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日曜日は、待ちに待った休みの日!! ちょっと辛かったけど、朝8時に起きて、ドイツ人の友達を含めて数人でビーチに♪遅めににリスボンを出ると、ビーチに行く人たちのラッシュで着くまでにとても時間がかかるのと、駐車場も見つからないので、ビーチは朝早く行くのが一番。仕事だと辛いのに、楽しい行事の時は、難なく早起きできるのよねぇ。夫は残念ながら、会社関係のボランティア活動で別行動。 早速着いたビーチは、リスボンから北へ1時間ほど行った、エリセイラの近くにあるビーチ、Foz de Lizandro(フォシュ・デ・リザンドロ)。エリセイラは波が高くてウィンドサーフィンのポイントで有名だけど、私たちが行ったこのビーチは、サーフィンのマストポイントらしい。サーフィンやってい人がやっぱりたくさんいた。ビーチはそんなに大きくないけど、人もそんなに多くないし、とにかくとてもいい感じ!ちょっと丘になっているところから見る全体の景色は、それは綺麗。今回行ったのは2度目だけど、改めて感動した(写真)。ここはポルトガルで数本の指に入る、お気に入りのビーチになりそう。 しばらく寝転んで本を読んでいるうちにウトウト。そして目が覚めたらビーチにあるカフェでコーヒーを飲みながらおしゃべり。。。うーん、最高!これこそ休暇の日というものだ。この辺の水はとても冷たいのだけど、やっぱり来たからには入らないと!と、思い切って入ってみた・・、けどそんなに冷たくなくて、とっても気持ちいい。 海に入って眠気も覚め、爽やかな気分になったところで今度はここからそんなに離れていない場所に住んでいる友人のお宅へバーベキューに。でもその前に持ち寄りの食べ物を買うために、通り道でやっていた小さな市場へ。この辺はドライブしていると、ポツポツと小さな屋台が道に突然現れ、野菜やら果物やら売っている。私たちが行ったのはちょっと大き目の青空市場。こんな風に、美味しそうなものがたくさん! 私たちはオリーブとさくらんぼを購入。 その後友人宅へお邪魔して、早速バーベキュー開始。初めて会う人もいたけど、みんなとてもフレンドリー。そのうちの一人の方には、私が日本人と知ると、三島由紀夫や松尾芭蕉の話をされ、その博識ぶりにビックリしてしまった。バーベキューは肉を中心にピーマンを焦げるまで焼いて、皮を取ってオリーブオイルとビネガーをかけたBBQ定番の野菜料理もバッチリあった。ワインを飲みながらひたすら食べ続け、もうおなか一杯!のところでタイミングよく芝生にタオルがひかれ、みんなゴロゴロおしゃべりしたり、ゲームをしたり始め、ピクニック状態。そしたら突然、このおうちの主人でピクニックの主催者の彼女が、「はいはいみなさーん。ジンジーニャ狩の時間でーす!みんな木に登ってジンジャを取って!」と叫んだ。ジンジャとは、さくらんぼよりも小ぶりな桜の実。このお宅の庭にも一本あって、毎年この時期になると、ジンジーニャ作りをするらしい。ジンジーニャとは、ジンジャ酒のこと。アグアルデンテという、葡萄の焼酎のようなものにつける。そっか、それでみんな各自アグアルデンテを持参するように言われたんだ。おなかいっぱいで、シエスタ気分の皆は重いお尻をドッコイショと上げ、早速ジンジャ狩りを始めた。 思いもよらない企画に私も大喜び!一度作って見たかったんだよね。摘み終わったら、全部キッチンに持って行き、ウィスキーやらアグアルデンテやらの空の瓶にどんどん実を入れていく。それが終わると、大量の砂糖をザーッと入れ、そして白い葡萄のアグアルデンテ、そしてちょっと古めの琥珀色のアグアルデンテ、それからブランデーもちょっと加える。へぇ、そんなに色んなものが混ざっていたんだ。この辺はきっと家庭によって、調合が違うのだろう。量も計ったりせずに、全部適当だった。これが出来上がりの図。 後は3ヶ月ほど待ち、自分でちょっと味見をしながら砂糖を足したりアグアルデンテを足したりするのだそう。皆お土産に1本づつもらったので、3ヶ月後の試飲がとても楽しみ♪ こうして長い日曜日の1日も終わりに近づき、車でリスボンへの帰途についた。 そしてバルセロナから里帰りにきたドイツ人の彼女にとっても、この長い週末はこの日で終わり。「たった数日でこんなにたくさんのことが出来るとは思っていなかった!」と大満足の様子。私もビーチで、ピクニックでと、色んな話がたくさんできて、本当にいい週末になった。彼女からは、いつも会うたびにとてもハッピーでポジティブなエネルギーをもらい、次に会う時までにまた頑張ろう、という気持ちになる。
2005年06月26日
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土曜日。遊びに来ているドイツ人の友達や夫たちは朝からCosta de Caparicaビーチにサーフィンに行った。・・・でも私だけ仕事・・。夜に皆と待ち合わせをすることだけを楽しみに、頑張る。 この日はお店で色々ハプニングがあった。そんな時に限って店長はイタリアへ出張だったので、私たちにすべてまかされている。 とにかく土曜日だけあって、観光客とポルトガル人でお店は大賑わい。その中ショーウィンドウのディスプレイを替えたり、接客をしたり大忙しだった。今年からうちの店でもビキニを売るようになったので、できるだけたくさんのビキニを売るべく、しょっちゅうディスプレイを替えている。 そんな中、突然停電! 去年から1年間働いていて、このリスボンの一番中心のバイシャ地区で通り全体が停電になったのは、2回目である。しかも今日は一番忙しい土曜日。店中が一気に暗くなり、音楽が消え、そしてもちろんコンピューターやレジも電源が落ちた。店にいたのは観光客ばかり。みんなすごい量の下着やらTシャツやら抱えてキョトンとしている。ポルトガル人は、停電はけっこう慣れているので、こういうことが起こっても、いたって普通。静かに店から出て行ったり、何事もなかったように欲しいものを選び続けたり。でも観光客は、みんなビックリ顔! たまたまその時支払いを銀行のデビットカード(銀行の口座から直接お金がおりる支払い方法)でしていたオランダ人のカップルがいた。カードの機会に暗証番号を入れた瞬間電源が落ちた。ということは、彼女がその支払いを終えたのか、終えてないのかがわからないままになってしまった。レシートはもう出てこなかったので、それで確認することも出来ない。カード会社に電話をしても、デビットカードだから、銀行に問い合わせないとわからないと言われ、その日は土曜日なので、問い合わせができない。。オランダ人のカップルはとてもイライラし始め、女性のほうが、「もう暗証番号も入れたんだから、絶対に払っているはず!レシートが出てこなくても払ってないという証拠にはならないわ。早く私が買ったものが入っている袋を頂戴!」と自信満々に言い続ける。とにかくレジのお金を全部数えて確認するからちょっと待ってくれ、というと、「もうこれ以上ここにいたくない!袋をちょうだい!」とすごく怒り出した。私たちだってわかったらすぐに渡したいけど、もし払っていなかったらこの代金は私たちのお財布から出して弁償しないといけないことになる。そんなに簡単には渡せない。結局彼女はしびれを切らし、私を連れて、近くのインターネットカフェに行って彼女の口座から引き落とされているか確認することを主張した。でもやっぱりその地域全体が停電だったので、もちろんネットも使えなかった。結局30分後にお店に帰ってきてもらうことになり、その間袋は預かることに。 お店に戻ったら、そのカードのことでスタッフの女の子たちはもう大騒ぎ。本社やら色んなところに電話をしまくって、どうしたらいいか聞いたり、スタッフ同士で言い合いになっていたり。はぁ・・。こうやってみんないつも事をどんどん大げさにするんだよねぇ。。レジのお金を全部数えた結果、やっぱりオランダ人のカップルは、支払いをしていなかったことが判明。袋、渡さなくて良かった~!でも支払いが出来ていないことをどうやって証明したら??レシートもないし、カード会社も取り合ってくれないし・・。またそのことでみんなすごいいい合い。とにかく私しか英語が話せる人がいないので、みんな、オランダ人が来たらああ言えだとか、こう言えだとか、私につばを飛ばしながらまくし立てる。私もどう説明しようかとドキドキしていた(だってかなりご立腹だったから・・)。そして30分後あのカップルが現れた。さっきまでとても怒っていたのに、なんだかすっきりした顔で、ニコニコしている。私が、「レジで確認しましたが、やっぱり支払いはされていませんでした。」と説明すると、「わかっているわ。さっき他のネットカフェで確認してきたの。じゃあもう一度、今度は現金で支払いをするわね。」とニッコリ。どうやら停電にならなかったエリアまで行って確認してきたらしい。ふぅ、良かったー!これですべて丸く収まった。。 後から落ち着いてよく考えてみると、ことをどんどん大きくしていったのは、間違いなくスタッフの同僚たち。とにかくパニックになったようにあらゆるところに電話しまくり、私にああだこうだとまくし立て、周りまで巻き込んでいた。はっきりいって、この自分たちで落ち着いて対処しようとする気自体がないのにはもうウンザリ・・。 ということで、お店では色々ハプニングがあったけど、無事閉店!ドイツ人の友達と他の友達とカフェで待ち合わせをし、軽く夕食を取ってから、急いで夫の芝居をやっている劇場へ。まだ彼女たちはお芝居を観ていなかったので、また一緒にみることになったのだ。その日もなかなか客の入りはよかったみたい。そして、お芝居は、、、初日に見た時と迫力が全然違う!すごい、こんなに良くなっているなんて。ストーリーの怖さも倍増。本当に夫も相手役も、完全に「プロ」の役者だった。その日はアンコールもとても盛り上がり、終わった後のバーでも皆口々に感想を述べ合っている。後から着替えて挨拶にバーに出てきた夫や相手役の人たちも、「今日は今までで、最高の演技ができたよ!」と興奮気味。 いつも夫がその腕の良さを褒め称えているこの芝居の監督は、バーの端っこでクールにビールを飲んでいる。彼のもう一つの顔は、イングリッシュ・パブのオーナー。なんだかいつもちょっと人を寄せ付けない雰囲気で、近寄りがたい。私もその日は「おめでとう」の一言を言いたかったのだけど、なんだか端っこで一人でビールを飲んでいる姿を見て、ついに何も言えないで劇場を出てしまった・・。次に観に行ったときは、必ず言おう、と心に誓う。 いつか彼らを支えるパトロンがもし見つかったら、とてもいいプロダクションができるだろうけど、そんな日は本当に来るのだろうか??
2005年06月25日
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この週末に、リスボンで一番仲のよかった友達が、遊びに帰ってきた。 彼女はドイツ人で、ほとんど恋に落ちたようにリスボンの街にほれ込み、去年まで約4年リスボンに住み、その後バルセロナに移住。昔私がアルファマ地区に住んでいた時に彼女とは家が近所で、ほとんど毎日のようにお互いの家に遊びに行ったり、近くに飲みに行ったりしていた。リスボンの隠れた魅力を色々教えてくれたのも、彼女。彼女と出会ってから、リスボンへの私自身の気持ちもすいぶんとポジティブに変わった。去年彼女がついに色々悩んだ末に出したバルセロナへの移住の決断は、友人としてとても嬉しかった反面、本当に彼女がいなくなるのは寂しかった。 その彼女がついにこの週末リスボンに帰ってきて再会!いつもよく一緒に遊んでいた私たち仲間も大集合。イベント盛りだくさんの週末となった。 金曜日は仕事の後2人でいつもよくコーヒーやビールを飲みに行っていたesplanada(エスプラナーダ)へ。エスプラナーダというのは、ポルトガルカフェ文化には、これなしでは語れない場所。簡単にいうと、テラス。大体ちょっと見晴らしが良かったり、通りにテーブルを出せるカフェは、冬以外はこの外のテラスが一番人気の場所となる。さらに春先になると、あらゆるビュー・ポイントには、このエスプラナーダが現れる。大体コーヒーを作る場所は小さなスタンドだけで、テラス全体がカフェ。ここでテージョ河や町並みを眺めながら、コーヒーを飲む。 今年はまだ一度も訪れていなかった、懐かしのグラサ地区にあるEsplanada(上写真)に彼女とビールを飲みに。ここは、街全体が見渡せて、夕方になると、街全体がオレンジ色になって、本当に綺麗。彼女も久しぶりにここに来て、「あなたはもう見慣れているかも知れないけど、もうちょっとここで景色を眺めさせて!」ととても懐かしそうにずっとリスボンの街を眺めていた。 その後他の友達とも待ち合わせをし、これまたよく行っていたアフリカンレストラン、「cantinho de aziz」へ。私は実は、美味しいアフリカンレストランはまだここしか知らない。移民が多い、Martin Moniz地区にある、本当に小さいレストランで、モザンビーク出身の家族がひっそりとやっている食堂。本当にこのレストランのことを知らないと、わざわざ足を運ぶ場所ではないのでまだ知名度は低いのか、いついっても客は少なめ。でも味はめちゃくちゃ美味しい!だいたいここで食べるおなじみメニューは、モザンビークスタイルの海老のグリル、海老のカレー、ムアンバ(チキンの入ったアフリカのカレーのようなもの)などなど。写真は海老のカレー。いつ行っても皆で「やっぱりここのは美味しいねぇ!」とモリモリ食べる。ワインも飲んで、おなか一杯食べてもだいたい一人10ユーロくらいと、値段も激安! その後は、彼女がまだ知らなかった新しいあのカクテルバー、「cinco」へ。気がついたら友達が友達を呼び、メンバーは4人から9人に急増。顔ぶれも、服のデザイナーやら映像ディレクターやら有名テニスプレーヤーのボディガードやら、面白い人が集まっていた。仕事場ではどちらかというと、ポルトガル文化にどっぷりの私としては、こういうインターナショナルな人たちと話をするのはいつも刺激があって面白い。別に仕事で人を見ているわけではけっしてないけど、この日会った人たちからは何というか、新しいエネルギーがたくさん伝わってくる気がした。 この日飲んだのは、ウォッカにリンゴやミントが入った、とてもすっきり爽やかなカクテル。名前忘れちゃった・・。こんな感じです。 もっといたかったけど、次の日はまた仕事・・。今夜はこの辺で、また明日ね、と夜中2時に解散でした。
2005年06月24日
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どこの国でもそうかもしれないけれど、お昼ご飯というのは、職種によって全然違ってくると思う。 私たち販売員は、断然お弁当派。もちろん第一の理由は、お給料がとても少ないから。。ポルトガルのカフェとかレストランのランチというのはやっぱり夜に比べてかなりお得だけど、それでもまあまあする。だいたい5ユーロくらいから。(700円くらい?)はっきり行って、日本の定食のほうが安い。やっぱり飲み物も頼んだりすると高くなるし、どうしても毎日ランチに行ける余裕はとてもじゃないけど、ない。 そういう事情を配慮してなのか、私の働いている会社のショップには、必ずどこも電子レンジが置いてある。こっちのお弁当というのは、日本みたいに彩りやバランスにこだわったりは全くせず、前の日の夕食の残りをタッパーにドサッと入れ、レンジでチンと暖めて食べるだけ。大体みんな一人とか2人ずつ交代で食べるから、見せる人もいないし、見た目なんて気にもしなくていい。(それでも、出勤初日にレンジで暖めて食べているスタッフの女の子のお弁当を始めてみたときは、ちょっとカルチャーショックだった。だって中身はご飯の上に、牛肉ステーキがドサッと一枚乗っているだけだったから。。)サラダなど以外は、冷たいものを食べると言う習慣もないので、電子レンジはポルトガルのお弁当を食べるにあたって、必須アイテムなのだ。 それでもやっぱり前の日に外食してしまったり、ランチにする分まで晩御飯のおかずが残らなかったりする時は、何か買わなければいけない。日本みたいなコンビニやお弁当屋さんはもちろんないので、ここで私たちがよく利用するのが、サンドイッチ屋さん。フランスパンの中に色んなものが入ったメニューがあり、そこから選んで注文する。私が一番行くのが「Casa das Sandes」という、チェーン店。定番メニューはベジタリアンサンド(2,5ユーロ)かQueijo Frescoサンド(豆腐っぽいフレッシュチーズのサンド、2,7ユーロ)。毎日食べるとさすがに飽きるけど、なかなか美味しい。 それからもう一つ、ポルトガルでとてもお勧めなのが、カフェのスープ!だいたいどのカフェでも日替わりでいろんなスープを作っていて、これがとても素朴な味で、胃に優しくて美味しい。しかも大体どこも一杯0,90ユーロと安い! だから、例えば仕事場の近所のスーパーでパン2個とハム2枚にチーズ2枚を買い自分でサンドイッチを作り、隣のカフェでスープをお持ち帰りで買うと、大体全部で2ユーロ弱(280円くらい)でおなか一杯! もちろんお母さんが毎日おうちでご飯を作ってくれる子達は毎日お弁当だけど、自分で作らないといけない組みは、こうやって色々工夫しているのです。。
2005年06月23日
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今日はなんだか曇っているのに、湿気があって蒸し暑い。ちょっと日本の夏を思い出す天気。 そろそろセールがちらほらと色んな店で始まりつつある。うちはまだだけど、イタリアの本店などではもう始まっているらしい。今のところポルトガルの大手では、いつも一番乗りの、スペイン系のブランド、Lanidorとこれもスペイン系の、うちのライバル下着屋、Women's Secretかな? Lanidorはなかなか素敵なものが置いてあるけど、ターゲットがどうやら30代以上のビジネスウーマンらしく、サイズがちょっと大きめで、ほしくても買えない。。(こっちの30代以上の人は、腰周りがかなりある。)Woman's Secretはうちほどの安さには負けるけど、お手ごろ価格でカラフルで可愛いデザインが多く、若者に大人気のブランド。今日早速チェックしに行ったけど、まだまだ一部しかセール対象にはなっていなかった。 こうやって書いていてもわかるけど、ポルトガルのアパレル業界は、ほとんどスペインのブランドで占められている。こっちでダントツ一番人気のZaraとかBershukaは、同じ会社のスペインのブランドだし、それよりちょっと高めのMangoだってスペイン。スペイン系じゃなくて、売れているといえば、H&Mくらいか?H&Mって確か、スウェーデンだったっけ?でも唯一イタリア物だけど、値段がそこまで張っていないうちの会社のブランドたちも、そこそこ頑張っている。やっぱりお金があんまりないポルトガルは、値段で勝負! 今日お客さんで、「セールはいつから始まるの?」と聞かれ、「まだわかりません。」と答えた。本当にまだいつからか決まっていないのだ。そしたら、「あら、まだわからないの?でも私はせっかく値段が安くなるのなら、今この値段で買うよりも、セールになってから安くなった値段で買いたいの。だからいつからか知りたいのよ。」と、何だかとても真面目に言う。そりゃあそうだろう、誰だって買うなら安い方がいいに決まっている。と思いながらも、「でもまだ決まっていないんです。7月の初めにはもうやっているとは思いますが・・。」と答えるしかなかった。セールが始まる日をちょっと恥ずかしそうに聞くお客さんはけっこういるけど、こんなに堂々と、もっともな風に言われたのは初めて。私はちょっと他の店でああいう風に訊く勇気はないなぁ。 セールというと、日本では前もって色んな雑誌で、どのブランドはいつからとかセール情報をしていたり、テレビでも宣伝したりしているけど、こっちは絶対秘密主義。前日になっても言わないし、訊かれてもだいたい「まだわかっていない。」とか嘘をつく。私の同僚も今日のお客さんが帰った後、「そんな、いつかわかっていても、言えるわけないわよねぇ。」と話していた。私は心の中で、「そうなのかぁ。言ってはいけないんだ。。」と思ってしまった。でもブラジャー一つを買うのにとても苦労しているっぽい人たちを見ると、私の場合、いつからかわかっている時は、つい言ってしまう。何だか申し訳なくって・・。セールで売り上げ上げたらいいんだから、別にそれでいいじゃない、と個人的には思う。でもこの秘密主義というのは、ポルトガル人の性格なのかもしれない。私の夫はこの「秘密主義」のお陰で、随分とビジネス上苦労している。なんでもオープンに話しあうイギリスのビジネスのやり方とは正反対で、例えば同じ会社の人間同士でも同じで、ちょっとでも自分にメリットがあることでないと、オープンにして話し合おうとしない人が少なからずいるらしい。だから、そういう話を聞いた後じゃ、日本みたいにご丁寧なセールの情報誌なんかが出るのは、きっとこの先もあり得ないだろうと思う。
2005年06月22日
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日曜日、やっと今年初めてのビーチに! みんなはもう行きまくってすっかり小麦色なのに、私だけなかなか行けずじまいだったけど、ついに初ビーチに行くことができた。 場所はGuincho(ギンシュ)。リスボンから車でカスカイシュを通り過ぎ、さらにシントラ方面に行ったところ。ヨーロッパ最西端のポイント、ロカ岬のすぐ手前にある。Guinchoとは、ポルトガル語で金切り声などの意味だけど、その名の通り、波がいつもとても高く、風もあって、波の打ち寄せる音がゴーゴーと聞こえる。ここはサーフィンのポイントの一つでもあるけど、風が強い時は、ウインドサーフィンのポイントとなる。私たちが行ったこの日も、ウインドサーフィンのコンテストの最終日だった。コンテストのことは何も知らずに行ったけど、幸いお昼過ぎだったので、もう終わりに近く、問題なく駐車もできた。 このビーチでおすすめの場所は、Bar do Guincho。ビーチ沿いにあるバーで、とても美味しいハンバーガーやランチ、ディナーもやっている。このバーで一番の人気は、海を眺められる外のテラス。いくつかは、木で作ったソファのような、背もたれつきの長いすになっていて、とてもリラックスできる。でもここはいつもビーチ客で一杯で、週末は席を見つけるのに一苦労。まず腹ごしらえをしたかった私たちは、バーの中に入った。なかも全体がナチュラルで、ホッとする雰囲気。 この日はバー全体がウインドサーフィンのコンテストの日だけあり、アメリカ人、オーストラリア人、ドイツ人など、バラエティに富んだ客層だった。 そして早速ランチの注文。夫はいつもおなじみのハンバーガー。私はEapetada de Gambas e Lulas(えびとイカのケバブ)。ここの海老とイカはとても美味しいのです!ただ焼いているだけでとてもシンプルなのだけど、シーフードはシンプルが一番。そして、見かけもちょっと豪華。 でしょ? お皿には、野菜のグラタンと湯がいたポテトが乗ってます。これ、かなりお勧め。 おなかが一杯になった後は、ビーチに降りて、ピープルウォッチングをしながら寝そべる。初めは本を読んでいたけど、気がついたら1時間くらい寝ちゃってた。。夜の8時半くらいまでいたけど、外はまだまだ明るい。でもちょっと寒くなってきたのでそろそろ帰ることに。 初ビーチで時間を忘れてのひと時、とても満足でした♪
2005年06月19日
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土曜日の夜、ずっとまた行きたいと思っていた、カクテルバーに行った。 前にも書いたけど、場所は Principe Realという、ちょっと今注目のエリア。新しいバーやレストランが少しずつ出来始めている。「Cinco」(ポルトガル語で5という意味)というバーで、イギリス人がオーナー。とてもフレンドリーなサービスで、大体どんなカクテルも作ってくれるし、メニューにも、面白いおいしそうなオリジナルカクテルがいっぱい。ポルトガル人の友達と一緒に行ったけど、彼らが頼んだのは、結局ビールで、私はロングアイランドアイスティー、夫はモヒートとその後にRusty Nailという、ウィスキーのカクテルを頼んでいた。ちょっと飲ませてもらったけど、うーん、甘いウィスキー・・?ちょっと苦手だった。。 その後みんなでBairro Alto(バイロ・アルト)に。いつも大体このエリアに最後は落ち着く。そのバーは初めてだったけど、なんと、ブラジル系のカクテル、カイピリーニャやカイピロシュカが全て一杯3ユーロ!だいたいバイロ・アルトのそのへんの飲み物の相場が5ユーロなので、これはとても安い。これからここ、使える。ただ名前をチェックしてくるのを忘れたので、今度また行ったときに名前発表します。バイロ・アルトのバーは、とにかくすごい数があるうえに、小さいので、だいたいあんまり名前をチェックして入ったりする人が少ないのではないかと思う。「いつも行く、あのメキシコ系バーに行こう。」とか、「あの通りの入り口にあるところ。」などの説明で、あまり名前を出してもピンとこない事のほうが多い。 夜中の2時くらいなると、何だか小腹が空いてきた。日本だったらこの辺でラーメン!といくところだけど、もちろんポルトガルにそんなものはない。レストランだってもちろんそんな時間にはもう閉まっているし、バーだって、たいていは飲み物しかもうやっていない。でも・・・、ポルトガルにもちゃんとあるのです!飲んだ後に小腹がへったら行くところが!それは、ベーカリー。そう、パン屋さん。私もそういえば、バルセロナで時々夜中に友達とつるんで買いに行ったことがあるけど、リスボンにもやっぱりあったんだ。話は聞いたことがあっても、この日が実際に行くのは初めてで、早速友達に連れて行ってもらった。看板も何も出ていないし、パン屋らしい見かけでもなく、ただ細い入り口があるだけ。でも近くまで行くと、パンのとてもいい匂いが漂っていて、若者たちが建物の外まで列を作っている。早速私たちも並んだ。パンの入った袋を持った人たちを横目にそわそわ待っていたけど、順番はビックリするくらいすぐに来た。それもそのはず。システムがとてもシンプル。目の前はなんだかちょっと刑務所のような格子になっていて、そこから中にどんなパンがあるかを見て、窓口でお兄さんに注文する。パンの種類も、どこにでもある感じのおなじみのものばかりなので、見た瞬間に何なのかわかる。 写真の奥にある機会でパンを焼いて、焼き立てをトレイに並べている。 私はいつもよくカフェでも食べる、ハムとチーズのパイを頼み、友達はパン・コン・ショリソ(パンの中にチョリソが入っている)を頼んだ。パン屋の見かけはなんだか暗くて殺風景だけど、味は焼きたてだし、そのへんのカフェで食べるよりはよっぽど美味しかった!小腹が空いていたこともあり、すごいスピードでペロリと食べてしまい、みんなが待っているバーに戻った時はおなか一杯、大満足! このパン屋は夜中の1時から朝までやっているそうなので、本当に日本でいったら飲んだ後のラーメン屋みたいな感覚なのかもしれない。こういう場所は、どこに行っても大繁盛だね。また近いうちに行くこと、間違いなし??
2005年06月18日
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という事件が、先週、11日に起こった。本当にびっくりの、怖いニュース。 場所は、Carcavelos(カルカヴェロス)という、リスボンから電車で15分くらいのビーチ。リスボンでは車なしで行けて、とても近いということで、夏の週末にはいつもとても込み合うビーチ。朝なんかはちょっと波もあるので、サーファーもよくいる。 その日もおそらく土曜日だったので、かなり賑わっていたと思う。そこになんと、500人もの若者がビーチに現れ、ビーチにいる人たちを端から端まで脅して財布や携帯などを奪っていったそう。その後約60人の警察が駆けつけたけど、逮捕されたのは、たったの4人らしい。目撃者の中には、警察が空に向かって発砲していたという人もいる。 とにかく500人という数に驚いた。やはりリスボン郊外などに住んでいる、貧しい地域の若者たちらしかった。だから移民なんかが多い地域。500人も集まったこともすごい。大体そんなことをしたら、「自分たちはこんなことをします。」といっているようなもので、市民はそういう目で余計に見るようになるし、何にもいいことには繋がらないのに。バカなことをしたと思う。幸いその日は誰も知り合いはそのビーチには行っていなかった。このビーチ、やっぱりそういうちょっと貧しい地域からもアクセスしやすい場所にあるし、とても上手い具合のターゲットだったのかも。観光客もよくいるし。そんなことがあってもうこのビーチにいけなくなるのは本当に嫌だけど、やはりしばらくは避けようかなぁ。 この手の強盗は、ブラジルで時々起こると新聞などに書いてあったけど、本当なのだろうか??だったら怖すぎ!
2005年06月18日
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昨日はついに夫の芝居の初日。もちろん観に行ってきました! 開演は夜の9時半。そうなると終わるのはもう夜中になっちゃうので、何でそんなに遅いの?と文句を言うと、劇場の常連さんたちは、どれも芝居は全部9時半からと思っているので、そんなに簡単に時間帯は変えられないそう。 仕事を終え、友達と待ち合わせ、夕食を済ませていよいよ劇場へ。やっぱり初日ということで、私もちょっと緊張気味。中に入ると、なかなか人の入りもいいみたい!やはり初日なので顔ぶれは、役者や舞台関係者の身内や友人が多かった。夫の会社からも何人か観に来てくれていた。そして、この劇場の常連さんたち。だいたいみんな始まる30分くらい前に到着し、バーで一杯飲みながらおしゃべりを楽しみ、それから芝居を観る。私も着いた途端、たくさんの人たちに挨拶をしたけど、ちょっと緊張していたので何を話したのかはよく覚えていない。。 このお芝居は、なんと、ロンドンのウェストエンドでも現在公開している、「The Woman in Black」という作品。登場人物は2人だけ。ゴーストストーリーで、ある弁護士の男が自分の身に起こった、とても恐ろしい経験を話す、という内容。この芝居の一番のポイントは、大きな箱一つと椅子だけのセットが、話の内容で、列車になったり馬になったり、観ている側の想像力をかきたてる設定。それから、なんといっても音響効果!とにかく怖いシーンで、すごい音量で馬が走っている音や、誰かが叫んでいる声が響き、本当に飛び上がってしまう。夫なんか、誰もいない、暗い劇場で稽古をしていると、時々急に怖くなって、背筋が寒くなったりした、と話していた。 そして・・・本当に2人とも迫力満点の演技!最近の映画なんかに慣れていると、そこまで怖くはないけど、それでもやっぱりすごい音で飛び上がったシーンもあった。そして、夫がこんなに叫ぶことができたとは!本人も、この芝居をやるまでは、ここまで叫ぶことができるとは思っていなかったそう。2人とも全く違うタイプの役柄、そして役者で、お互いの存在がとてもピッタリなバランスの、見事な演技だった。これは、これから3週間後の最終日までに、どんな風に芝居に味がでてくるかが、とても楽しみ。 芝居が終わると、みんなと「すごく良かったね!」と興奮気味に感想の述べ合い。やはり初日で関係者が多いから、観終わった後の興奮も、これまた普通の観客よりも何倍にもなる。それでも、公演が終わった後に、ここまで良かった!と皆が言い合ったのは、このオンボロ劇場では少ない出来事ではないかと思う。この作品、言えば、ちょっと大衆的というか、軽めの芝居なので、個人的には好きではない人もちらほらいた。。「作品は好きじゃないけど、あなたたちの芝居はとてもよかった!」と数人に言われたそう。やっぱり人間の内面や醜いところなんかを描かれている、ちょっと重いものや、後でとても考えさせられる作品を観慣れている人にとったら、物足りないのかもしれない。でもこれはそういうエンターテイメントとして書かれた作品だし、これはこれで私は好きだった。 いやー、我が夫ながら、ここまでの迫力のある演技振りにはビックリ!芝居が終わった後の満足なスマイルは、満点でした! このお芝居、これから3週間、木、金、土曜日に公演です。もしリスボンにお住まいの方で興味のある方、ぜひご覧になってみて下さい。(英語です。)場所は、EJardim da Estrelaのすぐ近くです。ポスターを公開!
2005年06月17日
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今日は聖アントニオの日で、祝日。アントニオというのは、リスボン守護聖人の名前で、毎年この日になると、リスボンのアルファマ地区を中心に、お祭りになる。 一番盛り上がるのは、前日の夜から。というわけで、昨夜は私も行ってきました。聖アントニオ祭では、町の中心のリベルダーデ通りを中心にパレードが行われるほか、何といっても一番盛り上がるのは、アルファマ地区全体で売られるイワシの炭焼きとビール。アルファマ地区のあらゆるレストランやバーは店の前に屋台を出し、イワシや肉を焼いて売り、日本のお祭りみたいに缶ビールも大きな氷水の入った容器に入れて、冷やして売り出す。それから普段は商売をやっていない人たちも、ここぞとばかりに自分の家の前で炭火焼をしてビールと売り出す。 ちょっと写真ぶれちゃっているけど、こんな感じで。 私たちがかつてアルファマ地区に住んでいた時は、もう周りの音楽や人の声がすごく、家でじっとしているなんて、とんでもない!家から一歩外に出たら、近所の人たちも早速イワシを焼いて売っている。「イワシ食べて行きな!」と何匹ももらい、もう100メートルも歩いたら、目的地に着く前におなかが一杯の状態だった。 今回は、同僚でもある友人のうちのバーベキューに呼ばれ、仕事の後そっちでたらふくイワシの炭火焼を頂き、サングリアを飲み、その後みんなでアルファマに繰り出した。それにしても、今年はまた、今までに増して凄い人、人!大体その辺のエリアだったらどこも人であふれているのだけど、私たちが取ったコースは、丘の下からサン・ジョルジェ城に向かって上がっていくという、最もポピュラーな歩き方で、やっぱり上の方まで行くと、もう身動きができないくらい込み合っていた。集まっているのは特に学生っぽい若者ばかり。もう満員電車のなかをかき分けて歩いていくような状態。色んな屋台のスピーカーからロックやらポップやら音楽が流れ、それに合わせてちょっとの隙間を見つけて器用に踊っている人や、友達とはぐれそうになり、叫ぶ人たち。一体どこにこんなにたくさんの若者が隠れていたの??もう楽しむどころじゃない・・。結局少し下に向かって歩こう、ということになり、歩いていると、友達グループとばったり!そこでまたビールを飲みながらずっと立ち話。そしてやっと人も少し減り、普通に歩ける場所までたどりつくと、そこは道路全体がクラブ状態になっていて、屋台のDJの音楽に合わせてみんな楽しそうに踊っている。結局私たちもそこに落ち着くことに。 聖アントニオ祭で何が一番大変かというと、家に帰る手段。とにかく朝の3時、4時に地下鉄も、私の家の方向に行くバスもなく、タクシーが唯一の交通手段。でもその辺のエリア全員がタクシーを捜している。歩いて歩いて30分、やっとタクシーが運良くつかまった!家にたどり着いたのは、朝の4時半。。 その翌日の今日は、街中がなんだかいつもよりとても静かな感じです。。
2005年06月13日
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仕事が終わった後、またまたお店に遊びに来てくださった、シンガーのcanucaさんと、ビールを飲みながら夕食。場所は、まだまだあまり知られていない、Chiadoショッピングセンターの前にある、「amo-te.chiado」という、ちょっと今風の、新しめのカフェ・バー。ここは今ポルトガル中で少しずつ展開しつつある、注目のカフェ・バー。お昼はもちろんカフェとして使えるけど、個人的には食べ物がなかなか洒落ていて美味しいのが嬉しい。例えば、ポルトガルのカフェといえば、これなくしてはの定番メニュー、tosta mista(チーズとハムのホットサンド)もハートの形になって出てきたり、フルーツサラダも、あんまりお目にかからない、ブルベリーなどが入っていたり。でもレストランで食べるよりは安いし、ちょっと軽く食べたい、というときに使いやすい場所。そして夜になると、DJまで登場する。 今まで典型的なポルトガル料理のレストランやファドレストランを訪れていたcanucaさんも、「ポルトガルにもこんな場所が存在するとは!」と驚きの様子だった。そう、ポルトガルっていうと、あんまり洒落たところがないイメージが大きく、一体若者たちはどこへ遊びに行っているの??思われるふしがあるのだけど、一応色々面白いところもあるのです。情報が少ないポルトガルでは、そんな隠れた穴場がほとんどで、もう長く住んでいる私でさえ、「ええ!こんなところあったの?!」という発見の連続。 今回私が頼んだ「今日のメニュー」は、これもポルトガル定番料理、Arros de Pato(アヒル肉とご飯のオーブン焼き)。でもいつも見慣れているのとは全然違う。アヒルご飯が丸ごとキャベツの葉に、ロールキャベツのように包まれていて、その上からラズベリーソースみたいなものがかけられ、いつも添えられるオレンジも、日本の小さなみかんみたいなタイプだった。味も、ジューシーでとても美味しい!頼んで正解でした♪ その後、友達と合流。皆でBairro altoにある、これも比較的最近にできた、「Cup&Chino」へ。ここもお昼はちょっといい感じの今風カフェチェーン店だけど、夜はバーに変わる。定番のブラジルカクテル、カイピリーニャとカイピロシュカを飲み、次のバーへ・・・。夜中3時ごろになると、さすがにみんなお疲れモード。まだまだ人で賑わっているBairro Altoを後にし、おやすみなさい!
2005年06月09日
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ひょんなところから出会いがあり、昨夜日本から今ポルトガルを訪れている日本人の人たちと、アルファマ地区にあるファドレストラン、「Fado Maior」に行くことになった。 今までに一度もお会いしたことのない方たちばかりだったけど、みなさんそれぞれ日本でファドの音楽活動をされている方たち。このレストランのオーナーは、今まで私はその存在すら知らなかった、ファドの友ポルトガル協会の会長さん。日本のテレビにも取り上げられ、このレストランは、日本人客もよく来るとのこと。そして一緒に行ったその日本人の方たちも、ここのオーナー夫婦と知り合いだった。 私が今まで行ったことのある、庶民的なファドレストランよりも、もう少し格式が高いけど、知り合いだったこともあるからか、オーナー夫婦のルイス、ジュリエッタと初め、スタッフみんなとてもフレンドリーで、居心地のいい店。平日だったので、お客さんは私たちのほかは、ポルトガル人の夫婦一組と、ヨーロッパ観光客の夫婦一組だけだった。 色々お話をしてみて、みんな日本でとても活躍されていて、少しずつファドという音楽を日本でも広めていくという、とても重要な役割を果たしている方々だと知った。「マリオネット」という、日本ではポルトガルギターの先駆者、そして屈指のマンドリン奏者のユニットはもうよく知られているけど、その第二世代的な存在の「Esquina do som」のお二人、それからそのお二人と一緒に活動しておられるcanucaさんとあかねさん。canucaさんは、「マリオネット」とも活動をしておられるそう。 ポルトガル料理とともにファドが始まり、最後のジュリエッタが歌う、とても悲しい歌の数曲に、涙が出そうになった。ファドってやっぱりこういう悲しい、寂しさを帯びた歌が一番心にしみる。そしてその後、一緒に今まで食事をしていた日本人の彼らがゲストとして演奏を始めることに。「エスキーナ」のお二人の、ギターの澄んだ音がレストラン中に響き、美しい音色が流れる。なんというか、今まではファドのレストランで当たり前に聞いていたギターだけど、こうやって、文化も国も違う日本人の人たちが演奏しているのを聞くと、その音楽に対する情熱がもっと強く伝わってくるようで、とても感動した。その後あかねさんがさんとcanucaさんが順番に歌った。今まで隣に座っておしゃべりしてた人たちが、こんなにすごい歌い手だったとは!声の迫力がすごい。今までファドで聞いたことのないような個性的な声と歌い方。これは私の本当に個人的な感想なのだけど、あかねさんが歌っている時は、なんだかミュージカルのような舞台がバックに見えるような気がし、canucaさんが歌っている時は、ライブハウスのステージが見える気がした。ジュリエッタを初め、ギターリストの人たちも、ポルトガル人のお客さんも、とてもびっくりしている様子だった。ポルトガル人のお客さんなんか、ずっと持参のレコーダーで、録音までしていた。その後他のお客さんたちが帰ってしまった後、今までに歌ったりギターを弾いていたメンバーと日本人のメンバーたちが混じって一緒にかけあったり、演奏しあったり、それからジュリエッタたちが、歌詞を紙に書いて、あかねさんとcanucaさんに色々教えたり、見たり聴いたりしているだけでも、それは素晴らしいひと時だった。ジュリエッタたちは、みんながポルトガル語をあまり話せないのをとても残念がっていた反面、「ポルトガル語なんて話せなくてもね、私たちは”こころ”があるから、本当に通じ合えるの。いつもそうなのよ。」としきりに私に話してくれた。そのうえ、「遠く離れた日本人の人たちがこんなに上手くポルトガル語でファドを歌うなんて、私たちの立場がなくなっちゃう。今度は私たちが日本語を習う番ね!」とも言っていた。それだけみんなの心に彼らのファドは響いたのではないかと思う。結局この夜は、夜中1時半くらいまでそのレストランにいた。 ポルトガルに約3年半住み、仕事を通して色んなポルトガル人と知り合い、ポルトガル語を学びながら文化に触れた上で、この夜始めて、何だか本当にファドという音楽に出会った気がした。この機会を与えてくれたみなさん、本当にありがとう! 以下が彼らのホームページです。興味がある方は、ぜひどうぞ! Esquina do som http://www011.upp.so-net.ne.jp/Esquina/ canucaさん http://sound.jp/canuca/ あかねさん http://flor.ifdef.jp/ それから、ポルトガルにお住まいの方、訪れる予定がある方、今月の末までEsqhina do somとあかねさんが、こちらのファドレストランに出演しています。 VELHO PATEO DE SANT'ANA: www.velhopateosantana.com
2005年06月07日
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今日もまたまたさらに暑い一日だった。おまけにお店のクーラーが壊れてしまい、店の中もサウナ状態・・。なんでも今年の夏は、あの2年前の殺人的な暑さだった夏よりも、さらに暑くなると言われているらしい。2年前の夏といえば、私たちが結婚式をした年。わざわざ日本から来てくれた人たちも、あまりの暑さに昼間は外に出ることができず、ろくに観光もできなくて、なんだかとても申し訳なかった。気温も47度くらいまで上がった。それなのに、今年はそれ以上に暑くなるななんて!信じられない。。そういえば、今年は雨季のはずの冬に全然雨が降っていない。とても乾いた夏になりそう。 お店に入った瞬間、店長とサブに、「あれ?今日どうしたの?よく眠れなかったの?なんだかちょっと変よ。」と言われ、そういえば、なんだかだるくて目が重いかも・・、と思った。でもそれ以外は普通のはず。そしたら店長が、「昨日ビーチに行かなかったの?あなた、もっと陽にあたって焼かないと!それで余計顔色が悪いのよ!」と言われた。どうやらビーチに行かなかったのは、私だけだったみたい。昨日行けなかったのは残念だったけど、でも行ったとしても、できるだけ日焼けはしないようにするつもり。だけど、こっちの人たちは、何としてでも日焼けをして、誰が一番よく焼けているか、自慢大会をするくらい。私はもともと日焼けしているから、これ以上はもう焼きたくない、というと、「何言ってるのよ!夏に日焼けしなくてどうするの?不健康そうにみえるだけよ!」と言われる。そう言われたらそうなのだけど、最近はポルトガルの新聞の記事にまでなっている、毎年増えつつあつ皮膚がんなどを、みんなは全然気にしていないのか?でもそういえば、イギリスでも夏に日焼けをしていないと、バカンスを取ってどこかに旅行に行くお金もない、と思われがちで、日焼けをするのは、ある種、ちょっとしたステイタスみたいなところがあるみたい。もともと日焼けしにくい肌の人が多いから、というのもあるかもしれないけれど。日本はみんな少しでも焼くまいと、日焼け止めクリームを塗りたくり、帽子をかぶり、日傘を差して歩いている人が多いのに、そのギャップが面白い。日本ではそれが普通だけど、そういえば、こっちで暑い日に、みんながノースリーブやTシャツ一枚で歩いている中、とてもつばの大きい帽子を被り、長袖の服を着て、手袋まではめているのを見たら、すぐに日本人とわかり、それがツアーだったりで、大勢ゾロゾロしていると、ちょっと異様な風景に見えるときがある。日焼けを取るか、ちょっと変わった風貌を取るか、日焼けをしたくないけどお洒落もしたい人にとったら、けっこう難しい選択なのかもしれない。 今日は最寄の駅で、薔薇の花のたたき売りをしていて、8本も入っている薔薇の花束を、なんと1ユーロで買ってしまった♪
2005年06月07日
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土曜日の「ブラジャー全て5ユーロセール」の日は、真夏のように気温も上がり、天気もとてもよく、おまけに週末というだけあって、観光シーズンにもかかわらず、中心はいつもより人通りが少しだけすくなかった。そう、みんなビーチにいってしまったのだ。私だって、できることならセールなんてほったらかして、ビーチに遊びに行きたかった。 去年のオープン初日に比べたら、少し売り上げは落ちたけど、もう朝からお店は人で一杯。お店のショーウインドウの「5ユーロセール」とかいている文字やビラを見て、次々とお客さんが入って来た。でも今までの経験もあり、準備も万端にしていたので、何とか混乱は避けられたみたい。とにかくお昼も15分くらい取るだけで、朝の9時半から夜8時半くらいまでぶっ続けで働き続け、やっと長い一日は終わった。。 でも翌日は日曜日だし、それだけで終わらせるのはもったいない!その後スタッフの一人のおうちにバーベキューに招待され、仕事が終わり次第直行。着くなりおうちを見せてもらったけど、自分たちでバスルームを大きくしたり、ウラの倉庫みたいだった場所を、とても居心地のいい第二のダイニングルームに改装したりしていて、とても素敵なおうちだった。初めて会う彼女の友達や親類たちも、気さくで、初めから和気あいあい。そして手作りのサングリアをまず一杯。おいしい!これだけを楽しみに今日一日頑張って働いてきたのよ!!それからバーベキューで彼女たちの出身地のポルトガル北部、ベニシェのアジを頂きながら、これも彼らの実家での手作りのポルトガルのリキュール、ジンジーニャ(さくらんぼのリキュール)も頂き、どれも素朴だけど、とても美味しいものづくしだった。ポルトガルの食べ物は、とにかく色々ゴタゴタ味付けをせず、ちょっとしたハーブと塩だけの、シンプルで素朴なものが一番美味しい。 その後はみんなでリスボン中心のレストランやバーが集まっているバイロ・アルトへ。今まで何回も前を通っていたけど、一度も中に入ったことのないバー、「mood」へ。中にはダンスフロアーもあり、ポルトガルでは珍しいレゲエがかかっていた。もうこの時点で夜中の3時近く。朝からずっと活動しっぱなしだったので、もうかなりダウン。この辺で、みんなより一足早く家に帰ることに。 いつもどうしても、外国人同士が多くなってしまうけど、今日は久しぶりにどっぷりポルトガルにつかった一日で、とても楽しかった!
2005年06月05日
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明日は、いよいよショップがオープンして1周年。それが理由かわからないけど、去年ちょうどオープンした日と同じように、また「ブラジャー全て5ユーロセール」をやる。前までは3ヶ月に一回程度の頻度だったのに、最近ちょっとやりすぎ・・。前回やってから、まだ1ヶ月ほどしか経っていないのに。 とにかくあれから、もう一年も経とうとしている。時が過ぎるのって、本当に早い。入社した当時は、ポルトガル語がほとんど駄目な状態で、みんなの言っていることもなかなか理解できず、お客さんの言っていることも時々わからず、それは大変だった。まだまだ「ポルトガル語話せます!」と自信を持って言うことはなかなかできないけど、それでも一緒に働いている同僚たちのお陰で、なんとか会話はできるようになったから、それだけでもみんなに感謝! 今までのセールでの経験を生かし、なるべく当日の混乱を避けるために、昨日あたりからスタッフ全員で準備にかかった。そのせいで、まだ明日が本番だというのに、もう体はグッタリ。。 今日アメリカ人のお客さんに、「スターバックスコーヒーはどこにあるの?」と訊かれ、「ポルトガルには、スターバックスはありません。」と答えると、信じられない!という顔をされて、「ないの?なんという国!」とバカにしたように言われ、一緒にいた仲間たちに、ヒソヒソと、スターバックスがないことを報告していた。これはアメリカ人の観光客にはとてもよく訊かれる質問だけど、ここまでに言われたのは初めて。私はポルトガル人じゃないし、自分自身この国に色々文句もあるけど、住んでいる住民の一人として、そんなことで観光客にバカにされると、ちょっとムカッとくる。大体こんなにコーヒーが美味しい国で、どこのカフェでも大体50センスも出せば(約70円)美味しいエスプレッソが飲めるのに、わざわざ高いお金を出して、アメリカのコーヒーを、なぜここまで来て飲まなければいけないのか?確かにスターバックスでは色んなフレイバーのチョイスがあったり、勝手がわかっているとかで、観光客としては使いやすいのかもしれない。でも郷に入れば郷に従え。ないとわかっても、「あ、そう。じゃ、どこかいいカフェ教えてくれる?」くらいのノリでいてくれたら、私たちも、聞かれなくても色々お勧めのカフェや、スターバックスっぽい場所を教えたりするかもしれないのに。 うーん、でも、密かに、もしスターバックスがリスボンのセンターにオープンしたら、けっこう流行るんではないかとも思ってもいる。もちろん観光客をターゲットに。バルセロナに行ったときも、新しく出来たスターバックスが観光客だけで賑わっていたから、コーヒー大国でも、そういうチェーン店の経営の仕方もあるんだーと思ったのを覚えている。でも観光客だけだと、ポルトガルは夏限定のスタバになっちゃうかな? 明日に備えて、今日は早めに寝ることにしよう。。
2005年06月03日
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昨日また本を一冊読み終わった。最後まで本がなかなか手放せなくて、休憩時間や寝る前に読み続け、一気に終わらせてしまった。John o'farrellの「may contain nut」という小説。こっちで日本の本はめったに手に入らないので、読むのはどうしても英語の本が多くなる。英語の本だったら夫や私がヒースロー空港を使う時にいつでも買えるので、いつもまとめ買いしたり、リスボンで古本を安く手に入れたりする。 この作家の本は、去年「this is your life」というので面白くて夢中になった。「this is your life」は、普通の、有名になりたいと思っていた男の子が、自分はコメディアンだとホラ吹き始め、それがきっかけとなって、わけがわからないうちに、実際にショーもやらないうちに本当に有名になってしまうという話で、願いはかなったけど、その反面失うものも多くて、その話の展開がとても面白い。今回の、「may contain nuts」は、ロンドンの中流階級の主婦が主人公で、言ってみれば、子どもの「お受験」の話。イギリスってお金持ちが行く私立の学校と、地元の公立の学校の差がとても大きいらしく(学費や通う子どもたちの家柄とか)、この中流階級の生活をしている親たちは、自分の子どもを何としても最高の学校に入れようと躍起になりながらも、だんだんそれが子どものためなのか、親同士の競争心なのか、わからなくなってくる。日本でもそういう話はあるけど、イギリスの場合はそれプラス、貧富の差が激しいから、その辺の嫌な部分が面白おかしく書かれていて、「うわー、なんて嫌な性格の人なんだ!」と思ってしまう人物も出てくる。そして、主人公のAliceが子どもをいい学校に入れたいという思いが強くなりすぎ、自分が娘のかわりに受験に行くことに決心したり(そんな話、そういえば日本でも聞いたことがあるな。。)、もうどんどん先が気になる展開。あ、ここまでは本の裏表紙のあらすじに書いてある内容だから、これ以上は書かないでおきます。 とにかくこのJohn o'farrelの本は、いつもシニカルだけど、コメディタッチで、思いがけない展開が面白い。日本語は出ているのかなぁ? 今日は、お店にいきなりテレビ局RTP2の人たちがカメラをもって店に来た。何かの番組かニュースで、今のゴミ問題を取り上げるらしく、街の一番中心のメイン通りにあるお店では、どういう風にゴミを処理しているのかインタビューをしたいそう。店長は話を聞いた後インタビューをOKし、私たちは周りで見ていた。店長は、「うちではダンボールはいつも分けて、ダンボールの回収が来る時に出しています。ハンガー類も別に袋に入れて出しています。」などとコメントし、その後他のスタッフが、ダンボールやハンガーを持ってゴミを分けているシーンの撮影が行われた。なんだかとてもわざとらしかったけど。。店長がインタビューに答えている時に、スタッフの一人が「店長あんなこと言って、家ではろくにゴミの分け方も知らないくせに!」とずっと私の横でクスクス笑っていた。後から店長に訊いたら、「あら、お店ではちゃんと分けているからいいのよ。家で?家のゴミなんか、みーんな一緒に入れちゃってるわよ。」とあっけらかんと言い放った。えー!さすがに私も瓶や燃えないゴミや電池類なんかはちゃんと分けていて、それでもまだまだもっとちゃんと分けないと、と思っていたのに。。そういえば、働き始めた時、お水が入ったままのペットボトルを全部ゴミ袋につっこみ、「重い・・。」と引きずってゴミを出しているスタッフたちを初めて見たときは、かなりびっくりしたなぁ。あれは、一種のカルチャーショックだった。そうそう、いつか処理が面倒くさいから、揚げ物はあんまりしない、と言ったら、イタリア人の社長を含め、みんなに「なんで??」と真剣に不思議そうな顔をされたこともあった。みんな油は普通にシンクの流しに流してしまっているらしい。新聞紙に含ませたり、凝固剤で固まらせたりして処理しているのは日本だけ??後で夫にも聞いてみよう。
2005年06月02日
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