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先日、部屋干しロープを新設したのに味を占め、体力維持のための「ぶら下がり棒」を追加した。 使った鉄棒は、昨年の耐震補強DIYで使用した火打ち金物だ。五十肩の予防に効果があるか試してみたい。
2011年06月23日
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作業机の完成に伴い作業部屋も変更したため、LANと照明を増設・移設した。 まずは、LANの増設。屋根裏にHUBを設置しているため、そこから15mのLANケーブルを敷設した。天井を一箇所貫通し、耐火粘土で隙間を封止。 フラットLANケーブルを使用したので、モール仕上げしなくても、それなりに見た目すっきりと仕上がった。 次は照明の移設だ。部屋の中央にある照明を作業机の上に移設した。移設した照明器具は、以前自作したものだ。 電源工事はあまりしたくないので、照明のACコンセント付き引掛けシーリングを2個調達し、既設のシーリングから電線を延長することにした。 両端にACプラグを持つ延長コード(写真の黒い電線)だけは自作した。 無事に工事も完了。作業機材の引越しも終え、撮影したのが上の写真だ。やはり物を置くと雑然とするなぁ。 ともあれ、作業環境が整ったので、オーディオ修理を再開したい。--- 分解清掃&修理したラジカセやコンポを出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★あの頃のカセットやCDを もう一度ラジカセで、コンポで聞く 懐かしい音楽とともに 過ぎし日々が甦る ♪~(-_-).o○
2011年06月17日
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フローリングで代用した作業机の天板の作成後、スピーカーで代用した脚を組み立てた。 丈夫そうなスピーカーを模索した結果、設計図とは異なる結果となってしまったが、 これもDIYの醍醐味だ(^_^;。 因みに写真の上側のスピーカーが「AIWA SX-V8」、下側が「SONY APM-700」だ。いずれもちゃんと音が出る。よって、切替器を中継し、BGM用スピーカーとして使用する予定だ。 先に作成のフローリング天板と脚をねじで固定し、見事完成。寸法は幅1820× 奥行き720×高さ715mm、重量は約45kgとなった。 フローリングの天板も楓の無垢集成材なので、硬さも質感もちょうど良い。構造的にも、体重60kgの私が、寝ようが立とうがまったく以って問題無い。 さて、材料の組み合わせはユニークだったが、なかなかしっかりとした実用的作業机が完成した。自画自賛だ。はははっ!(おわり)
2011年06月11日
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天板用にと調達したフローリング材が届いた。早速下地用の合板にフローリングを貼っていく。 水色の線は、事前に決めた板の順序を間違えないようにと貼ったマスキングテープだ。後から簡単に剥がせる。 フローリングは、通常「フローリング釘」を使って固定していくそうだ。ただし、今回は作業机の天板なので根太(床を支える木材の一種)が無く、フローリング釘が合板を突き抜けることになる。また、このためフローリング材の固定強度不足が予想できたので、同径の短い木ねじを使用することにした。 一応、短めのレール釘も調達し、引き抜き耐力をテストした。結果は、予想通りに簡単に引き抜けてしまった。 対して木ねじは、まったく引き抜けない。一般に木ねじは、釘(同径同長)の5倍の引き抜き耐力があるそうだ。 このフローリングには、親切に下穴が空けてあったため、ねじ留め作業はあっという間に完了した。 (つづく)
2011年06月10日
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我が家では、息子が低学年の間は居間で宿題をさせる方針だったが、この春から5年生となり、そろそろ机で勉強をしたがるようになってきた。 本人が希望しているので良い時期と判断し、机での学習環境を整えることにした。学習机は、既に手作りのものをプレゼントしてあったが、私が修理作業に占拠していたので明け渡す必要があった。 息子に学習机を明け渡すには、私が修理で使用する作業机を新たに調達する必要があった。作業机も買うと結構な値段がするので、自分で作ることにした(単に作りたいだけ)。 ■ 作業机製作の方針:「極力手持ちの材料を使用し、低予算で調達」机の脚→手持ちのスピーカーで代用天板→手持ち12mm厚合板+15mm厚フローリング材(新規調達)の貼り合わせその他→手持ちの木材を使用■設計 今回の設計にも簡単木工作図ツール「もでりん V2」を使用した。 完成イメージが分かり、おおよその完成重量や費用、必要な材料数なども算出してくれるため、大変重宝している。 新規調達する天板用のフローリング材は、楽天オークションで落札した。何度かお世話になっている健康無垢の材木屋 イー・ウッドさんでメイプル無垢フローリング クリア塗装1点(畳1畳分)を安価に落札できた。 説明書きによると、メープル(楓)は衝撃に強く堅い特性があり、体育館やボウリング場などに使用されており、匂いもほとんどないということで、作業机の天板にも適していると判断した。■製作 フローリング以外の材料は既に自宅にあるので、その到着を待つ間に部材の切り出しを行った。 今回もノコギリ名人であることが判明した息子が材料の切断とカンナがけ(面取り)を担当してくれた。(つづく)
2011年06月08日
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今回は、久しぶりのDIYネタだ。 子どもが大きくなり、洗濯物の量が増えると、梅雨時の部屋干しスペースが手狭になってきた。思い切って場所を移動・増設することにした。 1.8mだった物干竿を3mに延長する。10kg近い洗濯物を吊るすため、屋根裏の梁に直接ロープを掛けることにした。 天井裏に上り、桁の位置を確認しつつ天井にドリルで穴を開けた。断熱材がめくれないようにも考慮が必要だ。穴にはポリエチレン管を噛ました。ロープが天井材の石膏ボードを削り取ってしまうのを防止するためだ。 屋根裏の桁はこのような状況。梁にロープを巻き結びし、ロープが回転しないようにした。また、貫通させた天井の穴には、ロープを通した後、類焼防止のために難燃粘土で塞いだ。 無事に完了。妻のOKも出た。 ロープには、60kgの私がぶら下がっても問題ない。我が家で最も日当たりが良く、室温の高い部屋なので、これまで以上に洗濯物も良く乾くことだろう。
2011年05月29日
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玄関の錠が掛け難くなってきた。施錠する時に何かに引っかかるような感触だ。20年以上も開錠・施錠をしているのだから、「そろそろ寿命かな」と思いながらも取りあえず修理を試みた。 特に磨り減ったり、欠けたりしている箇所は無い。動作を観察していると施錠動作時に引っ掛かるパーツがある。下記写真のドライバーの先にある部品だ。 この部品は磁石になっており前後に稼動できる。対面のもう半分の錠のにも同サイズの固定された磁石があり、互いが近接すると写真の磁石が吸い寄せられて留め金が外れ、家内側からの施錠・開錠操作が可能となる仕掛けだ(=互いが近接しないと錠の操作はできない仕掛け)。 確認すると写真の磁石の下に調節ネジがあり、吸い寄せ程度を調節できる。 結果として分解は不要でした。この調整ネジで調節すれば、スムースに施錠・開錠操作が可能となった。
2011年04月29日
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今回の修理は、「小型エアーポンプ」だ。我が家で飼っている金魚とカワムツの水槽に1台ずつ使用していたが、時を同じくしてどちらも吐出量が少なくなり、ついには出なくなってしまった。 ■主な故障状況エアーを吐出せず 千円未満と安価だが、15時間/日×3年間ほども動き続けるタフな性能だ。しかし、構造を知らないので原因の予測不能。 と言うことで、リバースエンジニアリング(^_^;のため分解開始。 空けた瞬間に判明する動作機構。 主要部品は、電磁石とゴム製の円筒形空気室、永久磁石だ。 電源を入れると交流周波数に応じて電磁石が機能し、永久磁石を上下運動させる。すると金属プレートで接続された空気室の一底面も連動して上下し、エアーが給排気される極めてシンプルな仕組みだ。機械的な稼動箇所が無いため、寿命も長く壊れるまでメンテナンスもほぼ必要ない。すばらしい。無駄なところが無い。 そう言えば、人の呼吸も横隔膜を上下させて肺の空気を出し入れするので、構造が似ている。 さて、エアーが出ない原因は、やはりゴム製空気室の経年劣化だった。 どちらのポンプも同様にゴムがひび割れ、空気が漏れているのだ。消耗パーツなので交換が必要だが、ポンプ本体の価格を考えると、メーカーからは提供してもらえないだろう(と思う)。 と言うことで、だめもとで修理を試みた。ゴムのひび割れを塞ぐためにシリコーンゴム系の接着剤を塗布することにした。 理屈としては雨漏り修理と同じだ。結果は、ひび割れの大きかった方はNGで、小さかった方は見事に復旧。 しばらくは使えるだろうが、母材のゴムが劣化しているので、再故障するのも時間の問題だろう。その時は素直に買い換えることとしよう。
2011年04月14日
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今回の修理は、「デジQトレイン「新幹線500系基本運転セット ¥5,980(税込¥6,279)」(2002年製)」だ。息子にプレゼントしたものだ。赤外線による無線コントロールなどができる優れもで、大人向けのおもちゃの色合いが濃い。残念ながら既に販売が終了しているようだ。 かなり前に故障し、修理できないまま屋根裏にしまい込んでいたのだが、今回息子の要望で再修理に挑戦した。■故障状況充電池の液漏れ液漏れによる電子基盤/パーツの腐食走行用モーター不動 以前の修理時には、同等の充電池が入手困難なことが断念の理由だった。今回は充電池ではなく、乾電池(ボタン電池)による修理を試みることとした。 モーターが駆動しないのは、やはり電池の電解液漏れによるモーターブラシの腐食が原因だった。全長7mmほどのモーターを分解し、接点復活剤と紙やすりで腐食を取り除いた。 充電池の仕様は、調べると2.4Vだった。単三乾電池×2本で上記モーターが問題なく回転した。 よって、代替用の乾電池には、入手が容易なボタン電池「LR44(1.5V)」を2個直列接続し、3.0V駆動とした。 電子基盤は、残念ながら電解液による腐食により復旧を断念した。スライドスイッチは生きていたので、ON/OFFによりモーターが回転するように回路を変更した。 ということで、無線コントロールはできなくなったが、プラレールのようにスイッチのON/OFFで走行するようになったので、息子は喜んでくれた。 ボタン電池の交換は、写真のように分解しないとならないので、頻繁に交換が必要なようなら、大容量コンデンサに変更するなどの別の方法を考えることにしよう。
2011年04月02日
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京都でもスギ花粉が大量飛散するようになり、窓を閉め切ったりマスクをしたりと、うっとうしい季節になってしまった。 ここ数年で花粉の症状が多様化。くしゃみ、鼻水、目のかゆみは言うに及ばず、湿疹、軽い気管支炎、目の鈍痛、まぶたの痙攣などが発生するようになってしまった。 黄砂の時期には動悸まで発生し、ヒノキ花粉の飛散が収束する5月中頃までは憂鬱な日々が続く。最近では、初夏や秋にも症状が出るので、着実にアレルゲンの種類が増えているようだ。 さて、そんなうっとうしい季節をできるだけ快適に過ごすため、窓にフィルターを取り付けてみることにした。 換気する窓を各階に1箇所設定し、それ以外の窓は常時閉とした。 フィルターには、手元にあった薄手のウレタンスポンジを流用し、網戸全面に取り付けることにした。 この窓を開けても自然換気は期待できないので、適時各階の換気扇を使用し、強制換気をする必要がある。 今のところ宅内では、マスクを着用しなくてもくしゃみや鼻水は出ないので、効果があるようだ・・・と思う(気分の問題?)。
2011年03月09日
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妻が嫁入り道具で持参したゆきひらの片手なべ。さすがに柄が腐ってきたので、取り替えることにした。 100円ショップでいろいろ物色し、「山椒の木の摺りこぎ」 を柄に代用することにした。 幾分径が太いので、様子を見ながら木を削り落とす。 コーヒー焙煎の片手間に完成した。 [柄を取り替えた往年のゆきひら片手なべ] よく見ると、なべ底や内側のリベットが腐食して幾分減っている。次に柄を付け替える頃には、少なくともリベットの打ち替えが必要だろう。 道具は修理しながら、使えなくなるまで末永く使ってやりたいものだ。孫が使う頃には、付喪神が憑くかもしれない。
2011年01月21日
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今回の修理は、株式会社シー・シー・ピーの赤外線R/Cヘリコプター「miniBee」だ。息子が昨年のクリスマスにプレゼントされたものだ。2chプロポで操縦でき、安定性も比較的良く、モーターなので室内で気軽に遊べる。 と言うものの、自動車R/Cと比べて操作は格段に難しく、息子は天井や壁にぶつけて墜落を繰り返していた。ようやく操縦に慣れてきた3ヶ月後、あっけなく尾部の回転翼(テールローター)がもげて故障してしまった。墜落させすぎぃ~。[テールローターがもげたminiBee] どうやらフレームが折れ、導線も切れてしまったようだ。修理の要領としては簡単だ。導線とフレームを再度つなげばいいだけだ。 さくっと分解する。 [分解したminiBee] 導線は折れた角フレームパイプの中を通っている。導線の接続しろを確保すべく余裕分を手繰ろうとするが、フレームが本体と強固に接着してあり、とこを導線が通っているため、手繰り寄せることができない。有機溶剤で接着剤の溶解を試みるが溶けない。瞬間接着剤の類のようだ。 視点を変え、テールローター側のわずかに残る導線を生かすことに方針変更。半田付けできるかを確認する。できない。どうやら特殊なコーディングがしてあるのか、半田のできない素材なのかまったく歯が立たない。 この時点で断念を余儀なくされた。息子は「お父さんでも修理できないものがあるんやー」とよいしょしてくれたが、やはり残念そう。 因みにメーカー修理に出すと、もう一機買えるほどの料金がかかるようだ。壊れたminiBeeは再度組み戻し、元箱に収めてお蔵入りとなった。無念。
2010年12月26日
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今回の修理は、ヤマハの機械式メトロノームだ。昭和50年/1975年製造と、私が修理した機械の中で最も古い。故障の症状としては、まったく動かないとのことだった。 外観は大きな傷もなくきれいだ。丁寧に使われていたことが察せられる。しかし、確かにまったく動作しない。ぜんまいを巻いてみると、既にいっぱいまで巻かれている感じだ。とりあえず分解してみる。[裏蓋を取り外した機械式メトロノーム][メトロノームから取り出した機械部] メトロノームの分解は初めての経験なので、機械部を取り出し、機構を観察する。 動力はぜんまいバネ、歯車とカムを介して振子の付いた針を左右に動かす仕組みだ。拍子用のベルを鳴らす歯車も繋がっている。昔の円盤オルゴールを思わせる形状の歯車だ。 極めてシンプルな機構で、見たところ破損や部品の脱落はなさそうだ。手の力で動力を補助してやると振子が動く。 潤滑用に赤茶色いグリスがあるが、これが硬化している為かと思い触ってみたところ、硬い。松脂のようになってしまっている。動作不能の原因は、これだ。 早速硬化したグリスを洗浄する。使用したのは自動車用金属部品の脱脂に使う溶剤だ。いつも自転車部品の洗浄に使っている。[硬化したグリスを洗浄] 角度を変え30秒ほど噴射洗浄すると、徐々に動き出した。どうしても落ちない固着グリスは竹べらでこそげ落とした。快調に歯車が回る。 新しいグリスを塗布し、ケースに収め直す。見事に動き、拍子用のベルもチンチンと鳴ってくれる。 [修理の完了したヤマハ製の機械式メトロノーム] 念のため、動作精度を確認。テンポを60に設定したときの秒数をキッチンタイマーで測定。OK。誤差は1秒未満。 機械式のメトロノームは、現在でも少数種が数社から販売されているが数千円から数万円の価格だ。一方、乾電池で動く電子式メトロノームは、千円を切る価格からあるようだ。機能も後者に軍配が上がる。 何でもかんでも電子式の現代、電気を使わず、ぜんまいを動力に動くメトロノームは、極めて「エコ」だと思う。私は迷わず「ぜんまいバネ式」を選択したいと思う。 かくて、私が小学生の頃に製造されたメトロノームは再び動作するようになり、早速息子がリコーダーの練習に活用している。ちょっと嬉しい。
2010年12月20日
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息子が彫刻刀を研いで欲しいと頼んできた。この彫刻刀は、私が子供のときに使っていたものを譲り渡したもので、さすがに切れ味も悪く、刃も減っていた。 包丁や鎌は研いだことはあるが、彫刻刀は初めてだ。インターネットで先達のノウハウを検索してみる。 YouTubeに「彫刻刀の簡単な研ぎ方」があったので、こちらを参考にさせていただいた。感謝。[彫刻刀を研ぐために使った道具] 合板とガラス板、紙やすりを用意した。合板の上にガラス板を置き、600番の紙やすりから研ぎ始めることにした。まずは簡単そうな印刀から始めた。 動画を思い出しながら研いでみた。が、研ぐ前よりも更に切れなくなってしまた。(^_^; ポイントは丸くなった刃先を真直ぐな直線に直し、鋭角に研ぎ上げることだ。と理屈は分かってはいるものの、体がより刃先を丸くしてしまうようだ。刃渡りが短いので刃の角度を維持するのが大変に難しいのだ。 そこで体が慣れるまで、角度を維持する道具を使うことにした。 手近にあった洗濯バサミを代用してみた。 [研ぎ角度を維持するために洗濯バサミを代用] 角度が一定し、なかなかうまい具合に研げる。1000番の紙やすりで仕上げ研ぎを行い、紙を試し切り。OK! 印刀大、印刀小、平刀と三本を研ぐ頃には、洗濯バサミがなくても研げるようになった。 三角刀、丸刀大、丸刀小とも同じ要領で研ぎ上げた。動画にはなかったが、少しだけ裏研ぎ(刃の反対側から研ぐ)すると、更に切れ味が増した。刃先の返りが無くなるためだろう。 [研ぎあがった彫刻刀] かまぼこ板で試し彫り。初めてにしてはまずまずの研ぎ上がりでした。
2010年12月04日
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楽しみたいスピーカーや修理したい音響機器が増えてくると、アンプやスピーカーの繋ぎ替えが頻繁に発生する。誤配線や手間を考えると、切替器を設置したいと思い、探してみた。 しかし、オーディオ専用の切替機は、音に拘る方々向けのものが多く、価格が数万円と高額なものしかない。 音にはたいして拘りのない私としては、電気的にスピーカーとアンプを切り替えられればいいだけなので、AVセレクターで代用することにした。家庭用ゲーム機を切り替えるときなどに使用するものだ。 [AVセレクターで代用したアンプ&スピーカー切替器] 一方、「アンプ<--->切替器<--->スピーカー」間の接続線は、おのずとRCAピンコードを使用することになる。しかし、アンプ側とスピーカー側の端子は、導線を直接接続するタイプなのでRCAピンのままでは接続できない。そこで片方のRCAピンを切断し、ケーブル先端を写真のように加工した。[RCAピンコードを切断して先端を加工] 案の定導線が細いが、大音量で鳴らすわけでもないので、問題はない。 この切替器の設置で、アンプ3台×スピーカー3台を自由に切り替えて視聴することが可能になった。便利!
2010年09月26日
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オークションで、懐かしいスピーカー「SONY SS-X300」を入手した。 1980年代に流行った平面型のスピーカーだ。 当時、スピーカーと言うと円形すり鉢状だと思い込んでいた私に、四角形で平面のスピーカーは、新鮮な驚きを与えてくれたことを覚えている。 しかし、高校生だった私には当然購入資金などなく、カタログを眺めるしかなかった。 そんな30年近く昔のスピーカーだが、今なおオークションで取引されている。高級モデルは、現在でも数万円が相場のようだ。 私は純粋に技術的な興味が勝っているので、同じ動作原理ならば、高値で取引される高級モデルを入手する気は毛頭なく、廉価なモデルを落札した。それが先のSONY SS-X300だ。 届いたSONY SS-X300は汚れや退色はあるものの、スピーカーユニットはほぼ無傷で、30年前のスピーカーとしては比較的良好な状態。しかし、6kgと近頃のスピーカーの2倍以上もある重さはびっくりだった。 さすがにバスレフポートのウレタン製スポンジが、経年劣化でボロボロになっていたので、除去して代わりに手近にあった換気扇フィルターを詰めて対策とした。(^_^; スピーカー保護ネットは付属しなかったため、これは作成することにした。 [SONY SS-X300と作成中の保護ネットの木枠] ヒノキの造作材と網戸のアミを材料に選んだ。30年前、同じ方法で父のボロボロになったJBLスピーカーの保護ネットを張り替えた経験があったためだ。 スピーカーの寸法を測って図面を起こし、そのとおりに木材をカット。木工ボンドと鋲で木材を接合し、、タッカーでネットを固定した。 スピーカーの固定穴にはめ込む箇所は、写真のスペーサーと木ねじを応用した。 [つや消し黒で塗装したスピーカー保護ネット] オリジナルのネットが黒色だったので、 それに習ってスプレー塗装した。たいした面積でもないのに新品のスプレー缶の内容量が半分以下になってしまった。どうもアミの塗装は効率が悪い。 [手作りスピーカー保護ネットを取り付けたSONY SS-X300] 取り付けてみるとサイズはぴったり。ネットは2枚か3枚重ねた方が、透け具合が少なくなって良かったかもしれないが、 まぁ、よしとしよう。 末筆になったが、SONY SS-X300の音は、かなり衝撃的だった。視聴に使用したのは、シャープのSD-CX11とONKYOのFR-155GXだ。具体的には、次の感想だ。透明感がある音(透き通った湖を覗いたような透明感ある音)解像度が高い音(バックでこんな楽器が鳴っていたんだ)大きさの割りに意外と低音が出る(ベースや大太鼓が聞こえる)フラットでリニアな音圧特性(低音から高音まで同じ傾向の音) はっきり言って、私がこれまで聞いたスピーカーの中で、最も良い音に感じた。もっとも、音の良い悪いは、定量的な測定・評価ができない以上、聴く人の好みに完全に支配される。食べ物の美味い・不味いと同じ理屈だ。 因みにSONY SS-X300と相性が良かったのは、シャープのSD-CX11の方だ。同社ののΔΣ1bitデジタルアンプと特性と傾向を同じくするためであろう。 一方、ONKYOのFR-155GXの方は、それほど相性は良くないと感じた。味付けの違いと言ったところか。 しかし、これだけは明白である。スピーカーは、その他の音響機器に比べ、30年経ってもそれほど大きく進歩していないと言うことだ。 よし、古くて安いスピーカーで遊んでみよう!
2010年08月27日
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洗浄・天日乾燥した床板(合板)を塗装することにした。合板は濡れると各繊維層が剥がれて性能が下がるので、本当は新しい板に張り替えたいところである。 しかし、張り替えたばかりでもったいない。お金もかかる。そこで「接着性能:特類(常時湿潤状態での接着性能保障あり)」の合板を信じ、性能低下は軽微と判断した(勝手な判断だなぁ(^_^;)。 よって、防カビ剤が含まれた浴室用塗料を塗ることで、床板を延命使用することにした。床板の吸湿も多少抑えられるだろう。 [浴室用塗料を塗って簡易防水] 晴れていることもあり、塗った尻から塗料が乾いていく。 あれ、塗料が足りない。あっ、京間で広いことを忘れてた。塗り斑ができてしまったが良しとしよう(^_^;。 一方、根太上には、防湿シートを敷設することにした。床下に敷設したものと同じものだ。これで床下の湿気を遮断し、床板の吸湿を抑えるのが目的だ。床板張替えの時、施工するかを迷った工程だ。一緒にやっておくべきだった。やはり後悔先に立たずだ。 防湿シートをタッカーで根太に留めていく。 [根太上に防湿シートを敷設][部屋全体に防湿シートを設置] 40分ほどで防湿シートの敷設は完了。塗料が乾燥した床板を並べ、元通りにねじ留めした。 [床板を張り終えた和室の床(※張替え時の写真)] 多少かび臭さが残るが致し方ない。当分はこれで様子を見るとしよう。(おわり)
2010年07月31日
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この梅雨の大雨は、我が家にも床下の大結露として被害をもたらした。畳や床板は濡れ、床下防水シート上には結露水が溜まっていた。[結露で濡れた床板を剥がす] 床板の裏は、 表以上にカビている。ダメ元で床板を全て洗浄・乾燥することにした。[張り替えて間もない床板にもカビが発生][カビを洗浄後、天日乾燥] かなりの大仕事だ。晴れ間を縫っての作業を予想したため、一人では手が足りない。急遽、10歳の息子に協力を要請。 床下防水シート上に溜まった結露水を拭き取ってもらった。10歳ともなると頼もしい限りだ。感謝。[床下防水シート上に溜まった結露水を拭く息子] 拭き取った水もカビで黒かったようだ。(つづく)
2010年07月25日
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長い梅雨がようやく明けたが、各地に多大な被害をもたらしたようだ。まずはお見舞い申し上げたい。 我が家の近くでも府道沿いの崖が崩れ、未だに片側通行規制になったままだ。[崖崩れによる通行規制] 我家も山林を切土した土地のため、経験したことの無い長期大量降雨に窓を開けては裏山を見ていた。 お陰で山崩れは無かったが、和室の床下が大変なことになっているのに気付いた。 [長雨で湿気た床と表面のカビ] 畳が異常に湿気ているのだ。めくってみると張り替えて間もない床板が、水をまいたほどに濡れていたのだ。 しかも床板全面。薄っすらとカビまで生えている。もちろん畳の裏も。えーっ、何でぇ~! 晴れたので急いで畳を天日干し。[湿気た畳を天日干し] 床板もめくってみた。するとそこには大量の結露水が! [床下の防湿シートにも大量の結露水が溜まっていた(縮小すると分からないね)] がぁ~ん。防湿シートを敷きこんだので、今年の露は快適と思い込んでいたのでかなりのショックだ。 原因は何かを考えた。長い梅雨と湿度の高い外気温度の低い床下と地面強風を伴う大量の雨 なるほど、湿度の高い外気が強風で床下に流入し、冷たい床下で結露を繰り返した結果、このような状態になったのだ。 想定外の気象環境にもろくも完敗。(T_T) 床下換気口を塞いでおくべきでした。 さあ、このあとどうするか?(つづく)
2010年07月21日
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京都も入梅した。先日は雨が降り続き、蒸し暑い一日となった。 例年なら、裸足で廊下を歩くと、ペタペタと足の裏が床に貼り付ほど湿気ていたのだが、昨年の11~12月に床下の防湿工事を実施したお陰で、今年はさらさらとした足ざわりで喜んでいる。 [和室床下への防湿シートの敷設] また、今年3月には、カビだらけだった和室の床板も張り替えたため、押入や室内のカビ臭さも無くなった。 これまで10年も湿気とカビ臭さに悩まされていたのが嘘のようだ。同じ悩みを持つ方は、多いと思う。調湿用の炭や除湿材を置いたりしても、期待するほど効果は出なかったはずだ。 私が実施した床下防湿工事は、上記のような対処療法ではなく、防湿シートを1枚敷設することで、床下から室内へと上がってくる水分の供給を遮断すると言う根本的な方法だ。最近の住宅ではべた基礎が多いため、既に基礎コンクリートの下にこの防湿シートが敷かれている。 しかし、布基礎の住宅の場合は、この防湿シートは敷かれていないため、床下が湿気る最大の原因となっている。 べた基礎の住宅と同じように防湿シートを敷き詰め、床下の湿気を追放しようと言う単純な発想だ。だが、この単純な方法を教えてくれる工務店は、私が相談した限り一店も無かった。やはり本当に良いことは教えてくれないものなのだろうか。 一方、ホームセンターなどでよく目にする床下換気扇も手軽に設置できるので悪い選択ではない。しかし、水分供給を断っていない以上やはり対処的な方法の一つで、終始エネルギーを使ってファンを動かし続ける必要がある点で環境的にも経済的にも負担が大きい。 その点、防湿シートは敷設に手間はかかるものの、一度敷いてしまえば根本的に床下への水分供給を断つため、上記のような負荷も発生せず、私的にはかなりお勧めの方法である。
2010年06月14日
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先日、壊れたラジカセに代わり中古ミニコンポを買い、クリーニングと修理して使い始めた。コンポで音楽を聴くのは、もっぱら妻。 私はというと、これがきっかけでオーディオ修理にハマってしまった。[オーディオ修理にハマった] もともとDIYというか、自分で作ったり分解したりするのが好きだ。これは子供の頃からで、実家にあった機械が壊れると、必ず分解していた。 今回、 オーディオ修理にハマったのも必然といえばそうなのだ。しかし、これまでも前出の壊れたラジカセやコンポなど、近い過去に何度か分解清掃したり、修理したりをしていたのだ。だが、その当時は機器の複雑さに余りやりたいとは思わなかったと。修理の必要に迫られてという感じだったと記憶している。 では、なぜに今回はハマったのか。自己分析してみた。 思い返すに三十五歳辺りから現場で作業をすることが少なくなり、最近ではもっぱら部下や予算の管理が業務の中心になっていた。 あんなに好きだったコンピュータへの情熱も何処かに去ってしまい、 ただ金と時間と成果に追われる日々。挙句、過労・心労で体を壊し、休職・自宅療養となる始末。 なので、時間だけは持て余すほどある現在、どうしても考えてしまうことが多い。「結局自分は何をやってきたのだろう」等と考えたりする。 どうやら、自分のために働いていたつもりが、知らぬ間に自分以外の人(顧客・同僚・部下・家族...)のために働くことが多くなっていたようだ。 これは悪いことではない。しかし、それが滅私奉公になってしまった時から、文字通り、自分自身を見失ってしまっていたのだろうと思う。 「自分のために働くことが、他人のためにもなる。そんな働き方を私はしたい」 このえらそーな一文は、私が新入社員のとき社内新聞のインタビューに答えたときのものだ。若い時には、分かってたじゃないか! これに気付かせてくれたのが、前出のオーディオ修理。難しいことは抜きにして、ただ純粋に「楽しい」。この感覚は、二十年近く忘れていたものだ。 だから、最近は中古オーディオをオークションで落札しては、修理を楽しんでいる。 [中学校以来となるハンダ付けも、また楽しい] 今はただ楽しむのみ。と思っていたら、妻からクレームが来た。 修理したり、これからする予定のオーディオと段ボール箱が、部屋中に所狭しと置かれ、「掃除できないし、第一、タバコ臭(分解掃除前は、本当にタバコ臭い)が臭い」とのことだ。※きっと妻は「こんな部屋にこもって、機械修理して何が楽しいのかしら」と思っているのだろう。でも、楽しいのさっ! 申し訳ないと整理はしたものの、しまった!修理した機器の処遇を考えていなかった(^_^;。 自宅で使うにも台数の限界があるし。 何とかせねばと言うことで、楽天オークションに出品することにした(安易)。 と言うことで、修理した音響機器を出品してるので、興味があればのぞきに来て欲しい。追記 今回から「である調」に文体を切り替えてみた。
2010年05月19日
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昨晩は、台風並みの風雨でした。以前から気になっていた車庫の波板が、強風でバンバンと音を立て、今にも飛んでしまいそうでした。 今日は晴れでしたが、今夜から再び下り坂とのこと。急いで仮修繕を行いました。 波板の状況を確認すると、プラスチック製の波板留フックが劣化し、折れたり無くなったりしていました。ポリカーボネート製の波板は、材料劣化もなく修繕の必要はなさそうでした。 波板留フック自体は、ホームセンターですぐに入手できるのですが、屋根の中央部や隣地境界など、一度波板を剥がさないと修理できないところがいくつもあり、張替えと同じ程度の手間が必要と見積もれました。 外周だけでも固定できれば、波板のバタつきをしばらくは抑えられそうだったので、応急処置を行うことにしました。 この手の応急処置と言えば、「ガムテープ」です。手の届く範囲は、波板と骨組みをガムテープで留めてバタつきを抑えました。 手が届かずガムテープが貼れない箇所は、写真のように内側からL字状のフックを差し込み、紐を結わえて固定しました。[応急修理した波板] これでしばらくは大丈夫でしょう。しかし、改めて写真で波板を見ると、汚いですねぇ(^_^;。 波板くらい張り替えようとは思うものの、車庫のアルミ骨組み自体が落雪で歪んでいたりするので、 いっそ全部やり変えたいなぁとも思ったりして... なんて思うと結構お金がかかるので悩んでしまい、月日だけが過ぎていくことを繰り返していたりします。
2010年04月28日
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何とか音が鳴るようにスピーカーを修理したケンウッドのMDX-G7。しかし、音が悪い・小さい・低音出ないの三重苦状態なので、スピーカーを交換ようとインターネットでいろいろ調べてみました。 [ボイスコイルが破損して音の出ないスピーカー部] まず、故障していた既存スピーカーユニットは、直径7cm、厚み2cm。取付フレームを含めると7.7cm角、取付ねじ部対角9cmでした。 また、このスピーカーユニットがカバーする音の周波数帯域は、低音域(20Hz~5kHz)が余り出ていないことから、中音用(500Hz~5kHz)のスコーカーであると推測しました。当時のオプションには、外付けウーファーユニットが用意されていたようです。 この条件を満たすスピーカーユニットを検索しました。 しかし、なかなか見つかりません。しかもユニット単体は高級品が多く、中古のMDX-G7よりも遥かに高価。 直径を合わせると厚みがオーバーし、厚みを合わせると直径が小さくなりすぎる。スコーカーで探すと、ユニット自体が非常に少ないと言った状況でした。 スピーカーの勉強がてら、株式会社東京コーン紙製作所さんでいろいろと探してみましたが、ぴたりと条件に合うものは見つかりませんでした。 悩んだ末、手に入れたのがフラットパネルスピーカーなるものでした。中古品で落札金額は100円!(送料800円(^_^;)。[NEC製 薄型スピーカ FPS-5 8Ω 1.2W] フラットパネルスピーカーは、薄いパネルを小さい振動ユニットで振動させて音を鳴らすというものらしく、非常に薄いのが特徴です。10年ほど前に流行っていたらしく、上記はNECパソコンに付属していたものらしいです。 試聴すると低音は弱いですが、中音から高音までの帯域をカバーできるようです。薄さもばっちりです。 試聴を終え、早速フラットパネルスピーカーを分解してみます。 [フラットパネルスピーカーの分解] ざる状の薄い後面開放型エンクロージャーに、直径2cmほどの振動ユニットが固定された発泡スチロール材のパネルを、スポンジ両面テープで固定してありました。これで一般のスピーカーと同じ程度の音が出るとは驚きでした。[フラットパネルスピーカーを別アンプに接続して音出し試験] 別アンプに接続して音出し試験をしたところ、見事に鳴りました。一般のアンプに繋いでも音が出ることを確認できました。むしろアンプの性能が優れている分、より良い音で聞こえました。 指で摘んでいると、かなりの振動が伝わってきました。机に振動を伝えてやると、机からも音がするのが面白かったです。 では、故障したスピーカーユニットと交換してみます。 [故障したケンウッド MDX-G7のオリジナルスピーカーユニット] ねじを外し、スピーカーの電線をフラットパネルスピーカーに半田付けし直します。[フラットパネルスピーカーに交換中] うまい具合にMDX-G7のエンクロージャーに納まるパネルサイズでした。既設ツイーターユニットが半分ほど隠れてしまいましたが、振動特性が変わるかもしれないので、パネルのカットはしませんでした。[エンクロージャーに納まったフラットパネルスピーカー] 既存のサランネットを被せると、パネルが動いたり外れたりすることも無いので、特に固定はしませんでした。 さて、いよいよMDX-G7のスピーカーとして試聴です。音が出ました(^_^)v。音圧もかなり改善しました。 ただし、音が随分とこもり気味です。もともとエンクロージャーが後面解放型のフラットパネルスピーカーを、バスレフ型エンクロージャーのMDX-G7に取り付けたため、音がこもってしまったようです。 まぁ、音のこもりを差し引いても、900円の出費で音圧と分解能が改善されたことは大いに評価できます。よって、音のこもりは不問に伏す事とし、交換完了としました。(おわり)
2010年04月21日
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ついでに入札していたケンウッドのMDX-G7が落札できました。台所の壁にかけて使用する予定です。 手元に届いたので、早速動作確認と清掃作業を行いました。[ケンウッドMDX-G7(2001年製の中古品)] 出品者のコメントでは、ACアダプタに難はあるが、スピーカーから音は出たとの記載でした。が、音は出るものの、妙に小音量。最大音量にしても、シャカシャカした音しか聞こえません。スピーカー部に耳を着けて聞いてみると、どうやら高音用のツイーターユニットからしか音が出ていないようです。 「ジャンク品扱いで」と記載がありましたので、クレームは付けられません。この辺りが中古品オークションの醍醐味でしょうか(^_^;。 清掃を兼ねてスピーカー部を分解してみました。すると左右いずれのスピーカー部も、中音を受け持つスコーカーユニットのボイスコイル部分が破損していました(T_T)。[ボイスコイルが破損して音の出ないスピーカー部] ボイスコイルの内側に2段重ねの永久磁石がある構造なのですが、接着剤が劣化して上部の磁石が外れていました。これでは音が出る訳ありません。 う~ん、困った。修理するにも交換用のスピーカーユニットが手元にある訳で無し。とりあえず、外れた磁石を撤去しました。めちゃくちゃ強力な磁石です。[外れた磁石を撤去したスピーカー部] この状態で音だし確認をしたところ、僅かに音が出ました! ボイスコイルの端部を押し潰すように張り付いていた磁石を撤去したことでコイル部分が動くようになり、音が出たようです。 そこで更に可動するようにと、潰れていたボイスコイルを丹念に展ばしてやりました。 すると、音が戻って来ました! もう片方のスコーカーユニットも、同様に復旧作業を実施。こちらも音が戻って来ました! 銅線が見えていたACアダプタも修理し、何とか復活できました。動作するようになると、修理も楽しいですね。[修理したACアダプタ][修理をして音が戻ったケンウッドMDX-G7(中古品)] ただし、音は悪い・小さい・低音出てないの三重苦状態です。でも、音が出ないよりは、ずっと良いです。 そのうちスコーカーユニットの交換をしましょう。 (おわり)
2010年04月19日
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暖かくなり、我が家で越冬していたカメムシたちが室内を飛び回り始めたので(^_^;、寒さ対策のために床下換気口を塞いでいた目隠し断熱材を撤去しました。 [床下換気口を塞いでいた目隠し断熱材] 11月に設置しましたから、5ヶ月ほど塞いでいたことになります。冬場なので湿度も低く、床下が結露するようなこともありませんでした。むしろ、床下や壁内への冷気の流入が少ない分、室内の床や壁の結露が少なくなる理屈です。 毎度思うのですが、大気の相対湿度を感知して自動で開閉してくれる換気口があるといいのですが、ありませんねぇ。 気温による自動開閉式の換気口はいくつかあるのですが、気温が高いと大気の湿度が高い場合でも換気口が全開で、それを床下に取り込みますから、夏場の床下湿気対策としては効果が期待できません。 正倉院の校倉造(あぜくらづくり)と同じ原理でいいのですから、そんな床下換気口があっても良さそうなものですが...
2010年04月06日
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先日、室内にある格子戸のガラスを樹脂ガラスに交換したのですが、今回はその続編です。 前回は透明なペット樹脂板の片面につや消しクリヤースプレーを吹いてすりガラス調にしたのですが、戸を開け閉めするときに爪で塗装を削ってしまい、傷の入ることがその後の運用で判明しました。 そこで今回は、厚みが半分のペット樹脂板の片面に塗装をし、この塗装面同士を内側になるように合わせて二枚を一組としました。塗装面が外側に出ないので、傷が付くことも無いという作戦です。これだと戸枠にはめる時にも塗装が剥がれません。 今回の材料も、アクリルショップ・はざい屋さんで購入しました。一枚ずつ横に並べて三度塗装しました。72枚もあるので、乾燥時間も入れると延べ一日仕事でした。[塗装中のペット樹脂ガラス] 作戦通りの方法でガラスを交換。 [ガラス入りの格子戸(交換前)] [ペット樹脂透明ガラスに交換した格子戸(交換後)] 交換作業は半日ほどで完了。イメージ通りの仕上がりです(^_^)v。ペット樹脂ガラスになり、質量が軽くなった分、戸の開閉も随分軽くなりました。塗料が乾き切る一週間程度は、少々溶剤の匂いが漂うのがたまに傷ですが...(おわり)
2010年04月04日
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並べた床板を貼り終えました。12mm厚の合板を千鳥に配置し、全てねじを使って留めました。古いねじは錆が酷かったので、今回のねじは防錆処理のあるものを使用し、根太に固定していきました。【FDコンパネビス】【ネジ】ウイング FD フレックス・ディスゴ コンパネビス コンクリートパネルビス フレキ付 10P26mar10 ねじは、根太方向に180mm間隔で止めました。よって、合板1枚あたり30本、6枚合計で180本のねじを打ち込みました。ねじは太さ4mm、長さ32mmのものを選択したので、下穴なしでも電気ドライバーでサクサク打ち込めました。 一般のコーススレッドを使用すると根太と合板の接面に隙間ができ、これが床鳴りの原因になるのですが、今回使ったねじは独自のねじ切りを施してあるため、接面は密着し床鳴りは皆無にできました。根太ボンドなども使用していません。[張替えが完了した和室の床] で、ようやく完成です。結局、2週末かかってしまいました。家族には不便をかけましたが、かび臭さも無くなり、今年からは快適に過ごせそうです。(終わり)
2010年03月21日
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新しい根太を並べるところまでは簡単だったのですが、ねじ打ちに思いのほか苦戦し、時間がかかってしまいました。 根太留め専用のねじは、直径が5mm、長さが90mmもあったため、手持ちの電気ドライバーでは締め付けトルクが不足する場合がありました。 最終的には、電気ドリルで下穴を開け、インパクトドライバーでねじ打ちしました。結局、予定数よりも多い130本ほどを使用し、根太組みを終了ました。[組み上がった根太に合板を並べてみたところ] ちなみに今回使用した材木は、京都御所東駐車場前にある近治材木店に注文しました。一般小売もされており、京都市内であれば配達も原則無料です。 下記が今回注文の木材リストです。45mm角米松 3000mm・・・14本針葉樹構造用合板 955×1910×12mm・・・6枚(※特注サイズ)[配達直後の木材] 自宅が京間サイズなので、一般的な910×1820mmサイズの合板だとすっきり仕上がらないため、同店に特注して京間サイズに切ってもらいました。単価は7割増となりましたが、材料全体で見ると3割増でした。材料数が減り工数が減ることを考えると、妥当な材料価格と思えました。[合板のJAS分類を示すプリント] 今回使用した構造用合板は、湿度の高い床下地に使用するため、下記のJAS分類のものを指定しました。材木店のご主人が「こんな細かい所まで確認される方は初めてです」と言われ、メーカーにまで確認してくれました。逆に言うと、合板の細かな性能まで気にして、使い分けているプロの方が居ないと言うことなんでしょうかねぇ。今回使用した構造用合板のJAS分類・接着性能:特類(常時湿潤状態での接着性能保障あり)・等級(強度):1級または2級・板面の品質:C-D程度・ホルムアルデヒド放散量:F☆☆☆☆ 次はようやく床板の組付けです。(つづく)
2010年03月19日
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カビだらけの床板をはがし、根太の撤去を行いました。当初は、くぎ抜きで釘を抜いて根太をはずそうと考えていました。しかし、根太にもカビが発生しており、どうせ廃棄処分となるため、のこぎりで4分割して撤去することにしました。分割した根太をくぎ抜き代わりとできるので、意外と短時間で撤去できました。 [分割して撤去中の根太] 大引や土台にカビの粉(胞子?)が多量に着いてたので、雑巾でごしごしと拭いて取りました。 さて、この時点で2点問題が発生しました。新しい根太を土台に刻んである既設の根太受けに入れるには、敷居の撤去が必要となる大引が土台に固定されていなかった 問題1については、敷居の撤去は面度ななので、既設根太受けには入れず、土台に根太受け用の角材を取り付け、これに根太をねじ止めすることとしました。[土台に取り付けた根太受け材] 問題2については、両端に付ける根太を土台と大引にもビスで固定することで対処することにしました。 一方、根太の固定は、床組み全体の剛性を高めるため、1箇所につき2本打ちを原則としました。[根太と大引をねじ2本で固定] 今回、根太と大引の固定に使ったねじは、 下記の製品です。固定する材料同士に隙間を発生させない(床鳴りしない)、なかなか優れものの製品でした。【ネジ】ウイング 根太ビス フレキ付 10P16mar10eagles [新しい根太を並べたところ] 新しい根太を並べ、ねじを打ち始めたところで電気ドライバーがオーバーヒートでトルクダウン。時刻も遅くなったので、これまでとしました。(つつぐ)
2010年03月16日
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前回に引き続き、床板をはがしました。ねじ切ったねじのある板は、バールで無理やりはがしました。[床板をはがし、根太が見えた和室の床][はがした床板(コンパネ)はカビだらけ] 床板(コンパネ)は、尋常ではないカビの発生状況です。カビ臭かったのも納得です。次は根太の撤去です。(つづく)
2010年03月14日
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次にカビだらけの床板をはがすため、防塵マスクをしながら「ねじ(コーススレッド)」を外していきました。 板の四方と中間に30cmほどの間隔でねじが打たれています。30本/枚×6枚+αなので、一部屋で約200本程のねじを外すことになります。もちろん電気ドライバーを使用しました。 しかし、半数ほどののねじは頭が錆びていて、ドライバーが噛みません。仕方ないので、マイナスドライバーや角きりで、プラス(+)の溝を根気良く穿り出しました。 ねじを外すだけで一日仕事。ねじを外すときにねじ切れたものが15本ほど、頭が完全になめたものが5本ほどありました。[錆びて腐食し、外す際にねじ切れたねじ] 本日はここで時間切れでした。予定では、根太も含めて床を完全撤去するつもりだったのですが...この週末での床板張替え完了は、どうやら無理そうですねぇ。(つづく)
2010年03月13日
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去年、床下の防湿工事をした際、和室の床板がカビだらけだったので交換しようと思っていました。今回、この週末を利用して実施する計画です。 まずは、座敷机や箪笥などを移動させて畳をめくり、床張替え作業の準備をしました。 [畳をはがした和室の床はカビだらけ] 分かってはいたのですが、床板はすごいことになっていました。カビだらけです。息をするのもためらわれます。もちろん、防塵マスクをしての作業です。 一昨年前、かび臭い畳を入れ替えた時に防湿シート(写真左下のフィルム)とシリカゲル(撤去済みで写真には写っていない)を敷き込んでもらったので、畳にはカビは発生していません。良かった。 床に張られていた板は、いわゆる「コンパネ」でした。コンパネは、コンクリートパネルの略語で、コンクリートの型枠を作るときに使う合板の一種です。家の壁や床に使用するものではありませんね。 入居時に張り替えてもらった板なのですが、その工務店さんはコンパネを使ってはいけないことを知らなかったのでしょうね。(つづく)
2010年03月12日
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先日、格子戸のガラスを樹脂ガラスに交換しましたが、以前あったすりガラス部分が無くなったため、向こう側が丸見えになり、少々寒い感じがしていました。 そこで何か妙案はないかと物色していたところ、次の二つを見つけました。すりガラス調シートくもりガラス調スプレー 前者は、後者より高価で手間もかかるため、後者の方を採用することにしました。早速近所のショップに出向いたところ、あいにく同じ製品はありませんでした。しかし、別途「つや消しクリヤースプレー」がありましたので、こちらで代用することにしました。 ペット樹脂ガラスを一枚外して試し塗装をし、仕上がりを確認しました。塗装はいい感じでしたが、ガラスをはめ込むときに塗装に傷がついて剥げてしまうので、格子戸にはめたままスプレーすることにしました(外すのも面倒だし(^_^;)。 [スプレー塗装前のペット樹脂透明ガラス][つや消しスプレー塗装後のペット樹脂透明ガラス] すりガラスよりも曇りが薄く、くもりガラスの感じです。木枠も問題無しです。安価に手っ取り早くできる割には、いい感じに仕上がりました。 このパターンで残る2枚の格子戸のガラスも交換したいと思います。(おわり)
2010年03月02日
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地震の時や子ども衝突の時に危ないので、かねてから樹脂ガラス交換しようと思っていた格子戸ですが、ガラス交換の方法が分からないため、何年も放置していました。 つい先日、息子が転んだ拍子に格子戸のガラスを割ってしまいました。幸い、たいした怪我は無かったものの、もう少しで頭からガラスに突っ込むところでした。 そんなことがあり、妻と息子から「だから早く安全なガラスに交換してと言ってたでしょう!」と強い要請があり、早急に対応することになりました(^_^;。<格子戸ガラスの交換方法調査> 格子戸のつくりにも色々あるらしく、我家の格子戸は格子ごとに1枚ずつガラスがはまっているタイプです。木枠には、一見してねじや釘は使われていません。[ガラス入りの格子戸] どうやってガラスを交換するのかまったく分からないので、とりあえず格子戸をレールから外してみました(重い!)。 良く観察すると、木枠の最上部にガラスを入れる隙間がありました! ガラスをスライドさせると上部から一枚ずつ取り外すことができました。互いのガラスの間には、薄い木の板が挟んであり、ガラスを正しい位置に保持する役割を果たしていました。仕組みが分かってしまえば、交換は簡単にできます。 <樹脂ガラスの材質調査> 代替ガラスに使うプラスチック樹脂の種類を検討しました。一般に入手可能な樹脂板は、以下の3つでした。アクリル樹脂ポリカーボネート樹脂ペット樹脂 こちらのページなどを参考に、まずは安価なペット樹脂を試してみることにしました。ただし、色は透明と白しかないので、今回は透明を選びました。 材料は、アクリルショップ・はざい屋さんで購入しました。同社のこちらのサイトからだと、自動見積から注文までできるので、大変便利でした。 で、交換したのが下の写真です。[ペット樹脂透明ガラスに交換した格子戸] ピッタリはまりました。ペット樹脂板は、思っていたよりも透明で、表面も波うち等無く平らでした。これなら十分ガラスの代用になります。妻と息子もOKを出してくれました。 ただ、傷は付き易いです。板を隙間からはめる時、木枠に擦れてしまうため、表面に細かな傷が入ってしまいました。しかし、良く見ないと分からないほどなので、OKでしょう。ガラスの材質が軽くなった分、戸の開閉は軽くなりました。 すりガラス部分が無くなったので、丸見えになってしまいました。少し寒い感じもしますので、暇を見て何か工夫をしようと思います。(おわり)
2010年02月27日
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今日の京都市は、日差しもあり、暖かい一日でした。 さて、小屋裏へ入ったところ、浮いている小屋束(屋根の)を発見してしまいました(T_T)。 [浮いていた小屋束] 1cmほど小屋梁から浮いており、ホゾ部分が見えています。以前、床束も浮いているものがあり、がっかりしたのですが、こちらの方が構造に関わるので問題が大きいです。 初めから寸足らずだったのか、経年変化で浮いたのかは分からないですが、どうやって修繕したらよいのですかねぇ?合板を詰めて、金物固定する程度で良いのでしょうか? (つづく)
2010年02月21日
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昨年、階段下の押入が湿気るので対策を行ったのですが、その経過報告です。<対策前> 押入の壁板や床板が全体的に湿っている古新聞やダンボールなどが湿ってしまう除湿剤を入れると1ヵ月足らずで満水押入の換気を忘れるとカビが発生することがある<対策後> 対策として、まず階段の蹴り込み板に押入換気用の穴を開けました。その後、床下の防湿工事を行いました。結果は下記の通りです。押入の壁板や床板は、サラサラした感触になり、乾燥しているのが分かる古新聞やダンボールなどが湿めることが無くなった除湿剤は一度も使用していない押入の換気をしなくてもカビは発生しない<結果考察> 別途、床下収納庫も階段下の押入と同じ湿気具合で悩んでいたのですが、上記対策後は計らずも湿気が無くなりました。また、同様に床板や内壁の下部なども湿気が感じられなくなりました。 このことから、換気用の穴を開けたことよりも、床下への防湿シートの敷きこみにより、床下地面からの水分補給が無くなったことが、大きいな効果に繋がったと考えられます。 この結果、収納庫としての機能を十分に活用することができるようになりました。また、床下を含め家全体の湿度が相対的に下がったことにより、湿気に起因する建物への悪影響が減少し、耐久性が向上したと考えられます。 (おわり)
2010年01月31日
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昨年12月に屋根裏に断熱材を追加で設置したのですが、屋根裏収納庫の裏側に設置できていませんでした。昨年末に屋根裏収納庫の大掃除をし、作業スペースを確保できたので、この部分にも断熱材を追加設置しました。 まずは、天井裏に入るため、屋根裏収納庫の壁の一部を切り取りました。[屋根裏収納庫の壁の一部を切り取り(前)] [屋根裏収納庫の壁の一部を切り取り(後)] 今回も断熱材の材質は、入手性と施工性、費用対効果を考慮し、「グラスウール」を選択しました。購入したのは、前回同様次の製品です。 密度24Kと同等の断熱性能!高性能グラスウール「マットエースHG」75mm厚×470mm×2740mm 作業は至って簡単です。 既設断熱材の上に新しい断熱材を隙間無く敷いて行くだけです。[既設断熱材の様子] [新たな断熱材を追加した様子] 先に断熱材を追加した部屋では、部屋の暖まるのが明らかに早くなり、断熱効果の向上が認められました。今回追加した箇所は北東角に位置する和室で、2階では最も寒い部屋です。これで少しは暖かくなることを期待しましょう。(おわり)
2010年01月30日
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寒い日が続いています。京都市でも、最高気温が摂氏5度前後、最低気温は-1度前後の日が続いています。 例年だと、居間では床暖房の温度調節を高くするのですが、今年は最低温の設定で30分も運転すれば、長時間暖かさを維持できるようになりました(お尻が熱いくらい)。台所もガスファンヒーターを10分運転する程度で、室温が20度に達します。 これは、前回も経過報告しましたが、昨年11月に床下用断熱材を設置したお陰です。こんなにも断熱効果が良くなるとは、思ってもいませんでした。 因みに屋根裏にも断熱材を追加したのですが、こちらも効果大です。台所と同様、ガスファンヒーターを10分運転するだけで、室温が20度に達します(例年だと点けっ放し)。 こういう地味なことは、どのリフォーム会社も教えてくれないですよね。風呂やキッチンのリフォームばかりで...。見える所にばかり目が行く消費者側の評価姿勢にも問題あるのでしょうね。 ともあれ、今年からは暖かい冬を過ごすことができそうです。 追記 居間の床暖房のお陰で、家族一同床に張り付いてしまい、なかなか起き上がれなくなってしまいました。(^_^; (おわり) 床下の断熱・吸音に最適です! 床下用グラスウール「マットエースUボード」密度32k 厚さ42mm 263/268mm×1,820mm洋間用・18枚入(3坪入) 密度24Kと同等の断熱性能!高性能グラスウール「マットエースHG」75mm厚×470mm×2740mm
2010年01月16日
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洗濯機用の排水トラップを取り付けました。 学生時代からアパート暮らしの長かった私は、洗濯機は「洗濯機パン」に設置するものと思い込んでいました。しかし、今の一戸建て住宅に転居したところ、洗濯機パンが付いていませんでした。なので仕方なく、防臭キャップで排水管を塞いでいました。[防臭キャップで塞いでいた洗濯機の排水パイプ] ゴキブリなど害虫の侵入は阻止できていたのですが、風呂の水を落としたりすると、どうしても防臭キャップと床の僅かな隙間から、悪臭が上ってきました。10年も使ったので(^_^;、思い切って排水トラップが付属する洗濯機パンを設置しようと調べました。 すると洗濯機パンを設置しなくても、排水管内に収まる洗濯機用の排水トラップがあるのを発見!【カクダイ】 通気弁つき洗濯機用排水トラップ【50】 (426-002) 洗濯機パンを設置しようと思うと、排水パイプを床下で切断し、床に穴を開け直して・・・などと、大げさな工事が必要なようだったのですが、この洗濯機用排水トラップならば、トラップを排水管内に挿入するだけで取り付けが完了します。素晴らしい。 と言うことで、こちらの商品を注文し、取り付けることにしました。取り付けは至って簡単でした。製品に付属の説明書に従って取り付けるだけです。製品以外に必要な材料として、シリコンオイルと塩ビ用ボンドがありました。[排水管接続用ソケットを取り付け][トラップの挿入][洗濯機の排水ホースを接続] 作業時間は30分ほどでした。 今回、「通気弁付き~」の製品を選択したのは、「破封」という現象への対策です。我が家は、トイレ、洗面台、風呂が一連の排水管で繋がっています。これまでは、洗面台と洗濯機の排水管を防臭キャップで塞いだだけだったので、良い意味で空気が自由に出入りできる隙間があり、破封が生じませんでした。 しかし、先日前者には、気密性の高い防臭ゴムを取り付けました。後者も同様に気密性のある排水トラップで仕上げると、破封の発生する恐れあります。なので「通気弁付き~」の製品を選択することにしました。 結果、悪臭は見事に止まりました。また、トイレや風呂水を流した時には、今回取り付けた洗濯機用排水トラップからそれらの排水音が聞こえますので、うまい具合に通気弁が機能し、破封を防いでくれているようです。 ただし、直径50mmの排水管内にトラップを持つ構造上、ゴミが溜まり易いようです。説明書にも定期的な清掃の指示がありましたので、そのようにメンテナンスしたいと思います。 (おわり)
2009年12月20日
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モルタル外壁に亀裂(クラック)が目立ってきたので補修をしました。外壁の亀裂から雨水が壁内に侵入して下地や軸組みを劣化させていくので、こまめに補修した方が良いようです。今回は、とりあえず背の届く所だけ補修しました。[モルタル壁の目地部の亀裂] 使用したのは、セメダイン社の「外壁ひび割れ防水シールに」 です。シール材による汚れ・シミができにくいセメダイン 外壁ひび割れ防水シールに ひび割れシール【高性能充てん材】 ホワイト 120ml SX-012 通常のシリコーンシーラントは塗装できませんが、このタイプのシール材は、上から塗料が塗れるのが特徴です。[防水シール材を打ったところ] 亀裂の奥までシール材が行き渡るように充填していくのがポイントのようです。結構握力と根気が必要でした。 暖かくなったら外壁を塗装し直したいですね。(おわり)
2009年12月19日
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6月頃に「ヤシマットをグランドカバーに」で設置したヤシマットを撤去しました。 もともと砂利の敷いてある玄関アプローチの地面用日除けとして設置したのですが、自転車の車輪が砂利にめり込まずに押し易いと別の理由で家族に好評だったため、夏が終わってもずっと敷いていました。[グランドカバーとして設置当時のヤシマット] しかし、あまりにもボロボロになり、つま先を引っ掛けたりして危険なために撤去と相成りました。 [撤去直前のボロボロになったヤシマット] 元々このヤシマットは、積雪路の滑り止めとして販売されていたものを私が勝手に流用したものでした。夏の強力な紫外線と熱線にヤシ繊維の接着剤が劣化してしまったようで、製品本来の目的に使用していれば、なんら問題は無かったでしょう。やはり夏用のグランドカバーとしては、難がありました(^_^;。 来夏には、別の製品を設置してみたいと思います。(おわり)
2009年12月17日
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洗面台と流し台の排水管から度々悪臭がするようになったため、排水管の防臭キャップを交換することにしました。 因みに10年前に取り付けた製品は、次の製品です。当時近所のホームセンターにこれしかなかったのですが、差し込む排水管が斜めになると隙間ができてしまい、密閉しなくなります。我が家は蛇腹状の排水ホースなので、使用しているうちにホースがどうしても斜めになり、できた隙間から悪臭と水気が上がってきてしまうのでした。 【三栄】 防臭キャップ (PH62-84) 今回取り付けたのは、次の製品です。【カクダイ】 防臭ゴム【呼50×32】 (0416-4) 排水管の寸法に合わせて選ばないといけないですが、気密度が高い製品です。 以下の写真の順で取り付けました。所要時間は30分ほどです。 [排水トラップの水を抜く][床にある排水口][防臭ゴムを排水ホースに取り付け][排水口に防臭ゴムを押し込む] この要領で流し台の排水管にも防臭ゴムを取り付けました。見事に悪臭はとまりました。(おわり)
2009年12月16日
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前回、浴室窓の冷気対策がお手軽にできて効果的だったので、洗面所とトイレの窓にも取り付けてみました。[洗面所とトイレの小窓にはめた冷気対策用バスマット] トイレの窓は、カットしなくてもバスマットがピタリとはまりました。やはり結構効果がありました。※ホームセンターに行ったら、窓の下部分だけ隠す製品を売ってました。 (おわり)
2009年12月15日
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寒くなると、どうも断熱ネタが多くなりますね。自転車の変速ワイヤーも交換したいのですが、どうも後回しになってしまいます。 さて、今回は浴室窓の冷気対策です。 築20年目の我が家の風呂は、作り付け(と言えば聞こえは良いが...)。今時はめったにお目にかかれない総タイル張り(天井はモルタル)です。小窓も当然ながらシングルガラスです。[冷気を吹き降ろす風呂の小窓とタイル] マンションから引っ越した当初は、寒くて寒くて、風呂に入るのが嫌でしたね(^_^;。 比叡(山)おろし宜しく、風呂の上にある窓付近から冷たい風が吹き降ろしてきます。 何とかこの冷気を防ぎたいと思いながら思案している間に、体の方が寒さに慣れてしまいました(^_^;。 しかし先日、偶然にもバスマット(材質:EVA)と風呂の小窓の寸法が同じ事に気づいたのです。そんな訳で、はめてみました(若干カットしました。スリットはテープで裏から目止め)。[風呂の小窓にはめたバスマット(^_^;] う~ん、ピッタリ。効果の程は以外にありました! 冷気がずいぶんと減りました。また、小窓の結露もずいぶん減りました。 と言うことで、格好悪いですが、このままで対策とすることに決定ました。(おわり)
2009年12月13日
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床下用断熱材の設置効果の高さに気分を良くしたので、屋根裏にも断熱材を追加設置してみました(^_^;。 何の脈絡も無く追加設置した訳ではなく、 2階各室の室温保持と夏場に熱気がこもることへの対策です。参考にしたのは「住まいの水先案内人」です。自宅をDIYする時には、いつもこのサイトで勉強させていただいています。今回は「絶対お勧め。住まいの高断熱化」のページを参考にしました。(1)設計条件・仕様 私の住む京都市は、建築上の「断熱区分がIV地区」と決められています。IV地区の場合、 選択すべき屋根裏用の断熱材の厚さは(密度10K/立米のグラスウールで)、現行の次世代省エネルギー仕様では「200mm」と決まっているようです(一世代前の省エネルギー仕様では「90mm」)。 既に密度10Kで厚さが50mmのグラスウールが申し訳程度に設置されていますので、これをそのまま残し、この上に追加する形で断熱材を設置しました。[天井裏に既設の密度10K 50mm厚のグラスウール断熱材] 今回も断熱材の材質は、入手性と施工性、費用対効果を考慮し、「グラスウール」を選択しました。購入したのは次の製品です。密度24Kと同等の断熱性能!高性能グラスウール「マットエースHG」75mm厚×470mm×2740mm 現行の次世代省エネルギー仕様には及ばないものの、一世代前の省エネルギー仕様の値を上回る計算です。(2)施工設計 今回は設計が簡単でした。単純に天井裏に敷き詰めるだけなので、天井裏の面積を実測し、既設の断熱材と同じ向きで設置していくだけです。(3)作業準備(装備) グラスウールを取り扱うと細かなガラス繊維が飛散するため、必要な装備を装着します。防塵マスク、防塵ゴーグル、ゴム製作業手袋、ナイロン製の上着とズボン(雨合羽でOK)、帽子(手拭を巻く)を着用しました。 東洋 防塵マスク替フィルター NO.1510 3枚入 【ゴーグル・メガネ】くもらない防塵ゴーグル G2001-G2(4) 設置テスト:今回は省略。 (5)プレカット:今回は省略。 (6)設置 今回は簡単なので、ぶっつけ本番で施工です。下記のような状態で、メーカーから直送されてきました。1パッは約17kgありました。 [届いたグラスウール断熱材] これを担いで屋根裏まで運び上げ、開梱すると「ぶわぁ」とグラスウールが膨れ上がります。[開梱したグラスウール] 天井を踏み抜かないように注意しながら、一枚ずつ隅々まで隙間無く丁寧に敷き詰めていきます。奥の方は長い棒を使いました。[グラスウール設置中] 壁面へは、ハンドタッカーを使用して固定しました。 [屋根裏収納庫の壁面へのグラスウールの設置状態] サクサクと作業は進み、なんと3時間で完成しました。床下に設置したときと比べてなんと楽なことか。[屋根裏への追加設置が完了したグラスウール](効果) 床下用断熱材の時ほど効果が実感できていません。ガスファンヒーターを点ける回数が減った気もしますが...来年の夏の凌ぎ易さに期待したいと思います。 以上(追記) 夏場の屋根裏はとても暑くて、作業なんてできものではありません。先の6月に実施した「ネットワーク系を屋根裏に集中化」作業でさえ、厚くて汗だくでした。なのでこの手の作業は冬場が良いですね(^_^)v。
2009年12月12日
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先日設置した床下用断熱材の使用経過報告です。<居間の床暖房の使用> 平年、温度調整目盛(Max 7)「5」の設定が、「1」程度でよくなった平年、2時間ごとに40分間/回の運転が、3時間ごとに20分間/回程度でよくなった<ガスファンヒーターの使用> 平年よりも運転回数が減った平年よりも設定室温まで温まる時間が短くなった <室内全体>1階の室温を平年よりも長い時間維持できるようになったフローリングの床は、断熱材の有無に寄らずやっぱり冷たい 過去、工務店に床下への断熱材追加の見積を依頼したところ、止めた方が良いと指南頂いた経験がありました。断熱効果は期待できるものの、床下に潜り込んでの施工は作業性が悪く工賃が高くついてしまうためとの理由です。 しかし、防湿シートの敷設作業に比べれば、床下への断熱材設置は楽なものでした。先に防湿シートの敷設作業を経験しておいて良かったです。 自分で作業すれば工賃はタダ。材料費だけで上記の効果があったのは、やはりDIYならではです。実施してよかったです。
2009年12月11日
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床下の防湿工事が完了してから2週間ほどが経ちましたので、経過報告です。 結論から言うと、工事前とは比較にならない位に家の中の湿気が下がりました。雨の日に素足で歩いていても、床面がベトベトしない湿気ていた押入の中や流しの下が、湿気なくなった押入や流しの下のカビ臭ささが少なくなった床板の冷たさが和らいだ(気化熱が無くなったため?)やはり防湿シートを敷設して大正解でした。当初は、直接土間に炭やシリカゲルなどの調湿剤を敷き詰めようかとも考えたのですが、止めて良かったです。床下への水分供給を遮断しない以上、調湿剤が水分をMaxまで吸収すれば、それで終わりですからね。 確かに防湿シートを床下に潜って敷き詰めるのは、本当に大変でしたが、家の延命のためにも、やって良かったと思いました。
2009年12月10日
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量 押入の解体工事が完了したので、収納棚を製作・取り付けしました。 設計は、いつもの通り『簡単木工作図ソフト「もでりん V2」』を使用しました。傍らでは息子が、「秘密基地&学習スペース」として改修したいと、手書きで設計図を描いていました。[「もでりん V2」で設計した押入収納棚] 設計通りに資材を調達し、罫書き、切断しました。収納棚の枠をコーススレッド(木ネジ)で組立し、押入に取り付けました。[押入に取り付け中の収納棚の枠] 押入が微妙に歪んでいるので、それに合わせて収納棚の方も微調整しました。 枠が付いたところで、予め切断しておいた「ダボレール」を専用ネジで取り付けました。このダボレールはアルミ製なので、金ノコで簡単に切断できました。[棚板を載せるためにダボレールの取り付け] 棚板を載せるための専用フックを取り付けます。このダボレールのおかげで、2cm刻みで棚板の高さ調整が可能です。[ダボレール専用のフック] 切断しておいた棚板を載せてみます。だいたいイメージ通りの組み上がりです。今回棚板には、床フローリング用の合板を流用しました。[棚板を設置] 実際に収納してみると、なかなかいい感じです。見た目もすっきりし、スペースにも余裕ができました。奥行きは30cmなので、奥の物が取れないと言うこともありません。[収納棚に収納した様子] 妻にも「使い勝手がいい」と好評です。秘密基地の野望を砕かれた息子も、結構気に入っています。(おわり)
2009年12月06日
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どうして押入はこうも使い難い構造になっているのでしょうか? そんな押入が今でも平然と作り付けられ、住宅が販売されているのにも納得いきません。奥まで手が届かない→人の腕からすると60cmがMaxでしょ!押入の上部空間は使えない→せめて天袋にしてよ引き戸なので一覧性が悪い→せめて折り戸にしてよなどなど、かねてから押入には大きな不満を持っていました。特に階段下の押入は、上部分が斜めになっていることもあり、輪をかけて使い難いです。 [使い難い階段下の押入] そこで、思い切ってこの階段下の押入を改修することにしました。ホームセンター(コーナン)に「押入れの改造」というDIYのチラシがあったので、これを参考に解体から着手しました。 まずは板や桟を下から叩き、打ち込んである釘を浮かせてから、くぎ抜きで釘を抜いて解体するのがポイントのようです。確かに、釘の頭は材にめり込んでいて、くぎ抜きが掛かりません。 チラシには「カナヅチで」とありましたが、今ある木材も再利用したいのでゴムハンマーを使いました。[下から叩いて浮き上がった押入中段の板] やさしく叩いてもまったく浮き上がらないので、思い切り叩きました。その音の大きなこと。まるで太鼓を叩いているようです。かなり叩きましたが、写真程度しか浮きません。 さて、釘を抜こうと思いましたが、あろうことか浮き上がったのは釘ではなく、桟の方でした(^_^;。釘はほとんど浮いていません。[下から叩くと桟ごと浮き上がった] これ以上叩いても桟が浮いてくるだけなので、僅かに隙間のあいた桟と板の間にバールを差し込み、てこの原理でこじる事に変更しました。[桟と板の間に差し込みバールでこじる] こちらの方法のほうが、騒音も少なく、円滑に作業が進みました。 今度は、浮いた板を上から叩くと、板が沈んで釘が頭を出します。それをくぎ抜きで抜きます。しかし、中にはこじった段階で板を突き抜けて桟に刺さりっぱなしという釘も多数ありました。 [浮いた釘をくぎ抜きで抜く] この後も同じ要領で解体を進めました。[中段の板を外したところ][桟を外したところ][前板と奥の板を外したところ] 以上で押入の解体が終了です。押入に張ってある板の色が、一部違うのを発見しました。(つづく)
2009年12月05日
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玄関の寒さ対策にプチプチを張りました。[プチプチテープを貼った玄関の引き戸] 見ての通りガラスの引き戸なので、例年ととても寒く、結露も著しいものでした。そこで今年初めて、プチプチテープを貼りました。のりつきプチプチで結露防止プチプチテープ透明大40cm幅×10M巻【あったか★2008】 このプチプチは粘着剤付ですが、凹凸ガラスにはひっつかないので、アルミ枠の方に貼りました。偶然にも枠の高さにぴったりの幅だったので、助かりました。 お陰で今のところ結露も無く、屋内の空気が冷やされるのもだいぶんと軽減され、喜んでいます。ちょっと格好悪いですけどね。
2009年12月04日
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