のみ込まれているのか、さざ波なのか?それさえも分からないけどただのぬるま湯。流されるのもいいじゃん~って文は言ってるんだけど・・・・逆にそれを鏡に映すと「流れるだけじゃ物足りなくない?」って言われてる気がする。特に、やっぱ自分の汗水たらして得たお金で何かするのと甘えて、お金出してもらうのと違うんだな・・・・と、痛いとこ突かれたりして・・・読み終えたあとしばらく痛みが残りました。多分、これは私の取り方がそうなだけだと、思うんだけどね。吉田さんは本当に中性的な文章を書きますね。でも、ホワン~じゃ無いの。ピシッとしていて繊細。美しく、とげがある。なかなか素晴らしいです。:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*::*:*:*:*:ガンガン本を読んでます。2日で4冊。そして今もう一冊途中。2日で5冊・・・も間近頭の中活字で一杯。とまりません。仕方ないので、今夜も手抜き~(爆
2007年03月05日
「図書館危機」で柴崎ちゃんが挙げていた本です。子供向けではなく大人向けですね。「赤い蝋燭と人魚」小川未明/著 いわさきちひろ/絵内容(「BOOK」データベースより)北の国の人魚が、子どもだけは人間の世界で幸福にしてやりたいと、町のお宮の石段の下に捨て子をしました。ろうそく屋の夫婦に拾われた娘は、美しく成長し、ろうそくに美しい絵を書いていました。娘を見せ物にしようと、お金に目のくらんだ夫婦はいやがる娘を売ってしまいます。娘は赤くぬったろうそくを残して連れて行かれました。すると…? いわさきちひろ最後の絵となった本です。確かに怖い物語でもありますが人間の愚かさ自然の神々しさそして、母の痛み。全てが込められていて、儚い絵に心奪われました。同じく「図書館危機」に乗っていた「船ゆうれい」これはもしかして・・・京極さんの「続巷説百物語」にのってる物語かな?一度借りてみようと思ってます。━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━本日アメリカに連れ合いが出発しました。今週はどうやってすごそうかな~まず明日は梅田に出かける予定。雨だけど・・・独りだけど・・・・久しぶりの都会だ~♪散策してきます。ではまた(^^v
2007年03月04日
今日は絶好調に涙が出ます。花粉だな・・・頭重いし、頭痛はするし・・・ピークって感じです。「螺鈿迷宮」海堂尊/著出版社 / 著者からの内容紹介この病院は、あまりにも、人が死にすぎる――日本の医療界を震撼させた「バチスタ・スキャンダル」から一年半。その舞台となった東城大学に医学生として通う天馬は、留年を繰り返し既に医学の道をリタイア寸前だった。ある日、幼なじみの新聞記者・葉子から、碧翠院桜宮病院に潜入できないかと依頼を受ける。東城大学の近隣病院である桜宮病院は、老人介護センター、ホスピス施設と寺院を一体化させた複合型病院であり、終末医療の最先端施設としてメディアの注目を集めていた。しかし、その経営には黒い噂が絶えないという。天馬は葉子の依頼を受け、看護ボランティアとして桜宮病院に通い始める。そのうちに、奇妙な皮膚科医・白鳥と看護師・姫宮と出会うことになり……。パチスタの第3弾ですね。「ナイチンゲール」はあまりにも突飛な展開でかなり個人的な評価は低かったのですが今回は、なんとか読み終えました。総合的に見ておもしろい部分は多かったんですが同時に話の流れは予測出来る部分が多くそして、最後のこじつけ(高倉と天馬の因果関係の所)はちょっと違和感があり、必要なかったと自分的には思いました。それにしても氷姫のイメージが「図書館戦争」の郁ちゃんなんですけど・・・皆様いかがでしょう?あまりにもでくの坊で、かたくなな所が似てる。今回の白鳥は、硬派で好感度高いですね~しかし高階病院長って、そんなに悪い人でしたっけ?田口さんがちょい役で、ちょっと残念。「 チーム・バチスタの栄光 」をなかなか越えるのは難しいと思うんですがぜひ海堂さんには頑張ってこの路線で書き続けて欲しいです。いい物書ける人だと思うので。胸の中に指輪。手術は怖いけど・・・それも、愛の形だな。ではまた~♪
2007年03月03日
ブログ背景をれんげに替えました。この時期だけ・・・何となくピンク系にしたくなります。春だね~旦那が初めての海外研修でその準備の為ばたついてます。スイマセンが、レス遅くなります。ごめんなさい。月曜日に、サバの味噌煮を作ったのですがどうも、骨が刺さってしまったようで放置してました。ちくちくはしてるんですが別に飲み食いに不便がある訳ではなく「自然に取れるかもしれない」という一抹の希望にすがり・・・はや5日。取れない(汗仕方がないので、耳鼻咽喉科へ行って参りました。センセイ曰く「普通2日が限度で、痛みがひどくなるんだけどね~」と苦笑い。そして、取れた骨(1cm強)を見て「本当に刺さってますね~~~ 良くこんなの刺して長期間我慢出来ましたね~」と爆笑。やっぱり笑われた。。。。だから行きたくなかったんだ!!骨ひとつに3000円の出費。厳しいな~丸呑みしてる訳じゃないのに・・・おまけに、また甲状腺の話になるし(分かってますから大きいのは!)ああ~嫌になっちゃうな~~~ではまた。
2007年03月02日
映画館で予告編を見て原作本を読みたくなり借りてきました。「パフューム~ある人殺しの物語」公式サイト香水―ある人殺しの物語 (文庫)」パトリック ジュースキント/著ストーリー) 舞台は18世紀のフランス。町は汚穢(おわい)にまみれ、至るところに悪臭が立ちこめていた。そこに、まったく体臭のない男がいた。男にないのは体臭だけでない。恐ろしく鋭い嗅覚と、においへの異様なまでの執着以外に、男には何もなかった。人間的に育てられなかった彼は生きるという事、死ぬという事に何の躊躇もなかった。ただ自分の欲望に忠実にそして、どうすれば災難に遭わないか・・・目立たずに過ごせるか・・・それだけが生きるすべであり。それだけが彼の生き方。ちょっと荒いな~と思う部分もあるんですがそれでも、面白かった。特に香りを調合する技術を得てから逆に香りが嫌になり、人と接するのが嫌になり人工的な香りではなく、自然の香りを求め始める辺りが「物語はどういう方向転換するの?」となりましたが上手い具合に、物語は転がって行きます。そして驚きのラストへ・・・映画館で見るのも面白い作品だと思いました。鼻の利かない師匠役がダスティン・ホフマンでしょ~癖のある役がピッタリ!しかし、かなり残虐な原作・・・・映像も多分そうなると思われます。気持ち悪いのだめな人は・・・・お薦め出来ないかも?*・゜゚・*:.。..。.:*・*:゚・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・*:゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*今日も快晴。ふらふらと図書館へ行って来て「赤い蝋燭と人魚」を借りてきました。「図書館危機」のね。でも、「船ゆうれい」はなかった。該当しそうなのはamazonで検索するとあるんだけどどれか分からないんですよね~~どなたかご存知の方教えてください。ではでは~
2007年03月01日
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