花の名前 0
ラ行の花 0
全135件 (135件中 101-135件目)
初夏から初秋に、よく枝分かれして銀緑色の細長い葉をつけてまっすぐ伸びた茎先に、赤紫の小さな斑が入った白い小花が集まって咲きます。3月16日の誕生花は、香りでミントの仲間入りをするハーブ、マウンテンミント。花の名は、英名のHairy mountain mintからで、全草にさわやかなミントの香りがすることと、花が咲くと頂に雪を抱いた山のように見えることからつけられたようです。マウンテンミントはピクテナンテムム属(Pycnanthemum)で、ミント(ハッカ属)ではありませんが、ミントの仲間たちに入っていて、ミントと同じ花言葉がつけられています。 属名のPycnanthemumは、ギリシャ語のpyknos(密集した)とanthos(花)で、花が密集していることからつけられています。学名の種小名pilosumは、ラテン語の「柔毛のある」で、葉や茎に毛が生えていることからつけられ、英名のHairyも「毛でおおわれた」です。ミントの花言葉「美徳」は、香りのよい葉がハーブティーや料理、香辛料、入浴剤、薬用などに使われ、花が庭の彩りに、幅広く使われることからつけられたのでしょう。マウンテンミントもハーブティーやポプリなどに利用され、蜜源になっています。 鉢植えのマウンテンミントはひよわそうにみえますが、毎年初夏になると花がたくさん咲き、時々ミツバチが訪れています。葉の細いホソバマウンテンミントと広いヒロバマウンテンミントがあります。シソ科ピクテナンテムム属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ別名:オランダハッカマウンテンミントの花言葉:美徳、貞淑。マウンテンミントの誕生花:―流通時期:ポット苗を秋に見かけます。ハッピーガーデン、おぎはら植物園、ACID NATURE 乙庭、トオヤマグリーンさんにあります。 ミント
2014.03.16
コメント(0)
春から初夏にかけて、よく枝分かれして軟毛のある長楕円形の葉をつけた茎先に、中心に白や黄色の目をもって深く五裂した空色の小さな花が穂状に上へ上と咲きのぼっていきます。3月15日の誕生花は、悲しい愛の形見の可憐な花、ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)。花の名は、中世ドイツのドナウ川の悲恋伝説から名づけられました。若い騎士ルドルフは恋人のベルタとドナウ川のほとりを散策しているとき、ベルタが水ぎわに咲く空色の花を見つけて欲しがったので、花を摘もうとして誤って急流に落ちてしまいました。 花言葉「私を忘れないで」は、手にした花をベルタに投げて流れに飲みこまれながら叫んだルドルフの言葉からつけられています。花言葉「真実の愛」もこの伝説からつけられています。残された恋人ベルタはルドルフの最後の願いを花の名Vergissmeinnicht(忘れな草)にして、可憐な空色の花を贈ろうとしたルドルフの思い出に、生涯ワスレナグサの花を身につけていたそうです。ワスレナグサの英名はForget-me-notで、他の国々でも同じような意味の名前がつけられていて、ドイツでは友愛や誠実、フランスでは友情のシンボルだそうです。 いつもワスレナグサだけを鉢や花壇に植えていましたが、植物園ではチューリップと一緒に植えられていて、赤と黄色のチューリップの花の間が空色の花で埋め尽くされて、ファンスタティックでした。園芸品種には白やピンク、紫などの花色があります。ムラサキ科ワスレナグサ属、耐寒性秋まき一年草(本来は多年草)、原産地:ヨーロッパワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)の花言葉:私を忘れないで、真実の愛。ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)の誕生花:2月7日、3月15日、4月5日、4月24日、5月14日。流通時期:タネを晩夏~秋に、ポット苗を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、テーブルガーデン、Green Box (グリーンボックス)、ガーデニングshop岐阜緑園、あなたの街のお花屋さんイングの森さんにあります。 アンチューサ
2014.03.15
コメント(0)
春から初夏にかけて、太陽に向かってゆるやかにカーブしながら伸びた花茎の先に、真っ白い小花がいくつも集まって丸くコロンと一つになった大きな花が次々と咲きます。3月14日の誕生花は、おしゃれでキュートなキャンディータフト、イベリス。花の名(属名)は、スペインの古い名のiberiaからで、花がイベリア半島に多く自生していることから名づけられました。英名のキャンディータフトは、小花の集まった中心がふんわりと盛り上がった花がcandytuft(砂糖菓子)のように見えることからつけられています。 花言葉「初恋の思い出」は、花の甘い香りと小花が集まった愛らしく初々しい花の印象からつけられたのでしょう。花言葉「甘い誘惑」は、花の形がダイエットには厳禁の砂糖菓子(キャンディータフト)に見えることからつけられたのでしょう。 アブラナ科の花の特徴は四枚の花びらが十字に並んでいることですが、イベリスは花弁の大きさが二枚ずつ異なり、たくさんの花が集まって咲くと一つの花のように見えます。イベリスは芳香があるアマラや花色が多いウンベラータなど一年草のタイプと、コンパクトにまとまる宿根タイプがあります。宿根イベリスの学名Iberis sempervirensの種小名はsempervirens(常緑の)ですが、暑すぎる暖地の夏を越すためか、秋から冬に葉が落ちてみすぼらしくなります。アブラナ科イベリス属、耐寒性多年草・一年草、原産地:南ヨーロッパ~北アフリカ、西アジア別名:キャンディータフト、トキワナズナ(常磐薺)、マガリバナ(曲がり花)イベリスの花言葉:初恋の思い出、心をひきつける、甘い誘惑。イベリスの誕生花:3月14日、3月15日、3月22日、5月14日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。おぎはら植物園、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、Green Box (グリーンボックス)、癒し空間 One’s Garden&Plants、ハッピーガーデン、あなたの街のお花屋さんイングの森、イン ナチュラル 楽天市場店、産直花だん屋さんにあります。
2014.03.14
コメント(0)
夏から初秋に、細長い葉の間からまっすぐ伸びた花茎の先に、花弁の中央に黄白色の筋が入った橙赤色の六弁花が朝開き夕方に閉じて、次々と5~10輪ほど咲きます。3月13日の誕生花は、見ていると物忘れするほど美しい花、ノカンゾウ(野萓草)。花の名は、野原に咲くカンゾウ(萱草)で、カンゾウは漢名の萱草(かんそう)を音読みにしたものです。ノカンゾウや仲間のヤブカンゾウ(藪萱草)は故郷や恋人への思いを忘れさせる花、ワスレグサ(忘れ草、忘草)として万葉集の歌に詠まれています。 花言葉「愛の忘却」は、恋の苦しさから逃れたいと願って詠まれた恋忘れ草の柿本人麻呂の恋歌からきているのでしょうか。我がやどは 甍(いらか)しだ草 生(お)ひたれど 恋忘れ草 見るにいまだ生ひず花言葉「悲しみを忘れる」「憂いを忘れる」は、花を見て憂いを忘れるという中国の故事からつけられています。 ノカンゾウは椿の下に、ヤブカンゾウはユスラウメの近くに植えていましたが、木が大きくなって日陰になり、庭植えでは花が咲きにくくなってきました。花色は橙赤色で、赤色の強い花はベニカンゾウ(紅萓草)と呼ばれるそうです。ユリ科ワスレグサ属、耐寒性多年草、原産地:中国別名:ベニカンゾウ(紅萓草)ノカンゾウ(野萓草)の花言葉:悲しみを忘れる、憂いを忘れる、愛の忘却、宣告。ノカンゾウ(野萓草)の誕生花:3月13日、5月16日流通時期:ポット苗を春に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、トオヤマグリーン、日光種苗さんにあります。 ヤブカンゾウ ヘメロカリス
2014.03.13
コメント(0)
早春から初夏に、細かいガラスの粒のような液泡をもつ厚いへら状の葉をつけて横にどんどん広がった茎先に、金属光沢のある花が日差しを受けると開き、日が陰ると閉じます。3月12日の誕生花は、春のやわらかい日差しを受けてきらきら輝く愛らしい花、リビングストンデージー。花の名は、19世紀のイギリスのアフリカ探検家David Livingstoneが医療宣教師としてアフリカ大陸を横断した際に発見し、花の姿がデージーに似ていることから名づけられました。デージー(英名daisy)はday's eye(太陽の目)が転訛したもので、花芯の黄色を太陽に見立てたという説や、日が当たると花が咲くことからという説があります。 花言葉「瞳の輝き」は、太陽の日差しを受けて開くと、中心が白いピンクやオレンジ、黄色などの輝くような光沢をもつ花の美しさからつけられたのでしょう。花言葉「賑やかな人」「華やかさ」は、一重の花にしては花びらの枚数が多く、花が重なり合うようにたくさん咲くことからつけられたのでしょう。 リビングストンデージーは花弁(蕚)だけでなく、多肉植物のように厚い葉の裏や茎もキラキラと輝いてきれいです。花色は白や黄、紅、ピンク、オレンジ、紫など豊富で、花芯が白く外に向かって花色が次第に濃くなる蛇の目模様がある花も多くあります。ツルナ科(ハマミズナ科)ドロテアンツス(ドロセアンサス)属、半耐寒性秋まき一年草、原産地:南アフリカ別名:ベニハリ(紅波璃)、ヘラマツバギク(箆松葉菊)リビングストンデージーの花言葉:瞳の輝き、華やかさ、賑やかな人、大成功、気前よく与える。リビングストンデージーの誕生花:3月12日、5月7日流通時期:ポット苗を春に見かけます。ガーデン工房地Q園さんにあります。ブルーデージー シャスターデージー
2014.03.12
コメント(0)
夏から秋に、長楕円形の葉をつけた茎がどんどん伸びて、葉のわきや茎頂に、青い花が朝開き、昼を過ぎるとだんだん花色が薄くなり、半日ほどで閉じます。3月11日の誕生花は、澄んだ青い花色が美しいハーブ、チコリ。花の名は、英名のchicoryからで、畑で栽培されることからつけられた属名Cichoriumが語源で、属名はギリシャ語の kio(行く)と chorion(畑)に由来するそうです。 花言葉「待ちぼうけ」は、ドイツ名のウェグワート(道端で待ちわびる人)からつけられたのでしょう。ドイツでは、透き通るような清らかな花の青さはいつまで待っても帰ってこない恋人を想い、道端で泣きながら待ちわびた少女が流した涙の色で、チコリは少女の化身だそうです。また、恋人の漁師が翌朝になっても漁から戻らないので、港にたたずんで帰ってこない恋人を想い、じっと海のかなたを見つめる少女の流した涙と海の色が一緒になって、青い花に姿を変えたというお話もあります。チコリの花が1日5時間ほどしか咲かないのは涙が枯れてしまうからだそうです。 花言葉「節約」は、ヨーロッパで、ナポレオンによる大陸封鎖令時や第二次世界大戦時など、コーヒー豆が生産地から輸入できなかった際にチコリコーヒーが代用として飲まれたことからつけられています。チコリは葉や根に独特の苦味があり、根を炒ってコーヒーの風味づけや代用品に使われています。草丈が高くなったのに支柱をするのを忘れ、台風で倒れて地を這った茎に、猛暑日の夏に負けず、次々と花を咲かせていました。キク科キクニガナ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ、中央アジア別名:キクニガナ(菊苦菜)チコリの花言葉:質素、待ちぼうけ、節約、私の為に生きて。チコリの誕生花:3月11日流通時期:ポット苗を春に見かけます。株式会社エス・クリエイト、大神ファーム、ハーブティー専門店 e-ティザーヌ、ハーブとアロマテラピー、ハーブとイタリア野菜の楽天市場店、Green Box (グリーンボックス)、jjprohome2号店、ハッピーガーデンさんにあります。
2014.03.11
コメント(0)
早春から、細かく裂けた葉の茂みから花茎を長く伸ばして、赤や白、紫、ピンクなどの一重や八重の花が茎先に一輪ずつ咲き、春風に花弁(萼)がひらひらとそよぎます。3月10日の誕生花は、風にはかなく散ってめぐる春を待つたおやかな花、アネモネ。花の名は、ギリシャ語のanemos(風)で、花が春風の吹く頃咲くからという説や、ギリシャ神話の西風の神ゼピュロスと恋人の妖精アネモネからという説などがあります。花言葉「はかない恋」は、ギリシャ神話の花の神フローラの侍女アネモネの運命をたとえてつけられています。花の神フローラは、夫の西風の神ゼピュロスが侍女のアネモネと恋に落ちたことを知ってアネモネを遠くへ追いやりましたが、ゼピュロスが後を追うので、アネモネを花に変えてしまいました。 花言葉「薄れゆく希望」は、ギリシャ神話の愛と美の女神アフロディテが愛した美少年アドニスのお話からつけられています。アドニスの出生や花になった逸話はいくつかありますが、アドニスはアフロディテのよせる愛よりも狩りに夢中で、仕留めそこなったイノシシの牙に刺されて命を落としました。生き返らせて欲しいというアフロディテの願いはかなえられず、アドニスの流した血から咲き出た赤い花は命が短く、風(アネモス)の息吹にたちまち散っていくので、アネモネ(風の花)と呼ばれました。 アンナベラ花言葉「明日の希望」は、風にはかなく散ってもめぐる春を待って毎年花を咲かせることからきているのでしょう。白花のアネモネ アンナベラは大輪のポルトに比べ、花が小さく静かで控えめな花です。キンポウゲ科イチリンソウ属、秋植えの耐寒性小球根、原産地:地中海沿岸別名:ボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)アネモネの花言葉:はかない恋、薄れゆく希望、明日の希望。アネモネの誕生花:1月10日、1月22日、2月2日、3月10日、3月12日、4月6日流通時期:球根を秋に、ポット苗・鉢花を冬~早春に見かけます。癒し空間 One’s Garden&Plants、Green Box (グリーンボックス)、石田精華園 楽天市場店、おぎはら植物園、四国ガーデン楽天市場支店、千草園芸さんにあります。
2014.03.10
コメント(0)
早春に、伸びかけた線状の葉の間からつぼみをふくらませ、黄色い六弁花が朝の日差しを浴びて暖かくなると開き、夕方になると閉じて、花後に葉が長く伸びて茂ります。3月9日の誕生花は、青春を象徴する鮮やかでキュートな花、クロッカス(黄)。花の名(属名)は、ギリシャ語のcroke(糸)で、めしべが糸状に長く伸びる種があることから名づけられました。古くから愛されてきたクロッカスには神話や伝説が多くあり、花の名はギリシャ神話からつけられたという説もあります。 花言葉「裏切らないで」は、花色の黄色に裏切りのイメージがあることからつけられたのでしょう。中世のヨーロッパでは、虚偽や卑劣、君主に対する裏切りを象徴する色と考えられ、最後の晩餐など絵画ではイエスを裏切り、銀貨でローマ役人と取引したユダは黄色い服を着せられています。クロッカスの花言葉「青春の喜び」は、つぼみを風船のようにふくらませて咲く花の姿に、春を待ち望む気持ちと春を謳歌する喜びをあらわしたものだそうです。 濃い黄色やクリーム色のクロッカスは早咲き種で、花が咲き終わったあとにつぼみがふくらんできて次の花が咲き、1株で数輪次々と咲きますが、遅れて咲く紫色は一斉に咲きます。クロッカスの園芸品種は多く、原種の趣を残して1月下旬から3月中旬に咲く寒咲き(早春咲き)と、3月下旬から4月上旬に華やかに咲く大輪の春咲きがあります。アヤメ科サフラン属、耐寒性秋植え小球根、原産地:地中海沿岸別名:ハナサフラン(花洎夫藍)、ハルサフラン(春洎夫藍)クロッカス(黄)の花言葉:私を信じなさい、青春の喜び、信頼、裏切らないで。クロッカス(黄)の誕生花:1月26日、3月9日クロッカスの花言葉:陽気、切望、青春の喜び、あなたを待っています、信頼。クロッカスの誕生花:1月3日、1月5日、1月31日、2月6日、2月24日、4月7日流通時期:球根を秋に、芽だしポット苗を冬に見かけます。春植え球根
2014.03.09
コメント(0)
晩春から秋まで、細い毛のある茎がつる状に長く伸びて、茎先近くの葉のわきに、星形の空色の花が数輪咲き、花後にできる細長いさやは熟すと弾けて、綿毛がついた黒褐色のタネが出てきます。3月8日の誕生花は、澄んだ空色の星のような清楚な花、ブルースター。花の名は、スカイブルーの花びらが星の形に開くことから名づけられました。学名のOxypetalum caeruleumは、属名がギリシャ語の oxys(鋭い)と petalon(花弁)で、花の形からつけられ、種小名caeruleumがラテン語の青で花色からつけられています。 花言葉「幸福な愛」は、結婚式や男児の誕生を祝う花であることからつけられたのでしょう。アメリカやヨーロッパの結婚式では、花嫁が身につけると幸せになれるという四つのものの一つに、サムシング・ブルー(なにかひとつ青いもの)があり、男子の誕生を祝うときにもラッキーカラーとしてブルースターが贈られます。花言葉「信じあう心」は、寄り添って咲く星形の花や花に寄り添うハート形の葉からつけられたのでしょう。 ブルースターは柔らかなつるをどんどん伸ばして咲き続け、花色が淡い青色から濃い青色になり、咲き終わりにはピンク色になります。今では花色からピンクスターやローズスター、ホワイトスター、レッドスターもあります。ガガイモ科トゥイーディア属、半つる性半耐寒性多年草、原産地:ブラジル~ウルグアイ別名:ルリトウワタ(瑠璃唐綿)、オキシペタラムブルースターブルースターの花言葉:信じあう心、幸福な愛、星の精。ブルースターの誕生花:3月8日、4月14日、5月2日、6月14日流通時期:ポット苗を晩春~秋に見かけます。おぎはら植物園さんにあります。 青い花
2014.03.08
コメント(0)
早春に細かく切れ込んだ羽状の葉が開くと、白い毛でおおわれた花茎を伸ばし、暗赤紫色の六弁花が数輪うつむき加減に咲いたあと、毛足の長い羽毛状のタネが固まってつきます。3月7日の誕生花は、長い冠毛が風に揺れる味わい深い山野草、オキナグサ(翁草)。花の名は、花後にめしべが長く伸びてつくる白い毛のある実が老人(翁)の白髪にたとえられて名づけられました。 花言葉「裏切りの恋」「告げられぬ恋」は、可憐な花が白い毛で包まれていて、盛りを過ぎると上を向き、白髪頭の老人(翁)になるところからきているのでしょうか。花言葉「何も求めない」は、晩春から初夏にかけて、風に乗って散り散りに飛んでいく、綿毛つきのタネのいさぎよさからつけられたのでしょう。花言葉「清純な心」は、清純な乙女が恥じらうかのようにうつむいて咲く花の控えめな美しさからつけられています。 オキナグサは花の盛りがすぎると、花茎を伸ばして上を向き、やがて花びらを落とし、めしべが伸びて実が見えるようになり、白い毛が風になびき、羽毛状になります。オキナグサはここ数年、花の咲くとき雨が多く、タネの数が少ないのですが、天候に恵まれるとふさふさと真っ白になります。海外からのオキナグサの仲間は色彩が豊かで、紫や白、黄、ピンクなどの花色があります。キンポウゲ科オキナグサ属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国、朝鮮別名:フデクサ(筆草)、ハクトウオウ(白頭翁)、ゼガイソウ(善界草)オキナグサ(翁草)の花言葉:奉仕、何も求めない、清純な心、告げられぬ恋、裏切りの恋、背徳の恋。オキナグサ(翁草)の誕生花:2月5日、3月7日、4月27日流通時期:花芽つき苗を早春に見かけます。charm 楽天市場店、千草園芸、e-フラワー、園芸ネット プラス、四国ガーデン楽天市場支店、緑の風yamashoku、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。
2014.03.07
コメント(0)
冬の終わり頃から早春にかけて、縁に切れ込みのある暗緑色の葉をつけて立ち上がった花茎の先に、淡緑色の一重やセミダブル、ダブルの花がうつむき加減に咲きます。3月6日の誕生花は、スポット(赤や茶などの小さな斑点)のないグリーンの花、クリスマスローズ(淡緑)。花の名は、英名のChristmas roseからで、イギリスのクリスマスの頃にバラのような花が咲くことから名づけられました。クリスマスローズは本来、冬咲きの原種ヘレボルス・ニゲルのことですが、日本では春咲きのヘレボルス・オリエンタリス(レンテンローズ)や交配種もクリスマスローズと呼ばれています。属名のHelleborusは、ギリシャ語のhelein(殺す)とbora(食べ物)で、毒草であることからつけられています。 花言葉「慰め」は、古代ギリシャでうつ病の治療に使われるなど、根に精神安定の薬効があるとされていたことに由来します。クリスマスローズは明治時代に薬用植物としてヨーロッパから渡来し、静謐で清楚な花の風情から茶席に飾られ、一部の人々がひそやかに楽しんでいた花だったそうです。 鉢植えのクリスマスローズの「合格の花」はお花屋さんに花色がわからないと言われたので、咲くのを楽しみに待って数年後、グリーンのきれいな花が咲きました。「合格の花」の名は、花びらのように見える5枚の萼から合格(5がく)と、花びらのように萼が散って落ちない(学が落ちない)ことから呼ばれているそうです。キンポウゲ科クリスマスローズ属、耐寒性多年草、原産地:地中海沿岸、ヨーロッパクリスマスローズ(淡緑)の花言葉:慰め。クリスマスローズ(淡緑)の誕生花:3月6日流通時期:ポット苗や鉢花を晩秋~早春に見かけます。園芸ネット プラス、おぎはら植物園、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、バラ苗・野菜苗・さいじょう緑花、千草園芸、渋谷園芸 植木鉢屋さんにあります。
2014.03.06
コメント(0)
冬の終わり頃から早春に、線形の葉の間から短く伸ばした茎先に、花弁に黄色い模様の入った青紫色や濃い紫色の花が一輪ずつ咲きます。3月5日の誕生花は、冬の終わりを告げる小さくても虹のように美しい花、ミニアイリス。花の名は、小型のアイリスで、アイリス(属名)はギリシャ語のiris(虹)で、虹のように美しいことからつけられています。アイリスはアヤメ属の総称として用いられ、同じ花言葉がつけられています。 花言葉「恋のお使い」「恋のメッセージ」は、ギリシャ神話の虹の女神イリスが、天上と地上を結ぶ虹の橋をわたって、神々の使者をつとめたことによります。花言葉「私はあなたを愛します」は、虹の女神イリスが届ける「恋のメッセージ」が胸のうちを伝えるものであることからつけられています。ヘラの侍女アイリスはゼウスが何回となくラブ・コールをよこすので、遠い所へ行きたいとヘラに申し出ると、ヘラはアイリスのけなげな心情に感じて七色に輝く首飾りを与えました。そして、ヘラが大空を渡ることのできる力を授け、神酒を三度アイリスにふりかけて、虹の女神にしたとき、神酒の幾滴かが地上にこぼれ落ちて、美しいアイリスの花が咲いたそうです。花言葉「雄弁」は、古代エジプト人がアイリスを雄弁の象徴と考えて、スフィンクスの顔を飾っていたことからきているのでしょう。 ミニアイリスは花姿からダッチアイリスと同じ頃に咲くと思っていましたが、早咲きで寒い中咲いた紫の花は気がつくと咲き終わっていました。植えっぱなしで鉢いっぱいに増えてくれることを期待して、大きめの鉢に植えましたが、今年も同じ数だけ芽を出しています。アヤメ科アヤメ属、秋植えの耐寒性球根、原産地:中央アジア 地中海沿岸、西アジアミニアイリスの花言葉:恋のお使い、恋のメッセージ、私はあなたを愛します、あなたを大切にします、雄弁。ミニアイリスの誕生花:3月5日、3月18日、4月17日、5月10日、5月14日、5月18日流通時期:球根を晩夏~秋に見かけます。Green Box (グリーンボックス)さんにあります。 ルイジアナアイリス
2014.03.05
コメント(0)
早春に、長楕円形の光沢のある葉が集まってついた枝先からいくつも垂らした花房に、白い壺形の小さな花が木をおおうようにたくさん咲きます。3月4日の誕生花は、万葉の時代から春の訪れを待ちかねて咲く印象的な花、アセビ(馬酔木)。花(木)の名は、枝葉が有毒で食べると足がしびれることからつけられたアシジビ(足癈)が転訛したもので、漢字の馬酔木は馬が食べると酔ったようにふらつくことからあてられています。アセビは古くに葉を煎じて殺虫剤に用いられ、奈良公園にたくさんいる鹿も赤く芽吹いた(おいしそうな)若葉でも決して食べないそうです。 花言葉「危険」は、花(木)の名の由来通り、葉や枝が有毒で、食べると酔ったようになることからつけられています。花言葉「あなたと二人で旅をしよう」は、花ことばの本(田中四郎 著)によると、こんな感じの人と旅をしたら楽しいだろうという意味でつけられているそうです。花の姿が清純な感じで花にも毒があるので、こんな感じの人とは、ハラハラ、ドキドキする美しい人にたとえているのでしょうか? アセビは山地に自生する低木で、秋に植物園の日当たりのよい山道で、枝先につぼみを垂れ下がらせて、翌春に花を咲かせ、ゴールデンウイークには実をつけています。園芸品種の縁が白い斑入り葉の鉢植えは、暖地では冬の終わり頃から咲き始め、早春に満開になっています。ツツジ科アセビ属、耐寒性常緑低木、原産地:日本(東北以南)アセビ(馬酔木)の花言葉:あなたと二人で旅をしよう、清純な心、危険、犠牲、献身。アセビ(馬酔木)の誕生花:2月12日、3月4日、3月9日、3月15日、4月4日流通時期:鉢花を冬~早春に見かけます。苗木の専門店 グリーンでGO!、園芸ネット プラス、トオヤマグリーン、千草園芸さんにあります。
2014.03.04
コメント(0)
旧暦のひな祭りの頃に、前年の枝の葉のわきに葉に先だって、数多くのおしべが変化した細長い花弁が集まった濃い紅色やピンクの八重咲きの花が枝いっぱいに咲きます。3月3日の誕生花は、邪気を払いひな壇を彩るモモ(桃)の園芸品種、キクモモ(菊桃)。花の名は、花弁が細長くキク(菊)の花に似ているモモで、モモは実が多く成ることからの百(もも)が転じたという説や、赤い実の色からの燃実(もえみ)が転じたという説などがあります。キクモモは江戸時代から観賞用に栽培されてきたハナモモ(花桃)の園芸品種なので、ハナモモと同じ誕生花と花言葉がつけられています。 花言葉「恋のとりこ」は、枝にびっしりついた桃色の花が若く健康的な女性をイメージさせることからつけられたのでしょう。花言葉「あなたに夢中」は、枝いっぱいに咲く花の盛りの華やかな美しさからきているのでしょう。花言葉「よい気立て」は、娘の成長と幸せを願ってひな壇に桃の花を飾りながら、娘に寄せる親の期待をあらわしたものです。 キクモモはご近所や公園では見かけないので、植物園まで出かけて、青空に向けて伸びた枝に満開の紅色と桃色の花を眺めています。桃の節句のひな祭り用に鉢植えにしたハナモモは大きな鉢から根を下ろして二階の窓まで大きくなりましたが、台風のときに倒れてしまいました。ハナモモの樹形は広い場所が必要な立ち性や枝垂れ性、狭いスペースに適したほうき立ち性があります。キクモモ(菊桃)は3月30日の誕生日の木だそうです。バラ科サクラ属、耐寒性落葉低木、原産地:中国キクモモ(菊桃)の花言葉:恋のとりこ、よい気立て、あなたに夢中。キクモモ(菊桃)の誕生花:3月3日、3月5日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。花ひろばオンライン、川口BONSAI村、日本花卉ガーデンセンター、GRANDY、SORA、園芸百貨店何でも揃うこぼんさいさんにあります。 ハナモモ
2014.03.03
コメント(0)
早春から、ぴんと立った細長い葉が密集してドーム状に広がる葉の間につぼみをたくさんのぞかせ、花茎がすらっと伸びると、ボールのような丸いピンクの花が次々と咲きます。3月2日の誕生花は、髪にさして飾りたくなるきれいなハマカンザシ(浜簪)、アルメリア。花の名(属名)は、ケルト語のar mor(海に近い、海岸に)で、海辺の砂浜や草地に生えることから名づけられました。別名のハマカンザシ(浜簪)は、海浜に自生する花の姿がかんざしに似ていることからつけられています。 花言葉「心づかい」「思いやり」は、小花のひとつひとつが仲良くお互いを引き立て合うように丸く集まった花の様子からつけられています。花言葉「滞在」「歓待」は、スペイン南部の地中海に面したアンダルシア地方の発展しているリゾート都市のアルメリアと同じ名であることからつけられたのでしょうか。 アルメリアは夏の蒸れに弱く、梅雨の終り頃に今回も枯れてきたと思ったら、クッションのように密集していたときにトカゲ?が産んだ卵が葉の下からちらりと見えていました。花色はピンクの濃淡、白、赤などがあり、高性種や矮性種、銅葉や斑入りなどがあります。イソマツ科アルメリア属、耐寒性多年草、原産地:欧州、北米別名:ハマカンザシ(浜簪)アルメリアの花言葉:心づかい、思いやり、滞在、歓待、共感、同情、可憐。アルメリアの誕生花:2月29日、3月2日、3月30日、3月31日、4月24日流通時期:ポット苗を冬~春に見かけます。テーブルガーデン、Green Box (グリーンボックス)、花と雑貨のABC、千草園芸、緑の風yamashoku、トオヤマグリーン、園芸ネット プラスさんにあります。
2014.03.02
コメント(0)
春から初夏にかけて、白い綿毛におおわれた細くかたい茎先に、青やピンク、白などの花弁の先が大きく切れ込んだ小花(筒状花)がたくさん集まった花(頭花)が次々と咲きます。3月1日の誕生花は、端午の節句が近づく頃から咲く透明感のある青い花、ヤグルマギク(矢車菊)。花の名は、鯉のぼりの竿の先で風を受けて回る矢車に似ていることから名づけられました。別名(属名)のセントーレアは、ギリシャ神話の半人半馬(馬の首から上が人間の上半身の姿をしている)のケンタウロス族の賢人ケイロンが薬草に用いたことからつけられています。 学名Centaurea cyanusの種小名はcyanus(青色、藍色)。花言葉「独身生活」は、英名のBachelor's-button(独身者のボタン)に由来し、つぼみがボタンの形をしていて独身の男性が花を襟元につける習慣があったことからきています。花言葉「優美」「優雅」は、中心の短い筒状花とその周りにつく長い筒状花からなる上品で美しい花の形につけられたのでしょう。プロシア(のちのドイツ)の皇后ルイーズがナポレオンに侵攻された際、麦畑に隠れてヤグルマギクの花で花輪を作り皇子たちの慰めにしたという逸話があり、後に皇帝になった皇子が紋章にし、国花となりました。 子供のときには近所の畑の片隅などで青い八重咲きの花をよく見かけ、ガーデニングを始めたとき懐かしさから青やピンクの花を植えていましたが、今では這性でコンパクトなセントーレア ブルーカーペットなどを育てています。キク科ケンタウレア属(セントーレア属)、秋まきの耐寒性一年草・多年草、原産地:ヨーロッパ東南部別名:コーンフラワー、ヤグルマソウ(矢車草)、セントーレアヤグルマギク(矢車菊)の花言葉:繊細、繊細な心、幸福感、優美、優雅、独身生活。ヤグルマギク(矢車菊)の誕生花:3月1日、3月5日、4月11日、4月26日、5月11日流通時期:タネを晩夏~秋に、ポット苗を冬~早春に見かけます。おぎはら植物園、園芸ネット プラス、季節の花 花心(Kashin)、ハッピーガーデン、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、花みどりマーケットさんにあります。
2014.03.01
コメント(0)
春になると、つぼみが集まった花茎を伸ばして、輝くような黄色やオレンジの香りのよい4弁花が次々と咲きます。3月30日の誕生花は、恋人たちの甘く香る花、ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)。花の名は、アラセイトウ(別名ストック)に花が似ていて、独特の香りをもつことから名づけられました。アラセイトウ(紫羅欄花)は、ポルトガル語のraxeta(羅紗に似た毛織物)で、毛でおおわれた葉の手触りが似ていたことから呼ばれた葉ラセイタが転訛したといわれています。 ニオイアラセイトウとアラセイトウは別の花ですが、ともに駆け落ちの合図に使われたとされ、同じ花言葉「愛の絆」がつけられています。14世紀のスコットランドでお姫さまが恋人と駆け落ちするとき、つたいおりる縄梯子から誤って石畳の上に落ちてしまい、恋人を失った青年は吟遊詩人になって、さ迷い歩いたそうです。花言葉「逆境にも変わらぬ誠」は、駆け落ちの合図に投げられた花を見つけると、お姫さまを思い出して帽子に刺したことからつけられています。 秋から咲く園芸品種の極矮性のチェイランサス・ベガ花言葉「逆境にも変わらない愛」は、城壁から愛し合う恋人たちが落ちたあとに咲いた花といわれることからきているのでしょう。別名のウォールフラワーは英名で、ヨーロッパでは古い土壁の上でよく咲くことからwallflower(壁の花)とつけられたそうです。アブラナ科エゾスズシロ属、耐寒性多年草(秋まき一年草)、原産地:南ヨーロッパ別名:ウォールフラワーニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)の花言葉:愛の絆、逆境にも変わらない愛、逆境にも変わらぬ誠。ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)の誕生花:3月30日、4月13日、5月6日流通時期:ポット苗を秋に見かけます。ブルーハイビスカス カリフォルニアライラック ブルーツツジ
2013.03.30
コメント(0)
春から初夏にかけて、茎先に小さな白い五弁の花が数輪咲き、立ちあがった茎にいくつもの赤い実がつき、真夏に一休みして涼しくなるとまた花が咲き、甘い香りがする実がなります。3月29日の誕生花は、花が咲けば恋が実るという伝説のハーブ、ワイルドストロベリー。花の名は、栽培品種のオランダイチゴと区別して、強健な野生種であることから名づけられたそうです。ストロベリーは、ランナーを伸ばして地面を覆いつくすように繁殖することからつけられたstrawの古語のstrew(あちこちに散らす、一面を覆う)と、berry(小さい果実)だそうです。 花言葉「幸せな家庭」はイチゴと同じ花言葉で、次々に赤い果実をみのらせ、親株の葉のわきからランナー(子づる)を伸ばして増えていく姿を、人間の家族にたとえてつけられています。ワイルドストロベリー はヨーロッパでは、幸運と幸せ(Lucky & Love)を運んでくれるといわれ、アメリカでは奇跡(Miracle)を呼ぶといわれています。日本では、ワイルドストロベリー を育てて結婚できたという幸せを呼ぶワイルドストロベリー伝説が話題になったことがあります。 花言葉「尊重と愛情」は、果実にミネラルが多く含まれ、葉のハーブティーには鎮静作用や健胃作用などがあり、家庭でジャムなどや薬用として重宝されていることからつけられたのでしょう。ワイルドストロベリー は同じ場所に植え続けていると、株が小さくなり、実も少なくなったので、子株を取って鉢に植え替えています。 バラ科フラガリア属、耐寒性多年草、ハーブ、原産地:ヨーロッパ、西アジア、北アメリカ別名:ヨーロッパクサイチゴ、エゾヘビイチゴ(蝦夷蛇苺)ワイルドストロベリーの花言葉:幸せな家庭、尊重と愛情、無邪気。ワイルドストロベリーの誕生花:3月29日流通時期:ポット苗を早春から見かけます。園芸ネット プラス、charm 楽天市場店、日本花卉ガーデンセンター、GRANDY、トオヤマグリーン、ハーブガーデン 蒼、千草園芸、ブルーミングスケープ、花と雑貨のABCさんにあります。
2013.03.29
コメント(0)
早春から初夏に、小さなへら状の葉をつけた細い茎がこんもり集まる間からすっと伸びた花茎の先に、十字の形をした小さな空色の花が咲き広がります。3月27日の誕生花は、クッション状に茂りながら可憐な花を咲かせる小型の山野草、トキワナズナ(常磐薺)。花の名は、葉が常緑(常磐)で、花がナズナ(薺)に似ていることから名づけられました。別名のヒナソウ(雛草)は、花が小さくかわいいことからつけられています。 花言葉「会える幸せ」は、ひ弱そうに見えても冬を越して、春になるとまた空色の愛らしい花を見せてくれることからきているのでしょう。花言葉「甘い思い出」は、空色の花弁と花の中心が濃い黄色のコントラストがきれいな小さい花のどこからきているのでしょうか。 トキワナズナは暖地では高温多湿の梅雨に蒸れて枯れますが、夏にこぼれダネが芽を出して、葉のこんもりと茂った小さな株は雪も平気で越冬します。春に暖かくなると、茎がどんどん分枝して小さな花が鉢やプランターいっぱいに咲き続け、花の盛りには小さな花のじゅうたんになりました。花色は白、青紫もあります。アカネ科フーストニア属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ別名:ヒナソウ(雛草)、フーストニアトキワナズナ(常磐ナズナ)の花言葉:甘い思い出、寛大な愛、会える幸せ。トキワナズナ(常磐ナズナ)の誕生花:3月27日流通時期:ポット苗を冬~早春に見かけます。四国ガーデン楽天市場支店、千草園芸、産直花だん屋、charm 楽天市場店、園芸ネット プラスさんにあります。
2013.03.27
コメント(0)
冬枯れの中で、縁に切れ込みのある葉の間から長く伸びたワインレッド色の花茎の先に、白い五弁の花が輪状に咲き、春まで花茎が次々と伸びて咲き続けます。3月26日の誕生花は、葉裏と茎がシックな赤紫のおしゃれな大輪の花、プリムラ シネンシス。花の名は学名で、属名がラテン語のprimus(最初の)で、春一番に咲くことから名づけられ、種小名のsinensis(中国の)は中国湖北省で発見されたことからつけられました。 花言葉「永遠の愛」は、茎の周りを輪(永遠に続く)になって咲くハート形の花びらをもつ花の姿からきているのでしょう。花は合弁花で、花冠が五つに深く裂けて、花びらの先に二つの切れ込みが入りますが、たまに花冠が六~七つに裂け、花びらの先に三~四つの切れ込みが入ったものがあります。 プリムラ シネンシスは寒さに強く、花の少ない冬に濃い緑の葉色と白い花色のコントラストが美しく、花が株の中心に集まるように咲きます。別名のカンザクラ(寒桜)は、切れ込みの入った花びらが桜に似て冬に咲くことから呼ばれ、白い花はユキザクラ(雪桜)とも呼ばれます。以前は白花だけでしたが、今では銅葉や花色がピンクや赤、青などの園芸品種を見かけます。サクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)、耐寒性多年草、原産地:中国別名:シネンシス、カンザクラ(寒桜)、ユキザクラ(雪桜)プリムラ シネンシスの花言葉:永遠の愛。プリムラ シネンシスの誕生花:3月26日流通時期:ポット苗や鉢花を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、ハッピーガーデン、Green Box (グリーンボックス)、ガーデニングshop岐阜緑園さんにあります。 ダーウィニア プチロータス ジョーイ
2013.03.26
コメント(0)
春に、数枚の剣状の葉の間から十数個ほどのつぼみをつけて伸びた細い花茎に、白や赤、ピンク、黄、紫などの花が順々に咲き上がります。3月24日の誕生花は、早春から晩夏に咲く早咲きのグラジオラス、ハルザキグラジオラス(春咲きグラジオラス)。花の名は、グラジオラスの花が春に咲くことから名づけられました。グラジオラスの名は、ラテン語のgladius(剣)で、葉が剣のように細長く尖っていることからつけられています。ハルザキグラジオラスは秋植え春咲き系の園芸品種や原種で、早咲きグラジオラスとも呼ばれ、単にグラジオラスというと春植え夏咲き系の園芸品種を指します。 花言葉「のんびりした」は、夏に咲くグラジオラスの花色が豊富でゴージャスな園芸品種群に比べて、小型で優しくおとなしい印象の花や草姿からつけられたのでしょう。花言葉「念には念を入れて」は、花言葉「用心」がつけられているグラジオラスより小型で繊細な雰囲気をもつことから、用心した上にさらに重ねて用心するという意味でしょうか。グラジオラスの花言葉「用心」は、昔のヨーロッパで、人目を忍ぶ恋人同士が人づてに花を相手に贈り、花束や籠に入れた花の数で密会の時間を知らせていたことからつけられています。 ハルザキグラジオラスは花色や花形、香りなど変化に富んでいて、原種のひとつトリスティス(Gladiolus tristis)の改良品種コンコロールはきれいなライムグリーンの花で甘い香りがします。下の花弁に白い筋が入った紫がかった濃いピンク色のビザンティヌスや、ブロッチの入った複色の花などが何年も植えっぱなしで咲いています。アヤメ科トウショウブ属(グラジオラス属)、秋植えの半耐寒性球根、原産地:南アフリカハルザキグラジオラス(春咲きグラジオラス)の花言葉:念には念を入れて、のんびりした。ハルザキグラジオラス(春咲きグラジオラス)の誕生花:1月9日、3月24日流通時期:球根を秋に見かけます。グラジオラス
2013.03.24
コメント(0)
濃い緑の卵円形の葉の葉脈に桃紅色や白色の斑が入って、美しい網目模様になり、秋に茎先の葉の間から花穂を出して、薄黄色の小さな花が咲きます。3月19日の誕生花は、葉の網目が美しい観葉植物、フィットニア。花の名は、イギリスの植物学者Fitton姉妹(Elizabeth、Sarah Margaret)の名にちなんで名づけられました。 花言葉「デリケートな心」は、葉脈に入る繊細な斑模様につけられています。花言葉「うらやましい」は、葉の桃紅色や白色の網目模様の美しさからきているのでしょう。お化粧してきれいになったような感じで、まわりの植物の緑の葉はうらやましい? 別名のアミメグサ(網目草)は、葉に入る網目状の模様からつけられ、白い葉脈が網目状に入るシロアミメグサ、ピンク色の葉脈のベニアミメグサとウスベニアミメグサなどがあります。フイットニアは高温性の観葉植物なので、冬の空気の乾燥に敏感で、真冬に室温が下がると元気がなくなります。キツネノマゴ科アミメグサ属、非耐寒性多年草、原産地:ペルー別名:アミメグサ(網目草)フィットニアの花言葉:デリケートな心、羨ましい、 羨望。フィットニアの誕生花:3月19日流通時期:ポット苗や鉢植えを初夏~秋に見かけます。母の日クレマチス バラと合うクレマチス
2013.03.19
コメント(0)
まだ寒い頃に茎先の葉の間にたくさんのつぼみをつけ、春になるとすっと花茎を伸ばして、ネメシアより大輪の赤や黄、オレンジ色のカラフルな花が房になってあふれるように咲きます。3月17日の誕生花は、宿根ネメシアからつくられた新しい品種Nemesia hybrids、サンサシア。サンサシアは春に花が咲くネメシアの一年草タイプの色鮮やかさと、花を長く楽しめる多年草タイプの宿根ネメシアの強健さとを持ち合わせています。 ネメシアは、古代ギリシャの医者で植物学者のDioscoridesがふくらんだ花形からキンギョソウの一種につけた古名に由来して名づけられたそうですが、サンサシアの名の由来はわかりません。 花言葉「包容力」は、惜しげもなく次々と咲く花の姿にすべてをやさしく包み込むようなイメージがあるのでしょうか。 花言葉「偽りのない心」は、すらりと伸ばした花茎の先をぐるりと囲んで咲き、どこから見ても同じように見える花から連想してつけられたのでしょう。 サンサシアはクリーピングタイプ(半這い性)と立ち性タイプがあります。花後に葉がついている節の上ぐらいで切り戻すと、新しい芽が出て、次々と花が咲きます。ゴマノハグサ科ネメシア属、耐寒性多年草、原産地:南アフリカ別名:ウンランモドキ(海蘭もどき)ネメシア(サンサシア)の花言葉:正直、包容力、偽りのない心、過去の思い出。ネメシア(サンサシア)の誕生花:3月17日、4月12日流通時期:ポット苗を冬~春と秋に見かけます。産直でお花をお届け「イングの森」、テーブルガーデン、国華園さんにあります。
2013.03.17
コメント(0)
春から初夏にかけて、しなやかに伸ばした枝の羽状の葉のわきから花茎を伸ばして、鮮やかな黄色い蝶形花が輪になってふんわりと咲きます。3月16日の誕生花は、春の訪れを告げるフルーツの香りのする黄花、コロニラ。花の名は、ラテン語のcorona(王冠)で、花が黄金色の王冠のように咲くことから名づけられました。 花言葉「上品」は、王冠のような花の気品のある美しさにつけられたのでしょう。コロニラ・バレンティナの園芸品種で、斑入りの葉が美しいコロニラ・バレンティナ バリエガータは斑入りエニシダ・パピーとも呼ばれています。花言葉「ぬくもり」は、鮮やかな黄金色の暖かい花色と温かみのあるやさしい葉の白覆輪斑からつけられているのでしょうか。 コロニラは暖地の高温多湿に弱く、涼しい場所に置きましたが、夏越しできなくて残念です。無事に夏越しすると秋にも咲くようです。マメ科コロニラ属、半耐寒性低木、原産地:地中海沿岸別名:コロニラ・バレンティナ、コロニラ・バリエガータコロニラの花言葉:ぬくもり、上品、不老長寿。コロニラの誕生花:3月16日流通時期:ポット苗や鉢植えを早春に見かけます。Green Box (グリーンボックス)、はなや IchiJin‘いちじん’、イン ナチュラル 楽天市場店、ガーデニングshop岐阜緑園、アリスガーデン、フラワーブティックアベイユさんにあります。
2013.03.16
コメント(0)
春になると光沢のある濃緑色の葉を茂らせ、茎は這うように伸びていき、茎の途中からも根を出してどんどん増え、白い小花をまとまって咲かせ、細長いさや状のタネをつけます。3月15日の誕生花は、宣教師が広めた苦味と辛味のある香辛野菜、クレソン。花の名は、ゲルマン系のフランク語の kresso(成長する)で、繁殖力が強いことから名づけられました。明治初期に、伝道の際に宣教師が各地に持って歩いたそうで、今では田んぼの畦や水路などにもたくましく野生化して生えているそうです。 花言葉「不屈の力」は、暑さ寒さにも強く繁殖力も旺盛で、水底の浅い清流だけでなく河川の土手や汚れた水の中でも生育する生命力の強さにつけられたのでしょう。汚れた水を浄化する作用もあり、クレソンを入れると冬に濁った水槽の水が澄むので、まだ寒い春先に水の入れ替えをしなくもよくなりました。 花言葉「着実」は、葉を10枚ぐらいで茎ごと摘み取っても、あとから新芽が出てくることからきているのでしょうか。葉は健康草と呼ばれるほどビタミンやミネラルが豊富に含まれ、真冬を除いて摘み取れるので、昔は肉料理の付け合わせなどに植えていました。アブラナ科オランダガラシ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ別名:オランダガラシ(和蘭芥子)、ミズガラシ(水芥子)、セイヨウセリ(西洋芹)、ウォータークレスクレソンの花言葉:不屈の力、安定、着実。クレソンの誕生花:3月7日、3月15日流通時期:ポット苗を春に見かけます。e-フラワーさんにあります。バラの栽培セット
2013.03.15
コメント(0)
春から初夏に、線形の葉を密につけた細い花茎の先に、白い四弁の小花がいくつも集まり、コロンと大きい一つの平らな花房になって、咲き進むと盛り上がって長い花穂になります。3月14日の誕生花は、砂糖菓子に似ているイベリスの花、キャンディタフト。花の名は、英名の音読みで、小花の集まった中心がふんわりと盛り上がって咲く花がcandytuft(砂糖菓子)のように見えることから名づけられました。別名のイベリスは、属名Iberisの音読みで、スペインの古い名のiberiaに由来し、花がイベリア半島に多く自生していることからつけられています。別名のマガリバナ(屈曲花)は、中国名の日本語読みで、向日性があり、太陽の方角へ向こうとして花茎が折れ曲がることからつけられています。 花言葉「心をひきつける」は、太陽に向かう性質が強く、花茎が曲がりやすいことからきています。花言葉「甘い誘惑」は、小さな花が集まってこんもりと咲く姿がダイエットに厳禁の砂糖菓子のようで、甘い香りもすることからつけられています。 キャンディタフトは、白花のイベリス・アマラや、花色の多いウンベラータなどの一年草と、多年草のセンパビレンスなどがあります。多年草のイベリスは毎年春に太陽に向けて花が咲きますが、コンパクトにまとまった姿をしているので、秋苗を寄せ植えにして日のあたる場所に置くと春まで咲き続けます。アブラナ科イベリス属、耐寒性多年草・一年草、原産地:南ヨーロッパ~北アフリカ、西アジア別名:イベリス、マガリバナ(屈曲花)キャンディタフトの花言葉:初恋の思い出、心をひきつける、甘い誘惑、無頓着、無関心、柔和、思いやり。キャンディタフトの誕生花:3月14日、3月15日、3月22日、5月14日流通時期:ポット苗は秋~春に見かけます。母の日 花 ガーデニング岐阜緑園、園芸ネット プラス、産直花だん屋、おぎはら植物園、ハッピーガーデン、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店さんにあります。
2013.03.14
コメント(0)
暖かくなると新芽を出して細長い茎を伸ばし、茎先の葉の間から淡い黄緑色の重なり合った苞が出て、少しずつ赤く色づきながら垂れ下がり、白い唇形の小さな花が咲きます。3月13日の誕生花は、苞の間から顔を出すユニークな花、ベロペロネ。花の名は、ギリシャ語のbelos ベロス(矢)とperone ペロネ(留め金)で、矢の留め金を意味し、花のまわりの重なり合った形から名づけられました。別名のコエビソウ(小海老草)は、色と形がエビに似ていることからつけられ、英名もシュリンプ・プラント(海老の木)です。 花言葉「ひょうきんな」は、エビの曲がった腰のように、重なり合った苞のユーモラスな姿に与えられています。花言葉「思いがけない出会い」は、赤紫色の斑点模様のある白い花が重なりあう苞の間からひょいっと顔を出す様子から連想してつけられたのでしょうか。 暖地では庭植えにすると1mほどになって、驚くほどたくさんの花が次々と咲きましたが、鉢植えなどをおおい、狭い花壇いっぱいに広がったので、今は鉢上げして半日陰に置いています。苞が赤いベロペロネ・グッタッタの他に、苞が淡緑色から黄色になるイエロークイーン、葉に斑が入るエンゼルキッスなどもあります。キツネノマゴ科キツネノマゴ属、半耐寒性常緑低木、原産地:メキシコ別名:コエビソウ(小海老草)ベロペロネの花言葉:さわやかな友情、ひょうきんな、思いがけない出会い、おてんば、女性の美しさの極致。ベロペロネの誕生花:3月13日、3月19日、5月18日、7月30日、11月18日流通時期:ポット苗を春遅く見かけます。栽培セット
2013.03.13
コメント(0)
晩春に、白い幹から伸びて枝分かれした細い枝先に、黄褐色の雄花の長い花穂が垂れ下がり、先がとがって縁にぎざぎざのある葉のわきに、緑色の雌花の短い花穂が上向きに咲きます。3月12日の誕生花は、樹皮に横向きの皮目模様のある白い樹木、シラカバ(白樺)。木の名は、樹皮が白いカンバ(樺)の木で、幹が白いことから名づけられました。カンバはアイヌ語で桜の木の皮を意味するカリンパ(karinpa)とされています。正式名はシラカンバ(白樺)で、略してシラカバと呼ばれています。 花言葉「光と豊富」は、ヨーロッパでシラカバが光と豊饒の象徴であることからつけられたそうです。花言葉「あなたをお待ちします」は、真っ白な幹肌が印象的で、シラカバが高原のイメージを醸し出す樹木であることからきているのでしょう。 夏に静かな高原や湖畔のリゾート地を訪れると出迎えてくれ、楽しくリフレッシュして帰るときには見送ってくれるシラカバの木に、また来ますと手を振りたくなりました。尾瀬のシラカバはまだ雌花が葉に包まれてよく見えませんでしたが、雄花は咲き始めていました。カバノキ科カバノキ属、落葉小高木、原産地:日本、朝鮮半島、中国、北・中央ヨーロッパ、北アメリカシラカバ(白樺)の花言葉:いつまでもあなたを待ちます、忍耐強さ、光と豊富、柔和。シラカバ(白樺)の誕生花:3月12日流通時期:苗木を冬~春に見かけます。苗木部 by 花ひろばオンライン、charm 楽天市場店、苗木の専門店 グリーンでGO!、遊恵盆栽 楽天市場店さんにあります。
2013.03.12
コメント(0)
春から夏に、細い葉をつけた茎先の長く伸びた花穂に、赤やピンク、紫、白、淡黄色などの小さな2唇形の花が次々と群れるように咲きます。3月11日の誕生花は、群がって咲くにぎやかなリナリアの花、ヒメキンギョソウ(姫金魚草)。花の名は、キンギョソウ(金魚草)に似ている花が小さいことから名づけられました。キンギョソウの名は、ふっくらした花が鉢や水槽で、尾ひれを広げて群がって泳ぐ金魚のように見えることからつけられています。別名のリナリアは、属名Linariaの音読みで、ギリシャ語のlinon(アマ)に由来し、細い葉の形がアマ(亜麻)に似ていることからつけられています。 花言葉「この恋に気づいて」は、愛らしい小花をいっぱいに咲かせる花の印象から、少女が胸に抱くあふれんばかりの恋心を表したのでしょう。花言葉「断ち切れぬ想い」は、小さな花が冬から晩春まで穂になって長く咲き乱れることからきているのでしょう。 暖地では秋のポット苗は12月頃から開花し、少しずつ大きくなりながら花数が増えて冬を越し、春になると株元からよく枝分かれした茎に、次々と咲いて花いっぱいになります。ヒメキンギョソウは一年草タイプの他に、紫色の花を咲かせるリナリア プルプレアなど多年草タイプもあります。ゴマノハグサ科リナリア属、秋植えの半耐寒性一年草、原産地:地中海沿岸別名:リナリアヒメキンギョソウ(姫金魚草)の花言葉:この恋に気づいて、私の恋を知ってください、乱れる乙女心、断ち切れぬ想い、幻想。ヒメキンギョソウ(姫金魚草)の誕生花:3月5日、3月11日、4月10日、4月30日流通時期:ポット苗を秋~早春に見かけます。苗木の専門店 グリーンでGO!、園芸ネット プラス、苗木部 by 花ひろばオンライン、おぎはら植物園ハッピーガーデンさんにあります。
2013.03.11
コメント(0)
秋から冬は長楕円形の葉がロゼット状になって過ごし、春になると花茎をすっと伸ばして、白い花びらと黄色い花芯のコントラストのよい花が咲きます。3月10日の誕生花は、降り積もる雪のように純白で清楚な花、シャスターデージー。花の名は、白い花の姿からカリフォルニア北部のシエラネバダ山脈シャスタ山の万年雪にちなんで名づけられました。山頂に氷河と万年雪をいただくシャスタ山の名は、古来よりこの地方に住むアメリカ先住民シャスタ族に由来し、聖なる山とされています。 花言葉「万事忍耐」「すべてを耐え忍ぶ」は、常緑で耐寒性に富み、非常に強健な花であることからつけられているそうです。万年雪のイメージから厳しい環境に咲く花と思いましたが、アメリカの育種家ルーサー・バーバンクがフランスギク(フランス菊)とハマギク(浜菊)などを交配して作出した品種でした。 一重のシャスターデージーは、フランスギクの可憐さとハマギクの野生の力強さを感じさせる花で、八重咲きや丁字咲き、細い花弁などさまざまな園芸品種があります。ご近所の庭では、数年ほどで大きな茂みになって、たくさんの花で真っ白になるほど咲いています。キク科キク属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ(園芸品種)別名:シャスターギク(シャスター菊)シャスターデージーの花言葉:万事忍耐、すべてを耐え忍ぶ、忍耐。シャスターデージーの誕生花:3月10日、5月20日、6月6日流通時期:ポット苗や鉢花を春に見かけます。おぎはら植物園、国華園、おぎはら植物園、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店さんにあります。 マーガレット
2013.03.10
コメント(0)
春から夏に、花茎の先の糸のように細かく分かれた葉の上に、大き目のめしべとおしべの目立つ花が青や白、ピンクなどの花弁状の平たく重なり合ったガク(萼)の上に咲きます。3月7日の誕生花は、レースのような細かい総苞に包まれて咲くユニークな花、クロタネソウ(黒種草)。花の名は、タネが黒いことから名づけられ、属名(別名)のニゲラもラテン語のNiger(黒い)で、タネが黒いことを表しています。クロタネソウは葉が藪状に茂みを作り、先端にツノをもつ実の形から英名でdevil in a bush(茂みの中の悪魔)と呼ばれています。 花言葉「当惑」は、英名のlove in a mist(霧の中の恋)から連想したもので、糸状の葉(総苞)に包まれた花のはかなげな印象からつけられています。花言葉「夢で会いましょう」は、風変わりな花が好きな人と会えなくて悶え死んだ女性の化身という伝説により、花を枕の下に入れて眠ると、夢の中で恋しい人に会えるとされていることからきています。 クロタネソウの繊細で幻想的な花を見ていると、花の伝説に導かれて、夜ごとに夢の中で好きな人とデートできそうな気がしてきます。花後に実るぼんぼり形のさやは風通しのよい日陰で乾燥するとドライフラワーになり、さやの中に黒いタネがたくさん入っています。キンポウゲ科ニゲラ(クロタネソウ)属、秋まき一年草、原産地:地中海沿岸、西アジア別名:ニゲラクロタネソウ(黒種草)の花言葉:夢で会いましょう、夢の中の恋、夢路の愛情、ひそかな喜び、当惑、困惑。クロタネソウ(黒種草)の誕生花:3月7日、3月8日、3月31日、4月7日、8月7日流通時期:ポット苗を春に見かけます。産直花だん屋、みんなの花屋さん ほのか、優生活、おぎはら植物園、園芸ネット予約店、ここなぎさんにあります。
2013.03.07
コメント(0)
春から初夏に、葉脈のはっきりした広楕円形の葉をつけた短い枝先に、咲き始めは淡緑色の装飾花が開くとだんだん白くなり、手毬のように丸くまとまって斜め上に伸びた枝いっぱいに咲きます。3月6日の誕生花は、スノーボールのように真っ白い大きなオオデマリ(大手毬)の花、テマリバナ(手毬花)。花の名は、装飾花が球形に集まって手毬のように見えることから名づけられました。テマリバナはオオデマリ(大手毬)とバラ科のコデマリ(小手毬)の別名で、コデマリはしだれた枝に白い小さな花が丸く集まってびっしりと咲きます。英名のJapanese Snowballは、日本原産で、枝いっぱいに咲く球状の花の様子が雪玉のように見えることからつけられています。 花言葉「約束を守って」は、若緑色の花が咲き進むと、クリーム色から真っ白に変わっていく花色の変化から移り気を連想してつけられたのでしょう。花言葉「華やかな恋」は、枝にたくさん咲く手毬のように大きな花のうっとりする美しさと豪華さからきています。 オオデマリは花つきがよく、小さな苗木のときからたくさんの純白の花を咲かせ、木が大きくなると、枝を丸い手毬のような花で埋めつくすように咲く様子は圧巻です。スイカズラ科ガマズミ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本別名:オオデマリ(大手毬)、スノーボールテマリバナ(手毬花)の花言葉:私は誓います、約束を守って、天国、華やかな恋。テマリバナ(手毬花)の誕生花:3月6日、5月27日流通時期:苗木を冬から早春に、鉢花を春に見かけます。遊恵盆栽 楽天市場店、園芸ネット プラス、苗木部 by 花ひろばオンライン、植木生産販売専門店 芝樹園、千草園芸さんにあります。
2013.03.06
コメント(0)
春になると、先端の尖った葉の中心からすっと伸ばした花茎の先に、赤い花が一輪、日ごとに花首を長く、花を大きくしながら、1~2週間咲き続けます。3月4日の誕生花は、しなやかな茎先に咲く妖しく赤い花、チューリップ(赤)。花の名は、トルコ語のtulipan(回教徒が被る頭巾)の意味で、花の形がトルコの人々が頭に巻いていたターバンに似ていることから名づけられました。16世紀にオスマン・トルコに和議を結ぶ使者として神聖ローマ帝国から派遣されたビュズベックが、通訳の「この頭巾に似た形の花か?」と聞き返したのを花の名と勘違いしたそうです。 赤いチューリップの花言葉「愛の告白」「恋の告白」は、愛や恋のイメージのある赤い花色からつけられたのでしょう。赤は血を連想させる色でもあります。ペルシャには、ファルハドという王子が、愛する娘が殺されたという嘘にだまされ、絶望して胸を切り裂き、流れた血から赤いチューリップが生まれたという伝説があります。村の青年ファルハドが村の井戸が枯れたときに、必死で穴を掘って水が出た頃に恋人が死んだことを知って、崖から飛び降りて流した血から真っ赤な花が咲いたという民話もあります。 赤いチューリップの花言葉「操を立てる」は、今では花の咲き方はさまざまありますが、花がすぼまった形で開花することからきています。チューリップには、早咲き、中期咲き、遅咲きがあり、花は昼間の気温が高いと花びらが開き、夜には閉じます。ユリ科チューリップ属、秋植えの耐寒性球根、原産地:中央アジア、トルコ、北アフリカ別名:ウッコンコウ(鬱金香)、ウコンコウ(鬱金香)チューリップ(赤)の花言葉:愛の告白、恋の告白、 愛の宣言、操を立てる。チューリップ(赤)の誕生花:1月31日、3月4日、3月6日流通時期:球根を晩夏~秋に、芽出し苗や鉢花を冬~早春に見かけます。Fleur Town 吉本花城園、e-087、クロスリー・スタイル、フラワーギフト花樹有、産直でお花をお届け「イングの森」、Green Box (グリーンボックス)、ガーデン工房地Q園、紀州菜花園さんにあります。
2013.03.04
コメント(0)
早春から初夏まで、深く羽状に切れ込んだ葉の間からまっすぐ伸びた主茎の先や、葉のわきから次々と出す側枝の先に、赤や白、ピンクなどの花弁が八重や万重に重なった花が次々と咲きます。3月2日の誕生花は、春を彩る豪華絢爛で存在感あふれるラナンキュラスの花、ハナキンポウゲ(花金鳳花)。花の名は、華やかな色彩を持つキンポウゲ(金鳳花)で、原種がキンポウゲと同じ鮮やかな黄色の5弁花であることから名づけられました。別名のラナンキュラスは、ラテン語のrana(カエル)で、仲間の多くが蛙の住むような湿地に自生することからつけられています。園芸品種は、冷涼で乾燥した気候を好むラナンキュラス・アジアティクスを中心に改良され、花弁は幾重にも豪華に重なり、今ではカーネーション咲きや覆輪の二色咲きなどもあります。 花言葉「とても魅力的」は、絹のような手触りの薄い花弁が幾重にも重なって咲く花の姿が華やかなことからきています。花言葉「晴れやかな魅力」は、黄色やオレンジなどの鮮やかな花弁がカップ状に重なって咲く花の明るい姿からつけられたのでしょう。 異種間交配で生まれた新しいラナンキュラスのラックスシリーズは一重から半八重咲きの花で、花弁にシルクのようなつやがあり、光が当たると輝いているように見えます。暖地では、鉢植え苗は華やかな花の少ない冬から初夏まで、二番花、三番花まで長く、たくさんの花が咲きます。キンポウゲ科ラナンキュラス属、半耐寒性の秋植え球根、原産地:中近東、東地中海沿岸別名:ラナンキュラスハナキンポウゲ(花金鳳花)の花言葉:晴れやかな魅力、あなたは魅力に富んでいる、まぶしいほどの魅力、とても魅力的、名誉、光輝を放つ。ハナキンポウゲ(花金鳳花)の誕生花:1月29日、1月31日、2月25日、3月2日、3月6日、3月20日、4月3日、5月25日流通時期:球根を晩夏~秋に、ポット苗や鉢花を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、青空花屋 manimani、緑の風yamashoku、GardenShop LaCotto、母の日 花 ガーデニング岐阜緑園さんにあります。
2013.03.02
コメント(0)
高原の雪解けからしばらくして芽をだし、浅く切れ込んだ葉をつけた茎が立ち上がり、夏になると、花茎の先に白いおしべが集まった小さな花を房状に咲かせます。3月10日の誕生花は、花びらのない夏山の代表花、カラマツソウ(唐松草)。花の名は、カラマツ(唐松)の短枝に輪を描くようについた葉に、花の形が似ていることから名づけられました。花言葉「大胆」はこの花のどこからきているのでしょう。 伊吹山のお花畑のカラマツソウは、細い茎先がよく分枝して、繊細な花がいくつも重なり合うように集まって咲き始めていて、「大胆」とはほど遠い、やさしい雰囲気の花でした。花言葉「さりげない優しさ」は、カラマツの針状の葉に見立てられたのに、花の姿がやわらかで繊細なことからつけられたのでしょう。 バイカカラマツ淡い紅紫色のツクシカラマツ(筑紫唐松)や紅紫色のシキンカラマツ(紫錦唐松)など、カラマツソウの仲間に似た草姿のバイカカラマツ(梅花唐松)は、少し梅に似た花が咲きます。昭和時代の初期に渡来した北アメリカの山野草で、よく増えて何年も株分けして花を楽しみましたが、最近の猛暑で増えなくなりました。キンポウゲ科カラマツソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本カラマツソウ(唐松草)の花言葉:さりげない優しさ、献身、大胆。カラマツソウ(唐松草)の誕生花:3月10日流通時期:ポット苗を春に見かけます。片岡笑幸園「悠々の森」、花みどりマーケットさんにあります。 バイカカラマツソウ
2012.03.10
コメント(0)
全135件 (135件中 101-135件目)