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.リツコ 「あなたは何者? 名乗りなさい。」 姿を現した者。 その容姿は魔術師を思わせる装いで、体格は少し丸っこく身長もさほど 高くない。深く被ったフードで顔は見ることが困難な状態だ。???? 「貴様らに名乗ったところでこのわしにメリットは発生しない。」チーラン 「この声は・・・ こ、こいつ、あの時の透明の大将っ!」???? 「だが、そこの小僧。 貴様の推理には興味を持つ。敬意をはらって教えてやるとする か。 このオレの名は・・・イルミナルディー[秘密結社]ミカール。」ゆうすけ 「 !? イルミナルディーだとっ!」イルミナルディー[秘密結社]ミカール / ????(改め) 「ほぅ、小僧。 感心だな、この名を聞いた事があると見える。」ゆうすけ 「小僧じゃねぇ、ゆうすけって名前がある。 イルミナルディー、サタン(ルシファー)より由来され、フリーメイソンに身を隠し古 代より陰でコソコソ活動する輩が何故表に! それもこのような破壊活動などっ!」イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「ゆうすけとやら、コソコソではない。力を蓄え、チャンスを伺っていただけのこと。 長い年月を掛けてな。」リツコ 「そのチャンスというのが今ってこと?」イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「そうだ、今だ。 ゆうすけ、貴様の推理ではこの行動は[陽動]としていたな。」ゆうすけ 「あぁ。」イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「ハズレ・・・ではない。作戦通りに事が運んでいる。 しかし、陽動の他にもう一つ目的 がある。」チーラン 「もうひとつだと?」イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「そうだ。 やれっ!」 ミカールの掛け声と同時に、チーラン 「げほっ!」[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「うぐっ・・・」 突然、二人がお腹を抱えてうずくまってしまった! そして、 リツコと西艶 凌紀は高く飛び上がり、その場から回避っ! タロもゆうすけを背に乗せ、 同様に続こうとしたその時っ!ゆうすけ 「うわっ!」 ゆうすけの体が宙に浮かび、本人は足をバダバタとさせている。 そしてゆうすけの身体 は速度を早めてミカールのすぐ脇へと移動したのだった。タロ 『GARUUUUUU!』 別の地点に着地したリツコと西艶 凌紀、タロは空中のゆうすけを唸り声を上げながら見つ めていた。リツコ 「えっ?」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「くそっ、図られた・・・」イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「うははははっ! その通り、陽動作戦は別の目的に対する陽動。ゆうすけの推理通り だ。だが、もう一つの目的は、こういち不在の今、貴様らを誘い出し この小僧、ゆう すけを頂くことだっ! 」ゆうすけ 「んぐぐぐ・・・・」 西艶 凌紀は手をグルリと回し、チーラン、曹 富夜に向けて腕を振り下ろし、二人の周り に水の壁を作った。続いてリツコが、リツコ 「はーーーーいっ!」 (駆け出すリツコ) ミカール目掛けて大ジャンプで襲い掛かったっ!リツコ 「ハイヤーーっ!」 (飛び蹴りを見舞うっ!) が、 ミカールに近づいた空中で突如跳ね返されてしまうっ!リツコ 「きゃっ!」 ドンっ クルクル スタ彡西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「くっ、・・・」 見るとミカールはお腹の前で両手を広げ、こちらに向けて静止していた。イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「女、ぃゃリツコと言ったか。 聞きしに勝るスピードとパワーだ。だがこの私の前で はそんな力はノミの運動会にすぎん。大人しくしているがよい。 そして水使いと白いトラ、ゆうすけが人質では手も足も出まい。」リツコ 「なぜ私の名を。そしてこういち君の名と不在である事まで・・・」イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「フン、簡単なことだ。こういちも我が手中にある。」リツコ 「なんですってっ!」イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「私の術に掛かって今は寝てもらっている。起きたら一働きしてもらうからな。」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「こういち・・・とは?」リツコ 「その話は後っ!」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「うむ。」 うなづくと西艶 凌紀は目付きを強張らせ、一歩、また一歩とミカールに歩み寄り始めた。イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「水使いよ、無駄なことはよすんだな。 お前は既に我が手下に囲まれているのだが、 気づいておらんようだね。」 その言葉を聞き、歩を止める西艶 凌紀。リツコ 「囲まれている? 何も気は感じない・・・」 その時空中から[空軍兵]淘汰が、ミカールの横でもがくゆうすけをさらおうと音も無く 急降下し、水平飛行に姿勢を移した。 そしてまさに今ゆうすけを抱きしめようとした時、 >ドン<[空軍兵]淘汰(とうた) 「ぐわっ・・・・」 ドスン ゴロゴロ・・・ 地面に叩き付けられてしまったっ!リツコ 「淘汰君!」イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「無駄だと言っておいたはずだ。」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「だが、黙って見ている訳にもいかんっ! ハッ!」 西艶 凌紀は指先を立ててクルクルと回し、自らの体を水の空飛ぶじゅうたんで空中に浮か せ、続いて両手を大きく広げ、手の平を下に向けて今度は勢い良く下に下ろしたっ! すると突然、空中に大量の水が現れ、元西艶 凌紀が居た場所の半径50mだけを水深1.5mの 高さで水没させてしまった! ザッバァーーーーーーン [空軍兵]淘汰を急いで抱えたリツコとそしてタロは素早くその場から回避。チーランと 曹 富夜の居場所は西艶 凌紀の作った水の壁が押しのけており、空間を保っている。西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「これで私を取り囲む手下は身動きが取れん! 次は貴様だっ!」 続いて西艶 凌紀は、同じく大量の水をミカールの頭上に発生させて、降り注がせたっ! ザッバァーーーーーーン だが・・・リツコ 「何あれ、結界? バリア?」 片手をお腹の前で手を正面に向けて開くミカールの周りで、降り注かれて水は、半球状に 弾かれて地面にスベリ落ちていっていた。 その半球の中にゆうすけもいる。イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「無駄だと言っておる。」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「貴様の作り出したバリアを見えるようにしただけっ! 次はこれだっ!」 かざした右手を一度左に振ってから素早く右に動かした西艶 凌紀、 すると、 ==● >ズドっ< 突如巨大な水の塊が、ビルを壊す鉄球の如くミカールを真横から殴りつけるように襲うっ! さらに、西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「フーーーン、カァッ!」 右手を額に当て、人差し指・中指にのみをピンと伸ばし、そのままミカールに標準をあわ せるように振り下ろして止めたっ! すると、今度は水で出来た細い一筋のビームがミカールを襲ったっ! ミカールは最初の鉄球のような横からの塊に注意を注いでおり、それを半球状のバリアで 防いでいた。 だが、 ==================>>========ピシュ★イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「ぐわっ!」 半球状のバリアを突き抜け、ミカールの左肩を貫いたっ! -つづく-第4-466話 燕市での珍事 -13 へ (ありえねぇ・・・) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2015年07月30日
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.リツコ 「何故全拳武道団の後を?」ゆうすけ 「感だ。 透明なやつらの目的は全く資料が無いに等しい。」チーラン 「それなのに何故?」ゆうすけ 「うん、一番引っかかるのが過日湖畔で双方が顔を合わせた時の事。その雰囲気という かニュアンスというか・・・。 全滅と口にした割には大きく動いていなかった透明なや つら。攻撃を受けたのにすんなりと引き上げた全拳武道団の団長。 さらに、ガラクタしか拾ってなかったあの場所に、何故やつらが鉢合わせになるんだ? 団長も透明な方も。」リツコ 「そう言われると確かに不自然よね・・・。」チーラン 「うちの軍長達も数人おった。」ゆうすけ 「そう、何故かあの場所に集中していた。 ヒントはそれしか無いけど、オレの心が透 明なやつらは全拳武道団の後を追う。または同行? 合流? するのではと。」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「同行、合流とはまた大胆な発言だ・・・。一味?仲間?とも取れる。 だが、52,000体超もの兵力。 どこにその力をぶつけるというのか?」ゆうすけ 「考えられるのはこの四通り。 1. 全拳武道団と戦うため。 2. 全拳武道団、大竹林寺軍団の双方と戦う。 3. 全拳武道団と合流して大竹林寺軍団と戦う。 4. 別の勢力と戦う。」チーラン 「別の勢力・・・?」ゆうすけ 「可能性の一つに過ぎない。いわゆる『その他』みたいなもの。 ただ、我々も透明なやつらからしたらそれに当たるしね。 間違いないのは全拳武道団は大竹林寺軍団との戦いに備えた上で、今向かっている という事。 そして透明なやつらは、全拳武道団の向かう先に用があるってこと。 全拳武道団とただドンパチしたいのなら、追いかけて海を渡る必要はないからね。」[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「やっぱ大少林寺に知将・・・、おまえだったのか・・・。 なるほどね。 すると我らは、その全拳武道団ってのと、 透明なやつらを相手にしなければならない・・・という事か。」リツコ 「恐らくそうなるわね。合流しての共同作戦で来ようが、それぞれが単独でこようが・・・。」チーラン 「くそっ・・・」ゆうすけ 「ただ、姉さんも駆けつけている。大竹林寺側としての戦力だよ。」チーラン 「そっか。。。」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「つまり、52,000体超の矛先は全拳武道団とその大・・・」[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「大竹林寺だ。」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「うむ、大竹林寺軍の両方またはどちらかということか。」チーラン 「なぁ、今ナンちゃんに伝えて、到着前にぶっちめてやればいいんじゃないのか?」ゆうすけ 「目的が判らないのにこちらからは手が出せないって。」チーラン 「今ここ襲ったぞ。」リツコ 「あと、同じ人・・・人? ではないから警察は捕まえられないの。 ここ新潟の人間が 泥棒しても、東京の人間を捕まえる事は出来ないわよね。」チーラン 「くっ・・・」ゆうすけ 「そして [ 悪鬼破壊の剣 ] (黒青の炎)についてももっと紐解かないといけない・・・。 ここで悪さした透明なやつらが全員のびているのか、まだ息を潜めて後に再び悪さす るのかも分らないし・・・。 チーラン、判断までもう少し時間をくれ。」チーラン 「仕方ない・・・。」 と、その時、タロが急に低く身構えたっ!タロ 『GRUUUU・・・・・・』ゆうすけ 「タロ、どうした・・・?」リツコ 「いるっ! 何かが。」 (リツコもスッと首を斜め後方に振る)西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「この気は!」 チーランとウルフは、タロの目線の先に視線を送る・・・ 『ふっふっふっふ・・・』 数人には聞き覚えのある声がどこからともなく聞こえてきた。~~~ ~~~ ~~~ そのころ大竹林寺では、[竹林総元帥]チュウラン 「ついた、ここだ。」 長く地下へ続く階段を下り、狭い手作業でくりぬいてある通路を進むと 壊れた岩の扉が 現れ、それを横目に部屋の中に入った一行。[近衛軍長 補佐]スウラン 「話だけには聞いていたが、こんな地下にあるなんて・・・。」[近衛軍副長]トンコウ 「開かずの間、普段は我々も立ち入ることはございませんから。」 次にスウランが目にしたのは天高くまで空洞な空間、足場は円形状に平らで入り口は背中 の壊れた岩の扉だけ。野球場が一つ入りそうなスペースの周りの壁は、湿気でか水分が付 着して所により筋状に水滴が滴り落ち、壁下に彫られた浅い溝に流れていた。広場の中央 付近に一辺が約5m程のほぼ四角い板状の岩が3つ、岩の岩盤に挟まれるように2箇所で支 えられていて、距離をおいて正三角形の頂点位置にそれぞれ置かれ、彫ったと見られる文 字面を扉に向かって並べられている姿だった。[近衛軍長 補佐]スウラン 「これが言い伝えにあったという石碑・・・」シュナイケル 「話には聞いていたけど、ボクちゃんも実際に見るのは始めてだ・・・。」[神霊巫女]利江 「昔の人って、これを人力で作ったんでしょ? 凄いわ・・・。」[竹林総元帥]チュウラン 「まぁ、我らには力なら[力軍]、掘らせれば[土軍]、運搬には[空軍]がおる。 地上の人々よりは難しくなかろうが。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「石碑・・・一つ・・・欠けている・・・」[竹林総元帥]チュウラン 「おやじ殿との戦闘による振動で、全ての石碑が台座より落ちてしまっていた。これで もようやく元に戻した状態。その時にでも欠けてしまったのであろう。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「欠けて無いところ以外を読み取るある。」 スウランは紙とエンピツを取り出し、石碑の前に行って目を凝らして文字を読み取っては メモを取っていった。~~~ ~~~ ~~~ゆうすけ 「タロ、どうした・・・?」リツコ 「いるっ! 何かが。」 (リツコもスッと首を斜め後方に振る)西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「この気は!」 チーランとウルフは、タロの睨むのそ先に目線を送る・・・ 『ふっふっふっふ・・・』 数人には聞き覚えのある声がどこからともなく聞こえてきた。西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「その声は・・・」 チーランはその声の主を探してキョロキョロしている。 辺りは数箇所からモクモクと煙が立ちこめ、家族やサラリーマンが自宅や商店、建物から 飛び出してくる。遠くでは駆けつけた 消防車が消火活動を開始しているのが見える。 だが、声の主はどこにも見当たらない。 『やはり貴様らは大したものだ。我らのこの数を持ってしても軽くあしらうとは。』チーラン 「何一人で語ってやがるっ! 姿を現せっ!」 『もう少しはいけると思ったが、この程度ではダメか。』西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「ん、そこっ!」 急に左腕を水平打ちのように胸元から外へ伸ばした西艶 凌紀、[水の槍]が数本現れたっ! そして50m先の商店の屋根の上目掛けて一直線っ! <-シュッ <-シュッ <-シュッ-------- ジュワっ ジュワっ ジュワっ それぞれの[水の槍]が屋根の上に到達すると、突然空中にへばり付き、水蒸気と化して消 えていった・・・。西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「なにっ」 驚く西艶 凌紀の後方で、やはり声にならずに驚く各面々・・・。 『そう言えば、水使いもいたようだったな。水ってな蒸発する、驚くことじゃない。』ゆうすけ 「確かに一般常識だ。だが、それを見せるためにここに居るわけでもないだろ?」 『その通りだ。』 その返答の後、ゆっくりと全身の姿が見え始めた。透明から半透明へ徐々に・・・。リツコ 「あなたは何者? 名乗りなさい。」 -つづく-第4-465話 燕市での珍事 -12 へ (ほぅ、小僧。 感心だな) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2015年07月27日
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.リツコ 「はいっ! ター、ヤーっ! ハィハィハィハィハィハィハィっ! ハイーっ!」 こちらもバッサバッサとモノの見事に相手を倒して行く。リツコ 「うっ!」 突然、視界に入った駆けつけた救急車が空中に浮き上がり始めた。 リツコは腰の剣を抜きチン、素早く投げつけたっ! -----> ズボっ! 浮いた救急車の下で投げられた剣が空中に止まり、浮き上がった救急車が急に落下始めた ときには、それを飛びっきりのスピードで駆けつけたリツコが支えて ガシ ゆっくりと下ろ していた。彡ドサン さらに、リツコは救急車の二輪が地面に着いたのを確認すると、手を離し空中に止まって いた剣を引き抜き、 スバっ! ピシュ! スパっスパっ! 華麗に剣をさばいてみせた。 すると、血しぶきを伴いながら 彡バサン バサンバサン彡 と何かが倒れる音が続く。 ゴスン ゴスン。。。 救急車が揺れながら4輪全てが着地するも反動でまだ揺れ続けていた。~ ~ ~タロΣΣ キーーーーーン ΣΣ ΣΣ キーーーーーン ΣΣ 次々と凍らせるタロ。ゆうすけ 「なんて数なんだっ!」 続いてっ!\ / ドカーーーン 向かい側のスタンドが爆音と共に黒い煙を噴き上げたのだっ! 爆風で吹き飛ばされるゆうすけとタロ!ゆうすけ 「うわーーー」 手足をバタバタして空中でもがくゆうすけ。 そこへ突然黒い影がっ! 彡サッ スタン彡 横から現れ、空中でゆうすけを抱きしめて着地した。 続いてタロも着地する。ゆうすけ 「ふぅ、助かった。。。 き、きみはっ!」 ゆうすけを助けたのは、[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「人呼んで、闇夜のウルフ 参上。 」 続いて、突如巨大な水の塊がスタンド上空を覆い、一斉に落下を始めたっ! ザッバーーーーンっ! スタンド全体に降りかかり、あっという間に水没し鎮火。 そして流れ出す水は、透明 な入れ物の中に収まるが如く、進行を次々に止め、スッポリと空中に留まっていた。西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「ふぅ、惨事にならずに済んでよかった。 大丈夫かね、ゆうすけ君。」ゆうすけ 「西艶さん。。。♪ おかげさまで。 えっと・・・闇夜のウルフってことは・・・」 抱き上げていたゆうすけを地面に下ろすと、[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「挨拶するのはお初に。 おれが[月光軍長]曹 富夜だ。」ゆうすけ 「[月光軍長]ウルフか。 だね、夜の大少林寺と総本山では目にしているな。 ありがとう、助かった。 ゆうすけだ、よろしく。 えっと西艶さんは・・・」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「富夜君とは、既に存分に挨拶を終えているさ。」ゆうすけ 「そうでしたか。」 赤色灯を回転させ、サイレンを轟かせながら1台のパトカーが近くを通過した。ゆうすけ 「挨拶がそこそこで申し訳ないけど、お二人が今ここに居るってことは・・・」[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「何か問題か・・・?」 上空から空軍兵が降りてきた。チーラン 「大方片付いたぞーー♪」 空中で回転して着地したチーラン。 スタ彡 [月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ)は片ひざでしゃがみ、頭を垂れた。チーラン 「ウルフか、おまえ何故ここにおる? 西艶殿まで・・・」[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「はっ、付けておりましたやつらの部隊を追ってここまで。」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「すると突然、堰を切ったように暴れ始めてこの様だ。 われわれも指を加えて見ている訳にはいかなくなって。」リツコ 「はい、お待たせ♪」 (リツコも到着した)[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「うっ、お、お前は・・・」リツコ 「あら、あの時のやんちゃ坊主君じゃない。お久しぶりね。」 (330話)[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「 ・・・・ 」チーラン 「ん~~??? なんだこの空気は・・・ ウルフ、お前顔真っ赤だぞ。」[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「ぃ、ぃぇ・・・ 」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「問い詰めなくても、察してあげれば良いのではないだろうか。」ゆうすけ 「それより、突然堰を切ったようにか・・・。 ウルフ、こいつら何人くらいの部隊だった・・・?」[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「すまん、オレには数はよく分らないんだ・・・。」ゆうすけ 「西艶さんなら・・・」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「うむ、私が感じた限りだと200~300体といったところだろうか。」ゆうすけ 「200~300??」リツコ 「少な・・・過ぎる・・・?」ゆうすけ 「はい、少な過ぎます。 このメンバーで対処したのでモノの数十分で片付きましたが、 もし警察だけだったら、もっともっと拡大して収拾がつかなくなっていた事でしょう。」[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「なぜ、その数では少ないんだ?」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「確かに。私も同じ質問だ。」ゆうすけ 「この近くに居たと思われるやつらは、およそ52,000体超。」[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「ご、五万・・・だとっ!」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「なんとっ! 0が二桁異なるではないか。」ゆうすけ 「そうなんです。 それに、ウルフと西艶さんがここに居るということは、元々ここに 居た部隊ではなく別の湖付近に居た部隊・・・ということになります。」リツコ 「そうね。 その52,000超の部隊は今、ナンちゃんが追っている・・・。」ゆうすけ 「そうか。。。 こりゃ陽動だ。」チーラン 「ヨウドウ?」ゆうすけ 「あぁ、陽動。普通なら大騒ぎになり、ここに注目が集まる。警察、マスコミ、そして 我々もだ。 そして本体はその隙に別の目的を遂行する、あるいは行動を取っている ・・・となる。」[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ) 「ここは見せ掛けか・・・。」リツコ 「私たちが駆けつけたからゆうすけ君が言うように、大騒動にはならなかった・・・。作戦 は失敗ね。」西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「すると52,000体超を必要とする本当の目的は・・・?」チーラン 「くっ!」 (空軍兵の背中に飛び乗るチーラン)ゆうすけ 「チーラン、待って!」チーラン 「何故止めるっ!」 (動きを止めて叫ぶチーラン。)ゆうすけ 「まず、やつらが向かったとしても、まだまだ時間が掛かる。チーランのその足なら抜 くのは容易い。それにスウランが既に到着しているんだ、彼女からチュウランに伝わ って迎撃の体制は取ってるさ。だから今慌てなくても大丈夫。ナンちゃんもついてい るんだから。」チーラン 「わ、分った・・・。」ゆうすけ 「ここまでの事を紐解かなきゃ・・・。 全拳武道団の精鋭は、ほぼ間違いなく利江ちゃんの居る大竹林寺に。 何故透明なやつらが恐らくは全拳武道団の後を追うのか。」リツコ 「何故全拳武道団の後を?」 -つづく-第4-464話 燕市での珍事 -11 へ (GRUUUU・・・・・・) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2015年07月16日
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