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田沼建治 『幻の北海道殖民軌道を訪ねる』 交通新聞社新書。副題が「還暦サラリーマン北の大地でペダルを漕ぐ」。還暦を迎えてからの旅に関するものと思って買ったが、正確には、東京に勤務しながら、時間を見つけて、北海道の線路跡を訪ねるという、四年(暦では五年)をかけての(54歳から58歳の間の)旅行の記録。専門の文章家による本ではなく、やや荒削りな印象を受けるが、旅行社等の人々が記した、規格ものの旅のメモとは違って、手作り感と臨場感がある。---------------------------------青山潤 『アフリカにょろり旅』 講談社文庫。毎日新聞の読書欄で『うなドン』という本を知り、これと一緒に入手した。裏表紙の紹介文には「爆笑アフリカ冒険記」とある。宣伝のためなのだろうが、「爆笑」の二文字は不要だ。最初の2ページを読むだけで、面白さは、すぐにわかる。自分自身を客観視することから生まれてくる「おかしみ」がいい。
2011年04月09日
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